JP2010138972A - ボールジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】ブーツがハウジングから外れることを防止することができるボールジョイントを提供すること。
【解決手段】ボールジョイント1は、球頭部を有するボールスタッドと、球頭部をその内部で保持する筒状のハウジング2と、球頭部とハウジング2との間に介在する筒状の樹脂シートと、ハウジング2の開口を覆う弾性を有するブーツ5とを備えている。ハウジング2の外周にはブーツ装着用の環状溝14が形成されており、ブーツ5の下端5bは、この環状溝14に差し込まれている。ブーツ5の下端5bには、固定リング13が外嵌されており、この固定リング13によってブーツ5の下端5bの撓みが規制されている。環状溝14は、内部に比べて入口の幅が狭くされており、環状溝14の入口は、撓みが規制された状態のブーツ5の下端5bが出入りできない幅にされている。
【選択図】図2

Description

この発明は、ボールジョイントに関するものである。
自動車などの車両には、ボールジョイントが備えられている。たとえば、操舵装置と懸架装置との間にボールジョイント(いわゆるアウターボールジョイント)が備えられている。このようなボールジョイントには、ロッドの先端に球頭部が設けられた金属製のボールスタッドと、ロッドを開口から突出させた状態で球頭部をその内部で保持する有底円筒状のハウジングと、ハウジングと球頭部との間に介在する合成樹脂製の樹脂シートと、ハウジングに取り付けられたゴム製のブーツとを備えるものがある(例えば特許文献1参照)。
ボールスタッドは、球頭部を支点にしてハウジングに対して揺動可能になっている。また、ブーツの一端および他端は、それぞれ、ハウジングの開口端(開口が形成された側の端部)およびロッドの途中部に外嵌されている。下記特許文献1では、ハウジングの開口端の外周にブーツ装着用の環状溝が形成されており、ブーツの一端は、この環状溝に入り込んでいる。さらに、ブーツの一端には、クリップが巻き付けられており、これによって、ブーツの一端がハウジングに固定されている。環状溝は、その長手方向に直交する断面が矩形にされており、その入口の幅が内部の幅とほぼ同じ大きさになっている。
特開2004−36700号公報
前述のようなボールジョイントにおいて、ボールスタッドが球頭部を支点としてハウジングに対して揺動すると、ブーツの他端(ロッドの途中部に外嵌されたブーツの端部)は、ボールスタッドの揺動に伴ってロッドとともに移動する。したがって、ボールスタッドが大きく揺動すると、ロッドが倒れる側と反対側に位置するブーツの中間部の一部(周方向の一部)が他端側に引っ張られる。そのため、ブーツの中間部の一部とともに、ブーツの一端(ハウジングの開口端に外嵌されたブーツの端部)の一部がブーツの他端側に引っ張られて、ブーツの一端を環状溝から抜け出させる荷重がブーツに作用する。したがって、ボールスタッドが大きく揺動すると、ブーツがハウジングから外れてしまうおそれがある。
そこで、この発明の目的は、ブーツがハウジングから外れることを防止することができるボールジョイントを提供することである。
前記目的を達成するための請求項1記載の発明は、ロッド(12)、および前記ロッドの一端に設けられた球頭部(11)を有するボールスタッド(4)と、開口を有し、その開口から前記ロッドを突出させた状態で前記球頭部をその内部で保持する筒状のハウジング(2)と、前記球頭部と前記ハウジングとの間に介在する筒状の樹脂シート(3)と、その一端および他端がそれぞれ前記ハウジングの端部および前記ロッドの途中部に外嵌され、前記開口を覆う弾性を有するブーツ(5)と、前記ブーツの一端(5b)に外嵌され、当該一端を前記ハウジングの端部に固定するための固定リング(13)とを含み、前記ハウジングの端部の外周には、ハウジングの周方向に延びるブーツ装着用の環状溝(14)が形成されており、前記環状溝は、内部に比べて入口の幅が狭くされており、前記ブーツの一端は、撓まされた状態で前記環状溝の入口を通過して、当該環状溝に差し込まれ、前記固定リングは、前記環状溝内において前記ブーツの一端に外嵌され、前記ブーツの一端は、前記固定リングによって撓みが規制され、前記環状溝の入口は、撓みが規制された状態の前記ブーツの一端が出入りできない幅にされている、ボールジョイント(1,101)である。
なお、この項において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
この発明によれば、ハウジングの端部に形成された環状溝の内部で、ブーツの一端に固定リングが外嵌されており、この固定リングによって、ハウジングに対するブーツの一端の固定、およびブーツの一端の撓みの規制が行われている。さらに、環状溝の入口は、撓みが規制された状態のブーツの一端が出入りできない幅にされている。したがって、ブーツの一端を環状溝から抜け出させる荷重がブーツに作用したとしても、ブーツの一端が環状溝の入口を形成するハウジングの一部に引っ掛かって、環状溝から抜け出ることが防止される。これにより、ブーツがハウジングから外れることを防止することができる。
請求項2記載の発明は、前記ハウジングは、当該ハウジングの周方向に延びる環状の第1突起(15)および第2突起(16,116)を有するものであり、前記環状溝は、前記第1突起と前記第2突起との間に形成されたものであり、前記第1および第2突起は、先端部同士の間隔が他の部分の間隔よりも狭くなるように形成されたものである、請求項1記載のボールジョイントである。
この発明によれば、ハウジングに設けられた第1突起と第2突起との間に環状溝が形成されており、第1および第2突起の先端同士の間隔が他の部分よりも狭くなっている。すなわち、環状溝の入口を形成する第1および第2突起の先端同士の間隔が他の部分よりも狭くなっている。これにより、環状溝の入口の幅がその内部に比べて狭くされ、ハウジングからのブーツの外れが防止されている。
請求項3記載の発明は、前記第1突起は、前記第2突起よりも前記ハウジングの端部の先端側に配置され、前記ハウジングの径方向(D1)に突出するものであり、前記ブーツの一端は、弾性的に拡径された状態で前記第1突起の周囲を通過して、前記環状溝に差し込まれるものであり、前記第2突起は、前記第1突起に向かって前記ハウジングの軸方向(D2)に突出するものである、請求項2記載のボールジョイントである。
この発明によれば、ブーツの一端が弾性的に拡径された状態で第1突起の周囲を通過して、環状溝に差し込まれる。すなわち、ブーツの一端は第1突起の周囲を通過した後、その弾性復元力により直径が第1突起よりも小さくなって環状溝に入り込む。したがって、ブーツの一端が環状溝に入り込んだ後に、ブーツの一端をハウジングの端部の先端側に移動させる荷重がブーツに作用したとしても、ハウジングの径方向に突出する第1突起が引っ掛かりとなって、ブーツの一端の移動が規制される。これにより、ブーツの一端が環状溝から抜け出ることが防止される。
また、前述のように、第1および第2突起の先端同士の間隔が他の部分よりも狭くなっており、さらにこの発明によれば、第1および第2突起がそれぞれハウジングの径方向および軸方向に突出しているので、環状溝は、第2突起の内側に形成されることになる。したがって、ブーツの一端が環状溝に差し込まれると、ブーツの一端は、第2突起の内側に配置される。そのため、ブーツの一端をハウジングの径方向外方に移動させる荷重がブーツに作用したとしても、第2突起が引っ掛かりとなって、ブーツの一端の移動が規制される。これにより、ブーツの一端が環状溝から抜け出ることが防止される。
請求項4記載の発明は、前記第1および第2突起のいずれか一方は、塑性加工により折り曲げられて前記ハウジングの径方向または軸方向に突出するように形成されたものである、請求項3記載のボールジョイントである。
この発明によれば、環状溝を容易に形成することができる。すなわち、環状溝は、入口の幅がその内部の幅よりも狭くされているので、たとえばハウジングの端部の外周を切削加工によって削り取って環状溝を形成する場合に、切削工具をハウジングに衝突させずに環状溝の内部を形成することが困難である。一方、第1および第2突起のいずれか一方を塑性加工によって折り曲げれば、入口の幅がその内部の幅よりも広い溝を形成し、この溝を利用して環状溝を形成することができる。すなわち、第1および第2突起のいずれか一方を塑性加工によって折り曲げることにより、前記溝の入口の幅をその内部の幅よりも狭くすることができる。これにより、切削工具とハウジングとの干渉を考慮せずに、環状溝を容易に形成することができる。
請求項5記載の発明は、前記ブーツは、その一端に設けられた筒状部(21)と、この筒状部の先端から外方に広がるように前記筒状部側に折り返された環状の折り返し部(22)とを含むものであり、前記筒状部と前記折り返し部との間には、前記折り返し部を撓ませて移動させるための環状の撓み空間(S1)が設けられており、前記ブーツの一端は、前記折り返し部が撓まされた状態で前記環状溝の入口を通過するものであり、前記固定リングは、前記環状溝内において、前記撓み空間に配置された状態で前記ブーツの一端に外嵌されるものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のボールジョイントである。
この発明によれば、折り返し部を撓み空間側に撓ませることにより、ブーツの下端の幅を小さくすることができる。したがって、ブーツの下端の幅が環状溝の入口の幅よりも広い場合でも、折り返し部を撓み空間側に撓ませることにより、ブーツの下端を環状溝の入口からその内部に入り込ませることができる。
また、ブーツは弾性を有しているので、その弾性による復元力によって、折り返し部を環状溝の内部で外方に移動させることができる。これにより、固定リングを配置させるための配置空間(撓み空間に相当する空間)を環状溝の内部に形成することができる。したがって、環状溝の内部において、固定リングを撓み空間に配置させた状態でブーツの一端に外嵌させることができる。これにより、撓み空間側への折り返し部の移動を固定リングによって規制して、ブーツの一端の撓みを規制することができる。したがって、ブーツの一端が環状溝から抜け出ることを確実に防止することができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るボールジョイント1の部分断面図である。この実施形態に係るボールジョイント1は、たとえば、自動車などの車両において操舵装置と懸架装置との間に備えられるアウターボールジョイントとして機能するものである。
ボールジョイント1は、筒状のハウジング2と、このハウジング2の内部に保持された樹脂シート3およびボールスタッド4と、ハウジング2に取り付けられた筒状のブーツ5とを備えている。ハウジング2は、樹脂シート3がその内側に配置された筒状部材6と、この筒状部材6の下端を塞ぐように当該下端に固定されたプラグ板7とを含む。筒状部材6は、その上端が開口端6aになっている。
樹脂シート3は、カップ状であり、筒状の周壁部8と、この周壁部8の下端に設けられた底部9とを含む。樹脂シート3は、周壁部8が筒状部材6の内周面に沿い、底部9がプラグ板7に対向するように配置されている。樹脂シート3は、開口端6aに設けられた環状の鍔部10と、プラグ板7との間で保持されている。鍔部10の内径は、ボールスタッド4の一部(後述の球頭部11)の外径よりも小径にされており、ボールスタッド4の一部および樹脂シート3は、開口端6aによって筒状部材6から抜け止めされている。
ボールスタッド4は、球面状の外周面を有する球頭部11と、この球頭部11から上方へ突出するロッド12とが一体的に形成された金属製の部材である。球頭部11は、その中心がロッド12の中心軸線上に位置するように配置されている。球頭部11は、筒状部材6内において樹脂シート3に覆われており、ロッド12は、筒状部材6の開口端6aから突出している。球頭部11は、ロッド12よりの部分を除くその大部分が樹脂シート3によって覆われている。球頭部11は、樹脂シート3を介してハウジング2に保持されている。
また、樹脂シート3の内周面は、球頭部11の外周面に沿う形状になっている。樹脂シート3と球頭部11との間には、潤滑剤の一例であるグリースが充填されている。球頭部11は、樹脂シート3に対して摺動可能となっており、ボールスタッド4は、球頭部11を支点としてハウジング2に対して揺動可能となっている。さらに、ボールスタッド4は、ロッド12の中心軸線まわりに回転可能となっている。
ブーツ5は、上端5aが下端5b(ブーツの一端)よりも小径にされ、中間部が下端5bよりも外方に膨らんだ筒状に形成されている。ブーツ5は、弾性を有する部材であり、たとえば、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、天然ゴムなどによって形成されている。ブーツ5の上端5aは、ロッド12の途中部に外嵌しており、ブーツ5の下端5bは、筒状部材6の開口端6aに外嵌している。ブーツ5の下端5bは、当該下端5bに取り付けられた固定リング13によって筒状部材6に固定されている。開口端6aの内側に形成された開口は、ブーツ5によって覆われており、これによって、水や埃などの異物がボールジョイント1内に侵入することが防止されている。
また、ブーツ5の上端5aは、球頭部11を支点とするボールスタッド4の揺動に伴ってロッド12とともに移動する。したがって、ボールスタッド4が大きく揺動すると、ロッド12が倒れる側と反対側に位置するブーツ5の中間部の一部(周方向の一部分)がブーツ5の上端5a側に引っ張られる。そのため、ブーツ5の中間部の一部とともに、ブーツ5の下端5bの一部がブーツ5の上端5a側に引っ張られ、ブーツ5の下端5bを筒状部材6から外れさせる荷重がブーツ5に作用する。
図2は、ボールジョイント1の一部を拡大した断面図である。以下では、図1および図2を参照する。
ハウジング2の開口端6aの外周には、その周方向に延びるブーツ装着用の環状溝14が形成されている。また、ハウジング2は、その周方向に延びる環状の第1突起15および第2突起16を有している。環状溝14は、第1突起15と第2突起16との間に形成されている。環状溝14は、鉛直方向に沿う円筒面17と、円筒面17の上端から外方に延びる環状の上内壁面18と、円筒面17の下端から外方に延びる環状の下内壁面19と、下内壁面19の外周端から斜め上方に向かって外方に延びる環状の傾斜面20とによって区画されている。傾斜面20は、第2突起16の内周面に相当する面である。
また、第1突起15は、第2突起16よりも開口端6aの先端側(図1および図2では上方)に配置され、開口端6aからハウジング2の径方向D1に沿って外方に突出している。また、第2突起16は、第1突起15よりも外側に配置され、第1突起15に向かってハウジング2の軸方向D2に突出している。したがって、環状溝14は、第1突起15の下方で、第2突起16の内側に形成されている。また、第1および第2突起15,16の先端部同士の間隔は、他の部分の間隔よりも狭くなっている。より具体的には、図2に示すように、第1および第2突起15,16の先端部が最も近接している2点を結ぶ線L1に平行な方向D3(以下では、単に「平行方向D3」という。)に関して、環状溝14の内部における幅の最大値W1が、環状溝14の入口の幅W2よりも大きくなっている。
また、ブーツ5の下端5bは、環状溝14に差し込まれている。ブーツ5は、その下端に設けられた円筒部21(筒状部)と、この円筒部21の先端から外方に広がるように円筒部21側(図1および図2では上側)に斜めに折り返された環状の折り返し部22とを含む。円筒部21は、軸長が円筒面17とほぼ同じ大きさにされており、その内周面が円筒面17に密着した状態で環状溝14内に配置されている。また、折り返し部22は、第2突起16の内側に位置しており、その下側傾斜面22a(図2参照)が傾斜面20に密着した状態で環状溝14内に配置されている。ブーツ5の下端5bは、円筒面17、上内壁面18、および下内壁面19の全体と、傾斜面20の一部に密着した状態で環状溝14に差し込まれている。
また、円筒部21と折り返し部22との間には、折り返し部22を撓ませて移動させるための環状の撓み空間S1が形成されている。折り返し部22を撓み空間S1側に移動させてブーツ5の下端5bを撓ませることにより、ブーツ5の下端5bの幅(平行方向D3への長さ)を小さくすることができる。また、図示はしないが、自由状態(荷重が与えられていない状態)での円筒部21の内径は、円筒面17の外径よりも小さくされている。後述するように、ブーツ5の下端5bは、円筒部21を外側に押し広げた状態で第1突起15の周囲を下方に通過させられる。また、ブーツ5の下端5bは、折り返し部22が撓み空間S1側に撓まされた状態で環状溝14の入口からその内部に差し込まれる。
固定リング13は、たとえば平面視C形をなす弾性を有する部材である。固定リング13は、環状溝14内において撓み空間S1に配置されており、円筒部21に外嵌している。固定リング13は、円筒部21を外側から締め付けて筒状部材6に固定している。また、固定リング13は、撓み空間S1側への折り返し部22の移動を規制している。これにより、ブーツ5の下端5bの撓みが規制されている。環状溝14の入口は、撓みが規制された状態のブーツ5の下端5bが出入りできない大きさに形成されている。すなわち、平行方向D3へのブーツ5の下端5bの幅は、環状溝14の入口よりも大きくなっている。また、固定リング13は、ブーツ5の下端5bが環状溝14に差し込まれた状態で、環状溝14の入口を通過してその内部に侵入できる大きさに形成されている。
図3〜図5は、それぞれ、ハウジング2へのブーツ5の装着方法の一例を説明するためのボールジョイント1の一部の断面図である。図3〜図5は、それぞれ、異なる工程を示している。
ハウジング2にブーツ5を装着させるときは、図3に示すように、円筒部21を外側に押し広げた状態で第1突起15に外嵌させる。そして、ブーツ5の下端5bを下方に移動させて、円筒部21および折り返し部22の下端を環状溝14に入り込ませる。環状溝14に入り込んだ円筒部21の下端は、図4に示すように、ブーツ5の弾性による復元力によって直径が小さくなり、環状溝14の奥(円筒面17の方)に入り込んでいく。また、環状溝14に入り込んだ折り返し部22の下側傾斜面22aは、図4に示すように、傾斜面20に当接する。
円筒部21および折り返し部22の下端を環状溝14に入り込ませた後は、ブーツ5の下端5bをさらに下方に移動させる。これにより、折り返し部22が傾斜面20に押されて撓み空間S1側へ移動する。したがって、ブーツ5の下端5bの幅が小さくなり、ブーツ5の下端5bが環状溝14の奥に入り込んでいく。そのため、ブーツ5の下端5bの幅が環状溝14の入口の幅より広い場合でも、ブーツ5の下端5bを環状溝14に入り込ませることができる。また、ブーツ5の下端5bが環状溝14に入り込む際に、折り返し部22が傾斜面20に案内されて、ブーツ5の下端5bが環状溝14の内部にスムーズに入っていく。
円筒部21全体が環状溝14に入り込むと、ブーツ5の弾性による復元力によって円筒部21の直径が小さくなる。これにより、図5に示すように、円筒部21が第1突起15の下方に入り込み、円筒部21の内周面が円筒面17に密着する。また、折り返し部22全体が環状溝14に入り込むと、ブーツ5の弾性による復元力によって折り返し部22が外方に広がって、円筒部21と折り返し部22との間の間隔が広がる。これにより、円筒部21と折り返し部22との間に固定リング13を配置させるための配置空間(撓み空間S1に相当する空間)が形成される。したがって、図5に示すように、ブーツ5の下端5bが差し込まれた状態の環状溝14の入口からその内部に固定リング13を入り込ませて、撓み空間S1に固定リング13を配置することができる。これにより、円筒部21に固定リング13を外嵌させて、ブーツ5の下端5bを筒状部材6の開口端6aに固定することができる。また、固定リング13を撓み空間S1に配置することにより、ブーツ5の下端5bの撓みを規制することができる。したがって、ボールスタッド4が大きく揺動して、ブーツ5の下端5bを環状溝14から抜け出させる荷重がブーツ5に作用しても、ブーツ5がハウジング2から外れることを確実に防止することができる。
このように本実施形態では、ブーツ5の下端5bを環状溝14に差し込むことにより、第1突起15の下方に円筒部21を配置させることができる。したがって、ブーツ5の下端5bを上方に移動させる荷重がブーツ5に作用したとしても、第1突起15が引っ掛かりとなって、ブーツ5の下端5bの移動が規制される。また、ブーツ5の下端5bを環状溝14に差し込むことにより、折り返し部22を第2突起16の内側に配置させることができるので、ブーツ5の下端5bをハウジング2の径方向D1外方に移動させる荷重がブーツ5に作用したとしても、第2突起16が引っ掛かりとなって、ブーツ5の下端5bの移動が規制される。さらに、環状溝14の入口が、撓みが規制された状態のブーツ5の下端5bが出入りできない大きさに形成されているので、ブーツ5の下端5bを環状溝14から抜け出させるような斜め上方への荷重がブーツ5に作用したとしても、ブーツ5の下端5bを第1および第2突起15,16の先端部(環状溝14の入口を形成するハウジング2の一部)に引っ掛からせて、ブーツ5の下端5bの移動を規制することができる。すなわち、この実施形態では、ブーツ5の下端5bを上方に移動させる荷重、ブーツ5の下端5bをハウジング2の径方向D1外方に移動させる荷重、およびブーツ5の下端5bを環状溝14の入口に向かって斜め上方に移動させる荷重のうちのいずれの荷重がブーツ5に作用したとしても、ブーツ5の下端5bの移動を規制して、ブーツ5の下端5bが環状溝14から抜け出ることを確実に防止することができる。これにより、ブーツ5がハウジング2から外れることを確実に防止することができる。
図6は、環状溝14の加工方法の一例を説明するためのハウジング2の中間体の断面図である。また、図7は、環状溝14の加工方法の他の例を説明するためのハウジング2の中間体の断面図である。以下では、図6および図7を参照して、環状溝14の加工方法について説明する。
環状溝14は、たとえば研削加工などの切削加工によってハウジング2の周囲を削り取ることにより形成されてもよいが、以下に説明するように、塑性加工を経て形成されてもよい。たとえば、図6に示す筒状体23(ハウジング2の中間体)をたとえば鍛造加工によって形成する。そして、この筒状体23に塑性加工を施して環状溝14を形成する。より具体的には、筒状体23に、第2突起16と、第2突起16の内側に形成された環状の溝24と、軸方向D2に延びる環状の突起25とを形成する。溝24は、上方に開いた溝であり、その入口の幅(図6では、径方向への長さ)は、その内部の幅よりも広くされている。また、突起25は、第1突起15となるものであり、筒状体23の上端部に設けられている。環状溝14は、この突起25がたとえばプレス加工によって全周にわたって外側にほぼ直角に折り曲げられることにより形成される。
また、環状溝14の加工方法の他の例としては、図7に示す筒状体26(ハウジング2の中間体)に塑性加工を施す方法がある。より具体的には、筒状体26に、たとえば鍛造加工および切削加工によって、第1突起15と、第1突起15の下方において径方向D1外方に延びる環状の突起27と、第1突起15と突起27との間に形成された環状の溝28とを形成する。突起27は、第2突起16となるものであり、第1突起15よりも外側に設けられている。また、溝28は、外側に開いた溝であり、その入口の幅(図7では、軸方向D2への長さ)は、その内部の幅よりも広くされている。環状溝14は、突起27がたとえばプレス加工によって全周にわたって上側にほぼ直角に折り曲げられることにより形成される。
このように、入口の幅が内部の幅よりも広い溝24,28をそれぞれハウジング2の中間体(筒状体23,26)に形成し、この中間体に塑性加工を施すことにより、切削加工によって環状溝14を形成する場合に比べて、容易に環状溝14を形成することができる。すなわち、環状溝14は、入口の幅がその内部の幅よりも狭くされているから、切削加工によって環状溝14を形成する場合は、切削工具(図示せず)をハウジング2に衝突させずに環状溝14の内部を形成することが困難である。したがって、前述のように第1および第2突起15,16のいずれか一方を塑性加工によって折り曲げて環状溝14を形成することにより、切削工具とハウジング2との干渉を考慮せずに、容易に環状溝14を形成することができる。
この発明の実施の形態の説明は以上であるが、この発明は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、前述の実施形態では、第2突起16の内周面(傾斜面20)が傾斜している場合について説明したが、図8に示すボールジョイント101のように、第2突起116の内周面が鉛直方向に沿う円筒面にされていてもよい。
本発明の一実施形態に係るボールジョイントの部分断面図である。 ボールジョイントの一部を拡大した断面図である。 ハウジングへのブーツの装着方法の一例を説明するためのボールジョイントの一部の断面図である。 ハウジングへのブーツの装着方法の一例を説明するためのボールジョイントの一部の断面図である。 ハウジングへのブーツの装着方法の一例を説明するためのボールジョイントの一部の断面図である。 環状溝の加工方法の一例を説明するためのハウジングの中間体の断面図である。 環状溝の加工方法の他の例を説明するためのハウジングの中間体の断面図である。 本発明の他の実施形態に係るボールジョイントの一部を示す断面図である。
符号の説明
1・・・ボールジョイント、2・・・ハウジング、3・・・樹脂シート、4・・・ボールスタッド、5・・・ブーツ、5b・・・ブーツの下端(ブーツの一端)、11・・・球頭部、12・・・ロッド、13・・・固定リング、14・・・環状溝、15・・・第1突起、16・・・第2突起、21・・・円筒部(筒状部)、22・・・折り返し部、101・・・ボールジョイント、116・・・第2突起、D1・・・径方向、D2・・・軸方向、S1・・・撓み空間、

Claims (5)

  1. ロッド、および前記ロッドの一端に設けられた球頭部を有するボールスタッドと、
    開口を有し、その開口から前記ロッドを突出させた状態で前記球頭部をその内部で保持する筒状のハウジングと、
    前記球頭部と前記ハウジングとの間に介在する筒状の樹脂シートと、
    その一端および他端がそれぞれ前記ハウジングの端部および前記ロッドの途中部に外嵌され、前記開口を覆う弾性を有するブーツと、
    前記ブーツの一端に外嵌され、当該一端を前記ハウジングの端部に固定するための固定リングとを含み、
    前記ハウジングの端部の外周には、ハウジングの周方向に延びるブーツ装着用の環状溝が形成されており、
    前記環状溝は、内部に比べて入口の幅が狭くされており、
    前記ブーツの一端は、撓まされた状態で前記環状溝の入口を通過して、当該環状溝に差し込まれ、
    前記固定リングは、前記環状溝内において前記ブーツの一端に外嵌され、
    前記ブーツの一端は、前記固定リングによって撓みが規制され、前記環状溝の入口は、撓みが規制された状態の前記ブーツの一端が出入りできない幅にされている、ボールジョイント。
  2. 前記ハウジングは、当該ハウジングの周方向に延びる環状の第1突起および第2突起を有するものであり、
    前記環状溝は、前記第1突起と前記第2突起との間に形成されたものであり、
    前記第1および第2突起は、先端部同士の間隔が他の部分の間隔よりも狭くなるように形成されたものである、請求項1記載のボールジョイント。
  3. 前記第1突起は、前記第2突起よりも前記ハウジングの端部の先端側に配置され、前記ハウジングの径方向に突出するものであり、
    前記ブーツの一端は、弾性的に拡径された状態で前記第1突起の周囲を通過して、前記環状溝に差し込まれるものであり、
    前記第2突起は、前記第1突起に向かって前記ハウジングの軸方向に突出するものである、請求項2記載のボールジョイント。
  4. 前記第1および第2突起のいずれか一方は、塑性加工により折り曲げられて前記ハウジングの径方向または軸方向に突出するように形成されたものである、請求項3記載のボールジョイント。
  5. 前記ブーツは、その一端に設けられた筒状部と、この筒状部の先端から外方に広がるように前記筒状部側に折り返された環状の折り返し部とを含むものであり、
    前記筒状部と前記折り返し部との間には、前記折り返し部を撓ませて移動させるための環状の撓み空間が設けられており、
    前記ブーツの一端は、前記折り返し部が撓まされた状態で前記環状溝の入口を通過するものであり、
    前記固定リングは、前記環状溝内において、前記撓み空間に配置された状態で前記ブーツの一端に外嵌されるものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のボールジョイント。
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