JP3208654U - 嵌合構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありつつ新たな美観を呈する装飾に好適な嵌合構造体を提供する。【解決手段】嵌合構造体0101は、装飾0104が主面の上面又は/及び下面にプリントされ、厚み方向に自身を貫通する二以上の切り欠きを有する透明プリント板状体0102と、透明プリント板状体の下面側主面に接して又は接しないで対向するベース面と、前記透明プリント板状体の二以上の切り欠きに主面のうち下面側から篏合するためにベース面に突設される爪であって、ベース面からの爪高さが前記切り欠き高さよりも低く構成された爪と、を有する台座体0103と、からなる。【選択図】図1

Description

本件考案は、装飾品の構造に関するものであり、装飾をプリントするための透明な板状体を構成に有する装飾品の構造に関する。
従来の貴金属や宝石を用いた指輪などの装飾品に対して、近年ではプラスチック材を用いた手軽な装飾品が注目されている。
特開平7−299259号公報
特許文献1に記載されている装飾品は、プラスチック材からなるベースと装飾要素とを係合することで指輪として構成されている。係る構成により簡易に装飾品を構成することができるという物である。
しかしながら、上記の装飾要素には模造の宝石を用いており、結果的に従来の宝石を装飾とする指輪を単にプラスチック製にしただけであり、装飾品として新たな美観を呈するものではない。
そこで、本考案として、簡易な構成でありつつ新たな美観を呈する装飾に好適な嵌合構造体を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するため、装飾が主面の上面又は/及び下面にプリントされ、厚み方向に自身を貫通する二以上の切り欠きを有する透明プリント板状体と、透明プリント板状体の下面側主面に接して又は接しないで対向するベース面と、前記透明プリント板状体の二以上の切り欠きに主面のうち下面側から篏合するためにベース面に突設される爪であって、ベース面からの爪高さが前記切り欠き高さよりも低く構成された爪と、を有する台座体と、からなる篏合構造体などを提供する。
本考案によれば、装飾の要素として装飾がプリントされた透明プリント板状体により新たな美観を呈するとともに、透明プリント板状体を装飾とする装飾品を簡易に構成することができる。
本実施例における嵌合構造体の一例を示す概念図 図1で示した嵌合構造体の透明プリント板状体と台座体とをそれぞれ示す概念図 透明プリント板状体と台座体とを側面視にて示した概念図 爪と切り欠きとの嵌合部分を拡大した概念図 爪と切り欠きとの嵌合部分を拡大した概念図 嵌合構造体を、スマートフォンスタンドとして構成した例を示す概念図
以下に本考案の実施例を説明する。なお、本考案はこれらの実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
≪実施例≫
<構成>
図1は、本実施例における嵌合構造体の一例を示す概念図である。図示するように、嵌合構造体0101は、透明プリント板状体0102と、台座体0103とからなり、透明プリント板状体の主面の下側には花束の図柄0104が装飾としてプリントされている。なお、本実施例における嵌合構造体は指輪を構成しており、透明プリント板状体が指輪の装飾であり、台座体が指輪の指通し部となっている。
図2は、図1で示した嵌合構造体の透明プリント板状体と台座体とをそれぞれ示す概念図である。まず、透明プリント板状体0201は、装飾が主面の上面又は/及び下面にプリントされ、厚み方向に自身を貫通する二以上の切り欠き0202を有する。
本例では、主面の下面の一部に装飾がプリントされているが、プリントは下面の全部であってもよい。なお、主面とは、物体の面のうちもっとも大きな面積を有する面をいう。透明プリント板状体においては二つの板面が主面となる。また、主面のうち台座体と嵌合した際に、台座体側の主面を下面といい、他方の主面を上面という。
透明な板状体である透明プリント板状体にプリントにて装飾を施すことにより、透けて見える背景に応じて装飾の見え方が多様となり、新たな美観を呈することが可能となる。
また、下側の主面に装飾をプリントすることにより、装飾が周りの物に接触する機会がほとんどなくなり、それらの物との接触による装飾の損傷を抑制することができる。また、装飾は透明プリント板状体の厚みを介して視認されるため、装飾の奥行などを感じることができ特有の美観を呈することができる。
また、上側の主面と下側の主面の双方にプリントがされ、このプリントの上側の主面の装飾と、下側の主面の装飾とが相まって一の装飾を構成するようにしてもよい。係る構成とすることで、装飾に遠近感や奥行を付与することができ特有の美観を呈することができる。
本例における切り欠きは、主面の周縁端の一部を切除する態様にて設けているが、主面を厚さ方向に貫通する穴を開ける態様にて設けるものであってもよい。また、本例では、切り欠きを二つ設けているが三以上設けるものでもよい。
透明プリント板状体の材料は、例えば、アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタラート(PET)、塩化ビニル、ポリカーボネート等が考えられる。また、プリントの技術は上述した材料などからなる透明プリント板状体に装飾を印刷することができるものであれば特段限定するものではないが、例えば、UV(Ultraviolet)プリントが耐光性や耐摩耗性などの観点から好ましい。
台座体0203は、透明プリント板状体の下面側主面に接して又は接しないで対向するベース面0204と、前記プリント板状体の二以上の切り欠きに主面のうち下面側から篏合するためにベース面に突設される爪であって、ベース面からの爪高さが前記切り欠き高さよりも低く構成された爪0205とを有する。
図3は嵌合構造体を構成する透明プリント板状体と台座体とを側面視にて示した概念図である。図3(a)は透明プリント板状体を示し、図3(b)は台座体を示し、図3(c)は嵌合した状態の嵌合構造体と爪と切り欠きとの嵌合部分の拡大図を示している。
図示するように、爪の高さhを切り欠きの高さHよりも低くし、ベース面と透明プリント板状体の下面側主面とが接する場合あるいは接しない場合のいずれにおいても嵌合した際に透明プリント板状体の上面側主面から爪が突き出ることがないよう構成される。これにより、例えば指輪などのように身に着ける装飾品として構成する際に爪が身に着けている者自身や周囲の物と接した場合にも引っかかるなどの不都合が生じない。
ベース面は透明プリント板状体の下面側主面と接してもよいし接しなくてもよい。接するように構成した場合には、透明プリント板状体と台座体との嵌合した構造がより安定する。接しないように構成した場合には、主面の下面にプリントされた装飾がベース面との接触により損傷する恐れを低下させることができる。また、ベース面は必ずしも平面でなくてもよく、例えば一部が曲面となっていてもよい。係る場合には、ベース面は透明プリント板状体の下面側主面と部分的に接することになる。また、ベース面と透明プリント板状体の下面側主面とが接する場合と接しない場合とで装飾を含めた透明プリント板状体の見え方が異なるという効果もある。
爪と爪との間の距離と透明プリント板状体の切り欠き間の距離とをわずかに異ならしめることで、嵌合した際に爪と切り欠きとの間に圧縮応力あるいは引張応力が働き嵌合が外れにくくなる。
嵌合を外れにくくすることで、透明プリント板状体と台座体とを接合するための接着剤を使用せずに済む。接着剤の使用はプリントされた装飾を汚したり溶かしたりしてしまうため、係る不都合を回避することができる。また、透明プリント板状体を透かして接着剤自体が視認されることで美観を損なうことを回避することもできる。
また、切り欠きと爪とは、透明プリント板状体と嵌合した際に爪の頂部近傍にて相互に間隙が生じるように構成してもよい。図4は係る場合における爪と切り欠きとの嵌合部分を拡大した概念図である。
図4(a)に示すように爪の頂部近傍をR加工(角を落とし曲面を構成するための加工)が施されており、これにより爪と切り欠きとに間隙0401が生じている。このように構成することで嵌め合わせるときに爪の頂部により切り欠き近傍のプリントを損傷する恐れが低減する。また、図4(b)に示すように単に直線的に角を落とすことで爪と切り欠きとに間隙0402が生じるように構成してもよい。
また、図5に示すように、爪のベース面側にて切り欠きと間隙が生じるように屈曲部分0501を奥に後退させるように構成してもよい。このように構成することで爪と切り欠きとに生じる応力を逃がすことができ損傷が生じることを避けられる。
台座体の材料はとくに限定するものではないが、透明プリント板状体と合わせて透明な樹脂とすることで、嵌合構造体全体として透明感のあるまとまりのよい美観を呈することができ好ましい。
これまで、指輪を形成する場合の嵌合構造体を例にあげて説明してきた。以下に、他の例を示す。
図6は、嵌合構造体を、スマートフォンスタンドとして構成した例を示す概念図である。図示するスマートフォンスタンドは、スマートフォンを載置するための載置台0601と、この載置台を背面側から支える支持体0602とからなる。犬のキャラクターがプリントされた載置台が嵌合構造体における透明プリント板状体であり、支持体が台座体である。そして、支持体の爪0603が載置台に設けられる切り欠き0604と嵌合することで、スマートフォンスタンドが構成される。
<効果>
本考案によれば、装飾の要素として装飾がプリントされた透明プリント板状体により新たな美観を呈するとともに、透明プリント板状体を装飾とする装飾品を簡易に構成することができる。
0101 嵌合構造体
0102 透明プリント板状体
0103 台座体
0104 装飾

Claims (5)

  1. 装飾が主面の上面又は/及び下面にプリントされ、厚み方向に自身を貫通する二以上の切り欠きを有する透明プリント板状体と、
    透明プリント板状体の下面側主面に接して又は接しないで対向するベース面と、前記透明プリント板状体の二以上の切り欠きに主面のうち下面側から篏合するためにベース面に突設される爪であって、ベース面からの爪高さが前記切り欠き高さよりも低く構成された爪と、を有する台座体と、
    からなる篏合構造体。
  2. 前記切り欠きと爪とは、透明プリント板状体と嵌合した際に爪の頂部近傍にて相互に間隙が生じるように構成される請求項1に記載の篏合構造体。
  3. 前記爪の頂部近傍はR加工がされている請求項1又は請求項2に記載の篏合構造体。
  4. 前記透明プリント板状体は指輪装飾であり、前記台座体は、指輪の指通し部である請求項1から3のいずれか一に記載の篏合構造体。
  5. 前記台座体は透明材料で構成されている請求項1から請求項4のいずれか一に記載の篏合構造体。
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