JP2004344856A - 洗米装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無洗米を攪拌することなく簡易に洗うことができる洗米装置を提供する。
【解決手段】洗米槽20の上部に給水器32が設けられた洗米装置において、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている。また、洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32からの水で洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている。また、通常の精白米を洗米するときに撹拌手段を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段を駆動停止する制御手段が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】洗米槽20の上部に給水器32が設けられた洗米装置において、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている。また、洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32からの水で洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている。また、通常の精白米を洗米するときに撹拌手段を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段を駆動停止する制御手段が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗米槽内に投入された米を自動的に洗う洗米装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、下方先細り状の漏斗部を有した洗米槽と、この洗米槽の下端に形成した排米口を開閉自在に閉鎖する排米弁と、洗米槽の上部から水を供給する給水手段と、攪拌棒を上下軸心回りに回転することによって米を攪拌する攪拌手段とを備えた洗米装置がある。
この洗米装置では、計量した米を洗米槽に投入し、給水手段により水を供給しながら攪拌棒で米を攪拌することによって洗米し、その後、給水手段からの水で水加減をし、排米弁を開くことにより米と水加減水とを排米口から排出する。
【0003】
排出された米及び水は、洗米装置の下方にセットした炊飯器に投入され、続けて炊飯作業が行われるようになっている(例えば特許文献1〜3)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−273241号公報
【特許文献2】
特開2002−273240号公報
【特許文献3】
特開2002−273243号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在炊飯する米として無洗米が使用されることが多くなっているが、現在の無洗米のレベルとして、業務用においては炊飯量が多いため、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分の影響が大きく、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良が発生し易く、このため無洗米を炊飯する前に軽く洗っているユーザーが少なくない。
また、洗米装置や自動炊飯装置を使用する場合、無洗米を導入したきっかけはコスト削減のためであることが、ユーザーの大半を占めるので、精白米の洗米を目的とした攪拌機能等がある洗米装置や自動炊飯装置では、洗いすぎによる米割れや価格面で問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、無洗米を攪拌することなく簡易に洗うことができる洗米装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられた洗米装置において、
洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられ、洗米槽20の下部に排米口21が設けられると共に、排水ジャケット25が設けられ、洗米槽20内の水を排水ジャケット25から排水するようにした洗米装置において、
洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32からの水で洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている点にある。
【0008】
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられ、洗米槽20の下部に排米口21が設けられ、該排米口21を開閉する排米弁22が設けられ、前記洗米槽20内に米を撹拌する撹拌手段24が設けられた洗米装置において、
通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段24を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段24を駆動停止する制御手段が設けられている点にある。
【0009】
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記排水通路40は、洗米槽20の下部に設けられた排水ジャケット25に連通されている点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態にかかる洗米装置1を採用した業務用等の自動炊飯装置2を示しており、この自動炊飯装置2は、メインフレーム3に対して、貯米装置4と、洗米装置1と、炊飯装置5とを上下方向に並設して備えたものとなっている。
貯米装置4は、箱型のケース体6の内部に貯米庫7を備え、該貯米庫7の下部に内部の米を計量して排出する計量器8を備えている。ケース体6の前部には操作パネル9が設けられ、この操作パネル9の裏面側に自動炊飯装置2の動作制御を行う制御部が設けられている。
【0011】
炊飯装置5は、メインフレーム3下部の引出し自在な架台10上に搭載されており、ガス式、電気式等のコンロ部11と、該コンロ部11上に設けられた外釜12と、該外釜12に装着された内釜13と、該内釜13を施蓋する蓋体14とを備え、蓋体14の中央には、開閉自在なシャッターが設けられていて、洗米装置1から投入された米等を内釜13内に受け入れ可能である。
図1及び図2において、洗米装置1は、上部が円筒形とされ、下部が下方先細り状(倒立円錐形)の漏斗部とされた洗米槽20と、該洗米槽20の下端に形成した排米口21を開閉する排米弁22とを備え、更に、洗米槽20内に給水する給水手段23とを備えている。
【0012】
洗米槽20の下部には、排水ジャケット25が設けられ、この排水ジャケット25内には、糠分や水を通過させるが米を通過させない網やパンチングメタル等の濾体26が設けられ、排水ジャケット25には、排水管27を介して排水ボックス28が接続されている。
洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出可能であり、排水ボックス28内には排水管27を開閉する排水弁が内蔵されている。
【0013】
洗米槽20の上部側面には、オーバーフロー口29が形成され、該オーバーフロー口29には上下方向の排水管30の上部が接続され、該排水管30の下端が排水ボックス28に接続されている。
したがって、洗米槽20内の水がオーバーフロー口29まで達すると、該オーバーフロー口29から排水管30、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
前記給水手段23は、洗米槽20の上部に設けられたノズル、シャワー等の給水器32を備え、該給水器32は、給水管33を介して水道、貯水タンク等の圧力水源に接続されている。
【0014】
排米弁22は円錐形状に形成され、その上端部が操作軸35の下端に連結されている。操作軸35は、洗米槽20の中心に上下方向に配設され、上端が洗米槽20から突出してカム、クランク機構、モータ等を有する駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によって上下動されるようになっている。
この操作軸35の上下動によって排米弁22も昇降し、上昇したときに排米口21を閉じ、下降したときに排米口21を開放する。
前記洗米装置1は無洗米用のものであって、通常の精白米用の洗米装置とは異なり、洗米槽20内に、米を攪拌するための攪拌手段は設けられておらず、洗米槽20の給水器32の下方が、給水器32からの水(の勢い)で洗米する攪拌不能な洗米空間部37とされている。
【0015】
洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が設けられている。洗米籠39は、排水ジャケット25の廬体26と同様に糠分や水を通過させるが米を通過させない網やパンチングメタル等で構成され、洗米籠39は、洗米槽20の内壁面から内方に離間される共に、洗米槽20の内壁面に沿って配置されており、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に排水通路40が形成されている。
洗米籠39の上端部は洗米槽20の内壁面に向けて外方突出されて、洗米籠39の上端が全周に亘って洗米槽20の内壁面に接当又は連結され、これにより排水通路40の上端側を閉塞すると共に、洗米籠39の上端側に、洗米籠39内に米を投入するための開口42が設けられている。洗米籠39の下端部に、排水ジャケット25の濾体26が一体に形成されていて、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に形成された前記排水通路40は、排水ジャケット25に連通されている。
【0016】
上記構成の自動炊飯装置2について一連の動作を概説する。
まず、操作パネル9によって所望の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上がり時間等のデータを入力したのち、動作をスタートすると、貯米装置4における計量器8が作動して所望量の無洗米を計量し、洗米槽20の洗米籠39内に投入する。
その後、洗米槽20では、洗米工程が開始し、給水手段23の給水器32からの水が洗米籠39の無洗米に向けて放出されて、無洗米の澱粉質による溶出固形分が洗い流され、このとき生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
【0017】
その後、排水ジャケット25からの排水を停止し、給水手段23から水を供給することにより濁水をオーバーフロー口29から排水させ、洗米工程が終了する。洗米工程が終了すると、洗米槽20内の水が排水ジャケット25から全部排水される。その後、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
従って、無洗米に給水器32から水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。しかも、洗米籠39によって大きな面積で水を切ることができて、溶出固形分のキレをよくして攪拌機能がなくても水の勢いだけで溶出固形分等を効率よく取り除くことができるようになる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、米を攪拌するための攪拌手段がないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができるし、攪拌手段が不要になり、洗米装置乃至自動炊飯装置の製造コストを削減して、洗米装置乃至自動炊飯装置を安価に提供することができる。
【0018】
図3は他の実施形態を示し、前記洗米籠39が省略され、洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32の水を直接当てて洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
この実施の形態の場合、無洗米が洗米槽20の攪拌不能な洗米空間部37に投入され、給水手段23の給水器39からの水が洗米空間部37の無洗米に向けて放出されて、無洗米の澱粉質による溶出固形分とが水の勢いで洗い流され、このとき生じる濁水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
【0019】
従って、図1及び図2に実施の形態の場合と同様に、無洗米に給水器32から水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、米を攪拌するための攪拌手段がないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができるし、攪拌手段が不要になり、洗米装置乃至自動炊飯装置の製造コストを削減して、洗米装置乃至自動炊飯装置を安価に提供することができる。
【0020】
図4は、本発明の他の実施形態を示し、前記図1及び図2の実施形態の場合と同様に、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が設けられ、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に排水通路40が形成されている。また、洗米槽20の洗米籠39内に、米を攪拌するための攪拌手段44が設けられていて、通常の精白米と無洗米との両方を洗米できるようになっている。
攪拌手段44は、洗米槽20の上部に上下軸心回りに回転自在に支持された回転軸47と、該回転軸47に取り付けられた攪拌体49とを有する。
【0021】
回転軸47は、筒形状に形成されていて、筒内部に前記操作軸35を上下摺動自在で相対回転自在に挿通している。また、回転軸47は、ベベルギヤ機構、モータ等を有する駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によって軸心回りに回転する。また、回転軸47は、その下端が洗米槽20の下部にまで至る長さを有している。攪拌体49は、中実又は中空の棒材よりなり、回転軸47に対して放射状に複数本設けられている。
そして、操作パネル9に設けた選択ボタン等によって、洗米乃至炊飯する米を、無洗米以外の通常の精白米と無洗米とに選択設定することができ、通常の精白米が選択された場合には、図示省略の制御手段(例えば、操作パネル9の裏面側に設けられている制御部)により、通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段44を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段44を駆動停止すべく制御するようになっている。
【0022】
上記実施の形態によれば、通常の精白米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段44が作動するとともに給水器32から給水され、米をかき混ぜながら水洗いする。このとき、洗米槽20内では、攪拌体39によって米をかき混ぜることができるため、洗米籠39内の米を均一に洗うことができ、後工程としての炊飯作業でおいしいご飯が炊けるようになる。このときに生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25に排出されて、排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0023】
無洗米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が駆動を停止したままで、給水手段23から給水され、洗米籠39内の無洗米をかき混ぜることなく給水器32から直接水を当てて無洗米を水洗いする。このとき、生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25に排出されて、通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0024】
従って、前記図1及び図2の実施の形態の場合と同様に、無洗米に給水器32からの水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。しかも、洗米籠39によって大きな面積で水を切ることができて、溶出固形分のキレをよくして攪拌がなくても水の勢いだけで溶出固形分等を効率よく取り除くことができるようになる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、無洗米を攪拌しないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【0025】
図5は他の実施形態を示し、前記洗米籠39が省略されている。その他の点は前記図4の実施の形態の場合と同様の構成であり、図示省略の制御手段により、通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段44を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段44を駆動停止すべく制御するようになっている。
この実施の形態の場合、前記図4の実施の形態の場合と同様に、通常の精白米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が作動するとともに給水手段23から給水され、米をかき混ぜながら水洗いする。このとき、洗米槽20内では、攪拌体39によって米をかき混ぜることができるため、洗米槽39内の米を均一に洗うことができ、後工程としての炊飯作業でおいしいご飯が炊けるようになる。このとき洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。その後、洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0026】
無洗米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が駆動を停止したままで、給水器32から無洗米に給水され、洗米籠39内の無洗米をかき混ぜることなく給水器32から直接水を当てて無洗米を水洗いする。このとき、洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0027】
従って、前記図4の実施形態の場合と同様に、無洗米に給水器32からの水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、無洗米を攪拌しないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、無洗米を攪拌することなく簡易に洗うことができ、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動炊飯装置の正面図である。
【図2】同洗米槽の概略正面図である。
【図3】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【図4】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【図5】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【符号の説明】
1 洗米装置
2 自動炊飯装置
20 洗米槽
21 排米口
22 排米弁
32 給水器
37 洗米空間部
39 洗米籠
40 排水通路
44 攪拌手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗米槽内に投入された米を自動的に洗う洗米装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、下方先細り状の漏斗部を有した洗米槽と、この洗米槽の下端に形成した排米口を開閉自在に閉鎖する排米弁と、洗米槽の上部から水を供給する給水手段と、攪拌棒を上下軸心回りに回転することによって米を攪拌する攪拌手段とを備えた洗米装置がある。
この洗米装置では、計量した米を洗米槽に投入し、給水手段により水を供給しながら攪拌棒で米を攪拌することによって洗米し、その後、給水手段からの水で水加減をし、排米弁を開くことにより米と水加減水とを排米口から排出する。
【0003】
排出された米及び水は、洗米装置の下方にセットした炊飯器に投入され、続けて炊飯作業が行われるようになっている(例えば特許文献1〜3)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−273241号公報
【特許文献2】
特開2002−273240号公報
【特許文献3】
特開2002−273243号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在炊飯する米として無洗米が使用されることが多くなっているが、現在の無洗米のレベルとして、業務用においては炊飯量が多いため、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分の影響が大きく、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良が発生し易く、このため無洗米を炊飯する前に軽く洗っているユーザーが少なくない。
また、洗米装置や自動炊飯装置を使用する場合、無洗米を導入したきっかけはコスト削減のためであることが、ユーザーの大半を占めるので、精白米の洗米を目的とした攪拌機能等がある洗米装置や自動炊飯装置では、洗いすぎによる米割れや価格面で問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、無洗米を攪拌することなく簡易に洗うことができる洗米装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられた洗米装置において、
洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられ、洗米槽20の下部に排米口21が設けられると共に、排水ジャケット25が設けられ、洗米槽20内の水を排水ジャケット25から排水するようにした洗米装置において、
洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32からの水で洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている点にある。
【0008】
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20の上部に給水器32が設けられ、洗米槽20の下部に排米口21が設けられ、該排米口21を開閉する排米弁22が設けられ、前記洗米槽20内に米を撹拌する撹拌手段24が設けられた洗米装置において、
通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段24を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段24を駆動停止する制御手段が設けられている点にある。
【0009】
また、本発明の他の技術的手段は、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が、洗米槽20の内壁面との間で排水通路40を形成するように設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記排水通路40は、洗米槽20の下部に設けられた排水ジャケット25に連通されている点にある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態にかかる洗米装置1を採用した業務用等の自動炊飯装置2を示しており、この自動炊飯装置2は、メインフレーム3に対して、貯米装置4と、洗米装置1と、炊飯装置5とを上下方向に並設して備えたものとなっている。
貯米装置4は、箱型のケース体6の内部に貯米庫7を備え、該貯米庫7の下部に内部の米を計量して排出する計量器8を備えている。ケース体6の前部には操作パネル9が設けられ、この操作パネル9の裏面側に自動炊飯装置2の動作制御を行う制御部が設けられている。
【0011】
炊飯装置5は、メインフレーム3下部の引出し自在な架台10上に搭載されており、ガス式、電気式等のコンロ部11と、該コンロ部11上に設けられた外釜12と、該外釜12に装着された内釜13と、該内釜13を施蓋する蓋体14とを備え、蓋体14の中央には、開閉自在なシャッターが設けられていて、洗米装置1から投入された米等を内釜13内に受け入れ可能である。
図1及び図2において、洗米装置1は、上部が円筒形とされ、下部が下方先細り状(倒立円錐形)の漏斗部とされた洗米槽20と、該洗米槽20の下端に形成した排米口21を開閉する排米弁22とを備え、更に、洗米槽20内に給水する給水手段23とを備えている。
【0012】
洗米槽20の下部には、排水ジャケット25が設けられ、この排水ジャケット25内には、糠分や水を通過させるが米を通過させない網やパンチングメタル等の濾体26が設けられ、排水ジャケット25には、排水管27を介して排水ボックス28が接続されている。
洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出可能であり、排水ボックス28内には排水管27を開閉する排水弁が内蔵されている。
【0013】
洗米槽20の上部側面には、オーバーフロー口29が形成され、該オーバーフロー口29には上下方向の排水管30の上部が接続され、該排水管30の下端が排水ボックス28に接続されている。
したがって、洗米槽20内の水がオーバーフロー口29まで達すると、該オーバーフロー口29から排水管30、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
前記給水手段23は、洗米槽20の上部に設けられたノズル、シャワー等の給水器32を備え、該給水器32は、給水管33を介して水道、貯水タンク等の圧力水源に接続されている。
【0014】
排米弁22は円錐形状に形成され、その上端部が操作軸35の下端に連結されている。操作軸35は、洗米槽20の中心に上下方向に配設され、上端が洗米槽20から突出してカム、クランク機構、モータ等を有する駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によって上下動されるようになっている。
この操作軸35の上下動によって排米弁22も昇降し、上昇したときに排米口21を閉じ、下降したときに排米口21を開放する。
前記洗米装置1は無洗米用のものであって、通常の精白米用の洗米装置とは異なり、洗米槽20内に、米を攪拌するための攪拌手段は設けられておらず、洗米槽20の給水器32の下方が、給水器32からの水(の勢い)で洗米する攪拌不能な洗米空間部37とされている。
【0015】
洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が設けられている。洗米籠39は、排水ジャケット25の廬体26と同様に糠分や水を通過させるが米を通過させない網やパンチングメタル等で構成され、洗米籠39は、洗米槽20の内壁面から内方に離間される共に、洗米槽20の内壁面に沿って配置されており、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に排水通路40が形成されている。
洗米籠39の上端部は洗米槽20の内壁面に向けて外方突出されて、洗米籠39の上端が全周に亘って洗米槽20の内壁面に接当又は連結され、これにより排水通路40の上端側を閉塞すると共に、洗米籠39の上端側に、洗米籠39内に米を投入するための開口42が設けられている。洗米籠39の下端部に、排水ジャケット25の濾体26が一体に形成されていて、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に形成された前記排水通路40は、排水ジャケット25に連通されている。
【0016】
上記構成の自動炊飯装置2について一連の動作を概説する。
まず、操作パネル9によって所望の炊飯量、水加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上がり時間等のデータを入力したのち、動作をスタートすると、貯米装置4における計量器8が作動して所望量の無洗米を計量し、洗米槽20の洗米籠39内に投入する。
その後、洗米槽20では、洗米工程が開始し、給水手段23の給水器32からの水が洗米籠39の無洗米に向けて放出されて、無洗米の澱粉質による溶出固形分が洗い流され、このとき生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
【0017】
その後、排水ジャケット25からの排水を停止し、給水手段23から水を供給することにより濁水をオーバーフロー口29から排水させ、洗米工程が終了する。洗米工程が終了すると、洗米槽20内の水が排水ジャケット25から全部排水される。その後、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
従って、無洗米に給水器32から水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。しかも、洗米籠39によって大きな面積で水を切ることができて、溶出固形分のキレをよくして攪拌機能がなくても水の勢いだけで溶出固形分等を効率よく取り除くことができるようになる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、米を攪拌するための攪拌手段がないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができるし、攪拌手段が不要になり、洗米装置乃至自動炊飯装置の製造コストを削減して、洗米装置乃至自動炊飯装置を安価に提供することができる。
【0018】
図3は他の実施形態を示し、前記洗米籠39が省略され、洗米槽20の給水器32の下方に、給水器32の水を直接当てて洗米する攪拌不能な洗米空間部37が設けられている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
この実施の形態の場合、無洗米が洗米槽20の攪拌不能な洗米空間部37に投入され、給水手段23の給水器39からの水が洗米空間部37の無洗米に向けて放出されて、無洗米の澱粉質による溶出固形分とが水の勢いで洗い流され、このとき生じる濁水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。
【0019】
従って、図1及び図2に実施の形態の場合と同様に、無洗米に給水器32から水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、米を攪拌するための攪拌手段がないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができるし、攪拌手段が不要になり、洗米装置乃至自動炊飯装置の製造コストを削減して、洗米装置乃至自動炊飯装置を安価に提供することができる。
【0020】
図4は、本発明の他の実施形態を示し、前記図1及び図2の実施形態の場合と同様に、洗米槽20内に、水を通して米を通さない洗米籠39が設けられ、洗米籠39と洗米槽20の内壁面との間に排水通路40が形成されている。また、洗米槽20の洗米籠39内に、米を攪拌するための攪拌手段44が設けられていて、通常の精白米と無洗米との両方を洗米できるようになっている。
攪拌手段44は、洗米槽20の上部に上下軸心回りに回転自在に支持された回転軸47と、該回転軸47に取り付けられた攪拌体49とを有する。
【0021】
回転軸47は、筒形状に形成されていて、筒内部に前記操作軸35を上下摺動自在で相対回転自在に挿通している。また、回転軸47は、ベベルギヤ機構、モータ等を有する駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によって軸心回りに回転する。また、回転軸47は、その下端が洗米槽20の下部にまで至る長さを有している。攪拌体49は、中実又は中空の棒材よりなり、回転軸47に対して放射状に複数本設けられている。
そして、操作パネル9に設けた選択ボタン等によって、洗米乃至炊飯する米を、無洗米以外の通常の精白米と無洗米とに選択設定することができ、通常の精白米が選択された場合には、図示省略の制御手段(例えば、操作パネル9の裏面側に設けられている制御部)により、通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段44を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段44を駆動停止すべく制御するようになっている。
【0022】
上記実施の形態によれば、通常の精白米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段44が作動するとともに給水器32から給水され、米をかき混ぜながら水洗いする。このとき、洗米槽20内では、攪拌体39によって米をかき混ぜることができるため、洗米籠39内の米を均一に洗うことができ、後工程としての炊飯作業でおいしいご飯が炊けるようになる。このときに生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25に排出されて、排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0023】
無洗米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が駆動を停止したままで、給水手段23から給水され、洗米籠39内の無洗米をかき混ぜることなく給水器32から直接水を当てて無洗米を水洗いする。このとき、生じる濁水は、洗米籠39から排水通路40に流れ、排水ジャケット25に排出されて、通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0024】
従って、前記図1及び図2の実施の形態の場合と同様に、無洗米に給水器32からの水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。しかも、洗米籠39によって大きな面積で水を切ることができて、溶出固形分のキレをよくして攪拌がなくても水の勢いだけで溶出固形分等を効率よく取り除くことができるようになる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、無洗米を攪拌しないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【0025】
図5は他の実施形態を示し、前記洗米籠39が省略されている。その他の点は前記図4の実施の形態の場合と同様の構成であり、図示省略の制御手段により、通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段44を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段44を駆動停止すべく制御するようになっている。
この実施の形態の場合、前記図4の実施の形態の場合と同様に、通常の精白米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が作動するとともに給水手段23から給水され、米をかき混ぜながら水洗いする。このとき、洗米槽20内では、攪拌体39によって米をかき混ぜることができるため、洗米槽39内の米を均一に洗うことができ、後工程としての炊飯作業でおいしいご飯が炊けるようになる。このとき洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。その後、洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0026】
無洗米を洗米する場合には、洗米工程が開始すると、攪拌手段24が駆動を停止したままで、給水器32から無洗米に給水され、洗米籠39内の無洗米をかき混ぜることなく給水器32から直接水を当てて無洗米を水洗いする。このとき、洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外部へ排出される。洗米工程が終了すると、給水手段23により水加減がなされ、排米弁22の開放により無洗米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入され、炊飯工程に移行する。
【0027】
従って、前記図4の実施形態の場合と同様に、無洗米に給水器32からの水を直接当てて水の勢いで無洗米を洗うことができて、無洗米に付着した澱粉質等による溶出固形分を洗い流すことができる。その結果、溶出固形分等の影響を少なくし、炊飯ブロックや熱ブロックによる炊きあがり不良の発生を防止することができる。また、無洗米を攪拌しないため、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、無洗米を攪拌することなく簡易に洗うことができ、無洗米の洗いすぎによる米割れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動炊飯装置の正面図である。
【図2】同洗米槽の概略正面図である。
【図3】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【図4】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【図5】他の実施形態を示す洗米槽の概略正面図である。
【符号の説明】
1 洗米装置
2 自動炊飯装置
20 洗米槽
21 排米口
22 排米弁
32 給水器
37 洗米空間部
39 洗米籠
40 排水通路
44 攪拌手段
Claims (5)
- 洗米槽(20)の上部に給水器(32)が設けられた洗米装置において、
洗米槽(20)内に、水を通して米を通さない洗米籠(39)が、洗米槽(20)の内壁面との間で排水通路(40)を形成するように設けられていることを特徴とする洗米装置。 - 洗米槽(20)の上部に給水器(32)が設けられ、洗米槽(20)の下部に排米口(21)が設けられると共に、排水ジャケット(25)が設けられ、洗米槽(20)内の水を排水ジャケット(25)から排水するようにした洗米装置において、
洗米槽(20)の給水器(32)の下方に、給水器(32)からの水で洗米する攪拌不能な洗米空間部(37)が設けられていることを特徴とする洗米装置。 - 洗米槽(20)の上部に給水器(32)が設けられ、洗米槽(20)の下部に排米口(21)が設けられ、該排米口(21)を開閉する排米弁(22)が設けられ、前記洗米槽(20)内に米を撹拌する撹拌手段(24)が設けられた洗米装置において、
通常の精白米を洗米するときに前記撹拌手段(24)を駆動すると共に、無洗米を洗米するときに撹拌手段(24)を駆動停止する制御手段が設けられていることを特徴とする洗米装置。 - 洗米槽(20)内に、水を通して米を通さない洗米籠(39)が、洗米槽(20)の内壁面との間で排水通路(40)を形成するように設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の洗米装置。
- 前記排水通路(40)は、洗米槽(20)の下部に設けられた排水ジャケット(25)に連通されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の洗米装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003148116A JP2004344856A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 洗米装置 |
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Cited By (2)
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CN107028475A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 李亚锐 | 一种用于烹调设备的底部漏喷装置及其烹调设备 |
CN110353510A (zh) * | 2019-07-09 | 2019-10-22 | 杭州九阳小家电有限公司 | 一种烹饪装置的清洗方法及烹饪装置 |
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- 2003-05-26 JP JP2003148116A patent/JP2004344856A/ja active Pending
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