JPH0816198B2 - 1:2金属錯塩アゾ化合物 - Google Patents

1:2金属錯塩アゾ化合物

Info

Publication number
JPH0816198B2
JPH0816198B2 JP60089112A JP8911285A JPH0816198B2 JP H0816198 B2 JPH0816198 B2 JP H0816198B2 JP 60089112 A JP60089112 A JP 60089112A JP 8911285 A JP8911285 A JP 8911285A JP H0816198 B2 JPH0816198 B2 JP H0816198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
phenyl
independently
nitro
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60089112A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60235867A (ja
Inventor
ビテルリ ペーテル
Original Assignee
サンド アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンド アクチェンゲゼルシャフト filed Critical サンド アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPS60235867A publication Critical patent/JPS60235867A/ja
Publication of JPH0816198B2 publication Critical patent/JPH0816198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B45/00Complex metal compounds of azo dyes
    • C09B45/02Preparation from dyes containing in o-position a hydroxy group and in o'-position hydroxy, alkoxy, carboxyl, amino or keto groups
    • C09B45/14Monoazo compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスルホン酸基を含む1:2金属錯塩アゾ化合
物、それらの製造及びそれらのアニオン染料としての使
用に関する。本発明によれば、遊離酸形または塩形の、
下記式Iで示される1:2金属錯塩及びそのような錯塩の
混合物が提供される。
上式中、Meはクロムまたはコバルトを表し、Mはそれ
ぞれ独立に水素または非発色性のカチオンを表し、R1
びR3はそれぞれ独立に水素またはニトロを表し(但しい
かなるニトロ基も同じ環上にすでに存在してるニトロ基
に対してm位置にあるものとする)、R2及びR4はそれぞ
れ独立に水素、塩素または−SO3Mを表し、R5及びR6はそ
れぞれ独立に、−COR7、−CONHR5または−SO2R9を表
し、R7はC1〜6アルキルまたはC1〜6アルコキシを
表し、R8は水素、C1〜6アルキル、フェニルまたは、
ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ニ
トロ、アミノ、−COOM、−SO3及びアセトアミドから選
ばれる1個または2個の基により置換されているフェニ
ル、ナフチルまたは、塩素、アミノ、フェニルアミノ、
アセトアミド、ベンゾイルアミノまたは−SO3Mによりモ
ノ置換されているナフチルを表し、R9はC1〜6アルキ
ル、フェニルまたは、ハロゲン、C1〜4アルキル、C
1〜4アルコキシ、ニトロ、アミノ、−COOM、−SO3M及
びアセトアミドから選ばれる1個または2個の基により
置換されているフェニルを表す。但し、−NHR5及び−NH
R6はそれぞれ独立に環A及びBの2または3位置にそれ
ぞれ結合しているものとする。
この明細書において、いかなるアルキル基またはフェ
ニル置換アルキル基もまたはいかなるアルコキシ基のア
ルキル基も、他に断らない限り、直鎖または分枝鎖であ
る。
フェニル置換基としてのいかなるハロゲンも、好まし
くは、塩素または臭素であり、さらに好ましくは塩素で
ある。
フェニル環C及びDの置換基及びそれらの位置は環C
及びDのそれぞれに対して同一であっても相異なってい
てもよく、好ましくは同一であるのがよく、即ちR1及び
R3、R2及びR4並びにそれらのフェニル環C及びDにおけ
る位置は、同じ環上にすでに存在しているニトロ基の位
置も含めて同一であるのがよい。
さらに、R5及びR6は同一であっていても相異なってい
てもよく、好ましくは同一の基である。環A上の−NHR5
の位置は環B上の−NHR6の位置と同一であっても、相異
なっていてもよい。特に好ましいのは、−NHR5及び−NH
R6のそれぞれに対して環A及びBの3位置である。
最も好ましいのは式1の1:2クロム錯塩である。
R2及びR4は最も好ましくは水素である。
R7としてのいかなるアルキルまたはアルコキシも、好
ましくは、1〜4個の炭素原子を含み、さらに好ましく
は1または2個の炭素原子を含み、フェニルアルキル基
中のいかなるアルキルも、好ましくは、1〜3個の炭素
原子を含み、さらに好ましくは1または2個の炭素原子
を含む。
R8またはR9としていかなるアルキルも、好ましくは、
1〜4アルキル基、特にメチルまたはエチルである。
R7は好ましくはR7aすなわちC1〜4アルキルまたは
1〜4アルコキシであり、さらに好ましくはR7bすな
わちC1〜2アルキルまたはC1〜2アルコキシであ
る。さらに好ましくは、R7cすなわちC1〜2アルキル
またはC1〜2アルコキシである。さらに好ましくは、
R7dすなわちメチルまたはエチルである。最も好ましく
はR7はメチルである。
R8は好ましくはR8aすなわち水素、メチル、エチル、
置換されていないフェニルまたは、塩素、メチル、メト
キシ及びアセトアミドから選ばれる1または2個の置換
基により置換されたフェニル、または1−または2−ナ
フチルである。さらに好ましくは、R8bすなわち水素ま
たはフェニルであり、このフェニルは置換されていない
かまたは塩素、メチルまたはメトキシによりモノ置換さ
れていてもよい。さらに好ましくはR8cすなわち水素ま
たはフェニルである。最も好ましくはR8は水素である。
R9は好ましくはR9aすなわちC1〜2アルキル、フェ
ニルまたは、塩素、メチル、メトキシ及びアセトアミド
から選ばれる1または2個の基により置換されたフェニ
ルである。さらに好ましくはR9bすなわちC1〜2アル
キル、フェニルまたは、塩素、メチルまたはメトキシに
よりモノ置換されたフェニルである。さらに好ましくは
R9cすなわちフェニルまたは、メチルによりモノ置換さ
れたフェニルである。最も好ましくは、R9は置換されて
いないフェニルである。
R5及びR6は好ましくはR5a及びR6aすなわち独立に−CO
R7b、−CONHR8bまたは−SO2R9bである。さらに好ましく
は、R5b及びR6bすなわ独立に−COR7c、−CONHR8cまたは
−SO2R9cである。さらに好ましくは、R5c及びR6cすなわ
ち独立に−COR7dまたは−CONH2である。最も好ましく
は、R5及びR6はR5d及びR6dすなわち−COR7d、特に−COC
H3である。
好ましい1:2金属錯塩は、遊離酸形または塩形であっ
て、下記式I aに相当するものである。
上式中、R1及びR3は同一であり、同じ環上にすでに存
在しているニトロ基の位置を含む、環CまたはDのそれ
ぞれ同じ位置にあり、さらにR1及びR3がニトロである場
合これらは同じ環上にすでに存在しているニトロ基に対
しm位置にあり、R2及びR4は同一であり、環C及びDの
それぞれの同じ位置にあり、R5b及びR6bは同一であり、
基−NHR5b及び−NHR6bは独立に環A及びBのそれぞれの
2また3位置に結合している。
さらに好ましい化合物は、式1aにおいて、 (1) R5b及びR6bがR5c及びR6cであって同一であり、
−NHR5c及び−NHR6cがそれぞれ独立に環A及びBのそれ
ぞれの2または3位置にあるもの、 (2) R5b及びR6bがR5d及びR6dであって同一であり、
−NHR5d及び−NHR6dのそれぞれが独立に環A及びBのそ
れぞれの2または3位置にあるもの、 (3) R5b及びR6bが−COCH3であり、−NHCOCH3基がそ
れぞれ独立に環A及びBのそれぞれ2または3位置にあ
るもの、 (4) (3)において−NHCOCH3基のそれぞれが環A
及びBのそれぞれの3位置にあるもの、 (5) (3)または(4)においてMeがクロムである
もの、 (6) (5)においてR2及びR4が水素であるもの、 である。
本発明はさらに式Iの1:2金属錯塩の製造方法を提供
するものであって、この方法は、下記式II、 〔上式中、記号は前記規定に同一のものを表す〕 で示される化合物の1:1金属錯塩を、下記式III、 〔上式中、記号は前記規定に同一のものを表す〕 で示される金属を含まない化合物と反応させるか、また
は式IIIの化合物の1:1金属錯塩を式IIの金属を含まない
化合物と反応させることを含んでなる方法。
対称型1:2金属錯塩は適当な量の式IIまたはIIIの金属
を含まない化合物を金属供給化合物と反応させることに
より得られる。適当な金属供給化合物は、通常用いられ
るクロム(III)またはコバルト(III)塩である。金属
化(1:1及び1:2錯塩を製造するための)は、公知の方法
によって実施される。対称型1:2金属錯塩の製造に対し
ては、金属供給化合物の量は、少なくとも1個の金属原
子が式IIまたはIIIの化合物の2分子に対して得られる
ように選ばれる。
例えば、式Iの対称型1:2クロム錯塩を製造するため
に好ましいクロム化反応は、好ましくは、水と混和し得
る有機溶剤、例えば、ホルムアミド、グリセリンまたは
エチレングリコール中、水中、または上記溶剤と水との
混合物中において実施される。反応は4よりも大きいpH
において、すなわち、わずかに酸性、中性またはアルカ
リ性の条件下に実施される。モノアゾ化合物のクロム錯
塩への変成は、有利には、80〜135℃の範囲の温度にお
いて、または反応混合物の沸点において、大気圧または
本気圧以上の圧力下に実施される。
最終生成物の単離は通常の方法で実施される。有機溶
剤中の金属錯塩の溶液は水で希釈される。この水溶液か
ら金属錯塩が冷却により、またおそらくは塩の添加によ
り、沈澱される。次いで、生成物は濾過により分離さ
れ、次いで所望ならば、乾燥され、粉砕して粉末とされ
る。
反応及び単離の条件によって、本発明に係る1:2金属
錯塩は遊離酸形または好ましくは、発色性錯アニオンを
中和するカチオンに関して、並びにスルホン酸基及び他
の存在するアニオン基を中和するカチオンに関して、塩
形で得られる。錯アニオンを中和するカチオンは、重要
ではなく、アニオン型金属錯塩の分野において共通の非
発色性カチオンのいずれであってもよい。適当なカチオ
ンの例はアルカリ金属カチオン及び置換されていないか
または置換されたアンモニウムイオン、例えばリチウ
ム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、モノ、ジ、
トリ及びテトラメチルアンモニウム、トリエチルアンモ
ニウム、モノ、ジ及びトリエタノールアンモニウム及び
モノ、ジ及びトリイソプロパノールアンモニウムであ
る。好ましいカチオンはアルカリ金属カチオン及びアン
モニウムであり、ナトリウムカチオンが最も好ましい。
同様に、スルホン酸基及び他のいかなるアニオン基も
好ましくは塩形のものである。適当なカチオンは錯アニ
オンを中和するカチオンとして述べたようなものであ
る。一般に、式Iの1:2の金属錯塩中に存在するカチオ
ンはすべて、同一または相異なるものであってよく、好
ましくは、同一のものであり、ナトリウムが最も好まし
いカチオンである。
出発原料として用いられる式II及びIIIのモノアゾ化
合物は公知であるかまたは入手可能な出発原料から公知
の方法で得られるものである。
本発明に係る式Iの1:2金属錯塩は、水に容易に可溶
であり、天然及び合成ポリアミド、例えば、ウール、ナ
イロン及び皮革の如き、種々の材料を染色または捺染す
るのに適する。それらは特に金属アルミニウムまたはア
ルミニウム合金の表面上に人工的につくられた酸化物
層、すなわち、化学プロセスまたは好ましくは陽極処理
プロセス、好ましくは、水溶液中における陽極処理プロ
セスにより製造された層を染色するのに適する。式Iの
化合物はまた、貯蔵安定性の液体染料調製物の形で用い
ることができ、このような調製物は染料を好ましくは水
と混和可能な有機溶剤またはそのような溶剤の水との混
合物に、所望ならば可溶化剤の如き通常の助剤の存在下
に溶解することによって調製することができる。
式Iの化合物により染色されたアルミニウム上の酸化
物層は、熱に対する高い耐性(250℃で2時間試験)及
び良好な日光堅牢度を示し、いかなる滲みも示さない。
さらに、本発明に係る錯塩は、極めて安定な染浴を与
え、高い吸収速度を有する。染色プロセスの間、これら
の化合物はアルミニウムイオン及び硫酸ナトリウムに対
して全く感応しないかまたはわずかにしか感応しない。
陽極処理プロセスにより製造された酸化物層なる語は
水及び適当な酸を含む電解質中で、アルミニウム表面
を、アルミニウム片により陽極を形成させて、直流によ
り電気化学的に処理することにより製造されたものの如
き、基体金属にしっかりと付着された酸化アルミニウム
の多孔質層を意味する。
アルミニウムに対する表面処理の分野において、陽極
処理により製造される着色酸化物層は、機械的な損傷及
び腐食に対するそれらの例外的な耐性のために、重要な
役割を果たすものである。着色酸化物層を製造するため
には、通常のプロセスを用いることができる。
染色は吸着浸漬プロセスに従って行われるが有利であ
り、この方法は陽極処理アルミニウムを染料水溶液に浸
漬するものである。処理は通常の温度、すなわち、室温
から沸点に至る温度においておこなわれるのがよい。55
℃〜65℃の温度が特に好ましい。pHは、酸化物層が攻撃
されないかまたはわずかにした攻撃されないように選ば
れるのがよく、すなわち、染色は3〜8、好ましくは、
4.5〜6のpHにおいて行われるのが適当である。pHの調
整及び保持は、硫酸、酢酸、及び水酸化ナトリウム溶液
の如き、通常の酸及び塩基の添加によりおこなわれるの
がよい。所望ならば、着色プロスセを改良するのに一般
に用いられる他の添加剤、例えば、均等化添加剤、緩衝
剤及び水と混和可能な有機溶剤を用いることができる。
染料濃度及び処理時間は、特に染色色相の濃度、酸化
物層の厚さ及び構造、並びに他の染色条件に従って広い
範囲で変えることができる。好ましい濃度範囲は0.01〜
10g/である。好ましい処理時間は1〜30分であり、15
〜20分の処理時間が特に適当である。
アルミニウムなる語は、純粋なアルミニウムばかりで
なく、陽極酸化に対して純粋な金属と同様に挙動するよ
うなアルミニウム合金、例えば、Al/Mg,Al/Si、Al/Mg/S
i、Al/Zn/Mg、Al/Cu/Mg、およびAl/Zn/Mg/Cuのタイプの
合金をも意味する。陽極処理プロセスのための電解質と
しては、特にクロム酸、シュウ酸及び硫酸並びにシュウ
酸及び硫酸の混合物を用いることができる。直流硫酸プ
ロセスは最も好ましい陽極処理方法である。
このプロセスは着色が酸化物層の陽極における生成と
同時に起こるような方法でまたは式Iの1:2金属錯塩が
実際に染浴中で生成されるような方法で行われてもよ
い。
式Iの1:2金属錯塩は、アルミニウム上に化学的につ
くられた酸化物層、すなわち、例えば、クロム酸の塩を
含む酸性またはアルカリ性の浴の効果によって得られる
ようないわゆる変成層の着色にも適する。
着色後、この着色された酸化層は通常の方法で処理さ
れる。特に有利な方法は、酸化層を必要ならば、この層
の包封を助け、同時に染料の浸出を妨げるような酢酸ニ
ッケルまたは酢酸コバルトの如き助剤の存在下に沸騰水
または水蒸気により処理して酸化物層を包封する方法で
ある。
下記の例は本発明をさらに説明するためのものであ
る。例中、他に断らない限り、部及びパーセントは重量
で示す。
例1 23.9部の2−アミノ−8−ヒドロナフタレン−6スル
ホン酸(=γ線)を200部の水及び7部の炭酸ナトリウ
ム中に溶解した。12部の無水酢酸を40℃で滴加した。同
時に10%の炭酸ナトリウム溶液を添加してpHを5〜6に
保持した。得られたN−アセチル−γ酸の溶液を0〜3
℃に冷却し、水酸化ナトリウム溶液の添加によりpHを11
〜12.5に調整した。
一方、16.9部の1−アミノ−2−ヒドロキシ−5−ニ
トロベンゼを通常の方法でジアゾ化した。このようにし
て得られたジアゾニウム塩の懸濁液をN−アセチル−γ
線の溶液に少しずつ添加した。カップリング反応の間、
水酸化ナトリウムの溶液を滴加してpHを11〜12.5に保持
した。
1:2金属錯塩を製造するために、得られた赤紫色の溶
液を、酢酸の添加により中和した(pH6〜7)。11.5部
の酢酸クロム(III)及び30部の酢酸ナトリウムを添加
した。混合物を98〜100℃に加熱し、次いで反応が開始
されて黒色の金属錯塩染料が生成された。95℃16時間撹
拌後、染料を10%塩化ナトリウムの添加により塩析し
た。生成物を濾過により分離し、10%塩化ナトリウム溶
液で洗浄し、100℃で乾燥した。このようにして得られ
た染料は下記式に相当する。
この染料は黒色粉末であり、水に溶解して青味黒色の
溶液を与えた。この染料は酸化アルミニウムを純粋な黒
色に染色する。この染料は250℃において2時間の加熱
に耐え、この処理によって色相は目立つほどには褪色し
ない。さらに、染色物は日光に対して高い堅牢度を有す
る。
例2〜50 例1に述べた方法と同様にして、他の式Iの1:2金属
錯塩を製造することができた。これらの染料は発色団と
して下記式IVの化合物を含み、 この式の記号は下記の表に挙げたような意味である。金
属供給化合物(対応する金属は表のMe欄に示されてい
る)と反応されたこれら式IVの2種の化合物はほとんど
の場合同一であり、すなわち対称型1:2金属錯塩が得ら
れた。2〜3の染料の例に対してのみ、式IVの化合物の
1:1混合物が用いられ、これらの化合物は−NHR基の位置
において異なるものであった。
表の最終欄には、アルミニウム染色物の色相が示さ
れ、ここでaは黒、bは赤味黒、cは青味黒、dは茶味
黒である。例2〜50の染料によりえられた陽極酸化アル
ミニウム上の染色物は熱に対する耐性を有し、良好な日
光堅牢度を有していた。
例1の錯塩と同様に、例2〜50の1:2金属錯塩は、上
記の方法に従って、ナトリウム塩の形で得られる。これ
らは、公知の方法に従って、他の塩の形または前述した
如き1種またはそれ以上のカチオンを含む混合塩の形に
変成することができる。
例51 ジアゾ化された1−アミノ−2−ヒドロキシ−5−ニ
トロベンゼン及び2−アセトアミド−8−ヒドロキシナ
フタレン−6−スルホン酸から得られたモノアゾ染料4
4.0部を、例1に述べた方法に従って、1:2クロム錯塩に
変成し、このクロム錯塩を濾過により分離した。湿った
濾過ケーキを、室温において、19部の結晶酢酸ナトリウ
ム、30部の水及び115部のジエチレングリコールモノエ
チルエーテルの混合物に溶解した。240部の安定な液体
均質染料製材が得られた。このような製材は0度以下の
温度における長期間の貯蔵後においても染料の沈澱を示
さず、水に添加されなときにすぐに透明な溶液を与え
た。
下記の例はこの発明の1:2金属錯塩の適用を説明する
ためのものである。
適用例A 脱脂しデオキシ化した純粋なアルミニウムの試料片
を、100部当たり18〜22部の硫酸及び1.2〜7.5部の硫酸
アルミニウムを含む水溶液中において、15〜16ボルトの
電圧及び1.5アンペア/dm2の電流密度の直流により18〜2
0℃において30分間、陽極酸化した。約12μの厚さの酸
化物が得られた。
水洗後、試料片を、酢酸及び酢酸ナトリウムにより約
5.5のpHに調整された、1000部の脱イオン水中に例1に
従って製造された5部クロム錯塩を含む溶液中に、60℃
において15分間浸漬した。染色された試料片を水洗し、
次いで98〜100℃において30分間脱イオン水で包封し
た。良好な耐熱性並びに日光堅牢度を有する純粋な黒色
の着色が得られた。
1000部の水中に3部の酢酸ニッケルを含む溶液中にお
いて同一の条件下に包封を行った場合にも、同等の品質
の着色物が得られた。
適用例B 例1に従って製造された染料10部を、500部の水に溶
解し、撹拌して、400部の水及び100部の中程度の重合度
及び1.5の置換度を有するメチルセルロースを含む溶液
との、高い粘度の混合物を形成した。このようにして得
られた印刷インキを、1000部の水中100部の無水クロム
酸の溶液中で53℃で30分間、Al/Mg/Si(0.5)のタイプ
のアルミニウム合金を陽極酸化して得られた、乾燥酸化
アルミニウムシートに、シルクスクリーンプロセスによ
って適用した。陽極処理の際の電流密度は1.2アンペア/
dm2であった。印刷されたアルミニウム合金シートを10
分間沸騰水に浸漬し、次いで冷水で完全に洗浄した。薄
い灰色の背景上に黒色の模様が得られた。
同様にして、例2〜50の錯塩を、適用例AまたはBに
従って用いることができ、適用例Aのプロセスに対して
は、例1〜50の染料の(例51に従う)液体染料製材を用
いることも可能であった。
上記の例の染料の最大吸収波長(ナノメータ)を下記
に示す。測定は脱イオン水中で(バッファーとして酢酸
アンモニウムを添加した)行われた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−136661(JP,A) 特開 昭55−97492(JP,A) 特開 昭52−146431(JP,A) 特開 昭57−73052(JP,A) 特開 昭55−60562(JP,A) 特開 昭50−38794(JP,A) 特開 昭49−36802(JP,A) 英国特許1127974(GB,A) 英国特許1074308(GB,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊離酸形または塩形の、下記式Iで示され
    る1:2金属錯塩。 上式中、Meはクロムまたはコバルトを表し、Mはそれぞ
    れ独立に水素または非発色性のカチオンを表し、R1及び
    R3はそれぞれ独立に水素またはニトロを表し(但しいか
    なるニトロ基も同じ環上にすでに存在しているニトロ基
    に対してm位置にあるものとする)、R2及びR4はそれぞ
    れ独立に水素、塩素または−SO3Mを表し、R5及びR6はそ
    れぞれ独立に−COR7,−CONHR8または−SO2R9を表し、R7
    はC1〜6アルキルまたはC1〜6アルコキシを表し、
    R8は水素、C1〜6アルキル、フェニルまたは、ハロゲ
    ン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ニトロ、
    アミノ、−COOM,−SO3M及びアセトアミドから選ばれる
    1個または2個の基により置換されているフェニル、ナ
    フチルまたは、塩素、アミノ、フェニルアミノ、アセト
    アミド、ベンゾイルアミノまたは−SO3Mによりモノ置換
    されているナフチルを表し、R9はC1〜6アルキル、フ
    ェニルまたは、ハロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4
    アルコキシ、ニトロ、アミノ、−COOM,−SO3M及びアセ
    トアミドから選ばれる1個または2個の基により置換さ
    れているフェニルを表す。但し、−NHR5及び−NHR6はそ
    れぞれ独立に環A及びBの2または3位置にそれぞれ結
    合しているものとする。
  2. 【請求項2】R5及びR6がR5b及びR6bすなわち独立に−CO
    R7c,−CONHR8cまたは−SO2R9cであり、R7cがC1〜2
    ルキルまたはC1〜2アルコキシであり、R8cが水素ま
    たはフェニルであり、R9cがフェニルまたはメチルでモ
    ノ置換されたフェニルである、特許請求の範囲第1項記
    載の錯塩。
  3. 【請求項3】R5及びR6がR5c及びR6cすなわち独立に−CO
    R7dまたは−CONH2であり、R7bがメチルまたはエチルで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の錯塩。
  4. 【請求項4】R5及びR6が同一である特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれかに記載の錯塩。
  5. 【請求項5】遊離酸形または塩形の、下記式Iで示され
    る、特許請求の範囲第2項記載の1:2金属錯塩。 上式中、R1及びR3は同一であり、同じ環上にすでに存在
    しているニトロ基の位置を含む、環CまたはDのそれぞ
    れ同じ位置にあり、さらにR1及びR3がニトロである場合
    これらは同じ環上にすでに存在しているニトロ基に対し
    m位置にあり、R2及びR4は同一であり、環C及びDのそ
    れぞれの同じ位置にあり、R5b及びR6bは同一であり、基
    −NHR5b及び−NHR6bは独立に環A及びBのそれぞれの2
    または3位置に結合している。
  6. 【請求項6】R5b及びR6bがともに−COCH3であり、−NHC
    OCH3基のそれぞれが環A及びBのそれぞれの3位置にあ
    る特許請求の範囲第5項記載の錯塩。
  7. 【請求項7】Meがクロムである特許請求の範囲第5また
    は6項に記載の錯塩。
  8. 【請求項8】R2及びR4のそれぞれが水素である特許請求
    の範囲第5〜7項のいずれかに記載の錯塩。
  9. 【請求項9】遊離酸形または塩形の、下記式I、 上式中、Meはクロムまたはコバルトを表し、Mはそれぞ
    れ独立に水素または非発色性のカチオンを表し、R1及び
    R3はそれぞれ独立に水素またはニトロを表し(但しいか
    なるニトロ基も同じ環上にすでに存在しているニトロ基
    に対してm位置にあるものとする)、R2及びR4はそれぞ
    れ独立に水素、塩素または−SO3Mを表し、R5及びR6はそ
    れぞれ独立に、−COR7,−CONHR8または−SO2R9を表し、
    R7はC1〜6アルキルまたはC1〜6アルコキシを表
    し、R8は水素、C1〜6アルキル、フェニルまたは、ハ
    ロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ニト
    ロ、アミノ、−COOM,−SO3M及びアセトアミドから選ば
    れる1個または2個の基により置換されているフェニ
    ル、ナフチルまたは、塩素、アミノ、フェニルアミノ、
    アセトアミド、ベンゾイルアミノまたは−SO3Mによりモ
    ノ置換されているナフチルを表し、R9はC1〜6アルキ
    ル、フェニルまたは、ハロゲン、C1〜4アルキル、C
    1〜4アルコキシ、ニトロ、アミノ、−COOM,−SO3M及
    びアセトアミドから選ばれる1個または2個の基により
    置換されているフェニルを表す。但し、−NHR5及び−NH
    R6はそれぞれ独立に環A及びBの2または3位置にそれ
    ぞれ結合しているものとする、 で示される1:2金属錯塩を製造するに当り、下記式II、 〔上式中記号は前記に規定したものを表す〕 で示される化合物の1:1金属錯塩を、下記式III、 〔上式中記号は前記に規定したものを表す〕 で示される金属を含まない化合物と反応させるか、また
    は式IIIの化合物の1:1金属錯塩を式IIの金属を含まない
    化合物と反応させることを含んでなる方法。
  10. 【請求項10】アルミニウムまたはアルミニウム合金基
    材上の人工的につくられた酸化物層を染色するに当り、
    多孔質の酸化物層を有するアルミニウムまたはアルミニ
    ウム合金基材を、遊離酸形または塩形の、下記式I、 上式中、Meはクロムまたはコバルトを表し、Mはそれぞ
    れ独立に水素または非発色性のカチオンを表し、R1及び
    R3はそれぞれ独立に水素またはニトロを表し(但しいか
    なるニトロ基も同じ環上にすでに存在しているニトロ基
    に対してm位置にあるものとする)、R2及びR4はそれぞ
    れ独立に水素、塩素または−SO3Mを表し、R5及びR6はそ
    れぞれ独立に、−COR7,−CONHR8または−SO2R9を表し、
    R7はC1〜6アルキルまたはC1〜6アルコキシを表
    し、R8は水素、C1〜6アルキル、フェニルまたは、ハ
    ロゲン、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、ニト
    ロ、アミノ、−COOM,−SO3M及びアセトアミドから選ば
    れる1個または2個の基により置換されているフェニ
    ル、ナフチルまたは、塩素、アミノ、フェニルアミノ、
    アセトアミド、ベンゾイルアミノまたは−SO3Mによりモ
    ノ置換されているナフチルを表し、R9はC1〜6アルキ
    ル、フェニルまたは、ハロゲン、C1〜4アルキル、C
    1〜4アルコキシ、ニトロ、アミノ、−COOM,−SO3M及
    びアセトアミドから選ばれる1個または2個の基により
    置換されているフェニルを表す。但し、−NHR5及び−NH
    R6はそれぞれ独立に環A及びBの2または3位置にそれ
    ぞれ結合しているものとする、 で示される1:2金属錯塩と接触させることを含む方法。
  11. 【請求項11】基材上の多孔質酸化物層が陽極処理酸化
    物層である特許請求の範囲第10項記載の方法。
JP60089112A 1984-04-27 1985-04-26 1:2金属錯塩アゾ化合物 Expired - Lifetime JPH0816198B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3415667.4 1984-04-27
DE3415667 1984-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60235867A JPS60235867A (ja) 1985-11-22
JPH0816198B2 true JPH0816198B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=6234474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60089112A Expired - Lifetime JPH0816198B2 (ja) 1984-04-27 1985-04-26 1:2金属錯塩アゾ化合物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5123930A (ja)
JP (1) JPH0816198B2 (ja)
AU (1) AU581654B2 (ja)
BE (1) BE902252A (ja)
CA (1) CA1249266A (ja)
CH (1) CH663419A5 (ja)
DE (1) DE3514387C2 (ja)
FR (1) FR2563525B1 (ja)
GB (1) GB2158085B (ja)
IT (1) IT1199969B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH672969B5 (ja) * 1984-12-17 1990-07-31 Ciba Geigy Ag
US4799933A (en) * 1986-01-21 1989-01-24 Ciba-Geigy Corporation Process for the trichromatic dyeing of leather
CH685119A5 (de) * 1992-06-24 1995-03-31 Sandoz Ag Asymmetrische 1:2-Metallkomplex-azoverbindungen.
AU727705B2 (en) * 1997-05-29 2000-12-21 Clariant Finance (Bvi) Limited 1:2 chromium complex dyes, their production and use
EP1104445B1 (en) * 1998-08-14 2002-11-27 Clariant Finance (BVI) Limited 1:2 chromium complex dyes, their production and use
US6506263B1 (en) * 1999-11-18 2003-01-14 Houghton Metal Finishing Company Sealant composition
DE10014035B4 (de) * 2000-03-22 2006-07-13 Electro Chemical Engineering Gmbh Gefärbte Konversionsschicht, eine Lösung zu ihrer Herstellung sowie ihre Verwendung
GB0123150D0 (en) * 2001-09-27 2001-11-21 Clariant Int Ltd Organic compounds
TW200617945A (en) * 2004-08-05 2006-06-01 Clariant Int Ltd Antipyrine based azo metal complex dyes and their use in optical layers for optical data recording
MX2008000783A (es) * 2005-07-21 2008-02-21 Clariant Finance Bvi Ltd Colorantes de complejos de cromo.
JP7219755B2 (ja) 2018-03-27 2023-02-08 保土谷化学工業株式会社 錯塩化合物、染料組成物、陽極酸化アルミニウム用着色剤および着色方法、ならびに該化合物の製造方法
JP2021038380A (ja) 2019-08-29 2021-03-11 保土谷化学工業株式会社 化合物、染料組成物、陽極酸化アルミニウム用着色剤および着色方法、ならびに該化合物の製造方法
KR20210038343A (ko) 2019-09-30 2021-04-07 호도가야 가가쿠 고교 가부시키가이샤 크산텐계 색소, 염료 조성물, 양극 산화알루미늄용 착색제 및 착색 방법, 그리고 그 색소의 제조 방법

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1888516A (en) * 1927-04-23 1932-11-22 Chem Ind Basel Azo-dyestuffs containing chromium and process of making same
CH130837A (de) * 1927-08-19 1928-12-31 Chem Ind Basel Verfahren zur Herstellung eines neuen chromhaltigen Azofarbstoffes.
CH131503A (de) * 1927-08-19 1929-02-15 Chem Ind Basel Verfahren zur Herstellung eines neuen chromhaltigen Azofarbstoffes.
US1865978A (en) * 1928-07-13 1932-07-05 Soc Of Chemical Ind Dyestuffs containing metals and process of making same
US1925434A (en) * 1928-07-26 1933-09-05 Gen Aniline Works Inc Azo dyestuffs containing chromium
US1833237A (en) * 1929-03-16 1931-11-24 Soc Of Chemical Ind Dyestuffs containing metals and process of making same
GB353411A (en) * 1929-03-16 1931-07-15 Chem Ind Basel Manufacture of metalliferous dyestuffs
US2074225A (en) * 1934-11-10 1937-03-16 Geigy Ag J R Azo dyestuffs and their manufacture
GB457525A (en) * 1935-05-29 1936-11-30 Ig Farbenindustrie Ag Improvements in the manufacture and production of valuable azo dyestuffs
GB459949A (en) * 1935-06-14 1937-01-14 Ig Farbenindustrie Ag Process for the manufacture of o-hydroxyazo dyestuffs
US2128325A (en) * 1935-09-13 1938-08-30 Ici Ltd Copper containing monoazo dyestuffs and process for preparing them
CH203140A (de) * 1937-01-25 1939-02-28 Ig Farbenindustrie Ag Verfahren zur Herstellung eines Monoazofarbstoffes.
US2276174A (en) * 1938-04-02 1942-03-10 Gen Aniline & Film Corp Azo dyestuffs
CH211927A (de) * 1938-04-02 1940-10-31 Ig Farbenindustrie Ag Verfahren zur Herstellung eines Azofarbstoffes.
US2268936A (en) * 1938-12-02 1942-01-06 Geigy Ag J R Azo dyestuffs and their manufacture
CH230197A (de) * 1941-11-04 1943-12-15 Ag J R Geigy Verfahren zur Darstellung eines o,o'-Dioxyazofarbstoffes.
US2804454A (en) * 1954-07-14 1957-08-27 Geigy Ag J R Complex heavy metal compounds of monoazo dyestuffs
FR1272728A (fr) * 1960-10-26 1961-09-29 Ciba Geigy Nouveaux colorants azoïques métallifères et leur procédé de préparation
GB995875A (en) * 1962-05-15 1965-06-23 Ici Ltd Reactive metallised azo dyestuffs
US4051116A (en) * 1971-10-15 1977-09-27 Sandoz Ltd. Assymmetrical 1:2 cobalt complexes of metallizable monoazo compounds having one sulfo group per complex
CH573949A5 (ja) * 1972-06-28 1976-03-31 Sandoz Ag
DE2334317A1 (de) * 1972-07-05 1974-01-24 Hodogaya Chemical Co Ltd Verfahren zur herstellung von gefaerbtem synthetischem leder
JPS5331925B2 (ja) * 1972-12-25 1978-09-05
JPS51129495A (en) * 1975-05-06 1976-11-11 Hodogaya Chem Co Ltd Method of coloring polyurethane foam
CH615210A5 (ja) * 1975-05-06 1980-01-15 Sandoz Ag
JPS5560562A (en) * 1978-10-31 1980-05-07 Hodogaya Chem Co Ltd Chromium complex salt, and coloring of aluminum using the same
JPS5597492A (en) * 1979-01-17 1980-07-24 Hodogaya Chem Co Ltd Coloration of aluminium using chromium complex salt dye
JPS5753565A (en) * 1980-09-16 1982-03-30 Taoka Chem Co Ltd Azo dye containing cobalt and dyeing method using the same
JPS5773052A (en) * 1980-10-24 1982-05-07 Hodogaya Chem Co Ltd Chromium complex compound and coloring of aluminum using it
CH672969B5 (ja) * 1984-12-17 1990-07-31 Ciba Geigy Ag

Also Published As

Publication number Publication date
DE3514387C2 (de) 2003-12-24
IT8548000A1 (it) 1986-10-24
DE3514387A1 (de) 1985-11-07
BE902252A (fr) 1985-10-22
JPS60235867A (ja) 1985-11-22
FR2563525A1 (fr) 1985-10-31
IT8548000A0 (it) 1985-04-24
AU4172685A (en) 1985-10-31
GB8510459D0 (en) 1985-05-30
US5123930A (en) 1992-06-23
GB2158085A (en) 1985-11-06
GB2158085B (en) 1987-11-25
FR2563525B1 (fr) 1987-01-02
AU581654B2 (en) 1989-03-02
CH663419A5 (de) 1987-12-15
CA1249266A (en) 1989-01-24
IT1199969B (it) 1989-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0816198B2 (ja) 1:2金属錯塩アゾ化合物
US3917887A (en) Process for dyeing oxide layers on aluminum and aluminum alloys
US6696553B1 (en) Anthraquinone-azo dyes and use of such compounds
US6309427B1 (en) Method of coloring aluminum oxide layers
US4416816A (en) 1:2 Chromium complex of 1-amino-2-(3',5'-dinitro-2'-hydroxyphenylazo)-4-sulfonaphthalene and alkali metal salts thereof
CA2291196C (en) 1:2 chromium complex dyes, the production and use thereof
EP1104445B1 (en) 1:2 chromium complex dyes, their production and use
JP3415196B2 (ja) アゾ化合物の非対称1:2金属錯体
JPS6160869B2 (ja)
US5283325A (en) 1:2 chromium and cobalt complexes of monoazo compounds having further unsubstituted or substituted nitro-2-hydroxyphenyl diazo component radicals and 6- or 7-acyl-amino-1-hydroxy-3-sulfonaphthalene coupling component radicals
US5853431A (en) 1:2 Chromium complexes, their production and use
US3058855A (en) Coloring of oxide-coated aluminum
JPS6342670B2 (ja)
JPS6361978B2 (ja)
DE4320166A1 (de) Asymmetrische 1:2-Metallkomplex-azoverbindungen
JPS59140263A (ja) ジスアゾ化合物及びそれを用いる染色法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term