JP2000350654A - 穀類洗浄装置 - Google Patents

穀類洗浄装置

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JP2000350654A
JP2000350654A JP11163767A JP16376799A JP2000350654A JP 2000350654 A JP2000350654 A JP 2000350654A JP 11163767 A JP11163767 A JP 11163767A JP 16376799 A JP16376799 A JP 16376799A JP 2000350654 A JP2000350654 A JP 2000350654A
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JP
Japan
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water
rice
cleaning tank
tank
electric motor
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Pending
Application number
JP11163767A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Masanori Inoue
正典 井上
Shoichi Shibata
昭一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄時に、洗浄タンクの上部に固定したノズル
から水をタンク内に排出する構成としているが、洗浄タ
ンクの上部略全体に亘って散水できず、そのため、内壁
に付着した糠などの異物が残留し、これが腐敗して発生
する悪臭の原因になり易い。 【解決手段】電動モ−タ1の回転動力により回転可能に
設けた撹拌体19を有する洗浄装置2を洗浄タンク3に
内装し、該洗浄タンク3の上部に給水時に散水方向を自
動変更可能なノズル4を複数個設けたことを特徴とする
穀類洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、計量した米等の
穀類を洗浄する穀類洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄時に、洗浄タンクの上部に固定した
ノズルから水をタンク内に排出する構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記手段で
は、洗浄タンクの上部略全体に亘って散水できず、その
ため、内壁に付着した糠などの異物が残留し、これが腐
敗して発生する悪臭の原因になり易い。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
洗浄における課題を解決する穀類洗浄装置を提供するも
のであって、つぎのような技術的手段を講じた。すなわ
ち、電動モ−タ1の回転動力により回転可能に設けた洗
浄装置2を洗浄タンク3に内装し、該洗浄タンク3の上
部に給水時に散水方向を自動変更可能なノズル4を設け
たことを特徴とする穀類洗浄装置とする。
【0005】
【作用】まず、計量された米は洗浄タンク3に供給さ
れ、そして、給水源から送られ、ノズル4から放出され
た水と電動モ−タ1から出力された回転動力により回転
する洗浄装置2によって洗浄される。この洗浄時におい
て、ノズル4は水によって放出方向を自動変更して洗浄
タンク3の内壁に向けて散水する。
【0006】
【効果】洗浄タンク内壁に付着する糠やゴミなどの異物
を除去できるので、腐敗による悪臭の防止やご飯の食味
の低下を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。まず、その構成について
説明すると、自動炊飯装置5はフレ−ム6に貯米部7と
洗浄部8と炊飯部9とを上側から順次配設し、この炊飯
部9を前後方向に移動可能に設けている。
【0008】そして、この貯米部7は上下両端を開口し
かつ下端部を細く形成したホッパ10、後述する洗浄タ
ンク3とを連通する連通路に外面の一部に受け孔11を
有し回転可能に設けている円筒形の給米体12とを備え
ている。なお、該給米体12はモ−タ(図示せず)の駆
動により回転する構成としている。洗浄部8は下部を細
く形成し且つ中間部から下方にかけて二重壁に形成して
内側の壁13に通常の大きさの米が通過しない程度の大
きさの孔14を多数設けてなる中空の洗浄タンク3と、
該洗浄タンク3に内装した洗浄装置2と、洗浄タンク3
の下端部に着脱自在に取り付けたジャケット15の排米
口16を開閉する投下弁17等を備えている。
【0009】また、該洗浄装置2は縦方向に軸芯を有す
る中空の撹拌軸18と、基部を撹拌軸18に取付けた横
方向に軸芯を有する棒状体の中間部を下方に折り曲げた
撹拌体19と、撹拌軸18の内部に挿通している投下弁
軸20等を具備している。なお、該撹拌体19は撹拌軸
18の上下両端部に横方向に対抗させて設けると共に一
方を他方よりも下向きに長く形成しており、さらに、側
面視において、下向き部の軸芯を撹拌軸18に対して交
叉するように設けている。
【0010】ノズル4は洗浄タンク3の上部に複数個
(実施例では約120度おきの3等配に配置して3個設
けているが、2個以下又は4個以上でも良い)設けてお
り、電磁弁35を設け且つ給水源と連通する給水管36
の先端部に設けており、この給水管36を通して送られ
てくる水圧により横方向に回動し洗浄タンク3の中間部
から上部にかけて略全域に散水し得る構成としている。
また、中間部に電磁弁37を有し、給水源と連通する他
の給水管38の先端は二重壁の空間部39に連通してい
る。
【0011】電動モ−タ1は天板21にステ−を介して
固定しており、モ−タ軸22の軸端部に取り付けたギヤ
23を前記撹拌軸18の上端部に設けたギヤ24に噛み
合わせている。なお、このギヤ24と撹拌軸18との間
にはワンウエイクラッチ25を設けており、逆方向にお
いてはフリ−になる構成としている。26はホッパ10
を覆うケ−ス27の前壁に着脱自在に設けた操作パネル
であって、炊飯量を設定する計量スイッチ、洗い方、水
加減、浸漬時間等を設定するスイッチ、手動操作による
投下スイッチ、排水、リセットなどの各種スイッチを配
置したスイッチ部、釜数や炊飯作業状態などを表示する
表示具を有する表示部を設けている。
【0012】ジャケット15の中間部側壁に排水口28
を設け、ソレノイド29により作動する作動機構30を
介して開閉する排水口開閉弁31を設けている。炊飯部
9は加熱手段をガス、電気等としており、外釜32、内
釜33、内釜33を開閉する蓋34等を有する炊飯器4
0を備えている。なお、自動炊飯装置5の各作業は図示
していないが、前記スイッチ部の入力に関連してマイク
ロコンピュ−タに管理し自動制御を行なう構成としてい
る。
【0013】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、作業者は操作パネル26のスイッチ部の各スイッチ
を操作して炊飯条件を設定し、スタ−トスイッチを入り
にすると、インタ−フェイス(図示せず)を介して作業
条件を取り込んだ入力マイクロコンピュ−タの演算制御
部(以下「CPU」と呼ぶ)は、出力インタ−フェイス
(図示せず)を介してモ−タに制御信号を出力する。こ
れに関連して、起動した給米体12は回転してホッパ1
0に貯留している米を洗浄タンク3に供給開始する。そ
して、給米体12の回転数が所定回転数になると、CP
Uからの停止信号によりモ−タは駆動を停止する。
【0014】そして、CPUは電磁弁35,37に
「開」信号を出力し、電動モ−タ1に正転の起動指令信
号を出力するので、これに関連して、給水源からの水は
給水管36を通って各ノズル4に入り、他の給水管38
の先端からは二重壁の空間部39を介してタンク内に入
る。これにより、上側からは、水圧によって横方向に回
転する各ノズル4から洗浄タンク3の内壁及び内部に散
水(上側給水)され、下側からは給水管38から壁13
の孔14を介してタンク内に給水(下側給水)される。
下側給水のとき、タンク内壁の略全周から孔14を介し
て給水することができるので、給水時間を短くでき作業
能率の向上を図れる。
【0015】さらに、電動モ−タ1の回転動力をモ−タ
軸22びギヤ23からギヤ24に伝動してワンウエイク
ラッチ25を介して撹拌軸18を回転し、これに関連し
て、撹拌体19は回転してタンク内に供給した水及び米
を撹拌し洗浄する。この洗浄作業によって、生じた汚水
は洗浄タンク15からジャケット18の排水口35を通
って機外に排出される。洗浄作業を終えると、ソレノイ
ド36への通電の解除により電磁弁35,37が閉じる
と共に、電動モ−タ1の駆動を停止するので、給水と撹
拌を停止する。
【0016】このとき、ノズル4は横方向に回転しなが
ら散水するので、洗浄タンク3の内壁に糠やゴミなどの
異物の除去効果を高め得る。また、米の洗浄時に、撹拌
体19は米を下方に押しつける作用が働くので、押しつ
けられた米は壁13の孔14の抵抗を受ける。したがっ
て、米の表面にある糠の分離が向上し、洗浄性能を高め
得る。
【0017】洗浄タンク3の汚水が排水されると(実施
例では時間で管理している)、電磁弁35,37が開
き、励磁したソレノイド29が作動機構30を介して排
水口開閉弁31を移動して排水口28を閉じるので、送
られてきた水は給水管36のノズル4から洗浄タンク3
に供給され、他の給水管38から壁13の孔14を介し
て供給されて洗浄タンク3に貯留される。そして、所定
時間になると、ソレノイド29への通電を解除して電磁
弁35,37を閉じ、給水作業を終了する。
【0018】つぎに、CPUから起動指令信号を受けた
投下弁用電動モ−タは起動してギヤ、カム(図示せず)
等を作動し、これに関連して、投下弁軸20及び投下弁
17は洗浄タンク3に貯留している米及び炊飯用の水の
重量によって下降して排米口16を開放する。米と炊飯
用の水が落下するとき、タンク内に水流が生じるが、撹
拌軸18は電動モ−タ1の回転方向によって回転する方
向とは逆方向に回転する場合はフリ−になっているの
で、水流によってこれと同方向に回転する。したがっ
て、撹拌軸18が落下時に洗浄タンク内にあっても、米
と水の落下を円滑に行なうことができ、タンク内の残留
を防止し得る。
【0019】そして、洗浄タンク3の米と水は落下して
下方の炊飯部9の炊飯器40に収容され、その後炊飯さ
れる。なお、米の洗浄後に炊飯用の清水を洗浄タンク1
5に貯留する、いわゆる水加減作業が必要がある。従
来、供給した清水を洗浄タンクに設けた排水用の孔から
オ−バ−フロ−させ、この位置を基準に一定時間排水し
て水量を設定することにより効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動炊飯装置の正面図。
【図2】一部切除した自動炊飯装置の側面図。
【図3】タンクの側断面図。
【図4】洗浄装置の側面図。
【図5】洗浄装置の平面図。
【図6】一部切除した撹拌装置の側断面図。
【符号の説明】
1 電動モ−タ 2 洗浄装置 3 洗浄タンク 4 ノズル
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA48 AB02 AB43 BA12 BB04 BB43 BB92 CB01 CB23 CD24 CD42 CD43 4B054 AA02 AA16 AB01 AC02 CC13 CC19 CE05 CE15 4B055 AA07 BA56 CA75 CD58 EA02 EA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モ−タ1の回転動力により回転可能
    に設けた洗浄装置2を洗浄タンク3に内装し、該洗浄タ
    ンク3の上部に給水時に散水方向を自動変更可能なノズ
    ル4を設けたことを特徴とする穀類洗浄装置。
JP11163767A 1999-06-10 1999-06-10 穀類洗浄装置 Pending JP2000350654A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038123A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Kubota Corp 洗米装置
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CN110976397A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 魏齐英 一种颗粒物淘洗净化装置

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