JP3151467U - 衣服用釦 - Google Patents
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Abstract
【課題】豊かな装飾性を有し、価格もあまり高くない加締め釦を提供する。【解決手段】真鍮・アルミニウムから選択される1以上の材料で形成される表側装飾部材と、同素材で作る裏足が取り付けられた裏座部材によって形成され、前記表側装飾部材を前記裏座部材に対して加締めて固定する加締め釦であって、前記表側装飾部材の周辺部には複数の花弁状突出板が設けられており、前記表側装飾部材を前記裏座部材に対して加締める際に、前記デザイン部の端部に繋がる前記花弁状突出板も同時に折り曲げられて、前記デザイン部の周辺部に、裏足から前記加締め釦の中央方向に向かい斜めに反り返ることで、あたかも花形状に見えることになり、豊かな装飾性を有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、所望の表側装飾部材を裏座部材に対して加締めるようにした衣料用釦に関する。
従来、衣料用の釦でも加締め釦は通常、かぶせ釦とも呼ばれて、表側装飾部材、裏座部材の両方が真鍮・アルミニウム等の圧延素材で作られることが多い。これらの釦に関する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)
しかしながら、特許文献1は、筒状部を有する釦部材が生地に対して固定する首振り釦であり、本考案の釦とは全く目的が異なる。
特許文献2では表側部分がデザイン部であるが、何らかの付加価値を付加しようとすると、前記表側部分に対して各種の加工、例えば文字や図柄などの凹凸の型押しやメッキ・塗装で色の変化を付加する等、デザインや装飾物の付加等で行わなければならなかった。
特に、ご婦人用衣料等では特に、装飾性を施したい、他人と差別化を図りたいという要望が従来から大きかった。加締め釦の基本形状から、従来にない装飾性豊かな釦を作り、なおかつ従来品と比較して価格もあまり高くない釦の開発が要望されていた。
一方、衣服に取り付けられるものとしてブローチやバッジ等の服飾装飾品がある。本考案の加締め釦は、これらの服飾装飾品にも応用が可能である。
本考案は、以上のような従来の問題点を解決するために創案されたもので、次の目的を達成する。
本考案の目的は、例えば、ご婦人用衣料などの釦で、豊かな装飾性を施したい、他人と差別化を図りたいという要望が従来から大きかったのに対し、加締め釦の基本形状から、従来にない豊かな装飾性を有する加締め釦であって、なおかつ従来品と比較して価格もあまり高くない加締め釦を作ることである。
本考案は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本考案1の加締め釦の表側装飾部材は、真鍮・アルミニウムから選択される1以上の材料で形成され、裏足が取り付けられた裏座部材についても、同じく真鍮・アルミニウムから選択される1以上の材料で形成され、前記裏座部材に対して前記表側装飾部材を加締めて固定する加締め釦であって、前記表側装飾部材の周辺部には複数の花弁状突出板が設けられており、前記表側装飾部材のデザイン部の端部を釦中央方向に幅が縮小する方向で加締める際に、更に前記デザイン部の端部に繋がる前記花弁状突出板も同時に折り曲げられて、前記表側装飾部材の周辺部に、前記表側装飾部材の端部が花弁状を成しながら、裏足から前記加締め釦中央方向に向かい斜めに反り返ることで、あたかも花形状に見えることになり、該表側部分に対して、文字や図柄などの凹凸の型押しやメッキ・塗装等の各種の加工を付加しなくても、豊かな装飾性を有することとなる加締め釦であることを特徴とする。併せて前記花弁状突出板は堅固に固定されることになる特徴も備えた。
本考案1の加締め釦の表側装飾部材は、真鍮・アルミニウムから選択される1以上の材料で形成され、裏足が取り付けられた裏座部材についても、同じく真鍮・アルミニウムから選択される1以上の材料で形成され、前記裏座部材に対して前記表側装飾部材を加締めて固定する加締め釦であって、前記表側装飾部材の周辺部には複数の花弁状突出板が設けられており、前記表側装飾部材のデザイン部の端部を釦中央方向に幅が縮小する方向で加締める際に、更に前記デザイン部の端部に繋がる前記花弁状突出板も同時に折り曲げられて、前記表側装飾部材の周辺部に、前記表側装飾部材の端部が花弁状を成しながら、裏足から前記加締め釦中央方向に向かい斜めに反り返ることで、あたかも花形状に見えることになり、該表側部分に対して、文字や図柄などの凹凸の型押しやメッキ・塗装等の各種の加工を付加しなくても、豊かな装飾性を有することとなる加締め釦であることを特徴とする。併せて前記花弁状突出板は堅固に固定されることになる特徴も備えた。
本考案2の加締め釦は、花形状でなく、その他の略点対称形状であることを特徴とする。
本考案3のブローチ、バッジ等の服飾装飾品は、花形状や、その他の略点対称形状を供えていることを特徴とする。
本考案の加締め釦は、前記表側装飾部材に対して創意工夫を行ったことにより、従来の通常の加締め釦の製造方法を行うことで、いままでにない花形状や、その他の略点対称形状のデザインの釦を作ることが出来るものである。
また、デザイン部に前記花弁状や、その他の略点対称形状のデザインのブローチ・バッジ等の服飾装飾品を作れば、従来にない装飾性豊かな服飾装飾品とすることが出来る。
本考案の加締め釦の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、加締め釦の実施の形態1である釦を示す図であって、裏座部材に表側装飾部材が装着後の状態を示す上方斜視図である。図2は、前記表側装飾部材を作る過程で圧延薄板材に所望の型押しを施した後の状態で型押しを行った凹方向から見た斜視図である。図3は、図2の状態の前記圧延薄板材に対して、所定の抜き型により前記花弁状突出板を形成した前記表側装飾部材の上方斜視図である。図4は、予め裏足を取り付けてあり、表側装飾部材に対して加締める以前の前記裏座部材の上方斜視図である。図5は、加締める際の加締め型1、加締め型2を示す断面図である。図6は、裏座部材に表面部材を装着した後の状態を示す断面図である。
図1は、加締め釦の実施の形態1である釦を示す図であって、裏座部材に表側装飾部材が装着後の状態を示す上方斜視図である。図2は、前記表側装飾部材を作る過程で圧延薄板材に所望の型押しを施した後の状態で型押しを行った凹方向から見た斜視図である。図3は、図2の状態の前記圧延薄板材に対して、所定の抜き型により前記花弁状突出板を形成した前記表側装飾部材の上方斜視図である。図4は、予め裏足を取り付けてあり、表側装飾部材に対して加締める以前の前記裏座部材の上方斜視図である。図5は、加締める際の加締め型1、加締め型2を示す断面図である。図6は、裏座部材に表面部材を装着した後の状態を示す断面図である。
図3の前記花弁状突出板は、これを前記裏座部材に対して加締める際に、前記表側装飾部材1のデザイン部1aの端部1b同士の距離を近付ける方向で縮めて、前記デザイン部1aの端部1bは前記裏座部材2の周辺起立板部2aの外側段差凹部2bに対して堅固に固定される。なおかつ、この加締めの際に前記花弁状突出板1cは略花弁類似の角度で前記表側装飾部材1に沿って、裏足から頂上方向に向かって反り上がり、前記突出部は先端に行くに従って前記釦の中心から離れる方向で緩やかに曲線を描き、あたかも花弁であるかのような形状となるものである。なお、前記釦の開発過程において、花弁形状とするのに最適な、前記花弁状突出板1cと切れ込み1dの数を調査し決定した。
〔実施の形態2〕
前記表側装飾部材の周辺部に備えた前記花弁状突出板であるが、円弧状の形態として、加締め後に花弁形状となるものの他に、略点対称形状を形成した上で加締め釦を作ることも可能である。
前記表側装飾部材の周辺部に備えた前記花弁状突出板であるが、円弧状の形態として、加締め後に花弁形状となるものの他に、略点対称形状を形成した上で加締め釦を作ることも可能である。
〔実施の形態3〕
前記裏座部材を変更することにより、ブローチやバッジ等の服飾装飾品とすることも可能である。
前記裏座部材を変更することにより、ブローチやバッジ等の服飾装飾品とすることも可能である。
以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案はこの実施の形態に限定されることはない。本考案の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。
1…表側装飾部材
1a…デザイン部
1b…デザイン部の端部
1c…花弁状突出板
1d…切れ込み
2…裏座部材
2a…周辺起立板部
2b…周辺起立板部の外側段差凹部
2c…裏足
3…圧延板材
4…加締め型1
5…加締め型2
6…加締め釦
1a…デザイン部
1b…デザイン部の端部
1c…花弁状突出板
1d…切れ込み
2…裏座部材
2a…周辺起立板部
2b…周辺起立板部の外側段差凹部
2c…裏足
3…圧延板材
4…加締め型1
5…加締め型2
6…加締め釦
Claims (8)
- 圧延素材で形成され、表側装飾部材と裏座部材とからなる衣服用釦であって、
前記表側装飾部材の周辺部には、装飾用の複数の突出板を設けてあり、
前記裏座部材に対して前記表側装飾部材を加締める際に、前記表側装飾部材の周辺部を径が縮小する方向に押し縮めることで、同時に複数の突出板が釦の中心から外側方向に反り返り、
前記加締め釦の周辺部に突出した装飾部材が付加された形態を成すことを特徴とする衣服用釦。 - 請求項1に記載された衣服用釦において、
突出板が略円弧形状であり、完成した加締め釦が花形状を成すことを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2に記載された釦において、
複数の突出板の境界部には各々切れ込みが設けてあることを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2又は請求項3に記載された釦において、
表側装飾部材は真鍮、アルミニウム等の圧延素材であることを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載された釦において、
裏座部材は真鍮、アルミニウム等の圧延素材であることを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載された釦において、
裏座部材はナイロン等の合成樹脂素材であることを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6に記載された釦において、
突出板の形状により、完成した釦が略点対称形状を成すことを特徴とする釦。 - 請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6に記載された釦において、
前記釦は、前記衣服に取り付けられるブローチ、バッジ等の服飾装飾品であることを特徴とする釦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009002544U JP3151467U (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 衣服用釦 |
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JP2009002544U JP3151467U (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 衣服用釦 |
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JP3151467U true JP3151467U (ja) | 2009-06-25 |
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2009
- 2009-03-27 JP JP2009002544U patent/JP3151467U/ja not_active Expired - Fee Related
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