JP2651817B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2651817B2
JP2651817B2 JP4084742A JP8474292A JP2651817B2 JP 2651817 B2 JP2651817 B2 JP 2651817B2 JP 4084742 A JP4084742 A JP 4084742A JP 8474292 A JP8474292 A JP 8474292A JP 2651817 B2 JP2651817 B2 JP 2651817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置など
において、給紙トレイに載置される原稿束などの用紙束
から用紙を自動給紙する給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機などにおける給紙装置の一
例として、給紙トレイに載置された用紙束の上から順次
用紙を給紙する上給紙モードと、用紙束の下から給紙す
る下給紙モードとに切り換えできるものが開発されてい
る(実開昭62−105951号公報)。すなわち、こ
の給紙装置では、給紙路を上給紙路と下給紙路に分岐
し、給紙トレイは上給紙路と下給紙路とに切換え接続可
能とし、上下給紙路間には可逆回転可能な呼び出し回転
体を設け、上下給紙路の下流側には分離用ローラ対を配
置して構成される。
【0003】上給紙路では用紙束の上側に呼び出し回転
体が押し当てられ、その回転により用紙束の上側から順
次用紙が給紙され、また下給紙路では用紙束の下側に呼
び出し回転体が押し当てられ、その回転により用紙束の
下側から順次用紙が給紙される。このとき、例えば重な
り給紙されても、下流側の分離用ローラ対により用紙は
分離されて正しく1枚宛給紙が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記給紙装置
においては、給紙路を上給紙路と下給紙路に分岐しなけ
ればならないばかりか、上下給紙路に対して給紙トレイ
を位置変化させて切換え接続させなければならないので
構成が複雑になるという問題点がある。
【0005】上記の従来欠点に鑑み、本発明は、簡単な
構成により、用紙束の給紙順序を上からの給紙と下から
の給紙とに切り換えできる給紙装置を提供せんとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、給紙トレイの下流側に互いに対向させ
て配置され、半周面の摩擦係数を残る半周面よりも大き
くし、かつ互いに同方向に回転する一対の給紙ローラ
と、給紙トレイ上に載置される用紙束を挟む上下に配置
され、前記給紙ローラに同期して前記同方向に回転する
一対の補助ローラと、前記給紙ローラからその半周長さ
よりも短い距離だけ下流側に配置され、前記給紙ローラ
から送られてくる用紙を挟みこんで送り出す一対の送り
ローラと、前記一対の給紙ローラの回転方向を正転方向
と逆転方向とに切り換える回転切換手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、回転切換手段によって一
対の給紙ローラを正回転に切換設定すると、用紙束の上
側に接する一方の補助ローラによって給紙ローラ側に押
される用紙束上の用紙が、上側の給紙ローラの摩擦係数
の大きい半周面により下流側の送りローラに向けて送り
出され、その用紙の先端は給紙ローラの摩擦係数の大き
い半周面による送りが終了するまでに下流の送りローラ
で挟まれ、この後は送りローラによって用紙が給紙され
る。
【0008】回転切換手段によって一対の給紙ローラを
逆回転に切換設定すると、用紙束の下側に接する他方の
補助ローラによって給紙ローラ側に押される用紙束下の
用紙が、下側の給紙ローラの摩擦係数の大きい半周面に
より送りローラに向けて送り出され、送りローラに受け
渡される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は本発明に係る給紙装置2の構成
を示す斜視図、図3はその給紙装置2が組み込まれたフ
ァクシミリ装置1を示す一部破断側面図である。図3に
示すファクシミリ装置1は、ファクシミリ機能の他に複
写機機能を有する複合機であって、その給紙装置2は給
紙トレイ3、一対の給紙ローラ4,5、一対の補助ロー
ラ6,7、一対の送りローラ8,9等によって構成され
る。なお、図1および図2ならびに後述する図5および
図6は、一対の送りローラ8,9を含む給紙装置2の給
紙路を展開して示すものである。
【0010】前記給紙装置2により用紙(以下、原稿
いう)Pが給紙される原稿台40には、密着センサ4
1、ガラス板42等が配置されている。密着センサ41
は、ポリエステルフィルム43によって押し当てられる
原稿Pの画像を読み取る装置であって、原稿Pの画像を
送信するときにこの密着センサ41で読み取られた画像
データはデジタル信号に変換されて送信される。ガラス
板42は、給紙されてきた原稿Pの画像面に露光装置を
構成する光源44からの光を照射するものであり、その
光学画像はセルフォックレンズ45によって原稿台40
下方に配置されているドラム状感光体46の外周面に露
光される。前記ガラス板42上に送られた原稿Pは排出
ローラ47を経て原稿受け台48で回収される。
【0011】前記感光体46の周囲には、前記露光装置
のほか、帯電装置49、LEDプリントヘッド50、現
像装置51、転写分離装置52、およびクリーニング装
置53が、感光体46の回転方向(矢印Rで示す)にこ
の順序で配置されている。前記LEDプリントヘッド5
0はファクシミリ機能によって受信した画像データを光
信号に変換して前記感光体46の外周面に露光させる装
置である。
【0012】また給紙口54から前記転写分離装置52
にかけて給紙搬送路55が、転写分離装置52から定着
装置56にかけて排紙搬送路57がそれぞれ配置されて
いる。前記定着装置56を経て排出される複写紙は排紙
トレイ58に排出される。
【0013】図1に示す給紙装置2において、一対の給
紙ローラ4,5の外周面の各半周分(斜線部)は、その
摩擦係数が他の半周分よりも大きい大摩擦周面部4a,
5aとされている。また、給紙ローラ4,5の外周半周
分の長さは、給紙ローラ4,5から送りローラ8,9ま
での距離Dよりも長くなるように設定されている。
【0014】前記上側の送りローラ8の回転軸10は、
ステッピングモータ14によってギヤ13、ベルト1
2、ギヤ11を介して送りローラ8に伝達され回転駆動
される。下側の送りローラ9は前記上側の送りローラ8
に押し当てられいて、送りローラ8に従転する。上側の
給紙ローラ4の回転軸15は、ステッピングモータ14
によりギヤ18を介してクラッチ16により切換え自在
にギヤ17に伝達され回転駆動される。また、下側の給
紙ローラ5の回転軸19はクラッチ20を介して切換え
自在にギヤ21に伝達され、そのギヤ21は前記ギヤ1
7に噛み合わされている。
【0015】上側給紙ローラ4の回転軸15にはギヤ2
2が設けられ、このギヤ22は上側補助ローラ6の回転
軸23に設けられたギヤ24にベルト25を介して伝達
される。また、下側給紙ローラ5の回転軸19にはギヤ
26が設けられ、このギヤ26は下側補助ローラ7の回
転軸27に設けられたギヤ28にベルト29を介して伝
達される。前記ギヤ22とギヤ26には中間ギヤ30が
噛み合わされている。
【0016】前記補助ローラ6,7は断面楕円形状であ
り、上側補助ローラ6と下側補助ローラ7とは、それら
の長軸が90゜の回転角度だけずれた状態に設定されて
いる。これら補助ローラ6,7の回転軸23,27は、
支軸31を支点にして上下に揺動自在とした支持アーム
32によって上下動自在に支持されている。この支持ア
ーム32の後端はソレノイド33に連結され、そのソレ
ノイド33の駆動によって支持アーム32の上下揺動が
行われる。また、支持アーム32はばね34によって下
方に位置する状態に付勢されており、ソレノイド33が
駆動解除されたとき補助ローラ6,7は下方に移動した
状態にある。補助ローラ6,7の回転軸23,27は、
それぞれ半月状のガイドスリーブ35,36に挿通さ
れ、これによって上下動の案内が行われる。
【0017】図4に示すように、前記ファクシミリ装置
1の操作部59には、ファクシミリ機能の動作開始指令
を入力するファックス釦60と、複写機機能の動作開始
指令を入力するコピー釦61とが設けられている。ファ
ックス釦60によってファックス機能の動作指令を与え
る場合、これに応答して前記給紙装置2におけるクラッ
チ16がオフ、クラッチ20がオンとされる(図1)。
また、コピー釦61によって複写機機能の動作指令を与
える場合、これに応答してクラッチ16がオン、クラッ
チ20がオフとされる(図2)。
【0018】次に、前記ファクシミリ装置1のファクシ
ミリ機能を使用する場合と複写機機能を使用する場合と
に分けて、給紙装置2の動作を図5および図6を参照し
て説明する。 (1) ファクシミリ機能動作時 ファクシミリ機能によって原稿Pの画像を他局のファク
シミリ装置に送信する場合、ページ番号が若い番号から
続く通常の順序で重ねられた原稿Pの束を、その画像面
を上向きにして給紙トレイ3(図3)にセットする。リ
セット状態において、上下の給紙ローラ4,5は、それ
らの大摩擦周面部4a,5aが図5(A)で示すように
補助ローラ6,7側に向いた状態に設定させてある。
【0019】ファックス釦60を押してファクシミリ機
能の動作開始指令を入力すると、クラッチ16がオフ、
クラッチ20がオンに設定される。これにより、ステッ
ピングモータ14の回転は、ギヤ18、17、21、ク
ラッチ20、回転軸19を経て下側の給紙ローラ5に伝
達される。また、下側の給紙ローラ5の回転はギヤ2
6、中間ギヤ30、ギヤ22、回転軸15を経て上側の
給紙ローラ4に伝達される。これにより、上下の給紙ロ
ーラ4,5は右回りに回転駆動される。
【0020】また、ステッピングモータ14の回転は、
ギヤ13、ベルト12、ギヤ11、回転軸10を経て送
りローラ8,9に伝達される。これにより、上側の送り
ローラ8は右回りに、これに接する下側の送りローラ9
は左回りに回転駆動される。すなわち、給紙ローラ4,
5から送られてくる原稿Pを原稿台40へと送り込むよ
うに回転駆動される。
【0021】さらに、上側の給紙ローラ4の回転はギヤ
22、ベルト25、ギヤ24、回転軸23を経て上側の
補助ローラ6に伝達され、下側の給紙ローラ5の回転は
ギヤ26、ベルト29、ギヤ28、回転軸27を経て下
側の補助ローラ7に伝達される。これにより、上下の補
助ローラ6,7は上下の給紙ローラ4,5と同方向に回
転駆動される。このとき、ソレノイド33は駆動されな
い。したがって、支持アーム32は図1に示すようにば
ね34の付勢によって下側に向いており、上下の補助ロ
ーラ6,7は下方に押し下げられている。すなわち、こ
のとき、上側の補助ローラ6が原稿Pの束の上面に接近
し、下側の補助ローラ7は原稿Pの束の下面からやや離
れた状態となる。
【0022】この状態で、給紙ローラ4,5および補助
ローラ6,7の回転により、図5(B)および図5
(C)に示す動作で原稿Pの束の上から原稿Pが送りロ
ーラ8,9へと送り込まれる。すなわち、上下の補助ロ
ーラ6,7は、それらの長軸同士が90゜の角度をなす
ように回転位相が設定されているので、上側の補助ロー
ラ6の長軸側周面で原稿Pの束の上面が給紙ローラ4,
5側に向けて押し付けられ、このとき下側の補助ローラ
7はほぼ横向き姿勢となって原稿Pの束を受ける部材と
して機能する。このようにして原稿Pの束の上面から繰
り出される原稿Pが、上側の給紙ローラ4の大摩擦周面
部4aによって送りローラ8,9側に確実に繰り出され
る。
【0023】給紙ローラ4の大摩擦周面部4aの周長さ
は給紙ローラ4,5から送りローラ8,9までの距離D
よりも長いので、大摩擦周面部4aによる繰り出し動作
が行われている間に、繰り出された原稿Pの先端は送り
ローラ8,9に確実に挟み込まれて、図5(D)に示す
ようにファクシミリ装置1の原稿台40へと給紙され
る。
【0024】このようにして、給紙トレイ3上にセット
された原稿Pは上から順次、つまりページ番号の若い方
から順番に原稿台40へと給紙される。原稿台40に給
紙された原稿Pの画像は密接センサ41で読み取られ、
読み取られた画像データはデジタル信号に変換されて他
局のファクシミリ装置へと送信される。画像の読み取り
を終えた原稿Pは排出ローラ47によって原稿受け台4
8へと送られて回収される。その結果、原稿Pの画像
は、ページ番号の若い順に送信される。
【0025】(2) 複写機機能動作時 複写機機能によって原稿Pの画像を複写する場合も、先
の画像送信の場合と同様にページ番号が若い番号から続
く通常の順序で重ねられた原稿Pの束を、その画像面を
上向きにして給紙トレイ3(図3)にセットする。リセ
ット状態において、上下の給紙ローラ4,5の大摩擦周
面部4a,5aが図6(A)で示すように補助ローラ
6,7側に向いた状態にあることは先の画像送信の場合
と同様である。
【0026】コピー釦61を押して複写機機能の動作開
始指令を入力すると、クラッチ16がオン、クラッチ2
0がオフに設定される。これにより、ステッピングモー
タ14の回転は、ギヤ18、17、クラッチ16、回転
軸15を経て上側の給紙ローラ4に伝達される。また、
上側の給紙ローラ4の回転はギヤ22、中間ギヤ30、
ギヤ26、回転軸19を経て下側の給紙ローラ5に伝達
される。これにより、上下の給紙ローラ4,5は左回り
に回転駆動される。ステッピングモータ14の回転が、
ギヤ13、ベルト12、ギヤ11、回転軸10を経て送
りローラ8,9に伝達されるのは、先の画像送信の場合
と同じである。
【0027】さらに、上側の給紙ローラ4の回転はギヤ
22、ベルト25、ギヤ24、回転軸23を経て上側の
補助ローラ6に伝達され、下側の給紙ローラ5の回転は
ギヤ26、ベルト29、ギヤ28、回転軸27を経て下
側の補助ローラ7に伝達され、これにより上下の補助ロ
ーラ6,7は上下の給紙ローラ4,5と同方向に回転駆
動される。このとき、ソレノイド33が駆動され、支持
アーム32は図2に示すようにばね34の付勢に抗して
上側に向いており、これにより上下の補助ローラ6,7
は上方に押しあげられている。すなわち、このとき、下
側の補助ローラ7が原稿Pの束の下面に接近し、上側の
補助ローラ6は原稿Pの束の上面からやや離れた状態と
なる。
【0028】この状態で、給紙ローラ4,5および補助
ローラ6,7の回転により、図6(B)および図6
(C)に示す動作で原稿Pの束の下から原稿Pが送りロ
ーラ8,9へと送り込まれる。すなわち、上下の補助ロ
ーラ6,7は、それらの長軸同士が90゜の角度をなす
ように回転位相が設定されているので、下側の補助ロー
ラ7の長軸側周面で原稿Pの束の下面が給紙ローラ4,
5側に向けて押し付けられ、このとき上側の補助ローラ
7はほぼ横向き姿勢となって原稿Pの束を受ける部材と
して機能する。このようにして原稿Pの束の下面から繰
り出される原稿Pが、下側の給紙ローラ5の大摩擦周面
部5aによって送りローラ8,9側に確実に繰り出され
る。
【0029】給紙ローラ5の大摩擦周面部5aの周長さ
は給紙ローラ4,5から送りローラ8,9までの距離D
よりも長いので、大摩擦周面部5aによる繰り出し動作
が行われている間に、繰り出された原稿Pの先端は送り
ローラ8,9に確実に挟み込まれて、図6(D)に示す
ようにファクシミリ装置1の原稿台40へと給紙され
る。
【0030】このようにして、給紙トレイ3上にセット
された原稿Pは下から順次、つまり後のページ番号の原
稿Pから順番に原稿台40へと給紙される。原稿台40
に給紙された原稿Pの画像はガラス板42上で露光装置
の光源44によって照射され、その光学画像がセルフォ
ックレンズ45によって感光体46の表面に露光され
る。その露光画像は現像装置51で現像され、その画像
が給紙口54から給紙搬送路55を経て供給される複写
紙に転写分離装置52によって転写される。転写された
複写紙は感光体46から分離され排紙搬送路57を経て
定着装置56に送られ、定着された複写紙は排紙トレイ
58に排出される。露光された原稿Pは排紙ローラ47
によって原稿受け台48へと送られて回収される。その
結果、排紙トレイ58には、後のページ番号の複写紙か
ら順番に重ねられる。すなわち、排紙トレイ58上には
画像面を表にしてページ番号の若い順に上から下へと複
写紙が重ねられる。
【0031】なお、前記実施例では、画像面を上向きに
して原稿Pを、ページ番号が若い順に上から下に続くよ
うに給紙トレイ3上に重ねて給紙を行う場合について説
明したが、画像面を下向きにして原稿Pを、ページ番号
が若い順に下から上に続くように給紙トレイ3上に重ね
て給紙を行う場合にも適用できる。この場合には、画像
送信のとき原稿束の下から順次給紙し、複写を行うとき
原稿束の上から順次給紙することにより、複写時に複写
紙を、そのページ番号が若い順に上から下に続くように
排紙トレイ58上に重ねることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述した構成より成り、給紙
トレイの下流側に互いに対向させて配置され、半周面の
摩擦係数を残る半周面よりも大きくし、かつ互いに同方
向に回転する一対の給紙ローラと、給紙トレイ上に載置
される用紙束を挟む上下に配置され、前記給紙ローラに
同期して前記同方向に回転する一対の補助ローラと、
給紙ローラからその半周長さよりも短い距離だけ下流
側に配置され、前記給紙ローラから送られてくる用紙を
挟みこんで送り出す一対の送りローラと、前記一対の給
紙ローラの回転方向を正転方向と逆転方向とに切り換え
る回転切換手段とを設けているので、簡単な構成によ
り、用紙束の給紙順序を上からの給紙と下からの給紙と
に切り換えることができる。すなわち、本発明の構成
は、 上下一対の送りローラが一対の給紙ローラの半周長
さよりも短い距離だけ下流側に配置されている点、 一対の給紙ローラのそれぞれにおいて、半周面の摩
擦係数を残る半周面の摩擦係数よりも大きくしてある
点、 給紙ローラの回転方向を正逆転方向に切り換え可能
とした点、 上給紙の場合、上側の給紙ローラおよび上側の補助
ローラが送り出し方向に回転し、下給紙の場合、下側の
給紙ローラおよび下側の補助ローラが送り出し方向に回
転する点に特徴を有する。 よって、給紙トレイ上に載置
される用紙束の給紙順序を上からの給紙と下からの給紙
とに切り換えることができる。 また、給紙ローラの大摩
擦周面部によって、給紙トレイ上に載置される用紙束を
上から(または下から)順次繰り出す繰り出し動作が確
実に行える。つまり、リセット状態において、上下の給
紙ローラを、それらの大摩擦周面部が補助ローラ側に向
いた状態に設定し、回転力伝達手段よって上下の給紙ロ
ーラと上下の補助ローラを同方向に回転させることによ
り、用紙束の上面側(または下面側)の用紙を、上側
(または下側)の給紙ローラの大摩擦周面部によって下
流の送りローラ側に確実に繰り出すことができる。
に、上下の給紙ローラの半回転の間に繰り出された用紙
の先端を上下の送りローラに確実に挟み込むことができ
る。つまり、大摩擦周面部の周長さは上下の給紙ローラ
から上下の送りローラまでの距離よりも長いので、大摩
擦周面部による前記繰り出し動作が行われている間に、
繰り出された用紙の先端は上下の送りローラに挟み込ま
れて原稿台へと給紙される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である給紙装置のファクシミ
リ機能動作時の状態を示す斜視図である。
【図2】その給紙装置の複写機機能動作時の状態を示す
斜視図である。
【図3】その給紙装置が組み込まれたファクシミリ装置
を示す一部破断側面図である。
【図4】そのファクシミリ装置の操作部を示す部分平面
図である。
【図5】給紙装置のファクシミリ機能動作時の動作説明
図である。
【図6】給紙装置の複写機機能動作時の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
2…給紙装置、3…給紙トレイ、4,5…給紙ローラ、
4a,5a…大摩擦係数周面部、6,7…補助ローラ、
8,9…送りローラ、16,20…回転切換手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイの下流側に互いに対向させて
    配置され、半周面の摩擦係数を残る半周面よりも大きく
    、かつ互いに同方向に回転する一対の給紙ローラと、
    給紙トレイ上に載置される用紙束を挟む上下に配置さ
    れ、前記給紙ローラに同期して前記同方向に回転する一
    対の補助ローラと、前記給紙ローラからその半周長さよ
    りも短い距離だけ下流側に配置され、前記給紙ローラか
    ら送られてくる用紙を挟みこんで送り出す一対の送りロ
    ーラと、前記一対の給紙ローラの回転方向を正転方向と
    逆転方向とに切り換える回転切換手段とを備えたことを
    特徴とする給紙装置。
JP4084742A 1992-03-07 1992-03-07 給紙装置 Expired - Lifetime JP2651817B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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