JP5010350B2 - 側面に文字・模様を有するボタンの製法 - Google Patents

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Description

本発明は、側面に文字・模様を有するボタン及びその製法に関する。
衣服用ボタンでは、人目に触れやすい上表面に文字や模様を有するものが多い。側面に文字や模様を有するボタンは、本発明者が知る限り、知られていない。メダルや硬貨であれば、側面にギザギザ模様を設けた50円硬貨や100円硬貨などが周知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2006−136410
従って、ボタンでも鋳造のときに側面に簡単な模様を付けることは容易に考えられる。しかし、少量多品種が求められる衣服用のボタンでは、多数の金型を用意するのは非常に不経済であり、価格を上昇させる原因となる。また、鋳造では、文字や複雑な模様を付けるのは困難であると共に、重量が重くなる。
本発明は、安価に、しかもギザギザのような簡単な模様ではなく、複雑な模様や文字を側面に付したボタンを提供することを目的とする。本発明は更にそのようなボタンの製法も提供する。
本発明のボタンは、基部ボタンと金属表面部材からなり、前記金属表面部材は上面と側面を有し、前記金属表面部材の前記上面と前記側面は前記基部ボタンの上面及び側面を全面的に覆ってなるボタンにおいて、前記金属表面部材の前記側面に文字や模様が付されていること、及び前記基部ボタンと前記金属表面部材の間に中座を介在させたことを特徴とする。
本発明のボタンの製法は、基部ボタンと金属表面部材からなり、前記金属表面部材は上面と側面を有し、前記金属表面部材の前記上面と前記側面が前記基部ボタンの上面及び側面を全面的に覆ってなり、しかも、前記金属表面部材の前記側面に文字や模様が付されていると共に前記基部ボタンと前記金属表面部材の間に中座を介在させているボタンの製法であって、金属板に文字や模様を刻印する工程、前記金属板を加工台の上にのせ、打ち抜き、押し出しと深絞りを行って、前記金属表面部材を形成する工程、及び前記金属表面部材を前記基部ボタンにかぶせてかしめる工程、を有することを特徴とする。

本発明のボタンは、側面に文字や模様が付されているので、今までにない視覚的効果が得られる。しかも、鋳造ではなく、表面部材を使用するので、安価に、しかも複雑な模様付きのボタンを製造することができる。
本発明が対象とするボタンは、側面が比較的に厚く、文字や模様を付することができるものであればよく、種類を問わない。例えば、後記する実施例に示すように、生地に対して裏側から固定部材を打ち込んで固定するネオバボタン、飾り表面部材を有する雌雄スナップボタン、リング状脚部を生地に糸付けするボタン、ボタンホールを有する糸付けボタンなどに使用可能である。側面の厚みは、十分な視覚的効果を与えるためには少なくとも1.5mm程度はあった方がよい。しかし、5mmを超えるとボタンとしては使いづらいものとなる。一般的に、2mm〜3mm程度がもっとも好ましい。
本発明で使用する基部ボタンは、従来のものをそのまま使用することができる。ボタン内部に隠れてしまうので、時代遅れになったボタンのリサイクル使用も可能である。
従来の基部ボタンを使用して十分な厚みが出ないときには、厚みを増すための中座を1枚またはそれ以上使用することができる。素材は金属板又は合成樹脂板を使用することができる。合成樹脂を使用すれば、見掛けの割に軽量のボタンが得られる。
表面部材は、刻印しやすく、打ち抜きも容易で、しかも美しい光沢を有する素材が好ましく、例えば、真鍮を使用することができる。ボタンの側面に文字や模様を表すために、ボタンの上面相当部分に隣接してリング状に刻印する必要がある。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
図1(a)〜(d)は本発明による側面に文字を有するボタンの例である。(a)は生地2に対して裏側から固定部材3を打ち込んで固定するネオバボタン1、(b)は飾り表面部材1Aを有する雌雄スナップボタン4,5、(c)はリング状脚部6を生地に糸付けするボタン1B、(d)はボタンホール7を有する糸付けボタン1Cである。このように、本発明では、側面が比較的に厚く、文字や模様を付することができるものであれば、ボタンの種類を問わない。
図2は、図1(a)のネオバボタン1の分解斜視図である。上面12と、文字13を有する側面14からなる表面部材11、中座15、脚部17を有する基部ボタン16からなる上側要素が生地2に対して取り付けられ、生地の裏側から係合突起31を有する固定部材3により固定されている。
このうち、中座15は、厚みを出すために挿入される金属板又は合成樹脂板で、基部ボタン16に十分な厚みがあれば用いる必要がないものである。基部ボタン16及び固定部材3は従来のものと同じである。従って、本発明にとって特徴的なのは表面部材11だけといってもよい。
図3は、その表面部材11の製造工程を示す斜視図である。第1工程では、文字や模様13を金属板8に刻印する。ボタンの側面14に文字や模様を表すために、ボタンの上面12相当部分に隣接してリング状に刻印する必要がある。第2工程では、その金属板8を加工台9の上にのせ、打ち抜き、押し出しと深絞りを行って、上面12と側面13を有する表面部材11を形成する。
この表面部材11を、図2に示すように、基部ボタン16及び中座15の上にかぶせて、側面14の文字や模様がが見えるように、かしめることにより、図1(a)に示すようなネオバボタン1が得られる。
なお、図3では、前記第1工程は小さな金属板8を使用しているが、大量に製造するときには大きな金属板から連続的に刻印と打ち出しを行うのが普通である。また、図1〜3では、本発明の特徴を際だたせるために上面に文字や模様を付していないが、実際には、側面だけでなく、上面にも文字や模様が付けられることが多い。
(a)〜(d)は本発明による側面に文字を有するボタンの例である。 図1(a)のネオバボタンの分解斜視図である。 表面部材の製造工程を示す斜視図である。
符号の説明
1 ネオバボタン
1B リング状脚部を生地に糸付けするボタン
1C ボタンホールを有するボタン
1A スナップボタンの表面部材
2 生地
3 固定部材
4,5 雌雄スナップボタン
6 リング状脚部
7 ボタンホール
8 金属板
9 加工台
11 表面部材
12 上面
13 側面
13 文字
13 模様
14 側面
15 中座
16 基部ボタン
17 脚部
31 係合突起

Claims (1)

  1. 基部ボタン(16)と金属表面部材(11)からなり、前記金属表面部材(11)は上面(12)と側面(14)を有し、前記金属表面部材の前記上面(12)と前記側面(14)が前記基部ボタン(16)の上面及び側面を全面的に覆ってなり、しかも、前記金属表面部材の前記側面(14)に文字や模様(13)が付されていると共に前記基部ボタン(16)と前記金属表面部材(11)の間に中座(15)を介在させているボタンの製法であって、
    金属板(8)に文字や模様(13)を刻印する工程、
    前記金属板(8)を加工台(9)の上にのせ、打ち抜き、押し出しと深絞りを行って、前記金属表面部材(11)を形成する工程、及び
    前記金属表面部材(11)を前記基部ボタン(16)にかぶせてかしめる工程、
    を有することを特徴とするボタンの製法。
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