JPH08171951A - 電気機器の端子装置 - Google Patents
電気機器の端子装置Info
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- JPH08171951A JPH08171951A JP6315280A JP31528094A JPH08171951A JP H08171951 A JPH08171951 A JP H08171951A JP 6315280 A JP6315280 A JP 6315280A JP 31528094 A JP31528094 A JP 31528094A JP H08171951 A JPH08171951 A JP H08171951A
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Abstract
った電気機器の端子装置の提供。 【構成】 下段端子座20に配設された下段端子板30の左
右方向の内側側面に基端が位置するとともに先端が隔離
壁2,3 と平行に延出し、上段端子座10に配設された上段
端子板30に接続される電線及び下段端子板を隔離する側
片51と、基端が側片の上段端子板側に連設され先端が下
段端子板側に延出して上段端子板及び下段端子板を隔離
する覆片52と、を有する絶縁板50を設けた。
Description
器等の電気機器の端子装置に関する。
階段状に形成された上下2つの端子座に夫々端子板を配
設し、各端子板に端子螺子を螺合させたものがあった
が、上段端子板に電線を接続した後に下段端子板に電線
を接続する際、上段の電線が邪魔となり、下段端子板に
電線を接続する作業が困難であった。
示すものを提案している。このものは、図9に示すよう
に、回路遮断器の左右隔離壁2,3 間に電線挿入方向奥側
を上段、電線挿入方向手前側を下段とした階段状を成し
電線挿入方向からのそれぞれの中心部10a,20a を左右方
向に相互にずらして形成された上段及び下段端子座10,2
0 と、電線を接続する端子螺子を有し上段及び下段端子
座10,20 にそれぞれ配設される上段及び下段端子板30,4
0 と、を備えている。
子板30に電線を接続してもこの電線が導出される前面に
下段端子板40が配設されないので、上段端子板30に電線
を接続した後に下段端子板40に電線を接続する際、上段
の電線が邪魔とならず、もって下段端子板40に電線を接
続する作業が容易となる。
回路遮断器の内部付属装置のリード線と外部機器からの
外部リード線とを接続するリード線端子を、リード線挿
入方向からのそれぞれの中心部を左右方向に相互にずら
して階段状に配設したもの(実開平4-40448 号公報)も
あり、上述したもの(特願平5-244498号)と同じく、上
段のリード線端子に外部リード線を接続しても下段のリ
ード線端子に外部リード線を接続する作業が容易なもの
となっている。
気機器の端子装置にあっては、左右隔離壁間に電線挿入
方向奥側を上段とするとともに電線挿入方向手前側を下
段とした階段状を成し電線挿入方向からの中心部を左右
方向に相互にずらして上段及び下段端子座を形成し、こ
れらの端子座に電線を接続する端子螺子を有した上段及
び下段端子板を配設しているので、端子螺子の頭部をド
ライバーで操作して下段端子板に電線を接続するとき
に、ドライバーが上段端子板に触れる恐れがあり、上段
端子板と下段端子板との絶縁が図れないという問題があ
った。
で、その目的とするところは、上段端子板と下段端子板
との絶縁の強化を図った電気機器の端子装置を提供する
ことにある。
めに、請求項1記載の電気機器の端子装置は、電気機器
の左右隔離壁間に電線挿入方向奥側を上段とするととも
に電線挿入方向手前側を下段とした階段状を成し電線挿
入方向からのそれぞれの中心部を左右方向に相互にずら
して形成された上段及び下段端子座と、電線を接続する
端子螺子を有し上段及び下段端子座にそれぞれ配設され
る上段及び下段端子板と、を備えた電気機器の端子装置
において、前記下段端子板の左右方向の内側側面に基端
が位置するとともに先端が隔離壁と平行に延出し、上段
端子板に接続される電線及び下段端子板を隔離する側片
と、基端が側片の上段端子板側に連設され先端が下段端
子板側に延出して上段端子板及び下段端子板を隔離する
覆片と、を有する絶縁板を設けた構成としてある。
求項1のものの絶縁板は弾性材にて形成されるととも
に、側片の基端側を固定し側片の先端側及びこの先端側
に連設された覆片を自由端とした構成としてある。
求項2のものの下段端子座と隣設する隔離壁に、絶縁板
を略直角に撓ました状態で側片の先端を係止する凹部を
形成した構成としてある。
求項2又は請求項3のものの絶縁板の側片を下段端子板
方向へ略直角に撓ました状態で、側片の先端及び覆片の
基端の少なくとも一方が隔離壁及び下段端子座の少なく
とも一方に弾性係止されてなる構成としてある。
求項2又は請求項3のものの下段端子座と隣設する隔離
壁及び下段端子座の少なくとも一方に、絶縁板の側片を
略直角に撓ました状態で側片の先端及び覆片の基端の少
なくとも一方を係止する凹部を形成した構成としてあ
る。
求項1乃至請求項5のものの上段端子板は、上段端子座
の電線挿入方向から所定距離奥側に配設された構成とし
てある。
求項1乃至請求項6のものの上段端子座に、上段端子板
の電線挿入方向手前面から下段端子座の電線挿入方向手
前面まで延びる導出部を設け、この導出部と下段端子板
との間に前記絶縁板の側片を位置させた構成としてあ
る。
右方向の内側側面に基端が位置するとともに先端が隔離
壁と平行に延出し、上段端子板に接続される電線及び下
段端子板を隔離する側片と、基端が側片の上段端子板側
に連設され先端が下段端子板側に延出して上段端子板及
び下段端子板を隔離する覆片と、を有する絶縁板を設け
たので、端子螺子の頭部を操作するドライバーが上段端
子板側に傾斜した状態で端子螺子を下段端子板に螺合さ
せて電線を接続するときに、ドライバーと上段端子板と
の間に絶縁板の覆片が挟まれる。
性材にて形成されるとともに、側片の基端側を固定し側
片の先端側及びこの先端側に連設された覆片を自由端と
したので、絶縁板を下段端子板側に撓ました状態で上段
端子板に電線を接続することができる。
片を下段端子板方向に撓まして覆片の先端を隔離壁に当
接させた状態で側片の先端側が上段端子板の電線挿入方
向手前面の略内側端に位置するので、電線を下段端子板
側から斜めに上段端子板に接続すると、絶縁板の覆片が
隔離壁に当接して、絶縁板がそれ以上撓まなくなる。
片を下段端子板方向へ略直角に撓ました状態で、側片の
先端及び覆片の基端の少なくとも一方が隔離壁及び下段
端子座の少なくとも一方に弾性係止されるので、下段端
子板に電線導体を接続した後に、絶縁板の側片を下段端
子板方向へ略直角に撓まして下段端子板の端子螺子を絶
縁板の側片で覆った状態で、絶縁板の側片及び覆片の少
なくとも一方を隔離壁及び下段端子座の少なくとも一方
に弾性係止させることができる。
と隣設する隔離壁及び下段端子座の少なくとも一方に、
絶縁板の側片を略直角に撓ました状態で側片の先端及び
覆片の基端の少なくとも一方を係止する凹部を形成した
ので、下段端子板に電線導体を接続した後、絶縁板の側
片を下段端子板側に撓まして下段端子板の端子螺子を絶
縁板の側片で覆った状態で、側片の先端及び覆片の少な
くとも一方を凹部に係止することができる。
は、上段端子座の電線挿入方向から所定距離奥側に配設
されたので、絶縁板を下段端子板側に撓ませるときに、
絶縁板の覆片が上段端子板に当接しない。
に、上段端子板の電線挿入方向手前面から下段端子座の
電線挿入方向手前面まで延びる導出部を設け、この導出
部と下段端子板との間に前記絶縁板の側片を位置させた
ので、絶縁板が上段端子板側に撓もうとしても先端側し
か撓めない。
路遮断器に基づいて説明する。
部材(図示せず)を収納したボディ1 と、このボディ1
を挟む第1及び第2カバー2,3 とからハウジングを形成
している。このハウジングの一方側に電路の電源側線及
び接地側線の入力端子4,5 を配設し、ハウジングの他方
側に電路の電源側線及び接地側線の出力端子と接地側入
出力端子間を開閉操作するニュートラルハンドル6 とを
配設している。また、ハウジングの中央部には、電路の
電源側入出力端子間を電気的に開閉操作する操作ハンド
ル7 を突出させたハンドル凸部を形成し、分電盤の中蓋
に形成された窓孔に嵌入可能としている。この第1カバ
ー2 及び第2カバー3 には、それぞれ前述した各端子を
挟む左右隔離壁となっている。第2カバー3 側(右隔離
壁)には、後述する絶縁板50の側片51を略直角に撓まし
た状態で係止する凹部3a(図8参照)が形成されてい
る。
方側である出力端子側であり、図1に示すように、第1
及び第2カバー2,3(左右隔離壁)間に配設された上段及
び下段端子座10,20 と、それぞれ端子螺子31,41 を有し
上段及び下段端子座10,20 にそれぞれ配設される上段及
び下段端子板30,40 と、それぞれの端子板30,40 同士を
隔離する絶縁板50と、を備えている。
示すように、前述した回路遮断器の第1及び第2カバー
2,3(左右隔離壁)間にそれぞれ電線挿入方向からのそれ
ぞれの中心部10a,20a を左右方向に相互にずらして、ニ
ュートラルハンドル6 の側面となる電線挿入方向奥側に
上段端子座10が、ニュートラルハンドル6 の前面となる
電線挿入方向手前側に下段端子座20がそれぞれ形成され
ている。上段端子座10には、上段端子板30の電線挿入方
向手前面から下段端子座20の電線挿入方向手前面まで延
びる導出部11が設けられており、上段端子板30に接続さ
れる電線が下段端子座20方向に撓むのを防止している。
また、この導出部11の側面に、後述する下段端子板40の
両側片42a,42a を嵌め込んで第2カバー3(右隔離壁)と
の間に下段端子板40を挟持する嵌合孔11a を形成すると
ともに、導出部11の上面に、上段端子板30の極性(接地
側N)を表示する極性表示文字を記してある。下段端子
座20は、電線挿入方向奥側を上段端子座10側に近設させ
るよう、下段端子板40を載置する載置面をハウジングの
中央部方向にずらして下段端子板40の収納スペースを確
保している。この下段端子座20の電線挿入方向奥側に
は、後述する下段端子板40の導通片42b を内部に収納す
るための挿通孔(図示せず)が形成されており、回路遮
断器内部の電源側可動接点と電気的に接続されている。
また、上段端子座10及び下段端子座20のそれぞれの略中
央には、図2に示すような、螺子孔12aを有するナット1
2が収納され、それぞれ端子螺子31,41 を螺合させて電
線を接続可能としている。
至図4に示すように、それぞれ、当金31a,41a を有する
端子螺子31,41 と、電路の電源側線に介在する電源側接
点及び電路の接地側線に介在する接地側接点にそれぞれ
電気的に接続され端子螺子31,41 との間に電線導体を接
続する板材32,42 とから構成されている。上段の板材32
の両側には、第1カバー2(左隔離壁) 側に突出して嵌合
する嵌合片(図示せず)と、ニュートラルハンドル6 側
に突出し接地側固定接点を有した導電部(図示せず)と
を有しており、第1カバー2(左隔離壁) 及びニュートラ
ルハンドル6間に嵌合固定される。下段の板材42の両側
には、前述した導出部11の嵌合孔11a方向に突出すると
ともに第2カバー3(右隔離壁) 側に突出する嵌合片42a,
42a を有しており、第2カバー3(右隔離壁) 及び導出部
11間に嵌合固定される。また、この下段の板材42には、
回路遮断器内部の電源側可動接点と電気的に接続される
導通片42b が形成されており、下段端子座20の挿通孔か
ら挿通させた状態で固定される。上段端子板30は、図1
乃至図3に示すように、上段端子座10の電線挿入方向か
ら所定距離奥側に配設されており、絶縁板50を下段端子
板40側に撓ませたときに、後述する絶縁板10の覆片52が
上段端子板30に当接しないので、絶縁板50の覆片52が上
段端子板30に擦れて破れる恐れが少なくなり、上段端子
板30と下段端子板40との絶縁の強化が図れる。
り、図1乃至図4に示すように、下段端子板40の左右方
向の内側側面に基端が位置するとともに先端が第2及び
第3カバー2,3(左右隔離壁) と平行に延出し、上段端子
板30に接続される電線及び下段端子板40を隔離する側片
51と、基端が側片51上段端子板30側に連設され先端が下
段端子板40側に延出して上段端子板30及び下段端子板40
を隔離する覆片52と、から略L字状に形成されている。
この絶縁板50を設けることにより、下段の端子螺子41の
頭部を操作するドライバー(図示せず)が上段端子板30
側に傾斜した状態で端子螺子41を締めつけて電線を接続
するときに、ドライバーと上段端子板30との間に絶縁板
50の覆片52が挟まれるので、上段端子板30の電線接続作
業と下段端子板40の電線接続作業とを隔離することがで
き、上段端子板30と下段端子板40との絶縁の強化が図れ
る。また、絶縁板50の側片51を、導出部11及び下段端子
板40との間に挟むように配設することによって、絶縁板
50が上段端子板30側に撓もうとしても先端側しか撓めな
いので絶縁板50自身が折れにくくなる。
片42a が挿通される長孔51a を有するとともに下段端子
板40及び下段端子座20間に挟まれる脚部51b を有し、下
段端子板40の嵌合片41a を導出部11の嵌合孔11a に嵌合
させ、脚部51b を下段端子板40及び下段端子座20間に挟
むことによって側片51の基端を固定し、側片51の先端側
及び覆片52を自由端としており、絶縁板50を下段端子板
40側に撓ました状態で上段端子板30に電線60を接続する
ことができ、上段端子板30に対する電線接続作業を容易
としている。
に、その側片51を下段端子板40方向に撓まして覆片52の
先端を第2カバー3(右隔離壁) に当接させた状態で側片
51の先端側が上段端子板30の電線挿入方向手前面30a の
略内側端に位置するよう、覆片52及び側片51の長さを設
定することによって、電線60を下段端子板40側となる右
方向から斜めに上段端子板30に接続する場合でも容易に
接続できる。この場合、絶縁板50の覆片52の先端が第2
カバー3(右隔離壁) に当接して、絶縁板50がそれ以上撓
まなくなり、下段端子板40に対する電線接続作業が容易
となる。
子板40に電線導体を接続した後に、絶縁板50の側片51を
下段端子板40側に撓まして下段端子板40の端子螺子41を
絶縁板50の側片51で覆った状態で、側片51の先端及び覆
片52の少なくとも一方を凹部3aに係止することができ、
更に上段端子板30と下段端子板40との絶縁の強化が図れ
るとともに、絶縁板50の側片51を略直角に撓ました状態
で強固に保持できる。なお、本実施例では、凹部3aを隔
離壁3 に設けているが、下段端子座20の電線挿入方向奥
側に設け、絶縁板50の覆片52を係止するようにしたもの
でもよい。また、絶縁板50の側片51を下段端子板40方向
へ略直角に撓ました状態で、側片51の先端及び覆片52の
基端の少なくとも一方が隔離壁3 及び下段端子座20の少
なくとも一方に弾性係止されるものであれば、絶縁板50
係止用の凹部3aを設ける必要がなくなる。
形成されているが、プラスチック等のように弾性材で絶
縁板を略L字状に形成した場合、上段端子板及び下段端
子板にそれぞれ電線を接続した後に取着可能なものであ
れば、電線を接続するときに邪魔にならず、しかも上段
端子板と下段端子板との絶縁の強化が図れる。
であるが、電磁開閉器やインバータ等の電気機器にも適
用できるのは言うまでもない。
れば、下段端子板の左右方向の内側側面に基端が位置す
るとともに先端が隔離壁と平行に延出し、上段端子板に
接続される電線及び下段端子板を隔離する側片と、基端
が側片の上段端子板側に連設され先端が下段端子板側に
延出して上段端子板及び下段端子板を隔離する覆片と、
を有する絶縁板を設けたので、端子螺子の頭部を操作す
るドライバーが上段端子板側に傾斜した状態で端子螺子
を下段端子板に螺合させて電線を接続するときに、ドラ
イバーと上段端子板との間に絶縁板の覆片が挟まれ、上
段端子板の電線接続作業と下段端子板の電線接続作業と
を隔離することができ、上段端子板と下段端子板との絶
縁の強化が図れる。
ば、絶縁板は弾性材にて形成されるとともに、側片の基
端側を固定し側片の先端側及びこの先端側に連設された
覆片を自由端としたので、絶縁板を下段端子板側に撓ま
した状態で上段端子板に電線を接続することができ、請
求項1記載の効果に加え、上段端子板に対する電線接続
作業が容易となる。
ば、絶縁板の側片を下段端子板方向に撓まして覆片の先
端を隔離壁に当接させた状態で側片の先端側が上段端子
板の電線挿入方向手前面の略内側端に位置するので、電
線を下段端子板側から斜めに上段端子板に接続すると、
絶縁板の覆片が隔離壁に当接して、絶縁板がそれ以上撓
まなくなり、請求項2記載の効果に加え、下段端子板に
対する電線接続作業が容易となる。
ば、絶縁板の側片を下段端子板方向へ略直角に撓ました
状態で、側片の先端及び覆片の基端の少なくとも一方が
隔離壁及び下段端子座の少なくとも一方に弾性係止され
るので、下段端子板に電線導体を接続した後に、絶縁板
の側片を下段端子板方向へ略直角に撓まして下段端子板
の端子螺子を絶縁板の側片で覆った状態で、絶縁板の側
片及び覆片の少なくとも一方を隔離壁及び下段端子座の
少なくとも一方に弾性係止させることができ、請求項2
又は請求項3記載の効果に加え、更に上段端子板と下段
端子板との絶縁の強化が図れる。
と隣設する隔離壁及び下段端子座の少なくとも一方に、
絶縁板の側片を略直角に撓ました状態で側片の先端及び
覆片の基端の少なくとも一方を係止する凹部を形成した
ので、下段端子板に電線導体を接続した後、絶縁板の側
片を下段端子板側に撓まして下段端子板の端子螺子を絶
縁板の側片で覆った状態で、側片の先端及び覆片の少な
くとも一方を凹部に係止することができ、請求項2又は
請求項3記載の効果に加え、更に上段端子板と下段端子
板との絶縁の強化が図れるとともに、絶縁板の側片を略
直角に撓ました状態で強固に保持できる。
ば、上段端子板は、上段端子座の電線挿入方向から所定
距離奥側に配設されたので、絶縁板を下段端子板側に撓
ませるときに、絶縁板の覆片が上段端子板に当接しない
ので、請求項1乃至請求項5記載の効果に加え、絶縁板
の覆片が上段端子板に擦れて破れる恐れが少なく、更に
上段端子板と下段端子板との絶縁の強化が図れる。
ば、上段端子座に、上段端子板の電線挿入方向手前面か
ら下段端子座の電線挿入方向手前面まで延びる導出部を
設け、この導出部と下段端子板との間に前記絶縁板の側
片を位置させたので、絶縁板が上段端子板側に撓もうと
しても先端側しか撓めず、請求項1乃至請求項6記載の
効果に加え、絶縁板が折れにくくなる。
る。
段端子板に接続した状態を示す説明図である。
示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 電気機器の左右隔離壁間に電線挿入方向
奥側を上段とするとともに電線挿入方向手前側を下段と
した階段状を成し電線挿入方向からのそれぞれの中心部
を左右方向に相互にずらして形成された上段及び下段端
子座と、電線を接続する端子螺子を有し上段及び下段端
子座にそれぞれ配設される上段及び下段端子板と、を備
えた電気機器の端子装置において、 前記下段端子板の左右方向の内側側面に基端が位置する
とともに先端が隔離壁と平行に延出し、上段端子板に接
続される電線及び下段端子板を隔離する側片と、基端が
側片の上段端子板側に連設され先端が下段端子板側に延
出して上段端子板及び下段端子板を隔離する覆片と、を
有する絶縁板を設けたことを特徴とする電気機器の端子
装置。 - 【請求項2】 前記絶縁板は弾性材にて形成されるとと
もに、側片の基端側を固定し側片の先端側及びこの先端
側に連設された覆片を自由端としたことを特徴とする請
求項1記載の電気機器の端子装置。 - 【請求項3】 前記絶縁板の側片を下段端子板方向に撓
まして覆片の先端を隔離壁に当接させた状態で側片の先
端側が上段端子板の電線挿入方向手前面の略内側端に位
置することを特徴とする請求項2記載の電気機器の端子
装置。 - 【請求項4】 前記絶縁板の側片を下段端子板方向へ略
直角に撓ました状態で、側片の先端及び覆片の基端の少
なくとも一方が隔離壁及び下段端子座の少なくとも一方
に弾性係止されてなることを特徴とする請求項2又は請
求項3記載の電気機器の端子装置。 - 【請求項5】 前記下段端子座と隣設する隔離壁及び下
段端子座の少なくとも一方に、絶縁板の側片を略直角に
撓ました状態で側片の先端及び覆片の基端の少なくとも
一方を係止する凹部を形成したことを特徴とする請求項
2又は請求項3記載の電気機器の端子装置。 - 【請求項6】 前記上段端子板は、上段端子座の電線挿
入方向から所定距離奥側に配設されたことを特徴とする
請求項1乃至請求項5記載の電気機器の端子装置。 - 【請求項7】 前記上段端子座に、上段端子板の電線挿
入方向手前面から下段端子座の電線挿入方向手前面まで
延びる導出部を設け、この導出部と下段端子板との間に
前記絶縁板の側片を位置させたことを特徴とする請求項
1乃至請求項6記載の電気機器の端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31528094A JP3248376B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器の端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31528094A JP3248376B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器の端子装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08171951A true JPH08171951A (ja) | 1996-07-02 |
JP3248376B2 JP3248376B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=18063511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31528094A Expired - Fee Related JP3248376B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器の端子装置 |
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