JPH08142679A - 自動車用後部車体構造 - Google Patents
自動車用後部車体構造Info
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- JPH08142679A JPH08142679A JP28048194A JP28048194A JPH08142679A JP H08142679 A JPH08142679 A JP H08142679A JP 28048194 A JP28048194 A JP 28048194A JP 28048194 A JP28048194 A JP 28048194A JP H08142679 A JPH08142679 A JP H08142679A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spare tire
- back door
- vehicle body
- tire carrier
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
タイヤキャリアをバックドアの外面に沿う保持位置に戻
す方向への作業を行なっても、背面スペアタイヤキャリ
アの部材とバックドアとの直接的干渉を生じない自動車
用後部車体構造を提供すること。 【構成】 バックドア15の側部15aには、該バック
ドア15が開成位置に配され且つ背面スペアタイヤキャ
リア11を車体3の前後方向に沿う回動位置から背面ス
ペアタイヤキャリア11に保持されたスペアタイヤ17
の位置が車体3の前後方向に沿わない位置まで回動させ
るまで背面スペアタイヤキャリア11の一部材19と干
渉しないだけの寸法の切り欠き21が形成されてなり、
該バックドア15の切り欠き21の室内側の面には、背
面スペアタイヤキャリア11の一部材19に干渉し得る
緩衝部材23が配されてなること。
Description
に関する。
特開昭59−32571号公報に示すように、車体後部
に形成された開口と、該開口を閉じる閉成位置及び該開
口に対して略水平なる開成位置に上下に開閉自在なるよ
うに該開口の下縁部に軸支されたバックドアと、該バッ
クドアの外面に沿う保持位置及び前記車体の前後方向に
沿う回動位置に移動可能なるように前記車体後部の側部
の一方に軸支された背面スペアタイヤキャリアとを有す
る例が示されている。
動車用後部車体構造では、バックドアを開いた開成位置
にあって、不用意に背面スペアタイヤキャリアをバック
ドアの外面に沿う保持位置に戻す方向への作業を行う
と、背面スペアタイヤキャリアの部材とバックドアが干
渉して、バックドアの塗膜が剥がれるなどのおそれがあ
る。
てなされたもので、その目的とするところは、バックド
アを開いた開成位置にあって、背面スペアタイヤキャリ
アをバックドアの外面に沿う保持位置に戻す方向への作
業を行なっても、背面スペアタイヤキャリアの部材とバ
ックドアとの直接的干渉を生じない自動車用後部車体構
造を提供することにある。
めに、請求項1の発明は、車体後部に形成された開口
と、該開口を閉じる閉成位置及び該開口に対して略水平
なる開成位置に開閉自在なるように該開口の下縁部に軸
支されたバックドアと、該バックドアの外面に沿う保持
位置及び前記車体の前後方向に沿う回動位置に移動可能
なるように前記車体後部の側部の一方に軸支された背面
スペアタイヤキャリアとを有する自動車用後部車体構造
において、前記バックドアの側部には、該バックドアが
前記開成位置に配され且つ前記背面スペアタイヤキャリ
アを前記車体の前後方向に沿う回動位置から該背面スペ
アタイヤキャリアに保持されたスペアタイヤの位置が前
記車体の前後方向に沿わない位置まで回動させるまで前
記背面スペアタイヤキャリアの一部材と干渉しないだけ
の寸法の切り欠きが形成されてなり、該バックドアの切
り欠きの室内側の面には、該背面スペアタイヤキャリア
の一部材に干渉し得る緩衝部材が配されてなることを特
徴とする。
用後部車体構造であって、前記バックドアの切り欠き
は、該バックドアの閉成位置で前記車体後部の側部の双
方に配されたリアコンビネーションランプの側部を収納
し得ることを特徴とする。
クドアの側部の切り欠きにより、該バックドアが前記開
成位置にある時に前記背面スペアタイヤキャリアを前記
車体の前後方向に沿う回動位置から該背面スペアタイヤ
キャリアに保持されたスペアタイヤの位置が前記車体の
前後方向に沿わない位置まで回動させても、前記背面ス
ペアタイヤキャリアの一部材と前記バックドアの側部が
干渉しない。仮にバックドアに干渉するだけ背面スペア
タイヤキャリアを回動させても、バックドアの緩衝部材
によりバックドア自体には背面スペアタイヤキャリアが
干渉しないことになる。
の作用に加え、車体の全幅寸法と、バックドアの全幅寸
法の関係から、本来、横幅を小さくせざるを得ないリア
コンビネーションランプが、前記バックドアの側縁の切
り欠きによって、後ろから大きく視認できるようにな
る。
る。
自動車用後部車体構造を示している。
口5と、該開口5を開閉自在なるバックドア7と、車体
3の後部の側部の一方としてのリアピラー9に軸支され
た背面スペアタイヤキャリア11とを有する。
位置及び該開口5に対して略水平なる開成位置に上下に
開閉自在なるように該開口5の上下縁部5a,5bに軸
支されてなるアッパバックドア13と、ロアバックドア
15とよりなる。
は、該ロアバックドア15が前記開成位置に配され且つ
前記背面スペアタイヤキャリア11を前記車体3の前後
方向に沿う回動位置(図3の二点鎖線)から該背面スペ
アタイヤキャリア11に保持されたスペアタイヤ17の
位置が前記車体3の前後方向に沿わない位置(図3の実
線)に回動させるまで前記背面スペアタイヤキャリア1
1の一部材としての下支持腕19に干渉しないだけの寸
法の切り欠き21が形成されてなる。
面から見てコの字状をなす支持本体31と、該支持本体
31の基部33を車体3に軸支したヒンジ部材35と、
前記支持本体31の自由端部37に形成されたスペアタ
イヤ17の保持部39とよりなる。
上部が前記ロアバックドア15の上部15bに略平行な
上支持腕41と、前記した下支持腕19とよりなる。
下側より一旦斜め上方に傾斜され、しかる後に略水平に
形成されてなる。
ー9に上下に離間して溶接されたブラケット43,43
にピン45により略水平方向に支持本体31を回動自在
に軸支してなる。
ックドア7の図2に示す閉成位置で前記車体3後部の側
部の双方に配されたリアコンビネーションランプ25,
25の側部25aを収納し得る。
面には、該背面スペアタイヤキャリア11の一部材とし
ての支持部材19に部位27で干渉し得る緩衝部材とし
てのトリム23が配されてなる。該トリム23は、AB
S樹脂やポリ塩化ビニルなどの材料よりなる。
15の前記開成位置にある時に、前記背面スペアタイヤ
キャリア11を前記車体3の前後方向に沿う回動位置
(図3の二点鎖線で示す位置)に回動すると、開口5よ
り荷物を下ろしたりする作業ができる。
らスペアタイヤ17が若干車体3の側部より突出するの
で、他の自動車の走行や、歩行に邪魔になる恐れがある
ときなど、該背面スペアタイヤキャリア11を若干バッ
クドア15側に動かして、該背面スペアタイヤキャリア
11に保持されたスペアタイヤ17の位置が前記車体3
の前後方向に沿わない位置(図3の実線で示す位置)ま
で回動させても、前記バックドア15の側部15aの切
り欠き21により、前記背面スペアタイヤキャリア11
の一部材19と前記バックドア15の側部15aが干渉
しない。
スペアタイヤキャリア11を回動させても、バックドア
15の緩衝部材23によりバックドア15自体には背面
スペアタイヤキャリア11が干渉しないので、バックド
ア15の塗膜などが剥がれるおそれがないことになる。
5の全幅寸法の関係から、本来、横幅を小さくせざるを
得ないリアコンビネーションランプ25,25が、前記
バックドア15の側縁15aに切り欠き21が形成され
ていることによって、リアコンビネーションランプ2
5,25を小さくする必要がなく、後ろからリアコンビ
ネーションランプ25,25を大きく視認できるように
なる。
明によれば、車体後部に形成された開口と、該開口を閉
じる閉成位置及び該開口に対して略水平なる開成位置に
開閉自在なるように該開口の下縁部に軸支されたバック
ドアと、該バックドアの外面に沿う保持位置及び前記車
体の前後方向に沿う回動位置に移動可能なるように前記
車体後部の側部の一方に軸支された背面スペアタイヤキ
ャリアとを有する自動車用後部車体構造において、前記
バックドアの側部には、該バックドアが前記開成位置に
配され且つ前記背面スペアタイヤキャリアを前記車体の
前後方向に沿う回動位置から該背面スペアタイヤキャリ
アに保持されたスペアタイヤの位置が前記車体の前後方
向に沿わない位置まで回動させるまで前記背面スペアタ
イヤキャリアの一部材と干渉しないだけの寸法の切り欠
きが形成されてなり、該バックドアの切り欠きの室内側
の面には、該背面スペアタイヤキャリアの一部材に干渉
し得る緩衝部材が配されてなることを特徴とするので、
前記バックドアの側部の切り欠きにより、該バックドア
が前記開成位置にある時に前記背面スペアタイヤキャリ
アを前記車体の前後方向に沿う回動位置から該背面スペ
アタイヤキャリアに保持されたスペアタイヤの位置が前
記車体の前後方向に沿わない位置まで回動させても、前
記背面スペアタイヤキャリアの一部材と前記バックドア
の側部が干渉しない。仮にバックドアに干渉するだけ背
面スペアタイヤキャリアを回動させても、バックドアの
緩衝部材によりバックドア自体には背面スペアタイヤキ
ャリアが干渉しないことになる。
の切り欠きは、該バックドアの閉成位置で前記車体後部
の側部の双方に配されたリアコンビネーションランプの
側部を収納し得ることを特徴とするので、請求項1の発
明の効果に加え、車体の全幅寸法と、バックドアの全幅
寸法の関係から、本来、横幅を小さくせざるを得ないリ
アコンビネーションランプが、前記バックドアの側縁の
切り欠きによって、後ろから大きく視認できるようにな
る。
である。
図である。
との関係を示す平面図である。
持腕 21 切り欠き 23 トリム 25 リアコンビネーションランプ 25a リアコンビネーションランプの側部 27 部位 31 支持本体 33 支持本体の基部 35 ヒンジ部材 37 支持本体の自由端部 39 スペアタイヤの保持部 41 上支持腕 43 ブラケット 45 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 車体後部に形成された開口と、該開口を
閉じる閉成位置及び該開口に対して略水平なる開成位置
に開閉自在なるように該開口の下縁部に軸支されたバッ
クドアと、該バックドアの外面に沿う保持位置及び前記
車体の前後方向に沿う回動位置に移動可能なるように前
記車体後部の側部の一方に軸支された背面スペアタイヤ
キャリアとを有する自動車用後部車体構造において、 前記バックドアの側部には、該バックドアが前記開成位
置に配され且つ前記背面スペアタイヤキャリアを前記車
体の前後方向に沿う回動位置から該背面スペアタイヤキ
ャリアに保持されたスペアタイヤの位置が前記車体の前
後方向に沿わない位置まで回動させるまで前記背面スペ
アタイヤキャリアの一部材と干渉しないだけの寸法の切
り欠きが形成されてなり、 該バックドアの切り欠きの室内側の面には、該背面スペ
アタイヤキャリアの一部材に干渉し得る緩衝部材が配さ
れてなることを特徴とする自動車用後部車体構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用後部車体構造で
あって、 前記バックドアの切り欠きは、該バックドアの閉成位置
で前記車体後部の側部の双方に配されたリアコンビネー
ションランプの側部を収納し得ることを特徴とする自動
車用後部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28048194A JP3579934B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 自動車用後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28048194A JP3579934B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 自動車用後部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142679A true JPH08142679A (ja) | 1996-06-04 |
JP3579934B2 JP3579934B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17625683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28048194A Expired - Fee Related JP3579934B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 自動車用後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3579934B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115110878A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种背门结构、汽车及背门开启方法 |
CN115489279A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-12-20 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车多功能背门系统总成及车辆 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP28048194A patent/JP3579934B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115110878A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-09-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种背门结构、汽车及背门开启方法 |
CN115110878B (zh) * | 2022-06-29 | 2023-06-20 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种背门结构、汽车及背门开启方法 |
CN115489279A (zh) * | 2022-08-29 | 2022-12-20 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车多功能背门系统总成及车辆 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3579934B2 (ja) | 2004-10-20 |
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