JPH0826714B2 - 抽斗のラッチ機構 - Google Patents

抽斗のラッチ機構

Info

Publication number
JPH0826714B2
JPH0826714B2 JP63229865A JP22986588A JPH0826714B2 JP H0826714 B2 JPH0826714 B2 JP H0826714B2 JP 63229865 A JP63229865 A JP 63229865A JP 22986588 A JP22986588 A JP 22986588A JP H0826714 B2 JPH0826714 B2 JP H0826714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
pulling member
plate
back plate
latch mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63229865A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0280773A (ja
Inventor
陽一 善田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP63229865A priority Critical patent/JPH0826714B2/ja
Publication of JPH0280773A publication Critical patent/JPH0280773A/ja
Publication of JPH0826714B2 publication Critical patent/JPH0826714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、ファイリングキャビネットなどにおける抽斗
のラッチ機構に関する。
従来の技術 従来、ファイリングキャビネットなどにおいて、地震
など外部振動により抽斗が不用意に飛び出さないよう
に、抽斗の収納状態で、これをキャビネットに固定する
ラッチ機構は例えば実公昭60−23412号公報などにおい
て公知であり、その構成は、抽斗の引手部を構成する引
手部材内に、水平状に延びる回動杆により支持されて傾
動する操作部材が介在するように、前記回動杆を抽斗の
前面部を構成する裏板に装着すると共に、その一端に延
長して設けた作動部を、裏板にさらに支承せしめて成
り、前記操作部材の傾動に伴う回動杆の回動を、その延
長端に設けた作動部を介して垂直方向に延びる従動杆に
伝達し、この従動杆の回動により、これに軸支したラッ
チレバーをその付勢力に抗して可動することによりキャ
ビネットに設けたラッチストッパーとの係止を解除する
ように構成されている。
発明が解決しようとする課題 ところが上記した従来の構成によれば、抽斗の前面部
を構成する裏板と表面板との間に引手部材を挟持し、か
つ、操作部材を支持した回動杆を裏板の中央位置に設け
た軸受片に支承すると共に従動杆と作用する回動杆の延
長端部をさらに裏板の側部に設けた他の軸受片に支承す
る構成であるので、裏板に軸受片を設ける工程を必要と
すること、裏板の中央位置と側部とに設けた軸受片との
間に多少とも製作上の誤差があるときは、回動杆の円滑
な回転が損なう惧れがあること、引手部材と操作部材の
位置関係の調整が面倒であることなどの欠陥を有する。
そこで、本願は、上記した従来のものの欠陥を解消す
ることを目的としたものである。
課題を解決するこための手段 本願は、上記した目的を達成するために、抽斗の前面
部を構成する裏板と表面との間に備えた引手部材内配置
した操作部材の傾動により、該操作部材を支持した水平
状の回動杆を回動することにより、その一端に設けた作
動部を介して垂直方向に延びる従動杆を回動し、この従
動杆の回動により、これに軸支したラッチレバーをその
付勢力に抗して可動することによりキャビネットに設け
たラッチストッパーとの係止を解除するように構成した
抽斗のラッチ機構において、前記回転杆を回動可能に軸
承する軸承部を引手部材に設けて、前記引手部材内に操
作部材を傾動可能に配置し、かつ、作動部を前記回動杆
の一端にL字状に折曲して設け、この作動部を、前記引
手部材の側面に延長して設けた案内部材に設けた上下方
向で開口する案内溝に嵌合し、この引手部材を抽斗の裏
板に装着したことを特徴とするものであり、上記におい
て、案内溝を、案内部材の長手方向で対向する一対の垂
片により形成し、また操作部材が、上縁部に、前面で開
口する縦長の嵌合孔部を有し、かつ、回動杆に複数のV
字状の屈曲部鵜を形成して、この屈曲部を形成した位置
を前記嵌合孔部内に圧入し、さらに引手部材が、背板
と、底板と左右側板とから成る横長の枠体の左右側板上
部に、回動杆を回動可能に支承する軸承部を夫々設けて
成るものであり、抽斗の上下幅が短い例えば最上段の抽
斗に用いるに好適なように、引手部材が、背板と、底板
と、左右側板とから成る横長の枠体の底板下面の左右位
置に夫々回動杆を回動可能に支承する軸承部を設け、か
つ、前記底板に、操作部材の介入を許容する横長の開口
孔を穿設して成るものである。
作用 しかして、抽斗がキャビネット内に収納され、かつ、
ラッチレバーがラッチストッパーに係止しているラッチ
状態において、引手部に手を介入して操作部材を手前方
向に傾動すると、回動杆が回動し、その回動が従動杆に
伝達してラッチレバーが水平回動してラッチストッパー
より離脱し、ラッチ状態は解除されて、抽斗は引出し可
能な状態となる。
実施例 以下図面にもとづいて、本願の実施例を詳述すると、
第1図は抽斗(1)の前面部の縦断側面図で、この抽斗
(1)は、容体(2)の前面に、裏板(3)が垂直状に
設けてあると共に、その前面に、表面板(4)が取り付
けてあり、この表面板(4)の中央位置には、周辺に内
向きのリブ(5)を有した引手口部(6)が設けてあ
る。
前記裏板(3)は、上縁及び左右側縁に、それから夫
々前方に折曲して水平に突出し、その突出長さの中間位
置に沿って段部(7)を有した鍔片(8)が、また下縁
にも、同様に水平状に突出し、その突出長さの中間位置
に沿って下向きの凸条部(9)を有した鍔片(10)が夫
々一体に設けてある。
前記表面板(4)は、その上縁及び左右側縁に、それ
から夫々後方に折曲して水平に突出し、その先縁に沿っ
て前記鍔片(8)の段部(7)と係合する下向きの係合
片(11)を有した前記鍔片(8)と重合する覆片(12)
が、また下縁にも同様に、後方に折曲して水平状に突出
し、その突出長さの中間位置に沿って上向きの凸条部
(13)を形成すると共に、この凸条部(13)の位置で、
前記鍔片(10)に止着される取付片(14)が夫々一体に
設けてある。第4乃至6図は、引手部材(15)を示して
おり、この引手部材(15)は、底板と背板と左右側板と
を有し、その左右側板の上部前縁間に、下部に段落部
(16)′を形成した横桟(16)を横架した横長の枠体
(17)と、この枠体(17)の底板の前縁から左右側板の
前縁一部に沿って設けられた段落部(18)と、一方の側
板上面に起立状に設けられ、これに後述の回動杆(30)
の一端を回転可能に支承する支承孔(19)を有した一方
の軸承部(20)と、他方の側板上面に設けられ、後述す
る回動杆(30)を前方から挟持して回動可能に支承する
他方の軸承部(21)と、一方の側板外面の背面寄りに設
けられ、これに一方の取付孔(22)を有した取付部(2
3)とから構成されており、このように構成された引手
部材(15)の他方の側板外面には、水平状に突出すると
共に、前面2個所に、一対の垂片を対向することによ
り、前面と上下方向で開口する案内溝(24),(24)′
を隔設し、かつ、根元部に他方の取付孔(25)を有した
案内部材(26)が一体に設けてあり、これらは合成樹脂
により一体に成型される。
第7図は、前記引手部材(15)内に介在される操作部
材(27)を示しており、この操作部材(27)は、上部
に、前面が開放した縦長の嵌合孔部(28)を、下部に、
前方に傾斜する傾斜部(29)を一体に形成した横長の合
成樹脂板から構成されている。
第8図は、回動杆(30)を示しており、長尺な水平部
(31)の一端に、直角状に屈曲する短尺の作動部(32)
を有して成り、前記水平部(31)の一部に、2個のV字
状の屈曲部(33),(33)が形成してある。
以上のように構成された引手部材(15)と、操作部材
(27)と、回動杆(30)とは、先ず操作部材(27)の嵌
合孔部(28)内にその前面から回動杆(30)の水平部
(31)の屈曲部(33),(33)の位置を圧入して、回動
杆(30)に操作部材(27)を支持したのち、操作部材
(27)が、枠体(17)内に介入するように、回動杆(3
0)の水平部(31)を左右の軸承部(20),(21)に夫
々回動可能に支承すると共に、前記作動部(32)を例え
ば抽斗(1)の横幅が広いタイプのときは、前記回動杆
(30)の作動部(32)を外側の案内溝(24)に、また抽
斗(1)の横幅が狭いタイプのときは、案内部材(26)
の一部を切断して、内側の案内溝(24)′に介入するも
のであり、この状態で、回動杆(30)の横方向の位置が
規制されると共に、引手部材(15)に対する操作部材
(27)の位置関係及び回動杆(30)の回動作用が調整さ
れる。そして、調整後、取付孔(22),(25)を介して
引手部材(15)を裏板(3)の前面に止ネジなどにより
装着し、次いで、裏板(3)の鍔片(8)に、表面板
(4),覆片(12)を重合して、段部(7)に係合片
(11)を係合し、かつ、引手口部(6)に設けた係合リ
ブ(5)を、枠体(17)の段落部(16)′と(18)とに
夫々係合すると共に鍔片(10)に取付片(14)を重合し
て例えば止ネジにより止着することにより、裏板(3)
に表面板(4)が取り付けられる。
第9図は、従動杆(35)と、ラッチ作動板(36)との
分解斜視図を示しており、前記従動杆(35)は、下部に
角状部(37)が、上部にL字状に屈曲して前記作動部
(32)と当接する当接部(38)が夫々設けてあり、また
ラッチ作動体(36)は、前面が開口した縦長方向形の取
付筐体(39)と、ラッチレバー(40)と、巻回状の付勢
スプリング(41)とから構成されている。
前記取付筐体(39)は、前面左右側縁に一段低くなっ
て側方に突出する当接リブ(42)を、前面下縁に、下向
きL字状に突出する係止リブ(43)を、さらに上縁中央
部に、2本の平行する切線(44)により遊離されて上下
方向の弾性力を保有し、かつ、先端に上向きの係止突部
(45)有した係止片(46)を夫々一体に設けて成り、内
部には、上下で対向する一対の仕切片(47),(47)
と、中央位置に突出し、前縁が円弧状に窪んだ受片(4
8)とが夫々一体に設けてある。また取付筐体(39)の
一方の側部には、切溝(49)が設けてあり、さらに上面
から下面に貫通する挿通孔(50)が穿設してある。
前記ラッチレバー(46)は、横長方形状を呈し、先端
部に厚味方向で貫通するラッチ孔(51)を有すると共
に、後部に軸部(52)を残して上面で切欠された切欠凹
部(53)が設けてあり、また側面にはこの切欠凹部(5
3)と連通して長手方向に延びる係合溝(54)を有し、
かつ、軸部(52)には、上下方向で貫通して、前記従動
杆(35)の角状部(37)を挿通する角孔(55)が穿設し
てある。
しかして、軸部(52)の上部に、スプリング(41)の
捲回部(41)aを嵌合すると共に、その一方の片(41)
bを、前記係合溝(54)に係合し、この状態で前記筐体
(39)内の上下仕切片(47),(47)間に、ラッチレバ
ー(40)の軸部(52)を介入して、その背面を前記受片
(48)の前縁湾曲部に当接する。すると、大きく開いて
いたスプリング(41)の片(41)bと(41)cが、内方
に押圧されて、弾力を保有し、この状態で他方の片(4
1)cを、筐体(39)に設けた切溝(40)に係止する
と、ラッチレバー(40)に一方向の水平回動力が付勢さ
れる。
次いで、従動杆(35)の角状部(37)を挿通孔(50)
及び角孔(54)に挿通する。
以上のように、従動杆(35)を備えたラッチ作動体
(36)は、表面板(4)を取り付ける以前に、抽斗
(1)の裏板(3)の一側部に設けた角状の取付孔(5
5)に押し込んで、当接リブ(42)を裏板(3)の正面
に、係止リブ(43)と係止突部(45)を裏板(3)の背
面に夫々当接係止することにより取り付けられると共
に、ラッチレバー(40)に対する付勢力によって、当接
部(38)を回動杆(30)の作動部(32)に圧接し、この
圧接力によって、操作部材(26)は常態で、第1図で示
すように、ほぼ垂直状態を保持される。
(56)は抽斗(1)を収納するキャビネットを示し、
このキャビネット(56)の前面開口部側の内側壁には、
従来と同様にラッチストッパー(57)が突出している。
しかして、常態においては、ラッチレバー(40)が、
スプリング(41)により一方向に回動付勢されているこ
とにより、第3図で示すように、キャビネット(56)の
内側壁に突設したラッチストッパー(57)にラッチ孔
(51)が係止して、抽斗(1)はキャビネット(56)内
に収納した状態でラッチされる。このラッチ状態から、
抽斗(1)を引き出すべく開口部(6)から引手部材
(15)内に手を挿入して、垂直状態にある操作部材(2
7)を手前方向に引くと、操作部材(27)の傾動によ
り、回動杆(30)の作動部(32)も手前方向に傾動し、
この作動部(32)と圧接している当接部(38)が手前方
向に押圧されて、従動杆(35)と共に、ラッチレバー
(40)がスプリング(41)の付勢力に抗して水平回動
し、ラッチ孔(51)はラッチストッパー(57)から離脱
して、抽斗(1)のラッチ状態は解除され、この状態で
抽斗(1)は手前方向に引き出される。
また抽斗(1)が引き出され、かつ、ラッチレバー
(40)がスプリング(41)により付勢された状態から、
抽斗(1)をキャビネット(56)内に押し込むと、ラッ
チレバー(40)の先端部がラッチストッパー(57)の傾
斜面を登りながら、スプリング(41)の付勢力に抗して
傾動したのち、ラッチ孔(51)が、ラッチストッパー
(57)に自動的に係止する。
第12,13図は、例えばキャビネットの最上段に収納す
る抽斗のように、その前面の高さが低く、そのため、高
さ方向の中央位置に引手部を構成することが困難なよう
な場合に有効な他の実施例を示すもので、前記第1実施
例と、基本的に相違するところは、回動杆を引手部材の
下方位置に回動自在に取り付けると共に、操作部材を、
引手部材の底板に設けた開口孔から、引手部材内に、ほ
ぼ垂直状態に介在せしめた点にある。
即ち、引手部材(60)は、底板と、背板と左右側板と
を有し、その底板の前縁に沿って、上部に段落部(61)
を形成した横桟(62)を横架した横長の枠体(63)と、
この枠体(63)の左右側板の前縁に設けられた段落部
(64)と、一方の側板下面に垂下状に設けられ、これに
前記回動杆(30)の一体を回転可能に支承する支承孔を
有した一方の軸承部(66)と、他方の側板下面に設けら
れ、回動杆(30)を前方から挟持して支承する他方の軸
承部(67)と、一方の側板外面の背面寄りに設けられ、
これに取付孔を有した取付部(68)とから構成され、か
つ、枠体(63)の底板には、長手方向に延びて、前記操
作部材(27)を傾動可能に介入する開口孔(69)が設け
てあり、かつ、一方の側面には第1実施例と同様に案内
部材(26)が一体に設けてある。
しかして、引手部材(60)の軸承部(66),(67)に
回動杆(30)を回転可能に支承すると共に、この回動杆
(30)に一体的に取り付けた操作部材(27)を、開口孔
(69)より枠体(63)内に臨ませ、かつ、回動杆(30)
の作動部(32)を上向きにして、案内部材(26)の案内
溝(24)乃至(24)′に係合する。
一方抽斗(71)の前面部は、前記抽斗(1)と同様
に、上縁及び左右側縁に、夫々前方に水平に突出すると
共に、その突出長さの中間位置に沿って段部(72)を有
した鍔片(73)を、また下縁に水平に突出し、その突出
長さの中間位置に沿って下向きの凸条部(74)を有した
鍔片(75)を夫々一体に設けた裏板(77)と、上縁及び
左右側縁に、夫々後方に水平に突出すると共に、その先
端に沿って前記鍔片(73)の段部(72)と係合する下向
きの係合片(78)を有した覆片(79)を、また下縁に水
平に突出し、その突出長さの中間位置に沿って上向きの
凸条部(80)を形成すると共に、この凸条部(80)の位
置で前記鍔片(75)に止着される取付片(81)を夫々一
体に設けた表面板(82)とから成り、前記裏板(77)の
上縁から突出する鍔片(73)の中央部と、前記表面板
(82)の上縁から突出する覆片(79)の中央部とに夫々
切欠部(83)と(84)とを設けると共に、表面板(82)
には、前記切欠部(84)の位置で上縁が開放するように
引手口部(85)が設けられ、この引手口部(85)の周縁
には内向きリブ(86)が設けてあり、このように構成さ
れた抽斗(71)の裏板(77)に、前記引手部材(60)
が、前記切欠部(83)から、引手部材(60)の上縁が僅
か突出するように装着され、かつ、裏板(77)に表面板
(82)が取り付けられると共に、内向きリブ(86)が各
段落部(61),(64)に係合する。
効果 以上のように本願によれば、引手部材に案内部材を一
体に設けると共に、操作部材を支持した回動杆を取り付
け、この引手部材を抽斗の裏板に装着する構成であるの
で、その装着以前に引手部材と操作部材の配置関係及び
回動杆の回動作用などの調整を行うことができると共
に、回動杆及び案内部材の抽斗に対する取り付けが省略
できて製作に極めて便利であり、また操作部材が、上縁
部に、前面で開口する縦長の嵌合孔部を有し、かつ、回
動杆に複数のV字状の屈曲部を形成して、この屈曲部を
形成した位置を前記嵌合孔部内に圧入して成るので、操
作部材と回動杆の一体性が得られて操作部材の下縁の何
の位置を操作しても、回動杆の回動を確実に行うことが
でき、さらに引手部材が、背板と、底板と、左右側板と
から成る横長の枠体の底板下面の左右位置に夫々回動杆
を回動可能に支承する軸承部を設け、かつ、前記底板
に、操作部材の介入を許容する横長の開口孔を穿設して
成るときは、例えばキャビネットの最上段に位置する抽
斗のように、特に高さ寸法の短い抽斗に有効であるなど
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は抽斗に装着
した状態の部分縦断側面図、第2図は表面板を省略した
同正面図、第3図は一部切欠した同部分平面図、第4図
は引手部材の斜視図、第5図は同正面図、第6図は同縦
断側面図、第7図は操作部材の一部省略した斜視図、第
8図は回動杆の一部省略した斜視図、第9図は従動杆
と、ラッチ作動体の分解斜視図、第10図はラッチ作動板
の縦断側面図、第11図は同横断平面図、第12図は他の実
施例における引手部材の斜視図、第13図は該引手部材を
用いた場合の第1図に対応する断面図である。 図中、(1),(71)は抽斗、(2)は容体、(3),
(77)は裏板、(4),(82)は表面板、(5),(8
6)は内向きリブ、(6),(85)は引手口部、(1
5),(60)は引手部材、(16),(62)は横桟、(1
7),(63)は枠体、(20),(21),(66),(67)
は軸承部、(24),(24)′は案内溝、(26)は案内部
材、(27)は操作部材、(28)は嵌合孔部、(30)は回
動杆、(32)は作動部、(33)は屈曲部、(35)は従動
杆、(36)はラッチ作動体、(38)は当接部、(40)は
ラッチレバー、(41)はスプリング、(56)はキャビネ
ット、(57)はラッチストッパーである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抽斗の前面部を構成する裏板と表面板との
    間に備えた引手部材内に配置した操作部材の傾動によ
    り、該操作部材を支持した水平状の回動杆を回動するこ
    とにより、その一端に設けた作動部を介して垂直方向に
    延びる従動杆を回動し、この従動杆の回動により、これ
    に軸支したラッチレバーをその付勢力に抗して可動する
    ことによりキャビネットに設けたラッチストッパーとの
    係止を解除するように構成した抽斗のラッチ機構におい
    て、前記回動杆を回転可能に軸承する軸承部を引手部材
    に設けて、前記引手部材内に操作部材を傾動可能に配置
    し、かつ、作動部を前記回動杆の一端にL字状に折曲し
    て設け、この作動部を、前記引手部材の側面に延長して
    設けた案内部材の前面に設けた上下方向で開口する案内
    溝に嵌合し、この引手部材を抽斗の裏板に装着したこと
    を特徴とする抽斗のラッチ機構。
  2. 【請求項2】案内溝を、案内部材の長手方向で対向する
    一対の垂片により形成した請求項1記載の抽斗のラッチ
    機構。
  3. 【請求項3】操作部材が、上縁部に、前面で開口する縦
    長の嵌合孔部を有し、かつ、回動杆に複数のV字状の屈
    曲部を形成して、この屈曲部を形成した位置を前記嵌合
    孔部内に圧入して成る請求項1または2記載の抽斗のラ
    ッチ機構。
  4. 【請求項4】引手部材が、背板と、底板と左右側板とか
    ら成る横長の枠体の左右側板上部に、回動杆を回動可能
    に支承する支承部を夫々設けて成る請求項1,2または3
    記載の抽斗のラッチ機構。
  5. 【請求項5】引手部材が、背板と、底板と、左右側板と
    から成る横長の枠体の底板下面の左右位置に夫々回動杆
    を回動可能に支承する軸承部を設け、かつ、前記底板
    に、操作部材の介入を許容する横長の開口孔を穿設して
    成る請求項1,2,3または4記載の抽斗のラッチ機構。
JP63229865A 1988-09-16 1988-09-16 抽斗のラッチ機構 Expired - Fee Related JPH0826714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229865A JPH0826714B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 抽斗のラッチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63229865A JPH0826714B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 抽斗のラッチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280773A JPH0280773A (ja) 1990-03-20
JPH0826714B2 true JPH0826714B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=16898910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63229865A Expired - Fee Related JPH0826714B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 抽斗のラッチ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0826714B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128506A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Itoki Corp 引出し

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411108Y2 (ja) * 1985-12-19 1992-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0280773A (ja) 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0826714B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JPH0817728B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JPH0826718B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JPH0826717B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JPH0826715B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JP4280861B2 (ja) 鏡板の取付装置
JPH0728361Y2 (ja) 抽斗のラッチ装置
JPH09164048A (ja)
JP2567492Y2 (ja) ラッチ機構を備えた抽斗
JP2508242B2 (ja) ワゴンの引出し施錠装置
JP2794386B2 (ja) 車両用カップホルダ
JPH0629384Y2 (ja) ハンドル
JPH07107341B2 (ja) ファイリングキャビネット
JPS6237507Y2 (ja)
JPH0731213Y2 (ja) シャウカステン架台
JPH0647366Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPH0826716B2 (ja) 抽斗のラッチ機構
JPH0722791Y2 (ja) カセット
JP3062931U (ja) 開閉用のハンドル装置
JPH0444972Y2 (ja)
JPH0247662Y2 (ja)
JPS6146134Y2 (ja)
JP2616335B2 (ja) 引出し施錠装置
JPH0522600Y2 (ja)
JPH0540806Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees