JP2011034735A - ねじアップユニットおよびその製造方法、スイッチユニット部、開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】カムスイッチなどの電力制御開閉器の配線用端子をねじアップ機構とする。
【解決手段】ねじ211および座金212は、座金212の後部の一方側から上方に他方側にL字状に折り曲げたL字状に折り曲げ部212aで下方に突出した突起部212bにより圧縮ばね213と連結しているため、座金212と圧縮ばね213とを前後に配置してねじアップ機構を低くして小型化を実現している。これによって、カムスイッチなどの電力制御開閉器の配線用端子をねじアップ機構とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、端子のねじ穴からねじを回転離脱させた状態で端子面に対して垂直方向にねじを座金と共に移動(アップ)させた状態にすることにより、ねじ締結作業を容易にするねじアップ機能を有するねじアップユニットおよびその製造方法、このねじアップユニットが用いられるスイッチユニット部、このねじアップユニットが用いられ、例えば原子力発電所、火力発電所および変電所などの配電盤、制御盤および監視盤などに用いられるドラムスイッチやカムスイッチなどの切り替えスイッチなどの開閉器に関する。
この種の従来のねじアップ機能は、前述した配電盤、制御盤および監視盤などに用いられる配線中継および分岐装置としてのねじアップ式端子台に用いられている。従来のねじアップ式端子台のねじアップ機能について図7および図8を用いて詳細に説明する。
図7は、特許文献1に開示された従来のねじアップ式端子台を斜め上から見た場合の斜視図であり、図8は、図7のねじ、座金および圧縮ばねを組み立てた状態を示す斜視図である。
図7および図8に示すように、従来のねじアップ式端子台1は、ねじ首にワッシャ手段としてのスパックおよび平ワッシャ21が嵌め込まれて成形された鍋ねじなどのねじ2と、ねじ2の首部を外嵌して頭部を保持可能なねじ保持用穴を持つL字状の座金3と、短冊状の金属製帯材の一方端部に締結用のねじ用穴4を持つ端子5と、この端子5を保持すると共に端子5に対して垂直方向にねじ2を座金3と共に移動(アップ・ダウン)自在にガイドする絶縁部材からなるユニット6と、端子5のねじ用穴4下のユニット6の六角穴内に収容され、ねじ2がねじ用穴4を通して螺合可能とするナット7と、L字状の座金3の背部に設けられた突起部分に一端が挿入されて、ねじ用穴4から離間する方向(端子5の広面に対して垂直方向)に、座金3を付勢する圧縮ばね8とを有している。
ねじ2は、ねじ首にスパック(Sワッシャ)および平ワッシャ21が嵌め込まれた後にねじ成形されているので、スパックおよび平ワッシャ21はねじ本体から脱落することはない。この場合、スパックの外径よりも平ワッシャ21の外径の方が大きい。
座金3は、ねじ保持用穴を有する四角形状の座金部材31と、この座金部材31の一辺部分にL字状に連設する支持部材32とから構成されている。この支持部材32は、端子5の広面に対して垂直方向に配置され、支持部材32の連設部分近傍の幅方向中央部分が切り起こされて、先端部分が端子5側に向けられたL字状突起部33が形成されている。このL字状突起部33の先端部分には圧縮ばね8が取り付けられる。これにより、中間組み立て品である座金およびばね付きねじ(図8参照)が構成される。この場合、支持部材32からL字状突起部33が切り起こされているが、この切り起こされた部分の溝幅が圧縮ばね8のばね外径よりも細い溝幅となっており、かつ、圧縮ばね8の配設方向に金型を抜くように構成されている。これによって、図8に示すように、L字状突起部33は、L字状突起部33にその先端部分ほど細くなるようにテーパができて先細形状となっており、ばね圧縮時の圧縮ばね8の安定性を確保すると共に、L字状突起部33(一段折れ曲がった構造)を圧縮ばね8の内径に挿入する際にも圧縮ばね8がL字状突起部33に引っ掛かり難い。また、ばね伸長時にも、構成するユニット6の所定位置(例えば凹部)内に組み付けることにより、圧縮ばね8が円柱状または角柱状に囲まれて、圧縮ばね8の位置の安定性が確保されている。
この場合、ねじ2と座金3とをカシメてねじ2が座金3から脱落しないようにしてもよく、ねじ2と座金3とはカシメずに、ねじ2の先端部分から座金3のねじ保持穴に通して、ねじアップしてくるねじ2の頭部や平ワッシャ21などを後述するようにねじ保持部63で上から保持するようにしてもよい。即ち、ねじ2と座金3が分離可能な構造(ねじ2が座金3にカシメられていない場合)である。
ユニット6は複数個その厚み方向に連結され、隣接するユニット6との絶縁のために縦方向に面構造を持つ壁部材61と、前述したねじ2、座金3、端子5、ナット7および圧縮ばね8を収容するために壁部材61から立設されたリブ部材62とを有している。
また、ユニット6は、圧縮ばね8の付勢力によりねじ2を座金3と共に保持するねじ保持部63を有している。このねじ保持部63はユニット6の天井部に設けられており、ねじ2の鍋状頭部をユニット6の天井部の穴で逃がして平ワッシャ21の外周縁部を固定するためのリブを設けている。
圧縮ばね8は、座金3の背後に配設されてばね長が取れるのでばね外径を小さくできることから、ばね部分のスペースを小さくでき、かつ、通常のばねよりもばね外径は小さいが、ターン数が多く取れるので、従前のばねよりもばねのへたりを少なくすることができる。
次に、従来の電力制御開閉器として、切り替えスイッチとしてのカムスイッチの基本構造が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示されている従来のカムスイッチについて図9を用いて説明する。
図9は、従来のカムスイッチの筐体ユニットの平面図である。
図9に示すように、従来のカムスイッチにおいて、外周にカム溝100を刻設した絶縁性の回転カム101を筐体ユニット102内に収容している。この回転カム101は、その中心角穴に金属性シャフト103が通されて金属性シャフトと共に回転自在に構成されている。回転カム101の外周に、可動接点104を有する可動棒105を接点ばね106で付勢させた状態で当接させている。固定接点107は、この可動接点104に対向して可動接点104よりも回転カム101側に配置するように筐体ユニット102に取り付けられている。固定接点107は、筐体ユニット102の外側に配置された配線用端子108と一体的に連設されている。
筐体ユニット102は、複数個その厚み方向に必要数だけ連結される積み上げ構造となっている。
図示しない金属性シャフト103は、その一端にハンドルが固着され、軸受けで回転自在に支持されている。金属性シャフト103はその回転に伴って、階層の各筐体ユニット102内で回転カム101を回転させて、回転カム101の外周に設けたカム溝100を利用して、可動接点104と固定接点107とを回転カム101の回転角度に応じてオン/オフするようになっている。
特許第4116972号公報 特開2000−133088号公報
上記従来のカムスイッチの配線用端子108上に、上記従来のねじアップ式端子台におけるねじアップ機構を適用しようとする場合には、従来のカムスイッチが内部に接点構造を有した複数のスイッチユニット部が厚さ方向に積み重ねられて構成されていることから、ねじアップ機構を用いることができるほどスイッチユニット部自体が厚くなく、従来のカムスイッチの配線用端子自体も面積的に大きくないため、上記従来のねじアップ式端子台1におけるねじアップ機構をカムスイッチの配線用端子108に適用するのはサイズの点から困難であるという問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、カムスイッチなどの開閉器の配線用端子をねじアップ機構とすることができるねじアップユニットおよびその製造方法、このねじアップユニットを用いたスイッチユニット部、このねじアップユニットを用いた切り替えスイッチなどの開閉器を提供することを目的とする。
本発明のねじアップユニットは、平面視で周囲を囲う筐体状の絶縁ブロックと、該絶縁ブロック内に収容され、ねじの首部を保持用穴で外嵌して保持可能な座金の後部一方側から上方にL字状に他方側に折り曲げられたL字状折り曲げ部から下方に突出した突起部が形成されたねじ付座金部と、該絶縁ブロック内に収容され、該突起部に係合されて該ねじ付座金部をねじアップ方向に付勢する圧縮ばねとを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明のねじアップユニットにおける絶縁ブロックは、平面視4角形の4辺を囲っており、背面壁側から、先端部が互いに外側に膨れた装着用の二つの突起部が突出している。
さらに、好ましくは、本発明のねじアップユニットにおける絶縁ブロックは、平面視4角形の4辺を囲っており、背面壁側に前記L字状折り曲げ部が収容されて上下に移動可能とするスリット部が形成されており、該スリット部の一方端部が座金収容部に連通し、該スリット部の開口入口側に該L字状折り曲げ部の抜け止め用の突起部が形成されていると共に、前記圧縮ばねを収容するための円形穴が該スリット部の途中でその深さ方向に形成されている。
さらに、好ましくは、本発明のねじアップユニットにおいて、前記座金と該圧縮ばねとを前後に配置してねじアップ機構を構成している。
本発明のねじアップユニットの製造方法は、本発明の上記ねじアップユニットの製造方法であって、前記円形穴に上から前記圧縮ばねを挿入する圧縮ばね挿入工程と、前記座金を前記ねじと共に前記座金収容部に上から挿入すると共に、前記L字状折り曲げ部を前記スリット部に、該圧縮ばねに該L字状折り曲げ部の突起部を係合させて、戻り止めの突起部を超えて挿入するねじ付座金部挿入工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明のスイッチユニット部は、スイッチをオン/オフするための固定接点と可動接点が収容され、該固定接点がユニット外側に配置された配線用端子と一体的に連設されているスイッチユニットと、該スイッチユニットの内部を覆うカバー部材と、該配線用端子上にねじアップ可能に配置される本発明の上記ねじアップユニットとを有するであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明のスイッチユニット部におけるカバー部材の側面部に、前記配線用端子の位置に対応するように前記ねじアップユニットが着脱可能に装着されている。
さらに、好ましくは、本発明のスイッチユニット部におけるカバー部材の側面部に、前記配線用端子の位置に対応するように前記ねじアップユニットが一体化して形成されている。
本発明の開閉器は、本発明の上記スイッチユニット部が一または複数個積み重ねて構成されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の開閉器は、本発明の上記ねじアップユニットが配線用端子上にねじアップ可能に装着されているものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、ねじアップユニットとして、平面視で周囲を囲う筐体状の絶縁ブロックと、この絶縁ブロック内に収容され、ねじの首部を保持用穴で外嵌して保持可能な座金の後部一方側から上方にL字状に他方側に折り曲げられたL字状折り曲げ部から下方に突出した突起部が形成されたねじ付座金部と、該絶縁ブロック内に収容され、該突起部に係合されて該ねじ付座金部を付勢する圧縮ばねとを有している。このねじアップユニットをスイッチユニット部の配線用端子上や電力制御開閉器の配線用端子上にねじアップが可能なように装着してもよいし、また、このねじアップユニットをこの配線用端子上に一体的に配設してもよい。
これによって、ねじ付座金は、座金の後部の一方側から上方に他方側にL字状に折り曲げて圧縮ばねと連結しているため、座金と圧縮ばねとを前後に配置してねじアップ機構を低くして小型化を実現しているので、カムスイッチなどの開閉器におけるスイッチユニット部の厚さが厚くなく小型の配線用端子をねじアップ機構とすることが可能となる。
以上により、本発明によれば、圧縮ばねの付勢力により座金のL字状折り曲げ部が突起部に当接して抜け止めとなってねじアップ状態を保持してねじアップ機能を発揮すると共に、このねじアップ構造を絶縁ブロックでその周りを囲って絶縁体のフィンガープロテクション機能を発揮することができる。また、座金は、上方にL字状に折り曲げて圧縮ばねと連結しているため、座金と圧縮ばねとを前後に配置してねじアップ機構を低くして小型化を実現しているため、カムスイッチなどの電力制御開閉器におけるのスイッチユニット部の配線用端子側へのねじアップ機構の潜り込みを防止することができて、既存のカムスイッチなどの電力制御開閉器のスイッチユニット部の小型の配線用端子にもこのねじアップ機構を容易に追加することができる。また、このねじアップ機構が破損した場合にも容易かつ素早くねじアップユニットを取り替えることもできる。
本発明の実施形態におけるねじアップユニットの要部構成図であって、(a)はそのねじアップユニットの上面図、(b)はそのねじアップユニットの側面図、(c)はそのねじアップユニットの正面図、(d)は(a)のねじアップユニットのA−A線縦断面図である。 (a)〜(c)は、図1のねじアップユニットを組み立てる場合の各組み立て工程を示す組み立て斜視図である。 (a)〜(c)は、本実施形態のねじアップユニットを装着する各カムスイッチの組み立て工程を示す組み立て斜視図である。 (a)および(b)は、図3のカムユニット部の組み立て時に図1のねじアップユニットを装着する工程を示す組み立て斜視図である。 (a)および(b)は、図4のカバー部材とねじアップユニットとが一体的に形成された場合のカムユニット部の組み立て工程を示す組み立て斜視図である。 (a)および(b)は、図5のカムユニット部を用いてカムスイッチを組み立てる工程を示す組み立て斜視図である。 特許文献1に開示された従来のねじアップ式端子台を斜め上から見た場合の斜視図である。 図7のねじ、座金および圧縮ばねを組み立てた状態を示す斜視図である。 従来のカムスイッチの筐体ユニットの平面図である。
以下に、本発明のねじアップユニットおよびこれを用いた電力制御開閉器の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるねじアップユニットの要部構成図であって、(a)はそのねじアップユニットの上面図、(b)はそのねじアップユニットの側面図、(c)はそのねじアップユニットの正面図、(d)は(a)のねじアップユニットのA−A線縦断面図である。
図1(a)〜図1(d)において、本実施形態のねじアップユニット200は、平面視で周囲4角形4辺を囲う筐体状の絶縁ブロック210と、ねじ首にワッシャ手段としてのスパックおよび平ワッシャが嵌め込まれて成形された鍋ねじなどのねじ211と、ねじ211の首部を外嵌して頭部を保持可能なねじ保持用穴を持ち、上方にL字状に折り曲げられた座金212と、座金212のL字状折り曲げ部212aの突起部分に一端が挿入されて、後述する図示しないカムスイッチの配線用端子のねじ穴から離間する方向(配線用端子の広面に対して垂直方向)に、座金212を上方向に付勢する圧縮ばね213とを有している。
筐体状の絶縁ブロック210は、絶縁樹脂材料製であり、正面壁201と両側面壁202さらに背面壁203をフィンガープロテクトのために平面視4角形の4辺を囲っている。また、正面壁201は、両側面壁202に比べて高さが低く、工具が使いやすいようになっている。正面壁201の下端部は、少なくとも圧着端子2枚分(圧着部は外部に出るが、樹脂で絶縁されている)の挿入スペースdが取れるように空いている。また、背面壁203の外面下方に、図示しないカムスイッチのカムユニットの開口部に対してワンタッチではめ込んで保持するための大小の二つの突起部204,205が突出している。大小の突起部204,205は先端部が外側に膨れており、この先端の膨れ部によって、カムユニットの開口部に対してそのばね性によりワンタッチで挿入してはめ込むようになっている。また、背面壁203の内側には、圧縮ばね213と共に座金212のL字状折り曲げ部212aを収容するためのスリット部206が設けられている。この背面壁203の内面のスリット部206の一方端上部には、スリット部206に圧縮ばね213と共に座金212のL字状折り曲げ部212aを収容した後に、L字状折り曲げ部212aを抜け止めするようにロックするための突起部207(爪部)が設けられている。
このように、絶縁ブロック210は、平面視4角形の4辺を囲っており、4辺のうちの背面壁203の下端側から、係合用に先端部が互いに外側に膨れた装着用の二つの突起部204,205が突出している。また、絶縁ブロック210は、平面視4角形において、背面壁203の内側にL字状折り曲げ部212aが収容されて上下に移動可能とするスリット部206が形成されており、スリット部206の一方端側が4角形の座金収容部208に連通し、スリット部206にL字状折り曲げ部212aの抜けとめ用の突起部207が開口側に形成されていると共に、圧縮ばね213を収容するための円形穴212bがスリット部206の一部においてその深さ方向に形成されている。
このように、座金212は、上方にL字状に折り曲げられたL字状折り曲げ部212aを有しており、L字状折り曲げ部212aの中央部分に、下方に突出した突起部212bが設けられている。この突起部212bに圧縮ばね213が挿入されて保持されるようになっている。このように、座金212は、上方にL字状に折り曲げて圧縮ばね213と連結しているので、座金212と圧縮ばね213とを前後に配置してねじアップ機構の高さを低くして小型化を実現している。これによって、後述するカムスイッチのカムユニット部の配線用端子側へのねじアップ機構の潜り込みが防止されて、既存のカムスイッチのスイッチユニット部としてのカムユニット部の配線用端子にこのねじアップ機構を追加することができるようになっている。
絶縁ブロック210内に収容され、ねじ211の首部を保持用穴で外嵌して保持可能な座金212の後部辺一方側から上方に伸びL字状に他方側に折り曲げられたL字状折り曲げ部212aの中央部から下方に突出した突起部212bが形成されてねじ付座金部が構成される。圧縮ばね213が突起部212bに係合されてねじ付座金部を上方向(ねじアップ方向)に付勢するようになっている。
以上のねじアップユニット200により、ユニット化されて複数積み上げられたカムスイッチの配線用端子にねじアップ機構と、指が充電部に触れないようにしたカバーレスのフィンガープロテクション機能(配線用端子には実使用時に600V)を持たせたものである。
このねじアップユニット200は、ねじアップ機構とフィンガープロテクション構造をパッケージ化したブロックを後付けでカムユニット部側の開口部に、絶縁ブロック210の背面壁203から突出した大小の突起部204,205をワンタッチではめ込んで、そのカムスイッチの配線用端子108上にねじアップ機能を持たせることができる。
このようにして、ねじアップユニット200だけの交換が可能なように、カムユニットへのはめ込み式にしている。このワンタッチのはめ込みは、カムスイッチの組み立て時に行ってもよいし、カムスイッチの組み立て後の実使用時に行ってもよい。
上記構成により、本実施形態のねじアップユニット200の組み立てについて詳細に説明する。
図2(a)〜図2(c)は、図1のねじアップユニット200を組み立てる場合の各組み立て工程を示す組み立て斜視図である。
まず、図2(a)に示すように、筐体状の絶縁ブロック210の上面のスリット部206の円形部206aに、圧縮ばね213をその一端から挿入する。
次に、図2(b)に示すように、圧縮ばね213が挿入された筐体状の絶縁ブロック210のスリット部206に、圧縮ばね213の他端にL字状折り曲げ部212aの突起部212bを挿入した状態で、圧縮ばね213を押圧しつつ、ねじ211と共に座金212を、筐体状の絶縁ブロック210の上面の座金挿入部208に挿入する。
さらに、図2(c)に示すように、座金212のL字状折り曲げ部212aをスリット部206内に挿入して、背面壁203の内側のロック用の突起部207を乗り越えるように押し込む。このとき、座金212はねじ211と共に、圧縮ばね213により付勢されてばねアップされるが、ロック用の突起部207により規制されて外部に飛び出すことはない。
このように、ねじアップユニット200の製造方法として、ねじアップユニット組立工程は、円形穴206aに上から圧縮ばね213を挿入する圧縮ばね挿入工程と、ねじ付座金部を座金収容部208に上から挿入すると共に、圧縮ばね213にL字状折り曲げ部212aの突起部212bを係合させて、L字状折り曲げ部212aをスリット部206に対して戻り止めの突起部207を超えて挿入するねじ付座金挿入工程とを有している。
次に、本実施形態のねじアップユニット200を装着するカムスイッチ300の組み立てについて説明する。
図3(a)〜図3(c)は、本実施形態のねじアップユニット200を装着したカムスイッチ300の各組み立て工程を示す組み立て斜視図である。
まず、図3(a)のカムユニット部積み上げ工程に示すように、カムユニット301内にそのカバー部材302が抱き合わされたカムユニット部303内に回転カム304を収容すると共に、連結シャフト305を通し、下側の回転カム304に上側の回転カム304を連結する。最終的に、エンドプレート306を連結シャフト305に通すと共に、回転カム304の先端部をエンドプレート306の中央部の軸受け部(図示せず)内に回転自在にはめ込んでエンドプレート306をねじ307にて固定する。このようにして、カムスイッチ本体300を組み立てる。
次に、図3(b)のねじアップユニット装着工程に示すように、カムスイッチ本体300のカムユニット301における配線用端子309の突出根元の上辺部とそのカバー部材302との間に開口部308が形成されており、この開口部308に対して、ねじアップユニット200の背面203から突出した大小の突起部204,205をワンタッチではめ込んでねじアップユニット200を配線用端子309上に装着保持する。このねじアップユニット200を各配線用端子309上に装着する工程を繰り返して、図3(c)に示すように、ねじアップユニット200が全配線用端子309上にそれぞれ装着されたカムスイッチ310の組み立てを完成する。
なお、上記カムスイッチ310の組み立てでは、カムスイッチ本体300を組み立てた後に、ねじアップユニット200を開口部308に差し込んで、カムスイッチ本体300にねじアップユニット200を追加的に装着するようにしたが、これに限らず、カムユニット301内にそのカバー部材302が抱き合わせたカムユニット部303の組み立て時に、ねじアップユニット200を装着するようにしてもよいし、このときに、ねじアップユニット200自体をも組み立てるようにしてもよい。この場合を図4(a)および図4(b)に示している。
即ち、図4(a)に示すように、カムユニット301にそのカバー部材302を上から抱き合わせる前または後に、ねじアップユニット200の突起部204,205をカバー部材302の開口部308に差し込んで、図4(b)に示すようなカムユニット部303Aを完成する。このカムユニット部303Aを回転カム304と共に複数個積み重ねれば、回転カム304の種類に応じて所望の接点構成のカムスイッチを完成することができる。
この場合のカムユニット301の内部の構造について図4(a)を用いて説明する。図4(a)に示すように、外周にカム溝を刻設した絶縁性の回転カム304(図3)を筐体ユニット321内に回転自在に収容し、回転カムの外周に、可動接点322を有する可動棒323を接点ばね324で付勢させた状態で当接させている。固定接点325は、この可動接点322に対向して可動接点322よりも回転カム304側に配置するように筐体ユニット321に取り付けられている。固定接点325は、筐体ユニット321の外側に配置された配線用端子309と一体的に連設されている。これによって、図示しないハンドルに連結された回転カム304の回転に伴って、階層の各筐体ユニット321内で回転カム304を回転させて、回転カム304の外周に設けたカム溝を利用して、可動接点322と固定接点325とをオン/オフするようになっている。なお、回転カム304の挿入は、カバー部材302の装着後に可動棒323間に挿入してもよい。
以上により、本実施形態によれば、圧縮ばね213の付勢力により座金212のL字状折り曲げ部212aが突起部207(爪部)に当接して抜け止めとなってねじアップ状態を保持してねじアップ機能を発揮すると共に、このねじアップ構造を絶縁ブロック210で囲って絶縁体のフィンガープロテクション機能を発揮することができる。また、座金212は、上方にL字状に折り曲げて圧縮ばね213と連結しているので、座金212と圧縮ばね213とを前後に配置してねじアップ機構の高さを低くして小型化を実現しているため、カムスイッチにおけるのカムユニットの配線用端子側へのねじアップ機構の潜り込みを防止することができて、既存のカムスイッチのカムユニット部の小型の配線用端子にもこのねじアップ機構を容易に追加することができる。また、ねじアップ機構が破損した場合にも容易かつ素早くねじアップユニット200を取り替えることもできる。
なお、上記カムスイッチ310の組み立てでは、カムスイッチ本体300を組み立てた後に、ねじアップユニット200をカバー部材302の開口部308に差し込んで、カムスイッチ本体300にねじアップユニット200を装着するようにしたり、カムユニット301内にそのカバー部材302を抱き合わせてカムユニット部303の組み立てる時に、ねじアップユニット200を装着したりしたが、これに限らず、カバー部材302とねじアップユニット200とが別体ではなく最初から一体に形成するようにしてもよい。この場合を図5(a)および図5(b)に示している。
即ち、図5(a)に示すように、カムユニット301の上から、ねじアップユニット200が一体的に設けられたカバー部材302Aを抱き合わせて、図5(b)に示すようなカムユニット部303Bを完成させる。この場合、カバー部材302Aとしては、カバー部材302に絶縁ブロック210が一体的に形成された絶縁樹脂材料で構成され、絶縁ブロック210内に、ねじ211、座金212および圧縮ばね213が組み立てられて収容されている。このカムユニット部303Bを回転カム304と共に複数個積み重ねれば、回転カム304の種類に応じて所望の接点構成のカムスイッチが完成する。これを図6(a)および図6(b)に示している。
即ち、図6(a)のカムユニット部303Bの積み上げ工程に示すように、カムユニット301内にそのカバー部材302Aが抱き合わされたカムユニット部303B内に回転カム304を収容すると共に、連結シャフト305を通し、下側の回転カム304に上側の回転カム304を連結する。最終的に、エンドプレート306を連結シャフト305に通すと共に、回転カム304の先端部をエンドプレート306の中央部の軸受け凹部(図示せず)内に回転自在にはめ込んでねじ307にてエンドプレート306を固定する。このように、カムユニット部303Bを回転カム304と共に複数個積み重ねれば、回転カム304の種類に応じて所望の接点構成のカムスイッチ310Aが組み立てられる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、端子のねじ穴からねじを回転離脱させた状態で端子面に対して垂直方向にねじを座金と共に移動(アップ)させた状態にすることにより、ねじ締結作業を容易にするねじアップ機能を有するねじアップユニットおよびその製造方法、このねじアップユニットが用いられるスイッチユニット部、このねじアップユニットが用いられ、例えば原子力発電所、火力発電所および変電所などの配電盤、制御盤および監視盤などに用いられるドラムスイッチやカムスイッチなどの切り替えスイッチなどの開閉器の分野において、圧縮ばねの付勢力により座金のL字状折り曲げ部が突起部に当接して抜け止めとなってねじアップ状態を保持してねじアップ機能を発揮すると共に、このねじアップ構造を絶縁ブロックでその周りを囲って絶縁体のフィンガープロテクション機能を発揮することができる。また、座金は、上方にL字状に折り曲げて圧縮ばねと連結しているため、座金と圧縮ばねとを前後に配置してねじアップ機構を低くして小型化を実現しているため、カムスイッチなどの電力制御開閉器におけるのスイッチユニット部の配線用端子側へのねじアップ機構の潜り込みを防止することができて、既存のカムスイッチなどの電力制御開閉器のスイッチユニット部の小型の配線用端子にもこのねじアップ機構を容易に追加することができる。また、このねじアップ機構が破損した場合にも容易かつ素早くねじアップユニットを取り替えることもできる。
200 ねじアップユニット
201 正面壁
202 側面壁
203 背面壁
204,205 突起部
206 スリット部
206a 円形部
207 突起部
208 座金挿入部
210 絶縁ブロック
211 ねじ
212 座金
212a L字状折り曲げ部
213 圧縮ばね
300 カムスイッチ本体
301 カムユニット
302,302A カバー部材
303,303A,303B カムユニット部
304 回転カム
305 連結シャフト
306 エンドプレート
307 ねじ
308 開口部
309 配線用端子
310,310A カムスイッチ
321 筐体ユニット
322 可動接点
323 可動棒
324 接点ばね
325 固定接点

Claims (10)

  1. 平面視で周囲を囲う筐体状の絶縁ブロックと、該絶縁ブロック内に収容され、ねじの首部を保持用穴で外嵌して保持可能な座金の後部一方側から上方にL字状に他方側に折り曲げられたL字状折り曲げ部から下方に突出した突起部が形成されたねじ付座金部と、該絶縁ブロック内に収容され、該突起部に係合されて該ねじ付座金部をねじアップ方向に付勢する圧縮ばねとを有するねじアップユニット。
  2. 前記絶縁ブロックは、平面視4角形の4辺を囲っており、背面壁側から、先端部が互いに外側に膨れた装着用の二つの突起部が突出している請求項1に記載のねじアップユニット。
  3. 前記絶縁ブロックは、平面視4角形の4辺を囲っており、背面壁側に前記L字状折り曲げ部が収容されて上下に移動可能とするスリット部が形成されており、該スリット部の一方端部が座金収容部に連通し、該スリット部の開口入口側に該L字状折り曲げ部の抜け止め用の突起部が形成されていると共に、前記圧縮ばねを収容するための円形穴が該スリット部の途中でその深さ方向に形成されている請求項1または2に記載のねじアップユニット。
  4. 前記座金と該圧縮ばねとを前後に配置してねじアップ機構を構成している請求項1に記載のねじアップユニット。
  5. 請求項3に記載のねじアップユニットの製造方法であって、
    前記円形穴に上から前記圧縮ばねを挿入する圧縮ばね挿入工程と、前記座金を前記ねじと共に前記座金収容部に上から挿入すると共に、前記L字状折り曲げ部を前記スリット部に、該圧縮ばねに該L字状折り曲げ部の突起部を係合させて、戻り止めの突起部を超えて挿入するねじ付座金部挿入工程とを有するねじアップユニットの製造方法。
  6. スイッチをオン/オフするための固定接点と可動接点が収容され、該固定接点がユニット外側に配置された配線用端子と一体的に連設されているスイッチユニットと、
    該スイッチユニットの内部を覆うカバー部材と、
    該配線用端子上にねじアップ可能に配置される請求項1〜4のいずれかに記載のねじアップユニットとを有するスイッチユニット部。
  7. 前記カバー部材の側面部に、前記配線用端子の位置に対応するように前記ねじアップユニットが着脱可能に装着されている請求項6に記載のスイッチユニット部。
  8. 前記カバー部材の側面部に、前記配線用端子の位置に対応するように前記ねじアップユニットが一体化して形成されている請求項6に記載のスイッチユニット部。
  9. 請求項6〜8のいずれかに記載のスイッチユニット部が一または複数個積み重ねて構成されている開閉器。
  10. 請求項1〜4のいずれかに記載のねじアップユニットが配線用端子上にねじアップ可能に装着されている開閉器。
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