JPH08176457A - フタロシアニン結晶の製造方法 - Google Patents

フタロシアニン結晶の製造方法

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JPH08176457A
JPH08176457A JP32067094A JP32067094A JPH08176457A JP H08176457 A JPH08176457 A JP H08176457A JP 32067094 A JP32067094 A JP 32067094A JP 32067094 A JP32067094 A JP 32067094A JP H08176457 A JPH08176457 A JP H08176457A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い光感度を有するフタロシアニン類の安定
な結晶を容易に製造する方法を提供する。 【構成】 フタロシアニン類を、水の存在下、カルボニ
ル基を有する脂環式有機溶媒で処理することを特徴とす
るフタロシアニン結晶の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフタロシアニン結晶の製
造方法に関し、特に光導電材料として有用なフタロシア
ニン結晶の新規な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フタロシアニン類は、塗料、印刷イン
ク、触媒或いは電子材料として有用な材料であり、特に
近年、電子写真感光用材料、光記録用材料及び光電変換
材料として広範に検討がなされている。一般に、フタロ
シアニン類は、製造方法、処理方法の違いにより、幾つ
かの結晶型を示すことがしられており、この結晶型の違
いは、フタロシアニン類の光電変換特性に大きな影響を
及ぼすことが知られている。そのため、フタロシアニン
類にあっては、その結晶型を制御することが重要であ
る。フタロシアニン類の結晶型については、例えば銅フ
タロシアニンについてみると、安定系のβ型以外に、
α、ε、γ、δ、π、χ、ρ、などの結晶型が知られて
おり、これらの結晶型は、機械的歪力、硫酸処理、有機
溶剤処理及び熱処理等により、相互に転移が可能である
ことが知られている。(例えば米国特許第2,770,
629号、同第3,160,635号、同第3,70
8,292号及び同第3,357,989号明細書
等)。また、特開昭50−38543号公報等には、銅
フタロシアニンの結晶型の違いと電子写真感度について
記載されている。
【0003】また、チタニルフタロシアニンについて
も、種々の結晶型のものが提案されており、例えば特開
昭62−67094号公報には安定系のβ型のものが、
特開昭61−217050号公報にはα型のものが記載
され、また、特開昭63−366号、同63−2038
5号、同64−17066号、特開平1−153757
号公報には、他の結晶型のものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来提案されているフタロシアニン化合物は、感光材
料として使用した場合の光感度と耐久性の点で、未だ充
分満足のいくものではなく、新たな結晶型のフタロシア
ニン化合物の開発や、安定な結晶型のものを容易に製造
する方法の開発が望まれている。本発明は、従来の技術
における上記のような実状に鑑みてなされたものであ
る。即ち、本発明の目的は、高い光感度を有するフタロ
シアニン類の安定な結晶を容易に製造する方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして、かかる本発明
の目的は、カルボニル基を有する脂環式有機溶剤を用い
てフタロシアニン類を処理することにより容易に達成さ
れる。以下、本発明を詳細に説明する。本発明製造方法
で原料となるフタロシアニン類とは無金属もしくは金属
フタロシアニンまたはこれら誘導体を指すこととし、1
種類の化合物を単独で原料として用いてもよく、2種類
以上のフタロシアニン化合物の混合物を用いてもよい。
これらフタロシアニン類の例としては、無金属フタロシ
アニン;ベリリウムフタロシアニン;マグネシウムフタ
ロシアニン;アルミニウムフタロシアニン;シリコンフ
タロシアニン;チタニウムフタロシアニン;バナジウム
フタロシアニン;クロムフタロシアニン;マンガンフタ
ロシアニン;鉄フタロシアニン;コバルトフタロシアニ
ン;ニッケルフタロシアニン;銅フタロシアニン;亜鉛
フタロシアニン;ガリウムフタロシアニン;ゲルマニウ
ムフタロシアニン;ジルコニウムフタロシアニン;ニオ
ブフタロシアニン;モリブデンフタロシアニン;パラジ
ウムフタロシアニン;銀フタロシアニン;カドミウムフ
タロシアニン;インジウムフタロシアニン;スズフタロ
シアニン;アンチモンフタロシアニン;タンタルフタロ
シアニン;タングステンフタロシアニン;白金フタロシ
アニン;金フタロシアニン;水銀フタロシアニン;タリ
ウムフタロシアニン及び鉛フタロシアニン等の金属フタ
ロシアニン並びにこれらの無金属または金属フタロシア
ニンのベンゼン環の水素原子が、塩素、フッ素、ニトロ
基、シアノ基またはスルホン基等の置換基で置換された
フタロシアニン誘導体等をあげることができる。上記フ
タロシアニン化合物の合成方法は公知方法(例えば、
G.T.Byrne,R.P.Linstead,A.
R.Lowe,J.Chem,Soc.,1934,1
017参照)等、いずれによってもよい。また、原料と
なるフタロシアニン類はいずれの結晶型でもよく、非晶
質のものを用いてもよい。好ましくは、α型あるいはア
モルファス状態のものがよい。
【0006】このようなフタロシアニン類を、水の存在
下、カルボニル基を有する脂環式有機溶媒に加えて充分
混合することにより溶媒処理を行う。フタロシアニン類
を水の存在下、カルボニル基を有する脂環式有機溶剤で
処理する方法としては、予めフタロシアニン類を水で膨
潤させ有機溶剤で処理する方法、或いは膨潤処理を行わ
ずに、水を有機溶剤中に添加し、その中にフタロシアニ
ン粉末を投入する方法等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0007】フタロシアニン類を水で膨潤させる方法と
しては、例えば、フタロシアニンを硫酸に溶解させ水中
で析出させてウエットペースト状にする方法、また、ホ
モミキサー、ペイントミキサー、ボールミル、叉はサン
ドミル等の攪拌・分散装置を用いてフタロシアニンを水
で膨潤させ、ウエットペースト状にする方法等が挙げら
れるが、これらの方法に限定されるものではない。
【0008】カルボニル基を有する脂環式有機溶媒とし
ては、エチレンカルボナート、プロピレンカルボナー
ト、ブチレンカルボナート、クロロエチレンカルボナー
ト等のカルボナート類;γ−ブチロラクトン、δ−バレ
ロラクトン、γ−バレロラクトン、ε−カプロラクト
ン、α−メチレン−γ−ブチロラクトン、α−ブロモ−
γ−バレロラクトン、γ−カプロラクトン、2−アセチ
ルブチロラクトン、α−アセチル−α−メチル−γ−ブ
チロラクトン、α−ブロモ−γ−ブチロラクトン、α−
アンジェリカラクトン等のラクトン類;2−シクロヘキ
セン−1−オン、4−クロマノン、1−デカロン、3,
4−ジハイドロクマリン、2(5H)−フラノン、トロ
ポン、α−テトラノン、1−インダノン、2H−ピラン
−2−オン等が挙げられる。このうち、エチレンカルボ
ナート、プロピレンカルボナート、ブチレンカルボナー
ト、クロロエチレンカルボナート等のカルボナート類,
γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン等のラクトン
類が好ましい。
【0009】処理方法としては、一般的な攪拌装置で攪
拌するものであるが、そのほかにホモミキサー、ペイン
トミキサー、ディスパーサー、アジター或いはボールミ
ル、サンドミル、アトライター、超音波分散装置等を用
い機械的な力を利用することもできる。この場合、処理
温度は、−80〜120℃で行う。好ましくは、−50
〜80℃、更に好ましくは−30〜50℃である。ま
た、処理時間は10分〜120時間、好ましくは10分
〜50時間。カルボニル基を有する脂環式有機溶剤の量
は、フタロシアニンの重量に対して1〜500倍、好ま
しくは1〜300倍、さらに好ましくは1〜100倍に
設定される。処理後、ろ過し、メタノール、エタノー
ル、水等のカルボニル基を有する脂環式有機溶剤と易溶
な溶剤で洗浄し単離される。このようにして得られたフ
タロシアニン類は、電子写真感光体のキャリア発生物質
として用いた時に特に優れた特性を発揮する。
【0010】本発明のフタロシアニン類を電子写真感光
体として使用するには、上述の方法で製造されたフタロ
シアニン類を、結着剤樹脂、溶剤等とともに、ボールミ
ル、アトライター等の混練分散機で均一に分散させ、導
電性支持体上に塗布して、感光層を形成させればよい。
すなわち、このフタロシアニン類と結着剤樹脂とを、結
着剤樹脂のフタロシアニン類に対する重量比を1〜10
程度にして混合する。そして、混合されたフタロシアニ
ン類と結着剤樹脂とを、電子写真感光体に通常用いられ
るアルミニウム板、もしくは、導電処理した紙、プラス
ティックなどの導電性支持体上に塗布し、感光層を形成
させる。塗布方法としては、必要ならば上記混合物にト
ルエン、シクロヘキサノン等の溶剤を加えて粘度を調整
し、エアードクターコーター、プレートコーター、ロッ
ドコーター、リバースコーター、スプレーコーター、ホ
ットコーター、スクイーズコーター、グラビアコーター
等の塗布方式で被膜形成を行う。塗布後、光導電性層と
して充分な帯電電位が付与されるようになるまで適当な
乾燥を行う。
【0011】結着剤樹脂としては、メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂、ケイ素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、キシレン樹
脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、繊維素誘導体などの体積固有抵抗が107 Ω
cm以上の絶縁性を有する結着剤樹脂、或いはポリビニ
ルカルバゾール等の結着剤樹脂が挙げられる。
【0012】本発明によるフタロシアニン類を用いると
ともに上記のような手段に従って製造された感光体(以
下、本発明の感光体とする)は、樹脂/光導電材料が重
量比で1以上である。従って、例えば、樹脂/光導電材
料の重量比が0.2である酸化亜鉛を用いた従来の感光
体の場合に比べ、樹脂量が多い。よって、被膜の物理強
度があり、可撓性に富む感光層を実現することができ
る。また、以上のようにして製造された本発明の感光体
は、導電性支持体との結着性が大きく、耐湿性が良好で
あり、経時変化が少なく、毒性上の問題が少なく、製造
が容易であり、安価である等の実用上優れた特徴を有す
るものである。以下、本発明の実施例によるフタロシア
ニン結晶の製造方法を、この製造方法に用いるフタロシ
アニン類の製造例と併せて説明する。
【0013】〔フタロシアニンの製造例〕 (チタニルフタロシアニンの製造例)1,3−ジイミノ
イソインドリン58g、テトラブトキシチタン51gを
α−クロロナフタレン300ml中で210℃にて5時
間反応後、α−クロロナフタレン、ジメチルホルムアミ
ド(DMF)の順で洗浄した。その後、熱DMF、熱
水、メタノールで洗浄、乾燥して51gのチタニルフタ
ロシアニンを得た。
【0014】(メタルフリー(水素)フタロシアニンの
製造例)1,3−ジイミノイソインドリン58gをα−
クロロナフタレン300ml中で210℃にて5時間反
応後、α−クロロナフタレン、ジメチルホルムアミド
(DMF)の順で洗浄した。その後、150℃の熱DM
F、80℃の熱水、メタノールの順で更に洗浄した。最
後に、60℃にて乾燥させて、42gのメタルフリー
(水素)フタロシアニンを得た。
【0015】(銅フタロシアニンの製造例)無水フタル
酸54g、尿素93g、塩化第二銅(無水物)15.3
g、モリブデン酸アンモニウム0.6gをニトロベンゼ
ン450ml中で190℃にて5時間反応後、ニトロベ
ンゼン、メタノールの順で洗浄した。その後、1N塩酸
水溶液1000mlの中で1時間煮沸した。煮沸後直ち
に熱時濾過し、これを十分な水で濾液で中性となるまで
洗浄した。その後、更に1N水酸化ナトリウム水溶液1
000mlの中で1時間煮沸した。煮沸後直ちに熱時濾
過し、これを十分な水で濾液が中性となるまで洗浄し
た。最後に、120℃にて乾燥させて、42gの銅フタ
ロシアニンを得た。
【0016】(バナジルフタロシアニンの製造例)1,
3−ジイミノイソインドリン58g、五酸化バナジウム
28gをα−クロロナフタレン300ml中で210℃
にて5時間反応後、α−クロロナフタレン、ジメチルホ
ルムアミド(DMF)の順で洗浄した。その後、150
℃の熱DMF、80℃の熱水、メタノールの順で更に洗
浄した。最後に、60℃にて乾燥させて、42gのバナ
ジルフタロシアニンを得た。
【0017】
【実施例】
(実施例1)上記合成したチタニルフタロシアニン2g
を、0℃の硫酸300gに溶解した。次に、その硫酸溶
液を水800mlと氷1600g中に滴下し、滴下終了
後室温下1時間攪拌した。その後ろ過し、充分な水でろ
液が中性となるまで洗浄した。この様にしてチタニルフ
タロシアニンのウエットペーストを得た。
【0018】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのプロピレンカルボナート中に投入する
ことにより、チタニルフタロシアニンを水存在下プロピ
レンカルボナートで溶剤処理することを実行する。そし
て、ウエットペーストが混入されているプロピレンカル
ボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、6時間この処理を
継続した。この処理を6時間実行した後、チタニルフタ
ロシアニンをメタノールで洗浄してろ過した。最後に、
チタニルフタロシアニンを60℃にて乾燥させ、フタロ
シアニン感光剤1を1.8g得た。
【0019】(実施例2)上記合成したメタルフリー
(水素)フタロシアニン2gを、0℃の硫酸300gに
溶解した。次に、その硫酸溶液を水800mlと氷16
00g中に滴下し、滴下終了後室温下1時間攪拌した。
その後ろ過し、充分な水でろ液が中性となるまで洗浄し
た。この様にしてメタルフリー(水素)フタロシアニン
のウエットペーストを得た。
【0020】次に、このウエットペーストを50℃に保
った200mlのエチレンカルボナート中に投入するこ
とにより、メタルフリー(水素)フタロシアニンを水存
在下エチレンカルボナートで溶剤処理することを実行す
る。そして、ウエットペーストが混入されているエチレ
ンカルボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、4時間この
処理を継続した。この処理を4時間実行した後、メタル
フリー(水素)フタロシアニンを水で洗浄してろ過し
た。最後に、メタルフリー(水素)フタロシアニンを6
0℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤2を1.7g
得た。
【0021】(実施例3)上記合成した銅フタロシアニ
ン2gを、0℃の硫酸300gに溶解した。次に、その
硫酸溶液を水800mlと氷1600g中に滴下し、滴
下終了後室温下1時間攪拌した後ろ過し、充分な水でろ
液が中性となるまで洗浄した。この様にして銅フタロシ
アニンのウエットペーストを得た。
【0022】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのブチレンカルボナート中に投入するこ
とにより、銅フタロシアニンを水存在下ブチレンカルボ
ナートで溶剤処理することを実行する。そして、ウエッ
トペーストが混入されているブチレンカルボナート溶液
を機械的に攪拌しつつ、10時間この処理を継続した。
この処理を10時間実行した後、銅フタロシアニンをエ
タノールで洗浄してろ過した。最後に、銅フタロシアニ
ンを60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤3を
1.8g得た。
【0023】(実施例4)上記合成したバナジルフタロ
シアニン2gを、0℃の硫酸300gに溶解した。次
に、その硫酸溶液を水800mlと氷1600g中に滴
下し、滴下終了後室温下1時間攪拌した後ろ過し、充分
な水でろ液が中性となるまで洗浄した。この様にしてバ
ナジルフタロシアニンのウエットケーキを得た。
【0024】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのプロピレンカルボナート中に投入する
ことにより、バナジルフタロシアニンを水存在下プロピ
レンカルボナートで溶剤処理することを実行する。そし
て、ウエットペーストが混入されているプロピレンカル
ボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、6時間この処理を
継続した。この処理を6時間実行した後、バナジルフタ
ロシアニンをメタノールで洗浄してろ過した。最後に、
バナジルフタロシアニンを60℃にて乾燥させ、フタロ
シアニン感光剤4を1.5g得た。
【0025】(実施例5)チタニルフタロシアニン2g
とメタルフリー(水素)フタロシアニン0.45gとを
硫酸350gに0℃で溶解した。次にその酸溶液を水6
00mlと氷2200gの氷水中に滴下し、滴下終了後
室温で1時間攪拌した後ろ過し、水で濾液が中性となる
まで洗浄した。この様にしてチタニルフタロシアニンと
メタルフリー(水素)フタロシアニンからなる、フタロ
シアニン混晶体1のウエットペーストを得た。
【0026】次に、このウエットペーストを25℃に保
った250mlのγ−ブチロラクトン中に投入すること
により、フタロシアニン混晶体1を水存在下γ−ブチロ
ラクトンで溶剤処理することを実行する。そして、ウエ
ットペーストが混入されているγ−ブチロラクトン溶液
を機械的に攪拌しつつ、6時間この処理を継続した。こ
の処理を6時間実行した後、フタロシアニン混晶体1を
水で洗浄してろ過した。最後に、フタロシアニン混晶体
1を60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤5を
2.2g得た。
【0027】(実施例6)銅フタロシアニン1gとメタ
ルフリー(水素)フタロシアニン0.9gとを硫酸30
0gに0℃で溶解した。次にその酸溶液を水800ml
と氷1600mlの氷水中に滴下し、滴下終了後室温で
1時間攪拌した後ろ過し、水で濾液が中性となるまで洗
浄した。この様にして銅フタロシアニンとメタルフリー
(水素)フタロシアニンからなるフタロシアニン混晶体
2のウエットペーストを得た。
【0028】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのプロピレンカルボナート中に投入する
ことにより、フタロシアニン混晶体2を水存在下プロピ
レンカルボナートで溶剤処理することを実行する。そし
て、ウエットペーストが混入されているプロピレンカル
ボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、8時間この処理を
継続した。この処理を8時間実行した後、フタロシアニ
ン混晶体2をメタノールで洗浄してろ過した。最後に、
フタロシアニン混晶体2を60℃にて乾燥させ、フタロ
シアニン感光剤6を1.6g得た。
【0029】(実施例7)バナジルフタロシアニン2g
とメタルフリー(水素)フタロシアニン0.5gとを硫
酸350gに0℃で溶解した。次にその酸溶液を水60
0mlと氷2200mlの氷水中に滴下し、滴下終了後
室温で1時間攪拌した後ろ過し、水で濾液が中性となる
まで洗浄した。この様にしてバナジルフタロシアニンと
メタルフリー(水素)フタロシアニンからなるフタロシ
アニン混晶体3を得た。
【0030】次に、このウエットペーストを25℃に保
った250mlのγ−ブチロラクトン中に投入すること
により、フタロシアニン混晶体3を水存在下γ−ブチロ
ラクトンで溶剤処理することを実行する。そして、ウエ
ットペーストが混入されているγ−ブチロラクトン溶液
を機械的に攪拌しつつ、6時間この処理を継続した。こ
の処理を6時間実行した後、フタロシアニン混晶体3を
水で洗浄してろ過した。最後に、フタロシアニン混晶体
3を60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤7を
2.0g得た。
【0031】(実施例8)チタニルフタロシアニン2g
とバナジルフタロシアニン0.5gとを硫酸350gに
0℃で溶解した。次にその酸溶液を水600mlと氷2
200mlの氷水中に滴下し、滴下終了後室温で1時間
攪拌した後ろ過し、水で濾液が中性となるまで洗浄し
た。この様にしてチタニルフタロシアニンとバナジルフ
タロシアニンからなるフタロシアニン混晶体4を得た。
【0032】次に、このウエットペーストを25℃に保
った250mlのプロピレンカルボナート中に投入する
ことにより、フタロシアニン混晶体4を水存在下プロピ
レンカルボナートで溶剤処理することを実行する。そし
て、ウエットペーストが混入されているプロピレンカル
ボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、8時間この処理を
継続した。この処理を8時間実行した後、フタロシアニ
ン混晶体4をメタノールで洗浄してろ過した。最後に、
フタロシアニン混晶体4を60℃にて乾燥させ、フタロ
シアニン感光剤8を2.2g得た。
【0033】(実施例9)チタニルフタロシアニン2g
を、25℃の水100mlに投入した後、ペイントシェ
ーカー(商品名:ペイントコンディショナー、レットデ
ビル社製)にセットし、5時間かけて分散させた。この
ようにして、チタニルフタロシアニンのウエットペース
トを得た。
【0034】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのプロピレンカルボナート中に投入する
ことにより、チタニルフタロシアニンを水存在下プロピ
レンカルボナートで溶剤処理することを実行する。そし
て、ウエットペーストが混入されているプロピレンカル
ボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、6時間この処理を
継続した。この処理を6時間実行した後、チタニルフタ
ロシアニンをメタノールで洗浄してろ過した。最後に、
チタニルフタロシアニンを60℃にて乾燥させ、フタロ
シアニン感光剤9を1.7g得た。
【0035】(実施例10)メタルフリー(水素)フタ
ロシアニン2gを、25℃の水100mlに投入した
後、ペイントシェーカー(商品名:ペイントコンディシ
ョナー、レットデビル社製)にセットし、5時間かけて
分散させた。このようにして、メタルフリー(水素)フ
タロシアニンのウエットペースト得た。
【0036】次に、このウエットペーストを50℃に保
った200mlのエチレンカルボナート中に投入するこ
とにより、メタルフリー(水素)フタロシアニンを水存
在下エチレンカルボナートで溶剤処理することを実行す
る。そして、ウエットペーストが混入されているエチレ
ンカルボナート溶液を機械的に攪拌しつつ、4時間この
処理を継続した。この処理を4時間実行した後、メタル
フリー(水素)フタロシアニンを水で洗浄してろ過し
た。最後に、メタルフリー(水素)フタロシアニンを6
0℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤10を1.8
g得た。
【0037】(実施例11)チタニルフタロシアニン2
gの粉末を、50℃の水100mlと共に50℃に保っ
た200mlのプロピレンカルボナート中に投入するこ
とにより、水存在下フタロシアニンを有機溶剤処理する
ことを実行する。そして、プロピレンカルボナート溶液
を機械的に攪拌しつつ、24時間この処理を実行した。
この処理を24時間実行した後、チタニルフタロシアニ
ンをメタノールで洗浄してろ過した。最後に、チタニル
フタロシアニンを60℃にて乾燥させ、フタロシアニン
感光剤11を1.7g得た。
【0038】(比較例)以下、本発明の各実施例による
フタロシアニン類を評価するために用いる比較例として
のフタロシアニンの製造方法を説明する。 (比較例1)比較例1は、ウエットペーストのチタニル
フタロシアニンではなく、さらにこれを乾燥させたチタ
ニルフタロシアニンをプロピレンカルボナートで溶剤処
理する点のみ、実施例1と相違する。
【0039】上記合成したチタニルフタロシアニン2g
を、0℃の硫酸300gに溶解した。次に、その硫酸溶
液を水800mlと氷1600g中に滴下し、滴下終了
後室温下1時間攪拌した。その後ろ過し、充分な水でろ
液が中性となるまで洗浄し、60℃にて乾燥した。次
に、このチタニルフタロシアニンを25℃に保った20
0mlのプロピレンカルボナート中に投入し、機械的に
攪拌しつつ6時間溶剤処理を継続した。この処理を6時
間実行した後、チタニルフタロシアニンをメタノールで
洗浄してろ過した。最後に、チタニルフタロシアニンを
60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤12を1.
9g得た。
【0040】(比較例2)比較例2は、ウエットペース
トのチタニルフタロシアニンをプロピレンカルボナート
でなくジメチルカルボナートで溶剤処理する点のみ実施
例1と相違する。上記合成したチタニルフタロシアニン
2gを、0℃の硫酸300gに溶解した。次に、その硫
酸溶液を水800mlと氷1600g中に滴下し、滴下
終了後室温下1時間攪拌した。その後ろ過し、充分な水
でろ液が中性となるまで洗浄した。この様にしてチタニ
ルフタロシアニンのウエットペーストを得た。
【0041】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのジメチルカルボナート中に投入するこ
とにより、チタニルフタロシアニンを水存在下ジメチル
カルボナートで溶剤処理することを実行する。そして、
ウエットペーストが混入されているジメチルカルボナー
ト溶液を機械的に攪拌しつつ、10時間この処理を継続
した。この処理を10時間実行した後、チタニルフタロ
シアニンを水で洗浄してろ過した。最後に、チタニルフ
タロシアニンを60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感
光剤13を1.8g得た。
【0042】(比較例3)比較例3は、メタルフリー
(水素)フタロシアニンをエチレンカルボナートでなく
THFで溶剤処理する点のみ実施例2と相違する。上記
合成したメタルフリー(水素)フタロシアニン2gを、
0℃の硫酸300gに溶解した。次に、その硫酸溶液を
水800mlと氷1600g中に滴下し、滴下終了後室
温下1時間攪拌した。その後ろ過し、充分な水でろ液が
中性となるまで洗浄した。この様にしてメタルフリー
(水素)フタロシアニンのウエットペーストを得た。
【0043】次に、このウエットペーストを25℃に保
った200mlのテトラヒドロフラン(THF)中に投
入することにより、メタルフリー(水素)フタロシアニ
ンを水存在下テトラヒドロフランで溶剤処理することを
実行する。そして、ウエットペーストが混入されている
テトラヒドロフラン溶液を機械的に攪拌しつつ、5時間
この処理を継続した。この処理を5時間実行した後、メ
タルフリー(水素)フタロシアニンを水で洗浄してろ過
した。最後に、メタルフリー(水素)フタロシアニンを
60℃にて乾燥させ、フタロシアニン感光剤14を1.
75g得た。以上の各実施例、比較例の内容を表1にま
とめた。
【0044】
【表1】
【0045】但し、水の添加法に関し、A法はフタロシ
アニンを硫酸に溶解させ、水に滴下して析出させてウエ
ットペーストとする方法であり、B法はフタロシアニン
と水をペイントシェーカーで分散させてウエットペース
トとする方法、C法は有機溶剤処理の際、水を添加する
方法である。
【0046】(評価)以上の様にして得られたフタロシ
アニン感光剤を以下のようにして評価とした。すなわ
ち、ポリエステル樹脂溶液(アルマテックス、P64
5、三井東圧製)2.8g、メラミン樹脂(コーバン、
20HS、三井東圧製)1g及びトルエン14gを混合
してなる組成物に、ガラスビーズ30gと共に上記フタ
ロシアニン0.8gを投入する。これをペイントミキサ
ーにより4時間分散し、感光体塗液を得た。次にこの感
光体塗液を厚さ90ミクロンのアルミニウム箔上に、乾
燥膜厚が15ミクロンになるようにコートし、120℃
で5時間静置した。以上のようにして感光体を作成し
た。
【0047】次に得られた感光体の光感度特性を感光体
評価装置(シンシア−55、ジェンテック社製)を用い
て評価した。まず、+6.0kVの電圧でコロナ帯電さ
せた場合に感光体の表面電位が急激に低下する屈曲点の
時間(秒)を暗減衰時間とした。光特性は次のように定
義した。即ち、光強度が異なった780nmの単色光を
コロナ帯電させた感光体に各々照射し、各光強度に対す
る光減衰時間曲線(照射時間に対する表面電位の特性曲
線)を各々測定した。そして、その曲線から得られた一
定時間照射(ここでは0.075秒)後における表面電
位を、各々光エネルギーに対してプロットした。これを
γカーブと称する。
【0048】表面電位を初期帯電とほぼ同じ程度に維持
できる光エネルギーのうち最大の光エネルギーをE
1 (γカーブにおける立ち下がり点の光エネルギー)、
表面電位を残留電位程度(約30V)までに低下させる
ことのできる光エネルギーのうち最小の光エネルギーを
2 (γカーブにおける立ち上がり点の光エネルギー)
とした。E1 が小さい程、光感度がよくなる。また、E
2 −E1 の差ΔEが小さい程、高γ特性となるので、デ
ジタル光入力用感光体となり得る。本評価法において
は、ΔEが5μJ/cm2 以下の感光体をデジタル感光
体として使用可能なものと、一方、それ以上の感光体を
アナログ感光体として使用可能なものとして考えて、評
価した。評価結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフタロシ
アニン類を、絶縁性バインダー等により薄層化した感光
層は、光入力に対し特異な光電力の流れ方、すなわち、
アナログ光であってもデジタル光であってもデジタル信
号として出力できるものである。従って、デジタル記録
形式の電子写真に使用できると共に、従来のPPC(ア
ナログ光入力)用感光体に使用してもエッジのシャープ
な高画質画像を実現できるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フタロシアニン類を、水の存在下、カル
    ボニル基を有する脂環式有機溶媒で処理することを特徴
    とするフタロシアニン結晶の製造方法。
  2. 【請求項2】 カルボニル基を有する脂環式有機溶媒
    が、カルボナート類であることを特徴とする請求項1記
    載のフタロシアニン結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】 カルボニル基を有する脂環式有機溶媒
    が、ラクトン類であることを特徴とする請求項1記載の
    フタロシアニン結晶の製造方法。
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