JP2002273240A - 洗米装置 - Google Patents

洗米装置

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JP2002273240A
JP2002273240A JP2001086288A JP2001086288A JP2002273240A JP 2002273240 A JP2002273240 A JP 2002273240A JP 2001086288 A JP2001086288 A JP 2001086288A JP 2001086288 A JP2001086288 A JP 2001086288A JP 2002273240 A JP2002273240 A JP 2002273240A
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Yoshihisa Matsumoto
好央 松本
Keiichi Mihira
恵一 三平
Akio Matsui
昭男 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米を均一に洗うことができるようにする。 【解決手段】 下方先細り状の洗米槽20の下部に排米
口21を設け、該排米口21を開閉する排米弁22を設
け、洗米槽20の上部から槽内へ給水する給水手段23
を設け、洗米槽20内で米を撹拌して洗う撹拌手段24
を設け、洗米槽20内の下部へ水を供給する流体供給手
段40を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗米槽内に投入さ
れた米を自動的に洗う洗米装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、下方先細り状の漏斗部を有し
た洗米槽と、この洗米槽の下端に形成した排米口を開閉
する排米弁と、洗米槽の上部から水を供給する給水手段
と、攪拌棒を上下軸心回りに回転することによって米を
攪拌して洗う攪拌手段とを備えた洗米装置が、特開平1
0−192136号公報等により公知である。上記洗米
装置では、計量した米を洗米槽に投入し、給水手段によ
り水を供給しながら攪拌棒で米を攪拌することによって
洗米し、その後、給水手段からの水で水加減をし、排米
弁を開くことにより米と水加減水とを排米口から排出す
る。
【0003】排出された米及び水は、洗米装置の下方に
セットした炊飯器に投入され、続けて炊飯作業が行われ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の工程のうち洗米
工程では、攪拌棒は上下軸回りに回転するだけであるの
で米の上下の入れ替わりがほとんどなされず、一方、給
水手段は洗米槽の上部から給水するため、槽上部の米は
比較的きれいな水で洗われるが、槽下部の米は上から流
下した糠等を含む水で洗われるものとなっていた。その
ため、洗米槽の上と下とで洗い上がりが異なることとな
り、効率の良い洗米を行い難かった。また、上記攪拌棒
は強制的に米をかき混ぜるものであるため、米と攪拌棒
との摩擦抵抗が大きく、砕米を生じる可能性が高かっ
た。
【0005】他方、洗米工程の終わりには、洗米槽内の
水面に浮かんだ糠やゴミ等を取り除くため、給水手段か
ら水を供給することによって水嵩を増し、洗米槽の上部
に形成したオーバーフロー口から水とともに糠等を排出
させる動作を行う場合がある。この際、給水手段から吹
き付けられた水により水面の糠等が乱れて再び米等に混
ざる恐れがあり、適切にオーバーフロー口から排出でき
ないという課題があった。
【0006】洗米工程が終了した後には、通常、米の炊
きあがりを良くするために洗米槽内でザル上げ工程や浸
漬工程が行われる。このザル上げ工程等の間、米は水分
を吸収して膨張し、槽内の米の密度が増すことになる。
また、洗米作業と炊飯作業を繰り返し行っている場合、
排米のときに前の炊飯作業が終わっていなかったり炊飯
器が適正にセットされていないと、排米するまでにタイ
ムラグが生じ、このタイムラグの間にも米が水分を吸収
し、上記と同様の現象が生じる。
【0007】かかる現象により、特に、下方先細り状と
された洗米槽の下部では米の詰まりが生じ易く、排米弁
を開放しときにスムーズに米が排出されず、残米が生じ
やすくなるという不都合があった。また、残米が生じる
と水加減が狂うため、米の炊きあがりが悪化するという
問題も生じていた。かかる残米を防止するために、攪拌
手段を作動させながら排米することも行われているが、
この攪拌をあまり長く行うと上記と同様の砕米が発生す
るという弊害を伴うものであった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、洗米効率の向上、砕米の防止、また、排米の
際の残米防止等を図ることができる洗米装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、洗米槽の下部に排米口を設け、該排米口
を開閉する排米弁を設け、洗米槽の上部から槽内へ給水
する給水手段を設け、洗米槽内で米を撹拌する撹拌手段
を設けている自動洗米装置において、前記洗米槽内の下
部へ流体を供給する流体供給手段を備えていることを特
徴としている。
【0010】この場合、流体供給手段は、流体として水
又は空気を供給する構成とすることができる。洗米工程
において、流体供給手段により水を供給してやれば洗米
槽の下部の米をきれいな水で洗うことができるため、給
水手段による上部からの給水と併せて洗米槽全体として
均一に効率良く米を洗うことができ、炊飯後のご飯の食
味も向上する。また、洗米工程において、流体供給手段
より水又は空気を供給することで、その周囲の米に動き
を生じさせることができるため、攪拌手段との摩擦を低
減して砕米等を防止することが可能となる。
【0011】特に、洗米槽の下部では米の密度が高まる
ため、当該槽下部に対する水又は空気の供給によって米
と攪拌手段との摩擦を低減することが、砕米を防止する
うえで極めて有効なものとなる。洗米工程の終わりに、
洗米槽上部に形成したオーバーフロー口から水面に浮か
んだ糠等を排出するような場合には、給水手段の給水を
停止し、流体供給手段から水を供給してやれば、米に混
ざり合った糠等を上方へ浮上させることができ、水面に
浮かんだ糠等を乱すことなくオーバーフロー口から排出
できるようになる。
【0012】排米の際に、流体供給手段より水又は空気
を供給すれば、米の排出を促すことができ、残米を防止
することができる。なお、予め洗米槽内で水加減をし、
米と水加減水とを一緒に排出する場合には、流体供給手
段により空気を供給すれば水加減が狂うこともない。前
記撹拌手段は、上下方向の軸心回りに回転する回転軸
と、該回転軸に対して放射状に且つ上下方向に伸びるよ
うに設けられた筒状の部材よりなる撹拌体とを有し、前
記流体供給手段は、前記撹拌体の筒内を流体の流通路と
して該撹拌体の下部から流体を供給する構成とすること
ができる。
【0013】この場合、流体の供給口が攪拌体とともに
回転軸の軸心回りに回転運動するため、洗米槽内の周方
向に万遍なく流体を供給することができ、洗米効率や砕
米の防止機能、また、排米時における米の排出促進がよ
り一層向上されるものとなる。また、前記撹拌手段は、
上下方向の軸心回りに回転する筒状の回転軸と、この回
転軸に設けられた撹拌体とを有し、前記流体供給手段
は、前記回転軸の筒内を流体の流通路として該回転軸の
下端から流体を供給する構成する構成とすることができ
る。
【0014】上記各構成の場合、従来から用いられてい
た回転軸や攪拌体を利用して流通路を形成することがで
きるため、洗米槽の下部に流体の流通配管を新たに配設
したり、槽内に供給口を形成する等の必要性が低くな
り、流体供給手段を備えることによる構造の複雑化やコ
スト増を抑制することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態にかか
る洗米装置1を採用した自動炊飯装置2を示しており、
この自動炊飯装置2は、メインフレーム3に対して、貯
米装置4と、洗米装置1と、炊飯装置5とを上下方向に
並設して備えたものとなっている。貯米装置4は、箱型
のケース体6の内部に貯米庫7を備え、該貯米庫7の下
部に内部の米を計量して排出する計量器8を備えてい
る。ケース体6の前部には操作パネル9が設けられ、こ
の操作パネル9の裏面側に自動炊飯装置2の動作制御を
行う制御部が設けられている。
【0016】炊飯装置5は、メインフレーム3下部の引
出し自在な架台10上に搭載されており、ガス式、電気
式等のコンロ部11と、該コンロ部11上に設けられた
外釜12と、該外釜12に装着された内釜13と、該内
釜13を施蓋する蓋体14とを備え、蓋体14の中央に
は、開閉自在なシャッターが設けられていて、洗米装置
1から投入された米等を内釜13内に受け入れ可能であ
る。洗米装置1は、上部が円筒形とされ、下部が下方先
細り状(倒立円錐形)の漏斗部とされた洗米槽20と、
該洗米槽20の下端に形成した排米口21を開閉する排
米弁22とを備え、更に、図1にも示すように、洗米槽
20内に上側から給水する給水手段23と、洗米槽20
内で米を攪拌する攪拌手段24と、洗米槽20の下部へ
流体を供給する流体供給手段40とを備えている。
【0017】洗米槽20の下部には、排水ジャケット2
5が設けられ、この排水ジャケット25内には、糠分や
水を通過させるが米を通過させない網やパンチングメタ
ル等の濾体26が設けられ、排水ジャケット25には、
排水管27を介して排水ボックス28が接続されてい
る。洗米槽20内の水は、濾体26を通過して排水ジャ
ケット25から排水管27、排水ボックス28を経て外
部へ排出可能であり、排水ボックス28内には排水管2
7を開閉する開閉弁が内蔵されている。
【0018】洗米槽20の上部側面には、オーバーフロ
ー口29が形成され、該オーバーフロー口29には上下
方向の排水管30の上部が接続され、該排水管30の下
端が排水ボックス28に接続されている。したがって、
洗米槽20内の水がオーバーフロー口29まで達する
と、該オーバーフロー口29から排水管30、排水ボッ
クス28を経て外部へ排出される。前記給水手段23
は、洗米槽20の上部に設けられたノズル、シャワー等
の給水器32を備え、該給水器32は、給水管33を介
して水道、貯水タンク等の圧力水源に接続されている。
給水管33には電磁弁等の開閉弁が適宜設けられるよう
になっている。
【0019】排米弁22は円錐形状に形成され、その上
端部が操作軸35の下端に連結されている。操作軸35
は、洗米槽20の中心に上下方向に配設され、上端が洗
米槽20から突出してカム、クランク機構、モータ等を
有する駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によ
って上下動されるようになっている。この操作軸35の
上下動によって排米弁22が昇降し、上昇したときに排
米口21を閉じ、下降したときに排米口21を開放す
る。図3には、排米弁22周辺の詳細が示されており、
排水ジャケット25の下部であって排米口21の周囲に
は、ゴム等の弾性材料よりなるシール部材45が設けら
れている。このシール部材45は、排米弁22の外周上
面に当接することにより、閉弁時に米や水が漏れ出ない
ようにするものである。
【0020】更に、図3(b)に示すように、シール部
材45の内周部には段部46を介して2つの角部47が
上下に形成され、各角部47が共に排米弁22に線接触
するようになっている。したがって、排米弁22とシー
ル部材45の一方の角部47との間に米が挟まった場合
であっても、他方の角部47は接触した状態に維持され
るため、確実にシールが施され、水漏れが生じないよう
に配慮されている。また、他の例として示す図3(c)
には、シール部材45の内周を、排米弁22の傾斜に略
沿った傾斜面48に形成し、該傾斜面48と排米弁22
の上面とを面接触させるようにしたものを示しており、
この場合も、シール部材45と排米弁22との間に米が
挟まったとしても、その周囲で傾斜面48を排米弁22
に当接させることが可能となるために、確実にシールが
施されるものとなっている。
【0021】攪拌手段24は、洗米槽20の上部に上下
軸心回りに回転自在に支持された回転軸37と、該回転
軸37に取りつけられた攪拌体39とを有する。回転軸
37は、筒形状に形成されていて、筒内部に前記操作軸
35を上下摺動自在で相対回転自在に挿通している。ま
た、回転軸37は、ベベルギヤ機構、モータ等を有する
駆動機構(図示略)に接続され、該駆動機構によって軸
心回りに回転する。攪拌体39は、パイプ材等によって
筒状に形成され、回転軸37に対して放射状に複数本設
けられている。また、概略的に示す図1において、水平
方向に配設された第1部材39aと、該第1部材39a
の外端部から下方に屈曲し、洗米槽20の内壁に略沿っ
て上下方向に配設された第2部材39bとを有し、第1
部材39aの内端部が回転軸37に固着され、第2部材
39bの下端は自由端とされて操作軸35と間隔があけ
られている。
【0022】また、第2部材39bの下部は、洗米槽2
0の漏斗部に沿って斜め内下方へ指向し、その下端が排
米弁22に向けられている。前記流体供給手段40は、
流体の供給源として、給水手段23と同様に水道、タン
ク等の圧力水源を利用しており、洗米槽20までの供給
路として、前記給水管32から分岐した供給管41と、
該供給管41に接続された回転軸37と、該回転軸37
に取りつけた攪拌体39とを利用している。すなわち、
回転軸37の筒内と攪拌体39の筒内とは相互に連通さ
れており、供給管41から回転軸37の筒内(回転軸3
7と操作軸35との間)を経て攪拌体39の筒内に流体
が送給され、攪拌体39の下端が流体の供給口42とさ
れていて、該供給口42から、洗米槽20の下部へ流体
が吐出されるようになっている。
【0023】なお、回転軸37と操作軸35との間に
は、供給口42以外の水の漏出を防止するため適宜位置
にシール部材が設けられる。また、供給管41には電磁
弁等の開閉弁が適宜設けられるようになっている。以
下、上記構成の自動炊飯装置2について一連の動作を概
説する。まず、操作パネル9によって所望の炊飯量、水
加減、浸漬時間、蒸らし時間、炊き上がり時間等のデー
タを入力したのち、動作をスタートする。すると、貯米
装置4における計量器8が作動して所望量の米を計量
し、洗米槽20に投入する。その後、洗米槽20では、
洗米工程が開始し、攪拌手段24が作動するとともに給
水手段23及び流体供給手段40から給水され、米をか
き混ぜながら水洗いする。排水ジャケット25からは同
時に濁水が排出される。
【0024】この際、流体供給手段40により攪拌体3
9の下端からも水を供給することによって、洗米槽20
の上部だけでなく下部の米もきれいな水で洗うことがで
き、全体として均一に効率良く米を洗うことができるよ
うになっている。また、攪拌体39の下端から水を供給
することで、その近傍の米に対して動きを生じさせるこ
とができ、これによって攪拌体39との摩擦抵抗を小さ
くして砕米を防止できるものとなっている。かかる水洗
動作を所定時間行ったのち給水を停止し、攪拌手段24
により攪拌することで研米動作が行われる。この研米動
作と前記水洗動作とは交互に繰り返し行われるようにな
っている。
【0025】その後、排水ジャケット25からの排水を
停止し、洗米槽20内に水を供給することにより濁水を
オーバーフロー口29から排出させる(オーバーフロー
動作)。このオーバーフロー動作においては、供給手段
23から水を供給することも可能であるが、流体供給手
段40により洗米槽20の下部へ水を供給することで、
米に付着した糠等を好適に上方へ浮上させることがで
き、また、水面に浮かんだ糠等が供給された水によって
乱されることがないためにオーバーフロー口29から好
適に排出することができ、米をきれいに洗い上げること
が可能となる。
【0026】上記の洗米工程が終了すると、洗米槽20
内の水が排水ジャケット25から全部排水される。その
後、所定のザル上げ工程を経て給水手段23又は流体供
給手段40により水加減がなされ、排米弁22の開放に
より米と水加減水とが炊飯装置4の内釜13に投入さ
れ、炊飯工程に移行する。この排米の際に、流体供給手
段40から水加減水の一部を供給するようにすれば、そ
の供給された水の勢いによって排米が促進され、残米が
防止されるようになる。特に、流体供給手段40の供給
口42が排米弁22に向けられているため、該排米弁2
2の上に載った米を好適に洗い流すことが可能となる。
【0027】上記実施形態において、流体供給手段40
は、水ではなく空気(圧縮空気)を供給する構成とする
ことができる。この場合、給水手段23と攪拌体39に
よる洗米中に、攪拌体39の下端から空気を吐出するこ
とで、その近傍の米に動きを生じさせることができ、攪
拌体39との摩擦抵抗を低減して砕米を防止することが
できるようになる。また、洗米終了後の排米の際にも、
攪拌体39の下端から空気を吐出することによって排米
が促進されるようになり、残米防止効果が図れるように
なる。
【0028】なお、空気を供給する場合には、回転軸3
7をエア配管を介して送風機等に接続する構成とすれば
よい。図4は、本発明の第2実施形態を示すものであ
る。本実施形態では、流体供給手段40の流通路として
攪拌体39を利用せず、回転軸37を洗米槽20の下部
に至るまで下方延長し、その下端を供給口42として流
体を吐出する構成となっている。本実施形態において
も、回転軸37の下端から水又は空気を供給することに
より、同様の作用効果を奏するものとなる。
【0029】なお、本実施形態では、攪拌体39を筒状
ではなく中実棒状に形成することができ、また攪拌体3
9を羽根板状に形成してもよい。上記第1、第2実施形
態では、従来から用いられていた回転軸37や攪拌体3
9を利用してこれらを流体の流通路又は供給口42とす
ることができるため、流体供給手段40を設けるにあた
って構造の複雑化やコスト増等を極力抑制することが可
能となっている。ただし、洗米槽20に対して新たに流
通路となる配管をし、新たに供給口を形成することも可
能である。
【0030】本発明は、上記実施形態に限ることなく適
宜設計変更可能である。例えば、流体供給手段40とし
て水を供給する場合、供給管41を直接的に圧力水源に
接続する構成としてもよい。また、供給口42に噴霧ノ
ズル等を設けてもよい。上記実施形態では、自動炊飯装
置2の一構成として洗米装置1を採用しているが、単独
の装置として構成してもよい。上記実施形態では、流体
供給手段40は、洗米工程における水洗動作、オーバー
フロー動作、排米動作のいずれにも利用されているが、
これらの1つ又は2つの動作のみに利用するものであっ
てもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
洗米の際に流体供給手段から水を供給した場合には、給
水手段とともに米を全体的にきれいな水で洗うことがで
き、洗米効率が向上する。また、流体供給手段から水又
は空気を供給した場合には、その周辺の米に動きを生じ
させることができ、攪拌手段との摩擦抵抗を低減して砕
米を防止することができる。
【0032】また、排米の際に流体供給手段により水又
は空気を供給した場合には、米の排出を促進でき、残米
を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる洗米装置の概略
正面図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる洗米装置を自動炊飯
装置に採用した場合の全体正面図である。
【図3】(a)は排米弁周辺の拡大正面断面図、(b)
は(a)のA部拡大図、(c)はA部に相当する他の例
の拡大図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる洗米装置の概略
正面図である。
【符号の説明】
1 洗米装置 20 洗米槽 21 排米口 22 排米弁 23 給水手段 24 攪拌手段 37 回転軸 39 攪拌体 40 流体供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 昭男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 4B053 AA01 BA17 BB01 BE06 BE13 BL20 4B054 AA23 AB20 AC02 CC03 CC13 CD03 CE05 CG09 4B055 BA56 EA02 4D043 AA04 BC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗米槽(20)の下部に排米口(21)
    を設け、該排米口(21)を開閉する排米弁(22)を
    設け、洗米槽(20)の上部から槽内へ給水する給水手
    段(23)を設け、洗米槽(20)内で米を撹拌する撹
    拌手段(24)を設けている洗米装置において、 前記洗米槽(20)内の下部へ流体を供給する流体供給
    手段(40)を備えていることを特徴とする洗米装置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段(24)は、上下方向の軸
    心回りに回転する回転軸(37)と、該回転軸(37)
    に対して放射状に且つ上下方向に伸びるように設けられ
    た筒状の部材よりなる撹拌体(39)とを有し、前記流
    体供給手段(40)は、前記撹拌体(39)の筒内を流
    体の流通路として該撹拌体(39)の下部から流体を供
    給するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の洗米装置。
  3. 【請求項3】 前記撹拌手段(24)は、上下方向の軸
    心回りに回転する筒状の回転軸(37)と、この回転軸
    (37)に設けられた撹拌体(39)とを有し、前記流
    体供給手段(40)は、前記回転軸(37)の筒内を流
    体の流通路として該回転軸(37)の下端から流体を供
    給するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の洗米装置。
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