JPH08112068A - 業務用炊飯方法及び装置 - Google Patents

業務用炊飯方法及び装置

Info

Publication number
JPH08112068A
JPH08112068A JP6249512A JP24951294A JPH08112068A JP H08112068 A JPH08112068 A JP H08112068A JP 6249512 A JP6249512 A JP 6249512A JP 24951294 A JP24951294 A JP 24951294A JP H08112068 A JPH08112068 A JP H08112068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
water
measured
cooking
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6249512A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Mihira
恵一 三平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6249512A priority Critical patent/JPH08112068A/ja
Publication of JPH08112068A publication Critical patent/JPH08112068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 米の水分率(量)を測定してその水分量に応
じた水加減をすることで炊上がり品質を良くする。 【構成】 定量機3から洗米槽4に落下される米Xの水
分量を計測する測定手段7を設け、この測定結果によっ
て給水系17を調整する制御部8を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用炊飯方法及び装
置に係り、レストラン、寿司屋等の多量炊飯に利用され
る。
【0002】
【従来の技術】米の計量、洗米、炊飯等を自動プログラ
ム化して多量炊飯を行う業務用炊飯装置は特公平5−8
0888号公報等で公知であり、グルメブームによって
市場で普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯方法及び装
置は、米の計量、洗米、水加減、炊飯等の各工程をプロ
グラム化していて、その工程において炊飯品質に最も影
響するのは、水加減であるとされている。しかし、市場
に出廻っている米は、国内産では水分率は15〜16%
であって、ほぼ一定の水分率であるものの、輸入米の水
分率は11〜16%の範囲であって、その水分率のバラ
ツキも広いものとなっており、このバラツキに即応した
適切な水加減をしなければ、炊上がり品質に硬・軟を初
め、味も低下するという課題がある。
【0004】そこで本発明は、国内産、輸入米を問わず
米の水分率を洗米工程の前で測定することにより、この
水分率をざる上げ(浸し)等の吸水時間をもとに水加減
量を変化させることで、炊上がり品質(硬・軟・味)を
ほぼ一定にできるようにした業務用炊飯方法及び装置を
提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、定量機3で計
量した米を洗米槽4に供給して洗米するとともに、水加
減して炊飯器5に投入して炊飯する業務用炊飯方法にお
いて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。すなわち、請求項1に係る本発明方法は、
前記定量機3で計量した米Xを洗米槽4に供給すると
き、該米Xの水分量を測定し、この水分量に応じて水加
減量を設定することを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係る本発明装置は、前記
定量機3からの計量米Xの水分量を測定する手段7を設
け、該水分量測定手段7の測定結果に基づいて水加減量
を制御する制御手段8を備えていることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】貯米槽2の底部に備えている定量機3で計量し
た米を洗米槽4に供給する。このとき、水分量測定手段
7によって計量米Xの水分率を測定し、この測定結果に
基づいて米の吸水時間(ざる上げ、浸し)を考慮して水
加減量を制御する。水分量測定は、誘電率を測定するこ
とによって行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。全体構成を示している図1(A)(B)において、
本発明に係る業務用炊飯装置1は、最上部の貯米槽2
と、この貯米槽2の底部に備えた定量機3からの計量米
を受け入れて洗米する洗米槽4と、該洗米槽4の同軸直
下に水平方法出入自在として備えられている炊飯器5
と、で主構成されている。
【0009】前記定量機3は、電動機で一方向に回転す
る中空ドラム式であり、該ドラムに図1(B)で示すよ
うにラセン状の切出し口3Aを形成していて、その内容
量を一定として回転数により米を定量区分して下方へ落
下するもので、予め定量ダイヤルによってセットされた
カウンターの設定値パルス発信により制御されるパルス
カウント式とされている。
【0010】定量機3の直下に漏斗状に形成したシュー
ト6が洗米槽4の天板4Aに配置してあり、該シュート
6を介して計量米を洗米槽4に投入可能である。シュー
ト6には計量米Xの水分率(量)を測定する水分量測定
手段7が設けられており、この測定手段7の測定結果に
基づいて米へ吸入(ざる上げ)時間を考慮して水加減量
を図2に示す制御部8によって制御可能とされている。
【0011】水分量測定手段7は、シュート6に一対の
電極7A、7Bを対じして配置し、該電極7A、7B間
を通過する米粒の誘電率を測定することにより計測可能
であるが、勿論他の測定手段(例えば光センサー)であ
ってもよい。洗米槽4はその下部を漏斗形に形成した円
筒体であり、その底部には排米口9を開口しており、こ
の排米口9は円錐弁で例示する排米弁10によって開閉
自在とされている。
【0012】洗米槽4の縦中心には筒状の回転軸11が
その上部が洗米槽4の天板4Aに軸受12を介して支持
されており、モータ13と巻掛体14によって回転自在
とされ、該回転軸11に放射状配置で撹拌棒15を設け
ることによって、計量米を所定時間、洗米(研米)可能
である。前記回転軸11の中空部に排米弁10に取付け
ている弁棒16が撹拌され、該弁棒16の上部に、カ
ム、リンク、モータ等による昇降手段を連結することで
排米弁10が上下動されて排米口9を開閉自在としてい
る。
【0013】洗米槽4には水道系に配管接続された給水
手段17が備えられ、開閉弁18のオン・オフとノズル
19等によって給水可能であるとともに、開閉弁18の
開度調整、給水時間等を制御部8にて制御することで水
加減量が調整可能である。洗米槽4の下部には、濾網2
0を内蔵した排水トラフ21が設けられ、この排水トラ
フ21には開閉弁22を介して排水系が接続されている
とともに、フロート23を有する縦側管24が連通さ
れ、この管24の上部は洗米槽4の上部と溢流管25で
接続されている。
【0014】炊飯器5は、水平方向に出入自在な架台2
6に、コンロ部27を有する外釜28を戴置し、この外
釜28に内釜29を嵌脱自在に嵌入しており、内釜29
はこの上開口部をインロー嵌入する蓋30で開閉自在で
ある。この図示の実施例では、排米口9の直下に炊飯器
が待機しているとき、内釜29に水加減した米を投入す
べく蓋30の中央部に受入口31が形成されていて、該
受入口31はシャッターにて開閉自在とされている。
【0015】また、炊飯後には蓋30を庫内に残してお
くため、該蓋30は支点32を中心に上下動される開閉
アーム33に連結されている。但し、炊飯器5は、市販
の電気、ガス炊飯器であってもよく、このとき蓋を開け
た状態、または取り外した状態で内釜に米を受け入れ可
能であり、受け入れ後は密閉状態で炊飯される。
【0016】次に、計量から炊上がりまでの一連工程を
図2を参照しつつ説明する。貯米槽2内の米(国内産、
輸入米等)Xは、定量機3によって計量されて洗米槽4
に投入される。このとき、計量米Xの水分率はこの測定
手段7によって計測され、この測定信号が制御部8にフ
ィードバックされる。
【0017】この水分量(率)に応じてざる上げ時間、
浸し時間等を併せて加味して水加減量が設定され、この
設定信号によって給水手段17によって水加減水が供給
されることになる。ざる上げ、水加減の工程の前工程と
して洗米槽4内においては撹拌棒15等による洗米工程
に入り、この洗米中においても洗米に必要な水は給水手
段17によって供給され、この洗米工程が終了すると排
水系の開閉弁21を全開して糠等の異物は洗米済水と一
緒に機外に排出され、前述した水分率に応じたざる上げ
工程に移行される。
【0018】所定のざる上げ時間の後、水分率に応じた
水加減量をして洗米槽4に給水してから、排米弁10を
開くことにより、洗米済米は水加減量水とともに一挙に
炊飯器5の内釜29に投下され、この排米工程の後に、
浸し工程に移行する。この浸し時間についても米の吸水
作用であることから、前述した水分率に応じてその時間
は調整制御される。
【0019】所定の浸し工程の後に、炊飯、蒸らし工程
を経て炊上がりとなり、この炊上がり品質は硬・軟・味
がニーズに応じたものとして安定したものとなる。な
お、炊上がり後は、架台26を介して炊飯器5を引き出
し、内釜29を取り出すことになる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、計量
米の水分量(率)を測定し、この測定結果に基づいて水
加減を調整するものであるから、国内産米、輸入米のい
ずれにおいても需要に応じた硬・軟にできるだけでなく
味覚も安定したもとで多量炊飯が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(A)は全体構成図、
(B)は要部の斜視図である。
【図2】本発明による計量から炊上がりまでのプロセス
説明図である。
【符号の説明】
2 貯米槽 3 定量機 4 洗米槽 5 炊飯器 7 水分率(量)測定手段 8 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定量機(3)で計量した米を洗米槽
    (4)に供給して洗米するとともに、水加減して炊飯器
    (5)に投入して炊飯する業務用炊飯方法において、 前記定量機(3)で計量した米(X)を洗米槽(4)に
    供給するとき、該米(X)の水分量を測定し、この水分
    量に応じて水加減量を設定することを特徴とする業務用
    炊飯方法。
  2. 【請求項2】 貯米槽(2)の底部に定量機(3)を備
    え、該定量機(3)からの計量米を受け入れる洗米槽
    (4)を備え、該洗米槽(4)の下方に、水加減された
    洗米を受け入れる炊飯器(5)を備えている業務用炊飯
    装置において、 前記定量機(3)からの計量米(X)の水分量を測定す
    る手段(7)を設け、該水分量測定手段(7)の測定結
    果に基づいて水加減量を制御する制御手段(8)を備え
    ていることを特徴とする業務用炊飯装置。
JP6249512A 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯方法及び装置 Pending JPH08112068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249512A JPH08112068A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249512A JPH08112068A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08112068A true JPH08112068A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17194083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6249512A Pending JPH08112068A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08112068A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11262449A (ja) 業務用炊飯装置
JPH08112068A (ja) 業務用炊飯方法及び装置
JPH08228924A (ja) 炊飯装置
JPH08150077A (ja) 業務用炊飯方法及び装置
JPH08140846A (ja) 米供給機構
JPH04208114A (ja) 自動炊飯方法及び自動炊飯装置
JP3509641B2 (ja) 洗米処理装置
JPH08112198A (ja) 業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置
CN218959984U (zh) 自助爆米花机
JPH01124417A (ja) 完全自動炊飯器
JPH08112197A (ja) 業務用炊飯装置の洗米方法及び洗米装置
JP2004065400A (ja) 無洗米用炊飯装置
JP3536336B2 (ja) 洗米炊飯機の水加減制御装置
JP2000350660A (ja) 洗米炊飯機における運転制御装置
JP3528245B2 (ja) 洗米炊飯方法
JPS5825954Y2 (ja) 炊飯システムにおける洗米浸漬定量充填装置
JP2877773B2 (ja) 業務用炊飯装置用炊飯器
JPH06133846A (ja) 全自動炊飯装置
JP3433529B2 (ja) 貯米庫付炊飯装置における点火装置
JP3321973B2 (ja) 洗米炊飯機の運転操作装置
JPH0824130A (ja) 洗米炊飯機の重量測定装置
JP2003093232A (ja) 無洗米及び水加減水の供給装置
KR940000407B1 (ko) 마이크로프로세서를 이용한 밥 자동취사장치
JP2003126710A (ja) 洗米装置
JPH10191906A (ja) 米の自動炊飯方法