JP2000125443A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2000125443A
JP2000125443A JP10288582A JP28858298A JP2000125443A JP 2000125443 A JP2000125443 A JP 2000125443A JP 10288582 A JP10288582 A JP 10288582A JP 28858298 A JP28858298 A JP 28858298A JP 2000125443 A JP2000125443 A JP 2000125443A
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JP
Japan
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lever
connector
case
box
junction box
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Pending
Application number
JP10288582A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hashimoto
利行 橋本
Jutaro Mukai
重太郎 向井
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤーハーネス等の電線を必要最小限の長さ
で接続することができ、組み付けや取り外し等の作業を
効率的に行える電気接続箱を提供する。 【解決手段】車体等に固定して取り付けられるコネクタ
ベース部10と、そのコネクタベース部10に着脱自在
に取り付けられるボックス部20とを有し、コネクタベ
ース部10の表面に、電線5に接続されたベース側コネ
クタ11が露出して設けられ、ボックス部20は、中空
のケース21と、そのケース21の内部に設けられ、ベ
ース側コネクタ11に接続される回路部側コネクタ23
を備えた電気回路用基板22とを有する。コネクタベー
ス部10には、カム溝12bを備えたレバー12が回動
可能に取り付けられ、ケース21には、カム溝12bに
挿入され係止されるカムピン28が取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のよ
うな車両に取り付けられる電気接続箱に関し、特に、組
み付けや解体等の作業性を向上させた電気接続箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4(A)(B)に示すように、従来の
電気接続箱7は、接合されたロアーケース1とアッパー
ケース2との間に形成される空間内に、複数のバスバー
3と絶縁板4とが交互に積層された状態で収納されてい
る。アッパーケース2には係合穴2aが形成され、この
係合穴2a内にはバスバー3の先端部を折曲したオス端
子コネクタ3aが配置される。このオス端子コネクタ3
aが配置された係合穴2a内には、ワイヤーハーネス5
の先端に取り付けられたメス端子コネクタ6が差し込ま
れる。
【0003】多数のメス端子コネクタ6とオス端子コネ
クタ3aとが接続された電気接続箱は、車両内のエンジ
ンルーム等に組み付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気接続箱は、
コネクタ部が下面に形成されることが多く、メス端子コ
ネクタ6が先端に取り付けられたワイヤーハーネス5
を、人手により、電気接続箱に接続してから、この電気
接続箱をエンジンルームに組み付けていたので、ワイヤ
ーハーネス5に余分な長さが必要であった。このような
場合、電気接続箱を後で組み付けることによって、作業
スペースを確保することが多く、その場合、メス端子コ
ネクタ6がフリーとなり、作業のジャマとなることがあ
った。
【0005】また、電気接続箱をエンジンルームに組み
付けるためには、作業者が片方の手でアッパーケース2
を押えながら、もう片方の手で工具を持ってビスを締め
付けるという作業をしなければならず、作業性が悪かっ
た。
【0006】さらに、車両を解体するときは、電気接続
箱をエンジンルームから取り外さなければならないが、
従来のように電気接続箱がビスによってエンジンルーム
に取り付けられていると、電気接続箱をエンジンルーム
から容易に取り外すことができない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、組み付けや取り外し等の作業を効率的
に行えるようにした電気接続箱を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気接続箱によ
れば、車体等に固定して取り付けられるコネクタベース
部と、そのコネクタベース部に着脱自在に取り付けられ
るボックス部とを有し、コネクタベース部に、電線に接
続されたベース側コネクタが露出して設けられ、ボック
ス部は、中空のケースと、そのケースの内部に設けら
れ、ベース側コネクタに接続される回路部側コネクタを
備えた電気回路用の基板とを有する、ことを特徴とする
ものである。
【0009】コネクタベース部には、カム溝を備えたレ
バーがコネクタベース部を支点として回動可能に取り付
けられ、ボックス部のケースには、レバーのカム溝に挿
入され係止されるカムピンが取り付けられ、コネクタベ
ース部にボックス部を取り付けると、レバーのカム溝に
カムピンが挿入され、レバーを所定角度回動すると、レ
バーのカム溝にカムピンが係止される、ようにしてもよ
い。
【0010】ケースの外側面には、レバーの回動を規制
するためのストッパが設けられているのが好ましい。
【0011】本発明によれば、電線が接続されたコネク
タベース部にボックス部が着脱自在に取り付けられるこ
とにより、ボックス部をコネクタベース部から外し、作
業スペースを確保した状態で、コネクタベース部をエン
ジンルーム等の車体に容易に組み付けることができる。
したがって、他の部品をエンジンルーム等に容易に取り
付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気接続箱を図1
から図3を参照しながら説明する。本発明の電気接続箱
は、図1に示すように、エンジンルーム等の車体に予め
組み付けられるコネクタベース部10と、そのコネクタ
ベース部10に着脱自在に取り付けられるボックス部2
0とを有する。コネクタベース部10の上面からベース
側コネクタ11が露出して設けられ、そのベース側コネ
クタ11の下面に必要最小限の長さのワイヤーハーネス
5が接続される。
【0013】コネクタベース部10の側面には、平面か
らみて断面略コ字形のレバー12がピン13を支点とし
て下向きと横向きとの間を回動可能に取り付けられる。
レバー12がコネクタベース部10に取り付けられる両
端には、ピン13を備えた拡大部12aが形成され、こ
の拡大部12aには、奥側を彎曲させた断面略「し」字
形状のカム溝12bが形成されている。カム溝12bの
開口部は、レバー12が下向きの姿勢のときは、上向き
となり、レバー12が横向きの姿勢のときは、横向きと
なる。またカム溝12bの奥部は、レバー12が横向き
の姿勢になると、下向きの姿勢のときよりも下方へ移動
する。
【0014】他方、ボックス部20は図2に示すよう
に、角筒状のケース21を有する。ケース21の内部に
は、各種の電気回路を搭載した基板22が直立した姿勢
で収納される。基板22の下部には、ベース側コネクタ
11に嵌合して接続される回路部側コネクタ23が取り
付けられる。ケース21の開口している下部の若干、入
り込んだ位置には、ロアーカバー24が嵌め込まれる。
ロアーカバー24には、両コネクタ11,23が接続で
きるようにするための窓部24aが形成されている。ケ
ース21の開口している上部は、放熱のための襞を形成
したアッパーカバー25によって塞がれる。
【0015】基板22の下部の3か所には、略L字形状
のアングル26が取り付けられ、そのアングル26には
ケース21の下部を挟むクランプ部27が形成されてい
る。クランプ部27は、ケース21の厚さと同じ間隔を
あけた2枚の平板27aによって構成される。
【0016】アングル26を銅又は銅合金によって形成
し、このアングル26に電線を接続することにより、ア
ングル26からアース電流を流すこともできる。このた
め、アングル26には電線(図示せず)を通すための貫
通穴26aが形成されている。また、基板22としてメ
タルコアが用いられる場合は、このアングル26にヒー
トパイプの集熱部又は電線の一端部(いずれも図示せ
ず)を接続し、ヒートパイプの放熱側又は電線の他端を
車体に接続することにより、基板22上に搭載された部
品から発生した熱を車体から放熱するようにすることも
できる。
【0017】ケース21の下部にはアングル26のクラ
ンプ部27を嵌め込む切欠部21aが3か所に形成され
ている。さらに、ケース21の両側面には、レバー12
のカム溝12b内に入れられるカムピン28が突設され
ている。カム溝12b内に入れられたカムピン28は、
レバー12が下向きの姿勢から横向きの姿勢に方向転換
することによって下方へ移動する。カムピン28が下死
点よりも押し下げられることがないように、レバー12
は横向きの姿勢になったとき、アングル26によって回
動が規制される。したがって、アングル26はレバー1
2のストッパとして作用し、レバー12が回動しすぎ
て、レバー12やカムピン28が折損することを防止で
きる。
【0018】本発明の電気接続箱は以上のように構成さ
れ、次に組み立て方法について説明する。
【0019】ワイヤーハーネス5をベース側コネクタ1
1に接続したコネクタベース部10は、レバー12を下
向きにし、カム溝12bの開口部を上向きにした状態
で、車両のエンジンルーム内に組み付けられて自動車の
生産ラインに送られる。したがって、本発明の電気接続
箱にあっては、従来のように生産ラインにおいて、ワイ
ヤーハーネス5を電気接続箱に接続するという作業が解
消される。また、この段階ではコネクタベース部10に
は、ボックス部20がコネクタベース部10に取り付け
られていないため、エンジンルーム内はスペース的に余
裕がある。したがって、ワイヤーハーネス5が必要最小
限の長さであっても、コネクタベース部10をエンジン
ルームに容易に組み付けることができ、作業性が向上す
る。また、ベース側コネクタ11が接続されたコネクタ
ベース部10を車両に組み付けるので、ベース側コネク
タ11がぐらついて作業のジャマとなることもなくな
る。
【0020】そして図3に示すように、ボックス部20
をコネクタベース部10に取り付けると、両コネクタ1
1,23が嵌合して接続される。また、ケース21に突
設されたカムピン28がカム溝12b内に入り込む。こ
のとき、コネクタ11,23の数が多いため、嵌合力が
強く、人手で嵌合しにくくても、レバー12を横向きの
姿勢とすることにより、カムピン28がカム溝12b内
で押し下げられる。したがって、レバー12は梃子のよ
うに作用して、弱い力で嵌合力の強いコネクタ11,2
3同士を嵌合することができる。
【0021】メンテナンスのため、ボックス部20をコ
ネクタベース部10から取り外すときは、横向きの姿勢
のレバー12を下向きにする。すると、ケース21に突
設されたカムピン28が押し上げられ、強い力で嵌合し
ていたコネクタ11,23は分離され、ボックス部20
がコネクタベース部10から外される。すると、エンジ
ンルーム内には作業スペースが生まれ、コネクタベース
部10をエンジンルームから容易に取り外すことができ
る。
【0022】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事
項の範囲内において、種々の変更が可能である。例え
ば、レバー12とカムピン28とは、コネクタベース部
10とケース21の両側に設けることができる。また、
レバー12は平面コ字形状ではなく、2本の棒状のもの
でもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタベース部にボ
ックス部が着脱自在に取り付けられることにより、ボッ
クス部を外した状態でコネクタベース部をエンジンルー
ムに取り付けることができるため、作業性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続箱の分解斜視図である。
【図2】本発明の電気接続箱を構成するボックス部の分
解斜視図である。
【図3】本発明の電気接続箱を組み立てた状態の斜視図
である。
【図4】(A)は従来の電気接続箱の斜視図、(B)は
従来の電気接続箱の断面正面図である。
【符号の説明】 5:ワイヤーハーネス 10:コネクタベース部 11:ベース側コネクタ 12:レバー 12b:カム溝 20:ボックス部 21:ケース 21a:切欠部 22:基板 23:回路側コネクタ 24:ロアーカバー 24a:窓部 25:アッパーカバー 26:アングル(ストッパ) 27:クランプ部 28:カムピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体等に固定して取り付けられるコネクタ
    ベース部と、そのコネクタベース部に着脱自在に取り付
    けられるボックス部とを有し、 前記コネクタベース部に、電線に接続されたベース側コ
    ネクタが露出して設けられ、 前記ボックス部は、中空のケースと、そのケースの内部
    に設けられ、前記ベース側コネクタに接続される回路部
    側コネクタを備えた電気回路用の基板とを有する、 ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記コネクタベース部には、カム溝を備え
    たレバーが前記コネクタベース部を支点として回動可能
    に取り付けられ、前記ボックス部のケースには、前記レ
    バーのカム溝に挿入され係止されるカムピンが取り付け
    られ、 前記コネクタベース部にボックス部を取り付けると、前
    記レバーのカム溝に前記カムピンが挿入され、前記レバ
    ーを所定角度回動すると、前記レバーのカム溝に前記カ
    ムピンが係止される、ことを特徴とする請求項1に記載
    の電気接続箱。
  3. 【請求項3】前記ケースの外側面には、前記レバーの回
    動を規制するためのストッパが設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
JP10288582A 1998-10-12 1998-10-12 電気接続箱 Pending JP2000125443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050817A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
JP2015067224A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 古河電気工業株式会社 電源供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050817A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
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