JPH08159147A - ロッドエンド軸受装置 - Google Patents

ロッドエンド軸受装置

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JPH08159147A
JPH08159147A JP6305251A JP30525194A JPH08159147A JP H08159147 A JPH08159147 A JP H08159147A JP 6305251 A JP6305251 A JP 6305251A JP 30525194 A JP30525194 A JP 30525194A JP H08159147 A JPH08159147 A JP H08159147A
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JP
Japan
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ball
housing
insertion hole
ball seat
ball stud
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Application number
JP6305251A
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English (en)
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Takao Fukukawa
孝雄 福川
Masao Takayama
雅生 高山
Masahiro Yamada
昌弘 山田
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Ishikawa Tekko KK
Somic Ishikawa KK
Original Assignee
Ishikawa Tekko KK
Somic Ishikawa KK
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Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハウジング２の開口部３近傍の内周面に、開
口部３側に向けて拡開する当接面７を有して当接段部８
を形成し、開口部３側に肉薄のかしめ部９を形成する。
内室５と球頭部12との間に介在するボールシート21を合
成樹脂にて一端に外方に向けて拡開する挿通孔24を設け
て円筒状に形成する。ボールシート21の挿通孔24側の一
端近傍の外周面に、当接段部８に当接する肉厚に押圧部
29を設ける。押圧部29の外周面に、挿通孔24の近傍に周
方向に沿って溝状の凹部30を設ける。ボールスタッド11
の最大揺動時に、ボールスタッド11の軸部13が挿通孔24
に当接する位置における揺動方向の延長線上より挿通孔
24側に凹部30を形成する。ダストカバー32の一端内周面
側に凹部30に嵌合する円環状の突部33を形成する。 【効果】 ボールスタッド11の最大揺動時に揺動方向に
力が掛かっても、かしめ部９に力が掛からずかしめ部９
の変形を防止でき、抜け強度の低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダストカバーを有する
ロッドエンド軸受装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のダストカバーを有するロ
ッドエンド軸受装置としては、例えば実公昭６３−３９
４５２号公報に記載の構成が知られている。
【０００３】そして、この実公昭６３−３９４５２号公
報に記載のロッドエンド軸受装置は、ハウジングの内室
の壁面とボールスタッドの球頭部の外表面との間に介在
するボールシートの一端開口の外周部に環状の凹部を形
成し、この凹部にハウジングとボールスタッドとの間に
設けられるダストカバーの一端内周部に形成した環状の
突部を嵌合し、ハウジングの開口部の変形によりボール
シートの一端開口の全周およびダストカバーの突部の外
側全周を押圧固定している。そして、シール性を良好に
保持し、ボールシートとダストカバーとの固定作業性を
向上させるとともに、小形化を図っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭６３−３９４５２号公報に記載のロッドエンド軸受
装置において、ボールスタッドの最大揺動の際にボール
スタッドの軸部がボールシートの一端開口の縁に当接
し、さらにボールスタッドに揺動方向に力が掛かった場
合、ボールシートが変形して、ダストカバーが外れた
り、損傷を生じたりするとともに開口部が変形してボー
ルスタッドの抜け強度が低下するおそれがあるため、ハ
ウジングの肉厚が厚くなり、大形化し、コストも増大す
る問題がある。
【０００５】本発明は、このような問題点に鑑みて、ダ
ストカバーのシール性を確保するとともにボールスタッ
ドの抜け強度が増大するロッドエンド軸受装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のロッドエ
ンド軸受装置は、一端に開口部を有する内室を形成した
ハウジングと、このハウジングの内室に配設された球頭
部およびこの球頭部に連設され前記ハウジングの一端の
開口部から延出された軸部を有するボールスタッドと、
前記ハウジングの内室の内周面および前記ボールスタッ
ドの球頭部の外表面の間に介在され一端に前記軸部を挿
通する挿通孔を開口しこの挿通孔の外周縁近傍に環状の
凹部を有する筒状のボールシートと、前記ハウジングお
よびボールスタッドの軸部の外側の間に設けられ一端近
傍に前記ボールシートの凹部に嵌合される環状の突部を
有する略筒状のダストカバーとを備え、前記ハウジング
の開口部側のかしめ変形により前記ボールシートの挿入
孔の外側全周およびダストカバーの突部の外側全周を押
圧固定してなるロッドエンド軸受装置において、前記ボ
ールシートは、ボールスタッドの最大揺動時に軸部が挿
通孔に当接する当接位置におけるボールスタッドの揺動
方向の延長線上より前記挿通孔側に前記凹部が位置する
ものである。
【０００７】請求項２記載のロッドエンド軸受装置は、
一端に開口部を有する内室を形成したハウジングと、こ
のハウジングの内室に配設された球頭部およびこの球頭
部に連設され前記ハウジングの一端の開口部から延出さ
れた軸部を有するボールスタッドと、前記ハウジングの
内室の内周面および前記ボールスタッドの球頭部の外表
面の間に介在され一端に前記軸部を挿通する挿通孔を開
口しこの挿通孔の外周縁近傍に環状の凹部を有する筒状
のボールシートと、前記ハウジングおよびボールスタッ
ドの軸部の外側の間に設けられ一端近傍に前記ボールシ
ートの凹部に嵌合される環状の突部を有する略筒状のダ
ストカバーとを備え、前記ハウジングの開口部側のかし
め変形により前記ボールシートの挿入孔の全周およびダ
ストカバーの突部の外側全周を押圧固定してなるロッド
エンド軸受装置において、前記ボールシートは、前記凹
部の近傍でこの凹部の縁から他端側に位置して外周方向
に突出する環状の肉厚に形成された押圧部を有するもの
である。
【０００８】
【作用】請求項１記載のロッドエンド軸受装置は、ダス
トカバーの突部を嵌合するボールシートの凹部が、ボー
ルスタッドの最大揺動時に軸部がボールシートの挿通孔
に当接する当接位置におけるボールスタッドの揺動方向
の延長線上より挿通孔側に位置するため、ボールスタッ
ドの最大揺動時にボールスタッドに揺動方向に力が掛か
っても、かしめ変形によりボールシートの挿入孔の外側
全周およびダストカバーの突部の外側全周を押圧固定す
るハウジングの開口部側に力が掛からず、ボールシート
の変形によるダストカバーの損傷およびボールスタッド
の抜け強度の低下を防止する。
【０００９】請求項２記載のロッドエンド軸受装置は、
ダストカバーの突部を嵌合するボールシートの凹部の近
傍でこの凹部の縁から他端側に位置して外周方向に突出
する環状の肉厚の押圧部を設けたため、ボールシートの
凹部の近傍の肉厚が厚くなり、ボールスタッドの最大揺
動時に軸部がボールシートの挿通孔に当接する当接位置
から凹部までの距離が長くなり、ボールスタッドの最大
揺動時にボールスタッドに揺動方向に力が掛かった際、
かしめ変形によりボールシートの挿入孔の全周およびダ
ストカバーの突部の外側全周を押圧固定するハウジング
の開口部側に掛かる力が減少し、ボールシートの変形に
よるダストカバーの損傷およびボールスタッドの抜け強
度の低下を防止する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明のロッドエンド軸受装置の一実
施例の構成を図面を参照して説明する。
【００１１】図１および図２において、１はロッドエン
ド軸受装置本体で、このロッドエンド軸受装置本体１
は、金属製のハウジング２を有している。そして、この
ハウジング２は、一端に開口部３を有し他端に底部４を
形成して、内部にほぼ有底円筒状の内室５を形成してい
る。また、ハウジング２の開口部３近傍の内周面には、
開口部３側に向けて拡開する当接面７を有してラッパ状
に形成された当接段部８が設けられ、この当接段部８か
ら開口部３側が肉薄となるかしめ部９が設けられてい
る。
【００１２】一方、11は金属製のボールスタッドで、こ
のボールスタッド11は、一端に球頭部12を有し、この球
頭部12から軸部13が一体に連設され、この軸部13の先端
にフランジ部14を介してねじ部15が設けられている。そ
して、球頭部12がハウジング２の内室５内に配設されて
いるとともに、軸部13がハウジング２の一端の開口部３
から延出されている。
【００１３】そして、ハウジング２の内室５の壁面とボ
ールスタッド11の球頭部12の外表面との間には合成樹脂
からなるボールシート21が介在されている。このボール
シート21は、外周にハウジング２の内室５の壁面と外周
面が接する円筒状の胴体部22を有している。そして、こ
の胴体部22の一端側には、内周縁が軸方向の一端外方に
向けて拡開するテーパ面23を有したラッパ状の挿通孔24
が設けられている。なお、この挿通孔24は、径小側がボ
ールスタッド11の球頭部12の直径より小さい径となるよ
うに形成されている。また、胴体部22の内周面には、球
頭部12の外表面と摺動自在に接する球面状の支持面25が
設けられている。さらに、胴体部22の他端側には、下面
がハウジング２の底部４の内周面に当接する載置部26が
形成されている。
【００１４】また、ボールシート21の挿通孔24側の一端
近傍の外周面には、挿通孔24側に向けて径大となりハウ
ジング２の当接段部８の当接面に面にて当接するテーパ
状の押圧面28を有して肉厚に押圧部29が設けられてい
る。さらに、この押圧部29の外周面には、挿通孔24の近
傍に位置して周方向に沿って溝状の凹部30が設けられて
いる。
【００１５】なお、ボールシート21は、図２に示すよう
に、摺動自在に球頭部12を包容したボールスタッド11の
最大揺動時に、ボールスタッド11の軸部13が挿通孔24の
テーパ面23の径小側に当接する。この当接位置における
ボールスタッド11の揺動方向の延長線上より挿通孔24
側、すなわち、凹部30の押圧面28側の縁がボールスタッ
ド11の軸部13とボールシート21との当接位置より寸法Ａ
だけ挿通孔24側に位置してボールシート21の凹部30が形
成されている。
【００１６】一方、32はダストカバーで、このダストカ
バー32は、ゴムなどの弾性体からなりほぼ円筒状に形成
されている。そして、このダストカバー32の一端の内周
面側には、ボールシート21の凹部30に嵌合する円環状の
突部33がフランジ状に形成されている。さらに、ダスト
カバー32の他端の内周面側には、ボールスタッド11の軸
部13の外周面にフランジ部14の基端に位置して当接する
リップ部34が形成されている。
【００１７】次に、上記一実施例のロッドエンド軸受装
置本体の組み立て動作について図面を参照して説明す
る。
【００１８】まず、図３に示すように、ボールシート21
内に挿通孔24からボールスタッド11の球頭部12を圧入
し、ボールシート21の球面状の支持面25に球頭部12を回
動自在に当接する。次に、図４に示すように、ダストカ
バー32の突部33をボールシート21の凹部30に嵌合すると
ともに、ダストカバー32のリップ部34をボールスタッド
11の軸部13の外周に嵌合する。そして、この状態でハウ
ジング２の内室５内に開口部３からボールシート21に包
容されたボールスタッド11の球頭部12を圧入する。
【００１９】この後、図５に示すように、ハウジング２
の一端のかしめ部９を、かしめ装置の円錐ヘッド36によ
り変形して内側にかしめ、図６に示すように、ボールシ
ート21の挿通孔24の外側全周とダストカバー32の突部33
の外側全周を同時にかしめ固定する。
【００２０】なお、このかしめ時にハウジング２やボー
ルスタッド11の球頭部12、ボールシート21などの各種構
成部材の寸法の誤差によるかしめ部９の過大な変形に対
しては、ボールシート21の凹部30の外径と開口部３の内
径との間の肉厚を所定の寸法、例えば約１．５mmに保つ
ことにより中心軸方向にボールシート21が変形し、ダス
トカバー32の保持予圧を緩和し、これによって、ボール
シート21におけるダストカバー32の突部33近傍の損傷を
防止できる。
【００２１】上記実施例によれば、ボールシート21の挿
通孔24の近傍に肉厚の押圧部29を設け、この押圧部29に
凹部30を設けたので、ボールシート21にダストカバー32
を取り付けるための凹部30を設けてもボールシート21の
肉厚を確保でき、ボールスタッド11の最大揺動時に軸部
13がボールシート21の挿通孔24に当接する当接位置と凹
部30との距離が長くなり、ボールスタッド11の最大揺動
時にボールスタッド11に揺動方向に力が掛かった際、凹
部30に嵌合されたダストカバー32の突部33に掛かる径方
向の外方に押し出されるような力が低減し、ハウジング
２のかしめ部９に掛かる力が低減して、ハウジング２の
かしめ部９が拡開するように変形することを防止でき、
ボールシート21の抜け強度の低下を防止できるととも
に、ダストカバー32のシール性も向上できる。
【００２２】また、凹部30近傍を肉厚に形成しているた
め、ボールスタッド11の最大揺動角度を大きく採るため
に挿通孔24をラッパ状に拡開形成できる。この構成によ
り、ボールスタッド11の最大揺動時に軸部13がボールシ
ート21の挿通孔24に当接する当接位置が、凹部30に対し
て軸方向で挿通孔24と反対側に位置、すなわち、ダスト
カバー32の突部33を嵌合するボールシート21の凹部30
が、ボールスタッド11の最大揺動時に軸部13がボールシ
ート21の挿通孔24に当接する当接位置におけるボールス
タッド11の揺動方向の延長線上より挿通孔24側に位置で
き、ボールスタッド11の最大揺動時にボールスタッド11
に揺動方向に力が掛かっても、凹部30に嵌合されたダス
トカバー32の突部33を径方向の外方に押し出すような力
が掛からず、ハウジング２のかしめ部９に力が掛からな
いため、ハウジング２のかしめ部９が拡開するように変
形することを防止でき、ボールシート21の抜け強度の低
下を防止できるとともに、ダストカバー32のシール性も
向上できる。
【００２３】さらに、挿通孔24にテーパ面23を設けて拡
開形成しているため、ボールスタッド11の最大揺動時に
軸部13とボールシート21との当接面積を増大でき、ボー
ルシート21に掛かる単位面積当たりのボールスタッド11
の揺動方向の力を低減でき、ボールシート21の変形など
の損傷を防止できる。
【００２４】なお、上記実施例において、ダストカバー
32の突部33を嵌合するボールシート21の凹部30を溝状に
形成して説明したが、溝径と同径で一端に開放する円筒
状に形成してもできる。
【００２５】また、挿通孔24を拡開形成しなくても、ボ
ールスタッド11の最大揺動時に軸部13がボールシート21
の挿通孔24に当接する当接位置におけるボールスタッド
11の揺動方向の延長線上より挿通孔24側に位置させてボ
ールシート21を形成することにより、同様の効果が得ら
れる。
【００２６】さらに、ボールシート21に設けた押圧部29
が当接する当接段部８をハウジング２に設けて説明した
が、ハウジングに当接段部８を設けず、押圧部29をボー
ルシート21の挿通孔24が設けられていない端部に向けて
肉薄となるようにテーパ状に形成し、ハウジング２の内
室５の内周面を開口部３に向けて拡開するようにラッパ
状に形成してもできる。
【００２７】
【発明の効果】請求項１記載のロッドエンド軸受装置に
よれば、ボールシートの凹部が、ボールスタッドの最大
揺動時の軸部とボールシートとの当接位置におけるボー
ルスタッドの揺動方向の延長線上より挿通孔側に位置す
るため、ボールスタッドの最大揺動時にボールスタッド
に揺動方向に力が掛かっても、ボールシートおよびダス
トカバーを押圧固定するハウジングの開口部側に力が掛
からず、ボールシートの変形によるダストカバーの損傷
およびボールスタッドの抜け強度の低下を防止できる。
【００２８】請求項２記載のロッドエンド軸受装置によ
れば、ボールシートの凹部の近傍で凹部の縁から他端側
に位置して設けた押圧部が当接する当接段部を、ハウジ
ングの内室の内周面に設けたため、ボールシートの凹部
の近傍の肉厚が厚くなり、ボールスタッドの最大揺動時
に軸部がボールシートの挿通孔に当接する当接位置から
凹部までの距離が長くなり、ボールスタッドの最大揺動
時にボールスタッドに揺動方向に力が掛かった際、ボー
ルシートおよびダストカバーを押圧固定するハウジング
の開口部側に掛かる力を減少でき、ボールシートの変形
によるダストカバーの損傷およびボールスタッドの抜け
強度の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のロッドエンド軸受装置の一実施例を示
す一部を切り欠いた側面図である。
【図２】同上ボールスタッドの最大揺動時の状態を示す
ロッドエンド軸受装置本体の一部を切り欠いた側面図で
ある。
【図３】同上ロッドエンド軸受装置本体の組み立て状況
を示す説明図である。
【図４】同上ロッドエンド軸受装置本体の組み立て状況
を示す説明図である。
【図５】同上ロッドエンド軸受装置本体の組み立て状況
を示す説明図である。
【図６】同上ロッドエンド軸受装置本体の組み立て状況
を示す説明図である。
【符号の説明】
１ ロッドエンド軸受装置本体 ２ ハウジング ３ 開口部 ５ 内室 11 ボールスタッド 12 球頭部 13 軸部 21 ボールシート 24 挿通孔 29 押圧部 30 凹部 32 ダストカバー 33 突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一端に開口部を有する内室を形成したハ
    ウジングと、このハウジングの内室に配設された球頭部
    およびこの球頭部に連設され前記ハウジングの一端の開
    口部から延出された軸部を有するボールスタッドと、前
    記ハウジングの内室の内周面および前記ボールスタッド
    の球頭部の外表面の間に介在され一端に前記軸部を挿通
    する挿通孔を開口しこの挿通孔の外周縁近傍に環状の凹
    部を有する筒状のボールシートと、前記ハウジングおよ
    びボールスタッドの軸部の外側の間に設けられ一端近傍
    に前記ボールシートの凹部に嵌合される環状の突部を有
    する略筒状のダストカバーとを備え、前記ハウジングの
    開口部側のかしめ変形により前記ボールシートの挿入孔
    の外側全周およびダストカバーの突部の外側全周を押圧
    固定してなるロッドエンド軸受装置において、 前記ボールシートは、ボールスタッドの最大揺動時に軸
    部が挿通孔に当接する当接位置におけるボールスタッド
    の揺動方向の延長線上より前記挿通孔側に前記凹部が位
    置することを特徴とするロッドエンド軸受装置。
  2. 【請求項２】 一端に開口部を有する内室を形成したハ
    ウジングと、このハウジングの内室に配設された球頭部
    およびこの球頭部に連設され前記ハウジングの一端の開
    口部から延出された軸部を有するボールスタッドと、前
    記ハウジングの内室の内周面および前記ボールスタッド
    の球頭部の外表面の間に介在され一端に前記軸部を挿通
    する挿通孔を開口しこの挿通孔の外周縁近傍に環状の凹
    部を有する筒状のボールシートと、前記ハウジングおよ
    びボールスタッドの軸部の外側の間に設けられ一端近傍
    に前記ボールシートの凹部に嵌合される環状の突部を有
    する略筒状のダストカバーとを備え、前記ハウジングの
    開口部側のかしめ変形により前記ボールシートの挿入孔
    の全周およびダストカバーの突部の外側全周を押圧固定
    してなるロッドエンド軸受装置において、 前記ボールシートは、前記凹部の近傍でこの凹部の縁か
    ら他端側に位置して外周方向に突出する環状の肉厚に形
    成された押圧部を有することを特徴としたロッドエンド
    軸受装置。
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