JPH0811553A - エンジンルーム内雰囲気温制御装置 - Google Patents

エンジンルーム内雰囲気温制御装置

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Publication number
JPH0811553A
JPH0811553A JP15100894A JP15100894A JPH0811553A JP H0811553 A JPH0811553 A JP H0811553A JP 15100894 A JP15100894 A JP 15100894A JP 15100894 A JP15100894 A JP 15100894A JP H0811553 A JPH0811553 A JP H0811553A
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust manifold
engine
radiator
engine room
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP15100894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsubara
崇 松原
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
Yoshio Maejima
吉男 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15100894A priority Critical patent/JPH0811553A/ja
Publication of JPH0811553A publication Critical patent/JPH0811553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジエータ通過風速の低下を来さずに、エン
ジンルームの冷却性能を全部の走行モードにおいて高く
維持する。 【構成】 エキゾーストマニホールド5が前方となるよ
うにエンジン1が横置きされた車両のエンジンルーム内
において、前記エンジン1の前方に位置するラジエータ
2とエンジン1との間に前記エキゾーストマニホールド
5を囲む形のエキゾーストマニホールドカバー21を配
設し、このエキゾーストマニホールドカバー21の形状
を、前方から見て上壁23と一側壁25とを有し他側壁
側が開放したL字形に形成し、前記一側壁25を、前記
ラジエータ2のファンFの回転による偏流の向く方向に
配した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンルーム内の雰
囲気温度を低下させるエンジンルーム内雰囲気温制御装
置に係り、特にエキゾーストマニホールドが前方となる
ようにエンジンが横置きされた車両のエンジンルーム内
雰囲気温制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車体前部に位置するラジエータ側にエキ
ゾーストマニホールドを向けてエンジンが横置きされた
型式の車両のエンジンルーム内においては、ラジエータ
を通過した風が、高温のエキゾーストマニホールドに当
たるので、エンジンルーム内の雰囲気温が上昇しやす
い。従って、エンジンルーム内の雰囲気温上昇をいかに
抑制するかが重要な課題である。
【0003】図9は、実開平2−28516号公報に記
載の従来例1の装置を示す。この装置では、エンジン1
とラジエータ(図示略)との間に、逆U字状断面をなす
エキゾーストマニホールドカバー3を配設し、このエキ
ゾーストマニホールドカバー3により、ラジエータファ
ン(図示略)およびエキゾーストマニホールド5を上方
から囲み、ラジエータ通過風をエンジン1の下方に導く
ようにしている。この装置によれば、エキゾーストマニ
ホールド5と熱交換した空気を、直接エンジンルームの
下方から排出することができる。
【0004】図10は、実開平2−78718号公報に
記載の従来例2の装置を示す。この装置では、エキゾー
ストマニホールドカバー7をエキゾーストマニホールド
5を取り囲むように配設し、エキゾーストマニホールド
カバー7の前面に開けた外気導入口9からラジエータ通
過風を内部に取り入れ、側面の排出孔11から排出する
ようにしている。この装置によれば、エキゾーストマニ
ホールドカバー7が、エキゾーストマニホールド5から
の熱放射によってエンジンルーム内温度が上昇するのを
防止する。また、通気性を持たせたことにより、エキゾ
ーストマニホールドカバー7内の過熱を防止することが
できる。
【0005】図11(a)、(b)は実開平2−682
13号公報に記載の従来例3の装置を示す。この装置で
は、エンジンルーム19のフード12の下側に形成され
る空気通路に、空気流を偏向させる制御ガイド13を設
け、ラジエータ2の通過風をエンジン1のロッカーカバ
ー15側からトランスミッション17側へ偏向させて、
エキゾーストマニホールド5を冷却した高温の空気流
を、トランスミッション17の上方を通過する温度の低
い空気流と混合させて、エンジンルーム19内の温度を
低下させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の各装置は、図8の表に示すように、すべての走行モー
ド(高速走行時、登坂走行時、アイドリング時)におい
て満足な性能向上(エンジンルームの冷却性能つまり部
品耐熱性、あるいはエンジン冷却水の冷却性等の向上)
を得るまでには至らなかった。
【0007】即ち、従来例1の装置では、エンジンルー
ム内の部品の耐熱性が向上する反面、ラジエータファン
の後方の三方(上面および左右両側面)がエキゾースト
マニホールドカバー3によって囲まれているため、ラジ
エータ通過風速が低下し、エンジン冷却水温度が上昇す
るという問題があった。
【0008】また、従来例2の装置では、登坂およびア
イドリング時に、ラジエータファンの回転により、ファ
ン後流の向きが斜めになる偏流という現象が生じるが、
そのため、エキゾーストマニホールドカバー7の前面に
開けられた外気導入口9から流入する空気量が減少する
という問題があった。
【0009】また、従来例3の装置では、同様に登坂お
よびアイドリング時にラジエータ通過風の偏流現象によ
り、熱気が制御ガイドの側方を回り込むという問題があ
った。
【0010】本発明は、上記事情を考慮し、ラジエータ
通過風速の低下を防止すると共に、登坂走行時およびア
イドリング時のラジエータファンによる偏流の影響を無
くして、全ての走行モードにおいてエンジンルーム内の
空気の流れを改善し、それによりエンジンルームの冷却
性能の向上を図ることのできるエンジンルーム内雰囲気
温制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エキ
ゾーストマニホールドが前方となるようにエンジンが横
置きされた車両のエンジンルーム内において、前記エン
ジンの前方に位置するラジエータとエンジンとの間に前
記エキゾーストマニホールドを囲む形のカバーを配設
し、このカバーの形状を、前方から見て上壁と一方の側
壁とを有したL字形に形成し、前記一方の側壁を、前記
ラジエータのファンの回転による偏流を受けて下方へ案
内するように配したことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のエンジ
ンルーム内雰囲気温制御装置であって、前記カバーはエ
キゾーストマニホールドカバーであることを特徴とす
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載のエンジ
ンルーム内雰囲気温制御装置であって、前記カバーは、
前記エンジンのロッカーカバーと一体であることを特徴
とする。
【0014】請求項4の発明は、エキゾーストマニホー
ルドが前方となるようにエンジンが横置きされた車両の
エンジンルーム内において、前記エンジンルームの上面
開口を覆うフードの裏面のフードインシュレータに、下
から見て前記エキゾーストマニホールドを囲む形の突出
壁を下方へ突設し、この突出壁の形状を、エキゾースト
マニホールドの後側に位置する後壁と、エキゾーストマ
ニホールドの一側部に位置する一方の側壁とを有したL
字形に形成し、前記一方の側壁を、前記ラジエータのフ
ァンの回転による偏流を受けて下方へ案内するように配
したことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1記載のエンジ
ンルーム内雰囲気温制御装置であって、前記エンジンの
前方に位置するラジエータとエンジンとを連結する連結
部材と一体であることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明では、請求項2記載のエン
ジンルーム内雰囲気温制御装置であって、前記エキゾー
ストマニホールドカバーは、前記上壁及び一方の側壁を
含んで前記エキゾーストマニホールドの全周を覆う箱形
であり、このエキゾーストマニホールドカバーに、その
前壁から他方の側壁にかけて連続する開口を設けると共
に、下面に空気排出口を設け、前記開口から、前記ラジ
エータのファンの回転による偏流を前記一方の側壁へ導
くことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の発明では、高速走行時には、ラジエ
ータ通過風がL字形のカバーの上壁に塞き止められるた
め、エキゾーストマニホールドを冷却した後、下方へ流
れ、エンジンルーム下方から外気中に排出される。
【0018】登坂走行時には、ラジエータ通過風がラジ
エータファンの回転の影響を受けて斜め後方に流れる偏
流現象を生じるが、この偏流がL字形のカバーの上壁お
よび一方の側壁に塞き止められ、下方へ案内されるた
め、エキゾーストマニホールドを冷却した後、下方へ流
れ、エンジンルーム下方から外気中に排出される。
【0019】アイドリング時には、登坂低速走行時と同
様に、ラジエータファン後方の斜めの流れ(偏流)が、
L字形のカバーの一方の側壁に沿って下方へ流れ、エン
ジンルーム下方から外気中に排出される。
【0020】また、上記のように空気流が流れる際、カ
バーの他方側の側壁が開放しているので、ラジエータの
通過風速が低下することがなく、エンジン冷却水温度が
上昇する問題が避けられる。さらに、ファンによる偏流
を効率良くカバーの内側に取り入れることができ、十分
な風をエキゾーストマニホールドに当てることができ
る。また、熱気がエンジンの後側へ回り込むことも防げ
る。
【0021】請求項2の発明では、エキゾーストマニホ
ールドの上壁及び一側壁で請求項1と同様な作用を奏す
ることができる。
【0022】請求項3の発明では、高速走行時には、ラ
ジエータ通過風がロッカーカバーと一体の上壁に塞き止
められるため、エキゾーストマニホールドを冷却した
後、下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出
される。
【0023】登坂走行時には、ラジエータ通過風がラジ
エータファンの回転の影響を受けて斜め後方に流れる偏
流現象を生じるが、この偏流がロッカーカバーと一体の
上壁および一方の側壁によって塞き止められるため、エ
キゾーストマニホールドを冷却した後、下方へ流れ、エ
ンジンルーム下方から外気中に排出される。
【0024】アイドリング時には、登坂低速走行時と同
様に、ラジエータファン後方の斜めの流れ(偏流)が、
ロッカーカバーと一体の一方の側壁に沿って下方へ流
れ、エンジンルーム下方から外気中に排出される。
【0025】上記のように空気流が流れる際、ロッカー
カバーと一体のカバーの他側が開放しているので、ラジ
エータの通過風速が低下することがなく、エンジン冷却
水温度が上昇する問題が避けられる。また、ファンによ
る偏流を効率良く突出壁の内側に取り入れることがで
き、十分な風をエキゾーストマニホールドに当てること
ができる。また、熱気がエンジンの後側へ回り込むのこ
とも防げる。
【0026】請求項4の発明では、高速走行時には、ラ
ジエータ通過風がフードインシュレータの突出壁に塞き
止められるため、エキゾーストマニホールドを冷却した
後、下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出
される。
【0027】登坂走行時には、ラジエータ通過風がラジ
エータファンの回転の影響を受けて斜め後方に流れる偏
流現象を生じるが、この偏流がフードインシュレータの
突出壁の後壁および一方の側壁によって塞き止められる
ため、エキゾーストマニホールドを冷却した後、下方へ
流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出される。
【0028】アイドリング時には、登坂低速走行時と同
様に、ラジエータファン後方の斜めの流れ(偏流)が、
フードインシュレータの突出壁の一方の側壁に沿って下
方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出され
る。
【0029】上記のように空気流が流れる際、フードイ
ンシュレータの突出壁の他側が開放しているので、ラジ
エータの通過風速が低下することがなく、エンジン冷却
水温度が上昇する問題が避けられる。また、ファンによ
る偏流を効率良く突出壁の内側に取り入れることがで
き、十分な風をエキゾーストマニホールドに当てること
ができる。また、熱気がエンジンの後側へ回り込むこと
も防げる。
【0030】請求項5の発明では、高速走行時には、ラ
ジエータ通過風が連結部材の上壁と一方の側壁に塞き止
められるため、エキゾーストマニホールドを冷却した
後、下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出
される。
【0031】登坂走行時には、ラジエータ通過風がラジ
エータファンの回転の影響を受けて斜め後方に流れる偏
流現象を生じるが、この偏流が連結部材の上壁および一
方の側壁によって塞き止められるため、エキゾーストマ
ニホールドを冷却した後、下方へ流れ、エンジンルーム
下方から外気中に排出される。
【0032】アイドリング時には、登坂低速走行時と同
様に、ラジエータファン後方の斜めの流れ(偏流)が、
連結部材の一方の側壁に沿って下方へ流れ、エンジンル
ーム下方から外気中に排出される。
【0033】上記のように空気流が流れる際、連結部材
の他側が開放しているので、ラジエータの通過風速が低
下することがなく、エンジン冷却水温度が上昇する問題
が避けられる。また、ファンによる偏流を効率良く突出
壁の内側に取り入れることができ、十分な風をエキゾー
ストマニホールドに当てることができる。また、熱気が
エンジンの後側へ回り込むのことも防げる。
【0034】請求項6の発明では、高速走行時には、ラ
ジエータ通過風が前面の開口から入って、箱形のエキゾ
ーストマニホールドカバーの上壁に塞き止められるた
め、エキゾーストマニホールドを冷却した後、下方へ流
れ、空気排出口からから外気中に排出される。
【0035】登坂走行時には、ラジエータ通過風がラジ
エータファンの回転の影響を受けて斜め後方に流れる偏
流現象を生じるが、この偏流が箱形のエキゾーストマニ
ホールドカバーの開口にから入った後、上壁および一方
の側壁に塞き止められるため、エキゾーストマニホール
ドを冷却した後、下方へ流れ、空気排出口から外気中に
排出される。
【0036】アイドリング時には、登坂低速走行時と同
様に、ラジエータファン後方の斜めの流れ(偏流)が、
箱形のエキゾーストマニホールドカバーの一方の側壁に
沿って下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排
出される。
【0037】上記のように空気流が流れる際、エキゾー
ストマニホールドカバーの一側壁に前壁から連続する開
口が設けられているので、ラジエータの通過風速が低下
することがなく、エンジン冷却水温度が上昇する問題が
避けられる。また、ファンによる偏流を効率良くエキゾ
ーストマニホールドカバーの内側に取り入れることがで
き、十分な風をエキゾーストマニホールドに当てること
ができる。また、熱気がエンジンの後側へ回り込むのこ
とも防げる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0039】各実施例の車両では、エンジンルーム内
に、エキゾーストマニホールドが前方となるようにエン
ジンが横置きされている。
【0040】図1は本発明の第1実施例を示す。
【0041】この第1実施例では、エンジン1の前方に
位置するラジエータ2(ここではファンFのみ図示)と
エンジン1との間に、エキゾーストマニホールド5を囲
む形のエキゾーストマニホールドカバー21が配設され
ている。このエキゾーストマニホールドカバー21の形
状は、前方から見て上壁23と一方の側壁25とを有し
他方の側壁側が開放したL字形となっている。一方の側
壁25は、ラジエータ2のファンの回転による偏流の向
く方向に配されている。
【0042】エキゾーストマニホールドカバー21の後
端は、外折りフランジ27によってエンジン1のハウジ
ング前面に固定されている。また、エキゾーストマニホ
ールドカバー21の前端には、取り込んだ風を逃がさな
いようにするための内折りフランジ28が設けられてい
る。これらのフランジ27、28はリブの機能も果た
す。
【0043】次に作用を説明する。
【0044】まず、図7を用いて、この実施例のエキゾ
ーストマニホールドカバー21を装着しない状態での空
気の流れを説明する。図において、19はエンジンルー
ム、1はエンジン、2はラジエータ、Fはラジエータフ
ァン、5はエキゾーストマニホールドである。
【0045】このエンジンルーム19では、走行風の強
い高速走行時には、図(a)に示すようにラジエータ2
を通過した空気が、矢印で示す如くエンジン1を取り囲
むように流れる。このため、エキゾーストマニホールド
5の熱気がエンジン1の上部を経て、エンジン1の後側
へ拡散し、エンジンルーム19内の特にエンジン1の後
側の温度を上昇させ、部品の耐熱性能を悪化させる。
【0046】また、走行風の弱い登坂走行時には、図
(b)に示すようにラジエータ2を通過した空気が、矢
印で示す如くラジエータファンFの回転の影響を受け
て、斜め後方に流れる(偏流)。このため、エキゾース
トマニホールド5の熱気がエンジン1の上部および側部
を経て拡散し、エンジンルーム19内の温度を上昇させ
る。
【0047】また、アイドリング時には走行風が全くな
いので、ラジエータファンFによってラジエータ2を通
過させられた空気が、ファンFの回転により更に斜め方
向に流れ、エキゾーストマニホールド5の熱気が、エン
ジン1の側面を経て拡散し、エンジンルーム19内の温
度を上昇させる。
【0048】これに対し、上述したエキゾーストマニホ
ールドカバー21を装着した状態での空気の流れを、図
6及び図1を参照しながら説明する。
【0049】走行風の強い高速走行時には、図6(a)
に示すように、ラジエータ2を通過した空気が、L字形
のエキゾーストマニホールドカバー21の上壁23に塞
き止められ、エキゾーストマニホールド5を冷却した
後、下方へ流れ、エンジンルーム19の下方から外気中
に排出される。
【0050】走行風の弱い登坂走行時には、図6(b)
に示すように、ラジエータ2を通過した空気が、ラジエ
ータファンFの回転の影響を受けて斜め後方に偏流しよ
うとするが、この偏流がL字形のエキゾーストマニホー
ルドカバー21の上壁23および一方の側壁25に塞き
止められるため、エキゾーストマニホールド5を冷却し
た後、下方へ流れ、エンジンルーム19の下方から外気
中に排出される。
【0051】走行風の全くないアイドリング時には、図
6(c)に示すように、登坂走行時と同様に、ラジエー
タファンFの後方の偏流が、L字形のエキゾーストマニ
ホールドカバー21の一方の側壁25に沿って下方へ流
れ、エンジンルーム19の下方から外気中に排出され
る。
【0052】このように、いずれの走行モード時におい
ても、ラジエータ通過風の流れが改善されるので、エン
ジンルーム19内への熱気の拡散を抑制し、エンジンル
ームの冷却性能を高めることができる。特にエンジン1
の後側に熱気が回り込まなくなるので、エンジン1の後
側の部品の耐熱性を向上させることができる。
【0053】また、上記のように空気流が流れる際、エ
キゾーストマニホールドカバー21の他方側にカバー2
1の側壁はなく、開放しているので、ラジエータ2の通
過風はその方向にも自由に流れる。従って、ラジエータ
通過風速が低下する心配がなく、エンジン冷却水温度が
上昇する問題を確実に避けることができる。
【0054】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
2は第2実施例の要部を示す。
【0055】この第2実施例では、エンジン1のロッカ
ーカバー15の前部に、エキゾーストマニホールド5の
上部を覆う庇形の突出壁(カバー)31を一体に設け、
この突出壁31の形状を、前方から見て上壁33と一方
の側壁35とを有し側壁35と反対側が開放したL字形
に形成している。特に、一方の側壁33は、ラジエータ
のファンFの回転による偏流の向く方向に配している。
【0056】この実施例では、高速走行時には、ラジエ
ータ通過風がロッカーカバー15の突出壁31に塞き止
められるため、エキゾーストマニホールド5を冷却した
後、下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中に排出
される。また、登坂走行時及びアイドリング時には、ラ
ジエータファンの回転の影響による偏流が、ロッカーカ
バー15の突出壁31の上壁33および一方の側壁35
によって塞き止められるため、エキゾーストマニホール
ド5を冷却した後、下方へ流れ、エンジンルーム下方か
ら外気中に排出される。
【0057】従って、この実施例でも上壁33及び一方
の側壁35との働きにより第1実施例と同じ効果を奏す
る。また、空気流が流れる際に、ロッカーカバー15の
突出壁31の他側が開放しているので、そこからも自由
に空気流が抜ける。よって、ラジエータ通過風速が低下
する心配がなく、エンジン冷却水温度が上昇する問題が
確実に避けられる。また、そのような作用を生む突出壁
31をロッカーカバー15に設けたので、取付け手間が
かからない。
【0058】次に、本発明の第3実施例を説明する。
【0059】図3は第3実施例の構成を示し、(a)は
エンジンルーム19の上面を塞ぐフード12を下から見
上げた状態を示す図、(b)はフード12の要部の断面
図、(c)はエンジンルーム18の概略構成を示す側面
図である。
【0060】この実施例では、フード12の裏面のフー
ドインシュレータ41に、導風手段としての突出壁43
を一体に形成している。突出壁43は、下から見た形が
エキゾーストマニホールド5を囲む形に形成されてL字
形をなしており、後壁45と一方の側壁47とを有し、
一方の側壁47がラジエータ2のファン2aの回転によ
る偏流の向く方向に配されている。
【0061】この実施例では、高速走行時には、ラジエ
ータ通過風がフードインシュレータ41の突出壁43に
塞き止められるため、エキゾーストマニホールド5を冷
却した後、下方へ流れ、エンジンルーム下方から外気中
に排出される。また、登坂走行時およびアイドリング時
には、ラジエータファンFの回転の影響による偏流が、
フードインシュレータ41の突出壁43の後壁45およ
び一方の側壁47により塞き止められるため、エキゾー
ストマニホールド5を冷却した後、下方へ流れ、エンジ
ンルーム19の下方から外気中に排出される。
【0062】従って、第1実施例と同様の効果を奏す
る。また、空気流が流れる際に、フードインシュレータ
41の突出壁43の側壁47の反対側が開放しているの
で、ラジエータ通過風速が低下する心配がなく、エンジ
ン冷却水温度が上昇する問題を確実に避けることができ
る。また、そのような作用を生む突出壁43をフードイ
ンシュレータ41に設けたので、取付けの手間がかから
ない。また、突出壁43は、フード12を開くとエンジ
ンルーム19側に残らないので、エキゾーストマニホー
ルド5周辺のメンテナンスが容易である。
【0063】次に本発明の第4実施例を説明する。
【0064】図4は本発明の第4実施例を示し、(a)
は前方斜め上から見た図、(b)は前方斜め下から見上
げた図である。
【0065】この実施例では、ラジエータ2、コンデン
サ4、ファンFを、エンジン1側に一緒にアッセンブリ
し、全体を一つのユニットとして構成している。
【0066】アッセンブリするための連結部材51とし
ては、前から見てL字形をなす連結部材を用いている。
この連結部材51は、上壁53と、一方の側壁55とか
らなり、各壁53,55の反対側が開放され、側面開口
57及び底面開口59となっている。但し、側壁55
は、ラジエータ2のファンFの回転による偏流の向く方
向に配されている。
【0067】この実施例では、高速走行時には、ラジエ
ータ通過風が連結部材51の上壁53及び側壁55に塞
き止められるため、エキゾーストマニホールド5を冷却
した後、底面開口59から外気中に排出される。また、
登坂走行時およびアイドリング時には、ラジエータファ
ンFの回転の影響による偏流が、連結部材51の上壁5
3及び側壁55により塞き止められるため、エキゾース
トマニホールド5を冷却した後、底面開口59から外気
中に排出される。
【0068】従って、第1の実施例と同様の効果を奏す
る。また、空気流が流れる際に、側面開口57からも自
由に空気流が抜けるので、ラジエータ通過風速が低下す
る心配がなく、エンジン冷却水温度が上昇するおそれも
ない。また、そのような効果を生む手段を、エンジン1
とラジエータ2を連結する連結部材51に設けているの
で、取付け手間が不要である。さらに、連結部材51に
よってエンジン1とラジエータ2が一体化されているか
ら、エンジン1とラジエータ2間のホースやコンプレッ
サとコンデンサ4間のホース等に揺動吸収機能を持たせ
る必要がない。
【0069】次に本発明の第5実施例を説明する。
【0070】図5は本発明の第5実施例を示し、(a)
は前方斜め上から見た斜視図、(b)はエンジンルーム
の側面図である。
【0071】この実施例では、ラジエータ2とエンジン
1との間に、エキゾーストマニホールド5の全周を覆う
箱形ダクト状のエキゾーストマニホールドカバー61を
配設している。このエキゾーストマニホールドカバー6
1は、上壁63、一方及び他方の左右側壁64、65、
及び前壁66を有するもので、下部が窄まった形状をな
し、後面が密着した状態でエンジン1の前面に固定され
ている。また、前壁66から右側壁65にかけての部分
に、連続した開口67が設けられると共に、下面には空
気排出口68が設けられている。開口67は、ラジエー
タ2のファンFの回転による偏流の向く方向と反対側に
配されている。
【0072】この実施例では、高速走行時には、ラジエ
ータ通過風がエキゾーストマニホールドカバー61の前
面の開口67から中に入って、上壁63及び左側壁64
に塞き止められるため、エキゾーストマニホールド5を
冷却した後、空気排出口68から外気中に排出される。
また、登坂走行時およびアイドリング時には、ファンF
の回転の影響による偏流が、同様に上壁63、左側壁6
4により塞き止められるため、エキゾーストマニホール
ド5を冷却した後、底面の空気排出口68から外気中に
排出される。
【0073】従って、第1実施例と同様の効果を奏す
る。特に、エキゾーストマニホールド5を箱形のエキゾ
ーストマニホールドカバー61で覆っているので、エキ
ゾーストマニホールド5を通過した後の熱気の流れをよ
り厳しく規制することができ、熱気の拡散を有効に抑制
して、エンジンルーム19内の冷却性能を更に高めるこ
とができる。また、空気流が流れる際に、右側壁65に
連続する開口67からも自由に空気流が抜けるので、ラ
ジエータ通過風速が低下する心配がなく、エンジン冷却
水温度が上昇するおそれもない。
【0074】以上のことから、上記第1〜第5実施例は
従来例1〜3に比較し、図8の表に示すような効果上の
特長を持ち、全ての走行モード時に、満足のいく性能向
上を図ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、高速走行時、登坂走行時、アイドリング時のい
ずれの走行モードにおいても、ラジエータ通過風を、風
速を落とさずに効率よく、エキゾーストマニホールドに
当てることができる。従って、エンジンルームの冷却性
能を高めることができると共に、エンジン冷却水温度の
上昇を防ぐことができる。
【0076】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られると共に、カバーがエキゾースト
マニホールドカバーであり、設計変更を少なくして実施
することができる。
【0077】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られると共に、そのような効果を生む
手段(突出壁)をロッカーカバーに設けたので、取付け
手間がかからなくなる。
【0078】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られると共に、そのような効果を生む
手段(突出壁)をフードインシュレータに設けたので、
取付け手間がかからなくなる。また、エンジンルーム内
のメンテナンス等も突出壁に係りなく行なうことがで
き、作業が容易である。
【0079】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られると共に、そのような効果を生む
手段を、エンジンとラジエータを連結する連結部材に設
けたので、取付け手間がかからなくなる。また、連結部
材によってエンジンとラジエータが一体化されるから、
エンジンとラジエータ間のホースやコンプレッサとコン
デンサ間のホース等に揺動吸収機能を持たせる必要がな
く、部品削減の面で利点がある。
【0080】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られると共に、エキゾーストマニホー
ルドを箱形のエキゾーストマニホールドカバーで覆って
いるので、エキゾーストマニホールドを通過した後の熱
気の流れを、より厳しく規制することができ、熱気の拡
散を抑制して、エンジンルーム内の冷却性能を更に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例の説明図で、(a)はフー
ドを下から見上げた図、(b)は(a)図のIIIb−
IIIb矢視断面図、(c)はエンジンルームの概略側
面図である。
【図4】本発明の第4実施例の説明図で、(a)は斜め
上から見た外観斜視図、(b)は斜め下から見上げた斜
視図である。
【図5】本発明の第5実施例の説明図で、(a)は外観
斜視図、(b)はエンジンルームの概略側面図である。
【図6】本発明の第1実施例におけるラジエータ通過風
の流れを示すエンジンルームの平面図であり、(a)は
高速走行時の流れを示す図、(b)は登坂走行時の流れ
を示す図、(c)はアイドリング時の流れを示す図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例のエキゾーストマニホール
ドカバーを取り付けない場合のラジエータ通過風の流れ
を示すエンジンルームの平面図であり、(a)は高速走
行時の流れを示す図、(b)は登坂走行時の流れを示す
図、(c)はアイドリング時の流れを示す図である。
【図8】本発明の第1〜第5実施例と従来例1〜3の走
行モード別の効果を比較して示す図である。
【図9】従来例1の装置を示す斜視図である。
【図10】従来例2の装置を示す斜視図である。
【図11】従来例3の装置を示す図で、(a)は側面
図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 ラジエータ F ファン 5 エキゾーストマニホールド 12 フード 15 ロッカーカバー 19 エンジンルーム 21 エキゾーストマニホールドカバー(カバー) 23 上壁 25 一方の側壁 31 突出壁 33 上壁 35 一方の側壁 41 フードインシュレータ 43 突出壁 45 後壁 47 一方の側壁 51 連結部材 53 上壁 55 一方の側壁 61 箱形のエキゾーストマニホールドカバー(カバ
ー) 67 開口 68 空気排出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01P 1/06 K 11/10 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキゾーストマニホールドが前方となる
    ようにエンジンが横置きされた車両のエンジンルーム内
    において、前記エンジンの前方に位置するラジエータと
    エンジンとの間に前記エキゾーストマニホールドを囲む
    形のカバーを配設し、このカバーの形状を、前方から見
    て上壁と一方の側壁とを有したL字形に形成し、前記一
    方の側壁を、前記ラジエータのファンの回転による偏流
    を受けて下方へ案内するように配したことを特徴とする
    エンジンルーム内雰囲気温制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンルーム内雰囲気
    温制御装置であって、前記カバーはエキゾーストマニホ
    ールドカバーであることを特徴とするエンジンルーム内
    雰囲気温制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジンルーム内雰囲気
    温制御装置であって、前記カバーは、前記エンジンのロ
    ッカーカバーと一体であることを特徴とするエンジンル
    ーム内雰囲気温制御装置。
  4. 【請求項4】 エキゾーストマニホールドが前方となる
    ようにエンジンが横置きされた車両のエンジンルーム内
    において、前記エンジンルームの上面開口を覆うフード
    の裏面のフードインシュレータに、下から見て前記エキ
    ゾーストマニホールドを囲む形の突出壁を下方へ突設
    し、この突出壁の形状を、エキゾーストマニホールドの
    後側に位置する後壁と、エキゾーストマニホールドの一
    側部に位置する一方の側壁とを有したL字形に形成し、
    前記一方の側壁を、前記ラジエータのファンの回転によ
    る偏流を受けて下方へ案内するように配したことを特徴
    とするエンジンルーム内雰囲気温制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のエンジンルーム内雰囲気
    温制御装置であって、前記エンジンの前方に位置するラ
    ジエータとエンジンとを連結する連結部材と一体である
    ことを特徴とするエンジンルーム内雰囲気温制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のエンジンルーム内雰囲気
    温制御装置であって、前記エキゾーストマニホールドカ
    バーは、前記上壁及び一方の側壁を含んで前記エキゾー
    ストマニホールドの全周を覆う箱形であり、このエキゾ
    ーストマニホールドカバーに、その前壁から他方の側壁
    にかけて連続する開口を設けると共に、下面に空気排出
    口を設け、前記開口から、前記ラジエータのファンの回
    転による偏流を前記一方の側壁へ導くことを特徴とする
    エンジンルーム内雰囲気温制御装置。
JP15100894A 1994-07-01 1994-07-01 エンジンルーム内雰囲気温制御装置 Pending JPH0811553A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7549694B2 (en) 2006-11-01 2009-06-23 Ford Global Technologies, Llc Filler neck housing assembly
JP2012211556A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Daihatsu Motor Co Ltd 排気経路の遮熱構造
US9371100B2 (en) 2012-06-04 2016-06-21 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle body assembling method and vehicle body assembling device

Cited By (3)

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JP2012211556A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Daihatsu Motor Co Ltd 排気経路の遮熱構造
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