JPH0811735A - 液圧動力かじ取り装置 - Google Patents

液圧動力かじ取り装置

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JPH0811735A
JPH0811735A JP7189656A JP18965695A JPH0811735A JP H0811735 A JPH0811735 A JP H0811735A JP 7189656 A JP7189656 A JP 7189656A JP 18965695 A JP18965695 A JP 18965695A JP H0811735 A JPH0811735 A JP H0811735A
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steering device
rack
power steering
steering wheel
servo
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JP7189656A
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Bernd Langkamp
ベルント・ラングカムプ
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Daimler Benz AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/065Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by specially adapted means for varying pressurised fluid supply based on need, e.g. on-demand, variable assist

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造的に有利な構成の動力かじ取り装置を提
供する。 【構成】 液圧ポンプの吐出側と吸入側との間に設けら
れかつ中間又は規準位置で開くサーボ弁が、液圧サーボ
モータの少なくとも1つの接続部を制御し、動力かじ取
り装置の操作素子の操作の際、このサーボモータが操作
素子の操作を容易にするサーボ操作力を発生するのに役
立ち、液圧ポンプの制御可能な電気駆動装置が設けられ
ている。液圧ポンプの電気駆動装置が、動力かじ取り装
置の機械的部分の運動により制御可能な操作部材を持つ
機械的に操作可能な電気開閉装置により制御可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ポンプの吐出側と
吸入側との間に設けられかつ中間又は規準位置で開くサ
ーボ弁が、液圧サーボモータの少なくとも1つの接続部
を制御し、動力かじ取り装置の操作素子の操作の際、こ
のサーボモータが操作素子の操作を容易にするサーボ操
作力を発生するのに役立ち、液圧ポンプの制御可能な電
気駆動装置が設けられている、液圧動力かじ取り装置
(パワステアリング)に関する。
【0002】
【従来の技術】動力かじ取り装置は自動車において一般
に普通である。一般にサーボ弁又は操作装置は、液圧ポ
ンプの吐出側から吸入側へ通じかつそれぞれ入口絞り及
び出口絞りを備えた2つの並列な絞り区間を持ち、操作
素子として設けられるかじ取りハンドル車に手動操作力
が全く又は僅かしか加えられないか又は加えられる必要
がない限り、入口絞り及び出口絞りは開放位置をとる。
それぞれの絞り区間の入口絞りと出口絞りとの間には、
2つの方向へ操作可能なサーボモータのそれぞれの側へ
の接続部が設けられ、サーボ弁又はサーボ弁装置が中間
又は規準位置にある限り、これらの接続部の間には圧力
平衡が生ずる。かじ取りハンドル車に大きい手動操作力
が作用すると、両方の絞り区間が互いに逆向きに動かさ
れて、一方の絞り区間において入口絞りが、出口絞りの
絞りを閉じながら開かれ、他方の絞り区間において入口
絞りが、出口絞りを開きながら閉鎖方向へ動かされるよ
うにする。それによりサーボモータの接続部には、かじ
取りハンドル車の操作の方向に関係して一方又は他方の
方向に大きい圧力差が生ずる。このようにしてサーボモ
ータは、かじ取りハンドル車の手動操作又は制御を容易
にすることができる。
【0003】大抵の場合自動車では、動力かじ取り装置
の液圧ポンプは車両機関により駆動され、サーボ弁又は
サーボ弁装置を通るほぼ不変な液圧流が、付加的な液圧
流制御により、車両機関の回転数の変動従つて液圧ポン
プの吐出量の変動の際にも保証される。このような場合
動力かじ取り装置のために、サーボ力を発生しない時に
も、比較的大きい動力が必要になる。
【0004】例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3
622217号明細書から、液圧ポンプを電気的に駆動
することは原理的に公知である。これにより、ポンプの
駆動を車両機関の回転数とは無関係に行うことができる
という利点が得られる。その際この刊行物によれば、液
圧ポンプの吐出側の圧力に関係して電動機を制御するこ
とにより、駆動動力の必要に応じた制御を行うことがで
きる。なぜならば、中間又は規準位置で開くサーボ弁装
置では、サーボ弁装置がこの中間又は規準位置から離れ
る時にのみ、液圧ポンプの吐出側に比較的高い圧力が生
ずるからである。従つて圧力センサ等によりポンプ駆勤
装置を制御することができる。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2639
853号明細書から、動力かじ取り装置の液圧ポンプの
電気駆動装置をかじ取りハンドル車の回転運動に関係し
て制御することが公知であり、回転運動は回転センサに
より無接触で検出され、かじ取りハンドル車が静止して
いると電気駆動装置が遮断される。
【0006】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2915
890号明細書によれば、動力かじ取り装置の液圧ポン
プの電気駆動装置をかじ取りハンドル車において打勝つ
べき手の力のモーメントに関係して制御している。この
ためかじ取り軸に回転モーメント測定部材が設けられて
いる。
【0007】原理的に類似の装置がドイツ連邦共和国特
許出願公開第3435544号明細書に示されている。
更にそこでは、サーボ弁装置を不要にし、その代りに2
つの吐出方向に駆動可能なポンプを設け、それにより必
要に応じてサーボモータの一方の側又は他方の側へ圧力
を加えることができるようにしている。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4208
004号明細書は、動力かじ取り装置の電動機とポンプ
と液体だめを組込み可能な1つの単位にまとめる可能性
のみを示している。
【0009】最後に、サーボ操作力が必要でない限りサ
ーボ弁又はサーボ弁装置を閉じる液圧動力かじ取り装置
が原理的に公知である。この装置では、サーボ弁又はサ
ーボ弁装置の入口側に設けられる液圧だめの充填状態に
関係して液圧ポンプを制御することができる。ある程度
の力でかじ取りハンドル車を手で制御せねばならない
と、サーボ弁又はサーボ弁装置が全部又は一部開いて、
サーボモータの接続部にサーボ操作力の発生に役立つ圧
力差を生ずる。しかしこの装置では、原理的に、サーボ
操作力を発生する時にのみ、ポンプの駆動動力が必要と
されるので、所要動力を著しく減少することができる。
しかし通常閉じているサーボ弁又はサーボ弁装置では満
足すべき制御性能を得るのが困難なことがわかつた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて本発明の課題は、
最初にあげた種類の動力かじ取り装置用の有利な構造的
構成を提示することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、液圧ポンプの電気駆動装置が、動力か
じ取り装置の機械的部分の運動により制御可能な操作部
材を持つ機械的に操作可能な電気開閉装置により制御可
能である。
【0012】本発明は、動力かじ取り装置の全機構を組
立ての際調整せねばならないので、電気開閉装置の操作
に役立つ機械的素子も、この調整の際さほどの費用なし
に調整可能であるか又は必然的に調整されるという、考
え方に基いている。
【0013】本発明の好ましい特徴に関して、請求項及
び図面の以下の説明が参照され、図面により好ましい実
施例が説明される。
【0014】
【実施例】図1に原理的に示す動力かじ取り装置では、
かじ取りハンドル車1は、かじ取りハンドル軸2及び図
示しないかじ取り歯車素子を介してかじ取り車輪3に、
原理的に公知のように機械的に伝動結合されているの
で、かじ取り車輪3をかじ取りハンドル車1の回転によ
り右又は左へ偏向させることができる。
【0015】かじ取りハンドル車1とかじ取り車輪3と
の間には、荷重を受けて限られた範囲で相対運動可能な
部分、例えば限られた範囲で相対回転可能な2つのかじ
取りハンドル軸部分2′及び2″が設けられ、図示しな
いばね素子例えばねじりばねが、かじ取りハンドル軸部
分2′及び2″を中間位置へ互いにもたらそうとする。
これらの部分2′及び2″の相対運動は、かじ取りハン
ドル車1へ作用する手の力に関係している。更に部分
2′及び2″の相対運動は、サーボ装置4の制御に利用
される。
【0016】このサーボ装置4は、電動機5により駆動
される液圧ポンプ6を持ち、このポンプ6は吸入側を液
体だめ7に接続され、吐出側をサーボ弁装置8に接続さ
れ、このサーボ弁装置8の出口側は液体だめ7に通じて
いる。サーボ弁装置8は、それぞれ制御可能な入口絞り
9′及び9″と同様に制御可能な出口絞り10′及び1
0″を備えた2つの並列な絞り区間を持つている。各絞
り区間の入口絞り及び出口絞り9′及び10′又は9″
及び10″は通常は開いており、互いに逆向きに制御さ
れ、即ち入口絞り9′又は9″が例えば次第に開かれる
と、出口絞り10′又は10″が次第に閉じられる。更
に両方の絞り区間は互いに逆向きに制御され、即ち例え
ば入口絞り9′が次第に閉じられると、入口絞り9″が
次第に開かれ、同時に出口絞り10′が次第に開かれ、
出口絞り10″が次第に閉じられる。各絞り区間の入口
絞り9′又は9″と出口絞り10′又は10″との間か
ら、図示した例では複動ピストン−シリンダ装置として
構成される液圧サーボモータ12のそれぞれの側へ至る
接続部11′又は11″が分岐している。このサーボモ
ータ12は、かじ取り運動を援助するため、タイロツド
13等を介してかじ取り車輪3に伝動結合されている。
【0017】ポンプ6が動作し、すべての絞り9′ない
し10″がその中間又は規準位置をとると、両方の絞り
区間が同じように即ち対称に液圧媒体を通され、その結
果サーボモータ12の接続部11′及び11″に同じ圧
力が存在し、サーボモータ12は力を発生せず、受動的
に移動可能な状態にある。電動機5の遮断によりポンプ
6が停止するか又は電動機5の適当な制御により極めて
僅かな吐出出力で動作する時にも、サーボモータ12の
この受動的な移動可能性が維持される。本発明により可
能なこの作動状態は更に後述される。
【0018】さてポンプ6が動作している時、絞り区間
が互いに逆向きに操作されると、サーボモータ12の接
続部11′及び11″に適当な大きさの圧力差が生じ、
それによりサーボモータ12にかじ取り作用する力が発
生し、この力がそのつどの操作方向におけるかじ取りハ
ンドル車1の手動操作を容易にする。
【0019】さて本発明によれば、かじ取りハンドル車
1の操作を容易にするサーボ力の発生が実際にサーボモ
ータ12により望まれる時にのみ、電動機5従つてポン
プ6が大きい出力で動作するように考慮されている。サ
ーボ力が必要でない限り、電動機5は遮断されるか又は
極めて僅かな出力(いわゆる待機作動)に切換えられる
ので、ポンプ6も同様に全く動作しないか、又は極めて
僅かな出力で動作する。電動機5の制御は、この電動機
に電気接続されている制御装置14により行われ、電動
機5の制御の際種々のパラメータを考慮できるようにす
るため、制御装置14の入力側を種々の信号導線15に
接続することができる。
【0020】さて電動機5を制御するための種々の考え
を以下に説明する。図2の例では、図示してないかじ取
りハンドル車は、同様に図示してないかじ取りハンドル
軸を介してピニオン16に伝動結合され、このピニオン
16は通常のように斜めに歯を切られ、斜めに歯を切ら
れかつタイロツド等を介してかじ取り車輪に連結される
ラツク17にかみ合つている。ラツク17は、圧縮ばね
18の作用を受ける押圧片19によりピニオン16へ押
付けられて、両方の歯を遊びなしにかみ合わせる。ピニ
オン16とラツク17との間で伝達される力に関係し
て、ラツク17は圧縮ばね18の力に抗して偏位する
(その際ピニオン16の歯とラツク17の歯のかみ合い
はもちろん維持される)。従つて押圧片19に設けられ
ている押し棒20は、場合によつては開閉器21を操作
し、この開開器21を介して電動機5(図1参照)が電
源に接続され、従つて始動せしめられる。これに反しピ
ニオン16とラツク17との間に僅か又は小さい力しか
作用しないと、ラツク17は開閉器21から離れた位置
をとり、この位置では開閉器21は操作されず、電動機
5は遮断されたままである。
【0021】このようにして開閉器21により、かじ取
りハンドル車1の操作のため大きい力が必要で、従つて
サーボモータ12による援助が望まれる時にのみ、電動
機5及びポンプ6(図1参照)を動作させることができ
る。
【0022】図3及び4の例は、ピニオン16が軸線方
向に弾性的に支持されている点で、図2による実施例と
相違している。
【0023】即ち図3の例では、ピニオン16は開閉ピ
ンを介して開閉器22に連結され、この開閉器22は、
ピニオン16の軸線方向中間位置では開かれる状態をと
り、また中間位置からのピニオン16の移動の際閉じら
れる状態をとり、従つて電動機5(図1参照)を開閉す
る。
【0024】ピニオン16とラツク17との間に全く又
は僅かな力しか作用しない時にのみ、ピニオン16が軸
線方向中間位置をとるので、ピニオン16に伝動結合さ
れるかじ取りハンドル車1へある程度の手の力が作用す
る時に初めて、電動機5従つてポンプ6が始動せしめら
れる。
【0025】図4の例は、図3の例に大幅に一致してい
る。図3の例とは異なり、ピニオン16に操作円板が付
属し、ピニオン16に対しては軸線方向に動かず、中間
位置からのピニオン16の軸線方向移動の際、開閉器2
4′又は開閉器24″を操作する。これら両方の開閉器
24′及び24″は電気的に互いに並列に設けられ、操
作された状態で電動機5(図1参照)を電源に接続す
る。
【0026】図2ないし4の実施例では、開開器21,
22及び24′,24″はそれぞれ図1の制御装置14
の信号発生器としても設ける ことができるので、制御
装置14は、場合によつては別のパラメータを考慮して
電動機5を始動させるか、又はもつと大きい出力に切換
える。
【0027】図5の例では、かじ取りハンドル車1のボ
スにC字状の摺動環100が設けられ、固定摺動点10
1が摺動環100に接触しない中間位置からかじ取りハ
ンドル車1が偏向せしめられると、摺動環100が摺動
接点101と共同作用して、電動機5(図1参照)又は
制御装置14へ至る電流路を閉じる。従つてかじ取り装
置が直進位置から動かされる時にのみ、電動機5が大き
い出力で動作することになる。
【0028】図6の例では、かじ取りハンドル車1は再
びピニオン16に伝動結合され、このピニオン16がラ
ツク17にかみ合つている。かじ取りハンドル車1のボ
スには、半径方向凹所26を持つ環状体25が設けられ
ている。この環状体25はカムのように開閉器27と共
同作用して、例えばかじ取りハンドル車1の回転従つて
環状体25の回転の際開閉器27の押し棒状操作部材が
凹所26外にある環状体25の円形周囲上を滑る時にの
み、開閉器が信号を発生する。車両かじ取り装置が直進
位置にある時、凹所26が開閉器27に対して図6に示
す位置をとる。
【0029】ラツク17は片側に段付き凹所28を持
ち、この凹所28と共同作用する押し棒状操作部材を持
つ別の開閉器29が、凹所28の段数に応じて異なる数
の開閉位置をとることができ、それに応じて異なる信号
を発生する。かじ取り装置が直進位置にあると、凹所2
8は開閉器29に対して図6に示す位置をとる。これに
反しかじ取り装置が右方又は左方へ偏向されると、それ
に応じて開閉器29の押し棒状操作部材は凹所28の段
上を滑り、それに応じて開閉器29が操作される。
【0030】開閉器27及び28の信号は制御装置14
へ供給され、開閉器27の操作の際、即ちその押し棒状
開閉部材が開閉26を出ると、制御装置14が電動機5
(図1参照)を完全に遮断された状態又は極めて僅かな
出力の状態から低い出力の状態へ切換え、開閉器29の
押し棒状操作部材が凹所28の段により次第に移動せし
められ、開閉器29が対応する信号を発生すると、出力
が高められる。このようにして操作行程に関係する電動
機5従つてポンプ6(図1参照)の出力制御が可能であ
る。
【0031】図7の実施例は、図6による実施例と同じ
機能を可能にする。ラックの代りに、かじ取り腕30又
は遊び腕31により案内されるかじ取り棒32を設け、
タイロツド13を介して車両の図示しないかじ取り車輪
にこのかじ取り棒32を連結することができる。
【0032】かじ取り棒32(又はラツク)の片側に、
種々の信号を発生するのに適した開閉器33が設けら
れ、その押し棒状操作部材はかじ取り棒32の右方又は
左方への移動の際次第に押込まれる。かじ取り棒32の
開閉器33に近い側は段状に形成されて、かじ取り装置
の直進位置において、開閉器33の押し棒状操作部材が
かじ取り棒32の幅の狭い中間凹所34へはまる時にの
み、開閉器33が極端位置をとり、この位置で制御装置
14が電動機5を遮断するか、又は待機位置で動作させ
る。かじ取り棒32が次第に右方又は左方へ移動する
と、開閉器33が次第に操作され、その結果制御装置1
4が電動機5従つてポンプ6(図1参照)の出力を高め
る。この場合も電動機5及びポンプ6の移動行程に関係
する制御が行われる。
【0033】図6とは異なり、開閉器27のみを設け、
開閉器29をなくすことも可能である。この場合かじ取
りハンドル車が僅かな程度だけ中間位置から動かされる
時常に、電動機5及びポンプ6が大きい出力へ切換えら
れる。
【0034】図8によれば、開閉器27の押し棒状操作
部材はかじ取りハンドル車1の軸線方向にも可動で、か
じ取りハンドル車1の環状体25にある軸線方向凹所2
6と共同作用することができる。
【0035】図9によれば、かじ取りハンドル軸2又は
かじ取りハンドル車1に、レバー35とかじ取りハンド
ル軸2又はかじ取りハンドル車1との摩擦結合を行う滑
り継手36を介してレバー35を設けることができる。
かじ取りハンドル車1が回されると、レバー35が連行
されるので、回転方向に応じて開閉器37又は開閉器3
8を操作する。これらの開閉器の押し棒状操作部材は互
いに特定の間隔をおいているので、レバー35は開閉器
37と38との間で特定の運動遊びを持つている。かじ
取りハンドル車1が静止状態に保たれ、電動機5がこれ
らの開閉器37及び38のほぼ中間位置をとると、両方
の開閉器は操作されないので、電動機5又はポンプ6も
動作しないか、又は待機状態でのみ動作する。かじ取り
ハンドル車1が操作されると、開閉器37及び38の1
つにより電動機5又はポンプ6が大きい出力へ切換えら
れる。
【0036】単腕レバー35の代りに双腕レバーを設け
て、原理的に同じように開閉器38及び39と共同作用
させることができる。
【0037】このようにして、かじ取り装置又はかじ取
りハンドル車1の操作の際、液圧ポンプ6が高められた
出力で動作し、サーボモータ12がそのつどのかじ取り
操作を援助するサーボ力を発生できるようにすることが
できる。
【0038】機械的に操作される開閉器の代りに、電動
機5の開閉又は切換えのため又は制御装置14の信号発
生器として、無接触で動作する開閉器も設けることがで
きる。
【0039】図10の例では、かじ取りハンドル車1の
ボス部分に永久磁石が設けられて、固定的に設けられる
リード開閉器41と共同作用する。かじ取りハンドル車
1が図示した中間位置をとると、リード開閉器41がそ
の一方の状態にある。かじ取りハンドル車1が回され、
それにより永久磁石40がリード開閉器41から離れる
と、リード開閉器41がその他方の状態へ移行する。
【0040】図11の例では、環状体25がかじ取りハ
ンドル車1のボス部分に光をよく反射する周面を持ち、
この周面が比較的狭い非反射範囲42を持ち、かじ取り
装置の直進位置でこの非反射範囲42が発光兼検出装置
43に対向している。この発光兼検出装置43は、発光
器から出る光線が環状体25の周面の反射範囲により装
置43の光検出器へ反射されるように、構成されてい
る。これに反し光線が非反射範囲42へ入射すると、装
置43の光検出器は何も感知しない。従つてかじ取り装
置が直進位置から偏向されると、電動機5及びポンプ6
を出力運転に切換える信号が発生される。
【0041】図12に示す実施例では、環状体25は、
光を反射する格子辺と反射しない格子辺とから成る格子
状模様の周面を持つている。従つてこの格子模様が発光
兼検出装置43のそばを通過すると、発光器と検出器と
の間の光線路が交互に遮断されるか又は開かれるので、
装置43の検出器は一方の種類及び他方の種類の信号を
交互に発生する。これらの信号の時間的系列からかじ取
りハンドル車1の回転速度従つて車両かじ取り装置の操
作速度を求めることができるので、制御装置14は操作
速度に関係して電動機5及びポンプ6を大きい出力に設
定することができる。
【0042】場合によつては図12の環状体25も、交
互に光を通す範囲と光を通さない範囲から成る格子模様
を持つことができる。この場合発光器43′が環状体2
5の一方の側に設けられ、検出器43″が環状体25の
他方の側に設けられている。この場合もかじ取りハンド
ル車1の操作の際、発光器43′と検出器43″との間
の光線路が交互に遮断されかつ開かれる。従つて電動機
5及びポンプ6を操作速度に関係して制御できるように
するため、かじ取りハンドル車1の操作される速度が求
められる。
【0043】制御装置14へ適当な信号が供給される
時、この制御装置は任意の別のパラメータ例えば走行速
度も考慮することができる。それにより電動機5及びポ
ンプ6の出力、従つてサーボモータ12により発生され
るサーボ操作力も、走行速度に関係して変化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の液圧動力かじ取り装置の原理的構成図
である。
【図2】弾性的に案内されるラックによる動力かじ取り
装置の液圧ポンプの負荷に関係する制御装置の概略構成
図である。
【図3】軸線方向に弾性的に支持されるピニオンにより
負荷に関係する制御装置の概略構成図である。
【図4】図3の変形例の概略構成図である。
【図5】かじ取りハンドル車にある摺動接点装置により
動力かじ取り装置の液圧ポンプの移動行程に関係する制
御装置の概略構成図である。
【図6】ラツクの移動に関係する行程依存制御装置の概
略構成図である。
【図7】かじ取り棒の移動に関係する行程依存制御装置
の概略構成図である。
【図8】かじ取りハンドル車の回転角に関係する行程依
存制御装置の概略構成図である。
【図9】滑り継手を介して開閉器に伝動結合されるかじ
取りハンドル車の操作に関係する行程依存制御装置の概
略構成図である。
【図10】無接触で動作するリード開閉器によりかじ取
りハンドル車位置に関係する行程依存制御装置の概略構
成図である。
【図11】光電装置によりかじ取りハンドル車の位置に
関係する行程依存制御装置の概略構成図である。
【図12】かじ取りハンドル車操作速度に関係する動力
かじ取り装置の液圧ポンプの駆動装置の制御装置の概略
構成図である。
【符号の説明】
1 かじ取りハンドル車 3 かじ取り車輪 4 サーボ装置 5 電動機 6 液圧ポンプ 8 サーボ弁装置 12 サーボモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧ポンプの吐出側と吸入側との間に設
    けられかつ中間又は規準位置で開くサーボ弁が、液圧サ
    ーボモータの少なくとも1つの接続部を制御し、動力か
    じ取り装置の操作素子の操作の際、このサーボモータが
    操作素子の操作を容易にするサーボ操作力を発生するの
    に役立ち、液圧ポンプの制御可能な電気駆動装置が設け
    られているものにおいて、液圧ポンプの電気駆動装置
    が、動力かじ取り装置の機械的部分の運動により制御可
    能な操作部材を持つ機械的に操作可能な電気開閉装置に
    より制御可能であることを特徴とする、液圧動力かじ取
    り装置。
  2. 【請求項2】 かじ取り装置が斜めに歯を切られたラツ
    クを持つラツクかじ取り装置として構成され、ラツク
    (17)に係合するピニオン(16)が軸線方向に限ら
    れた範囲だけ移動可能に設けられ、電気開閉装置(2
    2;14′,24″)がピニオン(16)の軸線方向移
    動により操作可能であることを特徴とする、請求項1に
    記載の動力かじ取り装置。
  3. 【請求項3】 かじ取り装置がラツクかじ取り装置とし
    て構成され、ラツク(17)がそれに係合するピニオン
    (16)の軸線に対して直角に移動可能に設けられ、電
    気開閉装置(21)がラツク(17)の横移動により操
    作可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載
    の動力かじ取り装置。
  4. 【請求項4】 かじ取り装置がラツクかじ取り装置とし
    て構成され、ラツク(17)に段付き凹所(28)が設
    けられ、この段付き凹所が電気開閉装置(29)の開閉
    部材と共同作用し、ラツク(17)の軸線方向移動行程
    に関係して開閉部材が異なる開閉位置をとるのを可能に
    することを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載
    の動力かじ取り装置。
  5. 【請求項5】 操作素子としてのかじ取りハンドル車
    (1)又はこれに相対回転しないように結合される部分
    に、半径方向又は軸線方向凹所(26)を持つ環状体
    (26)が設けられ、中間又は規準位置でこの凹所(2
    6)へ電気開閉装置(27)の開閉部材がはまることを
    特徴とする、請求項1ないし4の1つに記載の動力かじ
    取り装置。
  6. 【請求項6】 かじ取り運動の際強制的に回転せしめら
    れる軸(2)に牽引レバー装置(35,36)が設けら
    れて、摩擦に打勝つて軸(2)に対して回転せしめら
    れ、軸(2)の回転かじ取りの際、牽引レバー装置(3
    5,36)の揺動範囲にストツパ状に設けられる電気開
    閉装置(37,38)の開閉部材に作用することを特徴
    とする、請求項1ないし5の1つに記載の動力かじ取り
    装置。
JP7189656A 1994-06-27 1995-06-22 液圧動力かじ取り装置 Pending JPH0811735A (ja)

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