JPH076814Y2 - 金属製の装身具 - Google Patents

金属製の装身具

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JPH076814Y2
JPH076814Y2 JP1991067743U JP6774391U JPH076814Y2 JP H076814 Y2 JPH076814 Y2 JP H076814Y2 JP 1991067743 U JP1991067743 U JP 1991067743U JP 6774391 U JP6774391 U JP 6774391U JP H076814 Y2 JPH076814 Y2 JP H076814Y2
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JP
Japan
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JP1991067743U
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JPH0511810U (ja
Inventor
昌和 高園
Original Assignee
進化株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、刻印を施す面に加工を施
した金属製の装身具に関し、更に詳しくは例えば指輪の
内周面等に刻印を整列状に施す作業を簡便且つ容易に行
なえるよう形成した金属製の装身具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば指輪、ブレスレット、タイ
ピン、或はペンダント等の金属製の装身具においては、
刻印を施す面が平面状に形成され、この面に品質表示や
イニシャル等の刻印が、通常、手作業によって打刻され
るものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】而してこの種の打刻作
業においては、例えば打刻する文字の数が多くなる程、
それに伴って刻印の印字面のサイズも小さくなることか
ら、文字数の多い場合には、専門の職人であっても整列
状に打刻することが非常に難しくなるものであった。又
従来、簡単なイニシャル等、文字の数が少ない場合には
刻印機を用いて例えば宝飾品の売り場等で対応できた
が、刻印機は、通常、既定の簡単な文字しか打刻するこ
とができないものであった。従って従来、例えば文字数
の多い文言等を打刻する場合には、専門の職人の手作業
に頼らざるを得なかったから、例えば指輪の購入時に、
購入者が売り場でメッセージ等の刻印を依頼しても、従
来はその場で刻印することができず、購入者に再度の来
店を強いる等の不便があった。
【0004】又従来品の場合、刻印後の例えば指輪本体
の内周面には通常アルファベットや数字等が刻まれてい
るのみで、印字部が特にデザイン性を発揮するようには
形成されていなかった。
【0005】本案は、このような従来の実情に鑑み、提
案されたものである。従って本案の技術的課題は、刻印
の打刻作業を簡便化容易化し、文字数の多い場合でも整
列状に打刻でき、熟練を特に必要とすることなくこの種
の作業を可能にすると共に、刻印された印字部に装飾効
果を持たせることによって商品価値の向上を図ることが
できるように形成した金属製の装身具を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本案は、上記の課題を解
決するために次のような技術的手段を採る。即ち本案の
装身具は、金属製の装身具本体1の刻印3を施す面2
に、打刻作業時に刻印3の印字面4を係合させる凹部5
が複数形成されたことを特徴とするものである。
【0007】この場合上記の凹部5は、打刻作業によっ
て形成するのでも、又装身具本体1を鋳造する際に同時
に鋳型で成形するのでも良い。尚打刻作業による場合
は、一度に多数の整列した凹部を打刻できるよう、凹部
を形成する刻印の印面が作られているのが好ましい。
【0008】
【実施例】以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従
って説明する。1は、例えば鋳造によって作られた、金
属製の装身具本体としての指輪本体である。この装身具
本体1の刻印3を施す面2としての内周面には、打刻作
業時に刻印3の印字面4を係合させる凹部5が複数形成
されている。
【0009】上記の凹部5は、この実施例では四角形状
に形成され、且つ装身具本体1としての指輪本体の周方
向に沿って等間隔に形成されている。尚この凹部5は、
例えば装身具本体1の鋳造時に鋳型で同時に成形される
ものである。
【0010】而して装身具本体1に刻印3を打刻する場
合は、図2に示される如く、先ず作業者は凹部5に刻印
3の印字面4を係合させ、次にこの状態で刻印3の頭部
6を叩打すれば良い。
【0011】以上の処において、本案では上記凹部5の
平面形態や大きさ等は任意であり、要は刻印3の印字面
4が係合する状態にこの凹部5は形成されていれば良
い。即ち例えば図3に示される如く、本案では、凹部5
が大小のハート形や或は菱形に形成され、例えばハート
形の凹部5にイニシャル等のアルファベットを打刻し、
又菱形の凹部5に年号等を打刻するよう、種々の平面形
態等の凹部5が組み合わされることで形成されるのでも
良い。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本案の装身具は、金
属製の装身具本体の刻印を施す面に、打刻作業時に刻印
の印字面を係合させる凹部が複数形成されたことを特徴
とするものである。
【0013】従って本案では、凹部に刻印の印字面を係
合させ、その状態で打刻すれば打刻時に刻印がぶれたり
位置ずれを起こすことがなく、しかも凹部によって整列
した状態に刻印できるから、例えば刻印する文字数が多
く、文字が小さい場合でも、熟練を特に必要とすること
なく簡便且つ容易に打刻作業を行なえるという実用上優
れた効果を奏する。それ故本案によれば、例えば宝飾品
の売り場において、この種の打刻作業を販売員等であっ
ても簡便且つ迅速に行なえるから、購入者に再度の来店
を強いることがない。
【0014】又本案の場合、文字や数字が刻印された印
字部は、文字や数字と、凹部の輪郭形状とで形成され、
しかもこの場合本案では凹部の輪郭形状を予め自由に選
定できるから、刻印を、種々の平面形態の凹部に組み合
わせることが可能になるものである。従って本案では、
印字部が単に文字等だけで形成される従来品の場合に比
べ、印字部の装飾効果が高くなり、その結果その分、商
品価値の高い装身具を提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の好適な一例を示す斜視図である。
【図2】刻印の打刻作業時の状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】本案の他の実施例を示す一部を切欠した要部の
平面図である。
【符号の説明】
1 金属製の装身具本体 2 刻印を施す面 3 刻印 4 印字面 5 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の装身具本体の刻印を施す面に、
    打刻作業時に刻印の印字面を係合させる凹部が複数形成
    されたことを特徴とする金属製の装身具。
JP1991067743U 1991-07-31 1991-07-31 金属製の装身具 Expired - Lifetime JPH076814Y2 (ja)

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JP1991067743U JPH076814Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 金属製の装身具

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JP1991067743U JPH076814Y2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 金属製の装身具

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JPH0511810U JPH0511810U (ja) 1993-02-19
JPH076814Y2 true JPH076814Y2 (ja) 1995-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5851839A (ja) * 1981-09-24 1983-03-26 東邦セロフアン株式会社 食品ケ−シングおよびその製造法
JP2895106B2 (ja) * 1989-09-29 1999-05-24 シチズン時計株式会社 刻印付き装身具用部品とその刻印形成方法

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JPH0511810U (ja) 1993-02-19

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