JPH0723892Y2 - 回路しや断器 - Google Patents
回路しや断器Info
- Publication number
- JPH0723892Y2 JPH0723892Y2 JP1985104422U JP10442285U JPH0723892Y2 JP H0723892 Y2 JPH0723892 Y2 JP H0723892Y2 JP 1985104422 U JP1985104422 U JP 1985104422U JP 10442285 U JP10442285 U JP 10442285U JP H0723892 Y2 JPH0723892 Y2 JP H0723892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal block
- lead wire
- housing
- window
- circuit breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は筐体の外面に付属装置用端子台を装着してな
る回路しや断器に関するものである。
る回路しや断器に関するものである。
第10図、第11図は例えば特開昭60−68524号公報に示さ
れた従来の回路しや断器であり、図において(1)は成
形絶縁材料からなる筐体で、ベース(1a)とカバー(1
b)とからなり、かつ図示しないが固定接点を備えた固
定接触子、可動接点を備えた可動接触子、過電流により
作動する電磁引き外し機構および熱動引き外し機構、そ
して消弧装置などが内蔵されている。(2)はカバー
(1b)に形成した収納凹部、(3)は収納凹部(2)に
嵌脱自在に収納する付属ユニツトで、マイクロスイツチ
などの補助機器を内蔵している。(4),(4)はベー
ス(1a)の側面に設けた平行な二本の係止溝で、付属ユ
ニツト(3)により開口側(4a),(4a)が閉塞され
る。(5)は複数の端子ねじ(5a)を備えた端子台、
(6),(6)は端子台(5)に設けられて各係止溝
(4),(4)に嵌合係止されるフツク状係止片、
(7)は端子台(5)と付属ユニツト(3)とを電気的
に接続するリード線、(8)は操作ハンドルである。
れた従来の回路しや断器であり、図において(1)は成
形絶縁材料からなる筐体で、ベース(1a)とカバー(1
b)とからなり、かつ図示しないが固定接点を備えた固
定接触子、可動接点を備えた可動接触子、過電流により
作動する電磁引き外し機構および熱動引き外し機構、そ
して消弧装置などが内蔵されている。(2)はカバー
(1b)に形成した収納凹部、(3)は収納凹部(2)に
嵌脱自在に収納する付属ユニツトで、マイクロスイツチ
などの補助機器を内蔵している。(4),(4)はベー
ス(1a)の側面に設けた平行な二本の係止溝で、付属ユ
ニツト(3)により開口側(4a),(4a)が閉塞され
る。(5)は複数の端子ねじ(5a)を備えた端子台、
(6),(6)は端子台(5)に設けられて各係止溝
(4),(4)に嵌合係止されるフツク状係止片、
(7)は端子台(5)と付属ユニツト(3)とを電気的
に接続するリード線、(8)は操作ハンドルである。
このような回路しや断器では、第10図の状態からまず端
子台(5)の各係止片(6),(6)をベース(1a)の
各係止溝(4),(4)に矢印(9)の方向に嵌合係止
されて各係止溝(4),(4)の底部(4b),(4b)に
支持されたのち、付属ユニツト(3)がカバー(1b)の
収納凹部(2)に嵌合固定される。こうして組立てられ
た第11図の状態では端子台(5)の各係止片(6),
(6)の上端面が付属ユニツト(3)の下端面で押圧さ
れて抜け止めされる。すなわち、端子台(5)が筐体
(1)に固定された状態となる。
子台(5)の各係止片(6),(6)をベース(1a)の
各係止溝(4),(4)に矢印(9)の方向に嵌合係止
されて各係止溝(4),(4)の底部(4b),(4b)に
支持されたのち、付属ユニツト(3)がカバー(1b)の
収納凹部(2)に嵌合固定される。こうして組立てられ
た第11図の状態では端子台(5)の各係止片(6),
(6)の上端面が付属ユニツト(3)の下端面で押圧さ
れて抜け止めされる。すなわち、端子台(5)が筐体
(1)に固定された状態となる。
上記のような従来の回路しや断器では、リード線(7)
が邪魔になつて端子台(5)の装着が難しく、特に第11
図の表向きに対して端子台(5)を裏向きにして装着す
ることができず、端子台(5)の表向き、裏向きの使用
態様の要求にこたえられないという問題点があつた。
が邪魔になつて端子台(5)の装着が難しく、特に第11
図の表向きに対して端子台(5)を裏向きにして装着す
ることができず、端子台(5)の表向き、裏向きの使用
態様の要求にこたえられないという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、端子台を表向き、裏向きにひつくり返して装着で
きる便利な回路しや断器を提供することを目的とする。
ので、端子台を表向き、裏向きにひつくり返して装着で
きる便利な回路しや断器を提供することを目的とする。
この考案に係る回路しや断器は、筐体の両係止溝間にリ
ード線を外部に引き出すための窓を設けると共に、この
窓から引き出したリード線を端子台のリード線引込部に
引き込むための凹所を同じく筐体の両係止溝間に設けた
ものである。
ード線を外部に引き出すための窓を設けると共に、この
窓から引き出したリード線を端子台のリード線引込部に
引き込むための凹所を同じく筐体の両係止溝間に設けた
ものである。
この考案においては、端子台を表向き,裏向きのいずれ
の向きの状態で筐体の側面に装着した場合でも、筐体の
両係止溝間に設けた窓と端子台のリード線引込部とが凹
所により連通するので、リード線を凹所に通して窓から
リード線引込部に接続できるようになり、端子台を表向
き,裏向きにして筐体に装着できる。
の向きの状態で筐体の側面に装着した場合でも、筐体の
両係止溝間に設けた窓と端子台のリード線引込部とが凹
所により連通するので、リード線を凹所に通して窓から
リード線引込部に接続できるようになり、端子台を表向
き,裏向きにして筐体に装着できる。
第1図〜第9図はこの考案の一実施例を示すものであ
り、(10)はベース(1a)の両係止溝(4),(4)間
に設けた凹所で、両係止溝(4),(4)に連通するよ
うに一体的に形成されている。(11)はベース(1a)の
両係止溝(4),(4)間に設けた窓で、凹所(10)の
上部を切り欠く切り欠き状に形成されている。その他の
構成は上記従来装置と同じなので説明を省略する。な
お、端子台(5)には第3図に示すように端子板(5b)
の固着される台板(5c)と後壁(5d)と前壁(5e)とが
ある。
り、(10)はベース(1a)の両係止溝(4),(4)間
に設けた凹所で、両係止溝(4),(4)に連通するよ
うに一体的に形成されている。(11)はベース(1a)の
両係止溝(4),(4)間に設けた窓で、凹所(10)の
上部を切り欠く切り欠き状に形成されている。その他の
構成は上記従来装置と同じなので説明を省略する。な
お、端子台(5)には第3図に示すように端子板(5b)
の固着される台板(5c)と後壁(5d)と前壁(5e)とが
ある。
このようにベース(1a)の両係止溝(4),(4)間に
凹所(10)と窓(11)とを設けておくと、第2図、第3
図に示すように端子台(5)を表向き(上向き)に装着
した状態では、リード線(7)が窓(11)から凹所(1
0)を沿うように通って端子台(5)のリード線引込部
(5f)に導出され、端子台(5)のリード線引込部(5
f)において各端子板(5b)に分岐接続される。また、
第8図、第9図に示すように端子台(5)を裏向き(下
向き)に装着した状態では、リード線(7)が窓(11)
から凹所(10)を横切るように通って端子台(5)のリ
ード線引込部(5f)に導出され、端子台(5)のリード
線引込部(5f)において各端子板(5b)に分岐接続され
る。
凹所(10)と窓(11)とを設けておくと、第2図、第3
図に示すように端子台(5)を表向き(上向き)に装着
した状態では、リード線(7)が窓(11)から凹所(1
0)を沿うように通って端子台(5)のリード線引込部
(5f)に導出され、端子台(5)のリード線引込部(5
f)において各端子板(5b)に分岐接続される。また、
第8図、第9図に示すように端子台(5)を裏向き(下
向き)に装着した状態では、リード線(7)が窓(11)
から凹所(10)を横切るように通って端子台(5)のリ
ード線引込部(5f)に導出され、端子台(5)のリード
線引込部(5f)において各端子板(5b)に分岐接続され
る。
上記実施例ではカバー(1b)の下端面で端子台(5)の
各係止片(6),(6)の上端面を押圧して端子台
(5)を固定するものを示したが、第10図、第11図に示
した従来装置のように付属ユニツト(3)により押圧固
定するものにおいても同様の効果が得られるは勿論であ
る。
各係止片(6),(6)の上端面を押圧して端子台
(5)を固定するものを示したが、第10図、第11図に示
した従来装置のように付属ユニツト(3)により押圧固
定するものにおいても同様の効果が得られるは勿論であ
る。
また上記実施例では凹所(10)を両係止溝(4),
(4)を連通する一体形成のものを示したが、両係止溝
(4),(4)とは別の凹部として形成してもよい。
(4)を連通する一体形成のものを示したが、両係止溝
(4),(4)とは別の凹部として形成してもよい。
さらに上記実施例では窓(11)としてベース(1a)の上
部に開く切り欠き状のものを示したが、凹所(10)に連
なる位置であれば孔でもよい。
部に開く切り欠き状のものを示したが、凹所(10)に連
なる位置であれば孔でもよい。
この考案は以上説明したとおり、筐体の両係止溝間に窓
と凹所とを設けたので、リード線が邪魔にならず、端子
台を表向き、裏向きにひつくり返して装着できるという
効果がある。
と凹所とを設けたので、リード線が邪魔にならず、端子
台を表向き、裏向きにひつくり返して装着できるという
効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解図、第2図は組
立状態の斜視図、第3図は第2図の線III−IIIの断面
図、第4図は端子台の平面図、第5図は第4図の背面
図、第6図は第4図の底面図、第7図は第5図の側面
図、第8図は裏向き状態を示す斜視図、第9図は第8図
の線IX−IXの断面図、第10図は従来のものを示す分解
図、第11図は組立状態の斜視図である。 図において、(1)は筐体、(4),(4)は係止溝、
(5)は端子台、(5f)はリード線引込部、(6),
(6)は係止片、(7)はリード線、(10)は凹所、
(11)は窓である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
立状態の斜視図、第3図は第2図の線III−IIIの断面
図、第4図は端子台の平面図、第5図は第4図の背面
図、第6図は第4図の底面図、第7図は第5図の側面
図、第8図は裏向き状態を示す斜視図、第9図は第8図
の線IX−IXの断面図、第10図は従来のものを示す分解
図、第11図は組立状態の斜視図である。 図において、(1)は筐体、(4),(4)は係止溝、
(5)は端子台、(5f)はリード線引込部、(6),
(6)は係止片、(7)はリード線、(10)は凹所、
(11)は窓である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】筐体の側面に端子台が着脱可能に装着され
る回路しや断器であって、前記端子台の装着面である後
壁に平行な二本のフツク状係止片を有すると共にこの両
係止片間の後壁にリード線引込部を有し、かつ前記両係
止片をそれぞれ嵌合係止しうる各係止溝を前記筐体の側
面にそれぞれ有するものにおいて、 前記両係止溝間の前記筐体の側面にリード線を外部に引
き出すための窓を設けると共に、この窓から引き出した
リード線を前記リード線引込部に引き込むための凹所を
前記筐体の側面に設け、前記端子台を表向き,裏向きの
いずれの向きの状態で筐体の側面に装着した場合でも前
記窓と前記リード線引込部とが前記凹所により連通する
ようにしたことを特徴とする回路しや断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985104422U JPH0723892Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 回路しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985104422U JPH0723892Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 回路しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212243U JPS6212243U (ja) | 1987-01-24 |
JPH0723892Y2 true JPH0723892Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=30977901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985104422U Expired - Lifetime JPH0723892Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 回路しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723892Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4748703B2 (ja) * | 2004-06-23 | 2011-08-17 | 河村電器産業株式会社 | 分電盤 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2755567C2 (de) * | 1977-12-09 | 1983-11-10 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Niederspannungs-Leistungsschalter mit einem aus Oberteil und Unterteil bestehenden Isolierstoffgehäuse |
JPS5841565U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | 株式会社東芝 | 回路しや断器 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP1985104422U patent/JPH0723892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212243U (ja) | 1987-01-24 |
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