JPH0817728B2 - 抽斗のラッチ機構 - Google Patents

抽斗のラッチ機構

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JPH0817728B2
JPH0817728B2 JP63237502A JP23750288A JPH0817728B2 JP H0817728 B2 JPH0817728 B2 JP H0817728B2 JP 63237502 A JP63237502 A JP 63237502A JP 23750288 A JP23750288 A JP 23750288A JP H0817728 B2 JPH0817728 B2 JP H0817728B2
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信一 金田
陽一 善田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、ファイリングキャビネットなどにおける抽斗
のラッチ機構に関する。
従来の技術 従来、ファイリングキャビネットなどにおいて、地震
などの外部振動により抽斗が不用意に飛び出さないよう
に、抽斗の収納状態で、これをキャビネットに固定する
ラッチ機構は例えば実公昭60−23412号公報などにおい
て公知であり、その構成は引手部材内に配置された操作
部材の傾動により回動する水平状の回動杆の一端に、直
角状に折曲する作動部を設け、かつ、上端に、前記作動
部に当接する当接部をL字状に有して垂直状の従動杆の
下端部に、常時一方向に弾圧付勢された状態で保持枠に
水平回転可能に保持されたラッチレバーを設けて、前記
操作部材の傾動操作により、従動杆を回動してラッチレ
バーとラッチストッパーとの係止状態を解除するように
構成したものであった。
発明の解決しようとする課題 ところが上記した従来の構成によれば、引手部材と別
個に、操作部材を支持した回動杆及びこの回動杆の一端
に設けた作動部を係合してその横移動を規制する案内部
材を、抽斗の前面部を構成する裏板に夫々設けた支承片
を介して取り付ける構成であるので、取付作業が多くの
製作に手数を要し、かつ、コスト高となると共に、引手
部材と操作部材との一体性がないので、それらの配置関
係の調整にも不便であるなどの不都合があった。
本願は上記した不都合を改善することを目的としたも
のである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、引手部材に回
動杆を回動自在に支承する軸承部を一体に設け、かつ、
ラッチレバーを保持する保持枠に、回動杆に折曲して設
けた作動部を係合する案内部材一体に設けて、前記引出
部材と保持枠とを抽斗を構成する裏板に夫々装着して成
るものであり、上記において、引手部材の左右側部に軸
承部を夫々一体に設け、また案内溝が、左右で対向する
一対の垂片により形成してなるものである。
作用 しかして、引手部材に設けた軸承部に、操作部材を支
持した回動杆を回動可能に支承して、操作部材を引手部
材に配置し、この状態で引手部材を抽斗の前面部を構成
する裏板に装着する。一方ラッチレバーを保持した保持
枠を、従来同様に、前記裏板に装着すると共に、これに
一体に設けた案内部材の案内溝に、前記回動杆に設けた
作動部を係合して、その横方向の位置を規制すると共
に、前記作動部に柔道杆の当接部を、ラッチレバーの弾
圧付勢力により圧接する。そしてこの状態で抽斗はキャ
ビネットに収納したとき、ラッチレバーは、その弾圧付
勢力によりキャビネットの内側面に設けたラッチストッ
パーと係止する。この係止状態において、引手部材に手
を介入して操作部材を傾動すると、回動杆が回動し、そ
の回動が従動杆に伝達してラッチレバーが弾圧付勢力に
抗して水平回動してラッチストッパーより離脱し、抽斗
のラッチ状態は解除される。
実施例 以下図面にもとづいて、本願の実施例を詳述すると、
第1図は抽斗(1)の前面部の縦断側面図で、この抽斗
(1)は、容体(2)の前面に、裏板(3)が垂直状に
設けてあると共に、その前面に、表面板(4)が取り付
けてあり、この表面板(4)の中央位置には、周辺に内
向きの係合リブ(5)を有した引手口部(6)が設けて
ある。
前記裏板(3)は、上縁及び左右側縁に、それから夫
々前方に折曲して水平に突出し、その突出長さの中間位
置に沿って段部(7)を有した鍔片(8)が、また下縁
にも、同様に水平状に突出し、その突出長さの中間位置
に沿って下向きの凸条部(9)を有した鍔片(10)が夫
々一体に設けてある。
前記表面板(4)は、その上縁及び左右側縁に、それ
から夫々後方に折曲して水平に突出し、その先縁に沿っ
て前記鍔片(8)の段部(7)と係合する下向きの係合
片(11)を有した前記鍔片(8)と重合する覆片(12)
が、また下縁にも同様に、後方に折曲して水平に突出
し、その突出長さの中間位置に沿って上向きの凸条部
(13)を形成すると共に、この凸条部(13)の位置で、
前記鍔片(10)に止着される取付片(14)が夫々一体に
設けてある。第4乃至6図は、引手部材(15)を示して
おり、この引手部材(15)は、底板と背板と左右側板と
を有し、その左右側板の上部前縁間に、下部に段落部
(16)′を形成した横桟(16)を横架した横長の枠体
(17)と、この枠体(17)の底板の前縁から左右側板の
前縁一部に沿って設けられた段落部(18)と、一方の側
板上面に起立状に設けられ、これに後述の回動杆(30)
の一端を回転可能に支承する支承孔(19)を有した一方
の軸承部(20)と、他方の側板上面に設けられ、後述す
る回動杆(30)を前方から挟持して回転可能に支承する
他方の軸承部(21)と、一方の側板外面の背面寄りに設
けられ、これに一方の取付孔(22)を有した取付部(2
3)と前記取付孔(22)と対向する他方の側板に設けら
れた他方の取付孔(24)とから構成されており、この引
手部材(15)は合成樹脂により成型される。
第7図は、前記引手部材(15)内に介在される操作部
材(27)を示しており、この操作部材(27)は、上部
に、前面が開放した縦長の嵌合孔部(28)を、下部に、
前方に傾斜する傾斜部(29)を一体に形成した横長の合
成樹脂から構成されている。
第8図は、回動杆(30)を示しており、長尺な水平部
(31)の一端に、直角状に屈曲する短尺の作動部(32)
を有して成り、前記水平部(31)の一部に、2個のV字
状の屈曲部(33),(33)が形成してある。
以上のように構成された引手部材(15)と、操作部材
(27)と、回動杆(30)とは、先ず操作部材(27)の嵌
合孔(28)内にその前面から回動杆(30)の水平部(3
1)の屈曲部(33),(33)の位置を圧入して、回動杆
(30)に操作部材(27)を支持したのち、操作部材(2
7)が、枠体(17)内に介入するように、回動杆(30)
の水平部(31)を左右の軸承部(20),(21)に夫々回
転可能に支承した後、取付孔(22),(24)を介して引
手部材(15)を裏板(3)の前面に止ネジなどにより装
着する。前記回動杆(30)の回動作用が伝達される従動
杆(35)は、その上部に、L字状に屈曲して前記作動部
(32)と当接する当接部(36)を設け、また下部に例え
ば角軸部と角孔との係挿により、ラッチレバー(38)の
後端部を回転方向で共動するように取り付けてあり、こ
のラッチレバー(38)はスプリング(図示せず)により
一方向に弾圧付勢された状態で背面が開口した縦長方形
状の保持枠(40)に水平回動可能に保持される。この保
持枠(40)は、第9図で示すように、裏板(3)の側部
に有した方形状の取付孔に嵌め込んで装着できるよう
に、背面の長手2辺には裏板(3)の厚味に相当して一
段低くなる受リブ(41)が、その下辺には裏板(3)の
厚味に相当して下向きL字状に突出する突片(42)がま
た上面には2本の平行する切溝(43)により遊離された
弾性力を保有し、かつ、先縁に係止突部(44)を有した
係止片(45)が夫々設けられていると共に、その一方の
外側面に、上方に屈曲して延び、かつ、上端部背面に一
対の対向する垂片により上下及び前面で開口する案内溝
(46)を有した案内部片(47)が一体に設けてある。
そしてこのように構成された保持枠(40)は、裏板
(3)の側部に開設した取付孔に装着されると共に、案
内部片(47)の案内溝(46)に前記回動杆(30)の作動
部(32)を係合して回動杆(30)の横方向の移動を規制
し、かつ、ラッチレバー(38)に作用する付勢力によ
り、従動杆(35)の当接部(36)が回動杆(30)の作動
部(32)の下部に圧接する。
このように、裏板(3)に、回動杆(30)と操作部材
(27)を備えた引手部材(15)及び従動杆(35)とラッ
チレバー(38)を備えた保持枠(40)を夫々装着したの
ち、裏板(3)の鍔片(8)に、表面板(4)の覆片
(12)を重合して、段部(7)に係合片(11)を係合
し、かつ、引手口部(6)に設けた係合リブ(5)を、
枠体(17)の段落部(16)′と(18)とに夫々係合する
と共に鍔片(10)に取付片(14)を重合して例えば止ネ
ジにより止着することにより、裏板(3)に表面板
(4)が取り付けられる。
しかして、常態においては、ラッチレバー(38)が、
一方向に回動付勢されていることにより、第3図で示す
ように、キャビネット(48)の内側壁に突設したラッチ
レバー(49)と係止して、抽斗(1)はキャビネット
(48)に収納した状態でラッチされる。このラッチ状態
から、抽斗(1)を引き出すべく引手口部(6)から引
手部材(15)内に手を挿入して、垂直状態にある操作部
材(27)を手前方向に引くと、操作部材(27)の傾動に
より、回動杆(30)の作動部(32)も手前方向に傾動
し、この作動部(32)と圧接している当接部(36)が、
手前方向に押圧されて、従動杆(35)と共に、ラッチレ
バー(38)が弾圧付勢力に抗して水平回動し、ラッチレ
バー(38)がラッチストッパー(49)から離脱して、抽
斗(1)のラッチ状態は解除され、この状態で抽斗
(1)は手前方向に引き出される。
また抽斗(1)が引き出され、かつ、ラッチレバー
(38)が弾圧付勢された状態から、抽斗(1)をキャビ
ネット(48)内に押し込むと、ラッチレバー(38)の先
端がラッチストッパー(38)の傾斜面を登りながら、弾
圧付勢力に抗して傾動したのち、ラッチストッパー(3
8)に自動的に係止する。
発明の効果 以上のように本願によれば、引手部材に操作部材を支
持した回動杆を回動自在に取り付け、この引手部材を抽
斗に装着する構成であるので、引手部材と操作部材との
一体性が得られて、それらの配置関係の調整などに便利
であると共に、回動杆を引手部材と別途抽斗に装着する
必要はなく、また保持枠に、前記回動杆の作動部を係合
してその横移動を規制する案内部材を設けたので、案内
部材を別途抽斗に装着する必要もなくなって製作に便利
であると共に、抽斗の横幅寸法の異なるキャビネットを
製作するために長さの異なる回動杆を使用した場合で
も、案内部材を有した保持枠を変更することなく共用で
きるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はラッチ機構
を備えた縦断側面図、第2図は一部省略した正面図、第
3図は一部省略した上面図、第4図は引手部材の斜視
図、第5図は引手部材の正面図、第6図は引手部材の縦
断面図、第7図は操作部材の斜視図、第8図は回動杆の
斜視図、第9図は従動杆、ラッチレバー及び案内部材を
備えた保持枠の一部切欠した斜視図である。 図中、(1)は抽斗、(3)は裏板、(4)は表面板、
(15)は引手部材、(20),(21)は軸承部、(27)は
操作部材、(30)は回動杆、(32)は作動部、(35)は
従動杆、(36)は当接部、(38)はラッチレバー、(4
0)は保持枠、(46)は案内溝、(47)は案内部材、(4
8)はキャビネット、(49)はラッチストッパーであ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引手部材内に配置された操作部材の傾動に
    より回動する水平状の回動杆の一端に、直角状に折曲す
    る作動部を設け、かつ、上端に、前記作動部に当接する
    当接部をL字状に有した垂直状の従動杆の下端部に、常
    時一方向に弾圧付勢された状態で保持枠に水平回転可能
    に保持されたラッチレバーを設けて、前記操作部材の傾
    動操作により、従動杆を回動してラッチレバーとラッチ
    ストッパーとの係止状態を解除するように構成した抽斗
    のラッチ機構において、引手部材に、回動杆を回動可能
    に支承する軸承部を一体に設け、かつ、保持枠に、前記
    回動杆の作動部を係合する案内溝を有した案内部材を、
    一体に設けて、前記引手部材と、保持枠とを抽斗を構成
    する裏板に夫々装着したことを特徴とする抽斗のラッチ
    機構。
  2. 【請求項2】引手部材の左右側部に軸承部を夫々一体に
    設けて成る請求項1記載の抽斗のラッチ機構。
  3. 【請求項3】案内溝が、左右で対向する一対の垂片によ
    り形成した請求項1乃至2記載の抽斗のラッチ機構。
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JPH0339064Y2 (ja) * 1986-08-19 1991-08-16

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JPS6331845B2 (ja) * 1981-08-28 1988-06-27 Hitachi Ltd

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