JP2784686B2 - ヨーク部材の製造方法 - Google Patents

ヨーク部材の製造方法

Info

Publication number
JP2784686B2
JP2784686B2 JP25525290A JP25525290A JP2784686B2 JP 2784686 B2 JP2784686 B2 JP 2784686B2 JP 25525290 A JP25525290 A JP 25525290A JP 25525290 A JP25525290 A JP 25525290A JP 2784686 B2 JP2784686 B2 JP 2784686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
die
punch
hole
boss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25525290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04135031A (ja
Inventor
成昭 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUBOTA TETSUKOSHO KK
Original Assignee
KUBOTA TETSUKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUBOTA TETSUKOSHO KK filed Critical KUBOTA TETSUKOSHO KK
Priority to JP25525290A priority Critical patent/JP2784686B2/ja
Publication of JPH04135031A publication Critical patent/JPH04135031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2784686B2 publication Critical patent/JP2784686B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニバーサルジョイント等に用いられるワ
ーク部材の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕 上記ヨーク部材は第6図に示すようになっていて、ボ
ス部aとヨーク部bとからなり、ボス部aの軸心に連結
軸が嵌合する穴cを有しており、かつこの穴cにはキー
溝あるいはセレーション等の係合溝が軸方向に設けられ
ている。
上記のようなヨーク部材Aの従来の製造方法として
は、(1)ヨーク素材を鍛造にて成形し、ついで穴c及
び係合溝を機械加工する。(2)ヨーク部bを板金加工
し、これをボス部aに溶接結合し、ついで上記(1)と
同様に機械加工する。(3)可鍛鋳鉄による鋳造と機械
加工を用いる等の方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記いずれの製造方法においても、ヨーク部b等の成
形工程のほかにボス部aの穴c及び係合溝を加工するた
めの機械加工工程を必要として製造工程が異種にまたが
り、製造コストの低減に限界があった。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、ヨー
ク部の成形と、ボス部に設けられかつ内周面に係合溝を
有する穴を鍛造による1種類の加工方法にて加工するこ
とができて、その製造コストを低減することができるよ
うにしたヨーク部材の製造方法を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るヨーク部材
の製造方法は、棒状の素材の軸方向の一側部を第1ダイ
に支持してこれの他側部にタガネ状の第1パンチにて軸
方向に割れ目を入れ、ついでこの素材を第2ダイに支持
して上記割れ目部に、ヨーク部内側成形型部とボス部穴
成形型部とを有する第2パンチを押圧し、ボス部の穴を
上記ボス部穴成形型部にて成形すると共に、ヨーク部を
上記ヨーク部内側成形型部と第2ダイに設けたヨーク部
外側成形型部にて成形する。
〔作 用〕
ヨーク部材は第1ダイと第1パンチによる第1工程
と、第2ダイと第2パンチによる第2工程にて成形され
る。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を第1図から第5図に基づいて説明す
る。
図中1は丸棒を適当長さに切断してなる第1素材であ
り、この第1素材1の下端で、かつこの部分におけるボ
スの長さの部分を第1ダイ2に挿入支持し、ついで、こ
の第1素材の上端にタガネ状の第1パンチ3を押圧して
この第1素材1の上部に軸方向に割れ目4を入れて第2
素材1′を成形する(第1図,第2図)。このときの第
1パンチ3の先端は円弧状になっていると共に、センタ
用突起5が突設してあり、また第1素材1の端面に小孔
1aが設けてあり、これらが係合することにより第1パン
チ3の位置決めされるようになっている。
ついで、上記第2素材1′を第2ダイ6に挿入する
(第3図,第4図)。この第2ダイ6は第2素材1′の
ボス部を支持する穴7aと、成形すべきヨーク部の外側形
状に形成されたヨーク部外側成形型部7bとを有してい
る。またこの第2ダイ6に対向する第2パンチ8は成形
すべきヨーク部の内側形状に形成したヨーク部内側成形
型部8aと、断面形状がボス部に成形する穴の断面形状、
すなわち、外周にセレーションあるいはキー溝成形用の
突条を有するボス部穴成形型部8bとを有している。
第2ダイ6に第2素材1′を挿入支持した状態で、第
2パンチ8を下動すると、第2パンチ8のボス部穴成形
型部8bにてボス部に穴が成形されると共に、割れ目4部
に第2パンチ8のヨーク部内側成形型部8aが押圧され、
この割れ目4部は第2ダイ6のヨーク部外側成形型部7b
との間でヨーク部が成形される(第5図)。
以上のように、第1ダイ2と第1パンチ3を用いた第
1工程と、第2ダイ6と第2パンチ8を用いた第2工程
にて、第1図に示す第1素材である丸棒から第6図に示
す製品であるヨーク部材Aが成形される。このとは、内
周面にセレーションあるいはキー溝等の係合溝を有する
穴cも同時に成形される。上記作動は令間あるいは素材
を加熱した温間で行なわれる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヨーク部の成形と、ボス部に設けら
れ、かつ内周面に係合溝を有する穴を鍛造による1種類
の加工方法にて加工することができて、その製造コスト
を低減することができる。
また上記鍛造による成形工程も2工程であることによ
り鍛造するための設備も簡単なものでよい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の実施例を示すもので、第1
図,第2図は第1工程図、第3図,第4図,第5図は第
2工程図である。第6図はヨーク部材を示す斜視図であ
る。 1,1′は第1,第2素材、2は第1ダイ、3は第1パン
チ、4は割れ目、6は第2ダイ、7bはヨーク部外側成形
型部、8は第2パンチ、8aはヨーク部内側成形型部、8b
はボス部穴成形型部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の素材の軸方向の一側部を第1ダイに
    て支持してこれの他側部にタガネ状の第1パンチにて軸
    方向に割れ目を入れ、ついでこの素材を第2ダイに支持
    して上記割れ目部に、ヨーク部内側成形型部とボス部穴
    成形型部とを有する第2パンチを押圧し、ボス部の穴を
    上記ボス部穴成形型部にて成形すると共に、ヨーク部を
    上記ヨーク部内側成形型部と第2ダイに設けたヨーク部
    外側成形型部にて成形することを特徴とするヨーク部材
    の成形方法。
JP25525290A 1990-09-27 1990-09-27 ヨーク部材の製造方法 Expired - Fee Related JP2784686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25525290A JP2784686B2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 ヨーク部材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25525290A JP2784686B2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 ヨーク部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04135031A JPH04135031A (ja) 1992-05-08
JP2784686B2 true JP2784686B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=17276159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25525290A Expired - Fee Related JP2784686B2 (ja) 1990-09-27 1990-09-27 ヨーク部材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784686B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5181863B2 (ja) * 2008-06-20 2013-04-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置の出力軸構造
CN101574778B (zh) * 2009-06-09 2010-08-04 上海昌强电站配件有限公司 U型分叉管的整体成型工艺
JP5165806B1 (ja) * 2012-06-29 2013-03-21 株式会社関プレス 金属部品の製造方法及び該製造法によって得られる金属部品
JP5713509B2 (ja) * 2013-07-23 2015-05-07 株式会社関プレス 金属板又は金属棒の端部断面の内部割裂方法、並びに該内部割裂方法による金属容器と金属管の製造方法及び金属部品の接合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04135031A (ja) 1992-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2784686B2 (ja) ヨーク部材の製造方法
WO1993023186A1 (en) Method of manufacturing shaft of bevel gear
JPH0741339B2 (ja) アクスルケースのプレス成形法
JP2509512B2 (ja) ドライブプレ―トの製造方法
JPS608128B2 (ja) ユニバ−サルジヨイントのヨ−クの製造方法
JP2723826B2 (ja) 中空角パイプ屈曲加工方法及びその加工金型
JPS6113144Y2 (ja)
JP2552301B2 (ja) スプライン成形方法
JP2832326B2 (ja) 歯形の成形装置及びその装置を使用する歯形成形方法
JP7488103B2 (ja) パイプ斜材の接合固着方法及び接合固着構造
JPH02121742A (ja) 鍛造品のバリ取り方法
JP3027624B2 (ja) 遠心鋳造用金型
JPH0611710Y2 (ja) バリ抜き刃物台
JPH0477126B2 (ja)
JPH0715644Y2 (ja) 鍛造型
JPS62127126A (ja) 複合型制振鋼板のv曲げ方法
JPS61293623A (ja) 閉塞鍛造方法
JPH0220344B2 (ja)
JPH07116733A (ja) 曲げ加工における鞍反り低減方法
JPH0259014B2 (ja)
JPS6130251A (ja) 歯形を有する製品の冷間鍛造方法及びその装置
JPS5823816B2 (ja) 車両用ピンの製造方法
JPH01274922A (ja) バリ取り加工方法
JPH0133261B2 (ja)
JPH0568361B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees