JP2567492Y2 - ラッチ機構を備えた抽斗 - Google Patents

ラッチ機構を備えた抽斗

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JP2567492Y2
JP2567492Y2 JP1988120455U JP12045588U JP2567492Y2 JP 2567492 Y2 JP2567492 Y2 JP 2567492Y2 JP 1988120455 U JP1988120455 U JP 1988120455U JP 12045588 U JP12045588 U JP 12045588U JP 2567492 Y2 JP2567492 Y2 JP 2567492Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ファイリングキャビネットなどにおけるラ
ッチ機構を備えた抽斗に関する。
[従来の技術] 従来、ファイリングキャビネットなどにおける抽斗に
おいて、地震などの外部振動により抽斗が不用意に飛び
出さないように、抽斗の収納状態で、これをキャビネッ
トに固定するラッチ機構を備えた抽斗が、例えば実公昭
60−23412号公報などにおいて公知であり、その構成
は、抽斗の前面部を、裏板と表板とから構成し、裏板に
ラッチ機構を装着したのち該機構を隠蔽するように表面
板を取り付けて成るものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記した従来の構成によれば、引手部を構成
する枠状の引手部材は、その前縁に沿って突条を設け、
この突条の外周面に、表面板に開設した引手口部を嵌合
係止する構成であるので、引手部材に設けた突条が表面
板の前面より突出した状態におかれる。ところで通常、
引手部材は合成樹脂により、また表面板はスチールによ
り構成される関係上、表面板の引手口部から引手部材の
突条が突出していることにより材質による違和感が生
じ、かつ、開口部の切口が突条の周囲に現れて体裁を損
なうばかりでなく、表面板より突出する突条に塵埃が付
着して汚損し易く、また抽斗の前面を拭清する際にそれ
が邪魔と成るなどの欠陥を有する。
本願考案は、このような課題を解消することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本考案は、以上のような目的を達成するために、次の
ような手段を講じたものである。すなわち、本考案に係
るラッチ機構を備えた抽斗は、前面部が、容体に設けて
ある裏板と、この裏板の前方に取り付けられる表面板と
から成り、それらの間に、表面板に開設した引手口部と
合致する引手部材を設けてこの引手部材内に、ラッチ機
構の操作部材を配置して成るラッチ機構を備えた抽斗に
おいて、前記裏板を、上縁から前方に水平状に突出しそ
の突出長さの中間位置に沿って段部を有した上部鍔片
と、下縁から前方に水平状に突出した下部鍔片とを一体
に設けて成るものにして、その裏板に引手部材を装着す
ると共に、表面板を、上縁から後方に水平状に突出しそ
の先縁に下方に垂下する係合片を有した覆片と、下縁か
ら水平状に突出した取付片と、周縁に沿って内向きの係
合リブを一体に設けた引手口部とを有して成るものに
し、前記表面板を前記裏板の前方に、その係合片を上部
鍔片の段部に係合させると共に係合リブを引手部材の前
縁部に設けた段落部の内面に係合させて装着し、その表
面板の取付片を裏板の下部鍔片に止着したことを特徴と
する。
表面板を裏板に止着する場合の、表面板の位置決めを
容易にするためには、裏板の下部鍔片に、その突出長さ
の中間位置に沿って下向凸条部を設けると共に、表面板
の取付片に、減衰下向凸条部の前縁に衝合可能な上向凸
条部を設けておき、その上向凸条部の位置で前記取付片
を前記下部鍔片に止着するように構成すればよい。
表面板の表面をフラットにするために、引手部材が、
底板と、背板と、左右側板とを有し、その左右側板の上
部前縁間に、長手方向に沿って段落部を形成した横桟を
横架して成る枠体の前記底板前縁及び左右側板の前縁
に、夫々段落部を設けることが好ましい。
さらに、抽斗前面の高さが短く、その中央位置に引手
部材を形成できない場合にも、前述したものに準じた作
用効果を得ることができるようにするには、前面部が、
容体に設けてある裏板と、この裏板の前方に取り付けら
れる表面板とから成り、それらの間に、表面板及び裏板
に開設した引手口部と合致する引手部材を設けてこの引
手部材内に、ラッチ機構の操作部材を配置して成るラッ
チ機構を備えた抽斗において、裏板が、上縁から突出す
る上部鍔片の一部に、上部切欠部を設けて成り、表面板
が、上縁から突出し前記上部鍔片上に覆着される覆片の
一部に、前記上部切欠部と合致する切欠部を設け、か
つ、この切欠部で上縁が開放するようにして、左右側縁
及び下縁に内向きの係合リブを一体に有した引手口部を
設けて成り、さらに引手部材が、底板と背板と、左右側
板とを有し、その左右側板の前縁と底板の前縁に段落部
を夫々設けて成り、前記引手部材を、その段落部に前記
係合リブが係合し、かつ、その上縁が前記上部切欠部よ
り僅か突出するように裏板に装着し、かつ、表面板の取
付片を前記裏板の下部鍔片に止着して成るものにするの
が好ましい。
[作用] このような構成によれば、裏板に装着された引手部材
を中心としてラッチ機構を組付けた後、裏板に表面板を
取り付けると、表面板の引手口部の周縁に設けた内向き
の係合リブが、引手部材の前縁部に設けた段落部の内面
に係合し、引手部材を表面板より突出させない。それゆ
え、材質の相違による違和感を払拭して見栄えを良くす
ることができ、抽斗の前面部がフラットになるので、抽
斗前面部の拭掃除が容易になる。また、引手口部の素材
の切口端面を露出させないので、安全性が向上する。
加えて、前面部の裏板が容体に設けてあり、しかもそ
の裏板には、ラッチ機構の操作部材を内部に配置してあ
る引手部材を装着し、その裏板に表面板を取り付けるの
で、ラッチ機構を目視しながら作動確認や調整を行え
る。つまり、容体に設けた裏板に、ラッチ機構の操作部
材を内部に配置した引手部材を取り付けているため、ラ
ッチ機構を表面板に関係させることなく組付けることが
でき、その組付け作業も抽斗の前面側から行えるので容
易なものとなる。
また、表面板を裏板に取り付けるにあたっては、表面
板の上縁部分に形成された覆片の係合片を、裏板の上縁
部分に形成された上部鍔片の段部に係合させ、引手口部
の係合リブを引手部材の前縁部に設けた段落部の内面に
係合させ、取付片を裏板の下部鍔片に止着する。したが
って、表面板は裏板に引っ掛けられた状態で取り付けら
れるので、その取付作業中に落下させることはなく、取
付作業内容を簡単にしている。そして、取り付けられた
表面板は、引手口部において引手部材の前縁部と係合し
ている、言い換えれば表面板と裏板との間に引手部材が
介在することになるので、表面板が引手部材により補強
されることに成り、表面板がぺこぺこふるのを防止でき
る。
さらに、表面板は、その上縁部分で裏板と係合する
際、その上端には覆片が設けられているので、表面板や
裏板の素材端縁が前面部の上縁部分に上向きに露出する
ことがなくなり、安全性を高めることができる。
[実施例] 以下図面にもとづいて、本願の実施例を詳述すると、
抽斗(1)は、容体(2)の前面に裏板(3)を垂直状
に設けてあるとともに、その前方に、表面板(4)が取
り付けられる。
前記裏板(3)は、上縁から前方に屈曲して水平状に
突出し、その突出長さの中間位置に沿って段部(5)を
有した上部鍔片(6)が、左右側縁から前方に折曲して
突出した側部鍔片(6)′が、また下縁にも、水平に突
出し、その仲介位置に沿って下方に膨脹する下向凸条部
(7)を有した下部鍔片(8)が夫々一体に設けてあ
る。
前記表面板(4)は、裏板(3)にあわせて、その上
縁から後方に折曲して水平状に突出し、その先縁に、前
記上部鍔片(6)の段部(5)と係合する下向きの係合
片(9)を有した前記上部鍔片(6)と重合する覆片
(10)が、左右側縁から後方に折曲して突出した側部鍔
片(10)′が、また下縁にも後方に折曲して水平状に突
出し、その突出長さの中間位置に沿って上方に膨出する
上向凸条部(11)を形成すると共に、その上向凸状部
(11)の位置で、前記下部鍔(8)に止着される取付片
(12)が夫々一体に設けて成り、高さ方向の中央位置に
は、周縁に沿って内向きの係合リブ(13)を有した方形
状の引手口部(14)を穿設してある。
第4、5、6図は引手部材(15)を示しており、この
引手部材(15)は、底板と背板と左右側板とを有し、そ
の左右側板の上部前縁間に、下部に段落部(16)′を形
成した横桟(16)を横架した横長の枠体(17)と、この
枠体(17)の底板前縁から左右側板の前縁一部に沿って
設けられた段落部(18)と、一方の側板上面に起立状に
設けられ、これに後述の回動杆(30)の一端を回転可能
に支承する支承孔(19)を有した一方の軸承部(20)
と、他方の側板上面に設けられ、後述する回動杆(30)
を前方から挾持して回転可能に支承する他方の軸承部
(21)と、一方の側板外面の背面寄りに設けられ、これ
に一方の取付孔(22)を有した取付片(23)とから構成
されており、このように構成された引手部材(15)の他
方の側板外面には、水平状に突出すると共に、前面2箇
所に、一対の垂片を対向することにより、前面と上下方
向で開口する案内溝(24),(24)′を隔設し、かつ、
根元部に他方の取付孔(25)を有した案内部材(26)が
一体に設けてあり、これらは合成樹脂により一体に成型
される。
第7図は、前記引手部材(15)内に配置される操作部
材(27)を示しており、この操作部材(27)は、上部
に、前面で開放された縦長の嵌合孔部(28)を、下部
に、前方に傾斜する傾斜部(29)を一体に形成した横長
の合成樹脂板から構成されている。
第8図は、回動杆(30)を示しており、長尺な水平部
(31)の一端に、直角状に屈曲する短尺の作動部(32)
を有して成り、前記水平部(31)の一部に、2個の略V
字状の屈曲部(33).(33)が形成してある。
以上のように構成された、引手部材(15)と、操作部
材(27)と、回動杆(30)とは、先ず操作部材(27)の
嵌合孔部(28)内に、その前面から回動杆(30)の水平
部(31)の屈曲部(33),(33)の位置を圧入して、回
動杆(30)に操作部材(27)を支持したのち、操作部材
(27)が、枠体(17)内に介在するように、回動杆(3
0)の水平部(31)を左右の軸承部(20),(21)に夫
々回転可能に支承すると共に、例えば抽斗(1)の横幅
が広いタイプのときは、前記回動杆(30)の作動部(3
2)を外側の案内溝(24)に、また抽斗(1)の横幅が
狭いタイプのときは、案内部材(26)の一部を切断し
て、内側の案内溝(24)′に介入するものであり、この
状態で、回動杆(30)の横移動は規制されると共に、引
手部材(15)に対する操作部材(27)の位置関係及び回
動杆(30)の回動作用が調整される。
そして、調整後、取付孔(22),(25)を介して引手
部材(15)が裏板(3)の前面に止めネジなどにより装
着される。次いで、裏板(3)の上部鍔片(6)に、表
面板(4)の覆片(10)を重合し、段部(5)に係合片
(9)を係合し、その状態から係合片(9)を中心とし
て表面板(4)を裏板(3)方向に、上向凸条部(11)
が下向凸条部(7)に衝合するまで回動する。そして、
引手口部(14)に設けた係合リブ(13)が、枠体(17)
の段落部(16)′(18)との内面に係合するように下部
鍔片(8)に取付片(12)を重合して、例えば止ネジに
より止着することにより、裏板(3)に表面板(4)が
取り付けられる。
なお図中(35)は上部にL字状に折曲した当接部(3
5)′を有した従動杆、(36)は従動杆(35)の下端に
軸着され、状態で弾圧付勢力によりキャビネット(37)
の内側壁に取り付けたラッチストッパー(38)と係合
し、操作部材(27)の傾動操作に伴う従動杆(35)の回
動により、弾圧付勢力に抗して回動して、ラッチストッ
パー(38)との係合を解くラッチレバーで、このラッチ
レバー(36)は、保持枠(39)を介して前記裏板(3)
に装着されている。
しかして、常態においては、ラッチレバー(36)が一
方向に弾圧付勢されて、第3図で示すように、ラッチス
トッパー(38)に係合して抽斗(1)をキャビネット
(37)に収納した状態に係止し、このラッチ状態から抽
斗(1)を引出すべく、引手口部(14)から引手部材
(15)内に挿入して、垂直状態に保持されてある操作部
材(27)を手前方向に引くと、操作部材(27)の傾動に
より、回動杆(30)の作動部(32)も手前方向に傾動
し、この作動部(32)と圧接している当接部(35)′が
手前方向に押圧されて、従動杆(35)と共にラッチレバ
ー(36)が弾圧付勢力に抗して水平回動して、ラッチス
トッパー(38)から離脱し、抽斗(1)のラッチ状態は
解除される。
第9、10図は、例えばキャビネットの最上段に収納す
る抽斗のように、その前面部の高さが低く、そのため、
その中央位置に引手部を構成することが困難な場合に有
効な他の実施例を示すもので、前記第1実施例と、基本
的相違するところは、回動杆を引手部材の下方位置に回
動自在に取り付けると共に、操作部材を、引手部材の底
板に設けた開口孔から、引手部材内に、ほぼ垂直状態に
配置せしめた点にある。
即ち、引手部材(40)は、底板と、背板と左右側板と
を有し、その底板の前縁に沿って、上部に段落部(41)
を形成した横桟(42)を横架した横長の枠体(43)と、
この枠体(43)の左右側板の前縁に設けた段落部(44)
と、一方の側板下面に垂下状に設けられ、これに回動杆
(30)の一端を回転可能に支承する支承孔を有した一方
の軸承部(46)と、他方の側板上面に設けられ、前記回
動杆(30)を前方から挾持して支承する他方の軸承部
(47)と、一方の側板外面の背面寄りに設けられ、これ
に取付孔を有した取付片(48)とから構成され、かつ、
枠体(43)の底板には、長手方向に延びて、前記操作部
材(27)を傾動可能に介入する開口孔(49)が設けてあ
る。
しかして、引手部材(40)の軸承部(46),(47)に
回動杆(30)を回転可能に支承すると共に、この回動杆
(30)に一体的に取り付けた操作部材(27)を、開口孔
(49)より枠体(43)内に臨ませ、かつ、回動杆(30)
の作動部(32)を上向きにして、案内部材(26)の案内
溝(24)乃至(24)′に係合する。
一方抽斗(51)の前面部は、前記抽斗(1)と同様
に、上縁に、前方に折曲して水平状に突出すると共に、
その突出長さの中間位置に沿って段部(52)を有した上
部鍔片(53)を、また下縁に水平条に突出し、その突出
長さの中間位置に沿って下向凸条部(54)を有した下部
鍔片(55)を夫々一体に設けた裏板(57)と、上縁に、
後方に折曲して水平状に突出すると共に、その先端に沿
って前記上部鍔片(53)の段部(52)と係合する下向き
の係合片(58)を有した覆片(59)を、また、下縁に、
水平状に突出し、その突出長さの中間位置に沿って上向
凸条部(60)を形成すると共に、この上向凸条部(60)
の位置で前記下部鍔片(55)に止着される取付片(61)
を夫々一体に設けた表面板(62)とから成り、前記裏板
(57)の上縁から突出する上部鍔片(53)の中央部と、
前記表面板(62)の上縁から突出する覆片(59)の中央
部とに、夫々合致する上部切欠部(63)と切欠部(64)
とを設けると共に、表面板(62)には、前記切欠部(6
4)の位置で上縁が開放する引手口部(65)を設けて、
この引手口部(65)の縁部に内向の係合リブ(66)を設
け、このように構成された抽斗(51)の裏板(57)に、
それに設けた上部切欠部(63)から、前記引手部材(4
0)の上縁が僅か突出するように装着されると共に、係
合リブ(66)が、各段落部(41),(44)の内面に係合
する。
[効果] 本考案は叙上のように構成されているので、容体に設
けた裏板にラッチ機構の操作部材を内設した引手部材を
装着しているので、組付けが容易である上に、表面板を
取り外した状態(ラッチ機構が見える状態)で作動確認
や調整を行うことができ、しかも表面板の係合片を段部
に係合させた上で表面板を回動させて取付片を下部鍔部
に重合させ止着するので、表面板を組立中に落下させる
ことがなく容易に組み立てることができる。
また、組立状態で、表面板の上端が段部に係合し、表
面板と裏板との間に引手部材が介在することになるの
で、表面板が引手部材により補強された状態と成り、表
面板がぺこぺこするのを防止することができ、表面板の
上端には覆片が形成されているため、前面部の上縁部分
に素材の端縁が露出せず、使用時に手や衣類が傷付くの
を未然に防止することができる。
さらには、抽斗の前面部はフラットに形成され、か
つ、引手口部の切口は露出しないので極めて体裁の良好
な抽斗が得られると共に、抽斗前面部が拭清し易く成
り、かつ、引手口部が汚損するおそれもないなどの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は要部の縦断
側面図、第2図は表面板を省略した正面図、第3図は一
部切欠した部分平面図、第4図は引手部材の斜視図、第
5図は同正面図、第6図は縦断側面図、第7図は操作部
材の斜視図、第8図は回動杆の一部省略した斜視図、第
9図は他の実施例における引手部材の斜視図、第10図は
該引手部材を備えた第1図に対応する断面図である。 図中(1),(51)は抽斗、(2)は容体、(3),
(57)は裏板、(4),(62)は表面板、(5),(5
2)は段部、(6),(53)は上部鍔片、(7),(5
4)は下向凸条部、(8),(55)は下部鍔片、
(9),(58)は係合片、(10),(59)は覆片、(1
1),(60)は上向凸条部、(12),(23)は取付片、
(13),(66)は係合リブ、(14),(65)は引手口
部、(15),(40)は引手部材、(16)′,(18),
(41),(44)は段落部、(17),(43)は枠体、(2
7)は操作部材、(30)は回動杆、(49)は開口孔、(6
3)は上部切欠部、(64)は切欠部である。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面部が、容体に設けてある裏板と、この
    裏板の前方に取り付けられる表面板とから成り、それら
    の間に、表面板に開設した引手口部と合致する引手部材
    を設けてこの引手部材内に、ラッチ機構の操作部材を配
    置して成るラッチ機構を備えた抽斗において、前記裏板
    を、上縁から前方に水平状に突出しその突出長さの中間
    位置に沿って段部を有した上部鍔片と、下縁から前方に
    水平状に突出した下部鍔片とを一体に設けて成るものに
    して、その裏板に引手部材を装着すると共に、表面板
    を、上縁から後方に水平状に突出しその先縁に下方に垂
    下する係合片を有した覆片と、下縁から水平状に突出し
    た取付片と、周縁に沿って内向きの係合リブを一体に設
    けた引手口部とを有して成るものにし、前記表面板を前
    記裏板の前方に、その係合片を上部鍔片の段部に係合さ
    せると共に係合リブを引手部材の前縁部に設けた段落部
    の内面に係合させて装着し、その表面板の取付片を裏板
    の下部鍔片に止着したことを特徴とするラッチ機構を備
    えた抽斗。
  2. 【請求項2】裏板の下部鍔片に、その突出長さの中間位
    置に沿って下向凸条部を設けると共に、表面板の取付片
    に、前記下向凸条部の前縁に衝合可能な上向凸条部を設
    けておき、その上向凸条部の位置で前記取付片を前記下
    部鍔片に止着して成る請求項1記載のラッチ機構を備え
    た抽斗。
  3. 【請求項3】引手部材が、底板と、背板と、左右側板と
    を有し、その左右側板の上部前縁間に、長手方向に沿っ
    て段落部を形成した横桟を横架して成る枠体の前記底板
    前縁及び左右側板の前縁に、夫々段落部を設けて成る請
    求項1又は2記載のラッチ機構を備えた抽斗。
  4. 【請求項4】前面部が、容体に設けてある裏板と、この
    裏板の前方に取り付けられる表面板とから成り、それら
    の間に、表面板及び裏板に開設した引手口部と合致する
    引手部材を設けてこの引手部材内に、ラッチ機構の操作
    部材を配置して成るラッチ機構を備えた抽斗において、
    裏板が、上縁から突出する上部鍔片の一部に、上部切欠
    部を設けて成り、表面板が、上縁から突出し前記上部鍔
    片上に覆着される覆片の一部に、前記上部切欠部と合致
    する切欠部を設け、かつ、この切欠部で上縁が開放する
    ようにして、左右側縁及び下縁に内向きの係合リブを一
    体に有した引手口部を設けて成り、さらに引手部材が、
    底板と背板と、左右側板とを有し、その左右側板の前縁
    と底板の前縁に段落部を夫々設けて成り、前記引手部材
    を、その段落部に前記係合リブが係合し、かつ、その上
    縁が前記上部切欠部より僅か突出するように裏板に装着
    し、かつ、表面板の取付片を前記裏板の下部鍔片に止着
    して成ることを特徴とするラッチ機構を備えた抽斗。
JP1988120455U 1988-09-16 1988-09-16 ラッチ機構を備えた抽斗 Expired - Lifetime JP2567492Y2 (ja)

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