JP4555096B2 - 保持部材、軸及びスナップリングの組付構造 - Google Patents

保持部材、軸及びスナップリングの組付構造 Download PDF

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Description

本発明は、保持部材の孔に挿入された軸を、スナップリングを介して前記保持部材に対して抜け止め及び/又は回り止めするための、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造に関する。
従来、保持部材の孔に挿入された軸を、該保持部材に対して、抜け止めしたり、回り止めしたりするために、スナップリングが用いられている。
下記特許文献1には、図6(a)に示す形状のスナップリングが記載されている。このスナップリング1Cは、軸2外周に適合する円形状をなし、その両方の突出端部1c(先端部)を外周側に折り曲げた形状をなしている。そして、折り曲げた突出端部1cを、軸2が挿入される保持部材1(相手部材)に形成した係合溝3(切欠溝)に当接させて、軸2を保持部材1に抜け止めして連結する。
しかしながら、図6(a)に示すように、上記スナップリング1Cは、その折り曲げた突出端部1cの円弧状に屈曲した部分1dが、保持部材1の係合溝3の角部4に接触しやすい。このため両者が磨耗して、軸2と保持部材1との間にガタ付きが生じてしまう。
上記問題を解決すべく、下記特許文献2には、図6(b)に示すように、突出端部1c(突起14)の円弧状に屈曲した部分1dの半径を大きくして、保持部材1(雌体3)の係合溝3(切欠部13)の角部4に接触させないようにした、スナップリング1C(ストップリング10)が開示されている。
実開昭63−142413号公報 実開平1−156390号公報
しかしながら、上記特許文献2記載のスナップリング1Cでは、両方の突出端部1cの間隔Wが狭くなってしまうので、両突出端部1cを十分に縮径させてスナップリング1Cを閉じることができない。そのため、スナップリング1Cを、保持部材1の内周に挿入できなくなることがあった。
したがって、本発明の目的は、保持部材の孔に挿入された軸を、スナップリングを介して前記保持部材に対して、ガタ付きが少なく、かつ、係合力を高くして、抜け止め及び/又は回り止めすることができ、しかも、保持部材に容易に挿入できる、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造に関する。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、保持部材と、該保持部材の孔に挿入される軸と、前記保持部材の孔に挿入された前記軸を、該保持部材に対して抜け止め及び/又は回り止めするためのスナップリングとの組付構造であって、前記スナップリングは、ばね線材により成形され、前記軸の外周又は前記保持部材の孔の内周に適合する円形状に屈曲された円周部分と、この円周部分の両端から半径方向外方に屈曲されてほぼ平行に伸び、前記孔の内周に形成された、内周の開口縁に角部を有する係合溝に挿入される突出端部とを有し、前記突出端部は、前記円周部分から内方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して外方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、半径方向外方に延出されており、前記円周部分から前記突出端部に至る部分が、前記係合溝の角部に接触しないように構成されていることを特徴とする、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造を提供するものである。
上記第1の発明によれば、前記円周部分から内方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して外方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、前記突出端部が半径方向外方に延出されているので、円周部分から突出端部に至る部分が、軸が挿入される保持部材の内周に形成された係合溝の角部に接触しなくなる。そのため、両者が磨耗しにくく、それに伴うガタ付きも生じにくい。
また、突出端部がほぼ平行となっているので、突出端部が係合溝の内周に線接触して安定して保持され、係合力を高めることができる。
更に、両方の突出端部の間隔を広くとることができるので、スナップリングを閉じるときに、スナップリングの径を十分に小さくすることができ、保持部材の内周にスナップリングを容易に挿入することが可能となり、軸と保持部材との組付け作業性が向上する。
本発明の第2は、保持部材と、該保持部材の孔に挿入される軸と、前記保持部材の孔に挿入された前記軸を、該保持部材に対して抜け止め及び/又は回り止めするためのスナップリングとの組付構造であって、前記スナップリングは、ばね線材により成形され、前記軸の外周又は前記保持部材の孔の内周に適合する円形状に屈曲された円周部分と、この円周部分の両端から半径方向内方に屈曲されてほぼ平行に伸び、前記軸の外周に形成された、外周の開口縁に角部を有する係合溝に挿入される突出端部とを有し、前記突出端部は、前記円周部分から外方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して内方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、半径方向内方に延出されており、前記円周部分から前記突出端部に至る部分が、前記係合溝の角部に接触しないように構成されていることを特徴とする、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造を提供するものである。
上記第2の発明によれば、前記円周部分から外方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して内方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、前記突出端部が半径方向内方に延出されているので、円周部分から突出端部に至る部分が、軸の外周に形成された係合溝の角部に接触しなくなる。そのため、両者が磨耗しにくく、それに伴うガタ付きも生じにくい。
また、突出端部がほぼ平行となっているので、突出端部が係合溝の内周に線接触して安定して保持され、係合力を高めることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記第1の屈曲部と前記第2の屈曲部とが、ほぼ同じ半径の円弧となるように形成されているスナップリングを提供するものである。
上記第3の発明によれば、係合溝の角部に接触しないようにすると共に、突出端部を平行に延出させやすくすることができる。
本発明によれば、円周部分から屈曲する第1の屈曲部と、これに連続して屈曲する第2の屈曲部とを介して、突出端部が半径方向外方若しくは内方に延出されているので、円周部分から突出端部に至る部分が、係合溝の角部に接触しなくなって、両者が磨耗しにくくガタ付きも生じにくい。また、突出端部がほぼ平行なので、突出端部が係合溝の内周に線接触して安定して保持され、係合力を高める。
更に、両方の突出端部の間隔を広くとることができるので、スナップリングを閉じるときに、スナップリングの径を十分に小さくでき、保持部材の内周にスナップリングを容易に挿入可能となり、組付け作業性が向上する。
以下、図1〜4を参照して、本発明に係る、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造の一実施形態を説明する。
上記組付構造を構成するスナップリング10は、例えば、自動車内における、ギヤに対する軸の抜け止め及び回り止めをしたり、コンロッドとピストンとを連結するピストンピンの抜け止めをしたりする際に用いられる。または、パイプ同士を接続する際の管継手として、該管継手の雌部材と雄部材とを連結する際に用いられるものである。
図1及び図3は、管継手として用いられる例が示されている。すなわち、雌部材である保持部材20と、雌部材内に挿入される雄部材である軸30とをスナップリング10を用いて連結して、パイプ同士を接続する場合が示されている。
保持部材20は、略筒形状をなし、軸30が挿入可能な内径で孔21が形成されている。その一方の端面から軸方向に沿って次第に縮径したテーパ部22が形成され、周方向の一部には、端面から軸方向に沿って切欠き23が形成されている。この切欠き23は、端面に向かって広がるテーパ状をなし、その奥方は周方向に沿って伸びる係合溝24が形成されている。更に、係合溝24の位置に整合して、孔21の内周に沿ってスナップリング10を装着するための凹溝25が形成されている。また、孔21内周には、内周方向に向けて環状に突出するリブ26が設けられており、軸30を挿入したときの位置決めとされる。更に、孔21内周には環状溝27が形成され、この環状溝27にシールリング40が装着され、軸30と連結した際のシール性を確保している。そして、保持部材20のリブ26に突き当たるように、パイプAが挿入されている。
上記保持部材20の孔21内に挿入される軸30は、大径円筒部31と、これよりやや小径で軸方向に延出する小径円筒部32とを有する。小径円筒部32外周には、スナップリング10が装着される凹溝33が設けられている。また、パイプBは、大径円筒部31の拡径した内周に挿入されている。
スナップリング10は、図2に示すように、ばね線材により一体成形されており、軸30外周の凹溝33又は保持部材20内周の凹溝23に適合する円形状に屈曲された円周部分11と、この円周部分11の両端から半径方向外方に屈曲されてほぼ平行に伸び、保持部材20の係合溝24に挿入される突出端部12とを有している。
また、突出端部12は、円周部分11から内方に向けて屈曲する第1の屈曲部13と、第1の屈曲部13に連続して外方に向けて屈曲する第2の屈曲部14とを介して、半径方向外方に延出されている。
なお、第1の屈曲部13は、内側に中心を有する半径Rの円弧で屈曲しており、第2の屈曲部14は、外側に中心を有する半径Rの円弧で屈曲している。この実施形態の場合、第1の屈曲部13の半径Rと第2の屈曲部14の半径Rとが、ほぼ同じ半径で形成されている。
次に、本発明に係る、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造の使用方法及び作用について説明する。
まず、保持部材20及び軸30の内周に、パイプA、Bを圧入等の手段により抜け外れないように差し込んでおく。そして、軸30にスナップリング10を装着する。すなわち、スナップリング10の突出端部12を外方に撓ませて広げて、軸30の凹溝33に嵌め込んで、軸30の外周にスナップリング10を装着する。
次いで、軸30の小径円筒部32を、保持部材20の孔21内に挿入する。このとき、スナップリング10の突出端部12を、軸30の切欠き23に整合させて押し込むようにする。すると、スナップリング10の円周部分11は、テーパ部22に押圧されて内方に撓み、突出端部12は、切欠き23に押圧されて内方に撓んでいく。
そして、円周部分11が保持部材20の凹溝25に達し、突出端部12が係合溝24に達すると、それらが弾性復帰して、円周部分11が凹溝25内に嵌り込み、突出端部12が係合溝24内周に係合して、軸30が保持部材20に対して抜け止めされて連結され、併せてパイプA、Bが接続される(図3(a)、(b)参照)。
図4には、保持部材20と軸30とが連結した際の、スナップリング10の状態が示されている。この場合、スナップリング10は、円周部分11から内方に向けて屈曲する第1の屈曲部13と、第1の屈曲部13に連続して外方に向けて屈曲する第2の屈曲部14とを介して、突出端部12が半径方向外方に延出されているので、円周部分11から突出端部12に至る部分15が、保持部材20の係合溝24の角部24aに接触することがなくなる。そのため、係合溝24の角部24a及びスナップリング10の両者が磨耗しにくくなり、それに伴うガタ付きも生じにくくなる。
また、突出端部12がほぼ平行となっているので、突出端部12が係合溝24の内周に線接触して安定して保持され、係合力を高めることができる。
更に、両方の突出端部12の間隔Wを広くとることができるので、スナップリング10を閉じるときに、スナップリング10の径を十分に小さくすることができ、保持部材20の内周にスナップリング10を容易に挿入することが可能となり、軸30と保持部材20との組付け作業性が向上する。
また、屈曲部13の半径Rと第2の屈曲部14の半径Rとが、ほぼ同じ半径で形成されているので、係合溝24の角部24aに接触しないようにすると共に、突出端部12を平行に延出させやすくすることができる。
なお、上記実施形態では、軸30は、保持部材20に対して回り止めは施されていないが、軸30若しくは保持部材20に回り止め手段を形成し、回り止めを施すようにしてもよい。
図5には、本発明に係る、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造の他の実施形態を説明する。
この実施形態のスナップリング10aは、突出端部12aが、前記実施形態と反対方向に伸びる点が異なる。また、軸30aは、端面から軸方向に沿って図示しない切欠きが形成され、この切欠きの奥方に係合溝34が形成されており、一方、保持部材20には、切欠き22及び係合溝24が形成されていない点が、前記実施形態と異なる。
そして、スナップリング10aは、ばね線材により一体成形され、軸30外周の凹溝33又は保持部材20内周の凹溝23に適合する円形状に屈曲された円周部分11と、この円周部分11の両端から半径方向内方に屈曲されてほぼ平行に伸び、軸30の図示しない係合溝に挿入される突出端部12aとを有している。
また、突出端部12a、円周部分11から外方に向けて屈曲する第1の屈曲部13aと、第1の屈曲部13aに連続して内方に向けて屈曲する第2の屈曲部14aとを介して、半径方向内方に延出されている。
更に、第1の屈曲部13aは、外側に中心を有する半径R’の円弧で屈曲し、第2の屈曲部14aは、内側に中心を有する半径R’の円弧で屈曲しており、第1の屈曲部13の半径R’と第2の屈曲部14の半径R’とが、ほぼ同じ半径となっている。
上記スナップリング10aは、次のようにして用いられる。
保持部材20及び軸30にパイプA、Bを圧入等により差し込んでおき、軸30にスナップリング10を装着する。すなわち、スナップリング10aの突出端部12aを外方に広げ、円周部分11を凹溝33内に嵌め込んで、突出端部12aを係合溝34内周に係合させて、スナップリング10aを軸30外周に装着させる。
次いで、軸30を保持部材20の孔21内に挿入すると、スナップリング10aの円周部分11及び突出端部12aが、テーパ部22に押圧されて内方に撓み、保持部材20の凹溝23に達すると、それらが弾性復帰して、円周部分11及び突出端部12aが凹溝23内に嵌り込んで、軸30が保持部材20に対して抜け止めされて連結され、併せてパイプA、Bが接続されることとなる。
この場合でも図5に示すように、円周部分11から外方に向けて屈曲する第1の屈曲部13aと、第1の屈曲部13aに連続して内方に向けて屈曲する第2の屈曲部14aとを介して、突出端部12aが半径方向内方に延出されているので、円周部分11から突出端部12aに至る部分15aが、軸30の係合溝34の角部34aに接触しなくなる。そのため、係合溝34の角部34a及びスナップリング10aの両者が磨耗しにくくなり、それに伴うガタ付きも生じにくくなる。
また、突出端部12aがほぼ平行となっているので、突出端部12aが係合溝34の内周に線接触して安定して保持され、係合力を高めることができる。
本発明は、保持部材の孔に挿入された軸を、該保持部材に対して、ガタ付きが少なく、かつ、係合力を高くして、抜け止め及び/又は回り止めすることができるスナップリングとして利用できる。
本発明に係る、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造の一実施形態を示しており、同組付構造を構成するスナップリング、保持部材、軸の斜視図である。 同スナップリングの平面図である。 同スナップリングを適用してパイプ同士を接続する場合を示しており、(a)は片側断面図、(b)はD−D矢視線における断面図である。 同スナップリングを適用してパイプ同士を接続する場合を示しており、図3(b)を時計回りに90度回転させた際の拡大断面図である。 本発明に係る、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造の他の実施形態、及び、それを適用してパイプ同士を接続する場合の拡大断面図である。 (a)は従来のスナップリングの一例を示す平面図、(b)は従来のスナップリングの他の例を示す平面図である。
符号の説明
10、10a スナップリング
11 円周部分
12、12a 突出端部
13、13a 第1の屈曲部
14、14a 第2の屈曲部
15、15a 円周部分から突出端部に至る部分
20 保持部材
21 孔
24 係合溝
24a 角部
25 凹溝
30 軸
33 凹溝
34 係合溝
34a 角部

Claims (3)

  1. 保持部材と、該保持部材の孔に挿入される軸と、前記保持部材の孔に挿入された前記軸を、該保持部材に対して抜け止め及び/又は回り止めするためのスナップリングとの組付構造であって、
    前記スナップリングは、ばね線材により成形され、前記軸の外周又は前記保持部材の孔の内周に適合する円形状に屈曲された円周部分と、この円周部分の両端から半径方向外方に屈曲されてほぼ平行に伸び、前記孔の内周に形成された、内周の開口縁に角部を有する係合溝に挿入される突出端部とを有し、
    前記突出端部は、前記円周部分から内方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して外方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、半径方向外方に延出されており、
    前記円周部分から前記突出端部に至る部分が、前記係合溝の角部に接触しないように構成されていることを特徴とする、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造。
  2. 保持部材と、該保持部材の孔に挿入される軸と、前記保持部材の孔に挿入された前記軸を、該保持部材に対して抜け止め及び/又は回り止めするためのスナップリングとの組付構造であって、
    前記スナップリングは、ばね線材により成形され、前記軸の外周又は前記保持部材の孔の内周に適合する円形状に屈曲された円周部分と、この円周部分の両端から半径方向内方に屈曲されてほぼ平行に伸び、前記軸の外周に形成された、外周の開口縁に角部を有する係合溝に挿入される突出端部とを有し、
    前記突出端部は、前記円周部分から外方に向けて屈曲する第1の屈曲部と、該第1の屈曲部に連続して内方に向けて屈曲する第2の屈曲部とを介して、半径方向内方に延出されており、
    前記円周部分から前記突出端部に至る部分が、前記係合溝の角部に接触しないように構成されていることを特徴とする、保持部材、軸及びスナップリングの組付構造。
  3. 前記第1の屈曲部と前記第2の屈曲部とが、ほぼ同じ半径の円弧となるように形成されている請求項1又は2記載のスナップリング。
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