JP4080445B2 - ハトメ金具 - Google Patents

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Description

本発明は、紐等を通したり、また、装飾等のために、衣服、ベルト等の服飾品、袋物、鞄、靴、テント等の生地に装着して用いるハトメ金具に関するものである。
ハトメ金具は、ハトメ金具本体を構成し、円筒部の上縁外周に一体にフランジ部が形成された雄側部材を、生地を介して、座板となるリング状の雌側部材に貫通してカシメ止めして用いる。フランジ部には、商標や飾りなどのために、英文字などの表示を刻印により連続又は断続状に形成することがある。
ところが、下記特許文献1にも示されるように、ハトメ金具のフランジ部は、人体に対する肌触りや、装飾上等の理由から、断面が上方向に緩やかに湾曲しており、また、中心孔部に円筒部が一体に形成されている。このため、上記の表示を刻印させる際、刻印の深さが浅くなり、不明瞭になり易く、刻印などの作業も面倒で不良品が発生し易いという課題がある。特に、凸刻印を形成することは、ハトメ金具本体の形状から困難であった。
さらに、ハトメ金具本体の孔の縁に、紐が擦れて、切れたり損傷したりすることがある。
特開2000−263156号公報
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、ハトメ金具本体を形成するフランジ部の上面に凸刻印又は凹刻印による表示を十分明瞭に形成することを可能にすると共に、その刻印等の形成作業も容易となし、さらには、ハトメ金具本体の孔に縁に紐が擦れて、切れたり損傷したりする不具合も解消させることにある。
このため、本発明のハトメ金具1では、図の実施の形態にも示すように、ハトメ金具本体2を構成するフランジ部3の上面に、リング状の金属キャップ部6がカシメにより同心状に重合固定されている。
前記キャップ部6の上面には、予め、凹刻印或いは凸刻印による表示6dを形成させることができる。表示6dは、キャップ部6のリング主体6aに円周方向に沿って、連続状又は断続状に形成させる。
キャップ部6の上面に、微細な凹凸よりなるエンボス柄や全面塗装を施し、或いは、金属光沢面とすることができる。
前記キャップ部6の内外周縁部6b,6cは、前記フランジ部3の内外周縁に、湾曲状に被着されている。
このような構成とすることにより、フランジ部3の内外周縁の、通し紐や生地に対する当たりが和らげられ、紐や生地Kの損傷が防止される。
前記キャップ部6の外周縁部6cには、切り込み状の目印6eが形成されていることが望ましい。
このような構成とすることにより、ハトメ金具1を生地に打設する時に、表示6dの生地Kに対する位置を正確に出すことができる。表示6dの内容が、例えば、ハトメ金具1が取り付けられるテントの生地の上下方向を表示するような場合など、生地Kに対する位置に関連性がある場合に有効である。
また、本発明のハトメ金具の製造方法では、前段工程として、リング状をなし、そのリング主体6aの外周縁部6cが略短筒状に一体に折り曲げ形成されてなるキャップ部6の上面に、円周方向に沿って刻印による表示6dを形成し、その後、後段工程として、該表示6dが形成されたキャップ部6を、ハトメ金具本体2を構成するフランジ部3の上面にカシメ止めにより重合固定することを特徴としている。
本発明では、ハトメ金具本体のフランジ部の上面に、別部材よりなるリング状の金属キャップ部を重合固着させるようにしたので、該重合固着前の段階で、比較的単純な形状のキャップ部の表面に、刻印やエンボス或いは塗装等の処理を施すことが出来、ハトメ金具本体上面の上記処理を、従来よりも綺麗に且つ容易に行わせることができ、高級感が得られ商品価値が向上するという効果がある。
従来品では、フランジ部が断面方向に湾曲しており且つ孔の中心部の裏面に円筒部が突出し、円筒部とフランジ部の接続部はアール状に形成しなければならないところから、フランジ部上面に刻印を施す場合、フランジ部の上面から型押しする凹刻印しかできなかったが、本発明では、キャップ部の裏面から型押しにより刻印を施すことが可能となり、凸刻印の形成が可能となった。さらに、従来品では、エンボス柄を施すと絞り切れを起こして不可能っであったが、本発明では、可能となった。さらに、従来品では、ハトメ金具本体の円筒部とフランジ部の接続部がアール状に一体に形成されているため、その仕上げ処理に制約があったが、本発明では、キャップ部の内周縁部で上記アール状接続部が覆われることになるので、キャップ部に別途仕上処理を施せばよく、従来のような制約はない。
また、本発明において、キャップ部6の内外周縁部6b,6cをフランジ部3の内外周縁に湾曲状に被着させることにより、紐や生地Kの損傷が防止される。
また、本発明において、キャップ部6の外周縁部6cに切り込み状の目印6eを形成させることにより、ハトメ金具1を生地Kに打設する時に、表示6dの生地Kに対する位置の方向性を出すことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら、具体的に説明する。図1乃至図3は、本発明の一実施の形態に係るハトメ金具の取り付け状態を示している。
この実施の形態に係るハトメ金具1は、周知のように、雄側部材となるハトメ金具本体2と雌側部材となるリング状の座板5とが、生地Kの表裏にカシメ止めされて取り付けられている。ハトメ金具本体2は、円筒部4の上端縁外周にフランジ部3が一体に形成されており、円筒部4とフランジ部3とは、アール状の接続部を介して一体に連続している。
フランジ部3の上面には、リング状であって略浅いキャップ形のキャップ部6が同心状に重合固定されている。キャップ部6は、フランジ部3よりもやや大径のリング状をなし、その外周縁には、略短筒状の外周縁部6cが一体に連続形成されている。キャップ部6のリング主体6aの上面には、円周方向に連続又は断続して、凹刻印又は凸刻印による表示6dが付されている。また、キャップ部6の外周縁部6cの縁部には、位置決め用の目印6eが、切欠きにより形成されている。
キャップ部6は、ハトメ金具本体2のフランジ部3上に外嵌被着され、カシメにより重合固定される。この固定状態において、キャップ部6の内周縁部6b及び外周縁部6cは、フランジ部3の内外縁を包み込むように湾曲状に形成されている。
上記ハトメ金具1の製造は、予め、キャップ部6のリング主体6aの上面に刻印表示6dを形成する。このキャップ部6を、ハトメ金具本体2のフランジ部3上にカシメにより外嵌被着させる。このようにして形成されたハトメ金具本体2の円筒部4を、生地Kを通して裏面の座板5の中心孔の裏面外周にカシメ止めする。
本発明のハトメ金具は、公知のハトメ金具と同様に、紐等を通したり、また、装飾等のために、衣服、ベルト等の服飾品、袋物、鞄、靴、テント等の生地に装着して用いることができる。
本発明に係るハトメ金具の分解斜視図である。 同、分解断面図である。 同、取り付け状態を示す断面図である。
符号の説明
1 ハトメ金具
2 本体
3 フランジ部
4 円筒部
5 座板
6 キャップ部、6a リング主体、6b 内周縁部、6c 外周縁部、6d 表示、6e 目印
K 生地

Claims (2)

  1. 円筒部の上端縁外周にフランジ部が一体に形成されたハトメ金具本体を構成するフランジ部の上面に、リング状の金属キャップ部がカシメにより同心状に重合固定されてなり、前記キャップ部の上面には、予め、凸刻印又は凹刻印による表示が円周方向に連続又は断続して形成されており、前記キャップ部の内外周縁部は、前記フランジ部の内外周縁に、湾曲状に被着されていることを特徴とするハトメ金具。
  2. 前記キャップ部の外周縁部には、切り込み状の目印が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハトメ金具。
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