JP3323338B2 - 自動車用後部車体構造 - Google Patents

自動車用後部車体構造

Info

Publication number
JP3323338B2
JP3323338B2 JP28035694A JP28035694A JP3323338B2 JP 3323338 B2 JP3323338 B2 JP 3323338B2 JP 28035694 A JP28035694 A JP 28035694A JP 28035694 A JP28035694 A JP 28035694A JP 3323338 B2 JP3323338 B2 JP 3323338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back door
opening
vehicle body
wire
body structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28035694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08142681A (ja
Inventor
勝宏 米山
清 間宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP28035694A priority Critical patent/JP3323338B2/ja
Publication of JPH08142681A publication Critical patent/JPH08142681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3323338B2 publication Critical patent/JP3323338B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用後部車体構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用後部車体構造としては、例えば
図3(特開昭64−43181号公報参照)に示すよう
に、車体後部100に形成された開口(図示省略)と、
該開口を閉じる閉成位置及び該開口に対して略水平なる
開成位置に開閉自在なるように該開口の下縁部に軸支さ
れたバックドア(図示省略)と、該バックドア及び前記
車体後部100夫々に端部102,104を有すること
でバックドア及び車体後部100間に懸架されてバック
ドアを開成位置に保持可能なワイヤ106とを有する例
が示されている。符号108は、車体後部100に配設
されたストライカで、バックドアのロック装置(図示省
略)が係合離脱自在である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の自
動車用後部車体構造では、バックドアを閉じた時、ワイ
ヤ106の中間部110が車体後部100の内面線11
6より室内112側に突出114するため、車体後部1
00内の荷室に載置した荷物(図示省略)がワイヤ10
6に引っかかった場合、バックドアが開きにくいおそれ
がある。
【0004】また、ワイヤ106の中間部110の曲げ
曲率を大きくすることで、室内112側への突出量を少
なくすると、バックドアを閉じる際に破線で示すように
ワイヤ106と車体後部100とが干渉して車体後部1
00の面に傷を形成するおそれがある。
【0005】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、車体後部
とバックドアとに懸架されたワイヤの車室内への突出を
抑制できる自動車用後部車体構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、車体後部に形成された開口
と、該開口を閉じる閉成位置及び該開口に対して略水平
なる開成位置に開閉自在なるように該開口の下縁部に軸
支されたバックドアと、該バックドア及び前記車体後部
夫々に端部を有することでバックドア及び車体後部間に
懸架されてバックドアを開成位置に保持可能なワイヤと
を有する自動車用後部車体構造において、前記車体後部
には、前記ワイヤの中間部を後部側に移動せしめる突出
部を盛り上げ形成してなることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
用後部車体構造であって、前記突出部には、該バックド
アの閉成位置で係合するストライカが配設されてなるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】上記手段の請求項1の発明によれば、前記車体
後部の突出部を後部側に盛り上げ形成してなることで、
前記ワイヤの中間部が後部側に移動し、室内の内面線よ
り突出しないようにしたので、バックドアを閉じる際に
ワイヤと車体後部とが干渉せず、車体後部の面に傷を形
成するおそれがないことになる。
【0009】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用に加え、前記突出部にストライカが配設されてな
るので、ストライカの位置の設定が自由であり、バック
ドアの開閉位置の自由度が大幅に高まるようになる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。
【0011】図1及び図2は、本発明の一実施例に係る
自動車用後部車体構造を示している。
【0012】自動車1は、車体3の後部に形成された開
口5と、該開口3を閉じる閉成位置及び該開口5に対し
て略水平なる開成位置(図1に示す)に開閉自在なるよ
うに該開口5の下縁部5aに軸支されたバックドア7
と、該バックドア7及び前記車体3の後部夫々に端部1
1,13を有することでバックドア7及び車体3の後部
間に懸架されてバックドア7を開閉位置に保持可能なワ
イヤ9とを有する。15は、前記開口5の上縁部5bに
軸支されてなるアッパバックドアである。
【0013】前記車体3の後部、より詳細に説明すると
リアインナパネル17の付け根部19には、突出部21
が盛り上げ形成してなる。前記ワイヤ9の夫々の端部1
1,13は、該突出部21の直上に配され、前記リアイ
ンナパネル17の付け根部19に形成された凹部23内
に前記車体3の後部に取り付けられる一方の端部11が
配される。
【0014】前記突出部21には、該バックドア7の閉
成位置で係合するストライカ25が配設されてなる。
【0015】従って、本実施例によれば、前記車体3の
後部の突出部21を後部側RRに盛り上げ形成してなる
ことで、バックドア7を閉じさせると、他方の端部13
が一方の端部11に近接するに従い、突出部21によっ
てワイヤ9自体の曲げられる限度によるリアクションに
よって前記ワイヤ9の中間部27が後部側RRに移動
し、図2に詳細に示すように室内29の内面線31より
突出しなくなる。
【0016】このため、ワイヤ9と車体3の後部とが干
渉せず、車体3の後部の面に傷を形成するおそれがない
ことになる。尚、図1に破線で示すワイヤ9も図2に示
すバックドア7閉時の形状である。
【0017】前記ストライカ25が配設されてなる突出
部21は従来に比較して大きい面積であるので、ストラ
イカ25の位置の設定が自由であり、バックドア7の閉
成位置の自由度が大幅に高まるようになる。
【0018】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、車体後部に形成された開口と、該開口を閉
じる閉成位置及び該開口に対して略水平なる開成位置に
開閉自在なるように該開口の下縁部に軸支されたバック
ドアと、該バックドア及び前記車体後部夫々に端部を有
することでバックドア及び車体後部間に懸架されてバッ
クドアを開成位置に保持可能なワイヤとを有する自動車
用後部車体構造において、前記車体後部には、前記ワイ
ヤの中間部を後部側に移動せしめる突出部を盛り上げ形
成してなることを特徴とするので、後部側に盛り上げ形
成してなる車体後部の突出部により、前記ワイヤの中間
部が後部側に移動し、室内の内面線より突出しないよう
にしたので、バックドアを閉じる際にワイヤと車体後部
とが干渉せず、車体後部の面に傷を形成するおそれがな
いことになる。
【0019】請求項2の発明によれば、前記突出部に
は、該バックドアの閉成位置で係合するストライカが配
設されてなることを特徴とするので、請求項1の発明の
効果に加え、ストライカの位置の設定が自由であり、バ
ックドアの閉成位置の自由度が大幅に高まるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるバックドアを開成
した状態の車体の斜視説明図である。
【図2】図1の矢視Aにかかる説明図である。
【図3】従来の図2相当の説明図である。
【符号の説明】
1 自動車 3 車体 5 車体の後部に形成された開口 5a 開口の下縁部 5b 開口の上縁部 7 バックドア 9 ワイヤ 11,13 ワイヤの端部 15 アッパバックドア 17 リアインナパネル 19 リアインナパネルの付け根部 21 突出部 23 凹部 25 ストライカ 27 ワイヤの中間部 29 室内 31 室内の内面線 RR 後部側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−171368(JP,A) 特開 平2−179542(JP,A) 実開 昭64−43181(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部に形成された開口と、該開口を
    閉じる閉成位置及び該開口に対して略水平なる開成位置
    に開閉自在なるように該開口の下縁部に軸支されたバッ
    クドアと、該バックドア及び前記車体後部夫々に端部を
    有することでバックドア及び車体後部間に懸架されてバ
    ックドアを開成位置に保持可能なワイヤとを有する自動
    車用後部車体構造において、 前記車体後部には、前記ワイヤの中間部を後部側に移動
    せしめる突出部を盛り上げ形成してなることを特徴とす
    る自動車用後部車体構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用後部車体構造で
    あって、 前記突出部には、該バックドアの閉成位置で係合するス
    トライカが配設されてなることを特徴とする自動車用後
    部車体構造。
JP28035694A 1994-11-15 1994-11-15 自動車用後部車体構造 Expired - Fee Related JP3323338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28035694A JP3323338B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 自動車用後部車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28035694A JP3323338B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 自動車用後部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08142681A JPH08142681A (ja) 1996-06-04
JP3323338B2 true JP3323338B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=17623872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28035694A Expired - Fee Related JP3323338B2 (ja) 1994-11-15 1994-11-15 自動車用後部車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3323338B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08142681A (ja) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09164845A (ja) 自動車の摺動ドアのレールの保護装置
JP3323338B2 (ja) 自動車用後部車体構造
JPH0585417A (ja) 開閉体のヒンジ構造
JP3521442B2 (ja) 車両のランプ構造
JPS59216725A (ja) 自動車のウインドデフレクタ
JP2606046Y2 (ja) ドアの取付構造
JP2518458Y2 (ja) 開閉体支持装置
JP2001151043A (ja) 自動車の荷室観音開きドアへの配線構造
JP2975256B2 (ja) サンルーフ用のシェード装置
JP2530515Y2 (ja) ドアの取付構造
JP2561782Y2 (ja) ドアトリムのポケットリッド
JPH0426609Y2 (ja)
KR100405607B1 (ko) 자동차의 후드 힌지 조립체
JPH0624540Y2 (ja) ラツゲージドアヒンジ構造
JP2531327Y2 (ja) ドアの取付構造
JP2581886Y2 (ja) 車両用ハーネスの保護構造
JPS5938151A (ja) 自動車用グロ−ブボツクス
KR200287937Y1 (ko) 자동차 후드 힌지의 힌지 스토퍼
KR0129209Y1 (ko) 자동차용 물품 보관 장치
JPS641253Y2 (ja)
JP3101227B2 (ja) 自動車用搬入物ガイド
JPH0436378Y2 (ja)
JPH053422Y2 (ja)
JPH0351205Y2 (ja)
JPH0310308Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees