JP2001230016A - プラグ - Google Patents

プラグ

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JP2001230016A
JP2001230016A JP2000035527A JP2000035527A JP2001230016A JP 2001230016 A JP2001230016 A JP 2001230016A JP 2000035527 A JP2000035527 A JP 2000035527A JP 2000035527 A JP2000035527 A JP 2000035527A JP 2001230016 A JP2001230016 A JP 2001230016A
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blade
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JP2000035527A
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English (en)
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Shiyuuji Iida
修士 飯田
Shigeo Ida
重男 井田
Kyukichi Nose
久吉 野瀬
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を図るとともに組立性を向上したプラグ
を提供する。 【解決手段】カバー20を取り付けたとき、電源用の端
子板41,41並びに接地極用の端子板43をそれぞれ
押圧するリブ25a,25b,25cをカバー20に設
ける。カバー20をボディ10に取り付けて固定したと
きには、各リブ25a,25b,25cが各端子板4
1,41,43を押圧することによって、各端子板4
1,41,43のボディ10に対する固定強度を増すこ
とができ、各端子板41,41,43をそれぞれ1本の
短い端子板固定用のネジ5だけでボディ10に固定する
ことができる。その結果、ケース1の電源用の栓刃4
0,40並びに接地極用の栓刃42の突出方向の幅を短
くして小型化を図ることができるとともに、部品点数を
少なくして組立性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントに差し
込んで使用するプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラグは、電線に接続される端子
板と一体に形成され、コンセントに差し込み接続する栓
刃と、一面を開口して略箱状に形成されるとともに他面
に設けられた栓刃穴に栓刃を内部から挿通して外側に突
出させて端子板を内部に固定するボディ、ボディの開口
面を覆って取り付けられるカバーからなるケースとを備
えている。栓刃はコンセントに抜き差しされるため、栓
刃と一体になった端子板のボディへの固定には大きな固
定強度が必要とされる。このため端子板には、端子板を
ボディにネジ止めするためのネジを挿通するネジ挿通孔
が複数個形成されている。端子板は、これら複数個のネ
ジ挿通孔にそれぞれネジを挿通してボディに設けられた
ネジ穴に螺着することによって固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端子板
の固定強度を増すため、端子板を固定するためのネジを
複数本要することにより、組立に手間がかかるといった
問題があった。さらに固定強度を増すため、各ネジとネ
ジ穴をネジの締付方向に沿って長く形成する必要があ
り、ケースの幅が長くなってプラグ全体が大きくなって
しまうという問題があった。その結果、コンセントが狭
い場所に設置されている場合には、栓刃をコンセントに
差し込んで接続することができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、小型化を図るとともに組立性を向上したプラ
グを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、電線に接続される端子板と一体
に形成され、コンセントに差し込み接続する栓刃と、一
面を開口して略箱状に形成されるとともに他面に設けら
れた栓刃穴に栓刃を内部から挿通して外側に突出させて
端子板を内部に固定するボディ、ボディの開口面を覆っ
て取り付けられるカバーからなるケースとを備え、カバ
ーの端子板に略対向する部位に、端子板をボディ側に押
圧するリブを設けたことを特徴とし、カバーを取り付け
たとき、リブが端子板をボディ側に押圧することによっ
て、端子板の固定強度を増すことができて、端子板をボ
ディにネジ止めして固定するのにネジを複数本用いるこ
となく、1本の短いネジで行うことができ、その結果、
部品点数を削減して組立性を向上させることができると
ともに、ネジの締付方向のケースの幅を短くして小型化
を図ることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディの端子板が固定される固定面を、ボディの開
口面よりボディ内部に設けたことを特徴とし、ボディの
栓刃穴が設けられた面と固定面との間が短くなることに
よって、栓刃の突出方向の長さを短くすることができ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、アース線に接続される接地極用の端子板と一
体に形成され、コンセントに差し込み接続する接地極用
の栓刃を備え、接地極用の栓刃を内部から挿通して外側
に突出させる接地極用の栓刃穴をボディに設けるととと
もに、カバーのボディ内部に固定される接地極用の端子
板に略対向する部位に、接地極用の端子板をボディ側に
押圧する接地極用のリブを設けたことを特徴とし、電線
に接続される端子板と一体に形成された栓刃と同様に、
カバーのリブが接地極用の端子板をボディ側に押圧して
固定強度を増すことができることによって、接地極用の
端子板を1本の短いネジでボディに固定でき、ネジの締
付方向のケースの幅を広げることなく、且つ部品点数の
増加を抑えて接地極用の栓刃を備えることができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
の発明において、栓刃の突出方向と略平行な方向のケー
スの幅を、突出方向と略垂直な方向のケースの幅よりも
短く形成するとともに、栓刃の突出方向と略垂直な方向
に沿って電線をケース外へ導出する開口部をケースに設
けたことを特徴とし、栓刃の突出方向と略平行な方向の
ケースの幅を短くして、栓刃の突出方向と略垂直な方向
に沿って電線をケースの開口部から外側に導出すること
によって、コンセントに栓刃を差し込んで接続したとき
のコンセントからの突出量を抑えることができて、例え
ばコンセントが狭い場所に設置されていても栓刃を差し
込むことができるとともに、見栄えを良くすることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本実施形態のプラグは、図1〜図
5に示すように、2本の電線31のそれぞれに各別に接
続される1対の電源用の端子板41,41に一体に形成
され、コンセントに差し込み接続する電源用の栓刃4
0,40と、アース線32に接続される接地極用の端子
板43に一体に形成され、コンセントに差し込み接続す
る接地極用の栓刃42と、一面を開口して略矩形箱状に
形成されて内部に電源用の端子板41,41並びに接地
極用の端子板43を固定する合成樹脂製のボディ10、
ボディ10の開口面を覆って取り付けられる合成樹脂製
のカバー20からなるケース1とを備えている。
【0010】ボディ10は、略矩形平板状の主部10a
と、主部10aの周縁から略垂直に突出する周壁10b
とからなる。主部10aの長手方向の一端側には、図3
(b)に示すように、1対の電源用の栓刃40,40を
ボディ10の内部からそれぞれ挿入して外側に突出させ
る略矩形の電源用の栓刃穴11,11が、それぞれの長
手方向を主部10aの長手方向と略垂直な方向に沿わせ
て並列するように設けられるとともに、主部10aの略
中央部には、接地極用の栓刃42をボディ10の内部か
ら挿入して外側に突出させる略半円状の接地極用の栓刃
穴12が設けられている。
【0011】ボディ10の長手方向の電源用の栓刃穴1
1,11が設けられていない一端側にある周壁10bの
周縁略中央部には、1対の電線31,31とアース線3
2とを束ねたケーブル30をボディ10の内部に導入す
る略半円状の凹部13が形成され、凹部13の内部には
導入されたケーブル30を支持する1対の支持用のリブ
13a,13aが設けられている。
【0012】さらに、主部10bの内面略中央部から
は、接地極用の栓刃穴12を囲むように略垂直に突出す
る隔壁14が形成され、隔壁14の周壁10bの凹部1
3周辺と略対向する部位の周縁には、アース線32を隔
壁14内部に導入する凹所14aが設けられている。そ
して、接地極用の端子板43が固定される固定台15
が、隔壁14の内面に沿って主部10aからボディ10
の開口面より低く突設され、固定台15には接地極用の
端子板43をネジ止めして固定するための端子板固定用
のネジ(タッピングネジ)5が螺着されるネジ用の穴1
5aが形成されている。
【0013】また、ボディ10の長手方向の電源用の栓
刃穴11,11が形成された一端側には、周壁10bと
隔壁14との間に、ボディ10の一端側内部を長手方向
と略垂直な方向に略等分して仕切る仕切壁16が設けら
れている。ボディ10の一端側内部を仕切壁16によっ
て仕切られたそれぞれの空所には、略コ字状に配置され
る3つの据付壁17a,17b,17cが主部10aか
ら略垂直に突設されている。
【0014】据付壁17bは電源用の栓刃穴11,11
に沿って周壁10b及び仕切壁16と一体に形成され、
据付壁17aは据付壁17bと周壁10bの間で据付壁
17bに略平行となるように、周壁10b及び仕切壁1
6と一体に形成されている。この据付壁17a,17b
のそれぞれの縁の略中央部には略矩形の凹所18a,1
8bが設けられ、この凹所18a,18bに電源用の端
子板41が据え付けられる。そして、電源用の端子板4
1をネジ止めして固定するための端子板固定用のネジ5
が螺着されるネジ用の穴17dを有する固定部17e
が、据付壁17a及び周壁10bの間で一体に設けら
れ、固定部17eのネジ用の穴17dを有する面と、据
付壁17a,17bの凹部18a,18bの底面と、据
付壁17cの周縁とはそれぞれ略面一に、ボディ10の
開口面より内側に形成されている。
【0015】またさらに、ボディ10の1対のリブ13
a,13aの両端部には、カバー20をボディ10にネ
ジ止めするためのカバー固定用のネジ(タッピングネ
ジ)2が螺着されるネジ用の穴19a,19aが設けら
れ、仕切壁16の略中央部にも同様のネジ用の穴19b
が設けられている。
【0016】1対の電源用の栓刃40,40は、それぞ
れ細長の略矩形平板状に形成され、長手方向の一端に
は、電線31に接続する略矩形の電源用の端子板41が
略垂直に突設されている。電源用の端子板41の略中央
部には、電線31を端子板41との間に締め付ける電線
締付用のネジ4が螺着されるネジ穴41aが形成され、
さらに、端子板41の突出方向先端の辺からは略半円盤
状の突部41cが延設されて、突部41cには、端子板
41をボディ10に固定するための端子板固定用のネジ
5を挿通するネジ挿通孔41bが穿設されている。ま
た、端子板41の突出方向と略垂直な方向の一端側の辺
からは略矩形の突片41dが延設されている。
【0017】この電源用の端子板41,41と一体に形
成された栓刃40,40をボディ10に取り付けて固定
するときには、それぞれの栓刃40を長手方向の一端か
ら、据付壁17bに沿わせるように電源用の栓刃穴11
に挿入し、主部10aと略垂直に外側へ突出させる。次
に、電源用の端子板41を据付壁17a,17bの凹所
18a,18bに嵌め込み、凹所18a,18bのそれ
ぞれの底面に当接させる。このとき、端子板41の突部
41cはボディ10の固定部17eに当接して、突部4
1cのネジ挿通孔41bは固定部17eのネジ用の穴1
7dに連通するとともに、端子板41の突片41dは、
据付壁17a,17bの間に挟まれて、据付壁17cの
周縁に当接する。そして、端子板固定用のネジ5をネジ
挿通孔41bに挿通し、ネジ用の穴17dに螺着するこ
とにより、端子板41は固定部17eに固定される。固
定部17eのネジ用の穴17dを有する面は、上述のよ
うに、ボディ20の開口面よりも内側にあるので、端子
板43が取り付けられたときには、端子板41と固定部
17eとの固定面は、ボディ10の開口面よりも内側に
位置し、端子板41と主部10aとの間が短くなること
によって、電源用の栓刃40,40の突出方向の長さを
短くすることができる。
【0018】接地極用の栓刃42は、略半割りの円筒状
に形成され、長手方向の一端には、アース線32に接続
する接地極用の端子板43が、栓刃42の長手方向と略
垂直になるように一体に形成されている。接地極用の端
子板43には、アース線32を端子板43との間に締め
付けるアース線締付用のネジ6が螺着されるネジ穴43
aが形成されるとともに、端子板43の周部には、端子
板43をボディ10に固定するための端子板固定用のネ
ジ5を挿通するネジ挿通孔43bが穿設されている。
【0019】この接地極用の端子板43と一体に形成さ
れた栓刃42をボディ10に取り付けて固定するときに
は、栓刃42を長手方向の一端から、隔壁14内部の主
部10bに形成された接地極用の栓刃穴12に挿入し、
接地極用の端子板43を隔壁14内部に嵌め込んで、端
子板43をボディ10の固定台15の先端と、固定台1
5に略対向する隔壁14の内面に沿って主部10aから
突出する突台(図示せず)の先端とに当接させる。この
とき、端子板43のネジ挿通孔43bは固定台15のネ
ジ用の穴15aに連通し、端子板固定用のネジ5をネジ
挿通孔43bに挿通してネジ用の穴15aに螺着するこ
とにより、端子板43は固定台15に固定される。固定
台15は、前述のように、ボディ20の開口面よりも低
く主部10aから突出しているので、端子板43が固定
されたときには、端子板43と固定台15の固定面はボ
ディ10の開口面よりも内側に位置し、端子板43と主
部10aとの間が短くなることによって、接地極用の栓
刃42の突出方向の長さを短くすることができる。
【0020】このように、電源用の端子板41,41及
び接地極用の端子板43がボディ10に固定されたとき
には、隔壁14及び仕切壁16によって、それぞれ互い
に接触することが防止され、安全に取り扱うことができ
る。
【0021】カバー20は、略矩形平板状のベース21
と、ベース21の周縁から略垂直に突出する側壁22と
から成る。ベース21の長手方向の一端側には、カバー
20をボディ10に固定するためのカバー固定用のネジ
2,2をそれぞれ挿通する略円形のネジ挿通孔23a,
23aが設けられるとともに、長手方向の他端側の略中
央にも、同様のカバー固定用のネジ2を挿通する略円形
のネジ挿通孔23bが設けられている。ベース21の長
手方向のネジ挿通孔23a,23aが形成された一端側
にある側壁22の周縁には、略半円状の凹部24が形成
され、図2に示すように、ボディ10の支持用のリブ1
3a,13aと同様に、凹部24の内部には、凹部24
から内部に導入されるケーブル30を支持する支持用の
1対のリブ24a,24aが、互いに略平行になるよう
にベース21から略垂直に突設されている。
【0022】さらに、ベース21の側壁22が突出する
内面には、カバー20がボディ10に取り付けられたと
き、ボディ10に固定された電源用の端子板41,41
のそれぞれに略対向して端子板41,41を押圧する略
柱状のリブ25a,25bと、接地極用の端子板43に
略対向して端子板43を押圧する略柱状のリブ25cと
が突設されている。このようなリブ25aは、図2に示
すように、ネジ挿通孔23c周辺に、リブ25bはカバ
ー20の長手方向に沿った側壁22のネジ挿通孔23c
が形成された一端側周辺に、リブ25cはベース21の
略中央部に位置する。
【0023】このカバー20を上述のように電源用の端
子板41,41と接地極用の端子板43とが固定された
ボディ10に取り付けたときには、カバー20のネジ挿
通孔23a,23a,23bがボディ10のネジ用の穴
19a,19a,19bにそれぞれ連通し、図3
(a),(c)に示すように、カバー20の凹部24の
周縁部とボディ10の凹部13の周縁部とから、ケーブ
ル30をボディ10及びカバー20の内部に導入する略
円形状の開口部3が形成される。そして、カバー20を
ボディ10に固定するときには、カバー固定用のネジ
2,2,2をそれぞれネジ挿通孔23a,23a,23
bに挿通してネジ用の穴19a,19a,19bに螺着
する。このように、カバー20をボディ10に固定する
ことによって、図3(a)〜(c)に示すように、略矩
形箱状のケース1が組み立てられ、電源用の栓刃40,
40ならびに接地極用の栓刃42がボディ10の主部1
0bから外側へ略垂直に突出する。このようなケース1
の各栓刃40,40,42が突出する方向の幅は、突出
方向に略垂直な幅よりも短く形成されていることによっ
て、各栓刃40,40,42をコンセントに差し込んで
接続したときのコンセントからの突出量を抑えることが
できる。その結果、コンセントが狭い場所に配置されて
いても各栓刃40,40,42を差し込むことができる
とともに、見栄えを良くすることができる。
【0024】またこのとき、図3(a)に示すように、
カバー20の内面に形成されたリブ25a,25bの先
端が、ボディ20に固定された各電源用の端子板41の
突片41dを押圧して据付壁17cとの間に挟み込むと
ともに、リブ25cの先端も同様に、ボディ20に固定
された接地極用の端子板43を押圧して図示しない突台
との間に挟み込む。このように、リブ25a,25b,
25cが、電源用並びに接地極用の端子板41,41,
43をボディ10側に押圧することによって、各端子板
41,41,43の固定強度を増すことができる。その
結果、従来例のように各端子板41,41,43をボデ
ィ10にネジ止めして固定するのに長いネジを複数本用
いることなく、本実施形態のように1本の短い端子板固
定用のネジ5を用いて固定することができる。その結
果、部品点数を削減して組立性を向上させることができ
るとともに、ネジ5の長さを短くすることができること
によって、ボディ10の固定部17eおよび固定台15
の主部10aからの突出量を低く抑えて、各栓刃40,
40,42の突出方向のケース1の幅をさらに短くし、
ケース1を小型化することができる。
【0025】このようなプラグに1対の電線31,31
とアース線32とを束ねたケーブル30を接続するとき
には、図4に示すように、プラグに取り付けるケーブル
30の一端側を、予め2本の電線31,31とアース線
32に分けて、それぞれの先端に圧着端子33を取り付
けておく。そして、このケーブル30をカバー20が取
り外されたボディ10の凹部13に配置し、リブ13
a,13aで支持する。
【0026】電線31,31はそれぞれ、ボディ10内
部で隔壁14を間に挟むように配置され、先端に取り付
けた圧着端子33の貫通穴33aが電源用の端子板41
のネジ穴41aに連通するように、圧着端子33を端子
板41の前面側に配置する。そして、電線締付用のネジ
4を圧着端子33の貫通穴33aに挿通し、端子板41
のネジ穴41aに螺着して締め付けることにより、圧着
端子33を端子板41に固定し、電線31と端子板41
とを電気的に接続する。そして、アース線は、隔壁14
の凹所14aから隔壁14内部に導入されるように配置
され、上述の電線31と同様、先端に取り付けた圧着端
子33の貫通穴33aが接地極用の端子板43のネジ穴
43aに連通するように、圧着端子33を端子板43の
前面側に配置する。そして、アース線締付用のネジ6を
圧着端子33の貫通穴33aに挿通し、端子板43のネ
ジ穴43aに螺着して締め付けることにより、圧着端子
33を端子板43に固定し、アース線32と端子板43
とを電気的に接続する。
【0027】最後にカバー20を、前述のようにボディ
10に取り付けて、カバー固定用のネジ2,2,2で固
定する。このように組み立てられたプラグは、図5に示
すように、いわゆる横型のプラグ(例えば、定格30
A、250V用の2極接地極付プラグ)であって、ケー
ブル30は、ケース1の開口部3からケース1の外側に
導出されて、各栓刃40,40,42の突出方向と略垂
直な方向に配置される。その結果、コンセントに各栓刃
40,40,42を差し込んで接続したとき、コンセン
トからのケーブル30の突出量を抑えることができる。
【0028】さらに、ケース1の長手方向と略垂直な方
向の両側面には、ボディ10の周壁10bとカバー20
の側壁22とから凹部7がケース1の長手方向に沿って
形成される。プラグをコンセントに抜き差しするときに
は、このケース1の両側面に有る凹部7に指を当ててケ
ース1を掴むことができ、これによりプラグの滑りを防
止してコンセントに容易に抜き差しすることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、電線に接続される端
子板と一体に形成され、コンセントに差し込み接続する
栓刃と、一面を開口して略箱状に形成されるとともに他
面に設けられた栓刃穴に栓刃を内部から挿通して外側に
突出させて端子板を内部に固定するボディ、ボディの開
口面を覆って取り付けられるカバーからなるケースとを
備え、カバーの端子板に略対向する部位に、端子板をボ
ディ側に押圧するリブを設けたので、カバーを取り付け
たとき、リブが端子板をボディ側に押圧することによっ
て、端子板の固定強度を増すことができて、端子板をボ
ディにネジ止めして固定するのにネジを複数本用いるこ
となく、1本の短いネジで行うことができ、その結果、
部品点数を削減して組立性を向上させることができると
ともに、ネジの締付方向のケースの幅を短くして小型化
を図ることができるという効果がある。
【0030】請求項2の発明は、ボディの端子板が固定
される固定面を、ボディの開口面よりボディ内部に設け
たので、ボディの栓刃穴が設けられた面と固定面との間
が短くなることによって、栓刃の突出方向の長さを短く
することができるという効果がある。
【0031】請求項3の発明は、アース線に接続される
接地極用の端子板と一体に形成され、コンセントに差し
込み接続する接地極用の栓刃を備え、接地極用の栓刃を
内部から挿通して外側に突出させる接地極用の栓刃穴を
ボディに設けるととともに、カバーのボディ内部に固定
される接地極用の端子板に略対向する部位に、接地極用
の端子板をボディ側に押圧する接地極用のリブを設けた
ので、電線に接続される端子板と一体に形成された栓刃
と同様に、カバーのリブが接地極用の端子板をボディ側
に押圧して固定強度を増すことができることによって、
接地極用の端子板を1本の短いネジでボディに固定で
き、ネジの締付方向のケースの幅を広げることなく、且
つ部品点数の増加を抑えて接地極用の栓刃を備えること
ができるという効果がある。
【0032】請求項4の発明は、栓刃の突出方向と略平
行な方向のケースの幅を、突出方向と略垂直な方向のケ
ースの幅よりも短く形成するとともに、栓刃の突出方向
と略垂直な方向に沿って電線をケース外へ導出する開口
部をケースに設けたので、コンセントに栓刃を差し込ん
で接続したときのコンセントからの突出量を抑えること
ができて、例えばコンセントが狭い場所に設置されてい
ても栓刃を差し込むことができるとともに、見栄えを良
くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上のカバーの背面図である。
【図3】同上のケーブルを接続していないときの(a)
は側面断面図、(b)は正面図、(c)は下面図であ
る。
【図4】同上のカバーを取り外したボディ背面図であ
る。
【図5】同上の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 5 端子板固定用のネジ 10 ボディ 20 カバー 25a,25b,25c リブ 40 電源用の栓刃 41 電源用の端子板 42 接地極用の栓刃 43 接地極用の端子板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 久吉 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA02 AA11 BB01 BB03 EE02 EE03 EE04 EE27 FF09 GG02 GG11 GG15 HH17 HH22 5E087 EE10 FF02 FF03 FF16 GG12 GG22 GG31 QQ03 RR04 RR06 RR29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線に接続される端子板と一体に形成さ
    れ、コンセントに差し込み接続する栓刃と、一面を開口
    して略箱状に形成されるとともに他面に設けられた栓刃
    穴に栓刃を内部から挿通して外側に突出させて端子板を
    内部に固定するボディ、ボディの開口面を覆って取り付
    けられるカバーからなるケースとを備え、カバーの端子
    板に略対向する部位に、端子板をボディ側に押圧するリ
    ブを設けたことを特徴とするプラグ。
  2. 【請求項2】 ボディの端子板が固定される固定面を、
    ボディの開口面よりボディ内部に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のプラグ。
  3. 【請求項3】 アース線に接続される接地極用の端子板
    と一体に形成され、コンセントに差し込み接続する接地
    極用の栓刃を備え、接地極用の栓刃を内部から挿通して
    外側に突出させる接地極用の栓刃穴をボディに設けると
    とともに、カバーのボディ内部に固定される接地極用の
    端子板に略対向する部位に、接地極用の端子板をボディ
    側に押圧する接地極用のリブを設けたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のプラグ。
  4. 【請求項4】 栓刃の突出方向と略平行な方向のケース
    の幅を、突出方向と略垂直な方向のケースの幅よりも短
    く形成するとともに、栓刃の突出方向と略垂直な方向に
    沿って電線をケース外へ導出する開口部をケースに設け
    たことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプラ
    グ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200478821Y1 (ko) * 2015-06-01 2015-11-18 강병희 케이블 지지구조를 갖는 노출형 콘센트

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