JP3744135B2 - 電気機器の端子装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、丸型圧着端子などの導電材端を、端子ネジを固定端子板から取り外さずに容易に接続できる電気機器の端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電磁接触器・電磁開閉器などの電気機器に組み込まれて使用される電線接続用の端子装置は、ネジ孔を有する固定端子板と、これに結合した雄ネジに緩やかに支持される座金との間に配線端を挿入した状態で雄ネジを締め込むことにより電気機器に配線が接続される。丸孔を有する丸型圧着端子を端末に固定させた電線をこの端子装置に接続する時、ねじこまれていた雄ネジを固定端子板から外し、この雄ネジに丸型圧着端子の孔を嵌め込んだ後、再び雄ネジを固定端子板のネジ孔にねじ込む必要があった。この作業は、固定端子板にねじ込まれた雄ネジを一旦取り外す手間がかかるとともに、作業ミスによって雄ネジを落としたりする可能性が多く、落とした雄ネジを探したり、拾ったりする手間がかかり、接続作業能率の低下を招くことがあった。そのために接続作業能率を改善した電気機器の端子装置が幾つか提案されている。
【0003】
図9は、特開昭60−130068号公報に記載された接続作業能率を改善した従来の電気機器の端子装置の要部を模式化した断面図である。図において、端子装置の絶縁材からなるフレーム側に固定された固定端子13はネジ孔13aを有し、このネジ孔13aにねじ結合する雄ネジ12はその頭部に近いくびれ部分に回動可能に緩かに支持された座金12aを備えている。また、端子装置を上方から覆う感電防止用の端子カバー11には、雄ネジ12の締め込みや緩め戻しを行うためのドライバーを挿入する丸孔11hが形成されている。更に丸孔11hの下部には、雄ネジ12の頭部の下面に係合して雄ネジ12を支持する可撓性の保持片11aが形成され、雄ネジ12の先端とネジ孔13aとの間隔を保った状態で出荷される。結線時は、前述のように雄ネジを緩める事なしに雄ネジ12の先端に丸型圧着端子の丸穴が嵌め込まれてから雄ネジ12が押し下げられて、締め込まれる。
【0004】
図10は、特公平4−4707号公報に記載された異なる従来例を示す端子装置の主要部の正面図であり、図11はこの端子ネジの形状を示す斜視図である。図において、この端子装置は、絶縁材のフレーム21に固定されたネジ孔17aを有する固定端子17と、このネジ孔17aにねじ結合する雄ネジ16及びこの雄ネジの頭部に近いくびれ部分に回動可能に緩かに支持された逆L字形座金からなる端子ネジとから構成されている。
【0005】
逆L字形座金15は図11(b)に示すように雄ネジが貫通する座金部と垂直部からなる逆L字形の形状をしており、垂直部の下端に折曲部15aが形成されている。この垂直部が図10のフレーム21側に形成された案内溝21aと係合して雄ネジ16を上下に移動可能に案内することにより、雄ネジ16を固定端子17のネジ孔17aにねじ込み、緩め戻す作業が可能になる。また、固定端子17の下部には板バネ18が設けられ、その先端が逆L字形座金15の折曲部15aと係合したとき、雄ネジ16の先端はネジ孔17aから離されて保持される。この状態で雄ネジ16の先端に圧着端子31を挿入してから雄ネジ16を下方に押し下げ、雄ネジ16の締め込みを行うことにより、電線の接続を雄ネジ16の緩め戻し無しに行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9の端子装置においては、雄ネジを締め付ける際に雄ネジが保持片から外れる時や外れた後に雄ネジ先端の向きが一定しないため、固定端子のネジ孔13aに雄ネジの先端を螺入することが困難であった。又、丸型圧着端子の丸孔に雄ネジが挿入された状態にて電線が引っ張られた場合には雄ネジが保持片から脱落するといったおそれがある。更に配線の脱着時、および丸型圧着端子を追加接続する時には、端子カバーを外す必要があり作業が煩雑であった。
【0007】
図10の端子装置は配線工数の低減とネジの紛失対策が考慮されたものであるが、逆L字形座金を上部で保持するために板バネを用いており、部品数が増加するという欠点がある。また、逆L字形座金の垂直部はフレーム21の案内溝21aによって紙面と垂直方向に移動できない構造のため、雄ネジの両側に線径が異なる電線を同時に接続する時、普通のネジ締めつけ力では座金が傾かずに細い線径の電線への締め付け力が弱かった。更に単線を端子ネジの片側に挿入し、ネジを強く締めると、逆L字形座金の座金部と垂直部との接続部が変形して再使用できなくなる欠点があった。
【0008】
この発明の課題は、部品点数を増やすことなく、雄ネジを固定端子のネジ孔に確実に案内できるとともに、異なる電線径の並列接続も確実に行える電気機器の端子装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、絶縁壁で仕切られたフレームの端子収容部に固定されたネジ孔を有する固定端子に丸形圧着端子等を接続する電気機器の端子装置において、前記ネジ孔に先端が結合する雄ネジと、この雄ネジに回動可能に保持され、一方を固定端子側に折曲した案内板部を有する逆L字形座金とからなる端子ネジを備え、前記端子収容部に、前記逆L字形座金の案内板部が挿入されて、該案内板部の上下方向の移動をガイドするとともに、雄ネジの先端が固定端子に結合した状態では前記案内板部のガイドを解除する案内溝を形成し、かつ前記逆L字形座金の案内板部は、中央を厚肉部とし、両側を薄肉部として形成されるとともに、前記案内溝は該薄肉部の厚さ方向をガイドする縦溝と該厚肉部の幅方向をガイドする案内壁とからなり、雄ネジの先端が固定端子との間で一定間隔を有するように前記案内溝にガイドされた案内板部を保持する係合部を、前記逆L字形座金の案内板部及び前記案内溝側に形成するものである。
【0012】
請求項の発明は、上述した電気機器の端子装置において、前記端子収容部に案内溝と連なる切り欠きを設け、この切り欠きに嵌め込まれる可撓性のたわみ片に前記案内溝の係合部を形成するものである。
【0013】
請求項の発明は、請求項に記載の電気機器の端子装置において、フレームに取付けられるカバーを備え、該カバーに前記可撓性のたわみ片を設けるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明は、絶縁壁で仕切られたフレームの端子収容部に固定されたネジ孔を有する固定端子に丸形圧着端子等を接続する電気機器の端子装置において、前記ネジ孔に先端が結合する雄ネジと、この雄ネジに回動可能に保持され、一方を固定端子側に折曲した案内板部を有する逆L字形座金とからなる端子ネジを備え、前記端子収容部に、前記逆L字形座金の案内板部が挿入されて、該案内板部の上下方向の移動をガイドするとともに、雄ネジの先端が固定端子に結合した状態では前記案内板部のガイドを解除する案内溝を形成し、かつ前記逆L字形座金の案内板部は、中央を厚肉部とし、両側を薄肉部として形成されるとともに、前記案内溝は該薄肉部の厚さ方向をガイドする縦溝と該厚肉部の幅方向をガイドする案内壁とからなり、雄ネジの先端が固定端子との間で一定間隔を有するように前記案内溝にガイドされた案内板部を保持する係合部を、前記逆L字形座金の案内板部及び前記案内溝側に形成するものである。
【0015】
【実施例】
この発明の実施例を図1から図8に示し、以下に説明する。
実施例1:図3は本発明の一実施例を示す電気機器の端子装置の分解斜視図である。この端子装置は絶縁壁で区切られた複数の端子収容部3を有し、両側壁に係合孔5aが設けられたフレーム5と、このフレーム5の端子収容部3に取付けられる端子ネジ2と、前記係合孔5aに係合される爪1gと端子収容部3側に突出するたわみ片1bを有するカバー1とから構成されている。前記カバー1は爪1gがフレーム5の係合孔5aに係合されることによりフレーム5に取付けられる。また、前記端子収容部3にはネジ孔を有する固定端子が固定されている。
【0016】
図1はこの発明の主要部の構成を示す図3の一部拡大斜視図であり、図2は図1の端子ネジ2を示す斜視図である。図において、端子ネジ2は、図示しないバネ座金を備えた雄ネジ2nと、中央が厚肉部2bであり、両側を例えば潰し加工によって薄肉部2cとした案内板部20と,雄ネジ2nが貫通する水平部とからなる逆L字形座金2aとから構成されており、この雄ネジ2nは逆L字形座金2aに回動可能に取付けられている。また、前記案内板部20の背面には図2に示すように円弧状の凹部(係合部)2hが設けられており、前記カバー1のたわみ片1bには、前記案内板部20の凹部2hと係合する円弧状の凸部(係合部)1aが設けられている。ここで、案内板部20に形成される凹部2hとカバー1のたわみ片1bに形成される凸部1bの位置は、該凸部1bと凹部2hが嵌合した状態で、端子ネジの雄ネジの先端と固定端子との間に間隔が設けられるように設定されている。
さらに、前記端子収容部3には、前記逆L字形座金2aの案内板部20が挿入されて、その案内板部20の上下方向の移動をガイドする案内溝3mと前記カバー1のたわみ片1bが嵌まり込む切り欠き3kが形成されている。前記案内溝3mは逆L字座金の案内板部20の薄肉部2cの厚さ方向をガイドする縦溝と前記厚肉部2bの幅方向をガイドする案内壁3pからなり、逆L字形座金に電線を締め付ける位置では案内板部20のガイドが解除されるように、案内壁3pの下側に厚肉部2bの幅方向よりも幅広なテーパが設けられている。
【0017】
このような構成において、端子ネジ2を端子収容部3に取付けるには、まず端子収容部3の切り欠き3kにカバー1のたわみ片1bを嵌め込んで該たわみ片1bの凸部1aを案内溝3m内に位置させる。そして、端子ネジ2の逆L字形座金2aの案内板部20を端子収容部3の案内溝3mに上方より挿入し、該案内板部20の薄肉部2cと厚肉部2bをそれぞれ案内溝3mの縦溝と案内壁3pにガイドさせて下方に押し込むと、該案内板部20の凹部2hがたわみ片1bの凸部1aと嵌合する。
【0018】
図4はこの嵌合状態を示す端子装置の一部断面の側面図である。端子ネジ2の逆L字形座金2aの凹部2hとたわみ片1bの凸部1aが嵌合した状態では、端子ネジ2の雄ネジ2nの先端と図示しない固定端子との間に間隔が保持されており、この状態で顧客に出荷される。
【0019】
図5は本発明の端子装置に電線付きの丸型圧着端子を接続する状態を示す断面図であり、(a)は丸型圧着端子の挿入状態、(b)は端子ネジの押下状態、(c)は丸型圧着端子の接続完了状態である。まず、図4の状態にある雄ネジ2nの先端と固定端子3nとの間に丸形圧着端子31が挿入される〔図(a)〕。この状態からドライバー等で雄ネジ2nの頭部を押し下げると、案内板部20の凹部とたわみ片1bの凸部1aとの嵌合が外れ、案内板部20はたわみ片1bを撓ませながら案内溝3mにガイドされて下方に移動するとともに、雄ネジ2nの先端が固定端子3nのネジ孔に向けて案内される〔図(b)〕。この状態では、たわみ片1bの凸部1aと逆L字形座金2aのワッシャー曲げ部が接触しており、雄ネジ2nの締め付け方向と逆方向に力を加えないと端子ネジ2は上がらないため雄ネジ2nの先端と固定端子3n間に隙間が生ぜず、丸型圧着端子31を仮止めできる。更に、雄ネジ2nを締め付けると丸型圧着端子31が固定端子3nと逆L字形座金2aとの間に押圧固定される〔図(c)〕。
【0020】
なお、図(c)の接続完了状態から配線変更等により丸形圧着端子31を取り外す場合には、雄ネジ2nを緩め戻し、この状態で逆L字形座金の水平部の先端を下からドライバー等の工具で持ち上げて案内板部20の凹部がたわみ片1bの凸部に係合する位置、すなわち図(a)の状態まで引き上げ、その後、丸形圧着端子を引き抜く。
【0021】
図6は図5の(a)の端子ねじの保持状態を示す端子装置の要部断面図であり、(a)は雄ネジ2nを備えた逆L字形座金が案内溝に挿入された状態図、(b)は逆L字形座金のみが案内溝に挿入された状態図である。(b)にて薄肉部2cの側面は案内溝3mの縦溝内に挿入されているとともに、厚肉部2bの両側は案内壁3pによって制約を受けるため、雄ネジ2nの振れは前後左右共に少なく雄ネジ2nは直下に押下げられるので雄ネジ2nの先端を確実に固定端子3nのネジ孔に導くことができる。
【0022】
図7は本発明の端子装置に線径が異なる電線を雄ネジの両側に並列接続した締め付け完了を示す要部断面図であり、(a)は雄ネジを備えた逆L字形座金の挿入状態図、(b)は逆L字形座金のみを示す挿入状態図である。図において、細い電線35と太い電線36を雄ネジ2nの両側に挿入して端子ネジを押し下げると、図(b)に示すように逆L字形座金2aの案内板部が案内溝3mのガイドから解除されて逆L字形座金2aの水平部が傾き、該水平部の下面が線形の異なる電線35、36の双方に接触する位置で安定する。これは、案内溝3mの形状を、案内板部の厚肉部2bの両側が当たるのを防止するために案内壁3pにテーパを形成するとともに、案内板部の薄肉部2cの両側が当たるのを防止するために案内溝3mの縦溝内の一部案内壁の下側に空間部を形成するように構成しているためである。
【0023】
なお、上述の実施例では、線形の異なる2本の電線を接続する場合を示したが、電線1本を接続する場合にも同様に逆L字形座金2aの傾きが発生して確実に電線を固定することができる。
【0024】
実施例2:図8は本発明の他の実施例を示す図であり、(a)は端子装置の分解斜視図、(b)は端子ネジ8の部分斜視図である。図において、本実施例の端子装置は、案内板部80の先端を狭幅部8sとして形成し、該案内板部80の係合部を凹溝8hとした逆L字形座金8aを備えている端子ネジ8と、可撓性のたわみ片7bに形成される係合部を前記凹溝8hに係合する凸条7aとしたカバー7と、前記案内板部80の厚さ方向および幅方向をガイドする縦溝及び逆L字形座金8aの細部8tをガイドする案内壁9pからなる案内溝9mと,前記たわみ片7bが嵌め込まれる切り欠き9kを設けた端子収容部9とから構成されている。前記案内溝9mは、逆L字形座金に電線を締め付ける位置では案内板部80のガイドが解除されるように、案内壁9pの下側にテーパを設けるとともに、縦溝内の一部案内壁の下側には案内板部の幅方向よりも幅広な空間が設けられている。なお、その他の構成は実施例1と同様であるのでその説明は省略する。
【0025】
このような構成において、カバー7のたわみ片7bを端子収容部9の切り欠き9kに嵌め込んで該たわみ片7bの凸条7aを案内溝9m内に位置させ、前記端子ネジ8の逆L字形座金8aの案内板部80を端子収容部9の案内溝9mに上方より挿入すると、案内板部80の凹溝8hがたわみ片7bの凸条7aと嵌合して図4の実施例1と同じように、雄ネジ8nの先端と図示しない固定端子との間に間隔が保持された状態となる。また、案内溝9mにガイドされた逆L字形座金は、該逆L字形座金に電線を締め付ける位置では案内板部80のガイドが案内溝3mから解除されるように構成されているので、図7と同様に径の異なる電線を左右に確実に締め付けることができる。なお、本実施例においては、案内壁9pの幅を逆L字形座金の細部8tの幅とほぼ同じ大きさとし、その案内壁9pの下側に幅広のテーパを設けたが、該案内壁の幅を細部8tよりも大きくして該逆L字形座金が傾いたときにその細部8tの両側面が当たらないように構成すれば、テーパを設ける必要がなくなり、案内溝の構成を簡素化することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、逆L字形座金の案内板部を案内溝にガイドされた状態で、端子ネジを雄ネジの先端が固定端子との間で一定間隔を有するように保持させることができるので、端子ネジの脱落,転倒,あるいは紛失といった事態を回避でき、しかも、端子ネジの雄ネジを固定端子のネジ穴に確実に案内することができる。さらに、配線の締め付け位置にて逆L字形座金が傾くことが可能なため線径の異なる両側の電線や片側だけの電線もしっかり固定できる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す端子装置の分解斜視図
【図2】図1の端子ネジを示す斜視図
【図3】この発明の一実施例を示す端子装置の分解斜視図
【図4】この発明の嵌合状態を示す端子装置の部分断面図
【図5】この発明の端子装置に丸型圧着端子を接続する状態を示す断面図であり、(a) は丸型圧着端子の挿入状態図、(b) は端子ネジの押下状態図、(c) は丸型圧着端子の接続完了状態図
【図6】図5(a)の端子ネジの保持状態を示す端子装置の要部断面図であり、(a)は雄ネジを備えた逆L字形座金の挿入状態図、(b)は逆L字形座金のみの挿入状態図
【図7】ネジの両側に線径が異なる電線を固定する時の要部断面図であり、(a) は雄ネジを備えた逆L字形座金の挿入状態図、(b) は逆L字形座金のみの挿入状態図
【図8】本発明の他の実施例の説明図であり、(a) は端子装置の分解斜視図、(b) は端子ネジの斜視図
【図9】従来の端子装置の模式断面図
【図10】異なる従来例を示す端子装置の主要部の正面図
【図11】図10の端子ネジの形状を示す斜視図であり、(a) は正面図、(b) は側面図
【符号の説明】
1 カバー
1a 凸部(係合部)
1b たわみ片
2 端子ネジ
2a 逆L字形座金
2b 厚肉部
2c 薄肉部
2h 凹部(係合部)
2n 雄ネジ
3 端子収容部
3m 案内溝
5 フレーム
13 固定端子
31 丸型圧着端子

Claims (3)

  1. 絶縁壁で仕切られたフレームの端子収容部に固定されたネジ孔を有する固定端子に丸形圧着端子等を接続する電気機器の端子装置において、
    前記ネジ孔に先端が結合する雄ネジと、この雄ネジに回動可能に保持され、一方を固定端子側に折曲した案内板部を有する逆L字形座金とからなる端子ネジを備え、前記端子収容部に、前記逆L字形座金の案内板部が挿入されて、該案内板部の上下方向の移動をガイドするとともに、雄ネジの先端が固定端子に結合した状態では前記案内板部のガイドを解除する案内溝を形成し、かつ前記逆L字形座金の案内板部は、中央を厚肉部とし、両側を薄肉部として形成されるとともに、前記案内溝は該薄肉部の厚さ方向をガイドする縦溝と該厚肉部の幅方向をガイドする案内壁とからなり、雄ネジの先端が固定端子との間で一定間隔を有するように前記案内溝にガイドされた案内板部を保持する係合部を、前記逆L字形座金の案内板部及び前記案内溝側に形成したことを特徴とする電子機器の端子装置。
  2. 請求項に記載の電気機器の端子装置において、前記端子収容部に案内溝と連なる切り欠きを設け、この切り欠きに嵌め込まれる可撓性のたわみ片に前記案内溝側の係合部を形成したことを特徴とする電気機器の端子装置。
  3. 請求項に記載の電気機器の端子装置において、フレームに取付けられるカバーを備え、該カバーに前記可撓性のたわみ片を設けたことを特徴とする電気機器の端子装置。
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