JPH0560622U - 貴金属地金 - Google Patents

貴金属地金

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Publication number
JPH0560622U
JPH0560622U JP144492U JP144492U JPH0560622U JP H0560622 U JPH0560622 U JP H0560622U JP 144492 U JP144492 U JP 144492U JP 144492 U JP144492 U JP 144492U JP H0560622 U JPH0560622 U JP H0560622U
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JP
Japan
Prior art keywords
metal
vertices
bare
predetermined mass
precious metal
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Pending
Application number
JP144492U
Other languages
English (en)
Inventor
博信 山本
忠夫 秋山
庄一郎 松居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuriki Honten Co Ltd
Original Assignee
Tokuriki Honten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地金を流通過程において一部を切断したり削
り取ったりして窃取をされないようにすることを目的と
する。また、地金材の稜および頂点の面取りにより容易
に所定の質量にすることを目的とする。 【構成】 厚みおよび幅を定めた貴金属圧延材から切断
した地金材の稜および頂点の面取りにより所定の質量と
した地金材の面取り面に識別表示を刻印した貴金属地
金。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金、白金もしくはそれら等の合金等の貴金属地金に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、貴金属の定量板地金(鋳造地金を除く)は、図3に示す如く、厚さおよ び幅を定めた圧延材1を所定の質量より多少多くなるように切断またはプレス抜 きすることにより地金材2とし、この地金材2の側面をやすり等によってけずっ て目方合わせを行って規定の質量に仕上げて地金とするか、さらに図4に示す如 くその地金の周囲側面をアークによって溶融して凝固肌に仕上げて地金としてい た。
【0003】 このアークによる溶融処理は、流通過程において周囲をやすり等で仕上げただ けだと一部を切断したり削り取ったりして窃取をされても外観上それがわからな いようにすることが容易にできるために窃取を防止して商品としての信頼性を失 わせない目的で行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このアークによる溶融処理は地金に変色を残し、また溶融中に電極が 接触した場合純度に悪い影響を与える問題があり、さらに作業性も悪い欠点を有 する。 また、このような地金は極めて高価な商品として商取引されているものである が、上記の地金では外観が悪く、商品としての美しさに欠けることが大きな欠点 となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、厚みおよび幅を定めた貴金属圧延材から切断した地金材の稜および 頂点の面取りにより所定の質量とした地金材の面取り面に識別表示を刻印して貴 金属地金としたものである。
【0006】
【作用】
以上の構成によると、地金材の稜および頂点の面取りにより容易に所定の質量 に調整することができ、また面取り面に識別表示を刻印することにより地金の重 要な価値判断の基準となる質量を流通過程で損なわれることを防止することがで きて商品としての信頼性を高めると共に地金としての仕上がりを美しくすること ができ、商品性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。 図3に示す如く、所定の寸法に厚さおよび幅を定めた圧延材1から所定の質量 より多少多めとした地金材2を切断もしくはプレス等により打ち抜いて形成する 。
【0008】 この地金材2をやすり等でけずるか、もしくはその工程を行わないで直ちに辺 縁部の尖端部すなわち各稜3および頂点4の面取りを行って所定の質量に合わせ 図2に示す如く面取り面5を形成する。 この面取り面5を形成した地金材2の周囲の面取り面5に、凹凸、絵柄もしく は文字等の識別突起を形成した刻印具により識別表示6を刻み付ける。
【0009】 このようにして識別表示6を刻印した地金材2の表面に品質、純度、質量およ び製造者等を打刻して図1に示すような地金7とする。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によると、圧延材から切断した地金材の各稜およ び頂点の面取りを行うことにより容易に所定の質量に合わせることができる。 面取り面に識別表示を刻印することにより、一部を切断したり削りとると修 復ができず、窃取を防止することができ、地金の重要な価値判断の基準となる質 量を流通過程で損なわれることがなく、商品としての信頼性を高めることができ る。
【0011】 面取りを行うために形を整えることが容易にでき、仕上がりを美しくして高 価な商品である地金の商品性を向上させることができる。 地金にするまでの製造上の作業性が従来技術に比べて極めて向上する等の効 果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す斜視図である。
【図2】面取りをした状態の斜視図である。
【図3】地金材の斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
2 地金材 5 面取り面 6 識別表示 7 地金

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みおよび幅を定めた貴金属圧延材から
    切断した地金材の稜および頂点の面取りにより所定の質
    量とした地金材の面取り面に識別表示を刻印した貴金属
    地金。
JP144492U 1992-01-20 1992-01-20 貴金属地金 Pending JPH0560622U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013528499A (ja) * 2010-06-15 2013-07-11 イーエスジー エーデルメタル−サービス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アンド カンパニー ケージー 貴金属で作られたバー、および生産方法

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