JPH06254646A - スプーンの製造方法 - Google Patents

スプーンの製造方法

Info

Publication number
JPH06254646A
JPH06254646A JP6940693A JP6940693A JPH06254646A JP H06254646 A JPH06254646 A JP H06254646A JP 6940693 A JP6940693 A JP 6940693A JP 6940693 A JP6940693 A JP 6940693A JP H06254646 A JPH06254646 A JP H06254646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoon
press
pattern
raw material
executed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6940693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hagiwara
豊 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Priority to JP6940693A priority Critical patent/JPH06254646A/ja
Publication of JPH06254646A publication Critical patent/JPH06254646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプーンの製造を自動化できて、量産でき、
また精度の良いスプーンを作ることのできる方法を提供
する。 【構成】 薄板帯材を間欠的に送給してプレスにより素
材の原形抜きを行い、次に原形抜きした素材をプレス加
工してお玉潰しを行い、次いでプレスによりお玉の外形
抜きを行い、次に柄の部分に絵柄を圧印し、次いで柄の
縁切りを行い、次に素材品位の刻印を行い、次いでお玉
のくぼみ成形を行い、次に柄の曲げ成形を行い、然る後
研摩加工することを特徴とするスプーンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプーンの製造方法の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スプーンを製造するには、先ず図
10に示すように切断した板材1から原形素材2を打抜
き、次に原形素材2の一側をロール圧延(荒延べ)して
図11に示すように頭部3を成形し、次いでこの頭部3を
さらにロール圧延(仕上げ延べ)して図12に示すように
広げ、次に柄4の部分に絵柄5を圧印し、次いで頭部3
の周囲を切削(半切り)して図13に示すようにお玉6の
外形を決め、次に図14に示すようにお玉6のつぼ起こし
(くぼみ成形)を行い、然る後研摩加工を行っている。
【0003】ところで上記のスプーンの製造方法は、切
断した板から1本のスプーンを製作する手作業によるも
のである為、自動化ができず、量産向きでなかった。ま
たお玉6を圧延により成形していた為、厚さ、位置のば
らつきが大きく、精度が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、自動
化できて、量産でき、また精度の良いスプーンを作るこ
とのできる方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のスプーンの製造方法は、薄板帯材を間欠的に
送給してプレスにより素材の原形抜きを行い、次に原形
抜きした素材をプレス加工してお玉潰しを行い、次いで
プレスによりお玉の外形抜きを行い、次に柄の部分に絵
柄を圧印し、次いで柄の縁切りを行い、次に素材品位の
刻印を行い、次いでお玉のくぼみ成形を行い、次に柄の
曲げ成形を行い、然る後研磨加工することを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】上記のように本発明のスプーンの製造方法は、
薄板帯材を間欠的に送給して、素材の原形抜き、お玉潰
し、お玉の外形抜きをプレスにより連続的に行うので、
このあとの最終の研摩加工まで自動化ができて、量産で
きる。また、上記のように素材の原形抜き、お玉潰し、
お玉の外形抜きがプレスにより行われるので、仕上がり
精度の良いスプーンが得られる。
【0007】
【実施例】本発明のスプーンの製造方法の一実施例を図
によって説明すると、図1に示すように幅 158mm、厚さ
2mmのAg−Cu 7.5%よりなる薄板帯材10を間欠的に
送給して、図2に示すようにプレスにより素材11の原形
抜きを行い、次にこの原形抜きした素材11をプレス加工
して図3に示すようにお玉12を厚さ1mmに圧潰し、次い
でプレスにより図4に示すようにお玉12の外形抜きを行
い、次に図5に示すように柄13の部分に絵柄14を圧印
し、次いで図6に示すように柄13の縁切りを行い、次に
図7に示すように柄13に素材品位即ちAg−Cu 7.5%
の表示15の刻印を行い、次いで図8に示すようにお玉12
のくぼみ16の成形を行い、次いで図9に示すように柄13
の曲げ成形を行い、然る後研摩加工してスプーンを製造
した。
【0008】このように製造したスプーン 100本につい
て寸法検査した処、柄13は勿論のことお玉12の寸法のば
らつき、特に厚さ、柄13に対する位置のばらつきが極め
て少なく、仕上がり精度が高かった。
【0009】また上記実施例では自動化によりスプーン
100本作るのに従来の製造方法の1/5の時間しかかから
ず、著しく生産性が向上し、量産が可能となった。
【0010】
【発明の効果】以上の通り本発明のスプーンの製造方法
は、薄板帯材を間欠的に送給して、素材の原形抜き、お
玉潰し、お玉の外形抜きをプレスにより連続的に行うの
で、このあとの最終の研摩加工まで自動化できて、量産
が可能である。また、素材の原形抜き、お玉潰し、お玉
の外形抜きがプレスにより行われるので、仕上がり精度
の良いスプーンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図2】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図3】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図4】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図5】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図6】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図7】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図8】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図9】本発明のスプーンの製造方法の一実施例の工程
を示す図である。
【図10】従来のスプーンの製造方法の工程を示す図であ
る。
【図11】従来のスプーンの製造方法の工程を示す図であ
る。
【図12】従来のスプーンの製造方法の工程を示す図であ
る。
【図13】従来のスプーンの製造方法の工程を示す図であ
る。
【図14】従来のスプーンの製造方法の工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 薄板帯材 11 素材 12 お玉 13 柄 14 絵柄 15 素材品位の表示 16 くぼみ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板帯材を間欠的に送給してプレスによ
    り素材の原形抜きを行い、次に原形抜きした素材をプレ
    ス加工してお玉潰しを行い、次いでプレスによりお玉の
    外形抜きを行い、次に柄の部分に絵柄を圧印し、次いで
    柄の縁切りを行い、次に素材品位の刻印を行い、次いで
    お玉のくぼみ成形を行い、次に柄の曲げ成形を行い、然
    る後研摩加工することを特徴とするスプーンの製造方
    法。
JP6940693A 1993-03-04 1993-03-04 スプーンの製造方法 Pending JPH06254646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6940693A JPH06254646A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 スプーンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6940693A JPH06254646A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 スプーンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06254646A true JPH06254646A (ja) 1994-09-13

Family

ID=13401695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6940693A Pending JPH06254646A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 スプーンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06254646A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104148536A (zh) * 2014-08-08 2014-11-19 天津市天源盛成不锈钢制品科技有限公司 一种双道餐叉自动生产系统
CN107041668A (zh) * 2016-02-05 2017-08-15 有进可莱贝思株式会社 餐具制造方法
CN110064892A (zh) * 2019-04-15 2019-07-30 浙江金石家居用品有限公司 一种不锈钢餐具的加工材料及其加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104148536A (zh) * 2014-08-08 2014-11-19 天津市天源盛成不锈钢制品科技有限公司 一种双道餐叉自动生产系统
CN107041668A (zh) * 2016-02-05 2017-08-15 有进可莱贝思株式会社 餐具制造方法
CN110064892A (zh) * 2019-04-15 2019-07-30 浙江金石家居用品有限公司 一种不锈钢餐具的加工材料及其加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107199287A (zh) 一种手机外壳的制造方法及专用模具
JPH06254646A (ja) スプーンの製造方法
JP4217303B2 (ja) 金属板に凹部を形成する方法
JPH06328159A (ja) 板金ワーク製造方法
JPH09304554A (ja) ワンピース時計ケースの製造方法
JP2001038447A (ja) 側面に凸部を有する有底筒状鍛造品の成形方法
CN108906971B (zh) 一种凹凸轮生产工艺
JPH11319982A (ja) 研削板の製造方法
JP2618847B2 (ja) プレス成形方法
JPH08168845A (ja) シンクロナイザコーンの製造方法
JPH03269392A (ja) 時計用表示車及び時計用表示車製造方法
JP2846029B2 (ja) 転造金型とその金型による加工方法
KR20160024490A (ko) 박형 금속 재료를 이용한 베어링부를 갖는 소형 모터 케이스의 제조 방법
JP4907811B2 (ja) クラッチギヤの面取り加工方法
JP2001324577A (ja) 時計用のカレンダ修正歯車の製造方法
JPS55165236A (en) Press blanking method
JP2002137024A (ja) プレス方法とプレス加工品
JPH06316752A (ja) メダル、コイン用素材
JPS5997732A (ja) 貴金属地金の製造方法
JPS59166333A (ja) 薄鎌の製造法
JPH09253764A (ja) プレス加工方法
JPH021581B2 (ja)
JP2003048123A (ja) 小型歯車の製造方法
JPH07185690A (ja) かしめ加工法
JPH07313225A (ja) 継ぎ目なし指輪およびその製造方法