JP2011020042A - 洗米装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】清掃が必要な清掃箇所が定められた洗米装置において、清掃箇所に対して清掃を促す清掃表示を行うための運転回数をそれぞれ設定する清掃表示設定部85と、実運転数が清掃表示設定部85により設定された運転回数になったときに清掃箇所に対して清掃表示を行う清掃表示指令部87と、清掃箇所の清掃周期を設定する清掃周期設定部86とを備え、清掃表示指令部87は、実運転数が清掃表示設定部85により設定された運転回数になっていない場合にも清掃周期設定部86に設定した清掃周期になったときは、清掃表示を行う清掃表示推進機能を具備している。
【選択図】図2
Description
このような洗米装置では、洗米槽で米を洗米したときの排水は、排水ジャケットを介して排水ボックスへと流され、排水ボックスから外部へと排水するようになっている。洗米装置において、繰り返し米の洗浄を行うと、例えば、洗米タンク等が米ぬか等により汚れるため、これら洗米タンクを清掃箇所と定め、定めた清掃箇所を作業員が手作業により洗浄していた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、清掃を促す表示を行うことによって清掃箇所の清掃を忘れることを防止することができる洗米装置を提供することを目的とする。
前記清掃表示指令部は、実運転数が前記清掃表示設定部により設定された運転回数になっていない場合にも前記清掃周期設定部に設定した清掃周期になったときは、清掃表示を行うように構成されていることが好ましい。
図1は、洗米装置を備えた炊飯機を示している。
図1〜図3に示すように、この炊飯機1は、米を貯米する貯米庫2と、洗米装置3と、洗米装置3で洗米された米を炊飯する炊飯器4と、これら炊飯器4、貯米庫2、洗米装置3を支持する装置フレーム5とを備えたものである。
貯米庫2は、略箱型に形成されたケース6と、このケース6内に設けられた漏斗状の貯米タンク7とを有している。ケース6の前後壁又は左右側壁には、内部に連通する吸気口17(フィルター)が設けられている。例えば、吸気口17は複数の孔から形成されたものである。
ケース6の上部は、蓋体10により開閉自在とされていて、この蓋体10を開いて貯米タンク7内に米を補給可能となっている。ケース6の前面には、各種設定を行う表示装置11が設けられている。
洗米槽12は、米が投入される洗米タンク20と、この洗米タンク20内の米を攪拌する攪拌部材21とを備えている。洗米タンク20は、貯米庫2(ケース6)の下端に着脱自在に設けられると共に、貯米庫2内に設けられた計量部9により計量された米が上端から投入される構造となっている。洗米タンク20の下端には開口部22が形成されている
。この洗米タンク20は、貯米庫2(ケース6)の下部側に設けられたフック部材23との係止を解除することにより取り外しができるようになっている。
底壁26には、洗米タンク20の開口部22からの米等を炊飯器4へと通す排米口27が設けられている。この排米口27に円錐状の排米弁28が挿入されている。この排米弁28は、上下を向く上下軸29の下端に昇降自在に設けられ、上下軸29の上端側に設けられた昇降装置30の昇降により排米口27を開閉するようになっている。排米口27が開放状態(排米弁開位置)であるか、排米口27が閉鎖状態(排米弁閉位置)であるかはセンサにより検知され、排米弁開位置の信号や排米弁閉位置の信号は制御部16に入力されるようになっている。
排水ボックス14は、箱型に形成されたもので、例えば、排水ボックス14の前面側は着脱自在な蓋37となっており、この蓋37を取り外すことにより、排水ボックス14内の洗浄(掃除)が行えるようになっている。排水ボックス14には、排水ジャケット13の排水口32と対向する側に入水口33が形成されている。そして、入水口33にパイプ(配管)34の一端が接続されて、排水ジャケット13の排水口32にパイプ34の他端が接続されることにより、排水ボックス14と排水ジャケット13とは連通している。
さらに詳しくは、開閉部材35は、入水口33を閉鎖可能な開閉部40と、先端側に開閉部40が連結されると共に左右方向移動自在に支持された軸部41とを備えており、この軸部41の基端側にへの字状(屈曲した)のリンク部材36が連結されている。リンク部材36の屈曲部側は揺動自在に枢支されて、リンク部材36の基端側に、上下動によりリンク部材36を揺動させる連動部材42が連結されている。この連動部材42は、油圧シリンダや駆動モータ等の開閉駆動装置45により上下動するものとなっている。
一方、開閉駆動装置45の駆動させることにより連動部材42を上方へと移動させると、リンク部材36の先端部が右側に移動することによって、開閉部40が軸部41を介して右側に移動して閉鎖姿勢(入水口33が閉鎖する)となる。 排水ボックス14内の排水は、当該排水ボックス14に形成された排水口47から外部へ排出されるようになっている。なお、排水口47には、排水を外部へと導く排水ホース(図示省略)が着脱自在に接続されている。また、排水ボックス14の上部と洗米タンク20との間には、オーバフロー管38が接続されていて、洗米タンク20からオーバフローした排水等がオーバフロー管38を介して排水ボックス14内へ流入するようになっている。
給水部15は、洗米タンク20の上部側に設けられた給水ノズル51と、水道水蛇口等の給水源を給水ノズル51に供給するための給水路(配管)52と、給水路52に設けられた第1開閉弁(電磁開閉バルブ)53と、給水路52に設けられた流量センサ54と、手動により給水路52を開閉する第2開閉弁(蛇口)55とを備えている。また、第2開閉弁55より給水ノズル51側には、着脱自在なストレーナ(給水コシ網)56が設けられている。
炊飯器4は、上端開口状の内釜60と、この内釜60が上方から挿脱自在に挿入されて収納される外釜61と、内釜60の上端開口を開閉自在に閉塞する蓋体62と、内釜60の下方に配置されていて該内釜60を加熱するガスコンロ、IHヒータ等の加熱手段等とを有している。この炊飯器4は、装置フレーム5に略水平方向一方向に設けられた載置台63に載置されていて、載置台63を介して引き出し自在とされている。
図4は、洗米装置3の清掃箇所と、貯米庫2における清掃箇所を示したものである。
図4(a)に示すように、洗米タンク20には米を洗米したときに米ぬかなどの付着物が内部に付くため、当該洗米タンク20を清掃箇所としている。清掃にあたっては、フック部材23の係止を解除することにより洗米タンク20を取り外して内部の水洗い等を行う。なお、この実施形態では、洗米タンク20を取り外すに際して、当該洗米タンク20の高さ等の関係から洗米タンク20の下部の排水ジャケット13を先に取り外さなければ、洗米タンク20が取り外しできないようになっている。つまり、洗米タンク20を取り外す際は、必ず排水ジャケット13も取り外すことになり、洗米タンク20を清掃する際には、必然的に排水ジャケット13も清掃することになる。
図4(c)に示すように、排水ホースには様々な排水が流れ米ぬか等の付着物が内部に付くため、排水ホースを清掃箇所としている。清掃にあたっては、排水ボックス14に装着した排水ホースを取り外して内部の水洗い等を行う。排水ホースを取り外して清掃を行う際に、排水ボックス14の蓋37を取り外して排水ボックス14内も清掃することが好ましい。
以上のように、洗米タンク20、排水ジャケット13、排水ホース、給水コシ網56、吸気口17(フィルター)が清掃箇所として定められているが、本発明では、これらの清掃箇所を清掃するタイミングを表示装置11の表示部70に表示するものとなっている。また、図4に示すように、表示部70には炊飯機1(洗米装置3)を表す図が表示されるようになっており、当該図上に清掃箇所が表示されるようになっている。
図5に示すように、表示装置11は、表示部70と、炊飯機1の各種設定や選択等を行う操作部71と、制御部16とを備えている。この表示装置11では、表示部70に表示された設定項目を操作部71で選択したり、設定項目の設定内容を操作部71により操作して内容の変更等をすることによって、炊飯機1における各種設定を行うことができるようになっている。
表示装置11の操作部71は、設定キー72と、スタートキー73と、予約キー74と、取消キー75と、上キー76、下キー77、左キー78、右キー79と、補助機能キー80とを備えている。これらの各キーは、ケース6の前面に設けられていて、表示部70の周囲に配置されている。表示装置11の表示部70は、液晶パネルから構成されていてケース6の前面に設けられている。
炊飯機1の電源を入れると、表示部70には、初期画面(運転中画面)Aが表示されるようになっており、初期画面Aで設定キー72を押すと、メニューセット画面Bに画面が切り替わる。また、初期画面Aで補助機能キー80を押すと、補助機能画面Cに画面が切り替わる。メニューセット画面Bにてスタートキー73を押すと炊飯機1での炊飯を開始することができる。
制御部16は、表示装置11を制御したり、洗米槽12の動作を制御するものである。なお、この実施形態では、制御部16は、洗米装置3の制御を行うものであるが、炊飯器4の制御を行うものであっても炊飯機1全体の制御を行うものであってもよい。詳しくは、制御部16は、各種指令信号によって、計量部9を回転させる計量駆動装置8、排米弁28を昇降させる昇降装置30、給水部15の開閉弁53、攪拌部材21を回転させる攪拌駆動装置50、連動部材42を下方へ移動させる開閉駆動装置45(開閉部材35の開閉)、表示装置11等を制御する。
清掃表示設定部85は、各清掃箇所に対して清掃を促す清掃表示を行うための運転回数をそれぞれ設定するものである。即ち、清掃表示設定部85は、炊飯機1の運転(洗米装置3の運転)が何回行われたときに清掃表示を行うかを、清掃箇所毎に設定するものである。
源を入れると作動し、当該清掃表示設定部85により、設定モード画面(設定機能モードによる画面)Dが表示される。そして、清掃表示設定部85により設定モード画面Dにて各清掃箇所の運転回数を設定する
図7(a)に示すように、操作部71の操作により設定機能モードDにて洗米タンク20を示す画面に移行して、左キー78又は右キー79を押すことにより、洗米タンク20に対する運転回数を設定することができる。同様に、図7(b)に示すように、操作部71の操作により設定機能モードDにて排水ジャケット13を示す画面に移行して、左キー78又は右キー79を押すことにより、排水ジャケット13に対する運転回数を設定することができる。
運転回数=1日の予定運転回数×清掃周期 ・・・(1)
清掃周期設定部86は、各清掃箇所の清掃周期をそれぞれ設定するものである。即ち、清掃周期設定部86は、例えば、何日毎に清掃を行うかを、清掃箇所毎に設定するものである。
図8(a)に示すように、操作部71の操作により設定機能モードDにて洗米タンク20を示す画面に移行して、左キー78又は右キー79を押すことにより、洗米タンク20に対する清掃周期を設定することができる。同図では、清掃周期日数は30日であって、洗米タンク20を30日毎に清掃することを示している。また、図8(b)に示すように、操作部71の操作により設定機能モードDにて排水ジャケット13を示す画面に移行して、左キー78又は右キー79を押すことにより、排水ジャケット13に対する清掃周期を設定することができる。同図では、清掃周期日数は7日であって、排水ジャケット13を7日毎に清掃することを示している。
以上のように、清掃周期設定部86によって、複数の清掃箇所における清掃周期をそれぞれ個別に設定することができる。
清掃表示指令部87は、洗米装置3(炊飯機1)における実際の運転回数(実運転数)
が清掃表示設定部85により設定された運転回数になったとき、又は、清掃周期設定部86に設定した清掃周期になったときに、当該運転回数又は清掃周期に対応する清掃箇所に対して清掃表示を行うものである。
また、上述した例では、実運転数が予め設定した運転回数に一致したときの清掃表示と、日数が清掃周期に達したときの清掃表示とを別々のものにしていたが、図10に示すように、これらの清掃表示は同じものであってもよい。
まず、制御部16は、清掃周期設定部86により設定した清掃箇所(洗米タンク)の清掃周期を読み込む(S1)。また、清掃表示設定部85により設定した洗米タンク20の運転回数を読み込む(S2)。
受け付ける一方でそれ以外のキーについては入力は受け付けないようにし、取消キー75が押されない限り、表示部70の処理又は洗米装置3の処理が進まないようにする。取消キー75が押されると、表示部70に表示した清掃箇所における実運転数は零にリセットされて、表示部70における表示は清掃表示からメニューセット画面B等に切り替わり、洗米装置3における運転ができるようになる。
まず、洗浄モードについて説明する。
図12に示すように、自動洗浄機能は、補助機能キー80を押すことりより、補助機能画面Cを表示部70に表示して、補助機能画面Cの自動洗浄というメニューをカーソル等により選択することにより使用することができる。この自動洗浄のメニューを選択すると、補助機能画面C上には、自動洗浄を有効にする「有効」と、自動洗浄を無効にする「無効」と、自動洗浄の時刻(洗浄を行う時刻を予約する洗浄予約機能)を設定するための「設定」とのそれぞれが表示される。
そして、自動洗浄の時刻を設定するための「設定」をカーソル等により選択して決定する(カーソルを設定に合わせてスタートキーを押す)と、補助機能画面Cが、自動洗浄の予約時刻を設定するための画面(自動洗浄時刻セット画面)に切り替わる。自動洗浄時刻セット画面では、予約時刻を示す「時」及び「分」が表示されて、「時」に対応する数値にカーソルを合わせてキー等を押すことにより「時」に対応する数値が変更するようになっていると共に、「分」に対応する数値にカーソルを合わせてキー等を押すことにより「分」に対応する数値が変更するようになっている。これにより、洗浄を行う時刻を予約す
ることができる。
図14は、洗浄モードの動作を示したものである。
洗浄モードでは、まず、現在の時刻が自動洗浄開始時刻になっているか否かを判定する(時刻判定工程S10)。即ち、時刻判定工程S10では、現在の時刻が洗浄予約機能(自動洗浄機能)によって設定した予約時刻になっているか否かを判定する。現在の時刻が予約時刻になっていると、洗米槽12による米の洗米動作が行われていないかどうかを判定する(洗米動作判定工程S11)。洗米動作判定工程S11では、例えば、計量部9を回転させる計量駆動装置8、攪拌部材21を回転させる攪拌駆動装置50のいずれかが作動しているときは、洗米動作が行われていると判断する(S11、No)。また、排米弁28を昇降させる昇降装置30、給水部15の開閉弁53、連動部材42を下方へ移動させる開閉駆動装置45のいずれかが、洗米を行うために動作している場合であっても、洗米動作が行われていると判断する(S11、No)。
洗浄モードでは、米の洗米動作が行われていない場合(洗米動作判定工程S11、Yes)、運転予約機能により運転が予約されているか否かを判断し(運転予約判定工程S12)、洗浄予約機能における予約時刻と運転予約機能に設定した時刻(炊き上がり時刻)から逆算したときの洗米時刻とがオーバラップしていないか(一致しているか否か)を判定する(予約時刻判定工程S13)。
そして、指令信号により開閉駆動装置45を駆動させて連動部材42を上方へ移動させ(S15)、これにより、開閉部材35を閉鎖位置にする。開閉駆動装置45が所定時間
(例えば、7秒間)駆動したか否かを判定して(S16)、所定時間が過ぎれば次の処理へ進む。開閉駆動装置45を所定時間動作させることによって、確実に開閉部材35を閉鎖することができる。
給水ノズル51による給水を開始してからの実績給水量が予め設定した予定給水量に達したか否かを判定する(給水量判定工程S19)。実績給水量が予定給水量(例えば、5L)に達していない場合は、給水ノズル51による給水を開始してからの実績給水時間が予定給水時間に達しているか否かを判定する(S20)。実績給水時間が予定給水時間に達していない場合は、給水量判定工程S19に戻り、実績給水時間が予定給水時間に達した場合は、次の処理へ進む。また、実績給水量が予定給水量に達した場合も、次の処理へ進む。そして、給水部15の開閉弁53を閉鎖して給水ノズル51からの洗米タンク20への水の供給を停止する(S21)。
次に、実績給水量及び実績給水時間をクリア(零にリセット)し(S22)、指令信号により攪拌駆動装置50を駆動させて攪拌部材21を回転させる(攪拌洗浄工程S23)。そして、攪拌駆動装置50が駆動した時間(攪拌駆動装置50が駆動を開始してからの時間)、即ち、攪拌部材21が回転した時間(攪拌部材21が回転を開始してからの時間)が予め設定した予定駆動時間(例えば、10秒間)になったか否かを判定する(S24)。
そして、開閉駆動装置45を停止してからの時間(開閉部材35が開放状態にしてからの時間)、が予め設定した最低開放時間(例えば、60秒間)になったか否かを判定する(S26)。そして、開閉部材35が停止してからの時間(開閉部材35が開放状態になってからの時間)が最低開放時間になると、攪拌駆動装置50を再び駆動させて攪拌部材21の回転を再開する(S27)。
また、表示装置11に設けたブザーなどの報知部81を作動させて洗浄が終了したことを示す音を発生させる(S29)。なお、報知部81による音の発生は、所定時間行う(例えば、5秒、S30)。そして、所定時間が経過すると、表示装置11の表示部70に運転前の状態である表示を行う。即ち、炊飯機1を洗浄動作前の状態に戻す(S31)。
そのため、制御部16においては、自動洗浄が行われた回数をカウントしていき、自動洗浄の回数が各清掃箇所における清掃周期に達したときに清掃表示を行うようにしてもよい。即ち、図11に示した清掃表示における制御部16の動作において、自動洗浄を行った日数が洗米タンク20の清掃周期(30日)に達したとき、洗米タンク20は清掃周期であると判定して、洗米タンク20の清掃表示を行っても良い。
上記の説明では、清掃箇所(洗米タンク)において実運転数が運転回数に達している場合、又は、清掃箇所(洗米タンク)において清掃周期に達している場合に清掃表示を行うようにしているが、図14に示す変形例では、清掃箇所(洗米タンク)において実運転数が運転回数に達している場合であっても、実運転数のカウントを開始してからの日数が清掃周期に比べて大きいときは、清掃箇所の清掃表示を少なくとも1回は、省略しようというものである。
図15に示すように、制御部16は、清掃周期設定部86により設定した清掃箇所(洗米タンク)の清掃周期を読み込む(S40)。また、清掃表示設定部85により設定した洗米タンク20の運転回数を読み込む(S41)。
そして、制御部16は、経過日数が清掃周期設定部86により設定した洗米タンクの清掃周期よりも大であるか否かを判定する(S44)。経過日数が清掃周期よりも大であれば(S44、Yes)、制御部16は、清掃表示の省略を示すフラグが記憶されているか否かを判定する(S45)。制御部16は、清掃表示の省略を示すフラグが記憶されていなければ(S45、No)、洗米タンク20における実運転数を零にリセットし(S46)、清掃表示の省略を示すフラグを記憶する(S47)。そして、制御部16における処理を、S42に戻す。
清掃周期よりも大である場合は、S45からS47の処理により分かるように、清掃表示の処理に進まず、清掃表示を省略するものとなっている。
つまり、図15に示すような制御部16の制御によって、実運転数が清掃表示設定部85により設定された運転回数になったときにでも実運転数のカウントを開始してからの日数が清掃周期よりも大であるときは、少なくとも1回は、清掃表示を省略する。
一方、制御部16は、清掃表示の省略を示すフラグが記憶されていて1度は清掃表示の省略が行われた場合(S45、Yes)は、清掃表示の省略を示すフラグを消去し(S48)、洗米タンク20における清掃表示を行う(S49)。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上記の実施形態では、清掃箇所は複数箇所とされているが、清掃箇所は1箇所であってもよい。
3 洗米装置
16 制御部
85 清掃表示設定部
86 清掃周期設定部
87 清掃表示指令部
Claims (3)
- 清掃が必要な清掃箇所が定められた洗米装置において、
前記清掃箇所に対して清掃を促す清掃表示を行うための運転回数をそれぞれ設定する清掃表示設定部と、前記清掃箇所の清掃周期を設定する清掃周期設定部と、実運転数が前記清掃表示設定部により設定された運転回数になったとき、又は、前記清掃周期設定部に設定した清掃周期になったときに、清掃箇所に対して清掃表示を行う清掃表示指令部を備えていることを特徴とする洗米装置。 - 前記清掃表示指令部は、実運転数が前記清掃表示設定部により設定された運転回数になっていない場合にも前記清掃周期設定部に設定した清掃周期になったときは、清掃表示を行うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の洗米装置。
- 清掃が必要な清掃箇所が定められた洗米装置において、
前記清掃箇所に対して清掃を促す清掃表示を行うための運転回数をそれぞれ設定する清掃表示設定部と、実運転数が前記清掃表示設定部により設定された運転回数になったときに清掃箇所に対して清掃表示を行う清掃表示指令部と、前記清掃箇所の清掃周期を設定する清掃周期設定部と、清掃箇所を洗浄する洗浄手段とを備え、
前記清掃表示指令部は、実運転数が前記清掃表示設定部により設定された運転回数になったときに、実運転数のカウントを開始してからの日数が清掃周期よりも大であるときは、清掃表示を省略するように構成されていることを特徴とする洗米装置。
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