JP2002365065A - ナビゲーション装置、地図の表示方法、画像表示装置、プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、地図の表示方法、画像表示装置、プログラム

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JP2002365065A
JP2002365065A JP2001177759A JP2001177759A JP2002365065A JP 2002365065 A JP2002365065 A JP 2002365065A JP 2001177759 A JP2001177759 A JP 2001177759A JP 2001177759 A JP2001177759 A JP 2001177759A JP 2002365065 A JP2002365065 A JP 2002365065A
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Hideko Kimura
秀子 木村
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れたナビゲーション装置、地図の
表示方法、画像表示装置等を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 地点指定受付部にて地図Mを表示すべき
地点が指定されると、表示制御部は、指定された地点の
数に基づいて表示部15の表示領域を分割する。そし
て、分割されたそれぞれの表示領域に、指定された地点
の地図Mを表示することによって、複数の地点の地図M
を表示部15に表示させるようにした。例えば、地図M
を表示すべき地点として地点A〜Dの4つの地点をユー
ザが指定した場合には、地点A〜Dそれぞれを中心とす
る4つの地図Mが表示部15にて同一表示画面上に表示
される。よって、複数の地点の地図Mの比較、確認を容
易に行うことができる。また、渋滞情報等の交通情報T
を地図Mに付加して表示させることもできるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作性に優れたナ
ビゲーション装置、地図の表示方法、画像表示装置、プ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、上空を軌道とするGPS(Global
Positioning System:全地球測位システム)衛星を利
用して自位置や移動速度をリアルタイムで求めることの
できるナビゲーション装置が、自動車等の移動体搭載用
あるいは携帯用として広く普及し始めている。ナビゲー
ション装置においては、電子化された地図データに基づ
いてモニタ上に地図を表示する。特に、移動体搭載用の
ナビゲーション装置では、ユーザが設定したルートに基
づいて進路方向をガイダンスする機能が備わっている。
【0003】ユーザがルートを設定する際には、少なく
とも、出発地と目的地を指定する。すると、ナビゲーシ
ョン装置は、指定された出発地と目的地の2点間を結ぶ
最適なルートを探索して生成し、推奨ルートとしてユー
ザに提示する。またユーザは、目的地到着の前に立ち寄
りたい地点や、交差点,インターチェンジ,ランプ等の
走行中の目印となるような地点を経由地として任意に指
定することもできる。この際、複数の地点を経由地とし
て指定することが可能である。このようにしてユーザに
より経由地が指定された場合には、ナビゲーション装置
は出発地、1以上の経由地、目的地の間を結ぶ最適なル
ートを探索する。ユーザが経由地を特に指定しない場合
であっても、ナビゲーション装置がユーザに推奨ルート
を提示する際には、例えば図16に示すように出発地と
目的地の間に位置する地点を経由地としてユーザに提示
することもできる。これにより、ユーザは道順やガイド
ポイントのイメージを出発前に予め把握することができ
るようになっている。
【0004】ところで、ナビゲーション装置では、任意
の地点を指定することにより、その地点に関する情報、
例えばその地点を中心とした地図をモニタ上に表示する
こともできる。例えば、ユーザがa地点周辺の地図を見
たい場合には、名称リストにて地点aを指定するか、モ
ニタ上に表示された地図をスクロールさせてa地点を指
定し、所定の操作を行うことによりa地点周辺の地図を
モニタ上に表示させることができる。
【0005】また近年、道路上に設置したビーコン(情
報通信施設)やFM(周波数変調)多重放送などを使っ
て、渋滞、事故、交通規制、駐車場などの交通情報をリ
アルタイムで提供するシステムとして、VICS(Vehi
cle Information and Communication System:道路交通
情報通信システム)が普及しつつある。こうしたVIC
S情報を受信するユニットを備えたナビゲーション装置
においては、VICS情報に基づいて交通規制や交通事
故などによる交通障害情報や渋滞の情報を文字情報や図
形情報としてモニタ上に表示することが可能となってい
る。これにより、車両の進行方向、すなわち推奨ルート
上に対応した渋滞情報が提供されるため、ユーザは現在
走行中の道路に関する渋滞情報のみならず、経由地や目
的地付近の渋滞情報についても適宜入手しうる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法により名称リストの中から1つの地点を選択してそ
の地点を中心とする地図をモニタ上に表示させる場合に
は、以下のような問題がある。例えば、ルートを設定す
るに際し、名称リストの中にb地点,c地点,d地点の
3つの経由地候補があったとする。この場合には、ユー
ザは名称リストの中からb地点を選択してモニタ上にそ
の地図を表示させ、その内容を確認した後、b地点を経
由地として設定する場合には所定の操作を行う。その
後、同様の手順でc地点,d地点についても地図の表
示、内容確認、経由地の設定という操作を繰り返す必要
があった。つまり、ユーザは複数回の操作を強いられ、
この操作を煩わしく感じるとともに、地図の確認および
経由地の選択に時間がかかっていた。こうした問題は、
経由地候補が多くなればなるほど顕著となっている。
【0007】またd地点の地図がモニタ上に表示される
際には、b地点,c地点の地図の表示は終了している。
このように時間差をもって複数地点の地図を確認し、そ
のいずれかを例えば経由地として選択する場合には、ユ
ーザは現在表示されている地図(例えばd地点の地
図)、前回表示された地図(例えばc地点の地図)、前
々回表示された地図(例えばb地点の地図)をそれぞれ
記憶しておかなければならなかった。候補地が多い場合
には先に表示された地図の記憶が曖昧となり、一旦確認
した地図を再度表示させるための操作を行い、地図の内
容を再確認するということもしばしば行われており、ユ
ーザにとって操作性に優れているとは言い切れなかっ
た。
【0008】また推奨ルート上の交通情報を確認したい
場合、ユーザは推奨ルートを辿りながら順次交通情報を
見ていくこととなる。ここで、ユーザがVICS情報を
入手するための所定の操作を行った結果、VICSセン
タから受信した情報が複数、例えば5つの地点に関する
ものであったとする。この場合には、ユーザはまず1つ
目の地点の交通情報をモニタに表示させて内容を確認
し、次いで2つ目の地点の交通情報を表示させ、内容を
確認する。そして、残り3つの地点の交通情報について
も、交通情報の表示、内容確認、という操作を順次繰り
返さなければならなかった。ユーザが複数のVICS情
報のうち、一度確認したものを再度見たいのであれば、
もう一度見たい地点に戻って地図を表示させる必要があ
り、このような点も操作性を低下させる一因となってい
た。本発明は、このような技術的課題に基づいてなされ
たもので、操作性に優れたナビゲーション装置、地図の
表示方法、画像表示装置等を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のナビゲーション装置は、地点指定受付部が地図を表
示すべき地点の指定を受け付けると、表示制御部が指定
された複数の地点の地図を表示部に表示させることを特
徴とする。より詳しくは、表示制御部は、ユーザにより
指定された地点の数に基づいて表示部の表示領域を分割
する。そして、分割されたそれぞれの表示領域に、指定
された地点の地図(以下、適宜「地点地図」という)を
表示することによって、複数の地点地図を表示部に並べ
て表示させるのである。例えば、地図を表示すべき地点
として4つの地点をユーザが指定した場合には、その4
つの地点それぞれを中心とする4つの地点地図が同一表
示画面上に表示されるのである。また、指定された地点
に基づいた表示用リストを生成し、この表示用リストに
含まれる地点の数に基づき表示部の表示領域を分割する
ようにしてもよい。
【0010】さらにまた、本発明のナビゲーション装置
では、表示部に複数の地点地図を表示させた状態でルー
トを設定することができる。つまり、地点地図が表示さ
れている地点の少なくとも1つに対し、出発地、到達
地、経由地のいずれかとする設定がなされると、ルート
探索制御部は設定された地点に基づいたルートを探索す
るのである。よって、ルート設定の際に候補地が複数存
在する場合であっても、複数の地点地図を比較、確認し
ながらルートの設定を行うことができる。また本発明の
ナビゲーション装置において、交通情報を取得する交通
情報取得部をさらに備え、地図に交通情報を付加して表
示させるようにしてもよい。
【0011】本発明の地図の表示方法は、複数の地点に
ついて地図表示の指定がなされたときに、これら複数の
地点の数に基づき、地図表示装置の表示領域を分割す
る。そして、分割された表示領域のそれぞれに地点地図
を表示することにより、複数の地点地図を同一表示画面
上に表示する。このとき、分割された表示領域のサイズ
に対応し、地点地図のサイズまたは表示エリアを設定す
ることができる。ここで、地点地図のサイズまたは表示
エリアの設定とは、表示領域のサイズに合致するよう、
表示すべき地点地図の画像処理、具体的には地図の拡大
・縮小、地図の縮尺変更、地図の切り取り等を行うこと
をいう。なお、このようにして同一画面上に表示された
複数の地点地図の中から任意の地点地図が選択された場
合には、その選択された地図を拡大表示させることもで
きる。
【0012】さらにまた、本発明は、指定された画像の
数に基づき表示領域を分割し、この分割された表示領域
に複数の画像を表示することを特徴とする画像表示装置
を提供する。より詳しくは、表示領域設定手段は指定さ
れた画像の数に基づき表示領域を分割し、それぞれの表
示領域のサイズを算出する。次いで画像サイズ変更処理
手段が画像を表示領域のサイズに合わせる処理を行い、
表示制御手段は画像サイズ変更処理がなされた複数の画
像を、分割された表示領域にそれぞれ表示させるのであ
る。ここで、画像が地図である場合における画像サイズ
変更処理の例としては、地図の拡大・縮小、地図の縮尺
変更、地図の切り取り等がある。なお、地図以外の画像
を対象とすることももちろん可能である。また本発明の
画像表示装置において、地点データ格納手段と地点抽出
手段とをさらに備え、例えばルート探索を行った結果等
を参照して地図を表示すべき画像を指定することもでき
る。つまり、地点抽出手段は、外部から指定された条件
を満たす地点を複数の地点データから抽出する。そし
て、地点抽出手段で抽出された地点の地図を画像指定手
段が表示すべき画像として指定を受け付けるようにして
もよい。つまり、地名検索、名称検索、ジャンル別検索
等の検索結果リスト、または/およびルート探索を行っ
た探索結果リストを参照して、これらのリスト中の地点
の地図を、表示すべき画像として指定することができる
のである。
【0013】また、本発明は、以下のような処理を地図
画像を表示するコンピュータ装置に実行させるプログラ
ムとして捉えることもできる。すなわち、このプログラ
ムでは、地図表示要求を受けた地点の数に基づき、地点
の地図画像それぞれの表示サイズを算出する。そして、
地図表示要求を受けた地点の地図画像を、算出した表示
サイズにてコンピュータ装置の同一表示画面上に出力す
るのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態におけるナビゲーション装置(地図表示装置、画
像表示装置)1の全体構成を説明するためのブロック図
である。図1に示すように、本実施の形態におけるナビ
ゲーション装置1は、ガイダンス用の音声を出力するス
ピーカ11、リモートコントローラやコントロールパネ
ル等の操作部12、インターネット等と接続を行うため
の通信手段である通信端末13、所定の広域エリアの地
図データが格納されている、CD(Compact Disc)−R
OM(Read Only Memory)やDVD(Digital Versatil
e Disc)−ROM等の記録ディスク(地図データ格納
部、地点データ格納部)を搭載するディスクドライブ1
4、地図等の画像を表示する液晶表示ディスプレイ等の
モニタからなる表示部(表示手段)15、自車位置(自
位置)の測位を行う測位ブロック16、装置全体を制御
する制御ブロック17、渋滞、事故、交通規制、駐車場
などの交通情報を取得する交通情報受信ブロック18、
を備えて構成されている。
【0015】記録ディスクには、同一地域に対して縮尺
の異なる複数種類の地図データが格納されている。ま
た、ノード(地点)等の地点データおよび施設の名称等
の検索データについても、記録ディスクに地図データと
関連付けて格納されている。なお、本実施の形態におい
ては、地点データおよび検索データを総称して地点デー
タということとする。
【0016】測位ブロック16は、GPS衛星から発信
された信号を受信するGPSアンテナ21、GPSアン
テナ21から得た信号に基づいて測位を行なうGPS測
位部22、当該ナビゲーション装置1が搭載された車両
(移動体)の車速を検出する車速センサ23、車両の回
転変位を検出するジャイロセンサ24、車速センサ23
およびジャイロセンサ24で得た検出値に基づいてGP
S測位部22での測位結果を補正する測位補正部25、
を備えている。
【0017】制御ブロック17は、システム全体の制御
や演算処理を行うCPU30、DRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)等からなる内部記憶装置としてのR
AM31、ナビゲーション装置1を作動させるための所
定のプログラムが格納されたROM32、スピーカ11
で出力する音声の制御を行う音声制御部33、操作部1
2からの入力信号を制御する入力制御部(地点指定受付
部、画像指定手段)34、ユーザが設定した出発地、経
由地、目的地(到達地)に基づいて推奨ルートを算出す
る経路設定制御部(ルート探索制御部)35、着脱自在
に装着される携帯型電話端末やPDA(Personal Digit
al Assistant)のような携帯型情報端末等の通信端末1
3を通じてインターネット等と通信を行う通信部36、
ディスクドライブ14等を制御する記憶制御部(地点抽
出手段)37、を備えている。入力制御部34は、ユー
ザが操作部12にて所定の操作を行うと、地図を表示す
べき地点の指定を受け付ける。また表示部15に複数の
画面が表示された状態(例えば、4画面表示、8画面表
示等、いわゆるマルチ画面表示となっている状態)で、
ユーザがカレント画面、すなわちアクティブになってい
る画面を選択すると、これを受けて入力制御部34はカ
レント画面の切り替えを行う。
【0018】交通情報受信ブロック18は、FM多重受
信機41と、ビーコン受信機42と、交通情報処理制御
部(交通情報取得部)43と、を備えている。FM多重
受信機41は、FMアンテナにより交通情報のデータを
含むFM多重放送波を受信し、これを復調することによ
って多重化されている交通情報のデータを出力する。ビ
ーコン受信機42は、ビーコンアンテナによって電波
(又は光)ビーコン発信機からの交通情報のデータを含
む信号を受信し、その信号を復調することによって交通
情報のデータを得て出力する。交通情報処理制御部43
は、FM多重受信機41,ビーコン受信機42によって
受信された渋滞情報などの交通情報のデータ、いわゆる
VICS情報を処理し、FM多重受信機41およびビー
コン受信機42にて受信された交通情報のデータをRA
M31に格納する。
【0019】ところで、本実施の形態のナビゲーション
装置1では、複数の地点の情報(地図)を表示部15に
同時に表示する。このとき表示部15には、表示する地
点の数に応じた数の地図が、表示部15の表示領域を分
割することによって表示される。このような構成を実現
するため、前記制御ブロック17は、表示部15での描
画を制御する表示制御部(表示制御手段)38、ユーザ
からの指示に基づき表示用リストを生成し、この表示用
リスト中の地点の数に基づき1地点あたりの表示エリア
のサイズを計算する表示サイズ設定制御部39、をさら
に備えている。
【0020】表示サイズ設定制御部39は、ユーザから
の指示に基づき表示用リストを生成し、この表示用リス
ト中の地点の数(以下、適宜「リスト件数」という)に
基づき1地点あたりの表示領域のサイズ(以下、「表示
サイズ」という)を計算するため、表示用リスト生成部
39aと、表示サイズ計算部(表示領域設定手段)39
bを備えている。表示用リスト生成部39aは、ユーザ
が地図を表示すべき地点として指定した地点を列挙した
表示用リストを生成する。例えばユーザは、ルート設定
の際に適宜参照される、任意地点リスト、検索結果リス
ト、探索結果リスト等の中から、地図の表示を希望する
任意の地点を指定することができる。ここで任意地点リ
ストとは、図2に例示した任意地点リストOのように、
ユーザがお気に入りの場所、よく行く場所等を任意に登
録したいわゆるマークリストである。また、検索結果リ
ストとは、図3に例示した検索結果リストSのように、
例えば施設や店舗等の名称、周辺検索(現在地や任意地
点の近くにある施設・店舗等を検索)、ジャンル別検索
(遊びや観光・宿泊,車・交通,食事等、大きなジャン
ルから細かなカテゴリーへ絞り込む検索)等を行った結
果のリストである。図3では、ジャンルの中から「遊
び」を選択し、ジャンル別検索を行った結果生成された
検索結果リストSを示している。さらに探索結果リスト
とは、図4に例示した探索結果リストRのように、ユー
ザが出発地、目的地等を入力し、これを受けてナビゲー
ション装置1により推奨ルートとして提示された結果を
示すリストである。
【0021】ユーザが図2の任意地点リストOに基づ
き、地図の表示を希望する複数の地点を指定し、これを
受けて表示用リスト生成部39aが表示用リストLを生
成した状態を図5に示す。図5に示すように、表示用リ
ストLには、その地点の名称の他に、その名称と対応す
る地点データDの情報も盛り込まれる。ここで、地点デ
ータDとは、例えば地図上の座標データやその地点の緯
度・経度情報である。なお、表示用リストLはRAM3
1に格納されるが、表示部15に出力されるものではな
い。
【0022】表示サイズ計算部39bは、表示用リスト
生成部39aにより生成された表示用リストL中のリス
ト件数に基づき、表示部15の表示領域を複数のエリア
に分割するため、各エリアの表示サイズ(分割された表
示領域のサイズ)を計算する。リスト件数が偶数の場合
には、そのリスト件数の数と一致するように表示領域を
分割することによって、各エリアの表示サイズが計算さ
れる。また、リスト件数が奇数であって、そのリスト件
数の数と一致するように表示領域を分割することが困難
である場合、例えば、リスト件数が奇数かつ素数となる
ような場合には、その素数より大きい数で最も近い非素
数と一致するように表示領域を分割することによって、
各エリアの表示サイズを計算することができる。但し、
リスト件数が奇数かつ素数であっても、リスト件数が3
件であれば単に表示領域を3分割することにより各エリ
アの表示サイズを計算することができる。この表示サイ
ズの計算の際には、例えば表示部15の画素数(例え
ば、640×480ドット)に基づき設定される装置固
定値が参照される。つまり、表示サイズ計算部39b
は、任意地点を中心とする地点地図の表示サイズをどれ
くらいとすれば効率良く(見やすい大きさで)複数の地
点地図を表示部15に表示することができるか、を算出
するのである。また、表示サイズ計算部39bでは、地
図の視認性の低下を防止すべく、同時に表示できるリス
ト件数Nの上限として規定値Kを保持することができ
る。
【0023】表示制御部38は、グラフィックコントロ
ーラ(表示サイズ変更手段、画像サイズ変更処理手段)
38aと、ビデオRAM38b、を備えている。グラフ
ィックコントローラ38aは、前述した表示サイズ設定
制御部39からの指示に基づき、ディスクドライブ1
4、RAM31から読み出した地図等の画像データをビ
デオRAM38bに展開して記憶させ、ビデオRAM3
8bに記憶された地図等の画像データを表示部15に表
示させる。また、グラフィックコントローラ38aは、
前述した表示サイズ設定制御部39からの指示に基づ
き、地図等の画像データの画像サイズ変更処理を行う。
ここで、画像サイズ変更処理とは画像の拡大・縮小、画
像の切り取り等であって、画像が地図である場合には、
地図の拡大・縮小、地図の縮尺変更、地図の切り取り等
が画像サイズ変更処理の例として挙げられる。
【0024】なお、本実施の形態において、地図の拡大
・縮小とは、同一の地図を用いてその地図の大きさ(ズ
ーム)を変更することをいう。例えば、地図を100%
表示から200%表示にするような場合を地図の拡大、
逆に地図を100%表示から50%表示にするような場
合を地図の縮小という。地図を拡大する場合の一例とし
ては、地図を表示サイズ分に切り取ったのみではユーザ
が指定した地点周辺の情報が見づらいような場合(例え
ば、道路名、建物の名称等が小さくて読めない場合)が
挙げられる。また地図を縮小する場合の一例としては、
地図を表示サイズ分に切り取ったのみではユーザが指定
した地点周辺の情報が少なくなってしまうような場合が
挙げられる。つまり、グラフィックコントローラ38a
は地図の視認性を向上させるべく、適宜地図の拡大また
は縮小を行った後、地図を表示サイズ分の大きさに切り
取るのである。一方、地図の縮尺変更とは、縮尺の異な
る複数種類の地図を使用して、地図の表示を切り替える
ことをいう。例えば、広域地図から詳細地図への変更
や、1/1500の縮尺の地図から1/3000の縮尺
の地図に変更する場合が地図の縮尺変更である。地図の
縮尺変更は、地図の拡大・縮小と同様に地図の視認性を
向上させるために行われる処理である。なお、上記の地
図拡大・縮小処理と縮尺変更処理は、いずれか一方のみ
を行うようにすることも可能であるし、地図の縮尺変更
処理を優先して行い、縮尺変更ができない場合に地図拡
大・縮小処理を行うような構成とすることもできる。
【0025】このような構成のナビゲーション装置1で
は、ユーザがルートを設定するにあたって地図を参照し
たい複数の地点を選択すると、その地点の数に基づき、
表示部15の表示領域を複数のエリアに分割する。そし
て、分割されたそれぞれの表示領域に複数の地点の地図
を表示することができる。また、このような構成のナビ
ゲーション装置1では、ユーザの指示に基づき複数の地
点の地図を同一表示画面上に表示できるのみならず、複
数の地点の交通情報(の画像)を同一表示画面上に表示
することも可能である。さらに、このようなナビゲーシ
ョン装置1では、このようにして同一表示画面上に地図
が表示された複数の地点の中から、ユーザが任意の地点
を経由地または目的地として指定することもできる。こ
れには、ユーザは、表示部15上に表示された複数の地
点の中からカレント画面の選択を適宜切り換え、希望の
地点の地図をカレント画面とした状態で、この地点を経
由値や目的地とするための所定の操作を行う。このよう
な操作がなされたことを入力制御部34から受けた経路
設定制御部35では、指定された地点を経由値や目的地
としてルート探索を実行するのである。
【0026】次に、上記のような構成からなるナビゲー
ション装置1の制御方法について説明する。図6は、本
実施の形態におけるナビゲーション装置1が、ユーザが
選択した複数の地点の地図を表示部15に表示し、さら
にこれらの地点から任意の地点を経由地または目的地と
して指定したときに、ルート探索を実行する際のメイン
ルーチンを示す図である。図6に示すように、メインル
ーチンは、地図表示処理(ステップS101)とキー入
力処理(ステップS102)とからなる。
【0027】まずメインルーチンにおける地図表示処理
(ステップS101)の概略を説明する。ユーザが、図
2に示した任意地点リストO、図3に示した検索結果リ
ストS、図4に示した探索結果リストRを適宜用いて地
図を参照したい地点(以下、適宜「地図表示地点」とい
う)を指定すると、表示用リスト生成部39aは地図表
示地点を列挙した表示用リストLを生成する(図5参
照)。この表示用リストLのリスト件数(地図を表示す
べき地点の数)Nに基づき、表示サイズ計算部39bは
表示部15に表示される表示用リストL中の1件あたり
のエリアの表示サイズを計算する。そして表示制御部3
8は、図7に示すように、複数の地点の地図(表示サイ
ズ分の地図)Mを表示部15に表示するのである。キー
入力処理(ステップS102)では、図7に示したよう
に表示部15に複数の地点の地図(画像)Mが表示され
た状態で、ルートの設定(例えば、ルートの出発地の設
定、ルートの経由地の設定、ルートの目的地の設定)や
任意に選択した地点の地図Mを拡大するための操作がユ
ーザにより行われる。つまり、表示部15に表示された
複数の地点の地図Mの中からカレント画面、すなわちア
クティブになっている画面(地図M)を指定し、所定の
操作をすると、この地点を出発地、経由地、目的地等と
して設定したり、この地点の地図Mを拡大表示したりす
ることができるのである。以下、地図表示処理(ステッ
プS101)およびキー入力処理(ステップS102)
の詳細を説明する。
【0028】はじめに、ステップS101における地図
表示処理(地図表示ルーチン)の詳細を図8に示す。地
図表示ルーチンは、表示サイズ設定制御部39による表
示用リストLの生成と、リスト件数Nに基づき表示用リ
ストL中の1件あたりのエリアの表示サイズを計算する
地点地図編集処理とから主に構成される。まずステップ
S201において、表示サイズ設定制御部39は入力制
御部34からの出力信号に基づき、ユーザによる任意地
点の表示指示があるか否かを判定する。例えば、ユーザ
が操作部12にて所定の操作を行い、図2に示したよう
な任意地点リストOを表示させたものとする。ステップ
S201において、ユーザから任意地点の表示指示がな
いと判定された場合には、ステップS204に進む。
【0029】一方、図2に示した任意地点リストO中に
ユーザが地図Mを参照したい地点があったとする。この
場合にユーザがそれらの地点と地図表示ボタンB1とを
選択すると、表示サイズ設定制御部39により任意地点
の表示指示ありと判定され、ステップS202に進む。
ここで図2は、カーショップ橋本(I1)、吉祥寺会館
(I2)、パレス武蔵野(I3)、知人である徹さん宅
(I4)の4つの地点をユーザが地図Mを表示したい地
点(以下、「地図表示地点I」という)として選択した
状態を示している。なお、ユーザが誤って操作を行い、
地図表示を欲しない地点を地図表示地点Iとして選択し
てしまった場合には、その地点および選択取消ボタンB
2を選択することにより地図表示の指定を取り消すこと
ができる。また任意地点リストOに表示されたすべての
地点について地図表示を行いたい場合には、「すべて選
択」というボタンB3と地図表示ボタンB1を選択する
ことにより、簡単に複数の地点を地図表示地点Iとして
選択することが可能となっている。
【0030】ステップS202では、表示用リスト生成
部39aがユーザが選択した地図表示地点Iを一覧表示
した表示用リストLを生成する。ここで、図2に示した
ように、ユーザが地図表示地点IとしてI1〜I4の4
つの地点を選択している場合には、例えば図5に示した
ような表示用リストLが生成され、RAM31に格納さ
れる。ステップS202にて表示用リストLが生成され
ると、ステップS203に進む。ステップS203では
後述する地点地図編集処理(地点地図編集ルーチン)が
行われる。
【0031】一方、ステップS201で「No」となっ
た場合、およびステップS203が完了した時点でステ
ップS204に進む。ここでは、表示サイズ設定制御部
39は検索結果の表示指示があるか否かを判定する(ス
テップS204)。ステップS204において検索結果
の表示指示がないと判定されると、ステップS207に
進む。なお、ステップS201で「Yes」となった場
合、ステップS204では「No」と判定される。一
方、例えばユーザがジャンル別検索を行い、その結果と
して図3に示したような検索結果リストSが表示された
とする。図3に示した検索結果リストS中にユーザが地
図Mを参照したい地点があったとする。この場合にユー
ザがそれらの地点と地図表示ボタンB1とを選択する
と、表示サイズ設定制御部39により検索結果の表示指
示ありと判定され、ステップS205に進む。ステップ
S205では、上述のステップS202と同様に表示用
リスト生成部39aにより表示用リストLが生成され
る。図3では、ユーザが「すべてを選択」というボタン
B3および地図表示ボタンB1を選択し、検索結果リス
トSに表示された15件(I5〜I19)すべてを地図
表示地点Iとした状態を示している。この場合、ユーザ
が選択したI5〜I19が表示用リストLに列挙される
こととなり、表示用リストLにおけるリスト件数Nは1
5件となる。またステップS206における処理は上述
のステップS203の処理と同様であり、後述する地点
地図編集ルーチンが行われる。
【0032】次に、ステップS207に進んだ場合の処
理について説明する。ステップS207では、探索結果
の表示指示があるか否かが判定される。ここでステップ
S201で「Yes」の場合、つまり任意地点リストO
の中から地図Mを参照する地点を選択した場合、ステッ
プS204で「Yes」の場合、つまり検索結果リスト
Sの中から地図Mを参照する地点を選択した場合には、
ここで「No」と判定される。またルート探索を行った
場合でも、図4に示したような探索結果リストRの中に
ユーザが地図Mを参照したい地点がなければ探索結果の
表示指示なしと判定され、ステップS210に進む。一
方、図4に示したように探索結果リストRの中にユーザ
が地図Mを参照したい地点がいくつかあったとする。こ
の場合に、ユーザが所定の操作を行うと、探索結果の表
示指示ありと判定され、ステップS208に進む。ステ
ップS208では、上述のステップS202と同様の処
理が行われ、またステップS209における処理は上述
のステップS203の処理と同様、後述する地点地図編
集ルーチンである。
【0033】さてここで、ステップS203、S20
6、S209における地点地図編集ルーチンの詳細を図
9に示す。まず、ステップS301において表示サイズ
計算部39bは、ステップS202にて生成された表示
用リストL中のリスト件数Nに基づき、リスト1件あた
りのエリアの表示サイズを計算する。ここで、表示部1
5のサイズが図2に示したようにW×Hであり、またリ
スト件数Nが図5に示したように4件であったとする。
この場合には、表示サイズ計算部39bは図10(a)
に示すように表示部15の画面が4分割となるようにエ
リアを形成し、各エリアの表示サイズをW/2×H/2
とする。例えば、リスト件数Nが6件であれば図10
(b)に示すように各エリアの表示サイズはW/3×H
/2(またはW/2×H/3)、リスト件数Nが8件で
あれば図10(c)に示すように各エリアの表示サイズ
をW/4×H/2(またはW/2×H/4)として計算
することができる。さらにまた、リスト件数Nが1、
2、3以外の素数、例えば5件であったとする。この場
合には、素数5以上で最も近い非素数、つまりリスト件
数Nが6件であるとして各エリアの表示サイズをW/3
×H/2(またはW/2×H/3)とし、6つのエリア
のうち1つをブランクとすることができる(図10
(d)参照)。なお、表示サイズ計算部39bは、エリ
アの表示サイズの縦横比がなるべく1に近くなるよう、
表示サイズの計算を行うのが好ましい。
【0034】ステップS301において表示サイズ計算
部39bにより、リスト1件あたりのエリアの表示サイ
ズが計算されると、ステップS302に進む。ステップ
S302において、表示サイズ設定制御部39からの指
示を受けた記憶制御部37は、地図表示地点Iの位置情
報を参照して地図表示地点I周辺の地図データを記録デ
ィスクから読み出し、この地図データを表示制御部38
に送る。ステップS303では、読み込んだ地図Mをビ
デオRAM38bに格納する。このとき、グラフィック
コントローラ38aが、ステップS301で計算したエ
リアの表示サイズに各地点の地図Mのサイズが合致する
ように地図Mを切り取り、あるいは拡大・縮小(あるい
は適宜縮尺変更)した後、これをビデオRAM38bに
格納する。具体例を挙げると、カーショップ橋本(I
1)の表示サイズはW/2×H/2として計算されてい
る。よって地図表示地点I1については、カーショップ
橋本(I1)が位置する地点が中心となり、かつW/2
×H/2の表示サイズの地図Mがグラフィックコントロ
ーラ38aによりビデオRAM38bに格納される。ス
テップS304において表示サイズ設定制御部39は、
表示用リストLに含まれる全ての地図表示地点Iについ
てステップS302およびステップS303の処理が行
われたか否かを判定する。ここで、未処理の地図表示地
点Iが残っていると判定された場合にはステップS30
2に戻り、処理を繰り返す。一方、全ての地図表示地点
IについてステップS302およびステップS303の
処理が行われたと判定された場合には地点地図編集ルー
チンを終了し、図8のステップS204に進む。
【0035】続いて、上記したようなステップS201
〜S209を適宜経て、ステップS210に進んだ場合
の処理について説明する。ステップS210では、交通
情報処理制御部43において交通情報を受信したか否か
が判定される。ステップS210において交通情報の受
信がないと判定されると、ステップS212に進む。一
方、ステップS210において交通情報の受信ありと判
定されると、ステップS211に進む。ステップS21
1では交通情報編集処理(交通情報編集ルーチン)が行
われる。
【0036】ステップS211における交通情報編集ル
ーチンの詳細を図11に示す。なお、RAM31に4つ
の地点に関する交通情報T(仮に、交通情報T1〜T4
とする)が格納されており、また表示用リストLのリス
ト件数Nは4件(仮に、地図表示地点Iとして地点A、
地点B、地点C、地点Dが選択されているものとする)
が列挙されているものとして以下の説明を行う。まず、
ステップS401では交通情報処理制御部43を介して
RAM31に格納された交通情報T1の読み込みが行わ
れる。続くステップS402において表示サイズ設定制
御部39は、表示用リストLを参照して地点Aの位置情
報等を読み出し、ステップS403に進む。ステップS
403では、表示サイズ設定制御部39がステップS4
01にて読み込んだ交通情報T1が地点Aに関連する情
報、すなわち地点A周辺の交通情報であるか否かを判定
する。ここで、交通情報T1が地点A周辺の交通情報で
ないと判定されると、ステップS405に進む。一方、
交通情報T1が地点A周辺の交通情報であると判定され
ると、ステップS404に進む。
【0037】ステップS404において表示サイズ設定
制御部39が地点A周辺の交通情報を表示制御部38に
送信すると、グラフィックコントローラ38aはビデオ
RAM38bに格納されている地点Aを中心とする地図
Mに当該交通情報T1を付加する処理を行う。地点Aを
中心とする地図Mに交通情報T1が付加されると、この
データは再びビデオRAM38bに格納される。続くス
テップS405では、交通情報T1が表示用リストL中
の4件の地図表示地点Iすべてについて参照されたか否
かが判定される。つまり、交通情報T1が地点A周辺の
ものか、地点B周辺のものか、地点C周辺のものか、地
点D周辺のものかという判定がすでに行われたかどうか
をチェックする。ここで、地点A〜地点Dのすべてにつ
いて交通情報T1が参照されている場合には、ステップ
S406に進む。一方、交通情報T1が地点A〜地点C
までは参照されたが、まだ地点Dについては参照されて
いないようなときはステップS402に戻り処理を繰り
返す。
【0038】ステップS406では、RAM31に格納
された交通情報T1〜T4全てについて読み込みが実行
されたか否かが判定される。ここで、交通情報T1〜T
4全てについて読み込みが終了している場合には交通情
報編集ルーチンを終了し、図8のステップS212の処
理に進む。一方、ステップS406において、まだ読み
込まれていない交通情報Tが残っていると判定された場
合には、ステップS401に戻って上記の処理を繰り返
す。
【0039】以上の交通情報編集ルーチンを終了する
と、図8のステップS212に進む。ステップS212
では、グラフィックコントローラ38aがビデオRAM
38bに格納されている地図M、すなわち地図表示地点
Iそれぞれを中心とする地図Mを読み出す。そして、こ
れらの地図Mを図7に示したように表示部15に出力す
るのである。ここで、上述の交通情報編集ルーチンにお
いて地点A、地点B、地点Dにはそれぞれ関連する交通
情報Tがあったが、地点C周辺の交通情報Tは得られな
かったとする。このような場合には、地点A、地点B、
地点Dについては交通情報Tが付加された状態の地図M
が、地点Cについては交通情報Tが付加されていない地
図Mがそれぞれ表示部15に表示されることとなる。
【0040】ところで、表示部15に同時に表示できる
地図Mの数が、表示サイズ計算部39bで保持した規定
値Kによって制限されている。ここで、上記のステップ
S202、ステップS205、ステップS208で生成
された表示用リストL中のリスト件数Nが規定値Kより
も多い場合の地点地図編集ルーチンの例を示す。上述の
通り、ステップS301では表示サイズ計算部39bに
より、リスト1件あたりのエリアの表示サイズが計算さ
れる。ここで、リスト件数Nが多くなればなるほど1つ
のエリアの表示サイズが小さくなり、各エリアに表示さ
れる地図Mの視認性が低下する。このため、表示サイズ
計算部39bでは、同時に表示できるリスト件数Nの上
限として規定値Kを保持することができる。例えば、規
定値Kに基づき算出される、表示部15に一度に表示可
能なリスト件数Nの最大値が9件であったとする。この
場合には、表示サイズ計算部39bは15件のリスト件
数Nを9件プラス6件と判断し、最初の9件分について
はW/3×H/3として表示サイズを計算し、残りの6
件分についてはW/3×H/2(またはW/2×H/
3)として例えば表示サイズを計算することができる。
この場合には、表示部15に最初の9件に対応する地図
Mが表示された後、残りの6件に対応する地図Mが表示
されることとなる。なお、15件すべてについてW/3
×H/3として表示サイズを計算し、表示部15に最初
の9件に対応する地図Mを所定時間表示させた後、1件
目の地図Mの表示を終了するとともに10件目の地図M
の表示を開始し、同様に2件目の地図Mの表示を終了す
るとともに11件目の地図Mの表示を開始するようにし
てもよい。
【0041】図12は、上記のようにして表示部15に
複数の地点の地図Mを表示した状態で、ルート探索を行
うために、これらの地点から任意の地点を経由地または
目的地として指定するときになされる、メインルーチン
の1つであるキー入力処理(キー入力ルーチン:図6中
のステップS102)の処理の流れを示すものである。
ステップS501において、入力制御部34は、ユーザ
が表示キーの操作を行ったか否かを判定する。ここで、
ユーザが表示キーの操作を行っていないと判定された場
合には処理を終了する。一方、ユーザが表示キーの操作
を行ったと判定された場合には、ステップS502に進
む。ステップS502において、入力制御部34は、ユ
ーザの操作がカレント画面選択の指示であるか否かを判
定する。ここで図7(a)に示したように、現時点では
地点Aがカレント画面として選択されているとする。な
お、ユーザがカレント画面を容易に認識できるよう、カ
レント画面として選択されている地点にはカレント画面
を強調表示するための額縁となるようなカレントCTが
設定されるものとする。このカレント画面を変更するた
めの所定の操作をユーザが行っていない場合には、ステ
ップS502においてカレント画面選択指示なしと判定
され、ステップS504に進む。一方、ステップS50
2においてカレント画面選択指示ありと判定された場合
には、ステップS503に進む。ここで、例えばユーザ
がカレント画面を地点Aから地点Cに変更させるための
操作を行っていた場合には、カレントCTが地点Aから
地点Cに移動するとともに地点Cがカレント画面として
設定され(図7(b)参照)、ステップS504に進
む。
【0042】ステップS504において、入力制御部3
4は、カレント画面で決定か否かを判定する。ここで、
「No」と判定されると処理を終了する。一方、ステッ
プS504において「カレント画面で決定」と判定され
た場合には、ステップS505に進む。このカレント画
面の決定はユーザの所定の操作に基づくものであっても
よいし、ある一定時間経過してもユーザからのカレント
画面選択指示がない場合には自動的に「カレント画面で
決定」と入力制御部34が判断するようにしてもよい。
【0043】ステップS505において、入力制御部3
4は、ユーザがカレント画面として設定されている地点
を目的地として設定する操作を行ったか否かを判定す
る。ユーザがカレント画面として設定されている地点
(以下、適宜「カレント地点」という)を目的地として
設定する操作を行い、ナビゲーション装置1側がこれを
受け付けると目的地設定指示ありと判定され、ステップ
S506に進む。ここで、ユーザが図7(a)に示した
地点Aをカレント地点とした状態でこの地点Aを目的地
として設定する操作を行ったとする。この場合には、こ
の地点Aが経路設定制御部35で設定されるルートの目
的地として設定されるようになっている。ステップS5
06においてカレント地点が目的地として設定されると
ステップS509に進む。
【0044】一方、ステップS505において「No」
と判定されると、ステップS507に進む。ステップS
507では、入力制御部34は、ユーザがカレント地点
を経由地として設定する操作を行ったか否かを判定す
る。ステップS507において、カレント地点を経由地
として設定する操作がなされていないと判定されると、
ステップS509に進む。一方、ユーザがカレント地点
を経由地として設定する操作を行い、ナビゲーション装
置1側がこれを受け付けるとステップS508に進む。
ここで、ユーザが図7(b)に示した地点Cをカレント
地点とした状態でこの地点Cを経由地として設定する操
作を行ったとする。この場合には、この地点Cが経路設
定制御部35で設定されるルートの経由地として設定さ
れるようになっている。ステップS508においてカレ
ント地点が経由地として設定されるとステップS509
に進む。
【0045】ステップS509では、入力制御部34
は、ユーザがカレント地点に対して拡大表示指示のため
の操作を行っているか否かを判定する。ここで、カレン
ト地点に対する拡大表示指示なしと判定されると、処理
を終了する。一方、ステップS509においてカレント
地点に対する拡大表示指示ありと判定されると、入力制
御部34は表示制御部38に対し拡大要求の出力を行
い、ステップS510に進む。ステップS510では、
入力制御部34からの拡大要求の出力を受けた表示制御
部38は、カレント地点の地図Mを拡大する処理を行
う。この際、カレント画面の表示サイズが予め設定され
た閾値より大きい場合には、カレント画面の大きさを変
えることなくカレント地点の地図Mを拡大してもよい。
ここで、カレント画面の大きさを変えることなくカレン
ト地点の地図Mを拡大するとは、グラフィックコントロ
ーラ38aが地図Mの大きさを拡大した上で、この拡大
された地図Mを表示サイズ分の大きさに切り取り、表示
部15に表示させることをいう。これとは逆に、カレン
ト画面の表示サイズが予め設定された閾値より小さい場
合には、図13(a)→(b)に示すように、カレント
地点の地図Mが表示部15全面に表示されるようにカレ
ント地点の地図Mを拡大してもよい。
【0046】次に、表示サイズ設定制御部39が交通情
報Tのみを一覧表示する際の処理を図14に示す。ここ
で上述のVICS情報には、文字メッセージを伝える
「文字表示型」、簡易図形で表示される「簡易地図表示
型」、ナビゲーション装置1の地図画面に交通情報を重
ね書きする「地図表示型」という3つのレベルがあり、
これらはそれぞれ画像情報として提供されるものであ
る。このようなVICS情報を複数の地点について受信
したものとして以下の説明を行う。まずステップS60
1において、表示サイズ設定制御部39は、RAM31
に格納された交通情報Tを読み込む。続くステップS6
02では、表示サイズ設定制御部39は、RAM31に
格納された交通情報Tの件数と規定値Kに基づき、表示
サイズを計算する。これを受けてグラフィックコントロ
ーラ38aは各交通情報Tを表示サイズ分の大きさとし
てビデオRAM38bに格納する(ステップS60
3)。ステップS604では、図15に示すように、グ
ラフィックコントローラ38aによりビデオRAM38
bに格納された交通情報Tが読み出され、表示部15に
表示される。なお、RAM31に格納された交通情報T
の件数が、同時に表示できるリスト件数Nの上限である
規定値Kを上回っていた場合には、図15に示したよう
に、複数回に分けて交通情報Tが表示部15に表示され
ることとなる。
【0047】上述したようなナビゲーション装置1によ
れば、例えば目的地候補となっている複数の地点を中心
とする地図Mを同時に表示部15に表示させることがで
きる。よって、ユーザはそれらの地図Mを比較しながら
目的地の選択および設定をすることができ、操作性が向
上する。しかも一般に、ルート設定の際には複数の経由
地が設定されることが多い。上記した構成によれば、例
えば、図10(c)に示したように8つの地点を中心と
する地図Mを表示部15に同時に表示し、それらを比較
しながらより好適な経由地を短時間で複数選択すること
ができる。また上記した構成によれば、VICS情報等
の交通情報Tを複数の地点について受信した場合であっ
ても、表示部15に複数の地点の交通情報T(の画像
(地図M))を一覧表示させることができる。よって、
ユーザは、交通情報の表示、内容確認、という操作を交
通情報Tの数だけ繰り返すことなく、短時間で複数の交
通情報Tの内容を確認することができる。
【0048】なお、上記実施の形態では任意地点リスト
O、検索結果リストS、探索結果リストRそれぞれにつ
いて表示指示があるか否か判定し、表示指示ありと判定
されると表示用リストLの生成、地点地図編集処理を行
った。しかしながら、地図表示を希望する任意地点の選
択、検索による地図表示地点の選択、探索による地図表
示地点の選択、という操作をそれぞれ行った後に、これ
らの地点を列挙した表示用リストLの生成、地点地図編
集処理を行うようにしてもよい。また、上記実施の形態
では複数の地点を中心とする地図Mを表示部15に表示
させた状態で任意の地点を経由地、目的地として設定す
る場合について説明したが、経由地、目的地に限らず、
出発地等についても同様に設定することができる。さら
にまた、上記実施の形態では交通情報受信ブロック18
がVICS情報を取得する場合について説明したが、V
ICS情報に限らず、ATIS(AdvancedTraffic Info
rmation Service)などのサービスを用いてリアルタイ
ムな交通情報を取得するようにしてもよいことはいうま
でもない。また、上記実施の形態では、表示部15上に
複数の地点の地図M、複数の地点の交通情報Tを表示さ
せるようにしたが、表示可能な情報はこれらに限られる
ものではない。例えば、新たに情報表示ボタンを設け
て、任意の地点と情報表示ボタンを選択することによ
り、例えば複数の施設情報、例えばその施設の外観を示
す画像情報,休業日,開園時間,閉園時間,入場料金,
何らかの催し物を実施中であるか、等の画像情報や文字
情報を、表示部15上を複数のエリアに分割することに
よって表示させることができ、ユーザが複数の目的地候
補の中から1つの目的地を選択する場合に便利である。
検索結果リストSから任意の地図表示地点Iを選択し情
報表示用の表示用リストLを生成させることもできる。
この場合には、表示用リストLに基づいて例えば複数の
施設情報、例えば休業日,開園時間,閉園時間,入場料
金,何らかの催し物を実施中であるか、等の文字情報
を、表示部15上を複数のエリアに分割することによっ
て表示させることができ、ユーザが複数の目的地候補の
中から1つの目的地を選択する場合に便利である。
【0049】以上、ナビゲーション装置1において複数
の地点を中心とする地図Mや複数の地点の交通情報Tを
表示部15に表示させる方法について説明をしたが、本
発明はこれに限られるものではない。例えば、ナビゲー
ション装置1以外にも、PDA(Personal Digital Ass
istant)、ノートパソコン、電子手帳等の携帯型端末、
パーソナルコンピュータ、等において複数の地点を中心
とする地図M等を表示させることも可能である。
【0050】また、上記実施の形態で示したような、表
示用リストLの生成処理および表示サイズの計算処理を
行うプログラムは、以下のような記憶媒体、プログラム
伝送装置の形態とすることもできる。すなわち、記憶媒
体としては、上記したようなプログラムを、CD−RO
M、DVD、半導体メモリを含む各種メモリ、ハードデ
ィスク等の記憶媒体に、ナビゲーション装置1等のコン
ピュータ装置が読み取り可能に記憶させれば良い。ま
た、プログラム伝送装置としては、上記したようなプロ
グラムを記憶させたCD−ROM、DVD、半導体メモ
リを含む各種メモリ、ハードディスク等の記憶手段と、
この記憶手段から当該プログラムを読み出し、当該プロ
グラムを実行する装置1側に、コネクタ、あるいはイン
ターネットやLAN等のネットワークを介して当該プロ
グラムを伝送する伝送手段とを備える構成とすれば良
い。このようなプログラム伝送装置は、ナビゲーション
装置等に、上記したような処理を行なうプログラムをイ
ンストールする際に好適である。これ以外にも、本発明
の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成
を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能
である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の地点地図の確認等における操作性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるナビゲーション装置の
構成を示す図である。
【図2】 任意地点リストの中から地図を表示すべき地
点を選択した状態を示す図である。
【図3】 検索結果リストの中から地図を表示すべき地
点を選択した状態を示す図である。
【図4】 探索結果リストの中から地図を表示すべき地
点を選択した状態を示す図である。
【図5】 地図を表示すべき地点を列挙した表示用リス
トを示す図である。
【図6】 本実施の形態におけるナビゲーション装置が
行うメインルーチンを示す図である。
【図7】 地点地図が表示部に出力された状態を示す図
である。
【図8】 表示サイズ設定制御部が表示用リストを生成
し、複数の地点の地図を表示部に表示する際の処理の流
れを示す図である。
【図9】 ステップS203、ステップS206、ステ
ップS209における地点地図編集ルーチンを示す図で
ある。
【図10】 (a)はリスト件数が4件である場合、
(b)はリスト件数が6件である場合、(c)はリスト
件数が8件である場合、(d)はリスト件数が5件であ
る場合、の表示サイズを示す図である。
【図11】 ステップS211における交通情報編集ル
ーチンを示す図である。
【図12】 ステップS102におけるキー入力ルーチ
ンを示す図である。
【図13】 カレント地点の地図拡大要求を受けて、表
示制御部がカレント地点の地図を拡大した状態を示す図
である。
【図14】 表示サイズ設定制御部が交通情報のみを一
覧表示する際の処理の流れを示す図である。
【図15】 複数の地点の交通情報を表示部に一覧表示
させた状態を示す図である。
【図16】 ナビゲーション装置が推奨ルートを提示す
る際に出発地と目的地の間に位置する地点を経由地とし
てユーザに提示した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置(地図表示装置、画像表示装
置)、12…操作部、15…表示部(表示手段)、34
…入力制御部(地点指定受付部、画像指定手段)、35
…経路設定制御部(ルート探索制御部)、37…記憶制
御部(地点抽出手段)、38…表示制御部(表示制御手
段)、38a…グラフィックコントローラ(表示サイズ
変更手段、画像サイズ変更処理手段)、38b…ビデオ
RAM、39…表示サイズ設定制御部、39a…表示用
リスト生成部、39b…表示サイズ計算部(表示領域設
定手段)、43…交通情報処理制御部(交通情報取得
部)、B1…地図表示ボタン、CT…カレント、D…地
点データ、I…地図表示地点、N…リスト件数、K…規
定値、L…表示用リスト、M…地図(画像)、O…任意
地点リスト、R…探索結果リスト、S…検索結果リス
ト、T…交通情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB23 HB24 HC08 HC11 HC13 HC24 HC26 HC27 HD03 HD23 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC04 AC06 AC08 AC13 AC14 AC18 AD07 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 BB15 EE10 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF32

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを格納する地図データ格納部
    と、 前記地図データに基づいて地図を表示させる表示部と、 前記地図を表示すべき地点の指定を受け付ける地点指定
    受付部と、 指定された複数の前記地点の地図を前記表示部に表示さ
    せる表示制御部と、を備えることを特徴とするナビゲー
    ション装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御部は、指定された前記地点
    の数に基づいて前記表示部の表示領域を分割し、分割さ
    れたそれぞれの前記表示領域に、指定された前記地点の
    地図を表示することによって、複数の前記地点の地図を
    前記表示部に並べて表示させることを特徴とする請求項
    1に記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 指定された前記地点に基づいた表示用リ
    ストを生成する表示用リスト生成部をさらに備え、 前記表示制御部は、前記表示用リストに含まれる地点の
    数に基づき、前記表示部の表示領域を分割することを特
    徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部に複数の前記地点の地図が表
    示された状態で、表示された前記地点の少なくとも一つ
    に対し、ルートの出発地、ルートの到達地、ルートの経
    由地のいずれかとする設定を受け付けたときに、設定さ
    れた前記地点に基づいたルートを探索するルート探索制
    御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 交通情報を取得する交通情報取得部をさ
    らに備え、 前記表示制御部は、前記地図に前記交通情報を付加して
    表示させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲー
    ション装置。
  6. 【請求項6】 地図表示装置における地図の表示方法で
    あって、 地図を表示すべき複数の地点の指定を受け付けるステッ
    プと、 指定された前記地点の数に基づき、前記地図表示装置の
    表示領域を分割するステップと、 分割された前記表示領域のそれぞれに前記地点の地図を
    表示することによって、複数の前記地点の地図を表示す
    るステップと、を有することを特徴とする地図の表示方
    法。
  7. 【請求項7】 前記地図を表示するステップでは、分割
    された前記表示領域のサイズに対応し、前記地点の地図
    のサイズまたは表示エリアを設定することを特徴とする
    請求項6に記載の地図の表示方法。
  8. 【請求項8】 表示された複数の前記地点の地図のう
    ち、特定の前記地図の選択を受け付けたときに、選択さ
    れた前記地図を拡大表示するステップをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の地図の表示方法。
  9. 【請求項9】 画像を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示すべき複数の画像の指定を受け付け
    る画像指定手段と、 前記画像指定手段にて指定された前記画像の数に基づき
    前記表示手段の表示領域を分割し、それぞれの表示領域
    のサイズを算出する表示領域設定手段と、 指定された前記画像を前記表示領域のサイズに合わせる
    画像サイズ変更処理手段と、 画像サイズ変更処理がなされた前記複数の画像を前記分
    割された表示領域にそれぞれ表示させる表示制御手段
    と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段に表示された前記画像は
    地図であることを特徴とする請求項9に記載の画像表示
    装置。
  11. 【請求項11】 前記地図中に含まれる複数の地点のデ
    ータを格納する地点データ格納手段と、 外部から指定された条件に基づき、複数の前記地点のデ
    ータから前記条件を満たす前記地点を抽出する地点抽出
    手段と、を備え、 前記画像指定手段は、前記地点抽出手段で抽出された前
    記地点の地図を、表示すべき前記画像として指定を受け
    付けることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装
    置。
  12. 【請求項12】 地図画像を表示するコンピュータ装置
    を制御するプログラムであって、 複数の地点に対する地図表示要求を受け付ける処理と、 前記地図表示要求を受けた前記地点の数に基づき、前記
    地点の地図画像それぞれの表示サイズを算出する処理
    と、 前記地図表示要求を受けた前記地点の前記地図画像を、
    算出した前記表示サイズにて前記コンピュータ装置の同
    一表示画面上に出力する処理と、を前記コンピュータ装
    置に実行させることを特徴とするプログラム。
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