JPH081018A - 穀類処理装置 - Google Patents
穀類処理装置Info
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- JPH081018A JPH081018A JP13603894A JP13603894A JPH081018A JP H081018 A JPH081018 A JP H081018A JP 13603894 A JP13603894 A JP 13603894A JP 13603894 A JP13603894 A JP 13603894A JP H081018 A JPH081018 A JP H081018A
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- washing
- rice
- water
- treatment
- time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】米の洗浄性能を高め食味の良いご飯に炊き上げ
る。 【構成】作業者が設定した米の処理量(炊飯量)を洗浄
用のタンク1で複数回に分割して洗浄を行い、第2回目
以降の洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温
よりも高くしてなる穀類処理装置。
る。 【構成】作業者が設定した米の処理量(炊飯量)を洗浄
用のタンク1で複数回に分割して洗浄を行い、第2回目
以降の洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温
よりも高くしてなる穀類処理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予め設定した米の処
理量を複数に分割して洗浄する穀類処理装置に関する。
理量を複数に分割して洗浄する穀類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理量に対応するために大きな洗浄用の
タンクを備えている。
タンクを備えている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、少
量の米を処理する場合に大きな洗浄用のタンクである
と、洗浄用のタンクの底部に米が集まるために洗浄不良
を生じることがある。また、多量の米を処理する場合に
は、洗浄用のタンク内に設けた回転体が回転して密集し
た米層を撹拌するので割れ米を生じることがある。
量の米を処理する場合に大きな洗浄用のタンクである
と、洗浄用のタンクの底部に米が集まるために洗浄不良
を生じることがある。また、多量の米を処理する場合に
は、洗浄用のタンク内に設けた回転体が回転して密集し
た米層を撹拌するので割れ米を生じることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、設定量の米
を複数回に分割して洗浄する構成とし、第2回目以降の
洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温よりも
高くしてなる穀類処理装置とする。
を複数回に分割して洗浄する構成とし、第2回目以降の
洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温よりも
高くしてなる穀類処理装置とする。
【0005】
【作用】作業者は米の処理量と洗浄回数(マイクロコン
ピュ−タにより処理能力と処理量から演算して洗浄回数
を求めることもできる)を入力する。作業を開始する
と、第1回目に処理する米は洗浄手段に供給されて洗浄
処理を受ける。その後、洗浄を終えた米は洗浄用のタン
クから炊飯用の水とともに排出され容器に回収される。
つぎに、第2回目に処理する米は第1回目と同様に洗浄
用のタンク内で洗浄処理を受ける。この洗浄作業に使用
する洗浄水の水温は第1回目の水温を高くして行なう。
そして、洗浄を終えると、米と炊飯用の水は洗浄用のタ
ンクから排出され第1回目に洗浄された米を収容してい
る容器に回収される。なお、第2回目の炊飯用の水の水
温を第1回目の水温よりも高くすることもある。
ピュ−タにより処理能力と処理量から演算して洗浄回数
を求めることもできる)を入力する。作業を開始する
と、第1回目に処理する米は洗浄手段に供給されて洗浄
処理を受ける。その後、洗浄を終えた米は洗浄用のタン
クから炊飯用の水とともに排出され容器に回収される。
つぎに、第2回目に処理する米は第1回目と同様に洗浄
用のタンク内で洗浄処理を受ける。この洗浄作業に使用
する洗浄水の水温は第1回目の水温を高くして行なう。
そして、洗浄を終えると、米と炊飯用の水は洗浄用のタ
ンクから排出され第1回目に洗浄された米を収容してい
る容器に回収される。なお、第2回目の炊飯用の水の水
温を第1回目の水温よりも高くすることもある。
【0006】
【効果】処理量に対して複数に分割して米を洗浄するも
のであるから、洗浄用のタンクを小型にできるので洗浄
装置を小型にできると共に洗浄性能を高め得る。そし
て、第1回目の水温よりも第2回目以降の水温を高くし
たので、米の吸水ムラを少くしご飯の品質が安定する。
のであるから、洗浄用のタンクを小型にできるので洗浄
装置を小型にできると共に洗浄性能を高め得る。そし
て、第1回目の水温よりも第2回目以降の水温を高くし
たので、米の吸水ムラを少くしご飯の品質が安定する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊飯
装置3は縦フレ−ム4と横フレ−ム5と脚フレ−ム6と
を枠組した本体フレ−ム7の上側から貯米部8、穀類洗
浄部9、炊飯部10をその順に配置している。
明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊飯
装置3は縦フレ−ム4と横フレ−ム5と脚フレ−ム6と
を枠組した本体フレ−ム7の上側から貯米部8、穀類洗
浄部9、炊飯部10をその順に配置している。
【0008】そして、該貯米部8は本体フレ−ム7に着
脱自在に設けた天板に着脱可能で且つ下面を開放してい
る箱型のケ−ス11に漏斗や定量供給ロ−ル等を内装し
ている。12はケ−ス11の上壁に開口した孔を開閉す
る蓋であり、13はケ−ス11の前壁に設け各種スイッ
チや表示具等を設けた操作パネルであり、ケ−ス11に
着脱及び回動可能に設けている。
脱自在に設けた天板に着脱可能で且つ下面を開放してい
る箱型のケ−ス11に漏斗や定量供給ロ−ル等を内装し
ている。12はケ−ス11の上壁に開口した孔を開閉す
る蓋であり、13はケ−ス11の前壁に設け各種スイッ
チや表示具等を設けた操作パネルであり、ケ−ス11に
着脱及び回動可能に設けている。
【0009】穀類洗浄部9は穀類(以下米とする)や水
(洗浄用、炊飯用等)等を収容する洗浄用のタンク1、
タンク内に設けた洗浄手段等を備えている。該タンク1
は上下両端面を開放し下端を細く形成するとともに上端
部を天板の下面に着脱自在に取り付けている。また、該
タンク1は前記定量供給ロ−ルを介して漏斗と連通可能
に設けている。14はタンク1の前面の点検孔を開閉す
るタンク蓋である。
(洗浄用、炊飯用等)等を収容する洗浄用のタンク1、
タンク内に設けた洗浄手段等を備えている。該タンク1
は上下両端面を開放し下端を細く形成するとともに上端
部を天板の下面に着脱自在に取り付けている。また、該
タンク1は前記定量供給ロ−ルを介して漏斗と連通可能
に設けている。14はタンク1の前面の点検孔を開閉す
るタンク蓋である。
【0010】タンク1の中心部には縦方向に軸芯を有す
る中空の回転軸15を設けている。そして、該回転軸1
5は上端部に正逆転モ−タ16のモ−タ軸17に取り付
けたギヤ18と噛み合うギヤ19を着脱自在に取り付け
ている。また、該回転軸15の外面には撹拌体2を複数
個設けている。20はタンク1の下端部に一体に取り付
けたタンク板であって、このタンク1の下面に中空部に
米が通過しない程度の大きさの孔を多数有する円筒形状
のフィルタ−21を有するジャケット22を着脱自在に
設けている。23はフィルタ−21の内径とほぼ同径の
孔を有するパッキン、24はパッキン23の孔より若干
大きい孔を有しパッキン23をジャケット22に固定す
る固定板である。
る中空の回転軸15を設けている。そして、該回転軸1
5は上端部に正逆転モ−タ16のモ−タ軸17に取り付
けたギヤ18と噛み合うギヤ19を着脱自在に取り付け
ている。また、該回転軸15の外面には撹拌体2を複数
個設けている。20はタンク1の下端部に一体に取り付
けたタンク板であって、このタンク1の下面に中空部に
米が通過しない程度の大きさの孔を多数有する円筒形状
のフィルタ−21を有するジャケット22を着脱自在に
設けている。23はフィルタ−21の内径とほぼ同径の
孔を有するパッキン、24はパッキン23の孔より若干
大きい孔を有しパッキン23をジャケット22に固定す
る固定板である。
【0011】弁軸25は中間部を回転軸15に内装し、
回転軸15から突出した上端部をモ−タ26により作動
するカム機構27に係止可能に設けており、下端部をフ
ィルタ−21の内部まで延出しねじ部28を設けてい
る。弁29は中心部に弁軸25が挿通する弁軸孔30を
設けた円錐形状の弁であり、下面に大小のくぼみ31,
32を設けている。33はスプリング、34は弁軸25
が通る孔を有するスプリング受体、35はチョウナット
である。36は下端部に弁29の下面とほぼ同径かそれ
以上の大きさの面37を有するとともに上面を平面状に
形成し、この平面部と面37との間を斜面に形成した円
錐状の遮熱体である。
回転軸15から突出した上端部をモ−タ26により作動
するカム機構27に係止可能に設けており、下端部をフ
ィルタ−21の内部まで延出しねじ部28を設けてい
る。弁29は中心部に弁軸25が挿通する弁軸孔30を
設けた円錐形状の弁であり、下面に大小のくぼみ31,
32を設けている。33はスプリング、34は弁軸25
が通る孔を有するスプリング受体、35はチョウナット
である。36は下端部に弁29の下面とほぼ同径かそれ
以上の大きさの面37を有するとともに上面を平面状に
形成し、この平面部と面37との間を斜面に形成した円
錐状の遮熱体である。
【0012】炊飯部10は、洗米炊飯装置3の正面視に
おいて、脚フレ−ム6に対し前後方向に移動可能に設け
た炊飯台38、この炊飯台上に置いた外釜・内釜・蓋等
からなる炊飯釜39等を備えている。そして、該炊飯台
38は下面に複数個のキャスタ−40を設け、前端部に
上下方向において炊飯釜39の中間部の高さを有する引
き出しア−ム41を設けている。また、該炊飯釜39の
外釜内に設けたガスコンロはガス供給源と連通するガス
管42と連通している。
おいて、脚フレ−ム6に対し前後方向に移動可能に設け
た炊飯台38、この炊飯台上に置いた外釜・内釜・蓋等
からなる炊飯釜39等を備えている。そして、該炊飯台
38は下面に複数個のキャスタ−40を設け、前端部に
上下方向において炊飯釜39の中間部の高さを有する引
き出しア−ム41を設けている。また、該炊飯釜39の
外釜内に設けたガスコンロはガス供給源と連通するガス
管42と連通している。
【0013】43は先端部にタンク1にのぞむシャワ−
を有し給水源44と連通可能に設けた給水管であって、
途中部に電磁弁45を設けている。46は一方を前記給
水管43に接続し他方を給水源44と連通可能に設けた
給水管であって、途中部に給水源44に近い側から温水
器47と電磁弁48をその順に設けている。49は洗浄
炊飯装置13とは別個に設けたリモ−トコントロ−ラで
あって、前記操作パネル13の横側(上側や下側でもよ
い)においてケ−ス11に形成した凹部に着脱自在(実
施例ではワンタッチ着脱)に設けている。そして、該リ
モ−トコントロ−ラ49は操作パネル13に設けた各種
スイッチを操作することにより発揮する機能と同機能を
発揮する各種スイッチを備えている。
を有し給水源44と連通可能に設けた給水管であって、
途中部に電磁弁45を設けている。46は一方を前記給
水管43に接続し他方を給水源44と連通可能に設けた
給水管であって、途中部に給水源44に近い側から温水
器47と電磁弁48をその順に設けている。49は洗浄
炊飯装置13とは別個に設けたリモ−トコントロ−ラで
あって、前記操作パネル13の横側(上側や下側でもよ
い)においてケ−ス11に形成した凹部に着脱自在(実
施例ではワンタッチ着脱)に設けている。そして、該リ
モ−トコントロ−ラ49は操作パネル13に設けた各種
スイッチを操作することにより発揮する機能と同機能を
発揮する各種スイッチを備えている。
【0014】50は各種デ−タや制御プログラム等を内
蔵したメモリ(図示せず)を有するマイクロコンピュ−
タの演算制御部(以下、CPUと呼ぶ)であって、算術
・論理・比較演算等の処理を行う。そして、該CPU5
0が入力インタ−フェイス51を介して入力する情報と
して、種々あるが、例えば処理量(米量)を設定する処
理量選択スイッチ52からの処理量情報、分割選択スイ
ッチ53からの分割情報、給水管43に設けた水温検出
センサ54からの水温情報、給水管46に設けた水温検
出センサ55からの水温情報等がある。56は炊飯スイ
ッチである。
蔵したメモリ(図示せず)を有するマイクロコンピュ−
タの演算制御部(以下、CPUと呼ぶ)であって、算術
・論理・比較演算等の処理を行う。そして、該CPU5
0が入力インタ−フェイス51を介して入力する情報と
して、種々あるが、例えば処理量(米量)を設定する処
理量選択スイッチ52からの処理量情報、分割選択スイ
ッチ53からの分割情報、給水管43に設けた水温検出
センサ54からの水温情報、給水管46に設けた水温検
出センサ55からの水温情報等がある。56は炊飯スイ
ッチである。
【0015】CPU50から出力インタ−フェイス57
を介して出力される駆動指令信号としては、種々ある
が、例えば電磁弁45、48に対する開閉信号、温水器
47への温度調節信号、定量供給ロ−ルを駆動する駆動
モ−タ58・正逆転モ−タ16・モ−タ26への駆動指
令信号等がある。なお、リモ−トコントロ−ラ49の各
種スイッチを操作すると、情報が入力インタ−フェイス
51を介してCPU50に取り込まれた、操作パネル1
3の各種スイッチを操作するのと同様の作業を指示する
ことができる。
を介して出力される駆動指令信号としては、種々ある
が、例えば電磁弁45、48に対する開閉信号、温水器
47への温度調節信号、定量供給ロ−ルを駆動する駆動
モ−タ58・正逆転モ−タ16・モ−タ26への駆動指
令信号等がある。なお、リモ−トコントロ−ラ49の各
種スイッチを操作すると、情報が入力インタ−フェイス
51を介してCPU50に取り込まれた、操作パネル1
3の各種スイッチを操作するのと同様の作業を指示する
ことができる。
【0016】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、作業者は処理量選択スイッチ52を操作して希望す
る処理量を選択すると、この情報は入力インタ−フェイ
ス51を介してCPU50に取り込まれる。そして、分
割選択スイッチ53を操作して分割数を選択すると(例
えば、洗浄用のタンク1の処理能力が3升であり、処理
量が6升であると、分割数は6/3=2)、この分割情
報は入力インタ−フェイス51を介してCPU50に取
り込まれる。
ず、作業者は処理量選択スイッチ52を操作して希望す
る処理量を選択すると、この情報は入力インタ−フェイ
ス51を介してCPU50に取り込まれる。そして、分
割選択スイッチ53を操作して分割数を選択すると(例
えば、洗浄用のタンク1の処理能力が3升であり、処理
量が6升であると、分割数は6/3=2)、この分割情
報は入力インタ−フェイス51を介してCPU50に取
り込まれる。
【0017】作業開始用のスイッチを「ON」にする
と、CPU50から駆動指令信号を受けた駆動モ−タ5
8は駆動して定量供給ロ−ル(図示せず)を回転する。
該計量ドラムは漏斗に貯留している米をタンク1に供給
し、その後所定の3升分の回転数に達すると、CPU5
0からの駆動指令信号の出力を解除し駆動モ−タ58の
駆動を停止する。
と、CPU50から駆動指令信号を受けた駆動モ−タ5
8は駆動して定量供給ロ−ル(図示せず)を回転する。
該計量ドラムは漏斗に貯留している米をタンク1に供給
し、その後所定の3升分の回転数に達すると、CPU5
0からの駆動指令信号の出力を解除し駆動モ−タ58の
駆動を停止する。
【0018】つづいて、CPU50は出力インタ−フェ
イス57を介して正逆転モ−タ16に正転の駆動指令信
号を出力するので、ギヤ18、19を介して正逆転モ−
タ16の回転動力を伝動された回転軸15は正転し撹拌
体2をこれと同方向に回転する。また、CPU50は出
力インタ−フェイス57を介して電磁弁45に「開」信
号を出力するので、給水源44からの水は給水管43、
電磁弁45等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。そして、給水管43を通る水の水温を水温検出セン
サ54が検出する。CPU50は入力インタ−フェイス
51を介して水温情報を入力し水温Tを算出する。
イス57を介して正逆転モ−タ16に正転の駆動指令信
号を出力するので、ギヤ18、19を介して正逆転モ−
タ16の回転動力を伝動された回転軸15は正転し撹拌
体2をこれと同方向に回転する。また、CPU50は出
力インタ−フェイス57を介して電磁弁45に「開」信
号を出力するので、給水源44からの水は給水管43、
電磁弁45等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。そして、給水管43を通る水の水温を水温検出セン
サ54が検出する。CPU50は入力インタ−フェイス
51を介して水温情報を入力し水温Tを算出する。
【0019】従って、米は撹拌体2により撹拌されて付
着している糠やほこり等の異物と分離される。そして、
該異物は汚水とともにフィルタ−21の孔を通ってジャ
ケット22に入り排水管を通って所定の場所に排出され
る。所定時間が経過すると、CPU50は出力インタ−
フェイス57を介して正逆転モ−タ16に逆転の駆動指
令信号を出力するので、回転軸15は逆転し撹拌体2を
逆転する。従って、撹拌体2は前の回転方向とは反対の
方向に回転して米及び水を撹拌し洗浄する。以下、撹拌
体2は正逆転を繰り返して米を洗浄する。
着している糠やほこり等の異物と分離される。そして、
該異物は汚水とともにフィルタ−21の孔を通ってジャ
ケット22に入り排水管を通って所定の場所に排出され
る。所定時間が経過すると、CPU50は出力インタ−
フェイス57を介して正逆転モ−タ16に逆転の駆動指
令信号を出力するので、回転軸15は逆転し撹拌体2を
逆転する。従って、撹拌体2は前の回転方向とは反対の
方向に回転して米及び水を撹拌し洗浄する。以下、撹拌
体2は正逆転を繰り返して米を洗浄する。
【0020】洗浄作業を終えると、CPU50はジャケ
ット22の弁の「閉」信号を出力するので、シャワ−か
ら供給した水はタンク1に貯留される。そして、所定水
量に達すると、CPU50は出力インタ−フェイス57
を介して電磁弁45への「開」信号の出力を停止する。
つぎに、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
てモ−タ26に駆動指令信号を出力するので、モ−タ2
6は駆動しカム機構27を介して弁軸25を下側に移動
する。これに関連して弁29は下降してジャケット22
の底部を開放するので、タンク1に収容している米と水
は落下して下方の炊飯釜39の内釜に回収される。な
お、排米を終えると、モ−タ26によりカム機構27を
介して弁軸25を上側に移動するので、弁29もそれと
同方向に移動(上昇)してジャケット22の底部を閉じ
る。
ット22の弁の「閉」信号を出力するので、シャワ−か
ら供給した水はタンク1に貯留される。そして、所定水
量に達すると、CPU50は出力インタ−フェイス57
を介して電磁弁45への「開」信号の出力を停止する。
つぎに、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
てモ−タ26に駆動指令信号を出力するので、モ−タ2
6は駆動しカム機構27を介して弁軸25を下側に移動
する。これに関連して弁29は下降してジャケット22
の底部を開放するので、タンク1に収容している米と水
は落下して下方の炊飯釜39の内釜に回収される。な
お、排米を終えると、モ−タ26によりカム機構27を
介して弁軸25を上側に移動するので、弁29もそれと
同方向に移動(上昇)してジャケット22の底部を閉じ
る。
【0021】つづいて、CPU50は出力インタ−フェ
イス57を介して駆動モ−タ58に駆動指令信号を出力
する。すると、定量供給ロ−ルは回転して漏斗に貯留し
ている米をタンク1に供給する。そして、残りの3升分
の回転数に達すると、CPU50からの駆動指令信号の
出力を解除し駆動モ−タ58の駆動を停止する。そし
て、再び前記と同様の動作を行い米の洗浄作業を行う
が、給水作業は前記と異なり別の系統で行なわれる。す
なわち、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
て電磁弁48に「開」信号を出力する。すると、給水源
44からの水は温水器47で加熱され、電磁弁48、給
水管46等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。
イス57を介して駆動モ−タ58に駆動指令信号を出力
する。すると、定量供給ロ−ルは回転して漏斗に貯留し
ている米をタンク1に供給する。そして、残りの3升分
の回転数に達すると、CPU50からの駆動指令信号の
出力を解除し駆動モ−タ58の駆動を停止する。そし
て、再び前記と同様の動作を行い米の洗浄作業を行う
が、給水作業は前記と異なり別の系統で行なわれる。す
なわち、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
て電磁弁48に「開」信号を出力する。すると、給水源
44からの水は温水器47で加熱され、電磁弁48、給
水管46等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。
【0022】給水管46を通る水の水温は水温検出セン
サ55により検出され、入力インタ−フェイス51を介
してCPU50に入力される。CPU50はこの水温情
報から水温T1を算出してこの水温Tと、前記水温検出
センサ54で検出した水温Tと比較演算する。そして、
CPU50は水温T1が水温Tよりも所定温度差でない
と判断すると(例えばT1−T<3)、温水器47に水
温「上げ」信号を出力して水温を高くする。その後、そ
の温度差(T1−T)が3°Cに達すると、CPU50
から温水器47への水温「上げ」信号の出力を解除す
る。なお、水温の差(3°C)は品種等の条件により任
意に選択することができる。
サ55により検出され、入力インタ−フェイス51を介
してCPU50に入力される。CPU50はこの水温情
報から水温T1を算出してこの水温Tと、前記水温検出
センサ54で検出した水温Tと比較演算する。そして、
CPU50は水温T1が水温Tよりも所定温度差でない
と判断すると(例えばT1−T<3)、温水器47に水
温「上げ」信号を出力して水温を高くする。その後、そ
の温度差(T1−T)が3°Cに達すると、CPU50
から温水器47への水温「上げ」信号の出力を解除す
る。なお、水温の差(3°C)は品種等の条件により任
意に選択することができる。
【0023】第2回目の水温を第1回目の水温よりも高
くして洗浄作業及び後で述べる浸漬作業を行うので、米
の吸水ムラを少くし食味を良くする。そして、処理量を
分割して洗浄するので、タンク1での洗浄性能を高く発
揮できる。そして、洗浄作業を終えると、前記したよう
に米と炊飯用の水(温水器47により加熱された水)は
タンク1から排出された炊飯釜39の内釜に回収され
る。つぎに、作業者は引き出しア−ム41を持って炊飯
台38を引き出し内釜に蓋した後炊飯台38を元の位置
に戻す。そして、浸漬を終えると、炊飯スイッチ56を
「ON」にすると、炊飯開始情報を入力したCPU50
は出力インタ−フェイス57を介してガスを供給する電
磁弁(図示せず)を「開」にする信号を出力する。作業
者(自動でもよい)は点火スイッチを「ON」にし炊飯
作業を開始する。この洗米・炊飯作業の各動作を操作パ
ネル13に設けたスイッチを操作して行ったが、作業者
が洗米炊飯装置から離れて作業する場合には、ケ−ス1
1から取り出したリモ−トコントロ−ラ49の各種スイ
ッチを操作して行う。このように、リモ−トコントロ−
ラ49を使用することにより、洗米装置3から離れて操
作できるので、点検等の作業性が非常に便利になる。ま
た、リモ−トコントロ−ラ49を操作パネル13の近く
に位置しケ−ス11に着脱自在に設けているので、リモ
−トコントロ−ラ49を失うことがなく、操作パネル1
3のスイッチが故障してもリモ−トコントロ−ラ49で
対応することができる。
くして洗浄作業及び後で述べる浸漬作業を行うので、米
の吸水ムラを少くし食味を良くする。そして、処理量を
分割して洗浄するので、タンク1での洗浄性能を高く発
揮できる。そして、洗浄作業を終えると、前記したよう
に米と炊飯用の水(温水器47により加熱された水)は
タンク1から排出された炊飯釜39の内釜に回収され
る。つぎに、作業者は引き出しア−ム41を持って炊飯
台38を引き出し内釜に蓋した後炊飯台38を元の位置
に戻す。そして、浸漬を終えると、炊飯スイッチ56を
「ON」にすると、炊飯開始情報を入力したCPU50
は出力インタ−フェイス57を介してガスを供給する電
磁弁(図示せず)を「開」にする信号を出力する。作業
者(自動でもよい)は点火スイッチを「ON」にし炊飯
作業を開始する。この洗米・炊飯作業の各動作を操作パ
ネル13に設けたスイッチを操作して行ったが、作業者
が洗米炊飯装置から離れて作業する場合には、ケ−ス1
1から取り出したリモ−トコントロ−ラ49の各種スイ
ッチを操作して行う。このように、リモ−トコントロ−
ラ49を使用することにより、洗米装置3から離れて操
作できるので、点検等の作業性が非常に便利になる。ま
た、リモ−トコントロ−ラ49を操作パネル13の近く
に位置しケ−ス11に着脱自在に設けているので、リモ
−トコントロ−ラ49を失うことがなく、操作パネル1
3のスイッチが故障してもリモ−トコントロ−ラ49で
対応することができる。
【図1】洗米炊飯装置の正面図。
【図2】洗米炊飯装置の側面図。
【図3】洗米炊飯装置の平面図。
【図4】洗浄装置の側断面図。
【図5】リモ−トコントロ−ラの斜視図。
【図6】給水系統図。
【図7】ブロック回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 設定量の米を複数回に分割して洗浄する
構成とし、第2回目以降の洗浄用及び/又は炊飯用の水
温を第1回目の水温よりも高くしてなる穀類処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13603894A JPH081018A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 穀類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13603894A JPH081018A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 穀類処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081018A true JPH081018A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15165731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13603894A Pending JPH081018A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 穀類処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190000012U (ko) * | 2017-06-23 | 2019-01-03 | 손성근 | 양념 자동 배출장치 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13603894A patent/JPH081018A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190000012U (ko) * | 2017-06-23 | 2019-01-03 | 손성근 | 양념 자동 배출장치 |
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