JPH0811634B2 - カツト紙給紙装置 - Google Patents
カツト紙給紙装置Info
- Publication number
- JPH0811634B2 JPH0811634B2 JP27197986A JP27197986A JPH0811634B2 JP H0811634 B2 JPH0811634 B2 JP H0811634B2 JP 27197986 A JP27197986 A JP 27197986A JP 27197986 A JP27197986 A JP 27197986A JP H0811634 B2 JPH0811634 B2 JP H0811634B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- roller
- cam
- lever
- paper
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の記録
装置において、カット紙を供給する給紙装置に関するも
のである。
装置において、カット紙を供給する給紙装置に関するも
のである。
（従来技術） カット紙をカセットに積み上げて記録装置に装填し、
給紙時に、カット紙上面にピックアップコロを押しつけ
てカット紙を拾い上げ、分離コロとフィードコロとでカ
ット紙を１枚ずつに分離しながら送り出す方式の給紙装
置では、従来、ピックアップコロをカット紙上面に当
接、離間させるための専用ソレノイドを用いていた。そ
のため装置が大きくなり、またコストが高くなる欠点が
あった。
給紙時に、カット紙上面にピックアップコロを押しつけ
てカット紙を拾い上げ、分離コロとフィードコロとでカ
ット紙を１枚ずつに分離しながら送り出す方式の給紙装
置では、従来、ピックアップコロをカット紙上面に当
接、離間させるための専用ソレノイドを用いていた。そ
のため装置が大きくなり、またコストが高くなる欠点が
あった。
（発明の目的） 本発明は、ピックアップコロ専用のソレノイドを使用
せずに、フィードコロを回転、停止させるソレノイドを
兼用することにより、装置の小形化、コストの低減を図
るようにしたカット紙給紙装置を提供するものである。
せずに、フィードコロを回転、停止させるソレノイドを
兼用することにより、装置の小形化、コストの低減を図
るようにしたカット紙給紙装置を提供するものである。
（構成） 本発明の給紙装置は、フィードコロの固定軸に連結さ
れ、記録装置の主モータの駆動力が第１のクラッチを介
して伝達されるハブと、このハブの回転が第２のクラッ
チを介して伝達されるカムと、第１のクラッチ及び第２
のクラッチを同時に「続」にするソレノイドと、ピック
アップコロを保持し、カムの回転に応動してピックアッ
プコロをカット紙上面に当接、離間させるレバーと、カ
ムが１回転したとき止まるように第２のクラッチを
「断」にする手段とから、その給紙コロ部分が構成され
る。
れ、記録装置の主モータの駆動力が第１のクラッチを介
して伝達されるハブと、このハブの回転が第２のクラッ
チを介して伝達されるカムと、第１のクラッチ及び第２
のクラッチを同時に「続」にするソレノイドと、ピック
アップコロを保持し、カムの回転に応動してピックアッ
プコロをカット紙上面に当接、離間させるレバーと、カ
ムが１回転したとき止まるように第２のクラッチを
「断」にする手段とから、その給紙コロ部分が構成され
る。
（実施例） 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。先
ず、本発明の給紙装置が適用される記録装置例の概略を
第４図に示す。21は記録すべき像の形成部分であり、感
光体21a表面に、例えばレーザ光により書き込み露光を
行なって潜像を形成し、図示しない現像手段によりトナ
ー像を形成する。このような装置は一般に公知である。
22は紙給紙装置のうち、カット紙を所定の高さまで持ち
上げる紙上げ機構部分、23は本発明になる給紙コロ部分
であり、後で詳述する。この給紙装置から送り出された
カット紙は、破線で示す搬送路を搬送され、転写チャー
ジャ24により感光体上のトナー像がカット紙上に転写さ
れる。像が転写されたカット紙は、ヒータ25により加熱
された定着ローラ26と加圧ローラ27との間を通って定着
され、排紙ローラ29を経てトレイ30上に排出される。
ず、本発明の給紙装置が適用される記録装置例の概略を
第４図に示す。21は記録すべき像の形成部分であり、感
光体21a表面に、例えばレーザ光により書き込み露光を
行なって潜像を形成し、図示しない現像手段によりトナ
ー像を形成する。このような装置は一般に公知である。
22は紙給紙装置のうち、カット紙を所定の高さまで持ち
上げる紙上げ機構部分、23は本発明になる給紙コロ部分
であり、後で詳述する。この給紙装置から送り出された
カット紙は、破線で示す搬送路を搬送され、転写チャー
ジャ24により感光体上のトナー像がカット紙上に転写さ
れる。像が転写されたカット紙は、ヒータ25により加熱
された定着ローラ26と加圧ローラ27との間を通って定着
され、排紙ローラ29を経てトレイ30上に排出される。
第１図及び第２図は、本発明の一実施例の給紙コロ部
分を示したものであり、第１図（ａ）は第１図（ｂ）の
一部の分解斜視図である。１は記録装置の主モータの駆
動力が伝達されるギヤ、２はスプリングクラッチ３の一
端が固定された爪、４はフィードコロ12の軸14が連結さ
れたハブ、６はスプリングクラッチ５の一端が係止され
たカム、11はソレノイドで、レバー７を介してスプリン
グクラッチ３に、またレバー7,8,9を介してスプリング
クラッチ５にそれぞれ使用する。17はカム６の回転に応
動するレバーで、ピックアップコロ13を保持している。
15は分離コロ、18はカセットに積み上げられたカット紙
である。
分を示したものであり、第１図（ａ）は第１図（ｂ）の
一部の分解斜視図である。１は記録装置の主モータの駆
動力が伝達されるギヤ、２はスプリングクラッチ３の一
端が固定された爪、４はフィードコロ12の軸14が連結さ
れたハブ、６はスプリングクラッチ５の一端が係止され
たカム、11はソレノイドで、レバー７を介してスプリン
グクラッチ３に、またレバー7,8,9を介してスプリング
クラッチ５にそれぞれ使用する。17はカム６の回転に応
動するレバーで、ピックアップコロ13を保持している。
15は分離コロ、18はカセットに積み上げられたカット紙
である。
次に本実施例の動作を説明する。第２図における分離
コロ15は、軸16との間で一定トルク以上では滑るような
構成になっており、軸16は固定されているか若しくはフ
ィードローラの送りとは逆方向に回転する。カット紙18
を一枚ずつに分離して供給するには、ピックアップコロ
13がカット紙を拾い上げ、カット紙先端が分離コロ15に
到達するまではカット紙上面に接触し、それ以降はカッ
ト紙上面から離れる必要がある。ピックアップコロ13を
紙面より離さないと、フィードコロ12と分離コロ15との
間に入った２枚以上の紙に対して推進力が働くため、紙
の分離機能が不十分となり、２枚以上の紙が同時に送ら
れる場合がでる。
コロ15は、軸16との間で一定トルク以上では滑るような
構成になっており、軸16は固定されているか若しくはフ
ィードローラの送りとは逆方向に回転する。カット紙18
を一枚ずつに分離して供給するには、ピックアップコロ
13がカット紙を拾い上げ、カット紙先端が分離コロ15に
到達するまではカット紙上面に接触し、それ以降はカッ
ト紙上面から離れる必要がある。ピックアップコロ13を
紙面より離さないと、フィードコロ12と分離コロ15との
間に入った２枚以上の紙に対して推進力が働くため、紙
の分離機能が不十分となり、２枚以上の紙が同時に送ら
れる場合がでる。
記録装置の主モータの駆動力は第１図のギヤ１に伝達
されるが、ギヤ１は通常空回りをしている。ソレノイド
11をオンにすると、レバー７が後退して爪２から離れ、
スプリングクラッチ３が働いてギヤ１とバブ４が一体と
なって回転する。ハブ４には、フィードコロ12に固着さ
れた軸14が連結されているので、フィードコロ12が回転
する。一方、ソレノイド11がオンになると、レバー９も
引かれるのでレバー８がスプリングクラッチ５から離間
し、従ってスプリングクラッチ５が作動してカム６が回
転を始め、第２図のレバー17が下がってピックアップコ
ロ13がカット紙18の上面に当接する。また、レバー９は
一端が突起10に押しつけられるため、レバー８が解放さ
れ、レバー８は元の位置に戻る。カム６が一回転し、ス
プリングクラッチ５が再びレバー８と接触してカム６は
停止する。カム６が一回転する間に、ピックアップコロ
13はカット紙面から離間する。以上の動作のタイムチャ
ートを第３図に示す。
されるが、ギヤ１は通常空回りをしている。ソレノイド
11をオンにすると、レバー７が後退して爪２から離れ、
スプリングクラッチ３が働いてギヤ１とバブ４が一体と
なって回転する。ハブ４には、フィードコロ12に固着さ
れた軸14が連結されているので、フィードコロ12が回転
する。一方、ソレノイド11がオンになると、レバー９も
引かれるのでレバー８がスプリングクラッチ５から離間
し、従ってスプリングクラッチ５が作動してカム６が回
転を始め、第２図のレバー17が下がってピックアップコ
ロ13がカット紙18の上面に当接する。また、レバー９は
一端が突起10に押しつけられるため、レバー８が解放さ
れ、レバー８は元の位置に戻る。カム６が一回転し、ス
プリングクラッチ５が再びレバー８と接触してカム６は
停止する。カム６が一回転する間に、ピックアップコロ
13はカット紙面から離間する。以上の動作のタイムチャ
ートを第３図に示す。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、従来のよう
に、ピックアップコロをカット紙上面に当接、離間させ
る専用のソレノイドを使用することなく、フィードコロ
を回転、停止させるソレノイドを兼用するようにしてい
るので、装置の小形化が図れると共に、コストを低減す
ることができる利点がある。
に、ピックアップコロをカット紙上面に当接、離間させ
る専用のソレノイドを使用することなく、フィードコロ
を回転、停止させるソレノイドを兼用するようにしてい
るので、装置の小形化が図れると共に、コストを低減す
ることができる利点がある。
第１図及び第２図は、本発明の一実施例の構成図、第３
図は、同実施例における各部の動作タイムチャート、第
４図は、本発明の給紙装置が適用される記録装置例の概
略を示す図である。 １…ギヤ、3,5…スプリングクラッチ、４…ハブ、６…
カム、7,8,9,17…レバー、10…突起、11…ソレノイド、
12…フィードコロ、13…ピックアップコロ、15…分離コ
ロ、18…カット紙。
図は、同実施例における各部の動作タイムチャート、第
４図は、本発明の給紙装置が適用される記録装置例の概
略を示す図である。 １…ギヤ、3,5…スプリングクラッチ、４…ハブ、６…
カム、7,8,9,17…レバー、10…突起、11…ソレノイド、
12…フィードコロ、13…ピックアップコロ、15…分離コ
ロ、18…カット紙。
Claims (1)
- 【請求項１】フィードコロ（12）の固定軸に連結され、
記録装置の主モータの駆動力が第１のクラッチ（３）を
介して伝達されるハブ（４）と、該ハブの回転が第２の
クラッチ（５）を介して伝達されるカム（６）と、前記
第１のクラッチ（３）及び第２のクラッチ（５）を同時
に「続」にするソレノイド（11）と、ピックアップコロ
（13）を保持し前記カム（６）の回転に応動して前記ピ
ックアップコロをカット紙上面に当接、離間させるレバ
ー（17）と、前記カム（６）が１回転したとき止まるよ
うに前記第２のクラッチ（５）を「断」にする手段（8,
9,10）とを具備してなることを特徴とするカット紙給紙
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27197986A JPH0811634B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | カツト紙給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27197986A JPH0811634B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | カツト紙給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63127935A JPS63127935A (ja) | 1988-05-31 |
| JPH0811634B2 true JPH0811634B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17507460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27197986A Expired - Lifetime JPH0811634B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | カツト紙給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2618989B2 (ja) * | 1988-06-20 | 1997-06-11 | 三田工業株式会社 | 給紙装置 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP27197986A patent/JPH0811634B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63127935A (ja) | 1988-05-31 |
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