JPS61293623A - 閉塞鍛造方法 - Google Patents
閉塞鍛造方法Info
- Publication number
- JPS61293623A JPS61293623A JP13635585A JP13635585A JPS61293623A JP S61293623 A JPS61293623 A JP S61293623A JP 13635585 A JP13635585 A JP 13635585A JP 13635585 A JP13635585 A JP 13635585A JP S61293623 A JPS61293623 A JP S61293623A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- molded product
- die
- flash
- forging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、例えば車両用ステアリングのメインシャフト
に使用される自在継手用のヨークを成形するときの閉塞
鍛造方法に関するものである。
に使用される自在継手用のヨークを成形するときの閉塞
鍛造方法に関するものである。
(従来の技術)
一般に、上記ヨーク等の成形品を鍛造で成形する場合に
は、その成形品の外周部分に多くのバリが発生する。こ
のため、鍛造成形後の仕上げ工程においてバリ取りを行
なっているが、これでは成形品素材の歩留りが50%〜
70%と非常に低い。
は、その成形品の外周部分に多くのバリが発生する。こ
のため、鍛造成形後の仕上げ工程においてバリ取りを行
なっているが、これでは成形品素材の歩留りが50%〜
70%と非常に低い。
そこで、従来は第10図(A)、(B)で示す閉塞形式
のダイス31とパンチ35とを用い、予め所定形状に鍛
造成形された半成形品W2を第10図(A)で示すよう
にダイス31の内部にセットし、上記のパンチ35を第
10図(B)で示すように半成形品W2に向けて下降さ
せ、これによって第11図で示ず成形品W−を鍛造成形
している。
のダイス31とパンチ35とを用い、予め所定形状に鍛
造成形された半成形品W2を第10図(A)で示すよう
にダイス31の内部にセットし、上記のパンチ35を第
10図(B)で示すように半成形品W2に向けて下降さ
せ、これによって第11図で示ず成形品W−を鍛造成形
している。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の第10図(A)、(B)で示す鍛造手段では、ダ
イス31とパンチ35とのクリアランスにより、成形品
W′に第11図で示t J:うな縦方向くパンチ35の
動作方向)のバリbが生じる。
イス31とパンチ35とのクリアランスにより、成形品
W′に第11図で示t J:うな縦方向くパンチ35の
動作方向)のバリbが生じる。
この方向に生じたバリbを切除するには、上記パンチ3
5の作動方向と直交する方向に作動するカッターが必要
である。しかしながら、第10図(A)、(B)で示す
鍛造用プレス機によって上記のカッターを作動させるこ
とは大変に困難であリ、かつ複雑な機構を必要とする。
5の作動方向と直交する方向に作動するカッターが必要
である。しかしながら、第10図(A)、(B)で示す
鍛造用プレス機によって上記のカッターを作動させるこ
とは大変に困難であリ、かつ複雑な機構を必要とする。
また、仮にこのバリ取りが可能となってもその良好な仕
上りはあまり期待できない。
上りはあまり期待できない。
(問題点を解決するための手段)
上記の問題点を解決するために、本考案は第1図で示す
閉塞形式のダイス11とパンチ15とにより、第5図で
示す所定の成形品W3を鍛造する工程において、パンチ
15の動作方向と直交する方向に張出すバリaを積極的
に成形する。そして、その後の工程で第8図(A)、(
B)で示すように前記とは別のダイス21に対し、成形
品W3をそのバリaの部分のみで支持した状態にセット
し、かつこの成形品W3を前記鍛造工程におけるパンチ
15の動作方向と同方向へ打抜くことでバリaを除去し
ている。
閉塞形式のダイス11とパンチ15とにより、第5図で
示す所定の成形品W3を鍛造する工程において、パンチ
15の動作方向と直交する方向に張出すバリaを積極的
に成形する。そして、その後の工程で第8図(A)、(
B)で示すように前記とは別のダイス21に対し、成形
品W3をそのバリaの部分のみで支持した状態にセット
し、かつこの成形品W3を前記鍛造工程におけるパンチ
15の動作方向と同方向へ打抜くことでバリaを除去し
ている。
(実施例)
以下、本発明の開基R造方法を、車両用ステアリングの
メインシャフトに使用される自在継手用ヨークの鍛造成
形の実施例を表わした図面に基づいて具体的に説明する
。
メインシャフトに使用される自在継手用ヨークの鍛造成
形の実施例を表わした図面に基づいて具体的に説明する
。
まず、第2図(A)で示すようにクランプ3によってホ
ルダー2に固定されている半成形品鍛造用のダイス1に
対し、第3図(A)で示す素材W1をセットする。つづ
いてプレス機の操作により、上記ダイス1内の素材W1
に向けて第2図(B)で示すようにパンチ5を下降させ
ることにより、第3図(B)で示す半成形品W2を鍛造
成形する。
ルダー2に固定されている半成形品鍛造用のダイス1に
対し、第3図(A)で示す素材W1をセットする。つづ
いてプレス機の操作により、上記ダイス1内の素材W1
に向けて第2図(B)で示すようにパンチ5を下降させ
ることにより、第3図(B)で示す半成形品W2を鍛造
成形する。
次に、この半成形品W2を第4図(A)で示すように成
形品鍛造用のダイス11内にセットする。
形品鍛造用のダイス11内にセットする。
なお、このダイス11についても第2図(A)。
<8)で示すダイス1の場合と同様にボルダ−2に対し
、クランプ3によって固定されている。しかも、このダ
イス11はその一部をパンチ15と共に表わした第1図
から明らかなように、後述する成形品W3を鍛造成形づ
るための成形面12内にバリ成形部12aを備えている
。そこで、このダイス11の成形面12内に前記の半成
形品W2を第4図(A)で示すようにセットして、上記
のパンチ15を第4図(B)で示すように下降させるこ
とにより、第5図で示す成形品W3が鍛造成形される。
、クランプ3によって固定されている。しかも、このダ
イス11はその一部をパンチ15と共に表わした第1図
から明らかなように、後述する成形品W3を鍛造成形づ
るための成形面12内にバリ成形部12aを備えている
。そこで、このダイス11の成形面12内に前記の半成
形品W2を第4図(A)で示すようにセットして、上記
のパンチ15を第4図(B)で示すように下降させるこ
とにより、第5図で示す成形品W3が鍛造成形される。
このとき、成形品W3には第5図および第6図から明ら
かなように、第4図(A)。
かなように、第4図(A)。
(B)で示す鍛造工程での上記パンチ15の動作方向(
上下方向)と直交する方向に張出すバリaが成形される
。
上下方向)と直交する方向に張出すバリaが成形される
。
なお、第2図(A)、(8)および第4図(A)、(B
)において、ホルダー2側に設けられているノックアウ
トビン4は、それぞれのダイス1゜11によって半成形
品W2あるいは成形品W3を@造成形した後にこれらを
それぞれのダイス1゜11から突上げて取出すためのも
のである。
)において、ホルダー2側に設けられているノックアウ
トビン4は、それぞれのダイス1゜11によって半成形
品W2あるいは成形品W3を@造成形した後にこれらを
それぞれのダイス1゜11から突上げて取出すためのも
のである。
次に、第5図および第6図で示すようにR造成形された
成形品W3のバリaを除去する工程について説明すると
、まず上記の成形品W3を第7図(A)で示すようにホ
ルダー2に対してクランプ3で固定されたバリ取り用の
ダイス21にセットする。このとき、成形品W3は第8
図(A)で示すようにダイス21に対し、バリaの部分
のみで支持されている。そこで、この成形品W3に向け
て第7図(B)で示すようにパンチ25を下降動作させ
る。このパンチ25は第8図(A)で示すようにその巾
Sが成形品W3の各バリaを除いた寸法に設定されてい
るので、成形品W3は第8図(B)で示すように、その
バリaをダイス21の前記バリ支持部21aに残して下
方へ打抜かれる。
成形品W3のバリaを除去する工程について説明すると
、まず上記の成形品W3を第7図(A)で示すようにホ
ルダー2に対してクランプ3で固定されたバリ取り用の
ダイス21にセットする。このとき、成形品W3は第8
図(A)で示すようにダイス21に対し、バリaの部分
のみで支持されている。そこで、この成形品W3に向け
て第7図(B)で示すようにパンチ25を下降動作させ
る。このパンチ25は第8図(A)で示すようにその巾
Sが成形品W3の各バリaを除いた寸法に設定されてい
るので、成形品W3は第8図(B)で示すように、その
バリaをダイス21の前記バリ支持部21aに残して下
方へ打抜かれる。
この結果、成形品W3は第9図で示すように適正にバリ
aが除去されることとなる。
aが除去されることとなる。
(発明の効果)
以上のように本発明は、閉塞形式のダイスとパンチとに
よる鍛造工程において、このパンチの動作方向と直交す
る方向に張出ずバリを成形しておき、その後の工程で上
記とは別のバリ取り用ダイスに対して成形品をそのバリ
の部分のみで支持した状態にセットし、これを鍛造工程
におけるパンチの動作方向と同方向へ打抜くことでバリ
取りを行なうものであるから、このバリ取りが極めて簡
単に行なえるとともに、成形品の仕上りも良好となり、
かつバリ取りのための複雑な機構が不要となるなどの種
々の利点を有する。
よる鍛造工程において、このパンチの動作方向と直交す
る方向に張出ずバリを成形しておき、その後の工程で上
記とは別のバリ取り用ダイスに対して成形品をそのバリ
の部分のみで支持した状態にセットし、これを鍛造工程
におけるパンチの動作方向と同方向へ打抜くことでバリ
取りを行なうものであるから、このバリ取りが極めて簡
単に行なえるとともに、成形品の仕上りも良好となり、
かつバリ取りのための複雑な機構が不要となるなどの種
々の利点を有する。
第1図〜第9図は本発明の実施例を示し、第1図は鍛造
成形用のダイスの一部とパンチとを表わした外観斜視図
、第2図(A)、(B)は半成形品の鍛造工程を表わし
たそれぞれの断面図、第3図(A)は素材の外観斜視図
、第3図(B)は半成形品の外観斜視図、第4図(A)
、(B)は成形品の鍛造工程を表わしたそれぞれの断面
図、第5図は成形品の外観斜視図、第6図は同じく成形
品の縦断面図、第7図(A>、(B)は成形品のバリ取
り工程を表わしたそれぞれの断面図、第8図(△)、(
B)は同じく成形品のバリ取り工程を一部破断によって
表わしたそれぞれの外観斜視図、第9図はバリ取り後の
成形品の外観斜視図である。第10図(A)、(B)は
従来の成形品の鍛造工程を表わしたそれぞれの断面図、
第11図は従来の鍛造によって成形された成形品の外観
斜視図である。 11・・・ダイス 12a・・・バリ成形部 15・・・パンチ 21・・・バリ取り用のダイス 21a・・・バリ支持部 25・・・バリ取り用のパンチ W3・・・成形品
成形用のダイスの一部とパンチとを表わした外観斜視図
、第2図(A)、(B)は半成形品の鍛造工程を表わし
たそれぞれの断面図、第3図(A)は素材の外観斜視図
、第3図(B)は半成形品の外観斜視図、第4図(A)
、(B)は成形品の鍛造工程を表わしたそれぞれの断面
図、第5図は成形品の外観斜視図、第6図は同じく成形
品の縦断面図、第7図(A>、(B)は成形品のバリ取
り工程を表わしたそれぞれの断面図、第8図(△)、(
B)は同じく成形品のバリ取り工程を一部破断によって
表わしたそれぞれの外観斜視図、第9図はバリ取り後の
成形品の外観斜視図である。第10図(A)、(B)は
従来の成形品の鍛造工程を表わしたそれぞれの断面図、
第11図は従来の鍛造によって成形された成形品の外観
斜視図である。 11・・・ダイス 12a・・・バリ成形部 15・・・パンチ 21・・・バリ取り用のダイス 21a・・・バリ支持部 25・・・バリ取り用のパンチ W3・・・成形品
Claims (1)
- 閉塞形式のダイスとパンチとによって所定の成形品を鍛
造する工程で、このパンチの動作方向と直交する方向に
張出すバリを積極的に成形し、その後の工程で前記とは
別のダイスに対して成形品をそのバリの部分のみで支持
した状態にセットし、かつこの成形品を前記の鍛造工程
におけるパンチの動作方向と同方向へ打抜くことを特徴
とした閉塞鍛造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635585A JPS61293623A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 閉塞鍛造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13635585A JPS61293623A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 閉塞鍛造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293623A true JPS61293623A (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=15173245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13635585A Pending JPS61293623A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | 閉塞鍛造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293623A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009183968A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Jtekt Corp | 金属製成形品の製造方法および成形機構 |
CN106040932A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-10-26 | 江苏双汇电力发展股份有限公司 | 一种u型挂环的一次成型制造工艺 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13635585A patent/JPS61293623A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009183968A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Jtekt Corp | 金属製成形品の製造方法および成形機構 |
CN106040932A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-10-26 | 江苏双汇电力发展股份有限公司 | 一种u型挂环的一次成型制造工艺 |
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