JPH0811480B2 - ネームプレートの製造方法 - Google Patents
ネームプレートの製造方法Info
- Publication number
- JPH0811480B2 JPH0811480B2 JP61191733A JP19173386A JPH0811480B2 JP H0811480 B2 JPH0811480 B2 JP H0811480B2 JP 61191733 A JP61191733 A JP 61191733A JP 19173386 A JP19173386 A JP 19173386A JP H0811480 B2 JPH0811480 B2 JP H0811480B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin metal
- plate
- substrate
- metal plate
- name plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Adornments (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属材料からなるネームプレート、自動車
のナンバープレート等の製造方法に関するものである。
のナンバープレート等の製造方法に関するものである。
例えば、金属材料によりネームプレートや自動車のナ
ンバープレート等（以下単にネームプレートという）を
製造するにあたっては、従来、薄金属板等に文字、図形
等を書き込んだり、あるいはプレスにより薄金属板等に
文字、図形等（以下単に文字という）を突出させ、例え
ばこの突出部を白色に、その他の部分を黒色に塗装して
いた。
ンバープレート等（以下単にネームプレートという）を
製造するにあたっては、従来、薄金属板等に文字、図形
等を書き込んだり、あるいはプレスにより薄金属板等に
文字、図形等（以下単に文字という）を突出させ、例え
ばこの突出部を白色に、その他の部分を黒色に塗装して
いた。
上記のような従来の製造方法においては、文字、図形
等の書き込みや塗装には熟練した作業者を必要とし、ま
たこれらのために多くの時間を必要とするため、コスト
アツプの原因になっていた。
等の書き込みや塗装には熟練した作業者を必要とし、ま
たこれらのために多くの時間を必要とするため、コスト
アツプの原因になっていた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、塗装工程を必要としないネームプレートの製造方
法を実現することを目的としたものである。
ので、塗装工程を必要としないネームプレートの製造方
法を実現することを目的としたものである。
本発明は、上記の目的を達成するためになされたもの
で、表面が着色された基板の上に表面が別の色に着色さ
れた薄金属板を重ね合せ、この重ね合せた材料を、ネー
ムプレートの周縁部内側に大きさに対応した大きさの突
出部を有する雄型と、前記突出部よりやや大きい凹部を
有する雌型とにより薄金属板が切断されかつ基板が切断
されないプレス加工して素材を製造する第１の工程と、 前記素材を、表示する文字等の形状に形成された凹凸部
を有する雌型と、この雌型の凹凸部に対応した形状の凸
凹部を有する雄型により薄金属板が切断されかつ基板が
切断されないプレス加工する第２の工程とからなるネー
ムプレート等の製製造方法を提供するものである。
で、表面が着色された基板の上に表面が別の色に着色さ
れた薄金属板を重ね合せ、この重ね合せた材料を、ネー
ムプレートの周縁部内側に大きさに対応した大きさの突
出部を有する雄型と、前記突出部よりやや大きい凹部を
有する雌型とにより薄金属板が切断されかつ基板が切断
されないプレス加工して素材を製造する第１の工程と、 前記素材を、表示する文字等の形状に形成された凹凸部
を有する雌型と、この雌型の凹凸部に対応した形状の凸
凹部を有する雄型により薄金属板が切断されかつ基板が
切断されないプレス加工する第２の工程とからなるネー
ムプレート等の製製造方法を提供するものである。
第１図は本発明によって製造したネームプレートの一
例を示す斜視図である。図において、１はネームプレー
トで、周縁部２と文字３の部分が突出して白色に表示さ
れ、その他の部分は凹部４で黒色に表示されている（な
お図には黒色部分は梨地で示してある）。
例を示す斜視図である。図において、１はネームプレー
トで、周縁部２と文字３の部分が突出して白色に表示さ
れ、その他の部分は凹部４で黒色に表示されている（な
お図には黒色部分は梨地で示してある）。
次に、上記のようなネームプレートの製造方法の一例
を説明する。
を説明する。
（１） 第２図（ａ）に示すような、表面に焼付等によ
り着色（実施例では白色）した金属材料（実施例では厚
さt1が1.0〜1.5mmのアルミニウム板を使用）からなる基
板11と、表面に焼付等により着色（実施例では黒色）し
た薄い金属板12（実施例では厚さt2が0.2〜0.5mmのアル
ミニウム板を使用）とを、（ｂ）図に示すように表面を
上にして重ね合せる。
り着色（実施例では白色）した金属材料（実施例では厚
さt1が1.0〜1.5mmのアルミニウム板を使用）からなる基
板11と、表面に焼付等により着色（実施例では黒色）し
た薄い金属板12（実施例では厚さt2が0.2〜0.5mmのアル
ミニウム板を使用）とを、（ｂ）図に示すように表面を
上にして重ね合せる。
（２） 次に上記のように重ね合せた材料を、第１図の
周縁部２の内側の大きさに対応した大きさの突出部16を
有する雄型15と、この突出部16より逃げ寸法ｇだけ大き
い凹部18を有する雌型17とにより、プレス加工（ハーフ
ピアス加工）を行なう（第３図）。これを第１の工程と
する。
周縁部２の内側の大きさに対応した大きさの突出部16を
有する雄型15と、この突出部16より逃げ寸法ｇだけ大き
い凹部18を有する雌型17とにより、プレス加工（ハーフ
ピアス加工）を行なう（第３図）。これを第１の工程と
する。
これにより、第１図の周縁部２の内側の大きさに整合
した部分の薄金属板12は、その外周が基板11に形成され
た凹部11aの周縁に圧入固定され、周縁部２に対応した
部分12aは切断されて廃棄される。その結果、基板11の
凹部11aには薄金属板12の色（実施例では黒）が表わ
れ、周縁部２には基板11の色（実施例では白）が表われ
る。このようにして成型された材料を素材10とする。第
４図は一部を断面で示した素材10の斜視図である。
した部分の薄金属板12は、その外周が基板11に形成され
た凹部11aの周縁に圧入固定され、周縁部２に対応した
部分12aは切断されて廃棄される。その結果、基板11の
凹部11aには薄金属板12の色（実施例では黒）が表わ
れ、周縁部２には基板11の色（実施例では白）が表われ
る。このようにして成型された材料を素材10とする。第
４図は一部を断面で示した素材10の斜視図である。
なお、雌型17に形成する逃げｇは通常基板11の厚さt1
の20〜30％であるが、基板11の材質、板厚等を勘案して
適宜設定する。
の20〜30％であるが、基板11の材質、板厚等を勘案して
適宜設定する。
（３） 素材10を、文字の形状に対応した形状の凹凸部
20を有する雌型19と、この凹凸部20にほぼ整合した形状
の凸凹部22を有する雌型21とによりプレス加工（ハーフ
ピアス加工）を行なう。これを第２の工程とする。
20を有する雌型19と、この凹凸部20にほぼ整合した形状
の凸凹部22を有する雌型21とによりプレス加工（ハーフ
ピアス加工）を行なう。これを第２の工程とする。
この場合、雌型19の凹凸部20の高さh1及び雄型21の凹
凸部22の高さh2は、基板11の板厚t1によって異るが、少
なくとも薄金属板12の厚さt2＋αであることが必要であ
る。また両者の逃げは工作機械の精度等によって異る
が、零又はできるだけ零に近い方がシヤープに仕上げる
ことができる。
凸部22の高さh2は、基板11の板厚t1によって異るが、少
なくとも薄金属板12の厚さt2＋αであることが必要であ
る。また両者の逃げは工作機械の精度等によって異る
が、零又はできるだけ零に近い方がシヤープに仕上げる
ことができる。
これにより、（ｂ）図に示すように文字３に相当する
部分は雄型21により素材10の凹部11aから突出し、この
部分12bの薄金属板12は切断されて切り離され、周縁部
２と文字３との間及び文字３の一部にのみ薄金属板12が
残り、その周囲は基板11に圧入固定されて残存する。し
たがって、周縁部２及び文字３が基板11の色（白色）
で、その他の部分が薄金属板12の色（黒色）で表示され
たネームプレート１を製造することができる（第６図は
一部を断面で示したネームプレートの斜視図である。な
お、文字３はＡのみ示してある）。
部分は雄型21により素材10の凹部11aから突出し、この
部分12bの薄金属板12は切断されて切り離され、周縁部
２と文字３との間及び文字３の一部にのみ薄金属板12が
残り、その周囲は基板11に圧入固定されて残存する。し
たがって、周縁部２及び文字３が基板11の色（白色）
で、その他の部分が薄金属板12の色（黒色）で表示され
たネームプレート１を製造することができる（第６図は
一部を断面で示したネームプレートの斜視図である。な
お、文字３はＡのみ示してある）。
上記のようなネームプレートの製造にあたっては、仕
様に応じた素材10を製作しておき、あらかじめ１個ずつ
製作した各種サイズの数字、アルフアベツト等を適宜組
合せて第５図の雌型19及び雄型21を作れば、任意仕様の
ネームプレートを容易に製作することができる。なお、
上記実施例では基板11と薄金属板12にアルミニウム板を
使用した場合を示したが、その他の金属板を使用しても
よい。
様に応じた素材10を製作しておき、あらかじめ１個ずつ
製作した各種サイズの数字、アルフアベツト等を適宜組
合せて第５図の雌型19及び雄型21を作れば、任意仕様の
ネームプレートを容易に製作することができる。なお、
上記実施例では基板11と薄金属板12にアルミニウム板を
使用した場合を示したが、その他の金属板を使用しても
よい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、あ
らかじめ着色した基板及び薄金属板を重ねてプレス加工
によりネームプレートを製造するようにしたので、プレ
ス加工後に塗装の必要がなく、低いコストで仕上の美し
いネームプレートを短時間で製造することができる。
らかじめ着色した基板及び薄金属板を重ねてプレス加工
によりネームプレートを製造するようにしたので、プレ
ス加工後に塗装の必要がなく、低いコストで仕上の美し
いネームプレートを短時間で製造することができる。
第１図は本発明によって製造したネームプレートの一例
の斜視図、第２図（ａ），（ｂ）及び第３図は本発明に
係る製造方法の第１の工程の説明図、第４図は一部を断
面で示した第１の工程によって製造された素材の斜視
図、第５図（ａ），（ｂ）は第２の工程の説明図、第６
図は一部を断面で示した第２の工程で製作されたネーム
プレートの斜視図である。 1:ネームプレート、2:周縁部、3:文字、11:基板、11a:
凹部、12:薄金属板、15,21:雄型、17,19:雌型。
の斜視図、第２図（ａ），（ｂ）及び第３図は本発明に
係る製造方法の第１の工程の説明図、第４図は一部を断
面で示した第１の工程によって製造された素材の斜視
図、第５図（ａ），（ｂ）は第２の工程の説明図、第６
図は一部を断面で示した第２の工程で製作されたネーム
プレートの斜視図である。 1:ネームプレート、2:周縁部、3:文字、11:基板、11a:
凹部、12:薄金属板、15,21:雄型、17,19:雌型。
Claims (1)
- 【請求項１】表面が着色された基板の上に表面が別の色
に着色された薄金属板を重ね合せ、この重ね合せた材料
を、ネームプレートの周縁部内側に大きさに対応した大
きさの突出部を有する雄型と、前記突出部よりやや大き
い凹部を有する雌型とにより前記薄金属板が切断されか
つ基板が切断されないプレス加工して素材を製造する第
１の工程と、 前記素材を、表示する文字等の形状に形成された凹凸部
を有する雌型と、この雌型の凹凸部に対応した形状の凸
凹部を有する雄型とにより前記薄金属板が切断されかつ
基板が切断されないプレス加工する第２の工程とからな
るネームプレートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61191733A JPH0811480B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ネームプレートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61191733A JPH0811480B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ネームプレートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6347200A JPS6347200A (ja) | 1988-02-27 |
| JPH0811480B2 true JPH0811480B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16279587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61191733A Expired - Lifetime JPH0811480B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | ネームプレートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811480B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200486472Y1 (ko) * | 2017-08-02 | 2018-05-25 | (주) 옥당산업 | 방사성 콘크리트 처리장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312962B2 (ja) * | 1973-02-15 | 1978-05-06 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP61191733A patent/JPH0811480B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200486472Y1 (ko) * | 2017-08-02 | 2018-05-25 | (주) 옥당산업 | 방사성 콘크리트 처리장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6347200A (ja) | 1988-02-27 |
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