JP2003315068A - ナビゲーション装置、地図の表示方法およびルート探索方法 - Google Patents

ナビゲーション装置、地図の表示方法およびルート探索方法

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JP2003315068A
JP2003315068A JP2002121500A JP2002121500A JP2003315068A JP 2003315068 A JP2003315068 A JP 2003315068A JP 2002121500 A JP2002121500 A JP 2002121500A JP 2002121500 A JP2002121500 A JP 2002121500A JP 2003315068 A JP2003315068 A JP 2003315068A
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Hideko Kimura
秀子 木村
Koichi Sakakawa
宏一 坂川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動的な目的地あるいは経由地を表示させるこ
とのできる新規なナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 本発明のナビゲーション装置1は、外部
から配信される他のユーザの位置情報を受信する通信端
末13と、通信端末13で受信した位置情報に基づく他
のユーザの位置を地図データに基づく地図上に表示する
表示部15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に関し、特に当該ナビゲーション装置のユーザ以外の
ユーザの位置を地図上に表示し、さらにルート探索する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、上空を軌道とするGPS(Global
Positioning System:全地球測位システム)衛星を利
用して自位置や移動速度をリアルタイムで求めることの
できるナビゲーション装置が、自動車等の移動体搭載用
あるいは携帯用として広く普及している。ナビゲーショ
ン装置においては、電子化された地図データに基づいて
モニタ上に地図を表示する。特に、移動体搭載用のナビ
ゲーション装置では、ユーザが設定したルートに基づい
て進路方向をガイダンスする機能が備わっている。
【0003】ユーザがルートを設定する際には、少なく
とも、出発地と目的地を指定する。すると、ナビゲーシ
ョン装置は、指定された出発地と目的地の2点間を結ぶ
最適なルートを探索して、推奨ルートとしてユーザに提
示する。またユーザは、目的地到着の前に立ち寄りたい
地点や、交差点,インターチェンジ,ランプ等の走行中
の目印となるような地点を経由地として任意に指定する
こともできる。この際、複数の地点を経由地として指定
することが可能である。このようにしてユーザにより経
由地が指定された場合には、ナビゲーション装置は出発
地、1以上の経由地、目的地の間を結ぶ最適なルートを
探索する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでのナビゲーシ
ョン装置は、設定する目的地および経由地ともに固定さ
れた地点であった。そこで本発明は、動的な目的地ある
いは経由地を表示させることのできる新規なナビゲーシ
ョン装置を提供する。また本発明は、そのようなナビゲ
ーション装置に適用する地図の表示方法、ルート探索方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】ナビゲーション装置が通
信端末を備える場合、この通信端末から当該ユーザの現
在位置を直接または間接に他のユーザに対して配信し、
この現在位置を他のユーザが所有するナビゲーション装
置に表示させることができるものとする。そうすると、
特定のユーザが、他のユーザの現在位置を容易に把握す
ることができることになる。例えば、ユーザAおよびユ
ーザBが所定地点で合流した後に、最終目的地まで向か
う場合に、ナビゲーション装置が把握したユーザAおよ
びユーザBの現在位置に基づいて、合流地点を設定、変
更し、または合流地点までの推奨ルートを変更させるこ
とができる。本発明は、このような新たなナビゲーショ
ン装置の利用形態を提案するものである。本発明は、地
図データを格納する地図データ格納部と、外部から配信
される他のユーザの位置情報を受信する情報受信部と、
情報受信部で受信した位置情報に基づく他のユーザの位
置を地図データに基づく地図上に表示する表示部とを備
えることを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
【0006】本発明のナビゲーション装置において、情
報受信部は、複数の他のユーザの位置情報を受信するこ
とができる。そしてこの場合、表示部は、情報受信部で
受信した他のユーザの数に基づいて表示部の表示領域を
分割し、分割されたそれぞれの表示領域に、各ユーザの
位置を地図データに基づく地図上に表示することができ
る。また本発明のナビゲーション装置において、情報受
信部は、所定時間ごとに他のユーザの位置情報を受信す
ることができる。そしてこの場合、表示部は、所定時間
ごとに受信した他のユーザの位置情報に基づいて他のユ
ーザの位置を地図データに基づく地図上に表示すること
ができる。所定時間経過後に他のユーザが移動した場
合、表示部の表示は当該ユーザの移動に伴って更新され
る。
【0007】本発明のナビゲーション装置はルート探索
部を備えており、このルート探索部は、情報受信部で受
信した他のユーザの位置情報に基づいてルート探索を行
うことができる。他のユーザの位置情報に基づいてルー
ト探索を行う態様は種々ある。例えば、他のユーザの位
置情報に自己の位置情報を加味してルート探索を行う態
様である。より具体的な態様として、自己の位置を出発
地、他のユーザの位置を経由地として目的地までのルー
ト探索を行うことが掲げられる。また、他の態様とし
て、他のユーザの位置情報および自己の位置情報に基づ
いて予測される他のユーザと自己の合流地点を、探索す
るルート上に置くルート探索もある。なお、自己の位置
は当該ナビゲーション装置がGPS衛星を利用して求め
ることができる。他のユーザは、時間の経過とともに移
動することが想定される。したがって本発明のナビゲー
ション装置において、前記情報受信部は、所定時間ごと
に他のユーザの位置情報を受信することが望ましい。そ
してこの場合、ルート探索部は、所定時間ごとに受信し
た他のユーザの位置情報に基づいてルート探索を行うこ
とができる。
【0008】本発明は地図表示装置における地図の表示
方法を提供する。この地図の表示方法は、地図を表示す
べき複数の動的な地点の指定を受け付けるステップと、
指定された動的な地点の数に基づき、地図表示装置の表
示領域を分割するステップと、分割された表示領域のそ
れぞれに動的な地点の地図を表示することによって、複
数の地点の地図を表示するステップと、を有することを
特徴としている。位置を知りたいユーザが複数存在する
場合に、一度に複数のユーザの位置を知ることができ
る。
【0009】また本発明は、出発地から目的地までの地
図上のルートを探索するルート探索方法であって、地図
を表示すべき動的な地点の指定を受け付けるステップ
と、動的な地点を経由地とするルート探索の結果を反映
した地図を表示するステップとを含むことを特徴とする
ルート探索方法も提供する。他のユーザが動的な地点を
構成するものとすると、当該他のユーザと合流した後に
目的地に到達する最適なルート探索を可能とする。さら
に本発明は、出発地から目的地までの地図上のルートを
探索するルート探索方法であって、外部から受信した他
のユーザの位置情報を受け付けるステップと、他のユー
ザの位置情報および自己の位置情報に基づいて他のユー
ザと自己の合流地点を予測するステップと、予測された
合流地点を反映したルート探索結果を地図上に表示する
ステップと、を含むルート探索方法も提供する。このル
ート探索方法によれば、渋滞等の交通事情に応じて合流
地点を適宜設定、変更することが可能となるから、1の
ユーザが当初の合流地点に到着するのが遅れることによ
り無用な待ち時間が生ずることを防止することが可能と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、添付図
面に基づいて、本発明の第1の実施形態について説明す
る。図1は、本実施の形態によるユーザ位置情報配信シ
ステムの構成を示す図である。第1の実施形態は、サー
ビス事業会社サーバ100(以下、単にサーバ100)
と、ナビゲーション装置を所有するユーザ110(A〜
D…)とが、公衆電話回線網やインターネット120等
のネットワークを介して接続された構成となっている。
ユーザ110(A〜D…)は、サーバ100が提供する
他のユーザ110(A〜D…)の位置情報の配信サービ
スを受けることができる。サーバ100は、このサービ
スを受けることを希望して登録したユーザのリストを格
納するユーザリストDB101を備えている。ユーザリ
ストDB101に格納されているユーザの位置情報は、
インターネット120を介して、サーバ100に対して
提供される。通信部103を介して受けたユーザ110
(A〜D…)の位置情報は、位置情報DB102に格納
される。位置情報DB102に格納されているユーザ1
10(A〜D…)の位置情報は、インターネット120
を介してサーバ100から、各ユーザ110(A〜D
…)の要求に応じて各ユーザ110(A〜D…)に配信
される。
【0011】図2は、各ユーザ110(A〜D…)が備
えるナビゲーション装置1の全体構成を説明するための
ブロック図である。図2に示すように、本実施の形態に
おけるナビゲーション装置1は、ガイダンス用の音声を
出力するスピーカ11、リモートコントローラやコント
ロールパネル等の操作部12、インターネット120等
と接続を行うための通信手段である通信端末13、所定
の広域エリアの地図データが格納されている、CD(Co
mpact Disc)−ROM(Read Only Memory)やDVD
(Digital Versatile Disc)−ROM等の記録ディスク
を搭載するディスクドライブ14、地図等の画像を表示
する液晶表示ディスプレイ等のモニタからなる表示部1
5、自車位置(自位置)の測位を行う測位ブロック1
6、装置全体を制御する制御ブロック17、渋滞、事
故、交通規制、駐車場などの交通情報を取得する交通情
報受信ブロック18を備えて構成されている。
【0012】記録ディスクには、同一地域に対して縮尺
の異なる複数種類の地図データが格納されている。ま
た、ノード(地点)等の地点データおよび施設の名称等
の検索データについても、記録ディスクに地図データと
関連付けて格納されている。
【0013】測位ブロック16は、GPS衛星から発信
された信号を受信するGPSアンテナ21、GPSアン
テナ21から得た信号に基づいて測位を行うGPS測位
部22、当該ナビゲーション装置1が搭載された車両
(移動体)の車速を検出する車速センサ23、車両の回
転変位を検出するジャイロセンサ24、車速センサ23
およびジャイロセンサ24で得た検出値に基づいてGP
S測位部22での測位結果を補正する測位補正部25、
を備えている。
【0014】制御ブロック17は、システム全体の制御
や演算処理を行うCPU30、DRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)等からなる内部記憶装置としてのR
AM31、ナビゲーション装置1を作動させるための所
定のプログラムが格納されたROM32、スピーカ11
で出力する音声の制御を行う音声制御部33、操作部1
2からの入力信号を制御する入力制御部34、ユーザが
設定した出発地、経由地、目的地(到達地)に基づいて
推奨ルートを算出する経路設定制御部35、着脱自在に
装着される携帯型電話端末やPDA(Personal Digital
Assistant)のような携帯型情報端末等の通信端末13
を通じてインターネット120等と通信を行う通信部3
6、ディスクドライブ14等を制御する記憶制御部3
7、を備えている。入力制御部34は、ユーザが操作部
12にて所定の操作を行うと、地図を表示すべき地点の
指定を受け付ける。また、後述する、ユーザ選択、更新
時間の設定を受け付ける。
【0015】交通情報受信ブロック18は、FM多重受
信機41と、ビーコン受信機42と、交通情報処理制御
部43と、を備えている。FM多重受信機41は、FM
アンテナにより交通情報のデータを含むFM多重放送波
を受信し、これを復調することによって多重化されてい
る交通情報のデータを出力する。ビーコン受信機42
は、ビーコンアンテナによって電波(又は光)ビーコン
発信機からの交通情報のデータを含む信号を受信し、そ
の信号を復調することによって交通情報のデータを得て
出力する。交通情報処理制御部43は、FM多重受信機
41,ビーコン受信機42によって受信された渋滞情報
などの交通情報のデータ、いわゆるVICS情報を処理
し、FM多重受信機41およびビーコン受信機42にて
受信された交通情報のデータをRAM31に格納する。
【0016】ところで、本実施の形態のナビゲーション
装置1では、複数の地点の情報(地図)を表示部15に
同時に表示することができる。このとき表示部15に
は、表示する地点の数に応じた数の地図が、表示部15
の表示領域を分割することによって表示される。このよ
うな構成を実現するため、前記制御ブロック17は、表
示部15での描画を制御する表示制御部38、選択ユー
ザの数に基づき1選択ユーザあたりの表示エリアのサイ
ズを計算する表示サイズ設定制御部39をさらに備えて
いる。
【0017】表示サイズ設定制御部39は、後述する選
択ユーザ格納部40aに格納されているユーザのリスト
件数に基づき、1選択ユーザあたりの表示領域のサイズ
を計算する。具体的には、表示サイズ設定制御部39
は、表示部15の表示領域を複数のエリアに分割するた
めに、各エリアの表示サイズ(分割された表示領域のサ
イズ)を計算する。リスト件数が偶数の場合には、その
リスト件数の数と一致するように表示領域を分割するこ
とによって、各エリアの表示サイズが計算される。ま
た、リスト件数が奇数であって、そのリスト件数の数と
一致するように表示領域を分割することが困難である場
合、例えば、リスト件数が奇数かつ素数となるような場
合には、その素数より大きい数で最も近い非素数と一致
するように表示領域を分割することによって、各エリア
の表示サイズを計算することができる。ただし、リスト
件数が奇数かつ素数であっても、リスト件数が3件であ
れば単に表示領域を3分割することにより各エリアの表
示サイズを計算することができる。この表示サイズの計
算の際には、例えば表示部15の画素数(例えば、64
0×480ドット)に基づき設定される装置固定値が参
照される。つまり、表示サイズ設定制御部39は、任意
地点を中心とする地点地図の表示サイズをどれくらいと
すれば効率良く(見やすい大きさで)複数の地点地図を
表示部15に表示することができるか、を算出するので
ある。また、表示サイズ設定制御部39では、地図の視
認性の低下を防止すべく、同時に表示できるリスト件数
Nの上限として規定値Kを保持することができる。
【0018】表示制御部38は、グラフィックコントロ
ーラ38aと、ビデオRAM38bを備えている。グラ
フィックコントローラ38aは、前述した表示サイズ設
定制御部39からの指示に基づき、ディスクドライブ1
4、RAM31から読み出した地図等の画像データをビ
デオRAM38bに展開して記憶させ、ビデオRAM3
8bに記憶された地図等の画像データを表示部15に表
示させる。また、グラフィックコントローラ38aは、
前述した表示サイズ設定制御部39からの指示に基づ
き、地図等の画像データの画像サイズ変更処理を行う。
ここで、画像サイズ変更処理とは画像の拡大・縮小、画
像の切り取り等であって、画像が地図である場合には、
地図の拡大・縮小、地図の縮尺変更、地図の切り取り等
が画像サイズ変更処理の例として挙げられる。
【0019】なお、本実施の形態において、地図の拡大
・縮小とは、同一の地図を用いてその地図の大きさ(ズ
ーム)を変更することをいう。例えば、地図を100%
表示から200%表示にするような場合を地図の拡大、
逆に地図を100%表示から50%表示にするような場
合を地図の縮小という。地図を拡大する場合の一例とし
ては、地図を表示サイズ分に切り取ったのみではユーザ
が指定した地点周辺の情報が見づらいような場合(例え
ば、道路名、建物の名称等が小さくて読めない場合)が
挙げられる。また地図を縮小する場合の一例としては、
地図を表示サイズ分に切り取ったのみではユーザが指定
した地点周辺の情報が少なくなってしまうような場合が
挙げられる。つまり、グラフィックコントローラ38a
は地図の視認性を向上させるべく、適宜地図の拡大また
は縮小を行った後、地図を表示サイズ分の大きさに切り
取るのである。一方、地図の縮尺変更とは、縮尺の異な
る複数種類の地図を使用して、地図の表示を切り替える
ことをいう。例えば、広域地図から詳細地図への変更
や、1/1500の縮尺の地図から1/3000の縮尺
の地図に変更する場合が地図の縮尺変更である。地図の
縮尺変更は、地図の拡大・縮小と同様に地図の視認性を
向上させるために行われる処理である。なお、上記の地
図拡大・縮小処理と縮尺変更処理は、いずれか一方のみ
を行うようにすることも可能であるし、地図の縮尺変更
処理を優先して行い、縮尺変更ができない場合に地図拡
大・縮小処理を行うような構成とすることもできる。
【0020】また本実施の形態によるナビゲーション装
置1では、他のユーザが所有するナビゲーション装置か
ら発信された現在位置を表示部15に表示させることが
できる。そのために、ナビゲーション装置1は、選択ユ
ーザ設定制御部40を有している。選択ユーザ設定制御
部40は、選択ユーザ格納部40aと、選択ユーザ位置
情報格納部40bと、更新時間制御部40cとを備えて
いる。選択ユーザ格納部40aには、ナビゲーション装
置1を所有するユーザが現在位置を知りたいと望む他の
ユーザ(選択ユーザ)に関する情報をリストとして格納
する。選択ユーザに関する情報は、通信端末13を介し
てサーバ100から取得する。例えば、サーバ100か
ら現在位置が取得可能なユーザのリストを取得し、その
中から自己が現在位置を知ることを望むユーザを選択す
ることができる。選択ユーザ位置情報格納部40bは、
選択ユーザ格納部40aに格納されている選択ユーザの
リストに基づいて通信端末13を介してサーバ100か
ら取得した選択ユーザの現在位置情報を格納する。更新
時間制御部40cは、通信端末13を介してサーバ10
0から選択ユーザの現在位置情報を取得する時間を設
定、制御する。この時間は、ユーザが操作部12に所定
の操作を行うことにより設定することができる。例え
ば、10分ごとに選択ユーザの現在位置情報を取得する
ことをユーザが設定すると、更新時間制御部40cは、
10分おきにサーバ100から選択ユーザの現在位置情
報を取得するよう通信端末13を制御する。更新時間制
御部40cは、その機能を果たすために、時計を内蔵し
ている。
【0021】以上の構成を有するナビゲーション装置1
では、サーバ100から取得した選択ユーザの位置情報
に基づいて、選択ユーザの現在位置を表示部15の地図
上に表示させることができる。しかも、この現在位置情
報は、設定した時間ごとに更新することができるため、
表示部15に表示される選択ユーザの現在位置も最新の
ものに更新される。そして、選択ユーザが複数存在する
場合には、その数に応じて表示部15の表示領域を分割
して各選択ユーザの現在位置を地図上に表示させること
ができる。さらに、ナビゲーション装置1では、選択ユ
ーザを地図上に表示させ、かつこの位置を一定時間ごと
に更新することができる。
【0022】次に、ナビゲーション装置1の動作手順に
ついて説明する。図3は、本実施の形態におけるナビゲ
ーション装置1が、一画面上を分割して複数の選択ユー
ザの位置を表示部15に表示する際の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0023】まず、ナビゲーション装置1のユーザが、
更新時間を設定する(図3 S201)。この更新時間
とは、選択したユーザの位置を更新する時間間隔を意味
する。例えば、更新時間を10分と設定すると、10分
おきに選択ユーザの位置情報をサーバ100から取得
し、かつ表示部15に表示させる。更新時間が設定され
ると、ユーザ選択の指示を行うか否かをユーザに対して
問い合わせる(図3 S203)。ユーザ選択の指示が
ユーザによりなされると、ユーザ選択処理を行う(図3
S205)。ユーザ選択処理の手順は、図4に示され
ている。すなわち、通信端末13を通じてサーバ100
のユーザリストDB101からユーザリストを取得する
(図4S301)。取得したユーザリストは、表示部1
5に表示される。図6は表示部15が表示するユーザリ
ストの一例を示している。図6に示すように、取得した
ユーザリストには、A〜Zのユーザが掲載されており、
この中から操作部12を操作することにより、ユーザの
選択を行う(図4 S303)。選択されたユーザは、
選択ユーザ格納部40aにリスト形式で格納される。以
上でユーザ選択処理が終了する。
【0024】図3のS203においてユーザ選択の指示
がない場合、またはS205でユーザ選択処理が終了す
ると、ユーザ地図表示指示の有無が判断される(図3
S207)。この判断は、選択したユーザの位置を示し
た地図を表示部15に表示させることをユーザが指示し
ているか否かについて確認するものである。ユーザ選択
を後に行う場合、またはユーザ選択だけしておいて地図
への表示を現時点では望まない場合を考慮している。例
えば、図7に示すように、表示部15に選択したユーザ
について地図表示を指示するか否かのメッセージが表示
され、ユーザは、操作部12により、「はい」または
「いいえ」を選択することができる。
【0025】ユーザ地図の表示指示がなければ、処理は
終了する。一方、ユーザ地図の表示指示がある場合に
は、その時点が更新タイミングか否か判断し(図3 S
209)、更新タイミングであれば、ユーザ選択の有無
を判断する(図3 S211)。ここの判断は、図3の
S203においてユーザ選択の指示がない場合でも、新
たにユーザ選択の機会を当該ユーザに与えるために行わ
れる。したがって、すでにユーザ選択が行われていれば
地点地図編集処理(図3 S215)に進み、そうでな
ければユーザ選択処理が行われる(図3 S213)。
ユーザ選択処理の内容は、前述と同様である。
【0026】次に、地点地図編集処理が行われる(図3
S215)。地点地図編集処理の手順は、図5に示す
とおりである。地点地図編集処理は、はじめに、情報端
末13を通じて、すでに選択ユーザ格納部40aに格納
している選択ユーザの現在の位置情報を取得する(図5
S401)。ついで、表示サイズ設定制御部39が、
選択ユーザ格納部40aに格納されている選択ユーザの
数に応じて表示サイズを計算する(図5 S403)。
この処理は、選択ユーザすべてについての地図上の位置
を表示部15の一画面中に表示させるための処理であ
る。ここで、表示部15のサイズがW×Hとし、また選
択されたユーザ数が4件であったとする。この場合に
は、表示サイズ設定制御部39は図8(a)に示すよう
に表示部15の画面が4分割となるようにエリアを形成
し、各エリアの表示サイズをW/2×H/2とする。例
えば、選択ユーザ数が6件であれば図8(b)に示すよ
うに各エリアの表示サイズはW/3×H/2(またはW
/2×H/3)、選択ユーザ数が8件であれば図8
(c)に示すように各エリアの表示サイズをW/4×H
/2(またはW/2×H/4)として計算することがで
きる。さらにまた、選択ユーザ数が1、2、3以外の素
数、例えば5件であったとする。この場合には、素数5
以上で最も近い非素数、つまり選択ユーザ数が6件であ
るとして各エリアの表示サイズをW/3×H/2(また
はW/2×H/3)とし、6つのエリアのうち1つをブ
ランクとすることができる(図8(d)参照)。なお、
表示サイズ設定制御部39は、エリアの表示サイズの縦
横比がなるべく1に近くなるよう、表示サイズの計算を
行うのが好ましい。
【0027】以上のように表示サイズ設定制御部39に
より、1選択ユーザあたりのエリアの表示サイズが計算
されると、次に、表示サイズ設定制御部39からの指示
を受けた記憶制御部37は、選択ユーザ位置情報格納部
40bを参照してその周辺の地図データを記録ディスク
から読み出し(図5 S405)、この地図データを表
示制御部38のビデオRAM38bに展開して記憶させ
る(図5 S407)。このとき、グラフィックコント
ローラ38aが、先に計算したエリアの表示サイズに各
地点の地図のサイズが合致するように地図を切り取り、
あるいは拡大・縮小(あるいは適宜縮尺変更)した後、
これをビデオRAM38bに格納する。この地図データ
の読み込みおよび記憶処理を選択されたすべてのユーザ
について実行すると地点地図編集処理が終了する(図5
S409)。
【0028】地点地図編集処理が終了すると、編集され
た地図が表示部15に表示される(図3 S217)。
図9に、選択ユーザA〜Fの各々の地点の地図を表示す
る例を示している。このように、本実施の形態によれ
ば、選択した複数のユーザが位置する地図を一画面上に
表示することができる。ここで、図9(b)は、図9
(a)から設定された更新時間が経過した後の状態を表
示している。このように、本実施の形態によれば、複数
の選択ユーザA〜Fの位置情報を自動的に更新して地図
上に表示させることができる。したがって、出発地の異
なる複数台の自動車が、同一の目的地に向かう場合に、
お互いの現在位置を把握することができるので、目的地
への到着の遅れを予測することも可能である。
【0029】(第2の実施形態)次に、ユーザの位置の
更新に応じて動的かつ自動的にルート探索を行う第2の
実施形態について説明する。この形態は、複数のユーザ
が一度合流した後に最終目的地に向かう場合に、個々の
ユーザにおける交通状況その他の状況に応じて合流(待
ち合わせ)地点を変更するようにルート探索を行うこと
を要旨とする。なお、以下ではこのルート探索を、ダイ
ナミックルート探索と呼ぶことにする。また、第2の実
施形態も、第1の実施形態と同様のユーザ位置情報配信
システム、ナビゲーション装置1を用いるものである
が、その基本構成はすでに説明しているので、ここでの
説明は省略する。図10は、ダイナミックルート探索を
行う際の処理手順を示すフローチャートである。ダイナ
ミックルート探索を行う場合、はじめに目的地を設定す
る(図10 S501)。この例では、目的地を地点C
とする。この目的地は、後述する選択ユーザAと共通す
る目的地である。目的地を設定した後に、ユーザ位置を
自動確認する更新時間を設定する(図10 S50
3)。例えば、10分というように設定すると、10分
ごとに選択したユーザの位置を自動的に確認することに
なる。
【0030】次に、ユーザ選択処理を行う(図10 S
505)。ユーザ選択処理は、図4に基づいて説明した
とおりである。ただし、本実施の形態によるダイナミッ
クルート探索の場合、ユーザAを選択したものとする。
ユーザ選択処理が終了すると、選択したユーザAの位置
(a)を取得する(図10 S507)。ユーザAの位
置(a)の取得は、前述のとおりに行われる。位置
(a)を取得すると、取得したユーザAの現在位置
(a)を経由地として、ルート探索を実行する(図10
S509)。ルート探索自体は、周知の方法で行えばよ
い。
【0031】ルート探索を実行中に、位置確認時間に達
したならば(図5 S511)、選択したユーザAにつ
いて、現在位置(b)を取得する(図5 S513)。
ここで、S507で取得した位置(a)とS513で取
得した位置(b)を比較する(図10 S515)。位
置(a)と位置(b)とが一致していたならば、位置
(a)を経由地とするルート探索の結果が表示部15に
継続してなされる。一方、位置(a)と位置(b)とが
異なっていたならば、位置(b)を新たな経由地として
ルート探索を実行する(図10 S517)。位置
(b)を経由地とするルート探索を実行中に、自位置が
経由地、つまりユーザAの位置に到達したならば、ダイ
ナミックルート探索は終了する(図10S519)。一
方、自位置が経由地に到達しなければ、ダイナミックル
ート探索が継続される(図10 S511)。
【0032】図11は、選択されたユーザAについての
ダイナミックルート探索結果の表示例を示す図であり、
(a)は更新前(14:10)、(b)は更新後(1
4:20)のルート探索結果を示している。図11
(a)は、ユーザAが地点P2と地点P3との間に位置
していることから、地点P1、地点P2および地点P3
を通って目的地Cに到達するルートCが探索されている
ことを示している。一方、図11(b)は、ユーザAが
地点P3に到達していることから、地点P1、地点P4
および地点P3を通って目的地Cに到達するルートC'
が探索されていることを示している。なお、ルートCは
ルートC’よりも、目的地に到達するまでの距離が長
い。以上説明したように、ダイナミックルート探索を用
いることにより、動的な経由地に対して適切なルート探
索を行うことができる。具体的には、ユーザAの現在位
置を経由地として設定しておけば、自動的に一定時間ご
とにユーザAの現在位置を取得して新たなルート探索を
行うので、ナビゲーション装置1を所有するユーザおよ
びユーザAは、お互いに連絡を取り合って合流地点を再
度決定するといった手間を省くことができる。
【0033】(第3の実施形態)次に、以上のダイナミ
ックルート探索をさらに拡張したルート探索の実施の形
態を第3の実施形態として説明する。このダイナミック
ルート探索は、選択されたユーザとの合流予測地点を経
由地とするルート探索を行うところに特徴を有してい
る。図12は、このダイナミックルート探索の処理手順
を示すフローチャートである。図12において、ダイナ
ミックルート探索を行う場合、はじめに目的地を設定す
る(図12 S601)。この例では、目的地を地点C
とする。目的地を設定した後に、ユーザ位置を自動確認
する更新時間を設定する(図12 S603)。例え
ば、10分というように設定すると、10分ごとに選択
したユーザの位置を自動的に確認することになる。
【0034】次に、ユーザ選択処理を行う(図12 S
605)。ユーザ選択処理は、図4に基づいて説明した
とおりである。ただし、本実施の形態によるダイナミッ
クルート探索の場合、選択するユーザはAとした。ユー
ザ選択処理が終了すると、選択したユーザAの位置情報
(a1)および自車の位置情報(a2)を取得する(図
12 S607)。なお、自車の位置情報は、測位ブロ
ック16により得ることができる。取得した位置a1お
よびa2は、選択ユーザ位置情報格納部40bに格納す
る。次に、選択ユーザ位置情報格納部40bに格納した
位置情報の履歴に基づいて、ユーザAおよび自車の平均
速度を求める。つまり、ユーザAおよび自車について移
動した距離を前記位置情報の履歴から求め、この移動距
離とこの移動に要した時間(更新時間制御部40cで計
測)に基づいて、ユーザAおよび自車の平均速度を求め
る。そして、ユーザAの位置a1および自車の位置a
2、算出したユーザAおよび自車の平均速度に基づい
て、ユーザAおよび自車の予測合流地点を算出し(図1
2 S609)、算出した予測合流地点を経由地とする
ルート探索を開始する(図12 S611)。なお、こ
こで算出した合流地点をPaとする。
【0035】地点Paを経由地とするルート探索の実行
中に、位置確認時間に達したならば(図6 S61
1)、選択したユーザAについての位置情報(b1)お
よび自車の位置情報(b2)を取得する(図12 S6
13)。取得した位置b1およびb2に基づいて、前述
と同様にして予測合流地点Pbを求める(図12 S6
15)。次に、S609で算出した合流地点PaとS6
15で算出した合流地点Pbとを比較する(図12 S
617)。合流地点PaとPbが一致していたならば、
合流地点Paを経由地とするルート探索を継続する(図
12 S611)。一方、合流地点PaとPbが異なっ
ていたならば、合流地点Pbを新たな経由地としてルー
ト探索を実行する(図12 S619)。合流地点Pb
を経由地とするルート探索を実行中に、自車が経由地、
つまりユーザAに合流することができたならば、ダイナ
ミックルート探索は終了する(図12 S621)。一
方、自位置が経由地に到達しなければ、ダイナミックル
ート探索が継続される(図12 S621)。
【0036】図13は、選択されたユーザAについての
ダイナミックルート探索の例を示す図であり、(a)は
更新前(10:00)、(b)は更新後(10:20)
のルート探索の画像例を示している。図13(a)は、
自車位置(現在位置)およびユーザAが地点P2および
地点P4が存在するルート上に位置することから、地点
P2を経由地(予測合流地点)として目的地Cに到達す
るルートCが探索されていることを示している。一方、
図13(b)は、地点P4を予測合流地点としている。
ここで、図13(a)および(b)を比較すると、ユー
ザAの更新前後における移動距離が、自車の更新前後に
おける移動距離よりも少ないことがわかる。つまり、更
新前後の間における平均速度は、自車のほうが相当速い
ことが伺える。そこで、合流地点がP2よりもユーザA
に近いP4に変更されたのである。図14は、選択され
たユーザAについてのダイナミックルート探索の他の例
を示す図であり、(a)は更新前(10:00)、
(b)は更新後(10:20)のルート探索の画像例を
示している。図14(b)は、自車の平均速度が遅いた
めに、当初(図14(a))の予測合流地点がP2であ
ったのに対して、自車により近いP1付近を予測合流地
点としている。
【0037】以上、ナビゲーション装置1に本発明を適
用した例について説明をしたが、本発明はこれに限られ
るものではない。例えば、ナビゲーション装置1以外に
も、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパ
ソコン、電子手帳等の携帯型端末、パーソナルコンピュ
ータ等において複数の地点を中心とする地図等を表示さ
せることも可能である。
【0038】また、上記第2、第3の実施形態では、ユ
ーザAを経由地とした例について説明したが、ユーザA
を目的地に設定することも可能である。つまり本発明に
おいては、ユーザAのような動的な地点を経由地、目的
地のいずれにも設定することができる。さらに、上記第
2、第3の実施形態では、選択ユーザをA一名として
が、複数のユーザを対象とすることも可能である。これ
以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形
態で挙げた構成を取捨選択し、他の構成に適宜変更する
ことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動的な目的地あるいは経由地を表示させることのできる
新規なナビゲーション装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるユーザ位置情報配信シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 本実施の形態におけるナビゲーション装置の
構成を示す図である。
【図3】 本実施の形態におけるナビゲーション装置が
選択ユーザの現在位置を示す地図を自動的に更新する処
理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図3のユーザ選択処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】 図3の地点地図編集処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図6】 ユーザ選択を行う際の表示例を示す図であ
る。
【図7】 選択されたユーザの地点地図の表示を行う際
の表示例を示す図である。
【図8】 (a)はリスト件数が4件である場合、
(b)はリスト件数が6件である場合、(c)はリスト
件数が8件である場合、(d)はリスト件数が5件であ
る場合、の表示サイズを示す図である。
【図9】 選択されたユーザの地点地図を表示した例お
よび設定した時間経過後の選択されたユーザの地点地図
を示す図である。
【図10】 選択されたユーザの位置更新に基づく動的
なルート探索の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】 選択されたユーザの位置更新前および位置
更新後のルート探索結果を示す図である。
【図12】 選択されたユーザの位置更新に基づく動的
なルート探索の他の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】 選択されたユーザの位置更新前および位置
更新後のルート探索結果の一例を示す図である。
【図14】 選択されたユーザの位置更新前および位置
更新後のルート探索結果の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置、12…操作部、15…表示
部、34…入力制御部、35…経路設定制御部、37…
記憶制御部、38…表示制御部、39…表示サイズ設定
制御部、40…選択ユーザ設定制御部、40a…選択ユ
ーザ格納部、40b…選択ユーザ位置情報格納部、40
c…更新時間制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB23 HB24 HB25 HC08 HC11 HC15 HC24 HC31 HD13 HD16 HD23 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC06 AC08 AC09 AC14 AC18 5H180 AA01 BB05 BB13 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを格納する地図データ格納部
    と、外部から配信される他のユーザの位置情報を受信す
    る情報受信部と、 前記情報受信部で受信した前記位置情報に基づく前記他
    のユーザの位置を前記地図データに基づく地図上に表示
    する表示部と、を備えることを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】 前記情報受信部は、複数の他のユーザの
    位置情報を受信し、 前記表示部は、前記情報受信部で受信した他のユーザの
    数に基づいて前記表示部の表示領域を分割し、分割され
    たそれぞれの前記表示領域に、各ユーザの位置を前記地
    図データに基づく地図上に表示することを特徴とする請
    求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記情報受信部は、所定時間ごとに前記
    他のユーザの位置情報を受信し、 前記表示部は、前記所定時間ごとに受信した前記他のユ
    ーザの位置情報に基づいて前記他のユーザの位置を前記
    地図データに基づく地図上に表示することを特徴とする
    請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記情報受信部で受信した前記他のユー
    ザの位置情報に基づいてルート探索を行うルート探索部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  5. 【請求項5】 前記ルート探索部は、前記他のユーザの
    位置情報に自己の位置情報を加味してルート探索を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ルート探索部は、前記他のユーザの
    位置情報および前記自己の位置情報に基づいて予測され
    る前記他のユーザと前記自己の合流地点を、探索するル
    ート上に置くことを特徴とする請求項5に記載のナビゲ
    ーション装置。
  7. 【請求項7】 前記情報受信部は、所定時間ごとに前記
    他のユーザの位置情報を受信し、 前記ルート探索部は、前記所定時間ごとに受信した前記
    他のユーザの位置情報に基づいてルート探索を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 地図表示装置における地図の表示方法で
    あって、 地図を表示すべき複数の動的な地点の指定を受け付ける
    ステップと、 指定された前記動的な地点の数に基づいて前記地図表示
    装置の表示領域を分割するステップと、 分割された前記表示領域のそれぞれに前記動的な地点の
    地図を表示することによって、複数の前記地点の地図を
    表示するステップと、を含むことを特徴とする地図の表
    示方法。
  9. 【請求項9】 出発地から目的地までの地図上のルート
    を探索するルート探索方法であって、 地図を表示すべき動的な地点の指定を受け付けるステッ
    プと、 前記動的な地点を経由地とするルート探索の結果を反映
    した地図を表示するステップと、を含むことを特徴とす
    るルート探索方法。
  10. 【請求項10】 出発地から目的地までの地図上のルー
    トを探索するルート探索方法であって、 外部から受信した他のユーザの位置情報を受け付けるス
    テップと、 前記他のユーザの位置情報および自己の位置情報に基づ
    いて前記他のユーザと前記自己の合流地点を予測するス
    テップと、 予測された前記合流地点を反映したルート探索結果を地
    図上に表示するステップと、を含むことを特徴とするル
    ート探索方法。
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