JPH08167434A - 電気機器の端子装置 - Google Patents

電気機器の端子装置

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JPH08167434A
JPH08167434A JP6326395A JP6326395A JPH08167434A JP H08167434 A JPH08167434 A JP H08167434A JP 6326395 A JP6326395 A JP 6326395A JP 6326395 A JP6326395 A JP 6326395A JP H08167434 A JPH08167434 A JP H08167434A
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JP
Japan
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terminal
screw
plate
hole
fixed
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Pending
Application number
JP6326395A
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English (en)
Inventor
Katsumi Shibata
勝美 柴田
Yasuto Hirota
耕人 広田
Makoto Kawasaki
誠 川崎
Kuniyuki Furukawa
国幸 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で,端子ねじを取り外さずに裸線と丸形圧
着端子の複合配線や,丸形圧着端子同志の重ね配線が可
能な電気機器の端子装置を提供する。 【構成】相間壁12と、この相間壁の間に固定されその
中央部にねじ孔14を有する端子板13と、この相間壁
に設けられた溝31に挿入されて端子板13に平行に配
置されその中央部にねじ孔32を有する固定板30と、
この固定板のねじ孔にねじ込まれ、先端部が円柱状をな
し、この円柱状部37にワッシャ33が挿入されて回動
可能に緩く固定され、更にこの円柱状部の先端に突起3
9が設けられた端子ねじ36とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、端子ねじを端子板か
ら取り外さずに圧着端子や裸線を配線できる電気機器の
端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は端子装置の従来例を示す断面図
である。図16において、12は端子収容部を構成する
絶縁性の相間壁、13はねじ孔14を有する端子板、1
5はスプリングワッシャ15aおよびワッシャ15bを
かしめて固定した端子ねじである。図18の10に示す
ような裸線の配線を行う場合は、端子ねじ15を緩めて
端子板13とワッシャ15bとの間に裸線10を挿入し
た後、端子ねじ15を締め付ける。また、図18の11
に示すような丸形圧着端子の配線を行う場合には、一旦
端子ねじ15を端子板13から取り外し、端子ねじ15
を丸形圧着端子11の孔に挿入した後、端子ねじ15を
端子板13のねじ孔14にねじ込んで締め付けることに
より行われる。このように、図16に示す従来例では、
丸形圧着端子の配線を行う際、端子ねじ15を端子板1
3から一旦取り外さなければならない。
【0003】図17は端子ねじを取り外さずに圧着端子
を配線する端子装置の異なる従来例を示す断面図であ
る。図17において、16は基端に断面ロ字状筒部17
を形成し、断面ロ字状筒部17の上側板17aにねじ孔
18を設け、断面ロ字状筒部17の下側板17bにねじ
孔18に対向する貫通孔19を設けてなる端子板であ
り、20は下面に突起21を突設せる抑え板で、一方の
側に上向の折曲片22を有し、この折曲片22の先端に
係止片23を有する。25は抑え板20に取り付けられ
端子板16のねじ孔18に螺装せる端子ねじである。丸
形圧着端子11の孔を前記突起21に挿入して端子ねじ
25を締めつけると、突起21が貫通孔19に進入して
圧着端子は抑え板20と下側板17bとの間に圧接挟持
される。この接続状態はコイルばね24により保持され
る。
【0004】また、端子収納部に端子ねじが外部に脱落
するのを防ぐほぼL字状のホルダを設け、たのホルダの
基部に端子ねじの頭部より小径の締め付け孔を設け、ド
ライバーと端子ねじとの間に作用する磁気吸引力を利用
して端子ねじの締めつけ,緩め戻しを行うようにした端
子装置が提案されている(実開昭62−129772号
公報)。
【0005】さらに、上記と同様のホルダの締め付け孔
の開口縁に端子ねじ頭部の下面と係合する引掛爪を設
け、緩め戻した端子ねじを保持するようにした端子装置
が提案されている(特開昭62−222583号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような端子装置を
備えた電気機器において、図16に示す従来の端子装置
の場合、端子ねじを端子板に取り付けた状態で顧客に供
給するため、丸形圧着端子の接続に際して端子ねじを端
子板から取り外し、端子ねじの先端を丸形圧着端子の貫
通孔に挿入した後、端子ねじを再び端子板にねじ込む作
業が必要であり、これが原因で配線作業が煩雑化すると
ともに、狭いスペースでの作業であるため端子ねじを落
とし易く、落とした端子ねじを紛失してしまうことを配
慮してスペアの端子ねじを常備して置かなければならな
い等の問題があった。
【0007】また、図17に示す従来の端子装置では、
端子ねじを取り外さずに丸形圧着端子を接続できるが、
この端子装置は基端に断面ロ字状の筒部を形成する端子
板と、下面に突起を有する抑え板,折曲片,および係止
片をコ字状に連結した抑え板の構造が複雑で、これが原
因で端子装置が大型化するという問題がある。図19は
図17に示す従来の端子装置に裸線および丸形圧着端子
を複合配線する場合を例に示す要部の拡大図、図20は
図17に示す従来の端子装置に2つの丸形圧着端子を重
ね配線する場合を例に示す要部の拡大図であり、端子ね
じ25の先端の突起21が短く、その先端が端子板17
の貫通孔19に進入しないと、端子板による受け止め効
果が得られず接触抵抗が低く機械的に強固な配線の接続
が困難でなる。また、突起21を長くすると、配線の挿
入スペースを確保するために端子装置がさらに大型化す
るという問題が発生する。
【0008】さらに、端子ねじの脱落を防止するホルダ
を設けた端子装置においては、端子ねじの締め付け作業
時に、端子ねじの頭部がホルダから外れた状態では磁気
吸引力を利用して端子ねじをドライバーに吸引保持する
ため、操作ミス等によって端子ねじがドライバーから一
旦外れてしまうと、端子ねじのガイド機能が途絶するた
め、端子収容部内で端子ねじが転倒してしまう事態が予
想される。
【0009】さらにまた、ホルダが引掛爪を備えた端子
装置の場合、上記と同様に端子収容部内で端子ねじが転
倒する事態が予想されるとともに、一旦締め付けた端子
ねじを緩め戻して引掛爪に再び係合する際、端子板の背
後からそのねじ孔にドライバーを挿入して端子ねじの先
端を押し戻すやや煩雑な作業を必要とする。この発明の
目的は上述した従来の問題を排除し、小型で端子ねじを
取り外さずに複合配線や重ね配線が可能な電気機器の端
子装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は絶縁性の相間壁で仕切ら
れた端子収容部に固定されその中央部にねじ孔あるいは
貫通孔を有する端子板と、前記相間壁に前記端子板に距
離を隔てて平行に形成された溝に挿入されてその中央部
にねじ孔を有する固定板と、この固定板のねじ孔に前記
端子板の反対方向からねじ込まれて前記端子板方向に案
内された先端が円柱状をなし、この円柱状部にワッシャ
が挿入されて回動可能に緩く固定され、この円柱状部の
先端に突起が設けられた端子ねじとからなるようにす
る。ここで、請求項2に記載の発明のように、相間壁の
溝と固定板とは、それぞれ係合して両者を位置決めする
係合部を設けると好便である。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、端子板
と固定板とは、端子板が相間壁に設けられた第1の溝に
挿入され、端子板が前記相間壁に設けられた第2の溝に
挿入されるようにする。ここで、請求項4記載の発明の
ように、相間壁の第2の溝と固定板,および相間壁の第
1の溝と端子板とは、それぞれ係合して固定板および端
子板を位置決めする係合部を設けると好便である。
【0012】一方、請求項5記載の発明のように絶縁壁
で仕切られた端子収容部に固定されその中央部にねじ孔
を有する端子板と、前記ねじ孔に先端が結合するねじ、
このねじに回動可能に緩く固定されたほぼ方形のフラッ
トワッシャ部、およびこのフラットワッシャ部の一方の
端面から反端子板側にL字状に折曲して形成された案内
板部からなる端子ねじと、前記端子収容部を覆うよう着
脱可能に固定され、その上板に前記端子ねじを操作する
ドライバー孔を有する端子カバーと、この端子カバーの
側板に前記ドライバー孔方向に開口した縦溝として形成
され、前記案内板部をその面に沿って前記端子板との距
離調整可能に支持する案内部と、この案内部と案内板部
との間に設けられ、前記端子ねじをそのねじの先端と端
子板との間に一定距離を保持した位置で保持する係合部
とを備えるようにする。ここで、請求項6に記載の発明
のように案内板部の両サイドを潰し加工等で薄肉に形成
するとさらに好便である。また、請求項7に記載の発明
のように案内板部のほぼ中央に窓を設けるか、あるいは
請求項8に記載の発明のように、案内板部の上縁にフッ
ク部を設けるようにすると一層好便である。さらに、請
求項9に記載の発明のように端子ネジに回動可能に緩く
固定されたほぼ方形のフラットワッシャ部と、その一方
の端面に直角結合された案内板部とが複合材として形成
されてなるようにすると良い。さらにまた、請求項10
に記載の発明のように端子カバーが電気機器の接点部を
覆う消弧と一体成形されてなるようにすると良い。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明では、相間壁に固定され
た固定板と、この固定板のねじ孔に端子板の反対方向か
らねじ込まれた端子ねじとによって締め付け機構部を兼
ねた案内部が形成され、端子ねじの回動によりワッシャ
を端子板との距離調整可能に支持し、かつ端子ねじの先
端を端子板のねじ孔あるいは貫通孔に向けて案内する。
したがって、裸線の配線を行う場合は端子ねじをゆるめ
て端子板とワッシャの間に裸線を挿入した後に端子ねじ
を締め付ける。このとき回動可能なワッシャによって裸
線は確実に固定される。また、丸形圧着端子の配線を行
う場合は端子ねじを緩めて丸形圧着端子の孔を端子ねじ
の突起に嵌め込んだ状態で端子ねじを締め付ける。この
とき端子ねじの突起は端子板のねじ孔あるいは貫通孔に
進入するので、受け止め効果が大きく確実な配線が行わ
れる。さらにまた、裸線と丸形圧着端子の複合配線を行
う場合、あるいは2個の丸形圧着端子の重ね配線を行う
場合において、端子ねじの突起の長さは端子板のねじ孔
に進入し得る長さに予め設定しておくことにより、受け
止め効果が大きく確実な配線が行われる。
【0014】ここで、請求項2に記載の発明のように相
間壁の溝と固定板との間にこれらを係合する係合部を設
けたので、固定板の相間壁への固定がより確実になる。
また、請求項3に記載の発明では、固定板と端子板とが
連結板を介して一体に構成されているので、端子板の発
熱がこれと同様の金属板からなる連結板および固定板に
伝導してその放熱面積が広がり、その冷却効果により端
子装置の耐熱性が向上する。
【0015】ここで、請求項4に記載の発明のように相
間壁の溝と固定板との間に、あるいは相間壁の溝と端子
板との間にこれらを係合する係合部を設けたので、固定
板および端子板の相間壁への固定がより確実になる。一
方、請求項5に記載の発明では端子ねじを操作するドラ
イバー孔および被接続電線の挿入孔を互いに直交する2
つの面側に有する端子カバーを備えた電気機器の端子装
置の場合、端子ねじに緩く固定されたワッシャを反端子
板側にL字状に折曲した案内板部を設け、この案内板部
を端子カバーに凹溝として形成された案内部に直線移動
可能に支持したので、端子ねじを端子板との距離調整可
能に案内部に支持し、かつ端子ねじの先端を端子板のね
じ孔あるいは貫通孔に向けて案内する端子ねじの姿勢制
御が行われる。したがって、端子ねじが端子収容部から
脱落することを防止できる。また、端子ねじの先端と端
子板との間隔の調整により電線の裸端末と丸形圧着端子
の複合配線,丸形圧着端子同志の重ね配線にも容易に対
応でき、かつ端子ねじの締め込み,緩め戻しという簡単
な操作で端子ねじの先端が端子板のねじ孔に進入し、ワ
ッシャと端子板との間に裸端末,丸形圧着端子を挟圧
し、受け止め効果が大きく確実な配線が行われる。ま
た、端子ねじをそのねじの先端と端子板との間に一定距
離を保持した位置で保持する係合部を案内部と案内板部
との間に設けたので、電気機器を出荷する際、端子ねじ
を係合部に係合する位置に保持して締め付け作業の待機
状態とすることが可能になる。したがって、配線作業に
際して端子ねじを押し下げて例えば丸形圧着端子の孔に
ねじを挿入した後、直ちに端子ねじの締め付けを行える
ことになり、簡単化された配線作業により確実な配線が
行われる。
【0016】また、請求項6に記載の発明のように案内
板部の両サイドを潰し加工等で薄肉に形成したので、こ
の案内板部をC字状に覆う案内部の厚みが縮小され、案
内部が省スペース化される。さらに、請求項7に記載の
発明のように案内板部のほぼ中央に窓を設けるか、ある
いは請求項9に記載の発明のように、案内板部の上縁に
フック部を設けるようにしたので、端子ねじを緩めて配
線を取り外した際、端子ねじを係合部と係合する位置に
引き上げる操作を、窓またはフック部を利用して簡単に
引き上げることができる。
【0017】さらにまた、請求項9に記載の発明のよう
にL字状に折曲したワッシャを、フラットワッシャ部と
案内板部能の複合材としたので、案内板部に薄板材を用
いてフラットワッシャ部とカシメ加工や溶接により結合
することにより、案内部の厚みを薄くし、案内部が省ス
ペース化される。なおさらに、請求項10の発明のよう
に端子カバーが電気機器の接点部を覆う消弧カバーと一
体成形されたので、電気機器の部品点数が削減される。
【0018】
【実施例】図1は請求項1に記載した発明の一実施例を
示し、(a)は断面図、(b)は(a)の分解斜視図で
ある。図において、端子装置は絶縁性の端子収容部の相
間壁12と、この相間壁12の間にインサートや圧入な
どで固定され、その中央部にねじ孔14を有する端子板
13と、相間壁12に設けられた溝31に挿入されて端
子板13の上方にこの端子板13に距離を隔てて平行に
配置され、その中央部にねじ孔32を有する固定板30
と、この固定板30のねじ孔32に上側からねじ込まれ
るねじ36とから構成され、この端子ねじ36は、固定
板30により端子板13方向に案内されたねじの先端が
円柱状をなし、この円柱状部37に、ワッシャ33が挿
入されてかしめなどで形成した鍔38により回動可能に
緩く固定され、更にこの円柱状部の先端に突起39が設
けられている。そして、この突起39の外径D2 は図1
8に示すような丸形圧着端子11の孔径D1 より小さ
く、かつこの長さL2 は、図2あるいは図3に示すよう
に裸線10と丸形圧着端子11を、あるいは丸形圧着端
子11を2個重ねて締め付けたときにも丸形圧着端子の
孔を貫通し、端子板13のねじ孔14に進入する長さに
なっている。なお、端子板13のねじ孔14の内径は突
起39の外径より僅かに大きくなっている。また、ワッ
シャ33はその下面周辺に爪34を有するものが望まし
い。
【0019】この実施例では、相間壁12に固定された
固定板30と、この固定板のねじ孔32に反端子板方向
からねじ込まれた端子ねじ36とによって締め付け機構
部を兼ねた案内部が形成され、端子ねじ36の回動によ
りワッシャ33を端子板13との間の距離調整可能に支
持し、かつ端子ねじ36の先端の突起39を端子板のね
じ孔14に向けて案内する。したがって、裸線10の配
線を行う場合は、端子ねじ36を緩めて端子板13とワ
ッシャ33との間に裸線10を挿入した後に端子ねじ3
6を締め付ける。このとき、回動可能なワッシャ33に
よって裸線10は確実に固定される。勿論ワッシャ33
に爪34がある場合、裸線10はより確実に固定され
る。また、丸形圧着端子11の配線を行う場合は、端子
ねじを緩めて丸形圧着端子11の孔を端子ねじの突起3
9に嵌め込んだ状態で端子ねじ36を締め付ける。この
とき端子ねじの突起39は端子板のねじ孔14に進入す
るので、受け止め効果が大きく確実な配線が行われる。
【0020】さらにまた、図2に示すように裸線10と
丸形圧着端子11の複合配線を行う場合、あるいは図3
に示すように2個の丸形圧着端子11の重ね配線を行う
場合、端子ねじ36の突起39の長さL2 は端子板13
のねじ孔14に進入し得る長さに予め設定してあるの
で、受け止め効果が大きく確実な配線が行われる。しか
も、この端子ねじ36がねじ込まれる固定板30は、相
間壁12の溝31に挿入する簡単な構造であるので装置
が小型になる利点が得られる。
【0021】図4は請求項1に記載した発明の端子装置
の異なる実施例を示し、(a)は分解斜視図、(b)は
(a)の要部断面図である。図4に示す実施例が図1に
示す実施例と異なるところは、相間壁12の溝31に凹
部40と固定板30に凸部41を設けた点にあり、これ
ら凹部40と凸部41とで係合部を構成する。この実施
例では固定板30を相間壁12の溝31に挿入したと
き、これら凹部40および凸部41からなる係合部が係
合し、固定板30の相間壁12への固定がより確実にな
る。
【0022】なお、前述の各実施例で端子板13に設け
たねじ孔14は貫通孔であっても差し支えないが、ねじ
孔14とすることによって配線が裸線だけの場合、固定
板30およびワッシャ33が設けられた端子ねじ36に
変えて、スプリングワッシャ15aおよびワッシャ15
bが設けられた通常の端子ねじ15を組み込んで用いる
ことができ部品点数が削減される。
【0023】図6は本発明の端子装置の更に異なる実施
例を示す分解斜視図である。図6に示す実施例が図1に
示す実施例と異なるところは、端子板13を固定板30
と同様に、相間壁12に設けられた溝42に挿入するこ
とにより相間壁12の間に固定され、かつ端子板13と
固定板30とを連結板43によって一体に構成した点に
ある。なお、この場合図1における端子板13のねじ孔
14は内径の等しい貫通孔19とする(勿論ねじ孔であ
っても差し支えない)。
【0024】この実施例は固定板30と端子板13との
間隔が、これら固定板および端子板と同様の金属からな
る連結板で定められるので耐熱性が向上する。図7は請
求項1記載の発明の端子装置の更に異なる実施例を示す
分解斜視図である。図7に示す実施例が図6に示す実施
例と異なるところは、図4に示す実施例と同様に、相間
壁12の溝31に凹部40と固定板30に凸部41を設
けた点にあり、これら凹部40と凸部41とで係合部を
構成する。
【0025】この実施例では固定板30および端子板1
3を相間壁12の溝31および42に挿入したとき、こ
れら凹部40および凸部41からなる係合部が係合し、
固定板30および端子板13の相間壁12への固定がよ
り確実になる。なお、この場合係合部の凸部41を端子
板13に、凹部40を相間壁12の溝42に設けるよう
にしてもよい。
【0026】図8から図11は請求項5に記載した発明
の電気機器の端子装置の他の一実施例を示すもので、図
8は請求項5に記載した発明の端子装置の他の実施例の
要部を示す分解斜視図、図9は請求項5に記載した発明
の端子装置の他の実施例が組み込まれる電気機器を示す
分解斜視図、図10は請求項5に記載した発明の端子装
置の他の実施例の要部を示す拡大図であり、(a)は端
子カバーの断面図、(b)は端子ねじの側面図、図11
は請求項5に記載した発明の端子装置における丸形圧着
端子の接続状態を示す要部の断面図であり、(a)は待
機状態、(b)は丸形圧着端子の挿入状態、(c)は丸
形圧着端子の接続完了状態である。
【0027】図8において、端子ねじ55はねじ56
と、このねじ56に回動可能に緩く固定されたスプリン
グワッシャ59およびほぼ方形のフラットワッシャ部5
7と、このフラットワッシャ部57の一方の端面から反
端子板側(図では上方)にL字状に折曲して形成された
案内板部58からなり、フラットワッシャ部57は案内
板部58との境界部分に切り欠き部57aを備える。端
子カバー51は本来,電気絶縁材で形成されて指先の感
電を防止するために設けられるものであり、その上板5
1aには円形のドライバー孔52を備える。この実施例
では端子カバー51を利用し、その側板のドライバー孔
52側に開口した縦溝として形成され、端子ねじ55の
案内板部58をその面に沿って上下方向に直線移動可能
に支持する案内部53を備える。そして案内部53は、
その開口部側の縁がフラットワッシャ部57の切り欠き
部57aと係合して端子ねじ55を縦溝の方向に案内す
る。また、案内部53にはその下方から端子ねじ55の
案内板部58が予め挿入され、この状態で図9に示す電
気機器としての電磁開閉器61の端子収容部に着脱可能
に固定される。
【0028】図9において、電磁開閉器61はそのフレ
ーム62に相間壁12および消弧カバー66からなる絶
縁壁で仕切られた端子収容部65を備え、この端子収容
部65内に固定され、その中央部に図示しないねじ孔
(14)を有する端子板13が固定される。また、端子
収容部65は相間壁12に形成された溝64b,消弧カ
バー66に形成された孔64cを備え、端子カバー側に
設けられた凸部54b,爪54c,および切り欠き部5
4aがそれぞれ溝64b,孔64c,および相間壁12
に係合するようフレーム62の側方から取り付けること
により、端子装置を備えた電磁開閉器61が組み立てら
れる。なお、係合部の位置によりフレーム62の上方か
ら端子カバー51を取り付けられるようにしてもよい。
【0029】図10において、端子ねじ55はその案内
板部58に凸部58aを備え、また、端子カバー51は
その案内部53内に案内板部58側の凸部58aに係合
する凹部53aを備え、凸部58aと凹部53aとで端
子ねじ55をそのねじ56の先端と図9に示す端子板1
3との間に一定距離を保持した位置で保持する係合部が
形成される。
【0030】図11において、(a)では端子カバー5
1の案内部53に挿入された案内板部58が、両者の凸
部58aと凹部53aからなる係合部で係合する位置ま
で引き上げられ、端子ねじ55をそのねじ56の先端と
端子板13との間に一定距離L3 を保持した位置で保持
して、配線作業の待機状態となる。(b)ではねじ56
の先端と端子板13との間に丸形圧着端子11がその孔
が端子板13の中央部に設けたねじ孔14に一致するよ
う挿入される。このとき、係合部に支持された端子ねじ
55のねじ56の先端と端子板13との間の間隙L3
例えば裸線と丸形圧着端子の複合配線に必要な寸法,ま
たは2個の丸形圧着端子の重ね配線に必要な寸法に予め
設定しておくことにより、上記複合配線や重ね配線が可
能になる。(c)では端子カバー51のドライバー孔5
2の上方からドライバーを挿入し、端子ねじ55を押し
下げて凸部58aと凹部53aとの係合を外すと、案内
板部58が案内部53によってガイドされている端子ね
じ55は、そのねじ56の先端が端子板13のねじ孔1
4に向けて案内されるので、端子ねじ55は転倒するこ
となく丸形圧着端子11の孔を貫通してねじ孔14に到
達し、この状態でねじ56を締め付けることにより、丸
形圧着端子11は端子板13とフラットワッシャ部57
との間に確実に押圧固定される。また、丸形圧着端子1
1を取り外す場合は、ねじ56を緩め戻し、この状態で
フラットワッシャ部57の下面にドライバーなどを挿入
して端子ねじ55を凸部58aと凹部53aが係合する
位置まで引き上げ、その後丸形圧着端子11を引き抜
く。これらの作業中、端子ねじ55の案内板部58が端
子カバー51の案内部53により直線移動可能に常時ガ
イドされるので、端子ねじ55が転倒したり脱落するな
どのトラブルを生ずることなく作業を円滑に行うことが
できる。
【0031】この実施例では案内板部58が端子カバー
51に縦溝として形成された案内部53に直線移動可能
に支持されるので、端子ねじ55を端子板13との距離
調整可能に案内部53に支持し、かつねじ56の先端を
端子板13のねじ孔14に向けて常時案内する端子ねじ
の姿勢制御が行われる。したがって、端子ねじ55が端
子収容部から脱落することを防止できるので、端子ねじ
が紛失するなどのトラブルも回避できる。また、ねじ5
6の先端と端子板との間隔の決め方により電線の裸端末
と丸形圧着端子の複合配線,丸形圧着端子同志の重ね配
線にも容易に対応でき、かつ端子ねじの締め込み,緩め
戻しという簡単な操作で端子ねじの先端が端子板のねじ
孔に進入し、ワッシャと端子板との間に裸端末,丸形圧
着端子を挟圧し、受け止め効果が大きく確実な配線が行
われる。さらに、端子ねじ55をそのねじの先端と端子
板との間に一定距離L3 を保持した位置で保持する係合
部を案内部と案内板部との間に設けたので、電気機器と
しての電磁開閉器を出荷する際、端子ねじ55を係合部
に係合する位置に保持して締め付け作業の待機状態とす
ることが可能になる。したがって、配線作業に際して端
子板13のねじ孔14にねじ込まれた端子ねじ55を緩
め戻す手数を省略でき、簡単化された配線作業により確
実な配線が行われる。
【0032】なお、図8には請求項5に記載の発明の異
なる他の実施例として、案内板部58の両サイドを潰し
加工等で薄肉に形成した薄肉部58cが含まれている。
この薄肉部58cは端子収容部に寸法的制約がある場
合、案内部53を省スペース化するのに役立つ。図12
は請求項5記載の発明の端子装置の異なる他の実施例を
示す端子ねじの斜視図である。図12に示す実施例が図
8に示す実施例と異なるところは、端子ねじ55の案内
板部58のほぼ中央に窓58dを設けた点にある。
【0033】この実施例では図11(c)のように端子
板13に固定された端子ねじ55のねじ56を緩め戻し
て凸部58aと凹部53aとが係合する位置まで端子ね
じ55を引き上げる際、ドライバー孔から工具を挿入
し、工具の鍵状の先端部を窓58dの縁に引っ掛けて端
子ねじを引き上げることにより、凸部58aと凹部53
aとの係合操作を容易に行うことができる。
【0034】図13は請求項5記載の発明の端子装置の
異なる他の実施例を示す端子ねじの斜視図である。図1
3に示す実施例が図8に示す実施例と異なるところは、
端子ねじ55の案内板部58の上縁部分を折り曲げてフ
ック部58eを形成した点にある。この実施例では図1
1(c)のように端子板13に固定された端子ねじ55
のねじ56を緩め戻して凸部58aと凹部53aとが係
合する位置まで端子ねじ55を引き上げる際、ドライバ
ー孔から工具を挿入し、工具の鍵状の先端をフック部5
8eに引っ掛けて端子ねじ55を引き上げることによ
り、凸部58aと凹部53aとの係合操作を容易に行う
ことができる。
【0035】図14は請求項5記載の発明の端子装置の
異なる他の実施例を示す端子ねじの側面図である。図1
4に示す実施例が図8に示す実施例と異なるところは、
端子ねじ55のフラットワッシャ部57fと案内板部5
8fとを別体に製作し、両者をカシメまたは溶接などで
L字状に結合して複合材とした点にある。この実施例で
は案内板部58fに薄板を用いて案内部の厚みを薄く
し、案内部を省スペース化できる利点が得られる。
【0036】図15は請求項5記載の発明の端子装置の
異なる他の実施例を示す端子カバーの斜視図である。図
15に示す実施例が図9に示す実施例と異なるところ
は、電磁開閉器61における本発明の端子カバー51
と、接点部を覆い,かつ接点開閉時のアークが外部に放
出するのを防ぐ消弧カバー66とを一体的に成形して端
子カバー71とした点にある。
【0037】この実施例では一体成形することにより電
磁開閉器61の部品点数が削減されるとともに、図9の
実施例で必要とした爪54c,孔64cなどの着脱部材
が簡素化される。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載した発明の電気機器の端
子装置は前述のように、絶縁壁で仕切られた端子収容部
内で端子ねじを端子板との距離調整可能に支持する固定
板を設けるよう構成した。その結果、端子ねじの先端を
端子板のねじ孔あるいは貫通孔に向けて常時案内する端
子ねじの姿勢制御が行われるので、従来の端子装置で問
題になった端子ねじの脱落,転倒,あるいは紛失といっ
た事態を回避でき、かつ端子ねじのねじ込み,緩め戻し
といった単純作業によって電線の裸端末と丸形圧着端子
の複合配線,丸形圧着端子同志の重ね配線なども円滑か
つ確実に行える端子装置を備えた電気機器を提供するこ
とができる。
【0039】また、端子収容部の相間壁に設けた固定板
を端子ねじの締付機構部を兼ねた案内部とした本発明の
は小型で、端子ねじを案内部から外さずに配線作業を円
滑に行えるとともに、端子ねじ先端の突起の長さの決め
方により端子ねじの先端が端子板の孔に進入し、裸端末
と丸形圧着端子の複合配線,丸形圧着端子同志の重ね配
線なども、抑え板を有する従来の端子装置に比べて、受
け止め効果が大きく確実な配線を行うことができる。
【0040】次に、端子カバーに案内部を設けた請求項
5に記載した発明は、端子ねじ側の案内板部が案内部に
より常時姿勢制御されるので、従来の端子装置で問題に
なった端子ねじの脱落,転倒,あるいは紛失といった事
態を回避でき、かつ端子ねじのねじ込み,緩め戻しとい
った単純作業によって電線の裸端末と丸形圧着端子の複
合配線,丸形圧着端子同志の重ね配線なども円滑かつ確
実に行うことができる。また、案内部に案内板部に係合
する係合部を設けたので、案内部に案内板部を係合した
状態での出荷が可能になり、例えば丸形圧着端子の接続
に際して、端子板から端子ねじを緩め戻した後、接続作
業を開始しなければならないという従来の問題点が排除
され、配線作業工数を低減できる利点が得られる。さら
に、案内板部に窓またはフックを設けることにより、緩
め戻した端子ねじを係合位置まで引き上げる操作が引っ
掛爪を有する従来の端子装置に比べて簡単化され、端子
ねじを容易に配線作業の待機状態に保持できる利点が得
られる。さらにまた、端子カバーと消弧カバーを一体成
形すれば、例えば電磁開閉器の部品点数を削減し、その
製造コストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例を示し、
(a)は断面図、(b)は(a)の分解斜視図
【図2】図1の実施例で裸線と丸形圧着端子の複合配線
を行った場合を示す断面図
【図3】図1の実施例で2個の丸形圧着端子の配線を行
った場合を示す断面図
【図4】請求項1に記載の発明の端子装置の異なる実施
例を示し、(a)は分解斜視図、(b)は(a)の要部
断面図
【図5】図1の実施例で通常の端子ねじを組み込んで用
いたときを示す断面図
【図6】請求項1に記載の発明の端子装置の更に異なる
実施例を示す分解斜視図
【図7】請求項1に記載の発明の端子装置の更に異なる
実施例を示す分解斜視図
【図8】請求項5に記載の発明の端子装置の他の実施例
の要部を示す分解斜視図
【図9】図8の端子装置が組み込まれる電気機器を示す
分解斜視図
【図10】図8の端子装置の要部を示す拡大図であり、
(a)は端子カバーの断面図、(b)は端子ねじの側面
【図11】図8の端子装置における丸形圧着端子の接続
状態を示す要部の断面図であり、(a)は待機状態、
(b)は丸形圧着端子の挿入状態、(c)は丸形圧着端
子の接続完了状態
【図12】請求項5に記載の発明の端子装置の異なる実
施例を示す端子ねじの斜視図
【図13】請求項5に記載の発明の端子装置の異なる実
施例を示す端子ねじの斜視図
【図14】請求項5に記載の発明の端子装置の異なる実
施例を示す端子ねじの側面図
【図15】請求項5に記載の発明の端子装置の異なる実
施例を示す端子カバーの斜視図
【図16】端子装置の従来例を示す断面図
【図17】端子ねじを取り外さずに圧着端子を配線する
端子装置の異なる従来例を示す断面図
【図18】裸線および丸形圧着端子の一般的形状を示す
斜視図
【図19】図17の従来例で裸線と丸形圧着端子の複合
配線を行った場合を示す断面図
【図20】図17の従来例で2個の丸形圧着端子の配線
を行った場合を示す断面図
【符号の説明】
12 相間壁 13 端子板 14 ねじ孔 19 貫通孔 30 固定板 31 溝、第1の溝 32 ねじ孔 33 ワッシャ 36 端子ねじ 37 円柱状部 39 突起 40 凹部(係合部の) 41 凸部(係合部の) 42 第2の溝 43 連結板 51 端子カバー 52 ドライバー孔 53 案内部 53a 凸部(係合部の) 54 突起,爪 55 端子ねじ 56 ねじ 57 フラットワッシャ部 57a 切り欠き部 58 案内板部 58a 凹部(係合部の) 58c 薄肉部 58d 窓 58e フック部 61 電磁開閉器(電気機器) 62 フレーム 64 溝,孔 65 端子収容部 66 消弧カバー 71 端子カバー(消弧カバーと一体化)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 国幸 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性の相間壁で仕切られた端子収容部に
    固定されその中央部にねじ孔あるいは貫通孔を有する端
    子板と、前記相間壁に前記端子板に距離を隔てて平行に
    形成された溝に挿入されてその中央部にねじ孔を有する
    固定板と、この固定板のねじ孔に前記端子板の反対方向
    からねじ込まれて前記端子板方向に案内された先端が円
    柱状をなし、この円柱状部にワッシャが挿入されて回動
    可能に緩く固定され、この円柱状部の先端に突起が設け
    られた端子ねじとからなることを特徴とする電気機器の
    端子装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気機器の端子装置におい
    て、相間壁の溝と固定板とは、それぞれ係合して両者を
    位置決めする係合部を有することを特徴とする電気機器
    の端子装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電気機器の端子装置におい
    て、端子板と固定板とは、端子板が相間壁に設けられた
    第1の溝に挿入され、端子板が前記相間壁に設けられた
    第2の溝に挿入されることを特徴とする電気機器の端子
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電気機器の端子装置におい
    て、相間壁の第2の溝と固定板,および相間壁の第1の
    溝と端子板とは、それぞれ係合して固定板および端子板
    を位置決めする係合部を有することを特徴とする電気機
    器の端子装置。
  5. 【請求項5】絶縁壁で仕切られた端子収容部に固定され
    その中央部にねじ孔を有する端子板と、前記ねじ孔に先
    端が結合するねじ、このねじに回動可能に緩く固定され
    たほぼ方形のフラットワッシャ部、およびこのフラット
    ワッシャ部の一方の端面から反端子板側にL字状に折曲
    して形成された案内板部からなる端子ねじと、前記端子
    収容部を覆うよう着脱可能に固定され、その上板に前記
    端子ねじを操作するドライバー孔を有する端子カバー
    と、この端子カバーの側板に前記ドライバー孔方向に開
    口した縦溝として形成され、前記案内板部をその面に沿
    って前記端子板との距離調整可能に支持する案内部と、
    この案内部と案内板部との間に設けられ、前記端子ねじ
    をそのねじの先端と端子板との間に一定距離を保持した
    位置で保持する係合部とを備えたことを特徴とする電気
    機器の端子装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電気機器の端子装置におい
    て、案内板部の両サイドを潰し加工等で薄肉に形成した
    ことを特徴とする電気機器の端子装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の電気機器の端子装置におい
    て、案内板部のほぼ中央に窓を設けたことを特徴とする
    電気機器の端子装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の電気機器の端子装置におい
    て、案内板部の上縁にフック部を設けたことを特徴とす
    る電気機器の端子装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載の電気機器の端子装置におい
    て、端子ネジのワッシャが、ねじに回動可能に緩く固定
    された方形のフラットワッシャ部と、その一方の端面に
    直角結合された案内板部とが複合材として形成されてな
    ることを特徴とする電気機器の端子装置。
  10. 【請求項10】請求項5記載の電気機器の端子装置にお
    いて、端子カバーが電気機器の接点部を覆う消弧カバー
    と一体に成形されてなることを特徴とする電気機器の端
    子装置。
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