JPH081018A - 穀類処理装置 - Google Patents

穀類処理装置

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Publication number
JPH081018A
JPH081018A JP13603894A JP13603894A JPH081018A JP H081018 A JPH081018 A JP H081018A JP 13603894 A JP13603894 A JP 13603894A JP 13603894 A JP13603894 A JP 13603894A JP H081018 A JPH081018 A JP H081018A
Authority
JP
Japan
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washing
rice
water
treatment
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP13603894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Yoji Fukuda
洋二 福田
Yumiko Oota
有美子 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP13603894A priority Critical patent/JPH081018A/ja
Publication of JPH081018A publication Critical patent/JPH081018A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】米の洗浄性能を高め食味の良いご飯に炊き上げ
る。 【構成】作業者が設定した米の処理量(炊飯量)を洗浄
用のタンク1で複数回に分割して洗浄を行い、第2回目
以降の洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温
よりも高くしてなる穀類処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、予め設定した米の処
理量を複数に分割して洗浄する穀類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】処理量に対応するために大きな洗浄用の
タンクを備えている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、少
量の米を処理する場合に大きな洗浄用のタンクである
と、洗浄用のタンクの底部に米が集まるために洗浄不良
を生じることがある。また、多量の米を処理する場合に
は、洗浄用のタンク内に設けた回転体が回転して密集し
た米層を撹拌するので割れ米を生じることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、設定量の米
を複数回に分割して洗浄する構成とし、第2回目以降の
洗浄用及び/又は炊飯用の水温を第1回目の水温よりも
高くしてなる穀類処理装置とする。
【0005】
【作用】作業者は米の処理量と洗浄回数(マイクロコン
ピュ−タにより処理能力と処理量から演算して洗浄回数
を求めることもできる)を入力する。作業を開始する
と、第1回目に処理する米は洗浄手段に供給されて洗浄
処理を受ける。その後、洗浄を終えた米は洗浄用のタン
クから炊飯用の水とともに排出され容器に回収される。
つぎに、第2回目に処理する米は第1回目と同様に洗浄
用のタンク内で洗浄処理を受ける。この洗浄作業に使用
する洗浄水の水温は第1回目の水温を高くして行なう。
そして、洗浄を終えると、米と炊飯用の水は洗浄用のタ
ンクから排出され第1回目に洗浄された米を収容してい
る容器に回収される。なお、第2回目の炊飯用の水の水
温を第1回目の水温よりも高くすることもある。
【0006】
【効果】処理量に対して複数に分割して米を洗浄するも
のであるから、洗浄用のタンクを小型にできるので洗浄
装置を小型にできると共に洗浄性能を高め得る。そし
て、第1回目の水温よりも第2回目以降の水温を高くし
たので、米の吸水ムラを少くしご飯の品質が安定する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、洗米炊飯
装置3は縦フレ−ム4と横フレ−ム5と脚フレ−ム6と
を枠組した本体フレ−ム7の上側から貯米部8、穀類洗
浄部9、炊飯部10をその順に配置している。
【0008】そして、該貯米部8は本体フレ−ム7に着
脱自在に設けた天板に着脱可能で且つ下面を開放してい
る箱型のケ−ス11に漏斗や定量供給ロ−ル等を内装し
ている。12はケ−ス11の上壁に開口した孔を開閉す
る蓋であり、13はケ−ス11の前壁に設け各種スイッ
チや表示具等を設けた操作パネルであり、ケ−ス11に
着脱及び回動可能に設けている。
【0009】穀類洗浄部9は穀類(以下米とする)や水
(洗浄用、炊飯用等)等を収容する洗浄用のタンク1、
タンク内に設けた洗浄手段等を備えている。該タンク1
は上下両端面を開放し下端を細く形成するとともに上端
部を天板の下面に着脱自在に取り付けている。また、該
タンク1は前記定量供給ロ−ルを介して漏斗と連通可能
に設けている。14はタンク1の前面の点検孔を開閉す
るタンク蓋である。
【0010】タンク1の中心部には縦方向に軸芯を有す
る中空の回転軸15を設けている。そして、該回転軸1
5は上端部に正逆転モ−タ16のモ−タ軸17に取り付
けたギヤ18と噛み合うギヤ19を着脱自在に取り付け
ている。また、該回転軸15の外面には撹拌体2を複数
個設けている。20はタンク1の下端部に一体に取り付
けたタンク板であって、このタンク1の下面に中空部に
米が通過しない程度の大きさの孔を多数有する円筒形状
のフィルタ−21を有するジャケット22を着脱自在に
設けている。23はフィルタ−21の内径とほぼ同径の
孔を有するパッキン、24はパッキン23の孔より若干
大きい孔を有しパッキン23をジャケット22に固定す
る固定板である。
【0011】弁軸25は中間部を回転軸15に内装し、
回転軸15から突出した上端部をモ−タ26により作動
するカム機構27に係止可能に設けており、下端部をフ
ィルタ−21の内部まで延出しねじ部28を設けてい
る。弁29は中心部に弁軸25が挿通する弁軸孔30を
設けた円錐形状の弁であり、下面に大小のくぼみ31,
32を設けている。33はスプリング、34は弁軸25
が通る孔を有するスプリング受体、35はチョウナット
である。36は下端部に弁29の下面とほぼ同径かそれ
以上の大きさの面37を有するとともに上面を平面状に
形成し、この平面部と面37との間を斜面に形成した円
錐状の遮熱体である。
【0012】炊飯部10は、洗米炊飯装置3の正面視に
おいて、脚フレ−ム6に対し前後方向に移動可能に設け
た炊飯台38、この炊飯台上に置いた外釜・内釜・蓋等
からなる炊飯釜39等を備えている。そして、該炊飯台
38は下面に複数個のキャスタ−40を設け、前端部に
上下方向において炊飯釜39の中間部の高さを有する引
き出しア−ム41を設けている。また、該炊飯釜39の
外釜内に設けたガスコンロはガス供給源と連通するガス
管42と連通している。
【0013】43は先端部にタンク1にのぞむシャワ−
を有し給水源44と連通可能に設けた給水管であって、
途中部に電磁弁45を設けている。46は一方を前記給
水管43に接続し他方を給水源44と連通可能に設けた
給水管であって、途中部に給水源44に近い側から温水
器47と電磁弁48をその順に設けている。49は洗浄
炊飯装置13とは別個に設けたリモ−トコントロ−ラで
あって、前記操作パネル13の横側(上側や下側でもよ
い)においてケ−ス11に形成した凹部に着脱自在(実
施例ではワンタッチ着脱)に設けている。そして、該リ
モ−トコントロ−ラ49は操作パネル13に設けた各種
スイッチを操作することにより発揮する機能と同機能を
発揮する各種スイッチを備えている。
【0014】50は各種デ−タや制御プログラム等を内
蔵したメモリ(図示せず)を有するマイクロコンピュ−
タの演算制御部(以下、CPUと呼ぶ)であって、算術
・論理・比較演算等の処理を行う。そして、該CPU5
0が入力インタ−フェイス51を介して入力する情報と
して、種々あるが、例えば処理量(米量)を設定する処
理量選択スイッチ52からの処理量情報、分割選択スイ
ッチ53からの分割情報、給水管43に設けた水温検出
センサ54からの水温情報、給水管46に設けた水温検
出センサ55からの水温情報等がある。56は炊飯スイ
ッチである。
【0015】CPU50から出力インタ−フェイス57
を介して出力される駆動指令信号としては、種々ある
が、例えば電磁弁45、48に対する開閉信号、温水器
47への温度調節信号、定量供給ロ−ルを駆動する駆動
モ−タ58・正逆転モ−タ16・モ−タ26への駆動指
令信号等がある。なお、リモ−トコントロ−ラ49の各
種スイッチを操作すると、情報が入力インタ−フェイス
51を介してCPU50に取り込まれた、操作パネル1
3の各種スイッチを操作するのと同様の作業を指示する
ことができる。
【0016】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、作業者は処理量選択スイッチ52を操作して希望す
る処理量を選択すると、この情報は入力インタ−フェイ
ス51を介してCPU50に取り込まれる。そして、分
割選択スイッチ53を操作して分割数を選択すると(例
えば、洗浄用のタンク1の処理能力が3升であり、処理
量が6升であると、分割数は6/3=2)、この分割情
報は入力インタ−フェイス51を介してCPU50に取
り込まれる。
【0017】作業開始用のスイッチを「ON」にする
と、CPU50から駆動指令信号を受けた駆動モ−タ5
8は駆動して定量供給ロ−ル(図示せず)を回転する。
該計量ドラムは漏斗に貯留している米をタンク1に供給
し、その後所定の3升分の回転数に達すると、CPU5
0からの駆動指令信号の出力を解除し駆動モ−タ58の
駆動を停止する。
【0018】つづいて、CPU50は出力インタ−フェ
イス57を介して正逆転モ−タ16に正転の駆動指令信
号を出力するので、ギヤ18、19を介して正逆転モ−
タ16の回転動力を伝動された回転軸15は正転し撹拌
体2をこれと同方向に回転する。また、CPU50は出
力インタ−フェイス57を介して電磁弁45に「開」信
号を出力するので、給水源44からの水は給水管43、
電磁弁45等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。そして、給水管43を通る水の水温を水温検出セン
サ54が検出する。CPU50は入力インタ−フェイス
51を介して水温情報を入力し水温Tを算出する。
【0019】従って、米は撹拌体2により撹拌されて付
着している糠やほこり等の異物と分離される。そして、
該異物は汚水とともにフィルタ−21の孔を通ってジャ
ケット22に入り排水管を通って所定の場所に排出され
る。所定時間が経過すると、CPU50は出力インタ−
フェイス57を介して正逆転モ−タ16に逆転の駆動指
令信号を出力するので、回転軸15は逆転し撹拌体2を
逆転する。従って、撹拌体2は前の回転方向とは反対の
方向に回転して米及び水を撹拌し洗浄する。以下、撹拌
体2は正逆転を繰り返して米を洗浄する。
【0020】洗浄作業を終えると、CPU50はジャケ
ット22の弁の「閉」信号を出力するので、シャワ−か
ら供給した水はタンク1に貯留される。そして、所定水
量に達すると、CPU50は出力インタ−フェイス57
を介して電磁弁45への「開」信号の出力を停止する。
つぎに、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
てモ−タ26に駆動指令信号を出力するので、モ−タ2
6は駆動しカム機構27を介して弁軸25を下側に移動
する。これに関連して弁29は下降してジャケット22
の底部を開放するので、タンク1に収容している米と水
は落下して下方の炊飯釜39の内釜に回収される。な
お、排米を終えると、モ−タ26によりカム機構27を
介して弁軸25を上側に移動するので、弁29もそれと
同方向に移動(上昇)してジャケット22の底部を閉じ
る。
【0021】つづいて、CPU50は出力インタ−フェ
イス57を介して駆動モ−タ58に駆動指令信号を出力
する。すると、定量供給ロ−ルは回転して漏斗に貯留し
ている米をタンク1に供給する。そして、残りの3升分
の回転数に達すると、CPU50からの駆動指令信号の
出力を解除し駆動モ−タ58の駆動を停止する。そし
て、再び前記と同様の動作を行い米の洗浄作業を行う
が、給水作業は前記と異なり別の系統で行なわれる。す
なわち、CPU50は出力インタ−フェイス57を介し
て電磁弁48に「開」信号を出力する。すると、給水源
44からの水は温水器47で加熱され、電磁弁48、給
水管46等を通ってシャワ−からタンク1に供給され
る。
【0022】給水管46を通る水の水温は水温検出セン
サ55により検出され、入力インタ−フェイス51を介
してCPU50に入力される。CPU50はこの水温情
報から水温T1を算出してこの水温Tと、前記水温検出
センサ54で検出した水温Tと比較演算する。そして、
CPU50は水温T1が水温Tよりも所定温度差でない
と判断すると(例えばT1−T<3)、温水器47に水
温「上げ」信号を出力して水温を高くする。その後、そ
の温度差(T1−T)が3°Cに達すると、CPU50
から温水器47への水温「上げ」信号の出力を解除す
る。なお、水温の差(3°C)は品種等の条件により任
意に選択することができる。
【0023】第2回目の水温を第1回目の水温よりも高
くして洗浄作業及び後で述べる浸漬作業を行うので、米
の吸水ムラを少くし食味を良くする。そして、処理量を
分割して洗浄するので、タンク1での洗浄性能を高く発
揮できる。そして、洗浄作業を終えると、前記したよう
に米と炊飯用の水(温水器47により加熱された水)は
タンク1から排出された炊飯釜39の内釜に回収され
る。つぎに、作業者は引き出しア−ム41を持って炊飯
台38を引き出し内釜に蓋した後炊飯台38を元の位置
に戻す。そして、浸漬を終えると、炊飯スイッチ56を
「ON」にすると、炊飯開始情報を入力したCPU50
は出力インタ−フェイス57を介してガスを供給する電
磁弁(図示せず)を「開」にする信号を出力する。作業
者(自動でもよい)は点火スイッチを「ON」にし炊飯
作業を開始する。この洗米・炊飯作業の各動作を操作パ
ネル13に設けたスイッチを操作して行ったが、作業者
が洗米炊飯装置から離れて作業する場合には、ケ−ス1
1から取り出したリモ−トコントロ−ラ49の各種スイ
ッチを操作して行う。このように、リモ−トコントロ−
ラ49を使用することにより、洗米装置3から離れて操
作できるので、点検等の作業性が非常に便利になる。ま
た、リモ−トコントロ−ラ49を操作パネル13の近く
に位置しケ−ス11に着脱自在に設けているので、リモ
−トコントロ−ラ49を失うことがなく、操作パネル1
3のスイッチが故障してもリモ−トコントロ−ラ49で
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗米炊飯装置の正面図。
【図2】洗米炊飯装置の側面図。
【図3】洗米炊飯装置の平面図。
【図4】洗浄装置の側断面図。
【図5】リモ−トコントロ−ラの斜視図。
【図6】給水系統図。
【図7】ブロック回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定量の米を複数回に分割して洗浄する
    構成とし、第2回目以降の洗浄用及び/又は炊飯用の水
    温を第1回目の水温よりも高くしてなる穀類処理装置。
JP13603894A 1994-06-17 1994-06-17 穀類処理装置 Pending JPH081018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13603894A JPH081018A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 穀類処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13603894A JPH081018A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 穀類処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH081018A true JPH081018A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15165731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13603894A Pending JPH081018A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 穀類処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081018A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190000012U (ko) * 2017-06-23 2019-01-03 손성근 양념 자동 배출장치

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