JPH021581B2 - - Google Patents
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- JPH021581B2 JPH021581B2 JP11225384A JP11225384A JPH021581B2 JP H021581 B2 JPH021581 B2 JP H021581B2 JP 11225384 A JP11225384 A JP 11225384A JP 11225384 A JP11225384 A JP 11225384A JP H021581 B2 JPH021581 B2 JP H021581B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishhook
- tip
- shape
- steel rod
- protrusion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は釣針の製造方法に関するものである。
一般に釣針はその先端近傍部内面にもどりと称
する突起部を備えているが、この突起部は釣針の
先端近傍部内面を切り起して形成されており、特
に鮪等の大物を釣るときに前記突起部に非常に大
きな力がかかり、突起部が折損するという問題が
あつた。
する突起部を備えているが、この突起部は釣針の
先端近傍部内面を切り起して形成されており、特
に鮪等の大物を釣るときに前記突起部に非常に大
きな力がかかり、突起部が折損するという問題が
あつた。
本発明は釣針先端近傍部内面の突起部の強度を
向上させ、突起部の折損を防止できるようにする
ことを目的とする。
向上させ、突起部の折損を防止できるようにする
ことを目的とする。
以下、本発明を実施の一例を示す図面に基づい
て説明する。第1図は釣針の加工順序を示す概略
斜視図、第2図は釣針の加工順序を詳細に示す斜
視図、第3図は第2図に示す加工順序を裏側から
見た斜視図、第4図は釣針加工のための金型配置
図、第5図は完成した釣針の斜視図である。
て説明する。第1図は釣針の加工順序を示す概略
斜視図、第2図は釣針の加工順序を詳細に示す斜
視図、第3図は第2図に示す加工順序を裏側から
見た斜視図、第4図は釣針加工のための金型配置
図、第5図は完成した釣針の斜視図である。
先ず第1図aにおいて、1は鋼棒であり、この
鋼棒1の一端にはbの工程においてプレスされて
偏平部2が形成され、又同時に他端近傍はく状に
折曲される。3はく状折曲部である。このく状折
曲部3の突部3aの位置に釣針のもどりと称する
突起部が形成されることになる。前記偏平部2に
はCの工程において孔部4が形成される。
鋼棒1の一端にはbの工程においてプレスされて
偏平部2が形成され、又同時に他端近傍はく状に
折曲される。3はく状折曲部である。このく状折
曲部3の突部3aの位置に釣針のもどりと称する
突起部が形成されることになる。前記偏平部2に
はCの工程において孔部4が形成される。
前記く状折曲部3が形成された鋼棒1はdから
eに示すように加工される。このdからeに示す
工程間に第2図(第3図)に示す工程が含まれ
る。第2図a及び第3図aに示すように他端部近
傍にく状折曲部3を持つ鋼棒1は第2図b及び第
3図bの工程でく状折曲部3が平押しされる。こ
の平押し鋼棒1は他端部に釣針の先端部の形状を
浅く形成するもので、第2図c及び第3図cの工
程で再び平押しを行なう。このように平押しを2
回に分けて行なつているのは2回分の平押しを一
度で完了するようにすると、実験の結果金型に無
理な力がかかり金型が破損するという問題がある
からである。第2図c及び第3図cの工程で平押
しされた鋼棒1の他端部は第2図d及び第3図d
の工程で釣針の先端部の形状に沿うように深く成
形され、その後第2図e及び第3図eの工程で釣
針の先端部の形状に沿う部分5以外の部分のバリ
6を除去する。次に第2図f及び第3図fの工程
で、第2図e及び第3図eの工程で行なわれたバ
リ取り後の端面7を成形する。この成形によつて
先端部の周囲に僅かのバリ8が形成されるが、こ
のバリ8は第2図gの工程で除去される。このよ
うに鋼棒1の他端部が加工された後、鋼棒1をロ
ール等によつて曲げて第5図に示すような釣針9
を完成する。この釣針9の先端近傍部内面にはも
どりと称する突起部10が前述の工程によつて形
成されている。
eに示すように加工される。このdからeに示す
工程間に第2図(第3図)に示す工程が含まれ
る。第2図a及び第3図aに示すように他端部近
傍にく状折曲部3を持つ鋼棒1は第2図b及び第
3図bの工程でく状折曲部3が平押しされる。こ
の平押し鋼棒1は他端部に釣針の先端部の形状を
浅く形成するもので、第2図c及び第3図cの工
程で再び平押しを行なう。このように平押しを2
回に分けて行なつているのは2回分の平押しを一
度で完了するようにすると、実験の結果金型に無
理な力がかかり金型が破損するという問題がある
からである。第2図c及び第3図cの工程で平押
しされた鋼棒1の他端部は第2図d及び第3図d
の工程で釣針の先端部の形状に沿うように深く成
形され、その後第2図e及び第3図eの工程で釣
針の先端部の形状に沿う部分5以外の部分のバリ
6を除去する。次に第2図f及び第3図fの工程
で、第2図e及び第3図eの工程で行なわれたバ
リ取り後の端面7を成形する。この成形によつて
先端部の周囲に僅かのバリ8が形成されるが、こ
のバリ8は第2図gの工程で除去される。このよ
うに鋼棒1の他端部が加工された後、鋼棒1をロ
ール等によつて曲げて第5図に示すような釣針9
を完成する。この釣針9の先端近傍部内面にはも
どりと称する突起部10が前述の工程によつて形
成されている。
ところで以上の作業を行なう金型の配列順次を
第4図に示し、第4図aは第1図bに示す偏平部
2及びく状折曲部3の形成用金型、bは第1図c
に示す孔部3の形成用金型、c及びdは第2図b
及びcにおける平押し用金型、eは第2図dにお
ける成形用金型、fは第2図eにおけるバリ取り
用金型、gは第2図fにおける成形用金型、hは
第2図gにおけるバリ取り用金型である。
第4図に示し、第4図aは第1図bに示す偏平部
2及びく状折曲部3の形成用金型、bは第1図c
に示す孔部3の形成用金型、c及びdは第2図b
及びcにおける平押し用金型、eは第2図dにお
ける成形用金型、fは第2図eにおけるバリ取り
用金型、gは第2図fにおける成形用金型、hは
第2図gにおけるバリ取り用金型である。
本発明釣針の製造方法は以上述べたように実施
し得るもので、釣針の先端近傍部内面のもどりと
称する突起部が従来のような切り起しではなく、
金型によつて順次押されて形成されるため、その
部分の強度が従来に比して大幅に向上する釣針を
得ることができる。
し得るもので、釣針の先端近傍部内面のもどりと
称する突起部が従来のような切り起しではなく、
金型によつて順次押されて形成されるため、その
部分の強度が従来に比して大幅に向上する釣針を
得ることができる。
図面は本発明の実施の一例を示し、第1図a〜
eは釣針の加工順序を示す概略斜視図、第2図a
〜gは釣針の加工順序を詳細に示す斜視図、第3
図a〜fは第2図に示す加工順序を裏側から見た
斜視図、第4図a〜hは釣針加工のための金型配
置図、第5図は完成した釣針の斜視図である。 1……鋼棒、3……く状折曲部、3a……突
部、5……釣針の先端部の形状に沿う部分、6…
…バリ、7……端面、8……バリ、9……釣針、
10……突起部。
eは釣針の加工順序を示す概略斜視図、第2図a
〜gは釣針の加工順序を詳細に示す斜視図、第3
図a〜fは第2図に示す加工順序を裏側から見た
斜視図、第4図a〜hは釣針加工のための金型配
置図、第5図は完成した釣針の斜視図である。 1……鋼棒、3……く状折曲部、3a……突
部、5……釣針の先端部の形状に沿う部分、6…
…バリ、7……端面、8……バリ、9……釣針、
10……突起部。
Claims (1)
- 1 鋼棒の先端をく状に折曲する工程と、この工
程で形成されたく状折曲部を平押しして所望の釣
針の先端部の形状を浅く形成する工程と、鋼棒の
前記平押しされた先端を所望の釣針の先端部の形
状に沿うように深く成形する工程と、釣針の先端
部の形状に沿う部分以外の部分のバリを除去する
工程と、このバリ取り後の端面を成形する工程
と、鋼棒全体を釣針の形状に曲げる工程とを備え
たことを特徴とする釣針の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11225384A JPS60255227A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 釣針の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11225384A JPS60255227A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 釣針の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60255227A JPS60255227A (ja) | 1985-12-16 |
JPH021581B2 true JPH021581B2 (ja) | 1990-01-12 |
Family
ID=14582076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11225384A Granted JPS60255227A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 釣針の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60255227A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0643912A1 (en) * | 1993-09-08 | 1995-03-22 | Gamakatsu Co., Ltd. | Fishhook and method of making the same |
US8893427B2 (en) * | 2010-04-12 | 2014-11-25 | Gamakatsu Co., Ltd. | Fishhook and method for manufacturing same |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP11225384A patent/JPS60255227A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60255227A (ja) | 1985-12-16 |
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