JP2895106B2 - 刻印付き装身具用部品とその刻印形成方法 - Google Patents

刻印付き装身具用部品とその刻印形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は刻印を有する装身具用のピンに関するもので
あり、更にそのピンへの刻印の形成方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より装身具用部品としてのピンにはメーカー名と
か、材質名とかの刻印がなされている。
以下、装身具としてピアスを例に取って説明する。
第2図はピアスの全体構成の一例を示す。ピアスは、
宝玉石や貴金属その他これらの模造品が使用される装飾
部品1と、装飾部品を固定して且つ刻印3と溝部4とを
有するピン2と、貫通孔6と屈折片7とを有する止着具
5から構成され、人の耳用装飾品として用いられる。
その作用を次に説明する。第2図に示すように一端に
装飾部品1を固定したピン2を人等の耳たぶ21に予め設
けた小さな耳たぶ貫通孔22に耳たぶ表側から挿通し、耳
たぶ裏側に突出したピン2の先端部を、止着具5の貫通
孔6に貫通し更に屈曲片接点部8を押し拡げて溝部4が
屈曲片接点部8を通過するまで挿入し、装飾部品1と止
着具5によって耳たぶを挟むように装着して装飾の用に
供する。
ところで、従来の刻印は第4図(イ)、(ロ)、
(ハ)に示すようにピン2へ刻印3を施した時刻印凹部
13の形成とともに刻印の周辺に変形部を伴う。その変形
は、刻印工具による平面状の圧痕である平面状変形部12
と圧痕周辺の円筒部の膨らみ変形11から成る。また刻印
の形成方法は、第5図に示すように固定支持台16上に安
定して置かれた被加工のピン2に、刻印突起部15を有す
る刻印工具14を上方から押しつける事によって行なう。
従って刻印を明瞭に形成する為には必然的に刻印の周辺
に前記の変形を伴う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第4図(イ)、(ロ)に示すように刻
印部に膨らみ変形部11や平面状変形部12を有している
と、耳たぶに挿通した際に異物感を生じ装用感を損なう
事と膨らみ変形部11が止着具貫通孔6を摺動する際に変
形突出した部分が摩滅し易い等の欠点がある。
本発明の目的は、前記の欠点を解消する事によって装
用感を向上させることにあるる。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本発明の要旨は、装身具のピ
ンの刻印部分の断面は、ほぼ円形の外周面形状を有する
とともに、前記外周面に沿った円形形状に刻印が形成さ
れている装身具用部品であり、その部品であるピンへの
刻印方法として、ワーク受部を有するスライドと、刻印
工具を保持するダイより構成される刻印機によって、ピ
ンをワーク受部に載置した後、スライドとダイとで前記
ピンを転動させて、前記ピンの外周面に沿った円形形状
に刻印を形成するものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図はピアス用ピンの形状を示すもので、その構成は正面
図(イ)のように左端に装飾部品取付部23を有しその右
側に刻印3を更に右端近傍に溝部4を有するものであ
る。また前記の刻印3はA−A断面図(ロ)に示す刻印
による凹部9のようにピン2の円筒面に沿って凹状に形
成されている。
第3図はピアス用ピンの他の実施例を示すもので、そ
の構成は正面図(イ)のように左端に装飾部品取付部23
を有しその右側に刻印3を更に右端近傍に溝部4を有す
るものであり、刻印3はB−B断面図(ロ)に示す刻印
による凹部9のようにピン10の円筒面に沿って凹状に形
成されている。第1図との相違は装飾部品取付部23の部
分にツバ部25を有する形状が異なる点である。
第6図は刻印形成機の部分断面の説明図を示す。刻印
形成機の主要部はダイ18と、ダイ18に内蔵されダイ18の
左側面に刻印突起部15を突出するよう固定された転造刻
印工具19と、ダイ18の左側面に沿って上下方向に可動の
スライド17とから構成される。以下、図に依って刻印の
形成方法を説明する。刻印を形成しようとするピン2を
スライド17のワーク受け部24の上に置きスライド17を下
降させると、ピン2はスライド17とダイ18とに加圧挟持
されてダイ18の左側面を転動下降する。続けてスライド
17を下降させるとピン2は加圧挟持されたまま刻印突起
部15を通過する。この時刻印突起部15に依ってピン2の
円筒面に沿って刻印による凹部9が形成されるが、ピン
2が加圧挟持されて転動する為に、刻印周辺の円筒面に
は第4図(イ)、(ロ)に示したような膨らみ変形部11
や平面状変形部12を生じない。更にスライド17を下降さ
せると、転造刻印後のピン20はダイ18の左側面から外れ
て刻印形成機より離脱し刻印形成の工程を終了する。
〔発明の効果〕
ピンの円筒面に膨らみ変形部が無い事から、止着具と
の摺動時に摩耗を生じず、また前記の変形部と平面状変
形部が共に無い事から耳たぶへの装着感が優れ、又ピン
の外周面に沿って刻印が成されているので、外観上もき
れいなピンを得ることができる。更に刻印方法もピンを
転動させて刻印するので、特に熟練を有することもな
く、簡単にできるとともに、見た目にもきれいなピンと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)は本発明による刻印付きピンの形
状を示し、(イ)は正面図、(ロ)はA−A断面図、第
2図はピアスの全体構成を示す説明図、第3図(イ)、
(ロ)はピアス用刻印付きピンの他の実施例を示し、
(イ)は正面図、(ロ)はB−B断面図、第4図(イ)
〜(ハ)は従来例の刻印付きピンの形状を示し、(イ)
は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)はC−C断面図、第
5図は従来例の刻印付きピンの刻印加工方法を示す説明
図、第6図は本発明によるピンの刻印加工方法を示す説
明図である。 1……装飾部品、2……ピン、3……刻印、4……溝
部、5……止着具、6……貫通孔、7……屈曲片、8…
…屈曲部接点、9……凹部、10……ピン、11……膨らみ
変形部、12……平面状変形部、13……刻印凹部、14……
刻印工具、15……刻印突起部、16……固定支持台、17…
…スライド、18……ダイ、19……転造刻印工具、20……
ピン、21……耳たぶ、22……耳たぶ貫通孔、23……装飾
部品取付部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾部を備えた装身具に使用され且つ外周
    面より凹んだ刻印部が形成されるピンに於いて、前記刻
    印部分の断面はほぼ円形の外周面形状を有するととも
    に、前記外周面に沿った円形形状に刻印が形成されてい
    ることを特徴とする刻印付き装身具用部品。
  2. 【請求項2】装飾部を備えた装身具に使用され且つ外周
    面より凹んだ刻印部が形成されるピンの刻印形成方法に
    於いて、ワーク受部を有するスライドと、刻印工具を保
    持するダイより構成される刻印機を構成し、ピンをワー
    ク受部に載置した後、スライドとダイとで前記ピンを転
    動させて、前記ピンの外周面に沿った円形形状に刻印を
    形成することを特徴とする装身具用部品の刻印形成方
    法。
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