JP2004259559A - 接続変換装置 - Google Patents

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初男 水野
Kenichiro Shimizu
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Abstract

【課題】端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくし、コンパクト化を図る。
【解決手段】住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所231,232が形成された端子台2と、収納凹所231,232にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3,4と、端子部3,4にそれぞれ電気的に接続され端子台2から突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃とを備え、端子台2を一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の幅方向とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線導体とプラグイン式の電気機器との間に介在し、該電線導体と該電気機器とを電気的に接続する接続変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15はこの種の接続変換装置が使用される住宅用分電盤の分解斜視図、図16は同接続変換装置の分解斜視図であり(特許文献1参照)、これらの図に示す接続変換装置1PAは、住宅用分電盤に使用されている。
【0003】
この住宅用分電盤は、図15に示すように、例えば絶縁性の樹脂等により底部に矩形状の電線挿通孔5aを有する箱状に形成された箱体5と、例えば絶縁性の樹脂等により箱体5の開口を閉塞する形状に形成された蓋体6とを備え、これら箱体5及び蓋体6により構成されるハウジング内に、分岐開閉器ブロック7及び主幹開閉器ブロック8等を収容している。
【0004】
分岐開閉器ブロック7は、プラグイン式の回路遮断器であって開閉機構部を内蔵する器体の短手側一側面に導電バー(72,73)挿入用の3つの受刃を上、中、下の三段で有する分岐開閉器71を複数備えているほか、中性極用の導電バー72、電圧極用の一対の導電バー73(図では他方は隠れている)及び基台74等を備えている。
【0005】
主幹開閉器ブロック8は、器体810を有し、一次側となる電圧極用の両端子T1,T1及び中性極用の端子T1Nが器体810の上下側面側にそれぞれ設けられ、二次側となる電圧極用の両端子及び中性極用の端子(図では隠れている)が器体810の右側面側に設けられた主幹開閉器81を備えているほか、一次送り開閉器82、取付具83及び接続変換装置1PA等を備えている。
【0006】
ここで、回路遮断器を共通化するために、一次送り開閉器82にも分岐開閉器71と同じプラグイン式の回路遮断器を用いることができるように、接続変換装置1PAが設けられている。
【0007】
この従来の接続変換装置1PAは、図16に示すように、箱体5の底部側の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの階段面21PA,22PAを有する階段部が形成された端子台2PAと、階段面21PA,22PA側にそれぞれ配置される端子ねじS付の2つの端子部3PA,4PAと、端子部3PA及び端子部4PAにそれぞれ電気的に接続され端子台2PAから突出する形で配置される差込刃31PA,32PA及び差込刃41PAとを備えている。
【0008】
そして、差込刃31PA,32PA,41PAと端子ねじS,Sとが、電気機器としての一次送り開閉器82の幅方向に並設されているとともに、階段面21PA,22PA(各階段部)が電気機器の長手方向に配設されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−157323号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した接続変換装置では、差込刃と端子ねじとが電気機器の幅方向に並設されているので、端子台の幅寸法が大きくなり、また、各階段部が電気機器の長手方向に配設されているので、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設することとなり、電気機器の先端からの端子台の突出量を小さくすることができない。このため、コンパクト化が図れないという問題があった。
【0011】
本発明は、かかる事由に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる接続変換装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の複数の端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の幅方向としたことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向において上方向及び下方向としたことを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向としたことを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び幅方向としたことを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向及び幅方向としたことを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び長手方向としたことを特徴とする。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の接続変換装置において、前記各差込刃を前記電気機器の各受刃に差込接続した状態で前記端子台の取付面を前記電気機器の取付面に対して面一としたことを特徴とする。
【0019】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の接続変換装置において、前記各差込刃は、前記電気機器の高さ方向において上側及び下側からの距離を同一距離として配設されたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明による第1実施形態の接続変換装置を電気機器に接続した状態を示す斜視図、図2は同接続変換装置及び電気機器一式の正面図(a)、上側面図(b)及び左側面図(c)、図3は同接続変換装置単体の斜視図、図4は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0021】
第1実施形態の接続変換装置1は、図1〜図4に示すように、従来の接続変換装置1PAと同様に、回路遮断器を共通化するべく、電気機器としての一次送り開閉器82にも分岐開閉器71と同じプラグイン式の回路遮断器を用いることができるようにするためのものである。
【0022】
接続変換装置1は、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所231,232が形成された端子台2と、収納凹所231,232にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3,4と、端子部3,4にそれぞれ電気的に接続され端子台2から突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2を一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の幅方向としたことを特徴とする。
【0023】
具体的には、端子台2は、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃(差込口)82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2の取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2の正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0024】
そして、収納凹所231,232は、主として端子台2の左側面23側に形成され、一次送り開閉器82の上側面側に頭部が位置すると共に端子台2の上側面25側に足部が位置するT字状の隔壁230により絶縁分離され、端子台2の上側面25からも外部を臨む構造になっている。
【0025】
また、T字状の隔壁230の頭部両端には、収納凹所231,232をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるためのスリット261,262が形成されている。つまり、スリット261,262が端子台2の下側面26に形成されているのである。
【0026】
また、正面21からのスリット261の配置寸法と背面22からのスリット262の配置寸法とを同一寸法に設定してある。これにより、接続変換装置1の正面及び背面を逆にしても接続変換装置1を一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0027】
更に、端子台2の下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0028】
端子部3は、端子台2の収納凹所231の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部30と、この端子板部30に対して例えば垂直に切り起こされ、端子台2のスリット261に挿通される平板状の差込刃31とにより構成される。
【0029】
端子部4は、端子台2の収納凹所232の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部40と、この端子板部40に対して例えば垂直に切り起こされ、端子台2のスリット262に挿通される平板状の差込刃41とにより構成される。
【0030】
そして、端子部3の端子板部30及び端子部4の端子板部40は、主幹開閉器81の端子T1,T1Nと接続されることになる。なお、端子部3,4の端子台2への取付けについては、例えば、端子板部30,40に端子ねじSの足部挿通用の挿通孔を穿設し、端子ねじS螺着用のナットを端子台2に設ける構成でも、端子ねじS螺着用の穴乃至貫通孔を端子台2に設ける構成でもよい。
【0031】
このように、端子台2を一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の幅方向としたので、端子部3,4に電線導体を一次送り開閉器82の幅方向から端子ねじS,Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続することができ、正面から見て端子ねじS,Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2の幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0032】
(第2実施形態)
図5は本発明による第2実施形態の接続変換装置の斜視図、図6は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0033】
第2実施形態の接続変換装置1Aは、図5,図6に示すように、従来の接続変換装置1PAと同様に、回路遮断器を共通化するべく、電気機器としての一次送り開閉器82(図示せず)にも分岐開閉器71と同じプラグイン式の回路遮断器を用いることができるようにするためのものである。
【0034】
接続変換装置1Aは、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所211,221が形成された端子台2Aと、収納凹所211,221にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3A,4Aと、端子部3A,4Aにそれぞれ電気的に接続され端子台2Aから突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2Aを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向において上方向及び下方向としたことを特徴とする。
【0035】
具体的には、端子台2Aは、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2Aの取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2Aの正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0036】
そして、収納凹所211,221は、主として端子台2Aの正面21及び背面22側にそれぞれ形成され、端子台2Aの中央部により絶縁分離され、端子台2Aの上側面25からも外部を臨む構造になっている。
【0037】
また、端子台2Aの下側面26には、収納凹所211,221をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるための切欠け261A,262Aが形成されている。
【0038】
また、正面21からの切欠け261Aの深さ寸法と背面22からの切欠け262Aの深さ寸法とを同一寸法に設定し、差込刃31,41がそれぞれ切欠け261A,262Aの底位置に来るようにしてある。これにより、接続変換装置1Aの正面及び背面を逆にしても接続変換装置1Aを一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0039】
更に、端子台2Aの下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0040】
端子部3Aは、端子台2Aの収納凹所211の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部30と、この端子板部30に対して例えば垂直な中央部を介して平行に屈曲し、端子台2Aの切欠け261Aを経由して一次送り開閉器82の受刃82aに挿入される平板状の差込刃31とにより構成される。
【0041】
端子部4Aは、端子台2Aの収納凹所221の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部40と、この端子板部40に対して例えば垂直な中央部を介して平行に屈曲し、端子台2Aの切欠け262Aを経由して一次送り開閉器82の受刃82cに挿入される平板状の差込刃41とにより構成される。
【0042】
そして、端子部3Aの端子板部30及び端子部4Aの端子板部40は、主幹開閉器81の端子T1,T1Nと接続されることになる。なお、端子部3A,4Aの端子台2Aへの取付けについては、例えば、端子板部30,40に端子ねじSの足部挿通用の挿通孔を穿設し、端子ねじS螺着用のナットを端子台2Aに設ける構成でも、端子ねじS螺着用の穴を端子台2Aに設ける構成でもよい。
【0043】
このように、端子台2Aを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向において正面方向及び背面方向としたので、端子部3A,4Aに電線導体を一次送り開閉器82の正面方向及び背面方向から端子ねじS、Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続させることができ、正面から見て端子ねじS、Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2Aの幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0044】
(第3実施形態)
図7は本発明による第3実施形態の接続変換装置の斜視図、図8は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0045】
第3実施形態の接続変換装置1Bは、図7,図8に示すように、従来の接続変換装置1PAと同様に、回路遮断器を共通化するべく、電気機器としての一次送り開閉器82(図示せず)にも分岐開閉器71と同じプラグイン式の回路遮断器を用いることができるようにするためのものである。
【0046】
接続変換装置1Bは、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所251,252が形成された端子台2Bと、収納凹所251,252にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3B,4Bと、端子部3B,4Bにそれぞれ電気的に接続され端子台2Bから突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2Bを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の長手方向としたことを特徴とする。
【0047】
具体的には、端子台2Bは、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2Bの取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2Bの正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0048】
そして、収納凹所251,252は、主として端子台2Bの上側面25側に形成され、H字状の隔壁250により絶縁分離され、端子台2Bの正面21及び背面22からもそれぞれ外部を臨む構造になっている。
【0049】
また、端子台2Bの下側面26には、収納凹所251,252をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるための孔261B,262Bが形成されている。
【0050】
また、正面21からの孔261Bの配置寸法と背面22からの孔262Bの配置寸法とを同一寸法に設定してある。これにより、接続変換装置1Bの正面及び背面を逆にしても接続変換装置1Bを一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0051】
更に、端子台2Bの下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0052】
端子部3Bは、端子台2Bの収納凹所251の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部30と、この端子板部30に対して例えば垂直に屈曲し、端子台2Bの孔261Bに挿通される平板状の差込刃31とにより構成される。
【0053】
端子部4Bは、端子台2Bの収納凹所252の底部に配設され、平角ワッシャWを足部に挿通する端子ねじS付きの平板状の端子板部40と、この端子板部40に対して例えば垂直に屈曲し、端子台2Bの孔262Bに挿通される平板状の差込刃41とにより構成される。
【0054】
そして、端子部3Bの端子板部30及び端子部4Bの端子板部40は、主幹開閉器81の端子T1,T1Nと接続されることになる。また、端子部3B,4Bの端子台2Bへの取付けについては、図7の例に示すように、貫通孔263,264が端子台2Bの下側面26に形成されており、それらが端子ねじS螺着用となるか、あるいは端子ねじS螺着用のナットがそれらの貫通孔263,264内に設けられる構成となっている。
【0055】
このように、端子台2Bを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の長手方向としたので、端子部3B,4Bに電線導体を一次送り開閉器82の長手方向から端子ねじS,Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続させることができ、正面から見て端子ねじS,Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2Bの幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0056】
(第4実施形態)
図9は本発明による第4実施形態の接続変換装置の斜視図、図10は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0057】
第4実施形態の接続変換装置1Cは、図9,図10に示すように、従来の接続変換装置1PAと同様に、回路遮断器を共通化するべく、電気機器としての一次送り開閉器82(図示せず)にも分岐開閉器71と同じプラグイン式の回路遮断器を用いることができるようにするためのものである。
【0058】
接続変換装置1Cは、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所211,232が形成された端子台2Cと、収納凹所211,232にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3A,4と、端子部3A,4にそれぞれ電気的に接続され端子台2Cから突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2Cを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向及び幅方向としたことを特徴とする。
【0059】
具体的には、端子台2Cは、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2Cの取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2Cの正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0060】
そして、収納凹所211,232は、主として端子台2Cの正面21及び左側面23側にそれぞれ形成され、端子台2Cの中央部により絶縁分離され、端子台2Cの上側面25からも外部を臨む構造になっている。
【0061】
また、端子台2Cの下側面26には、収納凹所211,232をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるための切欠け261A及びスリット262が形成されている。
【0062】
また、正面21からの切欠け261Aの深さ寸法と背面22からのスリット262の配置寸法とを同一寸法に設定してある。これにより、接続変換装置1Cの正面及び背面を逆にしても接続変換装置1Cを一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0063】
更に、端子台2Cの下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0064】
端子部3Aは第2実施形態のそれと同様であり、端子部4は第1実施形態のそれと同様であるので、それらの具体説明は省略する。
【0065】
このように、端子台2Cを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向及び幅方向としたので、端子部3A,4に電線導体を一次送り開閉器82の高さ方向及び幅方向から端子ねじS,Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続させることができ、正面から見て端子ねじS,Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2Cの幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0066】
(第5実施形態)
図11は本発明による第5実施形態の接続変換装置の斜視図、図12は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0067】
接続変換装置1Dは、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所251,232が形成された端子台2Dと、収納凹所251,232にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3B,4と、端子部3B,4にそれぞれ電気的に接続され端子台2Dから突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2Dを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の長手方向及び幅方向としたことを特徴とする。
【0068】
具体的には、端子台2Dは、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2Dの取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2Dの正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0069】
そして、収納凹所251,232は、主として端子台2Dの上側面25及び左側面23側にそれぞれ形成され、端子台2Dの中央部により絶縁分離され、端子台2Dの正面21及び上側面25からも外部を臨む構造になっている。
【0070】
また、端子台2Dの下側面26には、収納凹所251,232をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるための孔261B及びスリット262が形成されている。
【0071】
また、正面21からの孔261Bの配置寸法と背面22からのスリット262の配置寸法とを同一寸法に設定してある。これにより、接続変換装置1Dの正面及び背面を逆にしても接続変換装置1Dを一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0072】
更に、端子台2Dの下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0073】
端子部3Bは第3実施形態のそれと同様であり、端子部4は第1実施形態のそれと同様であるので、それらの具体説明は省略する。
【0074】
このように、端子台2Dを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の長手方向及び幅方向としたので、端子部3B,4に電線導体を一次送り開閉器82の長手方向及び幅方向から端子ねじS,Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続させることができ、正面から見て端子ねじS,Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2Dの幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0075】
(第6実施形態)
図13は本発明による第6実施形態の接続変換装置の斜視図、図14は同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。ただし、各図面の方向は図15の配置を基準にした便宜上のものである。
【0076】
接続変換装置1Eは、住宅用分電盤の取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所211,252が形成された端子台2Eと、収納凹所211,252にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじS付の端子部3A,4Bと、端子部3A,4Bにそれぞれ電気的に接続され端子台2Eから突出する形で配置して一次送り開閉器82の長手方向先端の受刃82a,82cに差込接続される上下二段の差込刃31,41とを備え、端子台2Eを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向及び長手方向としたことを特徴とする。
【0077】
具体的には、端子台2Eは、例えば絶縁樹脂等により、一次送り開閉器82における上、中、下三段の受刃82a,82b,82cのある上側面からその一次送り開閉器82の長手方向に伸びる角状に形成されている。このため、差込刃31,41等を一次送り開閉器82の受刃82a,82c等に差込接続した状態において、端子台2Eの取付面(背面22)が一次送り開閉器82の取付面に対して面一となる。また、端子台2Eの正面21、左側面23及び右側面24も一次送り開閉器82の各対応する面とそれぞれ面一となる。
【0078】
そして、収納凹所211,252は、主として端子台2Eの正面21及び上側面25側にそれぞれ形成され、端子台2Eの中央部により絶縁分離され、端子台2Eの上側面25及び背面22からも外部を臨む構造になっている。
【0079】
また、端子台2Eの下側面26には、収納凹所211,252をそれぞれ一次送り開閉器82の上側面における受刃82a,82cに連通させるための切欠け261A及び孔262Bが形成されている。
【0080】
また、正面21からの切欠け261Aの深さ寸法と背面22からの孔262Bの配置寸法とを同一寸法に設定してある。これにより、接続変換装置1Eの正面及び背面を逆にしても接続変換装置1Eを一次送り開閉器82に接続することができ、図15に限定されない柔軟な配置が可能となる。
【0081】
更に、端子台2Eの下側面26には、一次送り開閉器82の上側面における受刃82bに嵌入する足割り形の突起260が形成されている。
【0082】
端子部3Aは第2実施形態のそれと同様であり、端子部4Bは第3実施形態のそれと同様であるので、それらの具体説明は省略する。
【0083】
このように、端子台2Eを一次送り開閉器82の幅寸法と略同一の幅寸法とし、各端子ねじSの締付方向を一次送り開閉器82の高さ方向及び長手方向としたので、端子部3A,4Bに電線導体を一次送り開閉器82の高さ方向及び長手から端子ねじS,Sで接続した後に差込刃31,41を一次送り開閉器82の受刃82a,82cに差込接続させることができ、正面から見て端子ねじS,Sの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台2Eの幅寸法及び一次送り開閉器82の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0084】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の複数の端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の幅方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の幅方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0085】
請求項2記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向において上方向及び下方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の高さ方向における上方向及び下方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、上面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0086】
請求項3記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の長手方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0087】
請求項4記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び幅方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の高さ方向及び幅方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0088】
請求項5記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向及び幅方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の長手方向及び幅方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0089】
請求項6記載の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び長手方向としたので、各端子部に電線導体を電気機器の高さ方向及び長手方向から各端子ねじで接続した後に差込刃を電気機器の受刃に差込接続させることができ、正面から見て端子ねじの頭部をずらして配設する必要がなく、もって端子台の幅寸法及び電気機器の先端からの突出量を小さくすることができ、コンパクト化が図れる。
【0090】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の接続変換装置において、前記各差込刃を前記電気機器の各受刃に差込接続した状態で前記端子台の取付面を前記電気機器の取付面に対して面一としたので、電気機器と端子台とを面一の取付部材に取り付けることができ、電気機器とともに取付け易くすることができる。
【0091】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の接続変換装置において、前記各差込刃は、前記電気機器の高さ方向において上側及び下側からの距離を同一距離として配設されたので、上下ひっくり返しても電気機器に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の接続変換装置を電気機器に接続した状態を示す斜視図である。
【図2】同接続変換装置及び電気機器一式の正面図(a)、上側面図(b)及び左側面図(c)である。
【図3】同接続変換装置単体の斜視図である。
【図4】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図5】本発明による第2実施形態の接続変換装置の斜視図である。
【図6】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図7】本発明による第3実施形態の接続変換装置の斜視図である。
【図8】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図9】本発明による第4実施形態の接続変換装置の斜視図である。
【図10】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図11】本発明による第5実施形態の接続変換装置の斜視図である。
【図12】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図13】本発明による第6実施形態の接続変換装置の斜視図である。
【図14】同接続変換装置の正面図(a)、上側面図(b)、左側面図(c)及び背面図(d)である。
【図15】従来の接続変換装置が使用される住宅用分電盤の分解斜視図である。
【図16】同接続変換装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E 接続変換装置
2,2A,2B,2C,2D,2E 端子台
3,3A,3B 端子部
4,4A,4B 端子部
82 一次送り開閉器

Claims (8)

  1. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の複数の端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の幅方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  2. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向において上方向及び下方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  3. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  4. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び幅方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  5. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の長手方向及び幅方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  6. 取付面からの距離がそれぞれ異なる2つの位置で収納凹所が形成された端子台と、各収納凹所にそれぞれ配置されて電線導体を接続する端子ねじ付の2つの端子部と、各端子部にそれぞれ電気的に接続され端子台から突出する形で配置して電気機器の長手方向先端の各受刃に差込接続される上下二段の2つの差込刃と、を備えた接続変換装置において、
    前記端子台を電気機器の幅寸法と略同一の幅寸法とし、前記各端子ねじの締付方向を電気機器の高さ方向及び長手方向としたことを特徴とする接続変換装置。
  7. 前記各差込刃を前記電気機器の各受刃に差込接続した状態で前記端子台の取付面を前記電気機器の取付面に対して面一としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の接続変換装置。
  8. 前記各差込刃は、前記電気機器の高さ方向において上側及び下側からの距離を同一距離として配設されたことを特徴とする請求項7記載の接続変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016207617A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 富士電機機器制御株式会社 回路遮断器の端子アダプタ

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