JPH08137804A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH08137804A JPH08137804A JP6271235A JP27123594A JPH08137804A JP H08137804 A JPH08137804 A JP H08137804A JP 6271235 A JP6271235 A JP 6271235A JP 27123594 A JP27123594 A JP 27123594A JP H08137804 A JPH08137804 A JP H08137804A
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Abstract
象としているアプリケーションの変更の容易化、データ
の有効利用を図る。 【構成】 ROM等の記憶手段3には2種類以上のアプ
リケーションプログラムを格納している。各アプリケー
ションモードは各々に応じた入力項目が存在し、それを
RAM等の記憶手段2に各々のアプリケーションモード
に応じた記憶態様で記憶する。各アプリケーションモー
ドでは入力したデータを呼び出す呼び出し手段、呼び出
されたデータを修正する修正手段、呼び出されたり修正
中のデータ或いは入力中のデータを表示手段に表示させ
る機能を有する。入力/修正手段の動作中に入力項目の
設定を変更することにより、他のアプリケーションの入
力または修正手段の動作状態にモードが切り替わり、元
のアプリケーションモードのデータを新しいアプリケー
ションモードのデータとして活用する。
Description
る。例えば、電子手帳や携帯用システム機器などの情報
機器に適用されるものである。
ができるスケジュール機能、課題の管理ができる課題管
理機能など日時に依存したデータをもつアプリケーショ
ンを二つ以上有する場合、それぞれ同等の項目が1つ以
上存在するが個々のアプリケーション固有の項目も存在
する場合、つまり、異なるデータ構造を持つ場合には、
データの入力/編集はそれぞれのアプリケーションにお
いて他のアプリケーションとは独立して別個に行ってい
た。
知文献としては、例えば、特開平5−40738号公報
がある。この公報のものは、カレンダーや電卓機能とい
った特定のアプリケーションを他の各アプリケーション
の処理中にフロントエンドプロセッサとして従属させる
ことにより、アプリケーションの入力の最中に日付や計
算結果をダイレクトに入力することで、他のアプリケー
ションのデータのダイレクトでの利用が可能になってい
たが、これは入力中のアプリケーションに対して従属す
るアプリケーションのデータを利用する形になってお
り、同時にアプリケーション間で入力中のデータを相互
にダイレクトに利用するというものではない。
開平2−89153号公報のものは、あくまでスケジュ
ールのアプリケーションに対して日数計算機能を付け足
すという改善が主であり、この時に現在表示中のデータ
の日付と当日の日付が自動的に使用されるというもので
ある。さらに、実整62−1534のものは、メモのア
プリケーションの持つ、メモのデータを使用して計算が
できるという機能において、“,”付きの数値の時も計
算できるようにしたものである。
に上記のアプリケーションを使用する場合、スケジュー
ルの管理を行うスケジュール機能や課題の管理を行う課
題管理機能の双方ともに日付という同等の項目が存在す
る。つまり日時に依存するデータという点では共通する
ため、何らかのデータを入力途中で登録するアプリケー
ションの変更を行いたい場合がありうる。言い換えれ
ば、どのアプリケーションのデータとして登録するかと
いうことは、入力前に設定するのではなく入力中に設定
する、つまり従属したアプリケーションに対してではな
く、同等のアプリケーションどうしでの入力中のデータ
のやりとりが可能であれば入力の使用性が向上する。
ョンごとに別々にデータの入力を行うため、まず前もっ
てどのアプリケーションに対するデータとするかを決定
してから入力しなくてはならず、前述の操作を実現する
ような、現在あるアプリケーションに入力中のデータを
途中で別のアプリケーションのデータに変更しようとす
るような操作を行うためには、(1)現在入力中のデー
タ中の文字列などを一時的にクリップボードに格納す
る、(2)行っていた入力作業を中断あるいは完了させ
る、(3)別のアプリケーションに移行する、(4)移
行したアプリケーションのデータ入力状態に移行する、
(5)クリップボードに格納した内容を貼りつける、と
いう段階を経ねばならない。また、変更前後で入力項目
が異なる場合には、項目ごとに入力内容の貼りつけを行
わざるを得ず、変更前の入力内容をまるごとクリップボ
ードへ格納して変更後の内容へと貼りつけることはでき
ない。このため、変更前後での既入力データの利用は操
作が繁雑となった。
たもので、入力画面を統合し、入力途中でデータ入力対
象とするアプリケーションの変更を容易にするため、入
力状態における入力項目にアプリケーションの種類の選
択項目を付加することにより、この項目の変更に合わせ
て入力状態での入力項目をそれぞれのアプリケーション
に対する項目に変更を行えるようにし、また、データの
有効利用のため、変更前後で同等の入力項目が存在する
場合には、変更前の入力内容を変更後の入力内容に反映
させるものである。また、上記のようなデータ変更の操
作に柔軟性を持たせるため、元のアプリケーションモー
ドの入力項目と新しいアプリケーションモードの入力項
目との対応処理を自動的に行うか、ユーザが指示するこ
とにより実行するかを選択できる機能を有するものであ
る。さらに、アプリケーションモードの切り替えに伴
い、元のデータ中活用できなかったデータが存在した場
合は、そのデータを新しいアプリケーションモードのデ
ータと一緒に或いは別領域に記憶して、再度アプリケー
ションモードの切り替えの際に再利用を図るようにした
情報処理装置を提供することを目的としている。
決するために、(1)データを入力するための入力手段
と、該入力手段により入力されたデータを記憶する第1
の記憶手段と、プログラムを記憶する第2の記憶手段
と、前記第1の記憶手段に入力されたデータを呼び出す
呼び出し手段と、該呼び出し手段により呼び出されたデ
ータを修正する修正手段と、呼び出された修正中のデー
タ或いは入力中のデータを表示する表示手段と、前記各
手段を制御する制御手段とを有する情報処理装置におい
て、前記第2の記憶手段に記憶されたプログラムによっ
て、前記入力手段の入力方法として2種類以上のアプリ
ケーションモードを有し、各々のアプリケーションモー
ドに応じた入力項目が存在し、該入力項目を前記第1の
記憶手段に各々のアプリケーションモードに応じた記憶
態様で記憶し、更に、一つのアプリケーションモードに
おいて入力中或いは修正中に他のアプリケーションモー
ドに移るモード切替手段を有し、モードが切り替わると
同時に元のアプリケーションモードのデータを新しい
(別途選択可能な異なる)アプリケーションモードのデ
ータとして活用すること、更には、(2)前記アプリケ
ーションモードの切り替えに伴うデータの移動に際し
て、元のアプリケーションモードの入力項目と新しいア
プリケーションモードの入力項目を対応させ、共通の内
容を持つものはそのまま移動させ、一致しないものは移
動させない処理を自動的に行うか、ユーザの指示するこ
とにより実行するかを選択できる機能を有すること、更
には、(3)前記アプリケーションモードの切り替えに
伴い、元のデータ中活用できなかったデータが存在した
場合は、該データを新しいアプリケーションモードのデ
ータと一緒に或いは別領域に記憶しておくことを特徴と
したものである。
ータを入力するための入力手段と、該入力手段により入
力されたデータを記憶する第1の記憶手段と、プログラ
ムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に
入力されたデータを呼び出す呼び出し手段と、該呼び出
し手段により呼び出されたデータを修正する修正手段
と、呼び出された修正中のデータ或いは入力中のデータ
を表示する表示手段と、前記各手段を制御する制御手段
とを有する情報処理装置であり、(1)第2の記憶手段
にあるプログラムの動作状態において、アプリケーショ
ンモードの切り替え手段によりモードの切り替えを行う
ことにより、入力時であればバッファに記憶された入力
データが、修正時であれば、同じくバッファに記憶され
た登録データが元のアプリケーションモードから新しい
アプリケーションモードに変換される。変換は元のアプ
リケーションモードに存在する複数のデータ項目と新し
いアプリケーションモードの複数のデータ項目を対比さ
せ、共通の内容を持つものはそのまま移動させ、一致し
ないものは移動させないことにより行われる。
ンモードから新しいアプリケーションモードへのデータ
変換が自動的に行われるモードのみであったのに対し、
元のアプリケーションの複数のデータ項目を新しいアプ
リケーションの複数のデータ項目のどれに移動させるか
をユーザに指定させるモードを追加し、どちらのモード
を選ぶかを選択させる。後者のモードを選択した場合
は、元のアプリケーションの各データ項目ごとに新しい
アプリケーションのデータ項目のどれに移動させるか選
択する選択画面を表示させ、ユーザが指示することによ
り移動が行われる。
ョンモードと新しいアプリケーションモードの複数のデ
ータ項目で、一致しないものは新しいアプリケーション
モードでは削除されてしまうが、これに対して一致しな
いデータ項目も新しいアプリケーションモードで記憶し
ておく。但し、このデータは新しいアプリケーションモ
ードでは有効ではないので、有効データの後ろに付属す
る形で保持される。また、別の手法として有効データの
後ろには、一致しないデータの保持されている記憶エリ
アのアドレスを示すリンク情報のみを持ち、一致しない
データはまとめて別エリアとする方法もある。どちらに
しても新してアプリケーションモードでは有効データの
み使用されるが、修正時に再度新しいアプリケーション
モードから元のアプリケーションモードに戻す処理が発
生した場合、一致しなかったデータを用いることによっ
て元のアプリケーションモードのデータ項目を復元する
ことが可能となる。
する。図1は、本発明による情報処理装置の一実施例を
説明するための構成図で、図中、1は入力部、2はRA
M(Random Access Memory)、3はROM(ReadO
nly Memory)、4は表示部、5はCPU(中央処理装
置)、6は表示用メモリである。入力部1は文字データ
を入力するキー等の入力手段である。第1の記憶手段で
あるRAM2は、前記入力部1から入力されたデータを
記憶する。第2の記憶手段であるROM3は、本発明で
使用するアプリケーションプログラムを記憶する。表示
部4は記憶されたデータを表示する液晶表示パネル等の
表示手段である。CPU5は前記RAM2とROM3及
び表示部4を駆動制御する制御手段である。
プリケーションプログラムを格納している。各アプリケ
ーションモードは各々に応じた入力項目が存在し、それ
をRAM等の記憶手段2に各々のアプリケーションモー
ドに応じた記憶態様で記憶する。各アプリケーションモ
ードでは入力したデータを呼び出す呼び出し手段と、呼
び出されたデータを修正する修正手段と、呼び出された
り修正中のデータ或いは入力中のデータを表示手段に表
示させる機能とを有し、各手段を切り替えるためには、
そのために割り当てられたキー入力により行う。このよ
うなアプリケーションにおいて、入力/修正手段の動作
中に入力項目の設定を変更することにより、現在のアプ
リケーションの入力または修正手段から他のアプリケー
ションの入力または修正手段の動作状態にモードが切り
替わり、モードが切り替わると同時に元のアプリケーシ
ョンモードのデータを新しいアプリケーションモードの
データとして活用する。
ドウェア構造を示す図で、図中、11はLCD(Liqui
d Crystal Display:液晶ディスプレイ)、12はR
AM、13はCPU、14はROM、15は本体キー、
16はタッチパネル、17はRTC(Routing Contro
l)、18はA/Dコンバータ、19a,19bはLC
Dドライバ、20はゲートアレイ、21はメモリー保護
用電池、22はブザー、23はローバッテリー検出回
路、24は駆動用電池である。
を記憶するためのRAM12、また制御部であるCPU
13には、電子手帳機能や本発明を実現するためのアプ
リケーションプログラム等が格納されているROM14
と、前記表示部と、RAMおよびデータ入力のためのキ
ー15等が接続されている。また、タッチパネル16は
本ハードウェアの操作性を向上させる目的で使用され
る。
スケージュールの日程管理ができるスケジュール機能
と、(2)発生した課題用件の処理/未処理の管理がで
きる課題管理と、(3)日付指定で記念日の管理ができ
る記念日1、(4)指定月/週の曜日指定で記念日の管
理ができる記念日2など、データの入力項目に日時など
を表わす項目が含まれるアプリケーションを少なくとも
二つ以上有する携帯可能な情報処理機器を指すものとす
る。
手帳の外観を示す平面図で、図中、31はLCD表示部
タッチパネル、32は文字/数字/記号入力キー部、3
3はアプリケーション/機能切り替えキー部、34はN
ewキー、35はEDITキー、36はENTERキ
ー、37はCANCELキー、38はSCHEDULE
キー、39はTODOキー、40はANN1キー、41
はANN2キー、42はPREVキーおよびNEXTキ
ー、43はMENUキーである。
キーの他、新規データの入力モードに移るためのNEW
キー34、表示しているデータの修正モードに移るため
のEDITキー35、入力/修正中のデータを登録する
ためのENTERキー36、入力/編集を中断するため
のCANCELキー37、前件/後件データを表示させ
るPREVキー/NEXTキー42等からなる。アプリ
ケーションキーとしてはスケジュールアプリケーション
を起動する SCHEDULE キー38、課題管理アプリケーシ
ョンを起動するTODOキー39、記念日1アプリケー
ションを起動するANN1キー40、記念日2アプリケ
ーションを起動するANN2キー41、操作メニューを
開くMENUキー43等からなっている。
ての概略を表わすブロック図で、図中、43は編集用バ
ッファ、44は編集用バッファの退避用エリア、45は
スケジュールアプリケーション用記録エリア、46は課
題管理アプリケーション用記録エリアである。データの
入力/編集時に使われる編集バッファ43と編集バッフ
ァの退避エリア44、スケジュールアプリケーションの
データ領域45と課題管理アプリケーションのデータ領
域46が、RAM12に配置されている様子を示す。
ケーションと課題管理アプリケーションの2つのモード
を例にとり、図5〜図8の表示状態図と図11及び図1
2のフローチャートにしたがって説明する。図5は、ス
ケジュールアプリケーションの入力初期画面、図6は、
スケジュールアプリケーションの入力例、図7は、Typ
eのプルダウンメニューを開いた状態の例、図8は、課
題管理アプリケーションのデータの入力/編集画面の例
を示す図で、図中、51は用件の実行日(Date)、5
2は用件の開始/終了時刻(Time)、53はアラーム
の有無、54はアラームの鳴音時刻、55は用件の内
容、56は達成の日付(Due Date)、57は優先順位
(Priority)、58は用件の達成/未達成のチェック
(Done)、59は達成用件の内容、60はアプリケー
ションの種類(Type)である。
ンにおいては、用件の実行日(Date)51、用件の開
始/終了時刻(Time)52、アラームの有無53、ア
ラームの鳴音時刻54、用件の内容55の5種類の入力
項目からなる。また、課題管理アプリケーションにおい
ては、達成の日付(Due Date)56、優先順位(Prio
rity)57、用件の達成/未達成のチェック(Done)5
8、達成用件の内容59の4項目からなる。
ーションごとに存在するファイルに登録される。前述の
アプリケーションの各項目を図17に示すように比較す
ると、用件の実行日51と達成の日時56とは共に日付
に関する項目であり同等であると関連づけすることがで
きる。また、用件の内容55、達成用件の内容59につ
いても同じことが言える。他の項目については両アプリ
ケーションで意味的に結び付けることはできない。本実
施例では用件の実行日51と達成の日時56および用件
の内容55、達成用件の内容59がそれぞれデータ構造
についても一致しているものとするが、ここでいう項目
の比較において同等であるということは、必ずしも比較
する双方の項目のデータの構造が一致する必要はなく、
データ意味的に同等であるととることができるというこ
とである。
ションの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、各ステップ(S)に従って順に説明する。 (A)利用者はまず、図3に示す本体のアプリケーショ
ン切替キーから SCHEDULE キーを押下して(フローチャ
ート、図11のS11−1)、スケージュールアプリケ
ーションを起動する(S11−2)。このとき、スケジ
ュールアプリケーションはRTC(図2の17)に記憶
されている日付データ(基本的にはその日の日付)を読
み出し、RAMに登録されているスケジュールデータ上
の日付データと比較し、一致するデータを呼び出しLC
Dに表示する。
17に記憶されている日付データに一番近い未来のスケ
ジュールデータを呼び出してLCDに表示する(S11
−3)。これを以下では便宜上表示モードと呼ぶ。該表
示モードではPREV,NEXTキーの操作により現在
表示しているデータの前後のデータを呼び出して表示す
ることができる。
規データの入力画面に移行するため、NEWキーを押
す。ステップS11−4ではデータの入力/修正のため
に確保しているRAM内の編集用バッファをスケジュー
ルアプリケーションの入力項目各々のために割り当て、
かつ各内容はクリアされて未入力となり、図5のような
画面になる。ここで、新規データの入力ではなく、すで
に登録してあるデータの修正画面に移行する場合には、
表示モードで修正するデータを表示させた状態でEDI
Tキーを押す。ステップS11−5ではデータの入力/
修正のために確保しているRAM内の編集用バッファは
スケジュールアプリケーションの入力項目各々のために
割り当てられ、かつ各内容はRAMに登録されている内
容が呼び出されて反映され、例えば、図6のような画面
になる。新規入力、修正いずれについても、以下の流れ
は特に明記しない限り共通である。
1−5に続くデータ入力のフローチャートである。以
下、各ステップ(S)に従って順に説明する。 (C)続いてステップS12−1では前記データの編集
を行うため、スケジュールアプリケーションの持つデー
タの項目を入力項目として有するデータの編集画面を表
示する。各項目の入力欄には前述の編集用バッファの内
容が初期値として表示される。また、入力項目60のア
プリケーションの種類(Type)は、現在入力対象とし
ているアプリケーションであるScheduleに設定され
る。 (D)ステップS12−2では、用件の実行日(Dat
e)以下の各入力項目への入力をする。入力を行う項目
を選択するための入力欄へのカーソル移動、および内容
の入力は文字/数字/記号入力キー部あるいはタッチパ
ネルの操作により実現する。ここでは、図6のように入
力したとする。
ケジュールアプリケーションではなく課題管理のアプリ
ケーションのデータとして登録することに変更すること
にしたとする。このとき入力項目のアプリケーションの
種類(Type)をセレクトし、項目の設定をScheduleか
らToDoに変更することにより、課題管理のアプリケー
ションを選択する。この変更は、この実施例ではアプリ
ケーションの種類の入力項目プルダウンメニューをタッ
チすることで行う。例えば、図7のような画面になる。
を行う。スケジュール機能の入力項目である用件の実行
日(Date)、および用件の内容の二つの項目は、課題
管理の入力項目である達成の日付(Due Date)、およ
び達成用件の内容とそれぞれ同等の入力項目である。し
たがって、この二つの項目は表示が切り替わった後に入
力内容が失われることなく、課題管理の各対応項目の入
力内容として残る。課題管理のその他の項目について
は、スケジュール機能に対応する項目が存在しないた
め、入力データなしが初期値になる。
プリケーションで使用する入力項目を入力するための表
示画面に切り替わる(S12−1)。ステップS12−
2で優先順位(Priority)、用件の達成/未達成のチ
ェックの入力、また必要ならば、達成の日付(Due Da
te)、達成用件の内容についても修正を行った後、EN
TERキーを押すことにより入力データをRAM内の課
題管理アプリケーションのファイルに格納する(S12
−3)。
の装置を元に、スケジュールアプリケーションと課題管
理アプリケーションの2つのモードを例にとり、図9,
図10の表示状態図と、図12〜図14のフローチャー
トにしたがって説明する。図中、61は元のアプリケー
ションモードのデータ項目、62は新しいアプリケーシ
ョンモードでの移動先の項目、63は新しいアプリケー
ションモードへの移動はしないことを示す項目である。
おいて、入力或いは修正中のアプリケーションを切り替
えた時に、元のアプリケーションモードのデータを新し
いアプリケーションモードのデータに活用するための入
力項目の移動を、自動的に行うか、ユーザの指定により
行うかの選択について説明する。
作を行ったあと、図12のステップS12−2のキー入
力で、 (G)ユーザが、図3のアプリケーション切り替えキー
からMENUキーを押すと、図9のようにEDITメニ
ューが開く。このメニューは含まれる項目をペンタッチ
などにより選択することで、データの入力或いは修正画
面においてデータの編集などを行うために使用する操作
を選択するためのものである。このメニュー内の最下段
の項目 SET EDIT MODE は、入力項目の移動を自動的に
行うか、ユーザの指定により行うかの設定を行う項目で
ある。SET EDIT MODE を選択すると、サブメニューが表
示され、入力項目の移動を自動的に行うか、ユーザの指
定により行うかを各々 AUTO、MANUAL に設定することで
選択できる。この処理は、図12のステップS12−5
から図13のS13−1に移行した後のステップS13
−3である。 (H)続いて第1実施例の(D),(E)の操作を行
う。この間の動作は第1実施例の場合と同一である。
4の変換前後のアプリケーションに対応した項目の変換
の処理は、図14のステップS14−1以下のように、
入力項目の移動の設定に依存して、以下の(I−1)と
(I−2)に分岐する(S14−2)。 (I−1)入力項目の移動の設定 SET EDIT MODE が
(G)の操作で AUTO に設定していた場合、第1実施例
の(F)の処理が行われる(S14−3)。
T EDIT MODE が、前記(G)の操作でMANUAL に設定して
いた場合、ステップS14−4以下の各入力項目の変換
項目の指定処理に移る。この処理について、図10を使
用して説明すると、この画面では元のアプリケーション
モードのデータの設定を行う入力項目61と、チェック
ボックスとともに新しいアプリケーションモードでの移
動が可能な入力項目62および移動はしないという項目
63が現われる。表示された元のアプリケーションモー
ドのデータは入力項目を新しいアプリケーションモード
のどの入力項目に移動するか、あるいは移動しないかを
ペンタッチなどによりユーザが指定をすることで決定す
る。元のアプリケーションの全入力項目に対して指定し
た段階で、ステップS14−5に移行して指定にしたが
ってデータの変換が実行される。その後は、図12のス
テップS12−1に移り、入力画面は課題管理アプリケ
ーションで使用する入力項目を入力するための表示画面
に切り替わる。
装置を元に、スケジュールアプリケーションと課題管理
アプリケーションの2つのモードを例にとり、図8の表
示状態図と、図12,図15,図16のフローチャート
にしたがって説明する。ここでは、実施例1の(A)か
ら(E)の操作を行った後の状態から説明する。この間
の動作は第1実施例の場合と同一である。
目の変換を行う。この際のRAM等の記憶手段に用意し
たバッファの記憶態様を図18に示す。本実施例のよう
に、スケジュールアプリケーションで入力していたデー
タ71,72を課題管理のアプリケーションに変更する
場合には、変更後の記憶態様として、課題管理アプリケ
ーションのデータの各入力項目73,74に加えて、変
換前のアプリケーションを識別する項目75およびスケ
ジュールアプリケーションの項目中の課題管理アプリケ
ーションに変換されなかった項目のための記憶領域76
を用意する。
タの各入力項目のバッファには、実施例1と同様、スケ
ジュール機能の入力項目である用件の実行日(Dat
e)、および用件の内容の二つの項目を、課題管理の入
力項目である達成の日付(DueDate)、および達成用
件の内容に変換する。また、課題管理のその他の項目に
ついては、スケジュール機能に対応する項目が存在しな
いため、入力データなしが初期値になる。
ンを識別する項目の領域(図18における“課題管理機
能のデータの態様”中の75“変換前のアプリケーショ
ンの識別子”エリア)にはスケジュールアプリケーショ
ンであることを識別する値が保存される。スケジュール
アプリケーションの項目中の課題管理アプリケーション
に変換されなかった項目のための記憶領域76には、そ
れに該当する項目72の内容が保存される。
り実現する。まず、図15のステップS15−1で、入
力用のバッファの内容をメモリの他の領域に一時的に退
避する(図4の44)。次に、ステップS15−2でバ
ッファの内容を変更後のアプリケーションのもつ構造に
してクリアする。このとき、新規のバッファには変更後
のアプリケーションのデータ項目と、変更前のアプリケ
ーションに属するデータ項目のうち変更後のアプリケー
ションに対応するものがないデータ項目の双方を用意す
る。
のデータ項目には、スケジュールアプリケーションであ
ることを示す符号が与えられる。続けて、退避したバッ
ファのデータ項目を変更後のアプリケーションのデータ
項目と比較して、対応する項目のバッファに保存する
(S15−3,S15−4)。対応する項目がないもの
も変換されなかった項目用のバッファに保存する(S1
5−5)。
ら、変更を指定されたアプリケーションの入力画面に移
り、課題管理アプリケーションのステップS12−1に
移行する。入力画面は、図8の課題管理のアプリケーシ
ョンで使用する入力項目を入力するための表示画面に切
り替わり、ここでユーザは各項目を入力する。
課題管理アプリケーションからスケジュールアプリケー
ションに再度変更したとする。この際のRAM等の記憶
手段に用意したバッファの記憶態様を図18に示す。本
実施例のように課題管理アプリケーションで入力してい
たデータをスケジュールのアプリケーションに変更する
場合には、変更後の記憶態様として、スケジュールアプ
リケーションのデータの各入力項目77,78に加え
て、変換前のアプリケーションを識別する項目79およ
び課題管理アプリケーションの項目中のスケジュールア
プリケーションに変換されなかった項目のための記憶領
域80を用意する。
に課題管理の入力項目である達成の日付(Due Dat
e)、および達成用件73を、スケジュール機能の入力
項目である用件の実行日(Date)、および用件の内容
の二つの項目77の内容に変換する。また、バッファの
変換前のアプリケーションを識別する項目の領域79に
は課題管理アプリケーションであることを識別する値が
保存される。課題管理アプリケーションの項目中のスケ
ジュールアプリケーションに変換されなかった項目のた
めの記憶領域80、優先順位(Priority)、用件の達
成/未達成のチェックの入力には、それに該当する項目
74の内容が保存される。また、課題管理に対応する項
目が存在しないスケジュールアプリケーションの項目7
6、用件の開始/終了時刻(Time)、アラームの有
無、アラームの鳴音時刻については、(J)でバッファ
に保存した内容を再度入力項目78に戻すことで再利用
する。
ローチャートにより実現する。まず、図16(a)のス
テップS16−1で入力用のバッファの内容をメモリの
他の領域に一時的に退避する。次に、ステップS16−
2でバッファの内容を変更後のアプリケーションのもつ
構造にしてクリアする。このとき新規のバッファには変
更後のアプリケーションのデータ項目と、変更前のアプ
リケーションに属するデータ項目のうち変更後のアプリ
ケーションに対応するものがないデータ項目の双方を用
意する。また、変換前のアプリケーションの識別子のデ
ータ項目には課題管理アプリケーションであることを示
す符号が与えられる。
換前のアプリケーションで使用したデータ項目(図18
の73,74)を変更後のアプリケーションのデータ項
目(図18の77,78)と比較して、対応する項目が
あればバッファに保存する(S16−3,S16−
4)。全項目について対応づけが完了したら、バッファ
から退避したデータの変換前のアプリケーションの識別
子(図18の75)を参照して、これが変換後のアプリ
ケーションと一致するならば、前回のデータの変換の際
にバッファに保存しておいたデータ(図18の76)
を、新規に作成された現在のバッファに保存する(S1
6−5,S16−6)。最後に、バッファから退避した
データの変換前のアプリケーションで使用したデータ項
目(図18の73,74)で、対応する項目がないもの
を用意したバッファ(図18の80)に保存する(S1
6−7)。
ーションのステップS12−1に移行する。入力画面
は、図8のスケジュールのアプリケーションで使用する
入力項目を入力するための表示画面に切り替わり、ここ
でユーザは再度各項目の入力を行う。以下、修正/保存
操作は第1実施例と同じである。
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:本発明の情報処理装置
では、従来の電子手帳のアプリケーション個々にデータ
の入力を行うため、まず、前もってどのアプリケーショ
ンに対するデータとするかを決定してから入力しなくて
はならないという問題を解決し、どのアプリケーション
のデータとして登録するか、ということを入力中に設定
するという使用方法を可能とし、データを入力途中で登
録するアプリケーションの変更を容易に行うことを可能
とするため、使用者の使用法に合わせた入力を実現する
ものである。また、その移行の際に同等の入力項目につ
いては入力内容が保たれることにより、使用者の入力の
手間の簡素化およびデータの有効活用が図られている。 (2)請求項2に対応する効果:データの移行において
予め設定された移行パターンとユーザ指定のどちらかを
選べることにより、ユーザが作成した各アプリケーショ
ンのデータに応じた、よりきめの細かいデータ移行が可
能となる。 (3)請求項3に対応する効果:また、変更により失わ
れる入力項目の入力内容を編集中はバッファに格納して
おくことにより、再度入力するアプリケーションの種類
を元に戻したときに、変更前後で同等の入力項目が存在
しない入力項目について既入力の入力内容を再度入力内
容として復活することにより、データの活用範囲を拡大
することができる。
るための構成図である。
のブロック図である。
わすブロック図である。
の入力初期画面を示す図である。
の入力/修正時の画面を示す図である。
めTypeのプルダウンメニューを開いた状態図である。
ションの入力/修正時の画面を示す図である。
え時の自動/ユーザ指定の選択画面を示す図である。
タ項目の指定画面を示す図である。
説明するためのフローチャートである。
のデータ入力&アプリケーションモード切り換え時の動
作を説明するためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
めのフローチャートである。
理機能に切り換えた場合の動作を説明するためのフロー
チャートである。
ジュール機能に戻した場合、或いは、他の機能に移った
場合の動作を説明するためのフローチャートである。
ケーションの入力項目の対応を示す図である。
ションのモード切り換え時の各データ項目の移動並びに
保存を示した図である。
y)、3…ROM(Read Only Memory)、4…表示
部、5…CPU(中央処理装置)、6…表示用メモリ、
11…LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディ
スプレイ)、12…RAM、13…CPU、14…RO
M、15…本体キー、16…タッチパネル、17…RT
C(Routing Control)、18…A/Dコンバータ、
19a,19b…LCDドライバ、20…ゲートアレ
イ、21…メモリー保護用電池、22…ブザー、23…
ローバッテリー検出回路、24…駆動用電池、43…編
集用バッファ、44…編集用バッファの退避用エリア、
45…スケジュールアプリケーション用記録エリア、4
6…課題管理アプリケーション用記録エリア、51…用
件の実行日(Date)、52…用件の開始/終了時刻
(Time)、53…アラームの有無、54…アラームの
鳴音時刻、55…用件の内容、56…達成の日付(Due
Date)、57…優先順位(Priority)、58…用件の
達成/未達成のチェック(Done)、59…達成用件の
内容、60…アプリケーションの種類(Type)。
Claims (3)
- 【請求項1】 データを入力するための入力手段と、該
入力手段により入力されたデータを記憶する第1の記憶
手段と、プログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記
第1の記憶手段に入力されたデータを呼び出す呼び出し
手段と、該呼び出し手段により呼び出されたデータを修
正する修正手段と、呼び出された修正中のデータ或いは
入力中のデータを表示する表示手段と、前記各手段を制
御する制御手段とを有する情報処理装置において、前記
第2の記憶手段に記憶されたプログラムによって、前記
入力手段の入力方法として2種類以上のアプリケーショ
ンモードを有し、各々のアプリケーションモードに応じ
た入力項目が存在し、該入力項目を前記第1の記憶手段
に各々のアプリケーションモードに応じた記憶態様で記
憶し、更に、一つのアプリケーションモードにおいて入
力中或いは修正中に他のアプリケーションモードに移る
モード切替手段を有し、モードが切り替わると同時に元
のアプリケーションモードのデータを新しいアプリケー
ションモードのデータとして活用することを特徴とした
情報処理装置。 - 【請求項2】 前記アプリケーションモードの切り替え
に伴うデータの移動に際して、元のアプリケーションモ
ードの入力項目と新しいアプリケーションモードの入力
項目を対応させ、共通の内容を持つものはそのまま移動
させ、一致しないものは移動させない処理を自動的に行
うか、ユーザの指示することにより実行するかを選択で
きる機能を有することを特徴とする請求項1記載の情報
処理装置。 - 【請求項3】 前記アプリケーションモードの切り替え
に伴い、元のデータ中活用できなかったデータが存在し
た場合は、該データを新しいアプリケーションモードの
データと一緒に或いは別領域に記憶しておくことを特徴
とする請求項1記載の情報処理装置。
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