JP2008223996A - 転がり軸受の密封装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外輪の外径面の真円度に悪影響を及ぼすことがなく、しかもしかも弾性シール部材の外輪への取り付け安定性も良好に確保することが可能な転がり軸受の密封装置を提供する。
【解決手段】外輪10と内輪20との間に潤滑剤を封止するための弾性シール部材40を備え、弾性シール部材40のゴム42が外輪10に形成されたシール溝11に組み付け固定され、ゴム42の内径端部と内輪20の外周面21との間に密封部が形成された転がり軸受の密封装置において、外輪10の側面には、端面溝としてのシール溝11が形成される。ゴム42の内径側のしめしろは、所定の大きなしめしろに設定される。弾性シール部材40のゴム42は、シール溝11の内径側段部12を径方向内向きに押し付けるように、シール溝11の内径側側壁11aと接触する。
【選択図】図1
【解決手段】外輪10と内輪20との間に潤滑剤を封止するための弾性シール部材40を備え、弾性シール部材40のゴム42が外輪10に形成されたシール溝11に組み付け固定され、ゴム42の内径端部と内輪20の外周面21との間に密封部が形成された転がり軸受の密封装置において、外輪10の側面には、端面溝としてのシール溝11が形成される。ゴム42の内径側のしめしろは、所定の大きなしめしろに設定される。弾性シール部材40のゴム42は、シール溝11の内径側段部12を径方向内向きに押し付けるように、シール溝11の内径側側壁11aと接触する。
【選択図】図1
Description
本発明は、転がり軸受の密封装置に関し、特に内輪の内径が大きく、外輪が薄肉に形成された深溝式の玉軸受に好適な転がり軸受の密封装置に関する。
この種の転がり軸受の密封装置として、例えば下記特許文献1に記載されているように、外輪と内輪との間に潤滑剤を封止するための弾性シール部材を備え、弾性シール部材が外輪に形成されたシール溝に組み付け固定され、弾性シール部材の内径端部と内輪の外周部との間に密封部が形成されたものが知られている。
実開平6−84022号公報
ところで、転がり軸受の外輪は、その外周面および内周面が旋削加工された後で熱処理されるのが一般的である。この場合、外輪の外周面は所定の精度が要求されているため、熱処理後に研磨加工されるが、外輪のシール溝は外周面ほどの精度を要求されていないため、通常は熱処理後の状態で使用される。このため、内輪の内径が大きく、外輪が薄肉に形成された深溝式の玉軸受においては、熱処理時の歪等により外輪のシール溝の真円度が低くなることに起因して、シール溝のしめしろが部分的に過大になり易い。したがって、弾性シール部材の組み込み前は、外輪の外周面の真円度がたとえ良好であったとしても、弾性シール部材の組み込み後は、外輪の外周面の真円度に悪影響を及ぼして、ハウジング等への組み付け性が困難となったり、クリープの原因を招来する等の問題が発生することが多い。特に、弾性シール部材の内径端部と内輪の外周部との間に形成されるラビリンスを良好に確保するために、弾性シール部材のしめしろを大きく設定した場合には、弾性シール部材の外輪に対する径方向外方への押圧力が極めて強くなるため、その問題の発生が顕著となる。
この問題に対処するために、上記特許文献1に記載された転がり軸受の密封装置の構成を採用することが考えられる。この特許文献1に記載された転がり軸受の密封装置では、図3に示すように、弾性シール部材120の外径端に弾性突出部121が形成され、弾性シール部材120が弾性突出部121を介して外輪100のシール溝101に組み込まれるように構成されている。そして、弾性シール部材120が外輪100と内輪110との間に組み付けられた状態では、弾性シール部材120の弾性突出部121がシール溝101の外側側壁101aと弾性的に接触し、弾性突出部121の弾性的な反発力に応じて、弾性シール部材120の環状底部122がシール溝101の内側側壁101bに弾性的に押し付けられるようになっている。なお、弾性シール部材120の内径端部と内輪110の外周部との間には、密封部としてのラビリンスLが形成されている。この特許文献1に記載された転がり軸受の密封装置では、弾性シール部材120の外径端部がシール溝101の底壁101cと接触しないように構成されている。これにより、弾性シール部材120のしめしろを大きく設定しても、弾性シール部材120から外輪100に付与される径方向外方への押圧力が低減するようになって、しめしろが大きく設定された弾性シール部材120を外輪100に取り付けても、外輪の外径面の真円度に悪影響を及ぼさないようにすることができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載された転がり軸受の密封装置のように、弾性シール部材120の外径端部がシール溝101の底壁101cと接触しない構成とした場合には、弾性シール部材120がシール溝101の外側側壁101aと内側側壁101bとで保持されるようになる。このため、外輪100による径方向内方への拘束力が弱くなることに起因して、弾性シール部材120がシール溝101から外れたり、軸受の軸線回りに回転し易くなって、弾性シール部材120の外輪100への取り付けが不安定になるおそれがある。
本発明の課題は、外輪の外径面の真円度に悪影響を及ぼすことがなく、しかもしかも弾性シール部材の外輪への取り付け安定性も良好に確保することが可能な転がり軸受の密封装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明は、外輪と内輪との間に潤滑剤を封止するための弾性シール部材を備え、前記弾性シール部材が前記外輪に形成されたシール溝に組み付け固定され、前記弾性シール部材の内径端部と前記内輪の外周部との間に密封部が形成された転がり軸受の密封装置において、前記外輪の側面には、軸線方向外向きに延び出す円筒状の段部が形成され、前記シール溝は、前記段部の外周面を含んで構成されており、前記弾性シール部材が前記段部の外周面に嵌合していることを特徴とする。
本発明の転がり軸受の密封装置においては、弾性シール部材が、外輪の側面に形成された段部の外周面に嵌合している。このため、外輪の段部が形成された部位には、弾性シール部材による径方向内方への押圧力が作用するが、外輪の外周面側部位には押圧力がほとんど作用しないように構成することが可能となって、弾性シール部材を外輪に取り付けた場合であっても、外輪の外径面の真円度に悪影響を及ぼさないようにすることができる。また、弾性シール部材は、押圧力とほぼ同じ大きさの力で段部により径方向外方に向けて押圧される。これにより、段部が回り止めとして機能するようになって、外輪への取り付けを安定化させることができる。
また、本発明の実施に際して、前記シール溝は、前記外輪の側面に形成された端面溝形状をなし、前記弾性シール部材の外径側のしめしろが内径側のしめしろに比して小さく設定されていることも可能である。この場合、例えば、弾性シール部材の外径側のしめしろをゼロに設定することも可能であり、あるいは弾性シール部材の外周面とシール溝の外径側側壁との間に所定の隙間が形成されるようにすることも可能である。弾性シール部材の外周面とシール溝の外径側側壁とが軽接触(外輪の外径面の真円度に影響を及ぼすおそれのない軽微の接触)するように設定した場合には、弾性シール部材のシール溝からの抜け防止効果を高めることができ、外輪への取り付け安定性をより一層良好にすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による転がり軸受の密封装置の一実施形態の要部を示す側面断面図である。この転がり軸受の密封装置においては、外輪10と内輪20との間に、転動体31が保持器32により円周方向に等間隔に保持されていて、弾性シール部材40が外輪10と内輪20との間に充填された図示を省略するグリース(潤滑剤)を封止している。
外輪10の側面には、端面溝としての断面略U字状のシール溝11が形成されている。シール溝11は、内径側側壁11a、外径側側壁11bおよび底壁11cで構成されている。内径側側壁11aは、軸受の軸線と平行に延設されていて、外輪10の内径側段部12の側壁としても機能している。外径側側壁11bは、軸受の軸線と平行に延設されていて、外輪10の外径側段部13の側壁としても機能している。
底壁11cは、軸受の軸線とほぼ直交する垂直面に形成されていて、内径側側壁11aと外径側側壁11b間に配置されている。内径側段部12は、外径側段部13よりも軸線方向の内側に位置するように各段部12,13の軸方向長さが設定されている。外径側段部13の開口端には、弾性シール部材40の抜けを阻止するとともに、弾性シール部材40をシール溝11の底壁11cに向けて押し込むように機能する突出部13aが一体に形成されている。
弾性シール部材40は、芯金41とゴム42とが円環状に一体成形されたものである。芯金41は、弾性シール部材40の剛性を確保するためのバックアップ材として機能する。ゴム42の内径端部には、径方向内方へ向けて延設された径方向リップ42aが形成されている。径方向リップ42aは、内輪20の外周面21と接触している。径方向リップ42aは、内輪20の外周面21と共に密封部として機能する。
ところで、この実施形態では、弾性シール部材40におけるゴム42の外径端部42bの内径が、シール溝11の内径(内径側段部12の外径)に比して所定量だけ小さく設定されている。すなわち、ゴム42の外径端部42bの内径には、所定の大きなしめしろが設定されていて、弾性シール部材40がシール溝11に組み付け固定された状態では、ゴム42がシール溝11の内径側側壁11aと強固に接触して内径側段部12を径方向内向きに押し付けるようになっている。
一方、ゴム42の外径端部42bの外径は、シール溝11の外径(外径側段部13の内径)に比して極微量だけ大きく設定されている。すなわち、ゴム42の外径端部42bの外径には、しめしろが設定されておらず、弾性シール部材40がシール溝11に組み付け固定された状態では、ゴム42がシール溝11の外径側側壁11bと軽接触(外輪の外径面の真円度に影響を及ぼすおそれのない軽微の接触)するようになっている。
上記のように構成した本実施形態においては、弾性シール部材40のゴム42が、シール溝11の内径側側壁11aと強固に接触して段部12を径方向内向きに押し付けている。このため、外輪10の内径側段部12の基端には、弾性シール部材40のゴム42による径方向内方への押圧力が作用するが、外輪10の外径側段部13側には押圧力がほとんど作用しなくなって、弾性シール部材40を外輪10のシール溝11に取り付けた場合であっても、外輪10の外径面の真円度に悪影響を及ぼさないようにすることができる。また、弾性シール部材40は、押圧力とほぼ同じ大きさの力で内径側段部12により径方向外方に向けて押圧される。これにより、内径側段部12が回り止めとして機能するようになって、外輪10への取り付けを安定化させることができる。
また、この実施形態では、弾性シール部材40におけるゴム42の外周面と、シール溝11の外径側側壁11bとが軽接触するように設定されている。また、外径側段部13の開口端には、突出部13aが形成されている。これにより、弾性シール部材40の抜けが阻止されるとともに、ゴム42の軸方向への弾性圧縮に伴って弾性シール部材40がシール溝11の底壁11cに押し付けられて、ゴム42による密封性も確保(グリースの漏れ出しが防止)される。
上記実施形態では、弾性シール部材40におけるゴム42の外周面と、シール溝11の外径側側壁11bとが軽接触するように設定したが、これに限らず、例えば弾性シール部材40のゴム42の外径側のしめしろをゼロに設定してもよいし、あるいは弾性シール部材40におけるゴム42の外周面と、シール溝11の外径側側壁11bとの間に所定の隙間が形成されるようにしてもよい。このようにしても、弾性シール部材40は、内径側段部12に強固に保持されるので、ゴム42による密封性は十分に確保される。
(変形実施形態)
上記実施形態では、外輪10の側面に、シール溝11を形成したが、これに代えて、例えば図2に示すように、外輪10’の側面に軸線方向外向きに延び出す円筒状の段部12を形成してもよい。この変形実施形態では、段部12の外周面と外輪10’の側面とがシール溝11を構成している。また、段部12には、弾性シール部材40の抜けを阻止するための突出部12aが一体に形成されている。なお、その他の構成は上記実施形態と同じであるので、上記実施形態と同じ機能を果たす部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
上記実施形態では、外輪10の側面に、シール溝11を形成したが、これに代えて、例えば図2に示すように、外輪10’の側面に軸線方向外向きに延び出す円筒状の段部12を形成してもよい。この変形実施形態では、段部12の外周面と外輪10’の側面とがシール溝11を構成している。また、段部12には、弾性シール部材40の抜けを阻止するための突出部12aが一体に形成されている。なお、その他の構成は上記実施形態と同じであるので、上記実施形態と同じ機能を果たす部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
ゴム42の外径端部42bの内径は、段部12の外径に比して所定量だけ小さく設定されている。すなわち、ゴム42の外径端部42bの内径には、所定の大きなしめしろが設定されていて、弾性シール部材40がシール溝11に組み付け固定された状態では、ゴム42が段部12の外周面に嵌合するようになっている。
したがって、この変形実施形態によっても、上記した実施形態と同様、弾性シール部材40の取り付けによって外輪10の外径面の真円度に悪影響を及ぼさないようにすることができる。また、弾性シール部材40は、段部12により径方向外方に向けて押圧されるため、段部12が回り止めとして機能するようになって、外輪10への取り付けを安定化させることができる。
また、この変形実施形態では、上記実施形態に形成されていた外径側段部13を省略した構成とされているので、外輪10’の肉厚を良好に確保することができる。
上記実施形態では、両シール形の転がり軸受の密封装置に本発明を適用したが、これに限らず、片シール形の転がり軸受の密封装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態等では、ゴム42の内径端部と内輪20の外周面21との接触により密封部が形成されると接触形の転がり軸受に本発明を適用したが、これに限らず、ゴムの内径端部と内輪の外周面との間に密封部としてのラビリンスが形成される非接触形の転がり軸受に本発明を適用してもよい。
10,10’ 外輪
11 シール溝
11a 内径側側壁
11b 外径側側壁
11c 底壁
12 内径側段部
12a 突出部
13 外径側段部
13a 突出部
20 内輪
21 外周面
31 転動体
32 保持器
40 弾性シール部材
41 芯金
42 ゴム
42a 径方向リップ
42b 外径端部
11 シール溝
11a 内径側側壁
11b 外径側側壁
11c 底壁
12 内径側段部
12a 突出部
13 外径側段部
13a 突出部
20 内輪
21 外周面
31 転動体
32 保持器
40 弾性シール部材
41 芯金
42 ゴム
42a 径方向リップ
42b 外径端部
Claims (3)
- 外輪と内輪との間に潤滑剤を封止するための弾性シール部材を備え、前記弾性シール部材が前記外輪に形成されたシール溝に組み付け固定され、前記弾性シール部材の内径端部と前記内輪の外周部との間に密封部が形成された転がり軸受の密封装置において、
前記外輪の側面には、軸線方向外向きに延び出す円筒状の段部が形成され、前記シール溝は、前記段部の外周部を含んで構成されており、前記弾性シール部材が前記段部の外周部に嵌合していることを特徴とする転がり軸受の密封装置。 - 前記シール溝は、前記外輪の側面に形成された端面溝形状をなし、前記弾性シール部材の外径側のしめしろが内径側のしめしろに比して小さく設定されている請求項1に記載の転がり軸受の密封装置。
- 前記弾性シール部材の外径は、前記シール溝の外径側側壁との間に所定の隙間が形成される大きさに設定されている請求項2に記載の転がり軸受の密封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007067022A JP2008223996A (ja) | 2007-03-15 | 2007-03-15 | 転がり軸受の密封装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105697554A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-06-22 | 蚌埠飞宇轴承有限公司 | 一种可拆卸深沟球轴承密封结构 |
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2007
- 2007-03-15 JP JP2007067022A patent/JP2008223996A/ja active Pending
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