JPH11135197A - コンセント - Google Patents

コンセント

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JPH11135197A
JPH11135197A JP29520197A JP29520197A JPH11135197A JP H11135197 A JPH11135197 A JP H11135197A JP 29520197 A JP29520197 A JP 29520197A JP 29520197 A JP29520197 A JP 29520197A JP H11135197 A JPH11135197 A JP H11135197A
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JP
Japan
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ground
housing
terminal plate
terminal
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP29520197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawamoto
隆司 川本
Masuo Kitamura
満寿雄 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to TW087103185A priority patent/TW363289B/zh
Priority to IDP980428A priority patent/ID21132A/id
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接地極を備えたプラグと接地線を有するプラグ
とを同時に使用できるとともに小型で外観上の見栄えも
良いコンセントを提供する。 【解決手段】ハウジング1の前面には3個1組の栓刃挿
入口4が長手方向に2組並べて設けてある。また、ハウ
ジング1の長手方向の端部には扉体70によって開口が
開閉自在に覆われる凹所43が設けてある。凹所43の
底部には接地線が挿入される接地線挿入口51,51が
設けてある。接地線挿入口51から挿入された接地線
は、ハウジング1内部で錠ばね53と端子片86との間
で挟持されて、端子片86と接触導通する。したがっ
て、ねじ式の接地線接続部に比べてスペースが小さくな
るとともに、扉体70を閉じれば接地線挿入口51,5
1も隠れるために外観上の見栄えも良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接地線が接続可能
な接地接続部を備えたコンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、感電事故の防止等を目的として接
地極を有するプラグ(電源プラグ)や接地線を備えた電
気機器が普及してきたことに伴い、接地極或いは接地接
続部の何れかを備えたコンセントが用いられる場合が増
えてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、接地接続部
をねじ式の端子構造とした場合、接地接続部のスペース
が比較的に大きいために、接地極を備えたプラグが2個
接続できるようにするとハウジングが大型化してしまう
という問題があった。また、ねじ式の接地接続部にあっ
ては、ねじが露出しているために外観上の見栄えも良く
ないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、接地極を備えたプラグと接地線を別に必要と
するプラグとを同時に使用してもそれぞれ接地がとれる
とともに小型で外観上の見栄えも良いコンセントを提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、電圧側の栓刃、接地側の栓刃並
びに接地極の栓刃が各々挿入される3個1組の栓刃挿入
口が前面に2組設けられたハウジングと、ハウジング内
において各栓刃挿入口から挿入される栓刃と各別に電気
的に接続される電圧側刃受ばね、接地側刃受ばね及び接
地刃受ばねと、これらの刃受ばねがそれぞれ各別に接続
された電圧側端子板、接地側端子板及び接地端子板と、
各端子板に外部の電線を接続する端子部と、ハウジング
の前面に設けられて接地線が挿入される接地線挿入口、
接地端子板に電気的に接続される端子片、ハウジング内
において接地線挿入口に挿入された接地線を端子片との
間で挟持して接地線と端子片を接触導通させる錠ばねを
有する接地接続部とを備えたことを特徴とし、接地極を
備えたプラグと接地線を別に必要とするプラグとを同時
に使用してもそれぞれ接地がとれ、また接地線挿入口か
ら挿入される接地線が錠ばねによって端子片との間で挟
持されて接地端子板と電気的に接続されるため、ねじ式
の端子構造に比べてスペースが小さくて済むことから小
型化が可能となる。
【0006】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、電圧側の栓刃、接地側の栓刃並びに接地極の栓刃
が各々挿入される3個1組の栓刃挿入口が前面に2組設
けられたハウジングと、ハウジング内において各栓刃挿
入口から挿入される栓刃と各別に電気的に接続される電
圧側刃受ばね、接地側刃受ばね及び接地刃受ばねと、こ
れらの刃受ばねがそれぞれ各別に接続された電圧側端子
板、接地側端子板及び接地端子板と、各端子板に外部の
電線を接続する端子部と、ハウジングの前面に設けられ
て接地線が挿入される接地線挿入口、接地端子板に電気
的に接続される端子片、ハウジング内において接地線挿
入口に挿入された接地線を端子片との間で挟持して接地
線と端子片を接触導通させる錠ばねを有する接地接続部
とを備え、ハウジングの前面に設けた凹所の底部に接地
線挿入口を設けるとともに、凹所の開口を開閉自在に覆
う扉体を具備して成ることを特徴とし、接地極を備えた
プラグと接地線を別に必要とするプラグとを同時に使用
してもそれぞれ接地がとれ、また接地線挿入口から挿入
される接地線が錠ばねによって端子片との間で挟持され
て接地端子板と電気的に接続されるため、ねじ式の端子
構造に比べてスペースが小さくて済むことから小型化が
可能となり、しかも、接地線挿入口は凹所の開口を覆う
扉体によって開閉自在に隠されるため、外観上の見栄え
を良くすることができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、操作時に錠ばねを解除方向に撓ませる解除レ
バーをハウジングの前面側に可動自在に設けたことを特
徴とし、解除レバーを操作して錠ばねを撓ませることで
接地線を容易に接続し、且つ取り外すことができる。請
求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、端子
部が、外部の電線を端子板との間で挟持する鎖錠ばね
と、鎖錠ばねを解除方向に撓ませる解除釦とを具備する
速結端子構造を有することを特徴とし、電線の接続作業
が簡素化できる。
【0008】請求項5の発明は、請求項1又は2の発明
において、接地線と接触導通する端子片を接地端子板と
一体に形成して成ることを特徴とし、省スペース化と部
品点数の削減が図れる。請求項6の発明は、請求項1又
は2の発明において、接地線と接触導通する端子片と錠
ばねとをかしめ、あるいは溶接等によって機械的に接続
して成ることを特徴とし、端子片と錠ばねとを強固に固
定することができる。
【0009】請求項7の発明は、請求項1又は2の発明
において、各組の電圧側の栓刃挿入口に対応する一対の
電圧側刃受ばねを電圧側端子板の両端に一体に形成して
成る電圧側刃受ばねブロックと、各組の接地側の栓刃挿
入口に対応する一対の接地側刃受ばねを接地側端子板の
両端に一体に形成して成る接地側刃受ばねブロックとを
長手方向に沿ったハウジング内の両側部に納装して成
り、ハウジングの長手方向に沿った両側面の一部を外方
へ膨出させることでハウジング内に収納部を形成すると
ともに、電圧側端子板及び接地側端子板、鎖錠ばね、解
除釦から成る端子部をそれぞれ各収納部内に収納したこ
とを特徴とし、部品点数の削減と省スペース化が図れ
る。
【0010】請求項8の発明は、請求項2の発明におい
て、ハウジングに固定される脚片と、凹所の開口を覆う
主片とを薄肉のヒンジ部を介して一体に形成して扉体を
構成したことを特徴とし、扉体を容易に製作することが
できる。請求項9の発明は、請求項8の発明において、
扉体の脚片に係止部を設けるとともに、この係止部が係
止される被係止部をハウジングに設けたことを特徴と
し、脚片に設けた係止部をハウジングの被係止部に係止
させるだけで扉体をハウジングに容易に取り付けて固定
することができる。
【0011】請求項10の発明は、請求項2の発明にお
いて、扉体を閉じたときに扉体とハウジングとをロック
するロック手段を備えたことを特徴とし、扉体が不用意
に開くことが防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の一実施形態を詳細に説明する。図1は本実施形態の
分解斜視図であり、合成樹脂製のボディ1aとカバー1
bとを金属製の組立枠2により結合してハウジング1を
構成している。この組立枠2は、所謂埋込ボックス等に
取り付けるための取付枠を兼ねるものであって、埋込型
の配線器具用に規格化されている一連の取付枠とほぼ同
一の形状及び寸法に形成されている。
【0013】一方、ハウジング1は、上記規格化された
一連の取付枠に3個まで取り付けることのできる単位寸
法の配線器具の3個分の寸法(3個モジュール寸法とい
う。)に形成されており、ボディ1a及びカバー1bの
両側面に突設された凸部3a,3bが、組立枠2の両側
片2a,2aから各々一対ずつ突設されている略U形の
突出片2b…の内側周縁に係止されることによって、ボ
ディ1aとカバー1bとが組立枠2により固定されてハ
ウジング1が組み立てられている。なお、組立枠2の長
手方向に対向する取付片2c,2cには、上記埋込ボッ
クスに取り付けるためのボックスねじ用の長孔2d,2
dと、壁を構成する石膏ボードなどに取り付けるための
従来周知のはさみ金具(図示せず)が取着される取着孔
2e,2eと、前面にプレート枠(図示せず)等を取り
付けるためのプレートねじ用のねじ孔2f,2fと、壁
材などに組立枠2を直に取り付ける際の取付ねじ等が挿
通されるねじ挿通孔2g…とが少なくとも設けてある。
【0014】図2に示すように、カバー1bの前面(ハ
ウジング1の前面)には、3個1組の栓刃挿入口4a,
4b,4cが長手方向に沿って2組設けてあって、接地
極付のプラグ(図示せず)が2個同時に接続できるよう
になっている。ここで、プラグの接地側の栓刃(平板状
の栓刃)が挿入される栓刃挿入口4a,4aと、同じプ
ラグの電圧側の栓刃(平板状の栓刃)が挿入される栓刃
挿入口4b,4bとは矩形に形成されており、電圧側の
栓刃挿入口4b,4bに対して接地側の栓刃挿入口4
a,4aの方が長手方向の寸法を長くしてある。また、
プラグの接地極(例えば、断面形状略U形や円柱状等の
接地ピン)が挿入される栓刃挿入口4c,4cは略半円
状に形成されている。
【0015】一方、図1及び図2に示すように、ハウジ
ング1の内部には、栓刃挿入口4a…から挿入された栓
刃及び接地極と各別に電気的及び機械的に接続される一
対の接地側刃受ばね11,11、電圧側刃受ばね21,
21並びに接地刃受ばね31,31が、各栓刃挿入口4
a,4b,4cの奥に位置するように収納されている。
ここで、接地側刃受ばね11,11並びに電圧側刃受ば
ね21,21は、板状の金属部材を加工することで、鎖
錠ばね40,40及び解除釦41とともに速結端子を構
成する接地側端子板12並びに電圧側端子板22の両端
に略逆Ω形に一体形成され、接地側刃受ばね11,11
と接地側端子板12とで接地側刃受ばねブロック10が
構成されるとともに、電圧側刃受ばね21,21と電圧
側端子板22とで電圧側刃受ばねブロック20が構成さ
れている。
【0016】図3は接地側刃受ばねブロック10を示
し、一対の接地側刃受ばね11,11が帯板状の連結片
13の両端に一体に形成されるとともに、連結片13の
中央から若干片側に寄った位置から略E形に形成された
端子板12が延設されている。連結片13と端子板12
とは略平行に面対向させてあって、両者の間に鎖錠ばね
40,40が並置される(図3(a)参照)。連結片1
3の端子板12と対向する部分には一対の突起14,1
4が設けてあって、連結片13と端子板12との間に並
置される各鎖錠ばね40,40に上記突起14,14が
当接して鎖錠ばね40,40が傾くのを防止している。
なお、突起14に近い方の連結片13端部には、突起1
4と同様に鎖錠ばね40に当接してその傾きを防止する
切起片15が設けてある。このように、端子板12、連
結片13、鎖錠ばね40,40及び解除釦41により速
結端子構造を有する端子部が構成され、突起14,14
並びに切起片15によって鎖錠ばね40,40の傾きが
防止でき、その結果、端子部における接続信頼性を向上
させることができる。
【0017】なお、ここでは接地側刃受ばねブロック1
0について説明したが、電圧側刃受ばねブロック20も
連結片23に対する端子板22の位置が反対側に寄って
いる以外は接地側刃受ばねブロック10と共通の構造を
有するので説明は省略する。図4に示すように、金属部
材から成る帯板状の橋絡片32の両端に接地刃受ばね3
1,31が一体に形成されて接地刃受ばねブロック30
が構成してある。橋絡片32には長手方向に沿った突条
33が設けてあって、これにより強度アップが図られて
いる。また、接地刃受ばね31,31の基部には接地極
の挿入方向に沿った長孔状のスリット34が設けてある
ので、接地刃受ばね31,31を撓み易くして接地極が
容易に接続できるようになっている。
【0018】また、橋絡片32の一端部からは略コ字形
の連結片35が一体に延設されている。この連結片35
の外側面には一対の円柱状突起(図示せず)が橋絡片3
2の長手方向に沿うように突設されている。これらの突
起は後述する接地接続部ブロック80と接地刃受ばねブ
ロック30とを固定する際に利用されるものである。鎖
錠ばね40,40及び解除釦41とともに速結端子構造
を有する接地端子部を構成する接地端子板81と、後述
する接地接続部50,50を構成する端子片86,86
とが板状金属部材により一体に形成されて接地接続部ブ
ロック80が構成される。接地端子板81は、平板状の
主部82の両端縁より略コ字形の脚片83並びに略E形
の当接片84が同じ側に折曲形成されて成る。当接片8
4には、小径部と大径部とを有する一対の貫通孔85,
85が設けられている。そして、これら一対の貫通孔8
5,85に上記突起が小径部側より貫通され且つかしめ
られることにより、図4に示すように接地端子板81
(接地接続部ブロック80)が接地刃受ばねブロック3
0と固定されるのである。また、面対向させた脚片83
と当接片84の間に一対の鎖錠ばね40及び解除釦4
1’が配置されて、速結端子構造を有する接地端子部が
構成される(図5参照)。
【0019】一方、端子片86,86は、接地端子板8
1の脚片83と当接片84の対向方向に略直交する方向
に対向するように、主部82から脚片83及び当接片8
4とは反対側に折曲して形成されている。また、端子片
86,86の両側端部には、内側に略直角に折曲されて
成る側片86a,86aが設けてある。ところで端子片
86,86は、図1及び図4に示すように錠ばね53,
53並びに解除レバー54,54とともに外部の接地線
(例えば、電気機器が具備するアース線)が接続される
接地接続部50を構成している。錠ばね53,53は、
帯板状の金属部材を折曲して形成され、主片53aの一
端側には略直角に折曲された支持片53bを有し、他端
側には略半円状の湾曲部53cから支持片53bの方へ
傾斜して延びる接触片53dを有している。そして、錠
ばね53,53の主片53aが、接地接続部50,50
を構成する端子片86,86の当接片84側の側片86
a内側面にかしめや溶着等の方法により取着される。
【0020】一方、解除レバー54は合成樹脂製であっ
て、矩形状の主部54aの一端面略中央より角柱状の操
作部54bが突設されるとともに、主部54aの両側面
から略三角柱状の当接部54c,54cが突設されて成
るものである。主部54aの長手方向両端面には、カバ
ー1bに設けたガイド溝62と摺接する突条状の摺動リ
ブ54d,54dが操作部54bの突出方向に沿って設
けてある。また、主部54aの当接部54c,54cが
突設されている側の先端部他端面には、接地線挿入口5
1より挿入される接地線60の少なくとも一部が錠ばね
53と端子片86とに挟持される範囲からはみ出すのを
規制する規制リブ54eが突設してある。さらに、操作
部54bの天面には、解除レバー54の操作をドライバ
等の工具を使って行う場合に、ドライバの先端部が係合
する係合溝54fが設けてある。
【0021】ところで図1に示すように、函形のボディ
1a内には、隔絶壁5並びに仕切壁6によって区切られ
た4つの収納部71 〜74 が設けてある。そのうち、ボ
ディ1aの長手方向に沿って立設された隔絶壁5で区切
られた両側の第1及び第2の収納部71 ,72 には、そ
れぞれ接地側刃受ばねブロック10、鎖錠ばね40,4
0及び解除釦41と、電圧側刃受ばねブロック20、鎖
錠ばね40及び解除釦41とが収納される。ここで、ボ
ディ1aの長手方向に沿った両側面のほぼ中央の一部を
外方へ膨出させることにより、第1及び第2の収納部7
1 ,72 における他の部分よりも幅広に形成しており、
この幅広の部分に接地側端子板12、鎖錠ばね40並び
に解除釦41と、電圧側端子板22、鎖錠ばね40並び
に解除釦41が収納される。このように、鎖錠ばね40
や解除釦41が収納される収納部を、ボディ1aの一部
のみを幅方向に膨出させて形成しているため、ボディ1
aひいてはハウジング1の小型化、省スペース化が図れ
るという利点がある。なお、この幅広の部分の開口面
は、カバー1bの両側面のほぼ中央部より外方へ突設さ
れた突片8,8によって閉塞される。また、上記収納部
の底面には電線挿入口63,63と、解除釦41の操作
部分を露出させる解除釦露出孔65とが設けてある。
【0022】一方、図2に示すように、ボディ1aの略
中央部に長手方向に沿って形成された第3の収納部73
には接地刃受ばねブロック30の両接地刃受ばね31,
31が収納され、ボディ1aの長手方向に沿った一端側
に仕切壁6,6で区切られた第4の収納部74 には、図
5に示すように接地刃受ばねブロック30とかしめ固定
された接地接続部ブロック80の接地端子板81、鎖錠
ばね40,40並びに解除釦41’が収納され、接地端
子板81の脚片83には鎖錠ばね40に設けた鎖錠片4
0a及び接触片40bが対向する。鎖錠片40a及び接
触片40bは、弾性を有する導電材料の帯板の両端部を
曲成して中央片40cの両端部に形成されている。鎖錠
片40aは中央片40cとの連結部位から先端縁に向か
って接地端子板81の脚片83に近づく向きに傾斜し、
接触片40bは略S字形に曲成されている。また、中央
片40cは略平板状に形成されていて当接片84に当接
する。而して、鎖錠ばね40の鎖錠片40a及び接触片
40bと接地端子板81の脚片83との間に、ボディ1
aの底部に設けた電線挿入孔63から挿入された図示し
ない電線が挿入されると、鎖錠片40aの先端が電線に
食い込んで抜け止めがなされるとともに、鎖錠片40a
及び接触片40bによって電線が脚片83に圧接される
ことにより、電線と接地端子板81との導通(接続)が
図られる。また、解除釦41’は、操作されることによ
って鎖錠ばね40の鎖錠片40aを圧接解除方向に撓ま
せ、鎖錠片40aの先端を電線から引き離して接地端子
板81と電線との接続を解除するものである。なお、第
1及び第2の収納部71 ,72における幅広の部分に収
納された接地側端子板12,電圧側端子板22と、鎖錠
ばね40及び解除釦41からなる速結端子構造は上述の
接地接続部ブロック80における速結端子構造と共通で
あるので、説明は省略する。
【0023】ところで、カバー1bの前面端部には略コ
字形の凹所43が設けてあって、この凹所43の底部に
は接地線が挿入される一対の接地線挿入口51,51が
開口させてある。また、各接地線挿入口51,51の奥
側にはそれぞれ端子片86,86及び錠ばね53,53
が位置させてある。また、凹所43の底部には、解除レ
バー54,54の角柱状の操作部54b,54bが内側
から進退自在に挿通される操作孔55,55が、接地線
挿入口51,51の上側(長手方向に沿った内側)に設
けてある。さらにカバー1bには操作孔55,55と連
通する解除レバー収納凹部64,64が設けてある。既
に説明したように、解除レバー収納凹部64,64の内
側面にはガイド溝62が形成されている。すなわち、カ
バー1bの内側から、解除レバー54に設けた摺動リブ
54d,54dをガイド溝62に摺接させて、上記操作
孔55,55に解除レバー54,54の操作部54b,
54bを挿通し、且つカバー1bをボディ1aに組み立
ててハウジング1を形成すれば、操作部55bが操作孔
55から進退自在となるように解除レバー54をカバー
1bに組み立てることができる。しかも図5及び図6に
示すように、解除レバー54,54の当接部54c,5
4cがその斜面の部分で錠ばね53,53の接触片53
d,53dに当接するから、解除レバー54の動きに応
じて当接部54cによって錠ばね53が撓ませられるこ
とになる。
【0024】また、開閉自在に凹所43の開口面を覆う
扉体70がハウジング1の前面に取り付けてある。合成
樹脂製の扉体70は、略コ字形の主片71と、主片71
の両端部に薄肉のヒンジ部75,75を介して一体に形
成された脚片72,72を備えている。各脚片72,7
2の側端面からは扉体70をハウジング1に係止固定す
るための係止爪73,73が突設してある。
【0025】一方、主片71の側端面からは突片74が
突出させてある。この突片74の両側先端部には係止片
76,76が突設してある。また突片74の基部には、
接地線の被覆を剥く場合に芯線の長さの目安となる溝7
7が設けてある。すなわち、この溝77の長さに合うよ
うに接地線の被覆を剥けば、芯線の長さを適切な長さと
することができるのであって、このような溝77は一般
にストリップゲージと呼ばれている。さらに、突片74
の先端縁には凹部78が設けてある。上記のように、主
片71、脚片72,72、ヒンジ部75,75等を合成
樹脂により一体に形成すれば、扉体70を容易に製作す
ることができる。また突片74の両肩部分に当たる主片
71の片面側には、接地線が接地接続部50に接続され
た状態で扉体70を閉じる場合に、扉体70が接地線に
当たって閉じ難くなるのを防ぐため、接地線逃がし用の
凹部79が設けてある。
【0026】さて、図7に示すように、カバー1b前面
の凹所43底部には扉体70の脚片72,72が挿入さ
れる脚片挿入孔44,44が設けてある。この脚片挿入
孔44,44に挿入された脚片72,72の係止爪7
3,73が、カバー1bの内側面端部に形成された係止
凹部45に係止されることにより、扉体70がカバー1
b(ハウジング1)に取り付けられるのである。ここ
で、係止凹部45と対向する位置には突起49が設けて
あって、脚片72の内側への移動を規制することで係止
爪73と係止凹部45との係止が外れ難くしてある。そ
して、扉体70をヒンジ部75,75の部分から折り曲
げれば、主片71によって凹所43の開口を開閉自在に
覆うことができるのである。また、凹所43の両側並び
に下側(長手方向の外側)には、扉体70を閉じたとき
に主片71に当接する台部46a〜46cが設けてあ
る。つまり、これらの台部46a〜46cに主片71を
当接させることで扉体70が凹所43内に押し込まれる
のを防ぐことができる。さらに下側の台部46cの両端
部には、扉体70に設けた係止片76,76が係止され
る係止孔47,47が設けてあって、扉体70を閉じた
ときに係止片76,76を係止孔47,47に係止させ
れば、扉体70が不用意に開かないようにロックするこ
とができる。なお、突片74には凹部78が設けてある
から、扉体70を開けるときには指あるいはドライバ等
の工具の先端を凹部78から挿入して引き上げることで
容易に扉体70を開けることができる。
【0027】次に、図5を参照して接地接続部50への
接地線60の接続の仕方を説明する。まず、扉体70を
開けて接地線挿入口51,51を露出させ、凹所43底
部から突出している解除レバー54の操作部54bを押
しながら、接地線挿入口51に接地線60の芯線を挿入
する。このとき、操作部54bの露出面に設けた係合溝
54fに例えばマイナスドライバの先端を係合させて押
操作すれば、操作がし易いものである。接地線60の非
接続状態においては錠ばね53の接触片53d先端が端
子片86の側片86a内側面に当接しているのである
が、操作部54bが押されて解除レバー54がハウジン
グ1の内部に押し込まれると、それに伴って解除レバー
54の当接部54cによって接触片53dが撓められ、
その結果接触片53dの先端が端子片86の側片86a
内側面から離れて両者の間に隙間が生じる。よって、こ
の隙間に接地線60の芯線を挿通した後、操作部54b
を放すと錠ばね53の復元力によって接触片53dと端
子片86の側片86aとに接地線60の芯線が挟持され
且つ接触導通する。しかも、接触片53dは接地線60
の挿入方向(接地線挿入口51からハウジング1内部へ
の方向)に向けて傾斜させてあるから、確実な抜け止め
が可能となる。なお、解除レバー54の両側面に設けた
摺動リブ54d,54dをカバー1bに設けたガイド溝
62に摺接させているので、解除レバー54のがたつき
を抑えることができて確実な操作が可能となる。
【0028】一方、凹所43底部の下側(長手方向の外
側)には開口端縁に向かう傾斜面48が設けてあり、し
かも、扉体70を閉めた状態でも扉体70の両肩部分
(突片74の両側部分)が開口しているから、接地接続
部50に接続された接地線60を傾斜面48に沿わせて
上記肩部分の開口から凹所43の外へ導出させることが
できる。このように、接地線60を接地接続部50に接
続した状態でも扉体70を閉めることができるから、外
観上の見栄えを良くすることができる。
【0029】また、接地線60を取り外す場合も同様の
操作を行えばよく、操作部54bを押して接触片53d
を撓ませれば、接触片53dと端子片86の側片86a
とに挟持されていた芯線が解放されるので、接地線60
を引き抜くことができる。上述のように本実施形態は、
従来のドライバあるいは手動によるねじ式の端子(アー
スターミナル)の代わりに、ワンタッチで接地線60の
接続が可能な速結端子構造を有する接地接続部50を備
えたことにより、接地線60の接続作業が容易になって
施工性が向上するとともに、普通の単線だけでなく縒り
線からなる接地線60でも確実に接続可能であって、し
かも、ハウジング1の前面に端子ねじのような大型の部
品が突出するようなことがなくなり、限られたスペース
を有効に利用することができる。また、解除レバー54
の操作部54b並びに接地線挿入口51,51が凹所4
3内に収められ且つ扉体70により凹所43の開口面が
覆われるので、操作部54bや接地線挿入口51,51
などがハウジング1の前面側へ露出並びに突出せず、接
地線挿入口51,51や操作部54b,54bを隠すと
ともにハウジング1の前面を略平坦な状態にすることが
できて見栄えを良くすることができる。さらに、一対の
接地刃受ばね31,31と接地接続部50の端子片8
6,86や接地端子板81等を、接地刃受ばねブロック
30及び接地接続部ブロック80として一体に結合して
いるため、省スペース化や部品点数の削減が図れるとい
う利点がある。また、接地極付のプラグが接続可能であ
るとともに2つの接地線接続部50,50を備えている
から、プラグの接地極と接地線との両方で確実にアース
をとることができ、安全性の向上が図れる。なお、座金
と端子ねじから成る従来のねじ止め式の接地接続部であ
れば、単線と縒り線とを同時に接続したときに縒り線が
しっかりと固定できずに容易に抜けてしまうというよう
な不具合が生じる場合があるが、本実施形態によれば錠
ばね53によって単線と縒り線を同時に確実に挟持する
ことが可能であり、上記のような不具合が生じないとい
う利点がある。また、既存の埋込型の配線器具と同様に
して埋込ボックス等に容易に取り付けることができ、施
工作業の簡素化や部品の共通化が図れる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、電圧側の栓刃、接地
側の栓刃並びに接地極の栓刃が各々挿入される3個1組
の栓刃挿入口が前面に2組設けられたハウジングと、ハ
ウジング内において各栓刃挿入口から挿入される栓刃と
各別に電気的に接続される電圧側刃受ばね、接地側刃受
ばね及び接地刃受ばねと、これらの刃受ばねがそれぞれ
各別に接続された電圧側端子板、接地側端子板及び接地
端子板と、各端子板に外部の電線を接続する端子部と、
ハウジングの前面に設けられて接地線が挿入される接地
線挿入口、接地端子板に電気的に接続される端子片、ハ
ウジング内において接地線挿入口に挿入された接地線を
端子片との間で挟持して接地線と端子片を接触導通させ
る錠ばねを有する接地接続部とを備えたので、接地極を
備えたプラグと接地線を別に必要とするプラグとを同時
に使用してもそれぞれ接地がとれ、また接地線挿入口か
ら挿入される接地線が錠ばねによって端子片との間で挟
持されて接地端子板と電気的に接続されるため、ねじ式
の端子構造に比べてスペースが小さくて済むことから小
型化が可能となるという効果がある。
【0031】請求項2の発明は、電圧側の栓刃、接地側
の栓刃並びに接地極の栓刃が各々挿入される3個1組の
栓刃挿入口が前面に2組設けられたハウジングと、ハウ
ジング内において各栓刃挿入口から挿入される栓刃と各
別に電気的に接続される電圧側刃受ばね、接地側刃受ば
ね及び接地刃受ばねと、これらの刃受ばねがそれぞれ各
別に接続された電圧側端子板、接地側端子板及び接地端
子板と、各端子板に外部の電線を接続する端子部と、ハ
ウジングの前面に設けられて接地線が挿入される接地線
挿入口、接地端子板に電気的に接続される端子片、ハウ
ジング内において接地線挿入口に挿入された接地線を端
子片との間で挟持して接地線と端子片を接触導通させる
錠ばねを有する接地接続部とを備え、ハウジングの前面
に設けた凹所の底部に接地線挿入口を設けるとともに、
凹所の開口を開閉自在に覆う扉体を具備して成るので、
接地極を備えたプラグと接地線を別に必要とするプラグ
とを同時に使用してもそれぞれ接地がとれ、また接地線
挿入口から挿入される接地線が錠ばねによって端子片と
の間で挟持されて接地端子板と電気的に接続されるた
め、ねじ式の端子構造に比べてスペースが小さくて済む
ことから小型化が可能となり、しかも、接地線挿入口は
凹所の開口を覆う扉体によって開閉自在に隠されるた
め、外観上の見栄えを良くすることができるという効果
がある。
【0032】請求項3の発明は、操作時に錠ばねを解除
方向に撓ませる解除レバーをハウジングの前面側に可動
自在に設けたので、解除レバーを操作して錠ばねを撓ま
せることで接地線を容易に接続し、且つ取り外すことが
できるという効果がある。請求項4の発明は、端子部
が、外部の電線を端子板との間で挟持する鎖錠ばねと、
鎖錠ばねを解除方向に撓ませる解除釦とを具備する速結
端子構造を有するので、電線の接続作業が簡素化できる
という効果がある。
【0033】請求項5の発明は、接地線と接触導通する
端子片を接地端子板と一体に形成して成るので、省スペ
ース化と部品点数の削減が図れるという効果がある。請
求項6の発明は、接地線と接触導通する端子片と錠ばね
とをかしめ、あるいは溶接等によって機械的に接続して
成るので、端子片と錠ばねとを強固に固定することがで
きるという効果がある。
【0034】請求項7の発明は、各組の電圧側の栓刃挿
入口に対応する一対の電圧側刃受ばねを電圧側端子板の
両端に一体に形成して成る電圧側刃受ばねブロックと、
各組の接地側の栓刃挿入口に対応する一対の接地側刃受
ばねを接地側端子板の両端に一体に形成して成る接地側
刃受ばねブロックとを長手方向に沿ったハウジング内の
両側部に納装して成り、ハウジングの長手方向に沿った
両側面の一部を外方へ膨出させることでハウジング内に
収納部を形成するとともに、電圧側端子板及び接地側端
子板、鎖錠ばね、解除釦から成る端子部をそれぞれ各収
納部内に収納したので、部品点数の削減と省スペース化
が図れるという効果がある。
【0035】請求項8の発明は、ハウジングに固定され
る脚片と、凹所の開口を覆う主片とを薄肉のヒンジ部を
介して一体に形成して扉体を構成したので、扉体を容易
に製作することができるという効果がある。請求項9の
発明は、扉体の脚片に係止部を設けるとともに、この係
止部が係止される被係止部をハウジングに設けたので、
脚片に設けた係止部をハウジングの被係止部に係止させ
るだけで扉体をハウジングに容易に取り付けて固定する
ことができるという効果がある。
【0036】請求項10の発明は、扉体を閉じたときに
扉体とハウジングとをロックするロック手段を備えたの
で、扉体が不用意に開くことが防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)扉体を開いた状態の正面
図、(b)はカバー1bを取り外した状態の正面図であ
る。
【図3】同上における接地側刃受ばねブロックを示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は側面図、
(d)は一部破断した側面図である。
【図4】同上における接地刃受ばねブロックと接地接続
部ブロックとを結合した状態を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は側面図、(d)は側面図であ
る。
【図5】同上の要部を示す一部破断した側面図である。
【図6】同上要部を示す一部破断した側面図である。
【図7】同上における扉体の取付構造を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 4 栓刃挿入口 32 接地端子板 43 凹所 50 接地接続部 51 接地線挿入口 53 錠ばね 54 解除レバー 70 扉体 86 端子片

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧側の栓刃、接地側の栓刃並びに接地
    極の栓刃が各々挿入される3個1組の栓刃挿入口が前面
    に2組設けられたハウジングと、ハウジング内において
    各栓刃挿入口から挿入される栓刃と各別に電気的に接続
    される電圧側刃受ばね、接地側刃受ばね及び接地刃受ば
    ねと、これらの刃受ばねがそれぞれ各別に接続された電
    圧側端子板、接地側端子板及び接地端子板と、各端子板
    に外部の電線を接続する端子部と、ハウジングの前面に
    設けられて接地線が挿入される接地線挿入口、接地端子
    板に電気的に接続される端子片、ハウジング内において
    接地線挿入口に挿入された接地線を端子片との間で挟持
    して接地線と端子片を接触導通させる錠ばねを有する接
    地接続部とを備えたことを特徴とするコンセント。
  2. 【請求項2】 電圧側の栓刃、接地側の栓刃並びに接地
    極の栓刃が各々挿入される3個1組の栓刃挿入口が前面
    に2組設けられたハウジングと、ハウジング内において
    各栓刃挿入口から挿入される栓刃と各別に電気的に接続
    される電圧側刃受ばね、接地側刃受ばね及び接地刃受ば
    ねと、これらの刃受ばねがそれぞれ各別に接続された電
    圧側端子板、接地側端子板及び接地端子板と、各端子板
    に外部の電線を接続する端子部と、ハウジングの前面に
    設けられて接地線が挿入される接地線挿入口、接地端子
    板に電気的に接続される端子片、ハウジング内において
    接地線挿入口に挿入された接地線を端子片との間で挟持
    して接地線と端子片を接触導通させる錠ばねを有する接
    地接続部とを備え、ハウジングの前面に設けた凹所の底
    部に接地線挿入口を設けるとともに、凹所の開口を開閉
    自在に覆う扉体を具備して成ることを特徴とするコンセ
    ント。
  3. 【請求項3】 操作時に錠ばねを解除方向に撓ませる解
    除レバーをハウジングの前面側に可動自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のコンセント。
  4. 【請求項4】 端子部は、外部の電線を端子板との間で
    挟持する鎖錠ばねと、鎖錠ばねを解除方向に撓ませる解
    除釦とを具備する速結端子構造を有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のコンセント。
  5. 【請求項5】 接地線と接触導通する端子片を接地端子
    板と一体に形成して成ることを特徴とする請求項1又は
    2記載のコンセント。
  6. 【請求項6】 接地線と接触導通する端子片と錠ばねと
    をかしめ、あるいは溶接等によって機械的に接続して成
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のコンセント。
  7. 【請求項7】 各組の電圧側の栓刃挿入口に対応する一
    対の電圧側刃受ばねを電圧側端子板の両端に一体に形成
    して成る電圧側刃受ばねブロックと、各組の接地側の栓
    刃挿入口に対応する一対の接地側刃受ばねを接地側端子
    板の両端に一体に形成して成る接地側刃受ばねブロック
    とを長手方向に沿ったハウジング内の両側部に納装して
    成り、ハウジングの長手方向に沿った両側面の一部を外
    方へ膨出させることでハウジング内に収納部を形成する
    とともに、電圧側端子板及び接地側端子板、鎖錠ばね、
    解除釦から成る端子部をそれぞれ各収納部内に収納した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンセント。
  8. 【請求項8】 ハウジングに固定される脚片と、凹所の
    開口を覆う主片とを薄肉のヒンジ部を介して一体に形成
    して扉体を構成したことを特徴とする請求項2記載のコ
    ンセント。
  9. 【請求項9】 扉体の脚片に係止部を設けるとともに、
    この係止部が係止される被係止部をハウジングに設けた
    ことを特徴とする請求項8記載のコンセント。
  10. 【請求項10】 扉体を閉じたときに扉体とハウジング
    とをロックするロック手段を備えたことを特徴とする請
    求項2記載のコンセント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004259560A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Matsushita Electric Works Ltd 単相3線配線100v・200v共用コンセント
JP2008034149A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd コンセント
JP2019192626A (ja) * 2018-04-24 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 配線器具

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