JP2010156433A - 袋ナット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 袋頭部の頂部に形成したメッキ液の逃がし穴を確実に閉鎖できる袋ナット及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 ねじ孔2aを有するナット本体2の上部に袋頭部3を一体形成してなる袋ナットにおいて、袋頭部3の頂部にメッキ液の逃がし穴3bを形成し、かつ、逃がし穴3bにその逃がし穴3bを閉鎖するカシメ蓋ピン5をカシメ止めした。
【選択図】図1
【解決手段】 ねじ孔2aを有するナット本体2の上部に袋頭部3を一体形成してなる袋ナットにおいて、袋頭部3の頂部にメッキ液の逃がし穴3bを形成し、かつ、逃がし穴3bにその逃がし穴3bを閉鎖するカシメ蓋ピン5をカシメ止めした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ねじ孔を有するナット本体の上部に袋頭部を一体形成してなる袋ナット及びその製造方法に関する。
従来、この種の袋ナットとして、ねじ孔を有するナット本体の上部に、頂部にメッキ液の逃がし穴が形成された袋頭部を一体形成したものが知られている。また、この袋ナットの製造方法としては、まず、中心部にねじ孔が形成されたナット本体とそのナット本体の頭部側に一体形成された中空円筒部とからなるナット素体を形成し、このナット素体を湾曲状凹部のみを有する金型内にパンチにより打ち込んで、中空円筒部の先端を金型内の奥部の湾曲状凹部に沿うように湾曲させて頂部にメッキ液の逃がし穴が残った袋頭部を成形するようになされている。
ところが、上記した従来の袋ナットの製造方法によれば、袋頭部の頂部に残ったメッキ液の逃がし穴の形状を常に同一形状に成形することが困難で、バラツキが発生するものであった。その結果、成形された袋ナットを後工程にてメッキ処理する際に、袋頭部内に入り込んだメッキ液をその袋頭部内から外部にスムーズに排出することが困難となるといった問題を有していた。また、頂部に逃がし穴を形成した場合、この逃がし穴を残したまま使用すると、逃がし穴から塵埃や雨水等が侵入し、不具合が発生するといった問題を有していた。
そこで、本発明は、袋頭部の頂部に形成したメッキ液の逃がし穴を確実に閉鎖できる袋ナット及びその製造方法の提供を課題とする。
上記した課題を解決するために、本願の請求項1記載の発明は、ねじ孔を有するナット本体の上部に袋頭部を一体形成してなる袋ナットにおいて、袋頭部の頂部にメッキ液の逃がし穴が形成され、かつ、逃がし穴にその逃がし穴を閉鎖するカシメ蓋ピンがカシメ止めされていることを特徴とする。
また、本願の請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の構成において、袋頭部の頂部に内方にへこむ凹所が形成され、その凹所の中心部に逃がし穴が形成されている一方、カシメ蓋ピンの頭部が凹所に圧入されかつ該蓋ピンの軸部が逃がし穴を貫通しその先端が袋頭部の内面にカシメ止めされた状態で逃がし穴がカシメ蓋ピンにより閉鎖されていることを特徴とする。
さらに、本願の請求項3記載の発明は、袋ナットの製造方法として、まず、中心部にねじ孔を有するナット本体と、そのナット本体の頭部側にねじ孔と連通するよう一体形成され、かつねじ孔よりも大径でナット本体の肉厚よりも薄肉の中空円筒部とからなるナット素体を形成し、次いで、ナット素体を、先端にカシメ受面とその受面中心部に凹部を有するポンチを備えた第1支持部材に支持し、その後、ナット素体の中空円筒部にその先端部側から湾曲状凹部を有しかつその中心部にメッキ液の逃がし穴と凹所とを成形する凸状部を備えた第1カシメパンチを打ち込むことにより、中空円筒部の先端部を第1カシメパンチの湾曲状凹部に沿うよう袋状に湾曲させると同時に、その湾曲頂部にポンチの凹部と第1カシメパンチの凸状部とにより内方にへこむ凹所とその凹所の中心部にメッキ液の逃がし穴とを成形して袋頭部付きのナット素体を形成し、さらに、袋頭部付きのナット素体を、先端にカシメ受面を有する加熱軸体を備えた第2支持部材に支持し、然る後、このナット素体の逃がし穴にカシメ蓋ピンを第2カシメパンチにより打ち込むことにより、カシメ蓋ピンの軸部を逃がし穴に対し貫通させてその先端を加熱軸体により袋頭部の内面にカシメ止めさせると共にカシメ蓋ピンの頭部を袋頭部の凹所に圧入させるようにしたことを特徴とする。
本発明の袋ナットによれば、袋頭部の頂部に形成したメッキ液の逃がし穴をカシメ蓋ピンにより閉鎖するようにしたから、逃がし穴から塵埃や雨水等が侵入し、不具合が発生するといったことを防止できる。
また、袋頭部の頂部に内方にへこむ凹所が形成され、その凹所の中心部に逃がし穴が形成されている一方、カシメ蓋ピンの頭部が凹所に圧入されかつ該蓋ピンの軸部が逃がし穴を貫通しその先端が袋頭部の内面にカシメ止めされた状態で逃がし穴がカシメ蓋ピンにより閉鎖されている構成とすれば、カシメ蓋ピンにおける頭部の圧入と先端部のカシメ止めとが相俟って逃がし穴がカシメ蓋ピンにより確実かつ強固閉鎖できるのでこのましい。その上、カシメ蓋ピンにおける頭部の外方への突出を抑えて扁平状にできることから、カシメ蓋ピン頭部の外面に社名マークやPR等が入れられる。また、例えばプラスチック製のカシメ蓋ピンを用いる場合には、サイズ、用途などに応じて色分けして使い勝手よく使用することができる。
また、本発明の袋ナットの製造方法によれば、上記したようにナット素体を、先端にカシメ受面とその受面中心部に凹部を有するポンチを備えた第1支持部材に支持し、そのナット素体の中空円筒部にその先端部側から湾曲状凹部を有しかつその中心部にメッキ液の逃がし穴と凹所とを成形する凸状部を備えた第1カシメパンチを打ち込むことにより、中空円筒部の先端部を第1カシメパンチの湾曲状凹部に沿うよう袋状に湾曲させると同時に、その湾曲頂部にポンチの凹部と第1カシメパンチの凸状部とにより内方にへこむカシメ蓋ピンの頭部圧入用の凹所とその凹所の中心部にメッキ液の逃がし穴とをバラツキなく常に均一な形状に成形して袋頭部付きのナット素体を形成することができる。その結果、この袋頭部付きのナット素体を後工程にてメッキ処理する際に、袋頭部内に入り込んだメッキ液を逃がし穴を介してその袋頭部内から外部にスムーズに排出することができる。しかも、袋頭部付きのナット素体を、先端にカシメ受面を有する加熱軸体を備えた第2支持部材に支持し、そのナット素体の逃がし穴にカシメ蓋ピンを第2カシメパンチにより打ち込むことにより、カシメ蓋ピンの軸部を逃がし穴に対し貫通させてその先端を加熱軸体により袋頭部の内面にカシメ止めさせると共にカシメ蓋ピンの頭部を凹所に圧入させるようにしたから、カシメ蓋ピンにおける頭部の圧入と先端部のカシメ止めとが相俟って逃がし穴がカシメ蓋ピンにより確実かつ強固閉鎖できる。その上、カシメ蓋ピンにおける頭部の外方への突出を抑えて扁平状にできるので、カシメ蓋ピン頭部の外面に社名マークやPR等が入れられる。また、例えばプラスチック製のカシメ蓋ピンを用いる場合には、サイズ、用途などに応じて色分けして用いることにより使い勝手よく使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明に係る袋ナットを示し、この袋ナット1はねじ孔2aを有するナット本体2の上部に袋頭部3が、また下部に座部4がそれぞれ一体形成されてなり、袋頭部3の頂部に内方にへこむ凹所3aが形成され、その凹所3aの中心部に逃がし穴3bが形成されていると共に、カシメ蓋ピン5の頭部5aが凹所3aに圧入されかつ該蓋ピン5の軸部5bが逃がし穴3bを貫通しその先端が袋頭部3の内面にカシメ止めされ、斯かる状態で袋頭部3の頂部における逃がし穴3bがカシメ蓋ピン5により密封状に閉鎖されている。
図に示す実施の形態では、カシメ蓋ピン5としてプラスチックを用いると共に、カシメ蓋ピン5における頭部5aの外方への突出を抑えて扁平状に形成し、かつ、その頭部5aの外面には図3に示すように社名マークMやPR(図示せず)等が入れられている。この社名マークMやPR等はカシメ蓋ピン5の外面に予め入れておく他、後から入れたりすることもできる。また、カシメ蓋ピン5はそのカラーがサイズ、用途などに応じて色分けされている。これにより目視により使用する袋ナットNを直ちに選び出せるようにして、使い勝手よく使用できるようになされている。
斯かる袋ナット1によれば、袋頭部3の頂部に形成したメッキ液の逃がし穴3bをカシメ蓋ピン5により閉鎖するようにしたから、逃がし穴3bから塵埃や雨水等が侵入し、不具合が発生するといったことを防止できる。
また、逃がし穴3bを閉鎖するに際して、袋頭部3の頂部に内方にへこむ凹所3aが形成され、かつその凹所3aの中心部に逃がし穴3bが形成されている一方、カシメ蓋ピン5の頭部5aが凹所3aに圧入された状態で蓋ピン5の軸部5bが逃がし穴3bを貫通しかつその先端が袋頭部3の内面にカシメ止めされているので、カシメ蓋ピン5における頭部5aの袋頭部3における凹所3aへの圧入と先端部の袋頭部3内面へのカシメ止めとが相俟って逃がし穴3bがカシメ蓋ピン5により確実かつ強固に密封閉鎖される。
次に、上記した袋ナット1の製造方法について説明する。
図4〜図8は袋ナット1の製造方法における製造工程の説明図を示すもので、まず、図4に示すように中心部にねじ下孔aを有するナット本体2と、そのナット本体2の頭部側にねじ下孔aと連通するよう一体形成され、かつねじ下孔aよりも大径でナット本体2の肉厚よりも薄肉の中空円筒部3Aと、ナット本体2の下部に一体形成された座部4とからなるナット素体Aを圧造成形又は切削などの適宜手段により形成する。なお、ナット素体Aを形成するに際し、例えば貫通孔を有する中空素材を多段式圧造成形機(図示せず)により連続的に圧造成形するようにすれば、簡単迅速に量産できるのでこのましい。
次に、図5に示すようにナット素体Aにおけるナット本体2のねじ下孔aに転造又は切削によりタップ加工を施してねじ孔2aを形成する。
その後、図6に示すように先端にカシメ受面6aとその受面6A中心部に凹部6bを有するポンチ6と、ポンチ6を起立状に支持する支持体7とからなる第1支持部材8に、ナット素体Aをそのねじ孔2aを介してポンチ6に挿通したうえでナット素体Aの底面が支持体7の上面に当接する状態にて支持させる。然る後、ナット素体Aの中空円筒部3Aにその先端部側から湾曲状凹部9aを有しかつその中心部にメッキ液の逃がし穴と凹所とを成形する凸状部9bを備えた第1カシメパンチ9を打ち込む。これにより、中空円筒部3Aの先端部を第1カシメパンチ9の湾曲状凹部9aに沿うよう湾曲させて袋頭部3を成形すると同時に、第1カシメパンチ9の凸状部9bとポンチ6の凹部9aとにより袋頭部3の頂部に内方にへこむ凹所3aとその凹所3aの中心部にメッキ液の逃がし穴3bとを成形して図6で示す袋頭部付きナット素体Bを形成する。
その後、袋頭部付きナット素体Bは熱処理され、さらにメッキ処理が施される。このメッキ処理の際、袋頭部3の頂部には、第1カシメパンチ9の凸状部9bによりバラツキのない均一な形状のメッキ液の逃がし穴3bが形成されているので、メッキ処理時において袋頭部3内に残ろうとするメッキ液をこの逃がし穴3bにより外部にスムーズに逃がすことができる。
さらに、図7に示すように先端にカシメ受面11aを有する加熱軸体11と、加熱軸体11を起立状に支持する支持体12とからなる第2支持部材13に、メッキ処理された袋頭部付きナット素体Bをそのねじ孔2aを介して加熱軸体11に挿通し、かつナット素体Bの底面が支持体12の上面に当接する状態にて支持させる。然る後、図8に示すようにこのナット素体Bの逃がし穴3bにプラスチック製のカシメ蓋ピン5を第2カシメパンチ14により打ち込む。これにより、カシメ蓋ピン5の軸部5bを逃がし穴3bに対し貫通させてその先端を加熱軸体11により袋頭部3の内面に加熱しながらカシメ止めさせると共にカシメ蓋ピン5の頭部5aを袋頭部3の凹所3aに圧入させて最終製品としての袋ナット1を形成する。
このように袋頭部付きナット素体Bを、先端にカシメ受面11aを有する加熱軸体11を備えた第2支持部材13に支持し、そのナット素体1Bの逃がし穴3bにカシメ蓋ピン5を第2カシメパンチ14により打ち込むことにより、カシメ蓋ピン5の軸部5bを逃がし穴3bに対し貫通させてその先端を加熱軸体11により袋頭部3の内面に加熱しながらカシメ止めすると共にカシメ蓋ピン5の頭部5aを凹所3aに積極的に圧入させるようにしたから、カシメ蓋ピン5における頭部5aの圧入と先端部のカシメ止めとが相俟ってカシメ蓋ピン5により逃がし穴3bを確実かつ強固に閉鎖できる。その上、カシメ蓋ピン5における頭部5aの外方への突出を抑えて扁平状にでき、これによりカシメ蓋ピン5の頭部5a外面に予め社名マークやPR等を予め入れておいたり、或いは後で入れることができる。その上、プラスチック製のカシメ蓋ピン5を用いる場合には、サイズ、用途などに応じて色分けして用いることができる。これにより目視により使用する袋ナットNを直ちに選び出すことができて、使い勝手よく使用できる。
なお、ナット素体1の素材としては、鉄、ステンレス、黄銅アルミなどの金属素材に限らず、樹脂素材などであってもよい。
1 袋ナット
2 ナット本体
2a ねじ孔
3 袋頭部
3a 凹所
3b 逃がし穴
3A 中空円筒部
5 カシメ蓋ピン
5a 頭部
5b 軸部
6 ポンチ
6a カシメ受面
7 支持体
8 第1支持部材
9 第1カシメパンチ
9a 湾曲状凹所
9b 凸状部
11 加熱軸体
11a カシメ受面
12 支持体
13 第2支持部材
14 第2カシメパンチ
A ナット素体
B 袋頭部付きナット素体
2 ナット本体
2a ねじ孔
3 袋頭部
3a 凹所
3b 逃がし穴
3A 中空円筒部
5 カシメ蓋ピン
5a 頭部
5b 軸部
6 ポンチ
6a カシメ受面
7 支持体
8 第1支持部材
9 第1カシメパンチ
9a 湾曲状凹所
9b 凸状部
11 加熱軸体
11a カシメ受面
12 支持体
13 第2支持部材
14 第2カシメパンチ
A ナット素体
B 袋頭部付きナット素体
Claims (3)
- ねじ孔を有するナット本体の上部に袋頭部を一体形成してなる袋ナットにおいて、袋頭部の頂部にメッキ液の逃がし穴が形成され、かつ、逃がし穴にその逃がし穴を閉鎖するカシメ蓋ピンがカシメ止めされていることを特徴とする袋ナット。
- 袋頭部の頂部に内方にへこむ凹所が形成され、その凹所の中心部に逃がし穴が形成されている一方、カシメ蓋ピンの頭部が凹所に圧入されかつ該蓋ピンの軸部が逃がし穴を貫通しその先端が袋頭部の内面にカシメ止めされた状態で逃がし穴がカシメ蓋ピンにより閉鎖されていることを特徴とする袋ナット。
- ねじ孔を有するナット本体の上部に袋頭部を一体形成してなる袋ナットの製造方法であって、まず、中心部にねじ孔を有するナット本体と、そのナット本体の頭部側にねじ孔と連通するよう一体形成され、かつねじ孔よりも大径でナット本体の肉厚よりも薄肉の中空円筒部とからなるナット素体を形成し、次いで、ナット素体を、先端にカシメ受面とその受面中心部に凹部を有するポンチを備えた第1支持部材に支持し、その後、ナット素体の中空円筒部にその先端部側から湾曲状凹部を有しかつその中心部にメッキ液の逃がし穴と凹所とを成形する凸状部を備えた第1カシメパンチを打ち込むことにより、中空円筒部の先端部を第1カシメパンチの湾曲状凹部に沿うよう袋状に湾曲させると同時に、その湾曲頂部にポンチの凹部と第1カシメパンチの凸状部とにより内方にへこむ凹所とその凹所の中心部にメッキ液の逃がし穴とを成形して袋頭部付きのナット素体を形成し、さらに、袋頭部付きのナット素体を、先端にカシメ受面を有する加熱軸体を備えた第2支持部材に支持し、然る後、このナット素体の逃がし穴にカシメ蓋ピンを第2カシメパンチにより打ち込むことにより、カシメ蓋ピンの軸部を逃がし穴に対し貫通させてその先端を加熱軸体により袋頭部の内面にカシメ止めさせると共にカシメ蓋ピンの頭部を袋頭部の凹所に圧入させるようにしたことを特徴とする袋ナットの製造方法。
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JP2008336258A JP2010156433A (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | 袋ナット及びその製造方法 |
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JP2008336258A JP2010156433A (ja) | 2008-12-29 | 2008-12-29 | 袋ナット及びその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103867548A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 矢崎总业株式会社 | 盖形螺母 |
CN107956780A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-04-24 | 天津市精紧固件有限公司 | 一种防水防尘端头螺母 |
-
2008
- 2008-12-29 JP JP2008336258A patent/JP2010156433A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103867548A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 矢崎总业株式会社 | 盖形螺母 |
JP2014114873A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Yazaki Corp | 袋状ナット |
CN103867548B (zh) * | 2012-12-10 | 2016-01-27 | 矢崎总业株式会社 | 盖形螺母 |
CN107956780A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-04-24 | 天津市精紧固件有限公司 | 一种防水防尘端头螺母 |
CN107956780B (zh) * | 2017-12-25 | 2024-03-08 | 天津市精一紧固件有限公司 | 一种防水防尘端头螺母 |
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