JP2559324Y2 - 鋳造製品 - Google Patents

鋳造製品

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JP2559324Y2
JP2559324Y2 JP1990115615U JP11561590U JP2559324Y2 JP 2559324 Y2 JP2559324 Y2 JP 2559324Y2 JP 1990115615 U JP1990115615 U JP 1990115615U JP 11561590 U JP11561590 U JP 11561590U JP 2559324 Y2 JP2559324 Y2 JP 2559324Y2
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誠二 岡田
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、製品の種別、等級等を表示する文字又は記
号を表面から浮き出して形成した鋳造製品に関するもの
である。
(従来の技術) 種々の鋳造製品、例えばトラック用多気筒ディーゼル
エンジンのシリンダヘッドは、設計及び製造上の事由か
ら屡々前後の2部材に分割して形成される。この場合、
前方シリンダヘッド部材と後方シリンダヘッド部材と
は、鋳物素材としては略同一であるが機械加工によって
外観的には類似し細部において差異がある製品に加工さ
れるので、加工及び組立に際して両者を峻別するため
に、前方シリンダヘッド部材には鋳物表面にFの文字
を、また後方シリンダヘッド部材にはRの文字を浮き出
し表示する方法が広く採用されている。
鋳物表面に、上記のような異る識別用の文字又は記号
を浮き出し表示するために、従来は夫々異る鋳型を必要
としていたので製造コストが増大する欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、共通の鋳造素材を用いて異る識別用の文字
又は記号を表示することができるように構成することに
よって、鋳造製品の製造コストを低減することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために創案されたもの
で、鋳物表面に、第1の高さの加工面を切削することに
よって第1の文字又は記号が表示され、第2の高さの加
工面を切削することによって上記第1の文字又は記号と
は異る第2の文字又は記号が表示されるような重畳しか
つ段差を有する浮き出し部を形成してなることを特徴と
する鋳造製品を提案するものである。
(作用) 本考案によれば、同一の鋳造素材を用いて、鋳物表面
からの高さが異る第1又は第2加工面の切削を行なうこ
とによって、異る第1又は第2の文字又は記号を表示す
ることができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面について具体的に説明
する。図中符号10はその一部のみを示したエンジンのシ
リンダヘッド等鋳造製品の表面、12は同鋳物表面10に形
成した浮き出し部である。浮き出し部12は鋳物表面10よ
り高い位置に平面形状が第1の文字Fを表わすような高
位部分14と、上記高位部分14と重畳して平面形状が第2
の文字Rを表わすような低位部分16とが形成されてい
る。
この構成によれば、第2図の側面図に示されている第
1の高さの加工面(高位加工面)H1-H1に平面切削加工
を施すことによって、周辺の鋳肌と対比して明確に視認
し得る第1の文字Fが表示され、また第2の高さの加工
面(低位加工面)H2-H2に平面切削加工を施すことによ
って、同様に明確に視認し得る第2の文字Rが表示され
る。従って、同一の鋳造素材から二種類の別個の鋳造製
品を作ることができるので、別個の鋳型を使用して異る
鋳物素材を製造する場合に較べ製造コストを低減し得る
利点がある。
上記実施例では、エンジンのシリンダヘッド上に識別
用文字FとRとを表示した事例に関するものであるが、
シリンダヘッド以外の任意の鋳造製品に関して、OとQ,
PとB,OとC,FとP等の文字の組み合わせ、及び一重丸
(○)と二重丸(◎),正方形(□)と枡形( )等の記号の組合わせ等種々の識別表示を設ける場合
に、本考案を広く適用することができる。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係る鋳造製品は、鋳物表面
に、第1の高さの加工面を切削することによって第1の
文字又は記号が表示され、第2の高さの加工面を切削す
ることによって上記第1の文字又は記号とは異る第2の
文字又は記号が表示されるような重畳しかつ段差を有す
る浮き出し部を形成してなることを特徴とし、簡単な構
成によって鋳造製品の製造コストを低減することができ
るので、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の矢印II方向から視た側面図である。 10……鋳物表面、12……浮き出し部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳物表面に、第1の高さの加工面を切削す
    ることによって第1の文字又は記号が表示され、第2の
    高さの加工面を切削することによって上記第1の文字又
    は記号とは異る第2の文字又は記号が表示されるような
    重畳しかつ段差を有する浮き出し部を形成してなること
    を特徴とする鋳造製品
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241785A (ja) * 1988-08-02 1990-02-09 Toyo Seikan Kaisha Ltd レーザマーキング部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137097U (ja) * 1983-03-01 1984-09-12 有限会社佐藤キヤスト 装飾体

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JPH0241785A (ja) * 1988-08-02 1990-02-09 Toyo Seikan Kaisha Ltd レーザマーキング部材

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