JPH08166752A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JPH08166752A
JPH08166752A JP31076194A JP31076194A JPH08166752A JP H08166752 A JPH08166752 A JP H08166752A JP 31076194 A JP31076194 A JP 31076194A JP 31076194 A JP31076194 A JP 31076194A JP H08166752 A JPH08166752 A JP H08166752A
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JP
Japan
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cleaning
image forming
photoconductor
photoreceptor
cleaning member
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JP31076194A
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English (en)
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Katsumi Matsuura
克巳 松浦
Yuji Marukawa
雄二 丸川
Yoshihiko Eto
嘉彦 江藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機感光体上に繰り返し像形成を行う過程
で、ブレードクリーニング部材のめくれによるクリーニ
ング不良、感光体表面層の摩耗、損傷及び電子写真性能
の劣化がなく、かつ白ポチ、黒ポチ、黒筋等の画像欠陥
の生じない画像形成方法及び画像形成装置の提供。 【構成】 電子写真感光体が有機光導電性感光体であ
り、該現像工程が数平均ドメイン径が0.1〜1.1μmの離
型剤を含有するトナーを用いて現像が行われ、さらに該
クリーニング工程が反発弾性35〜75%のゴム弾性ブレー
ドクリーニング部材を該感光体の回転方向に対してカウ
ンター方向で、かつ荷重5〜40g/cmの条件で感光体表
面に当接させてクリーニングを行うと共に、該クリーニ
ング部材に対する該感光体表面層の静止摩擦係数が1.0
以下となるように構成されたクリーニング工程が行われ
ることを特徴とする画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機光導電性感光体を用
いたクリーニング特性に優れた画像形成方法及び画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来カールソン法の電子写真感光体を用
いる画像形成方法において、感光体表面を一様に帯電さ
せ、像露光により静電潜像を形成し、該潜像をトナーを
含む現像剤で現像してトナー像を形成し、これを転写材
上に転写、定着して画像形成が行われる。
【0003】一方、転写後の感光体は残留トナーのクリ
ーニング及び除電が行われて長期に亘り反復使用され
る。
【0004】従って、前記感光体としは、帯電特性、感
度及び暗減衰特性等の電子写真性能は勿論、加えて繰り
返し使用時の耐刷性、耐摩耗性、耐湿性等の物性や、コ
ロナ放電時に発生するオゾン、像露光時の紫外線等への
耐性において良好であることが要請される。
【0005】従来、電子写真感光体としてはアモルファ
スシリコン、セレン等の無機光導電性物質を感光層の主
成分とする無機感光体が広く用いられたが、近年低コス
トで加工性に優れていて、目的に応じて選択の自由度が
大きい有機光導電性物質を用いた有機感光体が用いられ
るようになった。
【0006】他方感光体上の残留トナーのクリーニング
法としては、例えば磁気ブラシ法、ファーブラシ法等の
各種のクリーニング法が知られているが、構成が簡単で
しかもクリーニング効果が優れていることからゴム弾性
クリーニングブレードが主として用いられている。又前
記ゴム弾性クリーニングブレードの感光体への当接方法
としては、トレイ方式とカウンター方式とがあるがクリ
ーニング性が優れていることら、前記カウンター方式が
主流とされている。
【0007】又感光体上に形成される静電潜像を現像す
る現像剤としては通常1〜30μm径の磁性トナーを主成
分とする一成分系現像剤又は同様の粒径の非磁性トナー
と10〜100μm径の磁性キャリアとから成る二成分系現像
剤が用いられ、前記トナーにはバインダー樹脂中に着色
剤及び必要により磁性粉が分散含有され、かつオフセッ
ト防止用として低分子量ワックス等の離型剤が含有され
る。
【0008】ところで前記有機感光体は、無機感光体に
比して、その表面が軟質であり、前記微細トナー又はそ
の添加剤等が強固に付着してクリーニングされにくいと
言う問題があり、さらには前記無機感光体と同様の強い
クリーニングを行うと表面層が摩耗損傷して感光体の電
子写真性能が劣化すると言う問題がある。
【0009】そこで例えば特開平6-130711号公報(公報
1)には、有機光導電層上に5.0〜70.0wt%のフッ素原
子含有樹脂微粒子を含有し、かつ表面粗さが0.1〜5.0μ
m、表面硬度がテーバー試験法で0.1〜20.0、表面摩擦係
数が0.001〜1.2である保護層を設けて成る有機感光体が
用いられ、クリーニング手段としてゴム弾性ブレードを
用い、これを前記感光体に線圧20.0〜50.0g/cmで当接
してクリーニングする技術が提案されている。又前記公
報には、前記技術により感光体表面の削れ量の増加や傷
の発生がなく高耐久性であり、かつブレードめくれによ
るクリーニング不良の発生がなく優れた画像が得られる
ことが記載されている。
【0010】さらに例えば特開平3-264961号公報(公報
2)及び特開平3-296067号公報(公報3)には前記現像
剤中のトナーに含有される離型剤が前記感光体のクリー
ニングと重要な関係があることが記載されている。前記
公報2で離型剤のドメイン径が5000Å以下で、公報3で
は200〜300Åとされた場合微粉トナーの発生が防止さ
れ、感光体上へのトナーフィルミングが防止されること
が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら感光体上
の残留トナーのクリーニングの問題は本来感光体の表面
特性、クリーニング部材の特性及び現像用トナーの特性
の総合的な検討が必要不可欠であり、これらの特性が解
明されて始めて良好なクリーニングが達成されるものと
考えるが、前記公報1記載の発明では特に感光体表面層
の表面粗さ、表面硬度、表面摩耗係数等に着目しただけ
の発明であり、前記クリーニング部材及びトナーの特性
に関しては全く検討されていない。
【0012】他方、前記公報2及び公報3記載の発明は
前記したように現像用トナーの特性のうち離型剤に着目
した発明であり、前記トナーのバインダー樹脂中に島状
に存在する離型剤(離型剤ドメイン)の最大径が5000Å
以下、特に2000〜3000Åの範囲にある場合、感光体に強
固に付着してクリーニングされにくい微粉トナーの発生
が防止され、それによって該微粉トナーによる感光体上
へのフィルミング及び感光体の電子写真性能の疲労劣化
が防止されることが記載されている。
【0013】しかしながら、本発明者らが種々検討を行
った結果、感光体上への異物のフィルミングは用いられ
る感光体の種類及びトナーの組成等によりその発生原因
が異なったものとなり、特に有機感光体を用いたプロセ
スでは、前記公報2及び公報3に記載される微粉トナー
の付着によるよりも、トナーから遊離した離型剤の付着
が前記フィルミングの主要な原因となることがわかっ
た。
【0014】即ち、前記有機感光体を用いて像形成を行
う過程でトナー中に含有される離型剤ドメインが遊離し
て感光体上へフィルミング状に付着してブレードクリー
ニング部材のクリーニング作用を低下せしめると共にト
ナーの他に金属粉末や紙粉等が感光体表面上に付着し、
電子写真性能を劣化せしめると共に白ポチ、黒ポチ、黒
筋等の画像欠陥を生ずることがわかった。
【0015】本発明は前記問題を鑑みて提案されたもの
であり、本発明の目的は、有機感光体上に繰り返し像形
成を行う過程で、ブレードクリーニング部材のめくれに
よるクリーニング不良、感光体表面層の摩耗、損傷及び
電子写真性能の劣化がなく、かつ白ポチ、黒ポチ、黒筋
等の画像欠陥を生ずることのない画像形成方法及び画像
形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、電子写真
感光体上に静電潜像を形成する工程、現像、転写及びク
リーニングの各工程を有する画像形成方法において、該
感光体が有機光導電性感光体であり、該現像工程が数平
均ドメイン径が0.1〜1.1μmの離型剤を含有するトナー
を用いて現像が行われ、さらに該クリーニング工程が反
発弾性35〜75%のゴム弾性ブレードクリーニング部材を
該感光体の回転方向に対してカウンター方向で、かつ荷
重5〜40g/cmの条件で感光体表面に当接させてクリー
ニングを行うと共に、該クリーニング部材に対する該感
光体表面層の静止摩擦係数が1.0以下となるように構成
されたクリーニング工程が行われることを特徴とする画
像形成方法により達成される。
【0017】さらに前記の目的は、電子写真感光体と、
該感光体上に静電潜像を形成する手段、現像、転写及び
クリーニングの各手段を有する画像形成装置において、
該感光体が有機光導電性感光体であり、該現像手段が数
平均ドメイン径が0.1〜1.1μmの離型剤を含有するトナ
ーを含む現像剤が充填された磁気ブラシ現像装置であ
り、さらに該クリーニング手段として、反発弾性35〜75
%のゴム弾性ブレードクリーニング部材が用いられ、該
ブレードクリーニング部材を感光体の回転方向に対して
カウンター方向(クリーニングブレードの先端が感光体
回転方向上流側に向いている方向)で、荷重5〜40g/
cmの条件で感光体表面に当接させて、かつ前記ブレード
クリーニング部材に対する前記感光体表面層の静止摩擦
係数が1.0以下となるよう構成してなるクリーニング手
段であることを特徴とする画像形成装置により達成され
る。
【0018】なお、本発明の好ましい実施態様によれ
ば、前記ブレードクリーニング部材がウレタンゴムから
成り、かつ前記感光体表面層の前記ブレードクリーニン
グ部材に対する静止摩擦係数が0.01〜1.0とされる。
【0019】前記有機感光体としては、電荷発生物質
(CGM)と電荷輸送物質(CTM)とを1つの層中に
含有する単層型の感光層を有する感光体とされてもよい
が、前記CGMを主成分として含有する電荷発生層(C
GL)と前記CTMを主成分として含有する電荷輸送層
(CTL)とに有機分離された積層型の感光層を有する
感光体とするのが好ましい。
【0020】本発明において、前記積層型の感光体を製
造するには、例えば必要に応じて中間層を設けた導電性
支持体上に前記CGMをバインダー樹脂中に分散含有す
るCGLを塗設して設け、該CGL上に前記CTMをバ
インダー樹脂中に相溶して含有し、かつ好ましくは有機
微粒子を分散含有するCTLを塗設して設けられる。
【0021】前記感光体のCGLに含有されるCGMと
しては、例えばフタロシアニン顔料、多環キノン顔料、
アゾ顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、キナクリドン
顔料、アズレニウム塩染料、スクワリリウム染料、シア
ニン染料、ピリリウム染料、チオピリリウム染料、キサ
ンテン色素、キノンイミン色素、トリフェニルメタン色
素、スチリル色素などが挙げられる。
【0022】又前記CTLに含有されるCTMとして
は、例えばピレン化物、N-アルキルカルバゾール化合
物、ヒドラゾン化合物、N,N-ジアルキルアニリン化合
物、ジフェニルアミン化合物、トリフェニルアミン化合
物、トリフェニルメタン化合物、ピラゾリン化合物、ス
チリル化合物、スチルベン化合物、ポリニトロ化合物お
よびポリシアノ化合物、更にこれらの化合物をポリマー
上に固定したペンダントポリマーなどが挙げられる。
【0023】又前記CGLのバインダー樹脂としては、
例えばポリエステル、ポリウレタン、ポリアクリレー
ト、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポ
リカーボネート、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリイ
ミド、フェノール樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アリル樹脂、アルキッ
ド樹脂、ポリアミド-イミド、ナイロン、ポリサルホ
ン、ポリアリルエーテル、ポリアセタールおよびブチラ
ール樹脂などが挙げられる。
【0024】又前記CTLのバインダー樹脂としては、
通常は該CTLが感光体の表面層となることから、機械
的衝撃に強く、耐摩耗性に優れていること及び前記ブレ
ードクリーニング部材に対して適度の摩擦特性を有する
ことが要請される。
【0025】前記CTLのバインダー樹脂としては前記
CGLのバインダー樹脂のうち物性に優れて耐摩耗性に
優れたものが選択され、以下に示す例えば重量平均5万
以上のポリカーボネート樹脂(B−1〜B−3)、特に
ケイ素原子、又はフッ素原子等を含む離型性の基を有す
るもの(例示化合物B−4)が好ましい。
【0026】
【化1】
【0027】前記CGLの膜厚としては0.001〜6μm、
好ましくは0.01〜2μmとされ、CGL中のCGMの含
有量は10〜100wt%、好ましくは50〜100wt%とされる。
【0028】前記CTLの膜厚としては、5〜40μm、
好ましく15〜30μmとされ、CTL中のCTMの含有量
は20〜80wt%、好ましくは30〜70wt%とされる。
【0029】前記導電性支持体としては、 1)アルミニウム板、ステンレス板などの金属板 2)紙あるいはプラスチックフィルムなどの支持体上
に、アルミニウム、パラジウム、金などの金属薄層をラ
ミネートもしくは蒸着によって設けたもの 3)紙あるいはプラスチックフィルムなどの支持体上
に、導電性ポリマー、酸化インジウム、酸化錫などの導
電性化合物の層を塗布もしくは蒸着によって設けたもの
等が挙げられる。
【0030】また前記導電性支持体上に必要により設け
られる中間層は、接着層又はブロッキング層として機能
するもので、前記CGL,CTLに用いられる通常のバ
インダー樹脂の他に例えばポリビニルアルコール、エチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、塩化ビニ
ル-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル-無水
マレイン酸共重合体、カゼイン、アルコール可溶性ナイ
ロン、澱粉等が用いられる。
【0031】ところで本発明に係る感光体は、その表面
層の前記ブレードクリーニング部材に対する静止摩擦係
数が0.01〜1.0となることが必須である。
【0032】前記、静止摩擦係数が0.01未満では、感光
体表面に当接されるブレードクリーニング部材がスリッ
プして残留トナーを十分に除去することができず実用上
有効なクリーニングが達成されない。又1.0を越えると
感光体の摩耗、損傷が増大し、かつ図1の10aの如くブ
レードめくれが発生する。
【0033】図1はブレードクリーニング部材のめくれ
発生の状態を図示したもので有機感光体ドラム1の回転
方向に対しブレードクリーニング部材10がカウンター方
向で当接されており、ブレード先端10aが屈曲、反転し
ている。このような現象をブレードめくれと言う。
【0034】このようなブレードめくれが発生すると感
光体の表面を著しく損傷せしめ、感光体の取り換えが必
要になる。
【0035】前記ブレードめくれの発生のメカニズムに
ついて本発明者等が鋭意検討を重ねた結果、像形成スタ
ート時、感光体の回転は定常状態に達する迄加速度を受
けながら急速に立ち上がるが、この間感光体表面とブレ
ード先端との間に強い静止摩擦力が作用してブレードめ
くれが発生することがわかってきた。このためブレード
クリーニング部材に対する感光体表面の静止摩擦係数が
前記ブレードめくれと密接な関係がある。
【0036】前記静止摩擦係数μは前記感光体がシート
状、平板状又はエンドレスベルト状の場合は通常 HEIDO
N 社製の表面性試験装置(型式HEIDON−14)により測定
される。
【0037】しかし実用上電子写真画像形成装置に組み
込まれる感光体は感光体ドラムが主流であり、この場合
の前記静止摩擦係数μの測定は感光体ドラムの回転トル
クT(kg・cm)の測定により求められる。
【0038】即ち感光体ドラム自体の回転トルクT1(k
g・cm)及びブレードクリーニング部材が荷重F(kg)
で圧接された感光体ドラムの回転トルクT2(kg・cm)
を測定し、下記の式により計算して求められる。
【0039】 静止摩擦係数μ=(T2−T1)/(F×γ) 但しγは感光体ドラムの半径(cm)である。
【0040】本発明に係る感光体では前記静止摩擦係数
の範囲を満足させるため、感光体表面層のバインダー樹
脂の選択の外に、好ましくは前記表面層中に、例えばフ
ッ素樹脂微粒子又はシリコーン樹脂微粒子等の有機微粒
子が含有され、該有機微粒子は平均粒径0.05〜5.0μmと
され、分散状態で又は凝集状態で前記表面層に5〜40wt
%含有される。
【0041】次に本発明の画像形成方法に用いられるブ
レードクリーニング部材としては、小型、軽量、低コス
トで耐摩耗があり、かつクリーニング特性に優れている
ことから、ウレタンゴム製のものが好ましく用いられ
る。
【0042】以下に前記ブレードクリーニング部材を用
いて、有機感光体ドラム上の残留トナーをクリーニング
するときのメカニズムを図2により説明する。
【0043】図2は本発明の一例を示すクリーニング装
置と感光体ドラムの断面図を示す。
【0044】図2において、矢印方向に移動する有機感
光体ドラム1に前記クリーニング部材10が当接される
と、有機感光体ドラム1との摩擦力に引かれて該クリー
ニング部材10の先端がその粘弾性により10bの如く撓
み、同時に有機感光体ドラム1との接触面積及び摩擦力
が増大して限界に達する。その際前記クリーニング部材
は、該部材のもつ反発弾性により10Cの位置に反発し、
同時に有機感光体ドラム1上の残留トナー15を掻き落と
す。
【0045】前記クリーニングのメカニズムから明らか
なように前記クリーニング部材10の反発弾性はクリーニ
ング特性上極めて重要な要素であり、本発明では、JI
SK7311で規定する測定法に基づく前記クリーニング部
材の反発弾性が35〜75%の範囲とされる。
【0046】反発弾性が35%未満では、感光体表面層を
その静止摩擦係数を1.0以下として摩擦抵抗を小さくし
ても、前記ブレードクリーニング部材10のブレードめく
れが発生し易く、その結果、感光体表面層を損傷せし
め、クリーニングが不充分となる。
【0047】一方、反発弾性が75%を越えると反発弾性
が強過ぎて、感光体表面層を摩耗、損傷して電子写真性
能を劣化せしめる。
【0048】又、前記クリーニング部材を用いたクリー
ニングにおいて、前記部材の感光体に対する当接荷重は
従来経験的に適正範囲が設定されているが本発明では特
に有機感光体が用いられ、かつ前記特定範囲の反発弾性
を有するウレタンゴム製弾性ブレードクリーニング部材
が用いられることから、線圧5〜40g/cmである。
【0049】前記当接荷重が線圧で5g/cm未満ではク
リーニング効果がなく、40g/cmを越えると感光体表面
層が摩耗、損傷し易く、電子写真性能が劣化する。
【0050】又、前記ブレードめくれの原因となり易
い。なお前記クリーニング部材の感光体に対する当接荷
重はバネ荷重や、重なり等により得られる押圧力をブレ
ード長で割算して得られる。なお前記ブレードクリーニ
ング部材10は有機感光体ドラム1に対して当接部の接線
に対して10〜45°の角度でカウンター方向で当接され、
かつ前記部材の厚みは0.5〜10mmとされる。
【0051】以上の如き有機感光体ドラム1上の残留ト
ナーのクリーニング条件の外に磁気ブラシ現像を行うと
きの現像剤中のトナーの条件がクリーニングの良否を左
右する重要な要件となる。
【0052】前記磁気ブラシ現像は複数の磁極を有する
磁気ドラムの外周をこれと相対的に回転するスリーブ上
に現像剤に担持して現像領域に搬送し、感光体上の静電
潜像を接触又は非接触で現像するものであり、現像装置
には磁性トナーを主成分とする一成分系現像剤又は非磁
性トナーと磁性キャリアから成る二成分系現像剤が充填
される。
【0053】前記現像剤に含有されるトナーは、バイン
ダー樹脂中に着色剤、離型剤及び必要により荷電制御
剤、その他の外添剤等が含有され、磁性トナーの場合は
さらに磁性粉が含有され、平均粒径1〜30μmの微粒子
とされる。
【0054】前記バインダー樹脂としては、スチレン系
樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂又はポリエステル
樹脂等が用いられる。
【0055】次に前記トナー中に含有される本発明の離
型剤としては、例えば軟化点(環球法JIS K2531)
が100〜160℃の低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリ
エチレン等のポリオレフィンワックス、脂肪酸エステル
系ワックス、高級脂肪酸ワックス、高級アルコールワッ
クス、パラフィンワックス、酸アミド系ワックス等が用
いられる。
【0056】例えば数平均分子量(該数平均分子量は高
温GPCでのポリスチレン分子量換算値を示す)が1500
〜8000の低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレ
ン、低分子量ポリエチレン-ポリプロピレン共重合体等
のポリオレフィンワックス、例えばマイクロワックス、
フィッシャートロプシュワックス等の高融点パラフィン
ワックス、例えば脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪
酸高級アルコールエステル、脂肪酸多価アルコールエス
テル等のエステル系ワックス、アミド系ワックス例えば
アルキレンビス脂肪酸アミド、天然ワックスのカルナウ
バワックス等を用いることができる。
【0057】トナー中に含有される着色剤としては、特
に限定されず、従来公知の種々の着色剤が用いられる。
例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブ
ルー、カルコオイルブルー、クロムイエロー、ウルトラ
マリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロ
ー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブラッ
ク、ローズベンガル等が挙げられる。着色剤の使用量
は、バインダー樹脂100重量部に対して、通常0.1〜20重
量部の範囲である。
【0058】その他の添加剤としては、荷電制御剤例え
ばサリチル酸誘導体等の荷電制御剤等が挙げられる。ま
た、磁性トナーを得る場合には、着色粒子中に添加剤と
しては磁性体粒子が含有される。かかる磁性体粒子とし
ては、平均粒径が0.1〜2μmのフェライト、マグネタイ
ト等の粒子が用いられる。磁性体粒子の添加量は、複合
微粒子等の外部添加剤を除いた状態の着色粒子の通常20
〜70重量%となる範囲である。
【0059】又、トナーの流動性を高める観点から、着
色粒子と複合微粒子のほかに、さらに無機微粒子や複合
微粒子を外部から添加してトナーを構成してもよい。か
かる無機微粒子としては、特に、シランカップリング
剤、チタンカップリング剤等により疎水化処理されたシ
リカ微粒子等が好ましい。
【0060】ところで前記離型剤はトナーのバインダー
樹脂と相溶せず、前記トナーの粒子表面近傍にドメイン
状態(トナー中に不連続な島として分散している事)で
分散含有されるが、離型剤の数平均ドメイン径(島の直
径)の適否が感光体のクリーニング特性に影響を与える
ことが知られている。本発明者の研究によれば特に感光
体として有機感光体を用いた場合、前記離型剤の数平均
ドメイン径が大きすぎたり、小さすぎたりすると特有の
画像欠陥を生ずることが確かめられている。
【0061】したがって本発明においてはトナー中に含
有される離型剤の数平均ドメイン径は0.1〜1.1μmであ
る。
【0062】即ち、上記のような有機感光体を用いた画
像形成プロセスではトナー中の離型剤の数平均ドメイン
径が1.1μを越えると急激にトナー中の離型剤ドメイン
から離型剤が遊離しはじめ、この遊離した離型剤が感光
体表面に転写し、これが原因となって黒ポチ等の画像欠
陥を生じる。離型剤の数平均ドメイン径が0.1μより小
さい時は定着特性、特にオフセット特性が著しく低下
し、画像汚れが発生する。
【0063】離型剤の数平均ドメイン径の測定方法:ト
ナー粒子を樹脂に包埋し、ミクロトームにて約0.2μmの
厚さの切片を作成する。この切片を透過型電子顕微鏡に
てネガ倍率:280倍の写真を撮り、引き延ばして1200倍
の写真を作成した。これを画像解析装置(SPICCA:日本
ビオニクス社)にて、ドメイン径を測定する。ここでは
500個以上のドメインを測定し、円換算のドメイン径と
して数平均で測定した。
【0064】以下、前記構成の有機感光体ドラム、現像
剤及びブレードクリーニング部材を用いた画像形成方法
及び装置を図3により説明する。
【0065】図3は本発明の一例を示す画像形成装置の
断面図である。
【0066】図3において、1は矢印方向に回転する有
機感光体ドラムであり、2は前記感光体ドラム1上に一
様な帯電を付与する帯電器であり、コロナ帯電器、ロー
ラー帯電器又は磁気ブラシ帯電器とされてもよい。3は
アナログ像露光又はLED,LD等を用いたデジタル露
光とされ、該像露光により前記感光体ドラム1上に静電
潜像が形成される。この潜像は一成分系又は二成分系の
現像剤を収容する磁気ブラシ現像装置4により接触又は
非接触で現像されてトナー像が形成される。前記現像剤
中に含有されるトナーには数平均ドメイン径0.1〜1.1μ
mの低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン等
の離型剤がトナーバインダーに対して1〜10重量部含有
され前述した画像欠陥の発生が防止されている。
【0067】次に前記トナー像はタイミングを合わせて
搬送された転写材P上にコロナ放電転写極5(又はロー
ラ転写器でもよい)により静電転写され、分離電極6に
より転写材Pを感光体ドラムから分離し、次いで搬送手
段7により定着器8に搬送され、加熱定着されて可視画
像が形成される。
【0068】次いで転写後の感光体表面は除電器9によ
り除電された後、本発明に係るブレードクリーニング部
材10を前記感光体ドラム1に対してカウンター方向で当
接してクリーニングされ、その後除電ランプ11により除
電され、次の像形成に備える。
【0069】本発明では、前記ブレードクリーニング部
材10として反発弾性が35〜75%のウレタンゴム製弾性ブ
レードクリーニング部材が用いられるがそのブレード厚
は0.5〜10mmとされ、かつ前記感光体ドラム1の当接部
接線に対して10〜45°の角度でカウンター方向で当接さ
れる。
【0070】
【作用】前記クリーニングを主体とする本発明の画像形
成方法及び画像形成装置の構成において、有機感光体を
用いる場合の適性なクリーニング条件として、前記した
ように反発弾性35〜75%のゴム弾性ブレードクリーニン
グ部材が用いられると共に、該クリーニング部材を感光
体に対してカウンター方向で、荷重5〜40g/cmで当接
させ、前記クリーニング部材に対する感光体表面層の静
止摩擦係数が1.0以下となるように設定される。それに
よってブレードめくれによるクリーニング不良が回避さ
れ、感光体表面層の摩耗損傷が少ないクリーニングが達
成されるが、反面前記静止摩擦係数が小さく押さえられ
ているため、例えば飛散トナー、金属粉、紙粉等の異物
が感光体表面層に付着した場合、これらが除去されにく
くなる。
【0071】この問題は、有機感光体上の静電潜像を数
平均ドメイン径の大きい離型剤を含有するトナーで現像
する場合に顕著となる。即ち前記数平均ドメイン径の大
きい離型剤はトナーから遊離し易く、かつ有機感光体の
表面層に対して付着し易いため、遂には該表面層にフィ
ルミング層が形成される。
【0072】このフィルミング層に前記異物が付着し、
像形成の際、黒ポチ、白ポチ、黒筋等の画像欠陥が発生
する。さらには離型剤によるフィルミング層が形成され
ると前記静止摩擦係数が過度に減少(例えば0.01以下)
し、ブレードクリーニング部材のクリーニング作用が返
って低下することがある。
【0073】そこで本発明では、前記クリーニング部材
によるクリーニング条件の外に数平均ドメイン径0.1〜
1.1μmの離型剤を含有するトナーを用いて現像を行う条
件を組合せることにより、有機感光体を用いて像形成を
行う場合の真に望ましいクリーニングを達成し、長期に
亘る繰り返しての像形成に際し、感光体の疲労劣化によ
る画質の低下及び画像欠陥のない良質の画像を得ること
ができる。
【0074】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明の実施の態様はこれにより限定されるもので
はない。
【0075】〈感光体1の作製〉ポリアミド樹脂CM−
8000(東レ(株)製)30gをメタノール900mlと1-ブタノ
ール100mlの混合溶媒中に投入し、50℃で加熱溶解し
た。これを室温に冷却した後、外径80mm、長さ355.5mm
のアルミニウムドラム上に浸漬塗布により厚さ0.5μmの
中間層を形成した。
【0076】次いでポリビニルブチラール樹脂エスレッ
クBX−1(積水化学(株)製)5gをメチルエチルケト
ン(MEK)1000ml中に溶解し、更に下記構造のCGM
10gを混合した後、サンドミルを用いて20時間分散を行
った。得られた分散液を用いて前記中間層上に浸漬塗布
して厚さ0.5μmCGLを形成した。
【0077】次に下記構造のCTM150gとバインダー
樹脂として例示化合物B−1のポリカーボネート150g
とをジクロロメタン1000mlに溶解した。その後フッ素樹
脂微粒子ルブロンL−2(ダイキン工業(株)製)20gを
添加し、超音波槽中で20分間分散し、得られた分散液を
用いて浸漬塗布により前記CGL上に20μm厚のCTL
を形成した。最後に100℃で1時間加熱乾燥し、中間層
CGL及びCTLを順次積層して成る感光体1を得た。
【0078】
【化2】
【0079】〈感光体2の作製〉CTLのバインダー樹
脂として例示化合物B−1に替えて例示化合物B−2 1
50gを用いた他は感光体1と同様にして感光体2を得
た。
【0080】〈感光体3の作製〉CTLのバインダー樹
脂として例示化合物B−1に替えて例示化合物B−4 1
50gを用いた他は感光体1と同様にして感光体3を得
た。
【0081】〈感光体4の作製〉フッ素樹脂微粒子を除
いた他は感光体3と同様にして感光体4を得た。
【0082】〈感光体5の作製〉樹脂微粒子としてトス
パール120(東芝シリコーン(株)製)50gを添加した他
は感光体1と同様にして感光体5を得た。
【0083】〈感光体6の作製〉樹脂微粒子としてトス
パール130(東芝シリコーン(株)製)20gを用いた他は
感光体1と同様にして感光体6を得た。
【0084】〈感光体7の作製〉樹脂微粒子としてトス
パール145(東芝シリコーン(株)製)20gを用いた他は
感光体1と同様にして感光体7を得た。
【0085】〈二成分系現像剤1〜6の作製〉 バインダー樹脂 スチレンアクリル樹脂 (スチレン/メチルメタアクリレート/ブチルアクリレート共重合樹脂 (75:15:10)Mw/Mn=20) 100重量部 着色剤 カーボンブラック 10重量部 離型剤:低分子量ポリプロピレン(Mn=2500) 3重量部 以上の成分を混合、溶融、混練、粉砕、分級の条件を変
える事によりトナー粒子中の離型剤数平均ドメイン径を
0.07,0.15,0.31,0.85,1.05,1.21μmの6種に変化
させて、体積平均粒径8.5μmの6種類の着色粒子を得
た。さらにこれら各々に0.4重量部の疎水性シリカ(ア
エロジルR−972、日本アエロジル社)を外添しNo.1〜
No.6の6種類のトナーを作成した。
【0086】前記6種類のトナーそれぞれ4部と体積平
均粒径80μmのフェライト粒子に2,2,2-トリフルオロエ
チルメタクリレートとスチレンの共重合体からなるフッ
素樹脂を被覆したキャリア95部ずつを混合してNo.1〜N
o.6の6種類の二成分現像剤を得た。
【0087】(実施例1)感光体1をコニカ(株)社製U-
BIX 4155に装着し、かつクリーニング部材として北辰工
業(株)社製材質番号238678のウレタンゴムブレードクリ
ーニング部材(反発弾性52%)を用い、該クリーニング
部材を感光体に対して荷重18g/cmでカウンター方向20
度で当接させて成る改造機を用い、常温、常湿下、ベタ
黒、中間調、白紙部があるB4の原稿画像(10%被覆率
画像)を連続5万コピーの実写テストを行ない、得られ
た画像の画質を目視により評価し、その結果を表1に示
した。又前記5万回コピー中のブレードめくれの発生の
有無及び感光層の減耗量(μm)を測定し、その結果を
表1に示した。
【0088】なお感光層の減耗量の測定はコピー前の感
光層の膜厚と5万コピー後の膜厚との差から計算され、
該膜厚は接触又は非接触式膜厚測定器で10ヶ所ずつ測定
し、その平均値が用いられる。
【0089】(実施例2〜13及び比較例1〜7)実施例
1における感光体、クリーニング部材及び現像剤の種
類、前記クリーニング部材の感光体への当接荷重を表1
の如く変化した他は実施例1と同様にして5万コピーの
画像の画質の評価、ブレードめくれの発生の有無、感光
層の減耗量の測定結果を表1に示した。
【0090】
【表1】
【0091】
【発明の効果】本発明による画像形成方法及び画像形成
装置は、有機感光体上に繰り返し像形成を行う過程で、
ブレードクリーニング部材のめくれによるクリーニング
不良、感光体表面層の摩耗、損傷及び電子写真性能の劣
化がなく、かつ白ポチ、黒ポチ、黒筋等の画像欠陥の生
じない優れた画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレードクリーニング部材のめくれの発生の状
態を示す図である。
【図2】本発明の一例を示すクリーニング装置及び有機
感光体ドラムの断面図である。
【図3】本発明の一例を示す画像形成装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 有機感光体ドラム 5 コロナ放電転写極 6 分離電極 10 ブレードクリーニング部材 15 残留トナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体上に静電潜像を形成する
    工程、現像、転写及びクリーニングの各工程を有する画
    像形成方法において、該感光体が有機光導電性感光体で
    あり、該現像工程が数平均ドメイン径が0.1〜1.1μmの
    離型剤を含有するトナーを用いて現像が行われ、さらに
    該クリーニング工程が反発弾性35〜75%のゴム弾性ブレ
    ードクリーニング部材を該感光体の回転方向に対してカ
    ウンター方向で、かつ荷重5〜40g/cmの条件で感光体
    表面に当接させてクリーニングを行うと共に、該ブレー
    ドクリーニング部材に対する該感光体表面層の静止摩擦
    係数が1.0以下とするように構成されたクリーニング工
    程が行われることを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記感光体表面層の前記ブレードクリー
    ニング部材に対する静止摩擦係数が0.01〜1.0となるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記ゴム弾性ブレードクリーニング部材
    がウレタンゴムから成る請求項1又は2記載の画像形成
    方法。
  4. 【請求項4】 電子写真感光体と、該感光体上に静電潜
    像を形成する手段、現像、転写及びクリーニングの各手
    段を有する画像形成装置において、該感光体が有機光導
    電性感光体であり、該現像手段が数平均ドメイン径が0.
    1〜1.1μmの離型剤を含有するトナーを含む現像剤が充
    填された磁気ブラシ現像装置であり、さらに該クリーニ
    ング手段として、反発弾性35〜75%のゴム弾性ブレード
    クリーニング部材が用いられ、該ブレードクリーニング
    部材を感光体の回転方向に対してカウンター方向で、荷
    重5〜40g/cmの条件で感光体表面に当接させて、かつ
    前記ブレードクリーニング部材に対する該感光体表面層
    の静止摩擦係数が1.0以下となるよう構成してなるクリ
    ーニング手段であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記感光体表面層の前記ブレードクリー
    ニング部材に対する静止摩擦係数が0.01〜1.0となるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項4記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ゴム弾性ブレードクリーニング部材
    がウレタンゴムから成ることを特徴とする請求項4又は
    5記載の画像形成装置。
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