JP2002246123A - テーブルタップ - Google Patents

テーブルタップ

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JP2002246123A
JP2002246123A JP2001035677A JP2001035677A JP2002246123A JP 2002246123 A JP2002246123 A JP 2002246123A JP 2001035677 A JP2001035677 A JP 2001035677A JP 2001035677 A JP2001035677 A JP 2001035677A JP 2002246123 A JP2002246123 A JP 2002246123A
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outer shell
blade
plug
switch
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JP2001035677A
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English (en)
Inventor
Keisuke Bessho
敬介 別所
Yoshimitsu Tsukawaki
義光 塚脇
Hiroyuki Tateishi
博之 立石
Atsushi Kawai
淳 河合
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生産性を向上してコストダウンを図るととも
に、複数の負荷への給電を個別にオン/オフできるテー
ブルタップを提供する。 【解決手段】テーブルタップは、プラグの栓刃が挿入さ
れる栓刃挿入孔23が前面側に形成され、栓刃挿入孔か
ら内部に挿入された栓刃を受ける刃受ばねを内部に収納
する複数のコンセント本体20と、外部電源から各コン
セント本体20への給電を個別にオン/オフする複数の
スイッチ30と、複数のコンセント本体20の栓刃挿入
孔23と複数のスイッチ30の操作ハンドル33とをそ
れぞれ露出させる露出窓4,5を有して複数のコンセン
ト本体20及び複数のスイッチ30を内部に収納する外
殻1とを備えており、外殻1は合成樹脂製のボディ2及
びカバー3を超音波溶着して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルタップに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラグの栓刃が挿入される栓
刃挿入孔、及び、栓刃挿入孔から内部に挿入される栓刃
を受ける刃受ばねを具備する複数のコンセント部と、ボ
ディ及びカバーからなり複数のコンセント部が配置され
た外殻とを備えたテーブルタップが提供されている。
【0003】上記従来のテーブルタップでは、ボディ及
びカバーをねじ止めすることにより外殻を組み立ててい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カバー
及びボディをねじ止めするためには、ねじが必要で部品
点数が多くなり、さらにねじの締付に時間がかかるため
に、生産性が悪くコストがかかるといった問題があっ
た。
【0005】また、複数個のコンセント本体への給電を
オン/オフするためのスイッチを外殻に設けたものも従
来より提供されているが、各コンセント本体への給電を
個別にオン/オフすることができないため、テーブルタ
ップに接続された複数の負荷への給電を個別にオン/オ
フすることができず、電源供給が不要な負荷に対しても
給電されてしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、生産性を向上してコ
ストダウンを図るとともに、複数の負荷への給電を個別
にオン/オフできるテーブルタップを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、プラグの栓刃が挿入される栓
刃挿入孔及び栓刃挿入孔から内部に挿入される栓刃を受
ける刃受ばねを具備する複数のコンセント部と、外部電
源から各コンセント部への給電を個別にオン/オフする
複数のスイッチとが設けられた外殻を有し、外殻は合成
樹脂製のボディ及びカバーを超音波溶着して構成される
ことを特徴とし、ボディとカバーとを超音波溶着して外
殻を組み立てており、従来のテーブルタップのようにボ
ディとカバーとをねじ止めしていないので、ねじが不要
になって部品点数が少なくなり、且つ、ねじの締め付け
作業に比べて超音波溶着に要する時間は短いので、生産
性が向上し、コストダウンを図ることができる。さら
に、各コンセント部毎に個別のスイッチを設けているの
で、各コンセント部への給電を個別にオン/オフするこ
とができる。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ボディ及びカバーの接合面に対して平行な平坦面
を外殻に設けたことを特徴とし、請求項1の発明の作用
に加え、接合面に対して平行な平坦面を設けているの
で、この平坦面に超音波溶着器のホーンを当ててボディ
及びカバーの接合面に超音波振動を加えることができ、
ボディ及びカバーの超溶音波溶着を確実に行うことがで
きる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、外殻は、栓刃挿入孔が露出する面に対してプラグ
側と反対側に斜めに傾斜する傾斜面を有し、該傾斜面に
複数のスイッチの操作部が配置されたことを特徴とし、
請求項1の発明の作用に加えて、スイッチの操作部は栓
刃挿入孔が露出する面と異なる面に配置されているの
で、外殻の小型化を図ることができ、且つ、スイッチの
操作部が配置された面は栓刃挿入孔が露出する面に対し
てプラグ側と反対側に斜めに傾斜しているので、スイッ
チの操作部が邪魔にならず、ACアダプタや横口キャッ
プ(横口キャップとは、電源コードが栓刃の挿入方向に
対して略直交する方向に引き出されるようなプラグのこ
とを言う。)を栓刃挿入孔に接続して使用することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1乃
至図6を参照して説明する。
【0011】本実施形態のテーブルタップは、耐衝撃性
を有する合成樹脂によりそれぞれ形成されたボディ2及
びカバー3からなる外殻1を有し、外殻1の内部にはコ
ンセント部としての4個のコンセント本体20と4個の
スイッチ30と導電板41〜44とが納装されている。
【0012】ボディ2は上面が開口した矩形箱状に形成
され、長手方向において対向する側壁2a,2bの底面
側には長手方向外側に突出する舌片6,6が設けられて
いる。各舌片6にはだるま孔状の貫通孔6aが形成され
ており、例えば壁などに取り付けられたビスを貫通孔6
aに挿通して、外殻1を壁面に仮固定できるようになっ
ている。また、ボディ2の長手方向一端側の側壁2aに
は、カバー3と接合する周縁部に後述の電源ケーブル5
0を外殻1内に挿入するための凹部2cが形成されてい
る。
【0013】一方、カバー3は下面が開口した略矩形箱
状に形成されており、短幅方向における一側には前面3
aよりも一段低くなった幅狭の平坦面3b(図2の斜線
部B)が長手方向に沿って形成され、前面3aと平坦面
3bとの間には前面3aに対して斜め後方に傾斜する傾
斜面3cが形成されている。カバー3の前面3aにはコ
ンセント本体20の前面をそれぞれ露出させる角孔状の
4個の露出窓4が長手方向に沿って一列に開口し、傾斜
面3cには各露出窓4に対応する部位にスイッチ30の
操作面をそれぞれ露出させる細長の4個の露出窓5が長
手方向に沿って一列に開口している。そして、カバー3
の前面3aには、露出窓4と露出窓5との間の部位に細
長のラベル貼付用凹所8がそれぞれ形成されている。ま
た、ボディ2の凹部2cと対向するカバー3の側壁3d
の部位には凹部3eが形成されており、ボディ2の凹部
2cとカバー3の凹部3eとで後述の電源ケーブル50
を外殻1内部に挿入する電線挿入口7が構成される。
【0014】コンセント本体20の器体21は、合成樹
脂によりそれぞれ形成された後面側のボディ21bと前
面側のカバー21aとを結合して構成される。カバー2
1aの前面には側方に突出する矩形板状の鍔部22が設
けられ、この鍔部22には一対の栓刃挿入孔23が開口
する。ボディ21bは前面が開口した箱状であって、ボ
ディ21bの内部には各栓刃挿入孔23から挿入される
プラグの栓刃を受けるための一対の刃受ばね(図示せ
ず)が納装されており、ボディ21bの後面からは刃受
ばねにそれぞれ電気的に接続された一対の接続端子25
a,25bが突出している。また器体21の対向する2
側面には、先端部が鍔部22の裏面と対向し、先端側ほ
ど側方への突出量が大きくなるように傾斜する弾性係止
片24が2個づつ設けられている。而して、カバー3に
コンセント本体20を取り付ける際は、鍔部22を上側
にしてコンセント本体20をカバー3の上方から露出窓
4内に挿入すると、露出窓4の内側面に突設されたリブ
4aが鍔部22裏面と当接するとともに、弾性係止片2
4がカバー3の裏面と係止し、コンセント本体20がカ
バー3に取り付けられるのである。
【0015】スイッチ30の器体31は略直方体状であ
って、器体31の前面には側方に突出する鍔部32が設
けられ、この鍔部32には操作ハンドル33が揺動自在
に取り付けられている。器体31の内部には操作ハンド
ル33の揺動操作に応じてオン/オフする接点部(図示
せず)が納装されており、器体31の後面からは接点部
に電気的に接続された接続端子34a〜34cが突出す
る。なお、接続端子34a〜34cの内、接続端子34
a,34bは接点部の両端にそれぞれ接続されており、
接続端子34cは操作ハンドル33内に収納され負荷へ
の給電時に点灯するネオンランプ(図示せず)を介して
接続端子34bに電気的に接続されている。
【0016】ここで、スイッチ30は、カバー3の傾斜
面3cに設けた露出窓5内に、鍔部32を上側にして器
体31を圧入することによって、操作ハンドル33を露
出窓5から露出させた状態でカバー3に保持される。こ
のようにスイッチ30は、前面3aに対してプラグ側と
反対側(後側)に斜めに傾斜する傾斜面3cに取り付け
られており、前面3aにスイッチ30を取り付けるスペ
ースを確保する必要がないので、前面3aを小さくし
て、小型化を図ることができる。また、操作ハンドル3
3が前面3aにないので、操作ハンドル33が邪魔にな
らず、ACアダプタや横口キャップをコンセント本体2
0に接続することができる。
【0017】一方、電源ケーブル50は絶縁被覆された
2本の芯線51を備えており、両芯線51の一方の端部
には外部電源に接続するためのプラグ(図示せず)が結
線され、もう一方の端部は電線挿入口7から外殻1内に
挿入されて、導電板41,42に電気的に接続される。
電源ケーブル50には、弾性を有する合成樹脂から形成
され、電源ケーブル50の外周を覆って屈曲による芯線
51の断線を防止するブッシング53が設けられてお
り、このブッシング53には矩形板状の鍔部52が一体
に設けられている。また、ボディ2の底面からは側壁2
aとの間に鍔部52の厚み分だけの隙間を開けて凹部2
cの両側にリブ9,9が突設され、カバー3の前面3a
裏側からはリブ9,9と対向する部位にリブ10,10
が突設されており、ブッシング53に設けた鍔部52の
下半分を側壁2aとリブ9,9との間の隙間に挿入した
状態で、ボディ2とカバー3とを結合すると、鍔部52
の上半分が側壁10とリブ10,10との間に挿入さ
れ、外殻1に固定される。この時、外殻1から引き出さ
れる電源ケーブル50の部位がブッシング53によって
保護され、屈曲による芯線51の断線が防止されるので
ある。
【0018】ところで、外殻1の内部には、一対の芯線
51にそれぞれ電気的に接続される導電板41,42が
収納されている。導電板41,42はそれぞれ長尺の板
金を曲げ加工して形成され、長手方向が外殻1の長手方
向に沿うようにして外殻1内部に収納される。導電板4
1,42の電線挿入口7側の端部にはかしめ圧着部41
a,42aがそれぞれ設けられ、かしめ圧着部41a,
42aに芯線51をそれぞれ挿入してかしめることによ
り、芯線51と導電板41,42とをそれぞれ電気的且
つ機械的に接続することができる。
【0019】導電板41の長手方向に沿った一側縁に
は、各コンセント本体20の一方の接続端子25aに対
応する部位から、導電板41の平面方向と略直交する方
向に突出する4個の接続片41bが連続一体に突設され
ており、各接続片41bの孔に接続端子25aを通し、
かしめ或いは半田付けすることによって、導電板41が
各コンセント本体20の一方の接続端子25aに電気的
に接続される。また、導電板41の長手方向に沿った一
側縁には、一定の間隔を開けて4個の突片41cが連続
一体に突設されている。一方、導電板42の長手方向に
沿った一側縁にも、スイッチ30の接続端子34aに対
応する部位から短冊状の4個の接続片42bが連続一体
に突設されており、各接続片42bの孔に接続端子34
aを通し、かしめ或いは半田付けすることによって、導
電板42が各スイッチ30の接続端子34aに電気的に
接続される。
【0020】また、外殻1の内部には、4組のコンセン
ト本体20及びスイッチ30と導電板41,42との間
をそれぞれ電気的に接続する導電板43,44が4組収
納されている。導電板43は略L字状の板金の一端部を
折り曲げて形成され、一端部にはスイッチ30の接続端
子34bが接続される接続片43aが設けられ、他端部
にはコンセント本体20の他方の接続端子25aが接続
される接続片43bが設けられている。また導電板44
は、中間部が屈曲した板金を折り曲げて形成され、一端
部にはスイッチ30の接続端子34cが接続される接続
片44aが設けられ、他端部には導電板41の突片41
cが接続される接続片44bが設けられている。
【0021】このテーブルタップを組み立てる際は、先
ずカバー3の露出窓4,5内にコンセント本体20及び
スイッチ30をそれぞれ挿入して、コンセント本体20
及びスイッチ30をカバー3に取り付ける。この時、コ
ンセント本体20の栓刃挿入孔23及びスイッチ30の
操作ハンドル33はそれぞれカバー3の前面側に露出す
る。次に、導電板41の接続片41bに設けた孔に各コ
ンセント本体20の接続端子25aを挿入してかしめ或
いは半田付けすることにより、導電板41と各コンセン
ト本体20の接続端子25aとを電気的に接続するとと
もに、導電板42の接続片42bに設けた孔にスイッチ
30の接続端子34aを挿入してかしめ或いは半田付け
することにより、導電板40と各スイッチ30の接続端
子34とを電気的に接続する。
【0022】次に各導電板43の一方の接続片43bに
設けた孔にコンセント本体20の他方の接続端子25b
を挿通するとともに、他方の接続片43aに設けた孔に
スイッチ30の接続端子34bを挿通し、かしめ或いは
半田付けすることによって、導電板43の両端をコンセ
ント本体20の接続端子25b、及び、スイッチ30の
接続端子34bにそれぞれ電気的に接続する。また、各
導電板44の一方の接続片44bに設けた孔に導電板4
0に設けた突片41cを挿通するとともに、他方の接続
片44aに設けた孔にスイッチ30の接続端子34cを
挿通し、かしめ或いは半田付けすることによって、導電
板44の両端を導電板41、及び、スイッチ30の接続
端子34cにそれぞれ電気的に接続する。
【0023】そして、導電板41,42のかしめ圧着部
41a,42aに電源ケーブル50の芯線51をかしめ
固定し、電源ケーブル50の鍔部52を側壁2aの凹部
2c周辺と2つのリブ9との間に挿入し、ブッシング5
3の一部を凹部2c内に収める。この時、両導電板4
1,42の間にコンセント本体20を介してスイッチ3
0の接点部が電気的に接続され、コンセント本体と並列
にネオンランプが接続される。
【0024】その後、カバー3をボディ2に対してそれ
ぞれの開口面が略対向するように配置し、カバー3の開
口縁をボディ2の開口縁に当接させる。この時、カバー
3の凹部3eとボディ2の凹部2cとで電線挿入口7が
形成され、この電線挿入口7を介して電源ケーブル50
が外殻1の内側に導入される。
【0025】ここで本実施形態では、カバー3をボディ
2に対してそれぞれの開口縁を超音波溶着することで固
定し、外殻1を構成する。これにより、従来のねじ止め
と比べてねじを要しないので部品点数を少なくするとと
もに、ねじの締め付けにかける時間を省いて、生産性を
向上しコスト低減を図ることができる。また、本実施形
態ではカバー3の表面に、ボディ2及びカバー3の接合
面に対して平行であって、表面が平坦な前面3a及び平
坦面3bを形成しているので、前面3a及び平坦面3b
に超音波溶着器のホーンを当てて超音波溶着を行うこと
ができ、超音波が確実に伝わって、ボディとカバー3と
を確実に溶着することができる。また、前面3aを平坦
面としているので、前面3aに負荷表示を行うためのラ
ベル貼付用凹所8を設けることができ、このラベル貼付
用凹所8にラベルを貼り付けて、負荷の用途などを表示
することができる。
【0026】さらに本実施形態では、図4に示すよう
に、ボディ2の開口縁に、カバー3側に向かって突出す
る複数の突起2dをそれぞれ離間して形成している。こ
の突起2dは、ボディ2の開口縁に沿って細長く、ボデ
ィ2の側壁と略垂直な方向における断面形状が先端側に
尖った略三角状となるように形成されている。したがっ
て、カバー3とボディ2とを超音波溶着する際には、複
数の突起2dが溶融して各突起2dの間の部位に流れ込
み、溶融した樹脂がボディ2の開口縁の略全体に行き渡
って固化するので、カバー3とボディ2とを略均一に溶
着することができ、さらに超音波溶着によって溶融した
樹脂がボディ2及びカバー3の接合面から外側にはみ出
して、製品の見栄えが悪くなるのを防ぐことができる。
【0027】また、本実施形態では各コンセント本体2
0に対応してスイッチ30を設けており、スイッチ30
の操作ハンドル33を揺動させる毎に、スイッチ30の
接点部が開閉し、外部電源から各コンセント本体20へ
の電源供給が個別にオン/オフされる。したがって、各
コンセント本体20に電気機器が接続されているときに
は、対応するスイッチ30の操作ハンドル33を揺動さ
せることで、電気機器の電源スイッチによらずに当該電
気機器への給電を個別にオン/オフすることができ、給
電が不要な電気機器の接続されているコンセント本体2
0への給電を停止することによって、節電を図ることが
できる。また各コンセント本体20と並列に対応するス
イッチ30のネオンランプが接続されており、コンセン
ト本体20に給電されると、対応するスイッチ30のネ
オンランプが点灯するので、ネオンランプの点灯状態か
ら各コンセント本体20への給電状態を容易に把握する
ことができる。
【0028】なお、本実施形態ではコンセント本体20
を外殻1と別体とし、コンセント本体20に刃受ばねが
予め納装されているので、外殻1の組立時にはコンセン
ト本体20をカバー3に組み込むだけで良く、組立作業
の作業性が向上する。また、コンセント本体20は外殻
1に対して着脱自在となっているので、何れかのコンセ
ント本体20が破損した場合には、コンセント本体20
を容易に交換することができる。なお、外殻1の表面に
栓刃挿入孔を複数組形成し、各栓刃挿入孔から挿入され
る栓刃を受ける刃受ばねを外殻1内部に収納しても良い
ことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、プラ
グの栓刃が挿入される栓刃挿入孔及び栓刃挿入孔から内
部に挿入される栓刃を受ける刃受ばねを具備する複数の
コンセント部と、外部電源から各コンセント部への給電
を個別にオン/オフする複数のスイッチとが設けられた
外殻を有し、外殻は合成樹脂製のボディ及びカバーを超
音波溶着して構成されることを特徴とし、ボディとカバ
ーとを超音波溶着して外殻を組み立てており、従来のテ
ーブルタップのようにボディとカバーとをねじ止めして
いないので、ねじが不要になって部品点数が少なくな
り、且つ、ねじの締め付け作業に比べて超音波溶着に要
する時間は短いので、生産性が向上し、コストダウンが
図れるという効果がある。さらに、各コンセント部毎に
個別のスイッチを設けているので、各コンセント部への
給電を個別にオン/オフできるという効果もある。
【0030】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、ボディ及びカバーの接合面に対して平行な平坦面
を外殻に設けたことを特徴とし、請求項1の発明の作用
に加え、接合面に対して平行な平坦面を設けているの
で、この平坦面に超音波溶着器のホーンを当ててボディ
及びカバーの接合面に超音波振動を加えることができ、
ボディ及びカバーの超溶音波溶着を確実に行えるという
効果がある。
【0031】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、外殻は、栓刃挿入孔が露出する面に対してプラグ側
と反対側に斜めに傾斜する傾斜面を有し、該傾斜面に複
数のスイッチの操作部が配置されたことを特徴とし、請
求項1の発明の作用に加えて、スイッチの操作部は栓刃
挿入孔が露出する面と異なる面に配置されているので、
外殻の小型化を図ることができ、且つ、スイッチの操作
部が配置された面は栓刃挿入孔が露出する面に対してプ
ラグ側と反対側に斜めに傾斜しているので、スイッチの
操作部が邪魔にならず、ACアダプタや横口キャップを
栓刃挿入孔に接続して使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のテーブルタップの分解斜視図であ
る。
【図2】同上の外観斜視図である。
【図3】同上を示し、図2のA矢視図である。
【図4】同上の要部拡大斜視図である。
【図5】同上のボディを外した状態を裏面側から見た斜
視図である。
【図6】同上のボディを外した状態の裏面図である。
【符号の説明】
1 外殻 2 ボディ 3 カバー 4,5 露出窓 20 コンセント本体 23 栓刃挿入孔 30 スイッチ 33 操作ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立石 博之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 河合 淳 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA16 FB07 FB21 FC32 MA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入孔及び
    前記栓刃挿入孔から内部に挿入される栓刃を受ける刃受
    ばねを具備する複数のコンセント部と、外部電源から前
    記各コンセント部への給電を個別にオン/オフする複数
    のスイッチとが設けられた外殻を有し、前記外殻は合成
    樹脂製のボディ及びカバーを超音波溶着して構成される
    ことを特徴とするテーブルタップ。
  2. 【請求項2】前記ボディ及び前記カバーの接合面に対し
    て平行な平坦面を前記外殻に設けたことを特徴とする請
    求項1記載のテーブルタップ。
  3. 【請求項3】前記外殻は、前記栓刃挿入孔が露出する面
    に対してプラグ側と反対側に斜めに傾斜する傾斜面を有
    し、該傾斜面に前記複数のスイッチの操作部が配置され
    たことを特徴とする請求項1記載のテーブルタップ。
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