JPH08112198A - 業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置 - Google Patents

業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置

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JPH08112198A
JPH08112198A JP6249511A JP24951194A JPH08112198A JP H08112198 A JPH08112198 A JP H08112198A JP 6249511 A JP6249511 A JP 6249511A JP 24951194 A JP24951194 A JP 24951194A JP H08112198 A JPH08112198 A JP H08112198A
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JP
Japan
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rice
washing
rice washing
water
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP6249511A
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English (en)
Inventor
Keiichi Mihira
恵一 三平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量米を洗うとき、排水の汚れ度合いを計測
して洗米回数、時間を設定する。 【構成】 洗米槽3の排水系20に濁度センサー手段2
7を設け、この計測信号で洗米時間又は回数を制御手段
28で設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用炊飯装置の洗米
・炊飯方法及び装置に係り、レストラン、寿司屋等の多
量炊飯に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】米の計量、洗米、ざる上げ、水加減/排
米および炊飯の各工程をプログラム化して多量炊飯する
業務用炊飯方法及び装置は、特公平5−80888号公
報で提案され、市場にて脚光を浴びている処である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の業務用炊飯装置
においては、精米の搗精度(糠残量)にバラツキがある
にも拘らず洗米回数、洗米時間は1回目が1分〜1分3
0秒としてこれを3回前後画一的に実施しており、これ
では、洗米ムラが生じるだけでなく、洗米水量の無駄が
生じるおそれがあり、延いては炊上がり品質(硬・軟、
味)に悪影響を与える可能性があった。
【0004】特に、国内産米、輸入米によっては、糠残
量に差があるし、又、無洗米・既洗米が市場に流通して
いる最近においては、これらを画一的に洗米することは
無駄な時間を費やしている。そこで本発明は、洗米槽で
洗米した後の排水系において水の濁度を測定することに
よって、洗米回数、時間を制御することによって糠残量
に応じた洗米を行うことで、炊上がり品質をニーズに応
じたものにでき、しかし、水の無駄をもなくし得るよう
にしたことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗米槽3内で
米を洗った後、濁水を排水してから洗米済米を炊飯器4
に排米して炊飯する業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法に
おいて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段
を講じている。すなわち、請求項1に係る本発明方法
は、前記濁水の濁度を洗米中または排水中に計測してこ
の計測信号に基づいて洗米時間又は洗米回数の一方又は
双方を制御することを特徴とするものである。
【0006】また、本発明は、底部の排米口7を開閉自
在とする排米弁8を有する洗米槽3と、前記排米口7の
下方に待機している炊飯器4と、を備えている業務用炊
飯装置において、前述の目的を達成するために、次の技
術的手段を講じている。すなわち、請求項2に係る本発
明装置は、前記洗米槽3に連通されている排水系20
に、排水の濁度を計測する濁度センサー手段27を設
け、該濁度センサー手段27の計測信号に基づいて洗米
時間又は洗米回数の一方又は双方を制御する制御手段2
8を設けていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】洗米槽3にて米を洗った後又は洗米中に、排水
系の水を濁度センサー手段27で計測し、この計測信号
に基づいて制御手段28により洗米時間又は洗米回数の
いずれか一方又は双方を設定する。
【0008】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、全体構成とその排水系の要部を示している図1
(A)(B)において、業務用炊飯装置1は、最上段の
貯米槽2と、この直下に配置されている洗米槽3と、該
洗米槽3の直下に待機されていて水平方向に出入自在と
されている炊飯器4と、で主構成されている。
【0009】貯米槽2はその底部に計量機5を備え、こ
の計量機5で計量された米をシュート6を介して洗米槽
3の上部から投入可能であり、前記計量機5は一方向に
回転するドラム式で例示しているが、その計量手段は任
意である。洗米槽3は、その底部に排米口7を有する漏
斗形の円筒体であり、排米口7には上下動作で開閉自在
となる円錐形の排米弁8を備えている。
【0010】更に、洗米槽3にはその縦中心に筒状の回
転軸9を上部の軸受10にて回転自在に支持しており、
回転軸9には放射状に撹拌棒11を備えてモータ12お
よびチェーン13等によって回転軸9をこの軸心廻りに
回転することで洗米手段を構成している。なお、排米弁
8の弁棒14は前記回転軸9に挿通されていてその上部
に備えたカム、リンク等による上下駆動手段(図示せ
ず)によって上下動可能とされている。
【0011】なお、洗米手段は、図示した撹拌棒11の
他、ジェット水流による洗米であってもよい。洗米槽3
の上部には洗米用および水加減用の給水系15が備えら
れており、該給水系15はノズル16を有して開閉弁1
7で水量を調整可能な水道元に接続されている管路18
で構成されている。
【0012】洗米槽3の下部には排米口7を取り囲んで
円筒状の排水トラフ19を有する排水系20が備えられ
ている。排水トラフ19内には米粒は通過しないが糠、
ゴミ等を通過する濾網21が備えられているとともに、
開閉弁22を有する排出管23およびフロート24を有
する縦側管25が連通され、該側管25の上部は溢流管
26によって洗米槽3の上部に接続されている。
【0013】前記排水トラフ19又は排出管23には濁
度センサー手段27が備えられており、洗米中又は洗米
後の排水の汚れ度合いを計測するようにされている。具
体的には、排水トラフ19の全体又は一部を透視壁で構
成するか排出管23の全部又は一部を透視ホースで構成
し、この透視部に光を投下することで汚れ度合いを検出
する光センサーが用いられ、このセンサー手段27の計
測信号は制御手段28に送信され、該制御手段28によ
って洗米時間又は水洗回数のいずれか一方又は双方を制
御するようになっていて、本実施例ではモータ12を制
御するのである。
【0014】炊飯器4は、ガス式、電気式、電磁式のい
ずれでもよいが、例えばガス式のときは、水平方向に移
動自在な架台29に、コンロ部30を有する外釜31を
戴架させ、該外釜31に内釜32を嵌脱自在に備えると
ともに、内釜32は蓋33がインロー嵌合されている。
蓋33はその中央にシャッタを有する受入口34が形成
されていて、支点35を中心に上下動する蓋開閉アーム
36によって内釜32を開閉自在としている。
【0015】但し、炊飯器5は、シャッタを有してない
着脱自在な蓋又は外釜に枢着された開閉自在な市販の炊
飯器であっても構わない。上記実施例において、図2を
も参照しつつ計量から炊上がりまでの工程を説明する
と、計量機5によって貯米槽2の米を計量して洗米槽3
に供給した後、排米弁8を閉にした状態で洗米用の水を
給水系15より供給して第1回目の洗米を行う。
【0016】1回目の洗米中又は洗米後において濁度セ
ンサー手段27で水の汚れ度合いを計測し、この計測信
号を制御手段28に送信する。例えば、無洗米、既洗米
は糠量が少ないことから米粒に付着したゴミ等の除去の
みであるから1回の洗米となり、糠量が多量の米はその
度合いに応じて制御手段28によりモータ12の回転時
間、回数を制御して、研米、洗米、研米という複数回の
洗米がなされて洗米完了となる。
【0017】なお、各洗米(1回目、2回目)のごとに
開閉弁22を全開して汚水は槽外に排出した後、開閉弁
22を閉じて給水系15からその都度洗米水を供給して
洗米を行う。洗米完了後は、汚水を排出した状態でざる
上げ(吸水)を行った後、排米弁8を全開して洗米済米
を炊飯器4に投入するが、このとき、給水系15の開閉
弁17によって水加減をし、一挙に排米する。この排米
において、ノズル16からの給水によって洗米槽3の付
着米も排米することが望ましい。
【0018】排米後に、浸し(吸水)を必要に応じて行
いその後、炊飯工程、蒸らし工程を経て炊上がりとな
る。なお、上記実施例において、貯米槽2は装置の下部
に設置しても良いし、又、省略することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、洗
米中又は洗米後の水の濁度を検出して洗米回数又は時間
をその濁度に応じて設定することができ、洗米水の無駄
を省けるとともに、過度の洗米も必要でなく砕米をなく
すことによって安定した品質の炊上がりを約束する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、(A)は全体構成図、
(B)は排水系の拡大図である。
【図2】計量から炊上がりまでのフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 炊飯装置 3 洗米槽 7 排米口 8 排米弁 20 排水系 27 濁度センサー手段 28 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗米槽(3)内で米を洗った後、濁水を
    排水してから洗米済米を炊飯器(4)に排米して炊飯す
    る業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法において、 前記濁水の濁度を洗米中または排水中に計測してこの計
    測信号に基づいて洗米時間又は洗米回数の一方又は双方
    を制御することを特徴とする業務用炊飯装置の洗米・炊
    飯方法。
  2. 【請求項2】 底部の排米口(7)を開閉自在とする排
    米弁(8)を有する洗米槽(3)と、前記排米口(7)
    の下方に待機している炊飯器(4)と、を備えている業
    務用炊飯装置において、 前記洗米槽(3)に連通されている排水系(20)に、
    排水の濁度を計測する濁度センサー手段(27)を設
    け、該濁度センサー手段(27)の計測信号に基づいて
    洗米時間又は洗米回数の一方又は双方を制御する制御手
    段(28)を設けていることを特徴とする業務用炊飯装
    置の洗米・炊飯装置。
JP6249511A 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置 Pending JPH08112198A (ja)

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JP6249511A Pending JPH08112198A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013542853A (ja) * 2010-10-28 2013-11-28 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 米を研ぐための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013542853A (ja) * 2010-10-28 2013-11-28 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 米を研ぐための方法及び装置

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